JP5449118B2 - 透過型放射線管、放射線発生装置および放射線撮影装置 - Google Patents
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Description
前記外囲器の内部に配置された電子放出源と、
前記電子放出源から放出された電子の照射により放射線を発生するターゲット部とからなる透過型放射線管であって、
前記ターゲット部は、ダイヤモンドの透過基板と、前記透過基板の表面に配置されたターゲットとからなり、
さらに、前記ターゲットを囲み、前記開口部内に配置されているとともに、一部が前記外囲器の外部に突出した遮蔽体を有し、
前記遮蔽体は、前記ターゲットから放出された放射線の一部を遮ることを特徴とする透過型放射線管を提供するものである。
また、本発明は、上記本発明の透過型放射線管を内部に収納した収納容器と、前記収納容器と前記透過型放射線管との間に満たされた冷却媒体とを有し、前記遮蔽体の前記外囲器の外部に突出している部分が、前記冷却媒体に接していることを特徴とする放射線発生装置、及び、上記本発明の放射線発生装置と、該放射線発生装置から放出され、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出器と、前記放射線発生装置と前記放射線検出器とを制御する制御部とを備えることを特徴とする放射線撮影装置を提供するものでもある。
まず、図1を用いて本発明の第1の実施形態について説明する。図1(a)は本実施形態の放射線発生装置の模式図であり、図1(b)は図1(a)におけるターゲット周辺部を拡大して表した模式図である。本実施形態の放射線発生装置は、透過型放射線管10を備えており、この透過型放射線管10は収納容器1の内部に収納されている。この収納容器1の内部に透過型放射線管10を収納した余空間には冷却媒体8が充填されている。収納容器1の内部には、本実施形態のように不図示の回路基板および絶縁トランス等から構成される電圧制御部3(電圧制御手段)を設けても良い。電圧制御部3を設けた場合、例えば透過型放射線管10に端子4、5、6、7を介して電圧制御部3から電圧信号が印加され放射線の発生を制御することができる。
次に、図2を用いて本発明の放射線発生装置を用いた放射線撮影装置について説明する。図2は本実施形態の放射線撮影装置の構成図である。本実施形態の放射線撮影装置は、放射線発生装置30、放射線検出器31、信号処理部32、装置制御部33および表示部34を備えている。放射線発生装置30としては、例えば第1の実施形態の放射線発生装置が好適に用いられる。放射線検出器31は信号処理部32を介して装置制御部33に接続され、装置制御部33は表示部34および電圧制御部3に接続されている。
Claims (10)
- 開口部を有する外囲器と、
前記外囲器の内部に配置された電子放出源と、
前記電子放出源から放出された電子の照射により放射線を発生するターゲット部とからなる透過型放射線管であって、
前記ターゲット部は、ダイヤモンドの透過基板と、前記透過基板の表面に配置されたターゲットとからなり、
さらに、前記ターゲットを囲み、前記開口部内に配置されているとともに、一部が前記外囲器の外部に突出した遮蔽体を有し、
前記遮蔽体は、前記ターゲットから放出された放射線の一部を遮ることを特徴とする透過型放射線管。 - 前記遮蔽体は、前記ターゲットから前記電子放出源側に散乱した放射線を遮蔽することを特徴とする請求項1記載の透過型放射線管。
- 前記遮蔽体は、前記ターゲット部に対して前記電子放出源側に配置された第1の遮蔽体と、前記ターゲット部に対して第1の遮蔽体と対向する側に配置された第2の遮蔽体とからなり、
前記第1の遮蔽体は、前記外囲器の内部において前記第1の遮蔽体により形成された第1の通路を有し、
前記第2の遮蔽体は、前記外囲器の外部において前記第2の遮蔽体により形成された第2の通路を有し、
前記電子放出源から放出された電子は、前記第1の通路を通って前記ターゲット部に照射され、
前記ターゲット部から放出された放射線は、前記第2の通路を通って前記外囲器の外部に放射されることを特徴とする請求項1に記載の透過型放射線管。 - 前記第2の通路の開口径が、外側に向かって、徐々に大きくなっていることを特徴とする請求項3に記載の透過型放射線管。
- 前記第1の通路の開口の中心と前記第2の通路の開口の中心とが同一直線上に配置されるように、前記第1の遮蔽体と前記第2の遮蔽体とが配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の透過型放射線管。
- 前記ターゲットは、タングステンからなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の透過型放射線管。
- 請求項1に記載の透過型放射線管を内部に収納した収納容器と、
前記収納容器と前記透過型放射線管との間に満たされた冷却媒体とを有し、
前記遮蔽体の前記外囲器の外部に突出している部分が、前記冷却媒体に接していることを特徴とする放射線発生装置。 - 前記冷却媒体は電気絶縁油であることを特徴とする請求項7に記載の放射線発生装置。
- 前記ターゲット部の電圧を+(Va−α)[V]、前記電子放出源の電圧を−α[V]、(ただし、Va>α>0)に、それぞれ設定する電圧制御手段を更に有することを特徴とする請求項7に記載の放射線発生装置。
- 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の放射線発生装置と、該放射線発生装置から放出され、被検体を透過した放射線を検出する放射線検出器と、前記放射線発生装置と前記放射線検出器とを制御する制御部とを備えることを特徴とする放射線撮影装置。
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