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JP5335202B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メカニカルシャッターと電子シャッターとを併用した撮影制御技術に関するものである。
一眼レフタイプのデジタルカメラには、先幕と後幕を持つメカニカルなフォーカルプレーンシャッター(以下、メカニカルシャッター)が組み込まれ、通常撮影時には上記先幕と後幕により露光時間を制限する。また、メカニカルシャッターと電子シャッターとを併用して撮像動作を行うものが提案されている。メカニカルシャッターと電子シャッターとを併用した機構では、上記後幕にメカニカルシャッターを使用し、後幕の走行に先行して、撮像素子の画素の電荷蓄積開始走査を行うことにより撮影が行われる。
CMOSセンサを用いた撮像素子では、画素毎、或いは、複数画素からなる撮像領域毎に画素のリセット(画素の蓄積電荷量をゼロにする走査)を行う。その後、画素毎或いは領域毎にそれぞれ所定の時間を経過してから信号読み出しの走査を行うことで電子シャッターを実現できる。即ち、このような撮像素子の電荷蓄積開始走査では、例えば走査ライン毎に各画素のリセットが行われ、電荷蓄積が開始されることになる(以下、このような電荷蓄積開始走査をリセット走査と称する)。その後、メカニカルシャッターの後幕によって撮像素子が遮光された後、各画素の素子に蓄積された電荷を読み出す走査が行われる。従って、このリセット走査の走査パターンは、後幕のメカニカルシャッターの走行特性に合わせたものとなっている。
特開平11−41523号公報(段落番号0044〜0050、図1〜図3等)
一般に、一眼レフタイプのデジタルカメラは撮影レンズの交換が可能であり、装着された撮影レンズによって焦点距離や射出瞳距離(撮像面からレンズの瞳位置までの距離)が変化する。そして、メカニカルシャッターと電子シャッターとを併用した場合、電子シャッターは撮像面で機能する一方、メカニカルシャッターは撮像面から光軸方向に離れて配置される。このため、上記焦点距離や射出瞳距離等によってメカニカルシャッターによる撮像面の遮光位置が変化し、特にリセット走査からメカニカルシャッターによる遮光までの時間が短い場合に、撮影レンズの条件によってシャッター走査方向に露出ムラが発生する。
ここで、撮影レンズの条件とは、瞳位置情報の有無、シフトレンズか否か、シフトレンズや防振レンズのシフト量、レンズに瞳位置を変更するアダプタが付属しているか否か、エクステンションチューブが装着されているか否か、等である。これらの要因によっても、メカニカルシャッターの後幕による撮像面の遮光位置が変化するため、上述したようなシャッター走査方向の露光ムラが発生することになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、メカニカルシャッターと電子シャッターを併用した場合に、レンズの条件に起因するシャッター走査方向の露光ムラを低減する技術を実現することである。
上述した課題を解決するために、本発明に係わる撮像装置は、レンズユニットを介して撮像面に被写体像を受光して電荷として蓄積する撮像素子と、前記撮像面を遮光するように走行するメカニカルシャッターと、前記撮像面の撮像領域毎に順次、電荷の蓄積を開始する走査を行う走査手段と、前記電荷の蓄積を開始する走査と前記メカニカルシャッターの走行とを制御することによりシャッタースピードを制御する制御手段と、前記レンズユニットに関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により前記レンズユニットの瞳位置に関する情報が取得できない場合、前記取得手段により前記レンズユニットの瞳位置に関する情報が取得できた場合よりも前記シャッタースピードの設定可能な最高秒時を前記レンズユニットの瞳位置に関する情報以外の情報に応じて決定された最高秒時よりも遅くなる方向に変更する変更手段と、を有する。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、レンズユニットを介して撮像面に被写体像を受光して電荷として蓄積する撮像素子と、前記撮像面を遮光するように走行するメカニカルシャッターと、前記撮像面の撮像領域毎に順次、電荷の蓄積を開始する走査を行う走査手段と、前記電荷の蓄積を開始する走査と前記メカニカルシャッターの走行とを制御することによりシャッタースピードを制御する制御手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、前記レンズユニットに関する情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにおいて前記レンズユニットの瞳位置に関する情報が取得できない場合、前記取得ステップにおいて前記レンズユニットの瞳位置に関する情報が取得できた場合よりも前記シャッタースピードの設定可能な最高秒時を前記レンズユニットの瞳位置に関する情報以外の情報に応じて決定された最高秒時よりも遅くなる方向に変更する変更ステップと、を有する。
本発明によれば、メカニカルシャッターと電子シャッターを併用した場合に、レンズの条件に起因するシャッター走査方向の露光ムラを低減する技術を実現することができる。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
[撮像装置の構成(図1)]
図1は、本発明に係る実施形態の撮像装置のブロック図である。
図1において、本実施形態の撮像装置は、例えばデジタルスチルカメラであり、1はカメラ本体である。
2は被写体の光学像を受光して光電変換するCMOSセンサ等からなる撮像素子である。
3は画像処理回路であり、撮像素子2からの電荷信号或いは画像メモリ4からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。画像処理回路3は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
4は画像メモリであり、画像処理回路3からのデータが書き込まれる。
5はカメラ本体1全体を制御するCPU等の演算処理回路からなるカメラ制御回路である。
6は、撮像素子2及び画像処理回路3にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路である。
7は、シャッター14のレリーズ操作を行うためのレリーズ装置であり、不図示のシャッターボタンの操作途中(半押し)でスイッチSW1がONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理等の動作開始を指示する。また、レリーズ装置7は、不図示のシャッターボタンの操作完了(全押し)でSW2がONとなり、撮像素子2から読み出した電荷信号を画像処理回路3に出力する。
8は、撮影した画像データを格納するためのハードディスク等の外部記憶装置であり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
9は、焦点距離情報からフォーカス位置の調整を行うAF装置である。
10は、被写体の測光情報から露出調整を行うAE装置である。
11は、カメラ制御回路5でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示パネル等からなる外部表示装置である。
12は、ファインダー観察状態では撮影光路内に斜設され、撮影状態では撮影光路外に退避するミラーをアップ又はダウンさせるためのミラー駆動回路である。
13はシャッター14を駆動するシャッター駆動回路である。
14はレンズ本体50から撮像素子2に入射する光束を制御するための先幕と後幕を持つメカニカルシャッターであり、通常撮影時にはメカニカルシャッター14の後幕と電子シャッターを併用して撮像動作を行う。即ち、撮像素子2のリセット走査とメカニカルシャッター14の後幕の走行とを制御することにより電子先幕とメカ後幕とを実現する。また、後述する電子先幕からメカニカルシャッター14への切替時には、メカニカルシャッター14の先幕と後幕により露光時間を制限するものである。
レンズ本体50はカメラ本体1に対して着脱可能に装着され、通信線や電源からなるコネクタによりカメラ本体1に対して電気的に接続されている。
51は撮影レンズであり、フォーカスレンズ群やズームレンズ群からなる。図1では各レンズ群を便宜上1枚のレンズで記述したが、実際には多数のレンズにより複雑なレンズ群の組み合わせで構成されている。
52は撮影時の光量を調整するための絞りである。
53は後述するフォーカス駆動や絞り駆動等を制御すると共に、カメラ制御回路5と通信するCPU等の演算処理回路からなるレンズ制御回路である。
54は、レンズ制御回路53からの指令に基づき、レンズを光軸方向に駆動するレンズ駆動回路である。
55は、レンズ制御回路53からの指令に基づき、絞り52を駆動する絞り駆動回路である。
[撮影動作(図1)]
次に、図1を参照して、カメラ本体1とレンズ本体50の動作について説明する。
レリーズ装置7のSW1がONされると、カメラ制御回路5はAF装置9にAF処理の指示を出力し、AE装置10にはAE処理の指示を出力する。
AF装置9は、現在のデフォーカス状態を判定し、カメラ制御回路5はデフォーカス状態から焦点距離情報を演算し、レンズ本体50のレンズ制御回路53へ出力する。レンズ制御回路53は、カメラ制御回路5から得た焦点距離情報に基づき、レンズ駆動回路54に制御指令を出力し、撮影レンズ51を駆動し焦点位置を合わせる。
AE装置10は、現在の被写体の明るさを測光し、カメラ制御回路5は測光結果から測光情報を演算し、カメラの設定に従った露光時間と絞り値を決定する。
上記AF処理及びAE処理が終了し、レリーズ装置7のSW2がONされたならば、カメラ制御回路5は、レンズ制御回路53に制御指令を出力し、絞り駆動回路55はレンズ制御回路53の指令に従って絞り52を所定値に駆動する。
次に、カメラ制御回路5は、ミラー駆動回路12に制御指令を出力し、不図示のミラーを観察状態から撮影状態へ移動させる。
次に、カメラ制御回路5はシャッター制御回路13とタイミング制御回路6へそれぞれ制御指令を出力し、撮像素子2の電荷蓄積を開始する走査とメカニカルシャッター14の走行を制御することにより電子先幕とメカ後幕として機能させながら撮像を行う。
撮像素子2に蓄積された電荷は順次画像処理回路3に読み出し画像処理が施され、画像メモリ4へ書き込まれる。
画像メモリ4に一旦保存された画像データは、外部記憶装置8へ転送され、記録される。
[電子先幕とメカ後幕の動作]
図2は、撮像素子とメカニカルシャッターの後幕とを光軸方向に沿ってレンズ側から見た図であり、レリーズ装置7により撮影が開始された後の電子先幕のリセット走査とメカ後幕の走行が行われている状態を示している。
図2において、矢印20は、電子先幕のリセット走査の走査方向(電子先幕の走行方向)と、メカ後幕の走行方向をそれぞれ示しており、レンズ本体50を介して撮像素子2の撮像面に被写体像が結像する。21は、撮像素子2の撮像面、15はメカニカルシャッター14のメカ後幕である。図2では、メカ後幕15が撮像面21の一部の領域を遮光している状態が示されている。2aは、撮像素子2におけるリセット走査を行っているライン(リセットライン)を示す。
上記リセット走査はリセットライン2a上の画素の蓄積電荷量をゼロにするものであり、リセットライン2aは電子先幕の先端に相当する。
リセットライン2aとメカ後幕15の先端部15aとの間のスリットによって形成される領域22は、撮像素子2において露光による電荷蓄積が行われている撮像領域(電荷蓄積領域)である。電荷蓄積領域22は電子先幕とメカ後幕の走行に従って、矢印20の方向へ移動していくことになる。撮像素子2の画素において、リセットライン2aが通過してから、つまりリセット走査が開始されてから、メカ後幕15によって遮光状態となるまでの時間が、当該画素の露光による電荷蓄積時間となる。リセットライン2aが矢印20の方向へ走行して各ラインの電荷蓄積が開始されるので、電荷蓄積の開始タイミングは撮像素子2のライン毎に異なる。
[瞳位置と露光時間との関係]
次に、図3及び図4を参照して、レンズ本体50の瞳位置に応じて露光時間が変化する理由について説明する。
図3及び図4は、撮影レンズの瞳位置、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。
図3及び図4において、502は焦点距離が長く、射出瞳距離が長い状態のレンズを示し、501は焦点距離が短く、射出瞳距離が短い状態のレンズをそれぞれ示している。また、16はシャッター地板、17はシャッター羽根押さえである。
図3は撮影動作における最高秒時を用いたシャッターの開き始めの状態を示しており、スリット幅A1は、射出瞳距離の短いレンズ501の光束がメカ後幕15によって遮光されるライン15aとリセットライン2aとによって形成される領域の幅を示している。また、スリット幅B1は、射出瞳距離が長いレンズ502の光束がメカ後幕15によって遮光されるライン15aとリセットライン2aとによって形成される領域の幅を示している。
図3に示すタイミングでは、スリット幅A1がスリット幅B1よりも大きいため、電子先幕及びメカ後幕を同じ条件で駆動すると、スリット幅B1の領域におけるレンズ501を用いた露光時間はレンズ502を用いた露光時間より長くなる。従って、レンズ501で露出が適正となるように電子先幕のリセット走査の走査パターンが設定されていた場合、シャッターの開き出しにおいては、レンズ502で撮影されたときの露出がアンダーとなってしまう。
図4は撮影動作後半(撮影終了間近)の状態を示しており、スリット幅A2は、焦点距離が短く、射出瞳距離の短いレンズ501の光束がメカ後幕15によって遮光されるライン15aとリセットライン2aとによって形成される領域の幅を示している。また、スリット幅B2は、焦点距離が長く、射出瞳距離が短いレンズ502の光束がメカ後幕15の15aによって遮光されるライン15aとリセットライン2aとによって形成される領域の幅を示している。
図4に示すタイミングでは、図3に示したシャッターの開き始めの状態とは逆に、スリット幅B2がスリット幅A2よりも大きい。このため、電子先幕及びメカ後幕を同じ条件で駆動する場合、スリット幅A2の領域におけるレンズ501を用いた露光時間はレンズ502を用いた露光時間より短くなる。従って、レンズ501で露出が適正となるように電子先幕のリセット走査の走査パターンが設定されていた場合、レンズ502で撮影されたときの露出がオーバーになってしまう。
以上述べた理由により瞳位置の差によって最適な電子先幕のリセット走査のタイミングは変化する。
次に、図5及び図6を参照して、上述した露出ムラを低減するために露光時間を長くする、つまりシャッタースピードを遅くする場合について説明する。
図5及び図6において、図3及び図4と同じ部材には同一符号を付して示している。
先ず、図5において、射出瞳距離が短いレンズ501に対応するスリット幅A1’は、図3のスリット幅A1と比較して約2倍の大きさとする。ここで、射出瞳距離が長いレンズ502に対応するスリット幅B1’はスリット幅A1’よりも短いものの、図3のスリット幅A1とB1の差と比較すると極めて小さな差となっている。
同様に、図6において、射出瞳距離が短いレンズ501に対応するスリット幅A2’は図4のスリット幅A2と比較して約2倍の大きさとする。ここで、射出瞳距離が長いレンズ502に対応するスリット幅B2’はスリット幅A2’よりも短いものの、図4のスリット幅A2とB2の差と比較すると極めて小さな差となっている。
即ち、シャッタースピードを遅くしていくことにより、瞳位置の差による露出ムラの状態が緩和されていくことがわかる。また、シャッタースピードに対する誤差量は1/2乗に比例して減少し、つまりシャッターの最高秒時を1段遅くすれば誤差量は1/2、2段遅くすれば1/4に減少することになる。
図3及び図4は最高秒時の状態であるので、最高秒時から2段遅くすることで、全てのレンズで略瞳位置の誤差を吸収できることになる。これは、シャッタースピードが1/2000秒程度まで遅くなれば、レンズ毎の瞳位置によるスリット幅の差が無視できる程度の差になるからである。
[動作フロー(第1の実施形態)]
次に、図7のフローを参照して、第1の実施形態によるレンズの条件に応じたシャッターの最高秒時の変更処理について説明する。
図7において、処理が開始されると、カメラ制御回路5は、レンズ本体50からレンズに関する情報を取得する(S1)。ここで、カメラ制御回路5は、レンズ本体50のレンズ制御回路53と通信を行い、カメラ本体1に装着されたレンズ本体50の必要な情報が送受信される。
次に、カメラ制御回路5は、S1で取得したレンズ情報からレンズの条件を判定する(S2)。S2において、レンズ本体50が通常のレンズならば、撮影シーケンスへ移行する(S3)。ここでは、カメラ制御回路5は、S1で取得したレンズ情報に合わせて最適な電子先幕の走行特性を設定する。
また、カメラ制御回路5は、S2において、レンズの瞳位置に関する情報が無い若しくは瞳位置に関する情報が不明の場合、最適な電子先幕の走行特性が得られないため、他のレンズの条件に応じて最適なシャッタースピードの最高秒時を決定する(S4)。具体的には、シャッタースピードの最高秒時を2段程度遅くする。即ち、1/8000秒が最高秒時であるならば、1/2000秒程度まで遅くなる方向に変更する。これにより、図5及び図6で説明したように、露出ムラの少ない適正な画像を得ることが可能となる。
次に、カメラ制御回路5は、S4で決定した最高秒時に設定を変更し、撮影シーケンスに移行する(S3)。
尚、S2では、レンズの瞳位置に関する情報の有無の他、レンズの瞳位置を変更するための手段の有無やエクステンションチューブの有無に応じて判定しても良い。
[動作フロー(第2の実施形態)]
次に、図8のフローを参照して、第2の実施形態によるレンズの条件に応じたシャッターの切替処理について説明する。
図8において、図7と同一の処理には同一の符号を付して示している。
第1の実施形態と異なる点は、S2でレンズ本体50が通常のレンズでない場合に、電子先幕からメカニカルシャッターの先幕に切り替えるところである。メカニカルシャッターは電子先幕のような誤差を持たないので、適正な露出の画像を得ることが可能となる。
[シフトレンズのシフト量と露光時間との関係]
次に、図9及び10を参照して、シフトレンズのシフト量に応じて露光時間が変化する理由について説明する。
図9及び図10は、シフトレンズのシフト量、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図であり、図3及び図4と同一の部材には同一の符号を付して示している。
図中、601はシフトレンズのシフト無しの状態を表し、601’はシフトレンズが大きくシフトした状態を表している。
図9は撮影動作における最高秒時を用いたシャッターの開き始めの状態を示している。スリット幅C1は、シフト量ゼロのレンズ601の光束がメカ後幕15によって遮光されるライン15aとリセットライン2aとによって形成される領域の幅を示している。また、スリット幅D1は、シフトを大きくしたレンズ601’の光束がメカ後幕15によって遮光されるライン15aとリセットライン2aとによって形成される領域の幅を示している。
図9に示すタイミングでは、スリット幅C1がスリット幅D1よりも大きい。このため、電子先幕及びメカ後幕を同じ条件で駆動する場合、スリット幅D1の領域において、シフトゼロのレンズ601を用いた露光時間はシフト量が大のレンズ601’を用いた露光時間より長くなる。従って、シフト量ゼロのレンズ601で適正露光が得られるように電子先幕のリセット走査の走査パターンが設定されていた場合、シャッターの開き出しにおいては、シフト量が大のレンズ601’で撮影されたとき、露出がアンダーなってしまう。
また、図10は撮影動作後半(撮影終了間近)の状態を示し、スリット幅C2は、シフト量ゼロのレンズ601の光束がメカ後幕15の遮光されるライン15aとリセットライン2aとによって形成される領域の幅を示している。また、スリット幅B2は、シフト量を大きくしたレンズ601’の光束がメカ後幕15によって遮光されるライン15aとリセットライン2aとによって形成される領域の幅を示している。
図10に示すタイミングでは、図9に示したシャッターの開き始めの状態と同様に、スリット幅D2がスリット幅C2よりも小さい。このため、電子先幕及びメカ後幕を同じ条件で駆動する場合、スリット幅D1の領域において、シフトゼロのレンズ601を用いた場合の露光時間はシフト量が大のレンズ601’を用いた場合の露光時間より長くなる。従って、シフト量ゼロのレンズ601で適正露光が得られるように電子先幕のリセット走査の走査パターンが設定されていた場合、シャッターの開き出しにおいては、シフト量が大のレンズ601’で撮影されたとき、露出がアンダーとなってしまう。
次に、図11及び図12を参照して、上述した露出ムラを低減するために露光時間を長くする、つまりシャッタースピードを遅くする場合について説明する。
図11及び図12において、図9及び図10と同じ部材には同一符号を付して示している。
先ず、図11において、シフト量ゼロのレンズ601に対応するスリット幅C1’が図9のスリット幅C1と比較して約2倍の長さとする。ここで、シフト量が大のレンズ601’に対応するスリット幅D1’はシフト量ゼロのスリット幅C1’よりも短いものの、図9のスリット幅C1及びD1の差と比較すると極めて小さな差となっている。
同様に、図12において、シフト量ゼロのレンズ601に対応するスリット幅C2’が図10のスリット幅C2と比較して約2倍の長さとする。ここで、シフト量が大のレンズ601’に対応するスリット幅D2’はシフト量ゼロのスリット幅C2’よりも短いものの、図10のスリット幅C2及びD2の差と比較すると極めて小さな差となっている。
このように、シフトレンズの場合にも、図5及び図6で説明した場合と同様に、シャッタースピードを遅くしていくことにより、瞳位置の差による露出ムラの状態が緩和されることがわかる。
[動作フロー(第3の実施形態)]
図13のフローを参照して、第3の実施形態によるレンズの条件に応じたシャッタースピードの最高秒時の変更処理について説明する。
図13において、図7と同一の処理には同一の符号を付して示している。
第3の実施形態では、S32でレンズ本体50がシフトレンズならば、カメラ制御回路5はレンズ本体50からシフト量を取得する(S33)。
次に、カメラ制御回路5は、S33で取得したシフト量から最適なシャッターの最高秒時を演算する(S34)。ここでは、シフト量の大きさに応じてシャッターの最高秒時を遅くなる方向に変更する。
次に、カメラ制御回路5は、S34で演算された最高秒時に設定を変更し、撮影シーケンス(S3)に移行する(S35)。
上記第3の実施形態によれば、シフトレンズが装着されている場合はシフト量から最適なシャッターの最高秒時を決定し設定可能であるので、電子先幕にてシフトレンズを使用した場合でも適正な露出の画像を得ることが可能となる。
[動作フロー(第4の実施形態)]
次に、図14のフローを参照して、第4の実施形態によるレンズの条件に応じたシャッターの切替処理について説明する。
図14において、図13と同一の処理には同一の符号を付して示している。
第3の実施形態と異なる点は、S32でレンズ本体50がシフトレンズで且つシフト量が所定値以上ならば、電子先幕からメカニカルシャッターの先幕に切り替える一方、S44でシフト量が所定値未満ならば、電子先幕を維持するところである。メカニカルシャッターは電子先幕のような誤差を持たないので、シフト量が所定値以上の場合にメカニカルシャッターの先幕に切り替えることで、シフトレンズが装着された場合であっても、適正な露出の画像を得ることが可能となる。
尚、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを格納した記憶媒体(又は記録媒体)をカメラに供給ことによっても達成されることは言うまでもない。この場合、カメラのコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体からプログラムコードを読み出して実行することによって達成される。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図5、図6の各フローチャートの処理を実行する制御プログラムや各種テーブルが格納されることになる。これらのプログラムコードは、例えば、アップデート可能なファームウェアとしても提供可能である。
本発明に係る実施形態の撮像装置のブロック図である。 撮像素子とメカニカルシャッターの後幕とを光軸方向に沿ってレンズ側から見た図である。 撮影レンズの瞳位置、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。 撮影レンズの瞳位置、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。 撮影レンズの瞳位置、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。 撮影レンズの瞳位置、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。 第1の実施形態によるレンズの条件に応じた露光時間の変更処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるレンズの条件に応じたシャッターの切替処理を示すフローチャートである。 シフトレンズのシフト量、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。 シフトレンズのシフト量、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。 シフトレンズのシフト量、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。 シフトレンズのシフト量、電子先幕、及びメカ後幕の関係を示す図である。 第3の実施形態によるレンズの条件に応じた露光時間の変更処理を示すフローチャートである。 第4の実施形態によるレンズの条件に応じたシャッターの切替処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 カメラ本体
2 撮像素子
3 画像処理回路
4 画像メモリ
5 カメラ制御回路
6 タイミング制御回路
7 レリーズ装置
8 外部記憶装置
9 AF装置
10 AE装置
11 外部表示装置
12 ミラー駆動回路
13 シャッター駆動回路
14 メカニカルシャッター
15 メカ後幕
16 シャッター地板
17 シャッター羽根押さえ
21 撮像面
22 電荷蓄積領域
50 レンズ本体
51 撮影レンズ
52 絞り
53 レンズ制御回路
54 レンズ駆動回路
55 絞り駆動回路

Claims (2)

  1. レンズユニットを介して撮像面に被写体像を受光して電荷として蓄積する撮像素子と、
    前記撮像面を遮光するように走行するメカニカルシャッターと、
    前記撮像面の撮像領域毎に順次、電荷の蓄積を開始する走査を行う走査手段と、
    前記電荷の蓄積を開始する走査と前記メカニカルシャッターの走行とを制御することによりシャッタースピードを制御する制御手段と、
    前記レンズユニットに関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記レンズユニットの瞳位置に関する情報が取得できない場合、前記取得手段により前記レンズユニットの瞳位置に関する情報が取得できた場合よりも前記シャッタースピードの設定可能な最高秒時を前記レンズユニットの瞳位置に関する情報以外の情報に応じて決定された最高秒時よりも遅くなる方向に変更する変更手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. レンズユニットを介して撮像面に被写体像を受光して電荷として蓄積する撮像素子と、
    前記撮像面を遮光するように走行するメカニカルシャッターと、
    前記撮像面の撮像領域毎に順次、電荷の蓄積を開始する走査を行う走査手段と、
    前記電荷の蓄積を開始する走査と前記メカニカルシャッターの走行とを制御することによりシャッタースピードを制御する制御手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記レンズユニットに関する情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて前記レンズユニットの瞳位置に関する情報が取得できない場合、前記取得ステップにおいて前記レンズユニットの瞳位置に関する情報が取得できた場合よりも前記シャッタースピードの設定可能な最高秒時を前記レンズユニットの瞳位置に関する情報以外の情報に応じて決定された最高秒時よりも遅くなる方向に変更する変更ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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