JP5342718B2 - 金属表面処理剤、金属材料の表面処理方法及び表面処理金属材料 - Google Patents
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Description
また本発明で用いるカチオン性ウレタン樹脂(A)は水溶性のもの又は水系エマルジョン形態のものである。
シリル変性する際のシランカップリング剤の使用量としては特に制限はないが、ポリオール類(一部に(置換)アミノ基を有するポリオール又は窒素原子を主鎖中に有するポリオールを使用)と脂肪族、脂環式もしくは芳香族ポリイソシアネートとシランカップリング剤との合計質量を基準にして0.05〜10質量%であることが上記効果の発現上好ましく、0.5〜5質量%であることが上記効果の発現上より好ましい。シランカップリング剤を反応させる際の反応温度については特に制限はなく、例えば0〜50℃で反応を行えばよい。
本発明の金属表面処理剤及び表面処理方法は、冷延鋼板、炭素鋼板、ケイ素鋼板などの鋼板、メッキ鋼板、アルミニウム系金属材料に適している。メッキ鋼板は、例えば電気亜鉛メッキ、溶融亜鉛メッキ、55%アルミ亜鉛メッキ、5%アルミ亜鉛メッキ、アルミメッキ、鉄亜鉛メッキなどのメッキ処理が施された亜鉛含有メッキ鋼板を包含する。アルミニウム系金属材料は、純アルミニウム材、アルミニウム合金材、アルミニウムダイキャスト材等のアルミニウム又はアルミニウム合金を主成分とする金属材料を包含する。
本発明の金属表面処理剤は、金属材料に塗布され乾燥される工程において、金属材料表面と反応し密着性の良好な皮膜を形成すると共に樹脂成分が造膜し、優れた耐食性を素材に付与するものと考えられる。カチオン性フェノール系重縮合物(B)とジルコニウム化合物(C)は、処理剤塗布時又は加熱乾燥工程において、緻密な3次元構造を形成して造膜すると共に、金属表面と反応して固着する。この際に、前記金属表面処理剤中に酸成分(E)が含有されることにより、エッチング作用が高まり、より金属表面との反応性が高まることによって、より強固な皮膜が金属表面との界面に形成される。
また、シランカップリング剤(G)はそれが加水分解して生じるシラノール基が金属材料の表面に吸着(水素結合)して金属材料が腐食環境下に置かれたときにこれを不活性化し、また、形成される皮膜においてシランカップリング剤同士が反応してシロキサン結合を生じこれにより皮膜のバリアー性が向上することで、耐食性や耐アルカリ性を向上させる。
また、カチオン性ウレタン樹脂(A)とカチオン性フェノール系重縮合物(B)とを組合せ、かつ両者の比率を限定することで耐水性が改善され、皮膜が溶解し難くなり、耐アルカリ性の向上につながる。
耐黄変性(耐熱性)に関しては、カチオン性フェノール系重縮合物(B)は芳香環を有しているため、加熱により変色しやすい傾向があるが、カチオン性ウレタン樹脂(A)とカチオン性フェノール系重縮合物(B)との使用比率をカチオン性ウレタン樹脂(A)が同量以上となるようにすることで、耐食性、耐黒変性及び耐アルカリ性を維持しながら、耐黄変性を付与/向上させることができる。
I 電気亜鉛メッキ鋼板(板厚:0.8mm)
II 溶融亜鉛メッキ鋼板(板厚:0.8mm)
III 5%アルミ亜鉛メッキ鋼板(板厚:0.6mm)
IV 55%アルミ亜鉛メッキ鋼板(板厚:0.4mm)
(2−1)カチオン性ウレタン樹脂(A)
カチオン性ウレタン樹脂(A1)
ポリエーテルポリオール(合成成分:テトラメチレングリコール及びエチレングリコール、分子量1500)150質量部、トリメチロールプロパン6質量部、N−メチル−N,N−ジエタノールアミン24質量部、イソホロンジイソシアネート94質量部及びメチルエチルケトン135質量部を反応容器に入れ、70〜75℃に保ちながら1時間反応させてウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器にジメチル硫酸15質量部を入れ、50〜60℃で30〜60分間反応させて、カチオン性ウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器に水576質量部を入れ、混合物を均一に乳化させた後、メチルエチルケトンを回収して水溶性のカチオン性ウレタン樹脂(A1)を得た。
ポリエステルポリオール(合成成分:イソフタル酸、アジピン酸及び1,6−へキサンジオール、エチレングリコール、分子量1700)135質量部、トリメチロールプロパン5質量部、N−メチル−N,N−ジエタノールアミン22質量部、イソホロンジイソシアネート86質量部及びメチルエチルケトン120質量部を反応容器に入れ、70〜75℃に保ちながら1時間反応させてウレタンプレポリマーを生成させた。該反応容器にジメチル硫酸17質量部を入れ、50〜60℃で30〜60分間反応させてカチオン性ウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器に水615質量部を入れ、混合物を均一に乳化させた後、メチルエチルケトンを回収して水溶性のカチオン性ウレタン樹脂(A2)を得た。
ポリカーボネートポリオール(合成成分:1.6−ヘキサンカーボネートジオール、エチレングリコール、分子量2000)130質量部、トリメチロールプロパン4質量部、N−メチル−N,N−ジエタノールアミン21質量部、イソホロンジイソシアネート75質量部及びメチルエチルケトン115質量部を反応容器に入れ、70〜75℃に保ちながら1時間反応をさせてウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器にジメチル硫酸22質量部を入れ、50〜60℃で30〜60分間反応させてカチオン性ウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器に水633質量部を入れ、混合物を均一に乳化させた後、メチルエチルケトンを回収して水溶性のカチオン性ポリウレタン樹脂(A3)を得た。
ポリエステルポリオール(合成成分:イソフタル酸、アジピン酸、1,6−ヘキサンジオール及びエチレングリコール、分子量2000)135質量部、トリメチロールプロパン5質量部、N−メチル−N,N−ジエタノールアミン22質量部、イソホロンジイソシアネート86質量部、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン1質量部及びメチルエチルケトン120質量部を反応容器に入れ、70〜75℃に保ちながら1時間反応をさせてウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器にジメチル硫酸17質量部を入れ、50〜60℃で30〜60分間反応させてカチオン性ウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器に水615質量部を入れ、混合物を均一に乳化させた後、メチルエチルケトンを回収してシリル変性した、水溶性のカチオン性ポリウレタン樹脂(A4)を得た。
ポリカーボネートポリオール(合成成分:1,3−ジオキソラン−2−オン及び1,6−ヘキサンジオール、分子量1700)150質量部、トリメチロールプロパン6質量部、N−メチル−N,N−ジエタノールアミン24質量部、イソホロンジイソシアネート94質量部、N−(β−アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン2質量部及びメチルエチルケトン135質量部を反応容器に入れ、70〜75℃に保ちながら1時間反応をさせてウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器にジメチル硫酸15質量部を入れ、50〜60℃で30〜60分間反応させてカチオン性ウレタンプレポリマーを生成させた。ついで該反応容器に水576質量部を入れ、混合物を均一に乳化させた後、メチルエチルケトンを回収してシリル変性した、水溶性のカチオン性ポリウレタン樹脂(A5)を得た。
カチオン性フェノール系重縮合物(B1)
還流冷却機を備えた1000mLのフラスコ内に、ビスフェノールA1モル(228g)及び触媒としてp−トルエンスルホン酸0.3gを仕込み、内部温度を100℃まで上げ、ホルムアルデヒド水溶液0.85モル(69g)を1時間かけて添加し、100℃で2時間還流下に反応させた。その後、反応容器を水冷静置し、上層に分離する水層の濁りがなくなってから、デカンテーションして水層を除去し、さらに170〜175℃になるまで加熱攪拌して、未反応分及び水分を除去した。
次に、100℃まで温度を下げ、ブチルセロソルブ234gを添加して重縮合物を完全に溶解させた後、純水234gを加え、系内の温度が50℃まで下がったところで、ジエタノールアミン1モル(75g)を添加し、これにホルムアルデヒド水溶液1モル(81.1g)を50℃で約1時間かけて滴下した。さらに、80℃まで温度を上げ、約3時間攪拌しながら反応を続けカチオン性フェノール系重縮合物(B1)を得た。
還流冷却機を備えた1000mLのフラスコ内に、フェノール1モル(96g)及び触媒としてp−トルエンスルホン酸0.3gを仕込み、内部温度を100℃まで上げ、ホルムアルデヒド水溶液0.7モル(56.8g)を1時間かけて添加し、100℃で2時間還流下に反応させた。その後、反応容器を水冷静置し、上層に分離する水層の濁りがなくなってから、デカンテーションして水層を除去し、さらに170〜175℃になるまで加熱攪拌して、未反応分及び水分を除去した。
次に、100℃まで温度を下げ、ブチルセロソルブ234gを添加して重縮合物を完全に溶解させた後、純水234gを加え、系内の温度が50℃まで下がったところで、N−メチルプロパノールアミン1モル(89g)を添加し、これにホルムアルデヒド水溶液0.7モル(56.8g)を50℃で約1時間かけて滴下した。さらに、80℃まで温度を上げ、約3時間攪拌しながら反応を続けカチオン性フェノール系重縮合物(B2)を得た。
還流冷却機を備えた1000mLのフラスコ内に、O−クレゾール1モル(108g)及び触媒としてp−トルエンスルホン酸0.3gを仕込み、内部温度を100℃まで上げ、ホルムアルデヒド水溶液0.85モル(69g)を1時間かけて添加し、100℃で2時間還流下に反応させた。その後、反応容器を水冷静置し、上層に分離する水層の濁りがなくなってから、デカンテーションして水層を除去し、さらに170〜175℃になるまで加熱攪拌して、未反応分及び水分を除去した。
次に、100℃まで温度を下げ、ブチルセロソルブ234gを添加して重縮合物を完全に溶解させた後、純水234gを加え、系内の温度が50℃まで下がったところで、N,N−ジエチルエタノールアミン1モル(117g)を添加し、これにホルムアルデヒド水溶液1モル(81.1g)を50℃で約1時間かけて滴下した。さらに、80℃まで温度を上げ、約3時間攪拌しながら反応を続けカチオン性フェノール系重縮合物(B3)を得た。
C1:炭酸ジルコニウムアンモニウム
C2:ヘキサフルオロジルコニウム酸
D1:酸化リチウム
D2:硝酸マグネシウム
D3:酸化マグネシウム
D4:アルミニウムアセチルアセトネート
D5:フッ化カルシウム
D6:硝酸コバルト
D7:硝酸ニッケル
D8:炭酸ニッケル
D9:硝酸ストロンチウム
D10:酸化モリブデン
D11:メタタングステン酸アンモニウム
D12:酸化セリウム
D13:酸化亜鉛
D14:亜鉛アセチルアセトネート
D15:炭酸マンガン
D16:酸化マンガン
E1:フッ化水素酸
E2:リン酸
E3:硝酸
E4:クエン酸
E5:シュウ酸
(2−6)バナジウム化合物(F)
F1:メタバナジン酸アンモニウム
F2:バナジウムアセチルアセトネート
F3:リン酸バナジウム
F4:オキシ硫酸バナジウム
G1:ビニルトリメトキシシラン
G2:γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
G3:N−(β−アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン
G4:γ−アミノプロピルトリエトキシシラン
(3−1)脱脂
日本パーカライジング(株)製アルカリ脱脂剤パルクリーン364S(20g/L建浴、60℃、10秒スプレー、スプレー圧0.5kg/cm2)で素材を脱脂した後、スプレー水洗を10秒行った。
(3−2)塗布及び乾燥
I:固形分濃度10質量%に調整した金属表面処理剤(媒体:水)を乾燥質量が700mg/m2になるようにバーコート塗布し、80℃(PMT:到達板温)で乾燥した。
II:固形分濃度16質量%に調整した金属表面処理剤(媒体:水)を乾燥質量が1000mg/m2になるようにバーコート塗布し、150℃(PMT)で乾燥した。
以下の評価において、□以上は実用性があると解される。
(4−1)耐食性
実施例、比較例において作製した処理板試料について、無加工(平面部)、NTカッターで素地到達までクロスカットしたもの(クロスカット部)、エリクセン7mm押し出し加工したもの(加工部)について、耐食性試験を行った。評価方法は次の通りである。
(平面部)塩水噴霧試験法JIS−Z−2371に基づき塩水噴霧360時間後の白錆発生面積を求め評価した。
評価基準:白錆発生面積
◎1%未満、○1%以上〜5%未満、□5%以上〜10%未満、△10%以上〜30%未満、×30%以上〜50%未満、××50%以上。
(クロスカット部)塩水噴霧試験法JIS−Z−2371に基づき塩水噴霧360時間後の白錆発生状況を肉眼で評価した。
評価基準:白錆発生状況 ◎ほとんど錆なし、○クロスカット部に白錆が発生していない部分が多い、△クロスカット部の全てが白錆になっているが、流れ錆なし、×クロスカット部から流れ錆が発生。
(加工部)塩水噴霧試験法JIS−Z−2371に基づき塩水噴霧360時間後の白錆発生状況を肉眼で評価した。
評価基準:白錆発生状況 ◎ほとんど錆なし、○加工部に白錆が発生していない部分が多い、△加工部の全てが白錆になっているが、流れ錆なし、×加工部から流れ錆が発生。
処理板試料に、日本パーカライジング(株)製アルカリ脱脂剤パルクリーン364Sを20g/L水に建浴し65℃に調整した脱脂剤水溶液を5分間スプレーし、水洗した後、80℃で乾燥した。この板について、上記(4−1)に記載した条件、評価法で耐食性を評価した。
(4−3)耐黒変性
処理板試料を温度70℃、湿度95%雰囲気に12日間放置した後、外観を肉眼で観察し評価した。
評価基準:◎白錆発生なし、黒変なし、○白錆発生なし、黒変僅かにあり、△白錆発生あり、黒変僅かにあり、×白錆発生あり、黒変かなりあり。
(4−4)耐黄変性
処理板試料を温度250℃雰囲気に2時間放置した後、外観を肉眼で観察し評価した。
評価基準:◎変色なし、○僅かに黄変、△全面黄変、×全面黄褐色。
Claims (12)
- カチオン性の水溶性もしくは水系エマルジョンウレタン樹脂(A)(以下、カチオン性ウレタン樹脂(A)という)、フェノール系化合物とアルデヒド類との重縮合物であってカチオン性のもの(B)(以下、カチオン性フェノール系重縮合物(B)という)、ジルコニウム化合物(C)、及びLi、Mg、Al、Ca、Co、Ni、Zn及びSrから選ばれる少なくとも1種の金属を含有する化合物(D)(以下、金属化合物(D)という)を水性媒体に配合してなる金属表面処理剤であって、カチオン性ウレタン樹脂(A)とカチオン性フェノール系重縮合物(B)との配合比率が、固形分質量比として、(A):(B)=99:1〜50:50である該金属表面処理剤。
- 無機酸及び有機酸から選ばれる少なくとも1種の酸成分(E)(以下、酸成分(E)という)を配合した請求項1記載の金属表面処理剤。
- バナジウム化合物(F)を配合した請求項1又は2記載の金属表面処理剤。
- シランカップリング剤(G)を配合した請求項1〜3のいずれか1項に記載の金属表面処理剤。
- シランカップリング剤(G)がアミノ基を有するシランカップリング剤及びエポキシ基を有するシランカップリング剤から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜4のいずれか1項に記載の金属表面処理剤。
- ジルコニウム化合物(C)の配合割合が、カチオン性ウレタン樹脂(A)とカチオン性フェノール系重縮合物(B)との合計固形分100質量部に対し、ジルコニウムとして0.1〜20質量部である請求項1〜5のいずれか1項に記載の金属表面処理剤。
- 金属化合物(D)の配合割合が、カチオン性ウレタン樹脂(A)とカチオン性フェノール系重縮合物(B)との合計固形分100質量部に対し、該金属として0.01〜10質量部である請求項1〜6のいずれか1項に記載の金属表面処理剤。
- 酸成分(E)の配合割合が、カチオン性ウレタン樹脂(A)とカチオン性フェノール系重縮合物(B)との合計固形分100質量部に対し、水を含まない酸成分そのものとして1〜30質量部である請求項1〜7のいずれか1項に記載の金属表面処理剤。
- バナジウム化合物(F)の配合割合が、カチオン性ウレタン樹脂(A)とカチオン性フェノール系重縮合物(B)との合計固形分100質量部に対し、バナジウムとして0.01〜20質量部である請求項1〜8のいずれか1項に記載の金属表面処理剤。
- シランカップリング剤(G)の配合割合が、カチオン性ウレタン樹脂(A)とカチオン性フェノール系重縮合物(B)との合計固形分100質量部に対し、固形分として0.5〜30質量部である請求項1〜9のいずれか1項に記載の金属表面処理剤。
- 金属材料表面に、請求項1〜10のいずれか1項に記載の金属表面処理剤を塗布した後、乾燥することによって該金属材料表面に皮膜を形成させることを特徴とする金属材料の表面処理方法。
- 請求項11記載の表面処理方法を用いて形成された皮膜を有する金属材料。
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