JP5305473B2 - エラーコード出力装置及びエラーコード出力方法 - Google Patents
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Description
・CPUの認識、初期化。
・CPU/CHIP SET IF(CPU/Chip set interface) 初期化。
・CHIPSET(制御回路)の初期化。
・メモリの初期化。
・各IF(interface)の初期化(USB(Universal serial bus)、PCI(Peripheral Component Interface)等)。
・接続デバイス(PCI等)のサーチ及び初期化。
・Displayの初期化。
・メモリテスト。
・補助記憶装置(ブートデバイス)のサーチ及び認識。
・補助記憶装置からのOSブート。
・CPUの認識、初期化(省略不可)。
・CPU/CHIPSET IFの初期化(省略不可)。
・CHIPSET(制御回路)の初期化(一部省略及び固定値を設定)。
・制御回路に接続されるIFのうち起動するために必要な箇所のみ設定(また、アクセス速度を落とすことが可能な場合はアクセス速度を落とす)。
・メモリの初期化(通常はDIMM(Dual Inline Memory Module)へアクセスし最適なアクセス速度を設定するが、リカバリモードではサポートしている最も遅い速度を設定する(固定値)。DIMM認識のためのアクセスを行わない。
・各IFの初期化(USB、PCI等)(接続されているPCIデバイスの不良が想定されるため基本的には行わない)。但し、USB等のように動作速度を落としても動作するものに関しては動作速度を落とす。また、USB 2.0コントローラは使用せず、USB 1.1コントローラを使用する。外部接続デバイス(PCI等)のサーチ及び初期化(基本的には行わない)。
・Displayの初期化(省略不可)。(画面表示が行われない場合操作が行えないため実施する)。
・メモリテスト(省略)(メモリ不良で停止している可能性があるため)。
・補助記憶装置(ブートデバイス)のサーチ及び認識(ブートデバイスが予め固定化されている場合は省略し、最も遅い速度に設定する(固定値))。例えば、PATAのHDDが接続されている場合には、PIOモードで動作するように設定する。
・補助記憶装置からのOSブート(省略不可)。
稼働用BIOS(Basic Input Output System)の実行に伴うテストプログラムで発生したエラーコードを記憶するエラーコード記憶手段と、
前記エラーコード記憶手段に記憶されているエラーコードを出力するために必要な命令群しか含まないリカバリ用BIOSと、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生した時に、前記稼働用BIOSに替えて前記リカバリ用BIOSを利用してコンピュータを起動させる切替手段と、
を備え、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生してから、前記リカバリ用BIOSを利用して起動されたコンピュータは、少なくとも前記エラーコード記憶手段に記憶されているエラーコードを出力することを特徴とするエラーコード出力装置。
前記切替回路は、ハードウェアにより構成されることを特徴とするエラーコード出力装置。
前記エラーコードを出力する際に、これに対応するエラーメッセージも出力することを特徴とするエラーコード出力装置。
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生したことを、コンピュータの起動時に起動され、前記稼働用BIOSの終了部の命令で停止されるウォッチ・ドッグ・タイマがタイムアウトした回数に基づいて検出する手段を更に備えることを特徴とするエラーコード出力装置。
前記リカバリ用BIOSの起動時に画面表示に必要な内容を有するPOSTを実行することを特徴とするエラーコード出力装置。
前記リカバリ用BIOSから起動されたOSから起動された修復プログラムが、前記稼働用BIOSを修復することを特徴とするエラーコード出力装置。
稼働用BIOS(Basic Input Output System)の実行に伴うテストプログラムで発生したエラーコードを記憶するエラーコード記憶ステップと、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生した時に、前記稼働用BIOSに替えて、前記エラーコード記憶ステップで記憶したエラーコードを出力するために必要な命令群しか含まないリカバリ用BIOSを利用してコンピュータを起動させる切替ステップと、
を備え、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生してから、前記リカバリ用BIOSを利用して起動されたコンピュータは、少なくとも前記エラーコード記憶手段に記憶されているエラーコードを出力することを特徴とするエラーコード出力方法。
前記エラーコードを出力する際に、これに対応するエラーメッセージも出力することを特徴とするエラーコード出力方法。
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生したことを、コンピュータの起動時に起動され、前記稼働用BIOSの終了部の命令で停止されるウォッチ・ドッグ・タイマがタイムアウトした回数に基づいて検出するステップを更に備えることを特徴とするエラーコード出力方法。
前記リカバリ用BIOSの起動時に画面表示に必要な内容を有するPOSTを実行することを特徴とするエラーコード出力方法。
前記リカバリ用BIOSから起動されたOSから起動された修復プログラムが、前記稼働用BIOSを修復することを特徴とするエラーコード出力方法。
102 制御回路
103 RAM
104 稼働用BIOS ROM
105 補助記憶装置
106 BIOS ROMセレクタ回路
107 リカバリ用BIOS ROM
108 ウォッチ・ドッグ・タイマ
109 POST CODEデコード回路
110 RAM
Claims (7)
- 稼働用BIOS(Basic Input Output System)を利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生した後に、前記稼働用BIOSの実行に伴うテストプログラムで発生したエラーコードを出力するエラーコード出力装置であって、
前記稼働用BIOSの実行に伴うテストプログラムで発生したエラーコードを記憶するエラーコード記憶手段と、
前記エラーコード記憶手段に記憶されているエラーコードを出力するために必要な命令群しか含まないリカバリ用BIOSと、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生した時に、前記稼働用BIOSに替えて前記リカバリ用BIOSを利用してコンピュータを起動させる切替手段と、
を備え、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生してから、前記リカバリ用BIOSを利用して起動されたコンピュータは、少なくとも前記エラーコード記憶手段に記憶されているエラーコードを出力することを特徴とするエラーコード出力装置。 - 請求項1に記載のエラーコード出力装置であって、
前記切替手段は、ハードウェアにより構成されることを特徴とするエラーコード出力装置。 - 請求項1又は2に記載のエラーコード出力装置であって、
前記エラーコードを出力する際に、これに対応するエラーメッセージも出力することを特徴とするエラーコード出力装置。 - 請求項1乃至3の何れか1項に記載のエラーコード出力装置であって、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生したことを、コンピュータの起動時に起動され、前記稼働用BIOSの終了部の命令で停止されるウォッチ・ドッグ・タイマがタイムアウトした回数に基づいて検出する手段を更に備えることを特徴とするエラーコード出力装置。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載のエラーコード出力装置であって、
前記リカバリ用BIOSの起動時に画面表示に必要な内容を有するPOST(Power On Self Test)を実行することを特徴とするエラーコード出力装置。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載のエラーコード出力装置であって、
前記リカバリ用BIOSから起動されたOS(Operating System)から起動された修復プログラムが、前記稼働用BIOSを修復することを特徴とするエラーコード出力装置。 - 稼働用BIOS(Basic Input Output System)を利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生した後に、前記稼働用BIOSの実行に伴うテストプログラムで発生したエラーコードを出力するエラーコード出力方法であって、
稼働用BIOSの実行に伴うテストプログラムで発生したエラーコードを記憶するエラーコード記憶ステップと、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生した時に、前記稼働用BIOSに替えて、前記エラーコード記憶ステップで記憶したエラーコードを出力するために必要な命令群しか含まないリカバリ用BIOSを利用してコンピュータを起動させる切替ステップと、
を備え、
前記稼働用BIOSを利用してのコンピュータの起動不良が所定回数以上連続して発生してから、前記リカバリ用BIOSを利用してコンピュータが起動した後に、少なくとも前記エラーコード記憶ステップで記憶したエラーコードを出力することを特徴とするエラーコード出力方法。
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