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JP5341705B2 - 車両の走行安全装置 - Google Patents

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Description

この発明は車両の走行安全装置に関し、より具体的には自車周辺の物体を検出し、物体と接触する可能性があると判定されるとき、警報や自動ブレーキなどの接触回避支援手段を作動させるようにした装置に関する。
レーダを用いて自車周辺の物体を検出し、車両制御によって検出物体との接触を回避するようにした装置は良く知られている。例えば、下記の特許文献1記載の装置にあっては、自車の進行路に横方向から進入する横移動体を検出した場合、自動ブレーキを作動させることで横移動体に接触するのを回避するように構成している。
特開平10−105891号公報
ところで、そのような横移動体に対してステアリングを操舵して横移動体の前方をすり抜けるような場合、接触判定において予測される自車の将来位置に対して横移動体が所定距離以上離れていて接触する可能性がないと判定される場合であっても、横移動体の横移動速度が速い場合には自車ドライバは接触する危険性を感じることがある。
即ち、自車と横移動体の将来位置を予測し、予測されたそれら将来位置の距離に基づいて接触判定を行う場合、ドライバにとって接触する危険性があると感じられるにも関わらず、接触可能性なしと判断される場合があり、その場合には接触回避支援手段が作動されないことからドライバに恐怖心を与えることがあった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、自車と横移動体の将来位置を予測し、予測されたそれら将来位置の距離に基づいて接触判定を行う場合であっても、ドライバが感じる危険性を考慮した的確な接触判定を行うようにした車両の走行安全装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1にあっては、所定の時間間隔で自車の周辺に電磁波を送信すると共に、物体で反射させて得た反射波に基づいて前記物体を検出する物体検出手段と、前記所定の時間間隔で検出される物体の位置情報に基づいて前記検出された物体が前記自車の進行方向に対して横方向に移動する横移動体であるか否か判定する横移動体判定手段と、前記検出された物体が横移動体であると判定されたとき、前記位置情報に基づいて前記物体の将来位置を予測する物体将来位置予測手段と、前記自車の走行状態を検出する自車走行状態検出手段と、前記検出された物体が横移動体であると判定されたとき、前記検出された自車の走行状態に基づいて前記自車の将来位置を予測する自車将来位置予測手段と、前記予測された物体の将来位置と自車の将来位置との距離が所定値未満である場合、前記自車と物体が接触する可能性がある判定する接触可能性判定手段と、前記接触可能性判定手段によって接触する可能性があると判定されたとき、前記自車と物体の接触回避を支援する接触回避支援手段を作動させる接触回避支援手段作動手段とを備えた車両の走行安全装置において、前記物体の横移動速度を算出すると共に、前記算出された横移動速度に基づいて前記物体の将来位置を補正する物体将来位置補正手段とを備えると共に、前記接触可能性判定手段は、前記予測された物体の将来位置と自車の将来位置との距離が前記所定値以上であって接触の可能性がないと判定される場合であっても、前記補正された物体の将来位置と前記予測された自車の将来位置との距離が前記所定値未満である場合、前記自車と物体が接触する可能性がある判定する如く構成した。
また、請求項2に係る車両の走行安全装置にあっては、前記物体将来位置補正手段は、前記算出された横移動速度が大きいほど前記接触可能性判定手段によって接触する可能性があると判定され易い方向に前記物体の将来位置を補正する如く構成した。
請求項1にあっては、所定の時間間隔で自車の周辺に電磁波を送信すると共に、物体で反射させて得た反射波に基づいて物体を検出し、所定の時間間隔で検出される物体の位置情報に基づいて検出された物体が自車の進行方向に対して横方向に移動する横移動体であるか否か判定し、検出された物体が横移動体であると判定されたとき、位置情報に基づいて物体の将来位置を予測し、自車の走行状態を検出し、検出された物体が横移動体であると判定されたとき、検出された自車の走行状態に基づいて自車の将来位置を予測し、予測された物体の将来位置と自車の将来位置との距離が所定値未満である場合、自車と物体が接触する可能性がある判定し、接触する可能性があると判定されたとき、自車と物体の接触回避を支援する接触回避支援手段を作動させる車両の走行安全装置において、物体の横移動速度を算出すると共に、算出された横移動速度に基づいて物体の将来位置を補正し、予測された物体の将来位置と自車の将来位置との距離が所定値以上であって接触の可能性がないと判定される場合であっても、補正された物体の将来位置と予測された自車の将来位置との距離が所定値未満である場合、自車と物体が接触する可能性がある判定する如く構成、即ち、予測された自車の将来位置と横移動体の将来位置との距離に基づいて接触可能性を判定するに際してドライバの接触危険性の感じ方に影響を与える横移動体の横移動速度に応じて横移動体の将来位置を補正した上で接触可能性を判定し、自車と横移動体の接触回避を支援する如く構成したので、ドライバが感じる危険性を考慮した的確な接触判定を行うことができる。それにより、接触回避支援を的確に行うことができる。
請求項2に係る車両の走行安全装置にあっては、算出された横移動速度が大きいほど接触する可能性があると判定され易い方向に物体の将来位置を補正する如く構成したので、ドライバが感じる危険性を考慮したより的確な接触判定を行うことができる。それにより、接触回避支援をより的確に行うことができる。
この発明の実施例に係る車両の走行安全装置を全体的に示す概略図である。 図1に示すレーザレーダによる物体検知などを示す説明図である。 図1に示す装置の動作を示すフロー・チャートである。 図3フロー・チャートのS20に関しての将来横移動速度と補正値の関係を示すグラフである。 図3フロー・チャートの処理で横移動体が自車の進行方向に対して右から左に移動する場合の自車との接触可能性を示す説明図である。 図3フロー・チャートの処理で横移動体が自車の進行方向に対して左から右に移動する場合の自車との接触可能性を示す説明図である。
以下、添付図面に即してこの発明に係る車両の走行安全装置を実施するための形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る車両の走行安全装置を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10は自車(車両)を示し、その前部には4気筒の内燃機関(図1で「ENG」と示し、以下「エンジン」という)12が搭載される。エンジン12の出力は自動変速機(図1で「T/M」と示す)14に入力される。自動変速機14は前進5速、後進1速の有段式であり、エンジン12の出力はそこで適宜変速されて左右の前輪16に伝えられ、左右の前輪16を駆動しつつ、左右の後輪20を従動させて車両10を走行させる。
自車10の運転席にはオーディオスピーカとインディケータからなる警報装置22が設けられ、作動させられるとき、音声と視覚によって運転者に警報する。自車10の運転席床面に配置されたブレーキペダル24は、マスタバック26、マスタシリンダ30およびブレーキ油圧機構32を介して左右の前輪16と後輪20のそれぞれに装着されたブレーキ(ディスクブレーキ)34に接続される。
運転者がブレーキペダル24を操作すると(踏み込むと)、その踏み込み力(踏力)はマスタバック26で増力され、マスタシリンダ30は増力された踏み込み力で制動圧を発生し、ブレーキ油圧機構32を介して前輪16と後輪20のそれぞれに装着されたブレーキ34を動作させ、車両10を減速させる(制動する)。
ブレーキ油圧機構32は、リザーバに接続される油路に介挿された電磁ソレノイドバルブ群、油圧ポンプ、および油圧ポンプを駆動する電動モータ(全て図示せず)などを備える。電磁ソレノイドバルブ群は駆動回路(図示せず)を介してECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)40に接続される。
ECU40はCPU、RAM、ROM、入出力回路などからなるマイクロコンピュータから構成され、4個のブレーキ34は、運転者によるブレーキペダル24の操作とは別に、ECU40によって相互に独立して作動するように構成される。
自車10の前部にはレーザレーダ(レーザスキャンレーダ)42が設けられる。レーザレーダ42の出力は、マイクロコンピュータからなるレーダ出力処理ECU(電子制御ユニット)42aに入力される。
レーザレーダ42は所定の時間(例えば100msec)間隔で自車10の周辺(進行方向)に向けてレーザ光を発射(電磁波を送信)し、図2に示すように自車10の周辺(進行方向)に存在する物体でレーザ光を反射させて得た反射波を受信することにより、物体を検出する。図2の物体は、具体的には自車の進行路に横方向から進入する横移動体100である。
レーダ出力処理ECU42aは、レーザ光を発射して得られた反射波の入射方向と反射光を受信するまでの時間から横移動体100の位置を検出する。具体的には、図2に示す如く、反射点を2次元平面に投影して得た点群の配列に基づいて横移動体100の輪郭を構成する線分を認識すると共に、認識された線分に基づいて横移動体100の左右端位置YL,YRを検出する。
また、レーダ出力処理ECU42aによる横移動体100の位置情報は所定時間ごとにECU40に送信され、ECU40において横移動体100の移動状態、具体的には横移動速度や横移動加速度が算出される。
前輪16と後輪20の付近には車輪速センサ46がそれぞれ配置され、各車輪の所定回転角度ごとにパルス信号を出力する。自車10の運転席に設けられたステアリングホイール50の付近には操舵角センサ52が配置され、運転者によって入力されたステアリングホイール50の操舵角に比例した出力を生じる。また、自車10の中央位置付近にはヨーレートセンサ54が配置され、自車10の重力軸回りのヨーレート(角速度)に応じた出力を生じる。
車輪速センサ46などの出力もECU40に送信される。ECU40は4個の車輪速センサ46の出力をカウントし、その平均値を算出するなどして自車10の速度(走行速度)を検出する。
上記で、警報装置22、およびブレーキ油圧機構32とブレーキ34が接触回避支援手段に相当し、この発明に係る車両の走行安全装置は接触回避支援手段とその動作を制御するためのECU40などからなる。
図3は、この発明に係る車両の走行安全装置の動作を示すフロー・チャートである。図示のプログラムは、ECU40において所定時間、例えば100msecごとに実行される。
以下説明すると、まずS10において、レーザレーダ42の出力、即ち、物体の位置情報をレーダ出力処理ECU42aから取得する。
次いでS12において、検出された物体が自車10の進行方向に対して横方向に移動する横移動体100であるか否か判定する。具体的には、プログラムループごとに取得される物体の位置情報から物体の移動状態である横移動速度や横移動加速度を算出し、横移動速度や横移動加速度が所定速度以上であるか否かに基づいて検出された物体が横移動体100であるか否か判定する。S12において否定される場合、プログラムを終了する。
一方、S12で肯定される場合にはS14に進み、自車10の走行状態、具体的には自車10の速度、ヨーレートおよびステアリングホイール操舵角などを取得する。
次いでS16に進み、取得した自車10の走行状態から自車10の将来位置(進路)を算出(予測)する。より具体的には、図2に示す如く、自車10の走行状態に基づいて自車10の将来位置を予測し、予測された将来位置を車幅の半分だけ左方(あるいは右方)に移動させて自車横位置を算出する。
次いでS18に進み、図2に示す如く、自車10の横位置に到達するときの横移動体100の将来左右端位置YLf,YRfと将来横移動速度VYfを算出(予測)する。具体的には、プログラムループごとに取得される横移動体100の位置情報から横移動速度や横移動加速度を算出すると共に、自車10の横位置に到達するときの横移動体100の将来左右端位置YLf,YRfと将来横移動速度VYfを算出(予測)する。
次いでS20に進み、将来横移動速度VYfに応じて後述する補正値W1を算出する。具体的には、図4に示す如く、将来横移動速度VYfに対して予め設定された補正値W1をマップ検索し、補正値W1を算出する。尚、補正値W1は将来横移動速度VYfが増加するに従って増加するように設定される。
次いでS22に進み、横移動体100の移動方向を判断する。具体的には、プログラムループごとに取得される横移動体100の位置情報から横移動体100が自車10の進行方向に対して右から左へ移動するものなのか、左から右へ移動するものなのか判断する。
S22において横移動体100が右から左に移動するものであると判断される場合、S24に進み、図5に示す如く、S18で算出された横移動体100の将来左端位置YLfにS20で算出された補正値W1を加算したものを新たな将来左端位置YLfとする。即ち、図5では図示の如く位置座標を定義しており、補正値W1を加算することは横移動体100の将来位置が自車10により接近する位置に補正されることを意味する。
次いでS26に進み、自車10と横移動体100が接触する可能性があるか否か判断する。即ち、自車10の将来位置、より正確には横位置Yof(Y座標位置)から横移動体100の将来左端位置YLf(Y座標位置)を減算して得た値が所定値α未満であるか否か判断する。即ち、この減算値が所定値α未満であれば、自車10の将来位置と横移動体100の将来位置が極めて接近することとなり、接触可能性があると判断される。
尚、図5に示す如く、横移動体100の将来左端位置YLfを自車10により接近する位置に補正することから、補正値W1分だけ接触可能性があると判断され易くなる。また、補正値W1は将来横移動速度VYfに従って増加することから、将来横移動速度VYfが大きいほど接触可能性があると判断され易くなる。
このように接触可能性があると判断され易くするのは、横移動体100に対してその進行方向と同等の方向にステアリングを操舵して横移動体100の前方をすり抜けるような場合、横移動速度が速くなるに従って自車ドライバが感じる接触危険性が増加するためである。
S26において否定される場合はプログラムを終了する一方、肯定される場合はS28に進み、警報(警報装置22)や自動ブレーキ(ブレーキ油圧機構32とブレーキ34)などの接触回避支援を実行する。
また、S22において横移動体100が左から右に移動するものであると判断される場合、S30に進み、図6に示す如く、S18で算出された横移動体100の将来右端位置YRfからS20で算出された補正値W1を減算したものを新たな将来右端位置YRfとする。即ち、図6では図示の如く位置座標を定義しており、補正値W1を減算することは、S24の場合と同様、横移動体100の将来位置が自車10により接近する位置に補正されることを意味する。
次いでS32に進み、自車10と横移動体100が接触する可能性があるか否か判断する。即ち、横移動体100の将来右端位置YRf(Y座標位置)から自車10の将来位置、より正確には横位置Yof(Y座標位置)を減算して得た値が所定値α未満であるか否か判断する。即ち、この減算値が所定値α未満であれば、自車10の将来位置と横移動体100の将来位置が極めて接近することとなり、接触可能性があると判断される。
尚、図6に示す如く、横移動体100の将来右端位置YRfを自車10により接近する位置に補正することから、補正値W1分だけ接触可能性があると判断され易くなる。また、補正値W1は将来横移動速度VYfに従って増加することから、将来横移動速度VYfが大きいほど接触可能性があると判断され易くなる。
このように接触可能性があると判断され易くするのは、横移動体100に対してその進行方向と同等の方向にステアリングを操舵して横移動体100の前方をすり抜けるような場合、横移動速度が速くなるに従って自車ドライバが感じる接触危険性が増加するためである。
S32において否定される場合はプログラムを終了する一方、肯定される場合はS28に進み、警報(警報装置22)や自動ブレーキ(ブレーキ油圧機構32とブレーキ34)などの接触回避支援を実行する。
以上述べたようにこの実施例にあっては、所定の時間間隔で自車(10)の周辺に電磁波を送信すると共に、物体で反射させて得た反射波に基づいて前記物体を検出する物体検出手段(レーザレーダ42、レーダ出力処理ECU(電子制御ユニット)42a)と、前記所定の時間間隔で検出される物体の位置情報に基づいて前記検出された物体が前記自車の進行方向に対して横方向に移動する横移動体(100)であるか否か判定する横移動体判定手段と(ECU40、S10、S12)、前記検出された物体が横移動体100であると判定されたとき、前記位置情報に基づいて前記物体の将来位置(将来左右端位置YLf,YRf)を予測する物体将来位置予測手段と(ECU40、S18)、前記自車の走行状態を検出する自車走行状態検出手段と(車輪速センサ46、操舵角センサ52、ヨーレートセンサ54、ECU40、S14)、前記検出された物体が横移動体であると判定されたとき、前記検出された自車の走行状態に基づいて前記自車の将来位置、より正確には横位置を予測する自車将来位置予測手段と(ECU40、S16)、前記予測された物体の将来位置と自車の将来位置との距離が所定値α未満である場合、前記自車と物体が接触する可能性がある判定する接触可能性判定手段と(ECU40、S26、S32)、前記接触可能性判定手段によって接触する可能性があると判定されたとき、前記自車と物体の接触回避を支援する接触回避支援手段(警報装置22、ブレーキ油圧機構32、ブレーキ34)を作動させる接触回避支援手段作動手段(ECU40、S28)とを備えた車両の走行安全装置において、前記物体の横移動速度(将来横移動速度VYf)を算出すると共に、前記算出された横移動速度に基づいて前記物体の将来位置を補正する物体将来位置補正手段(ECU40、S24、S30)とを備えると共に、前記接触可能性判定手段は、前記予測された物体の将来位置と自車の将来位置との距離が前記所定値α以上であって接触の可能性がないと判定される場合であっても、前記補正された物体の将来位置と前記予測された自車の将来位置との距離が前記所定値α未満である場合、前記自車と物体が接触する可能性がある判定する(ECU40、S26、S32)如く構成した。
即ち、予測された自車の将来位置と横移動体100の将来位置との距離に基づいて接触可能性を判定するに際してドライバの接触危険性の感じ方に影響を与える横移動体100の横移動速度に応じて横移動体100の将来位置を補正した上で接触可能性を判定し、自車10と横移動体100の接触回避を支援する如く構成したので、ドライバが感じる危険性を考慮した的確な接触判定を行うことができる。それにより、接触回避支援を的確に行うことができる。
また、前記物体将来位置補正手段は、前記算出された横移動速度(将来横移動速度VYf)が大きいほど前記接触可能性判定手段によって接触する可能性があると判定され易い方向に前記物体の将来位置を補正する(ECU40、S20、S26、S32、図4)如く構成した。
それにより、ドライバが感じる危険性を考慮したより的確な接触判定を行うことができる。それにより、接触回避支援をより的確に行うことができる。
尚、上記ではS20において横移動体の将来横移動速度VYfに応じて補正値W1を算出したが、横移動体100の現在の横移動速度に応じて補正値W1を算出するようにしても良い。
また、フロー・チャートのS28の処理に代え、あるいはそれに加え、自車10の運転席(図示せず)を適宜な手段で振動させる、あるいはシートベルト(図示せず)を引き込むようにしても良い。また、S28の自動ブレーキに代え、あるいはそれに加え、自動変速機14でシフトダウンさせても良い。
また、レーザレーダ42の出力から物体を検出するようにしたが、それに代え、あるいはそれに加え、ミリ波レーダを用いても良い。
10:自車、22:警報装置、32:ブレーキ油圧機構、34:ブレーキ、40:ECU、42:レーザレーダ、42a:レーダ出力処理ECU、46:車輪速センサ、52:操舵角センサ、54:ヨーレートセンサ、100:横移動体

Claims (2)

  1. 所定の時間間隔で自車の周辺に電磁波を送信すると共に、物体で反射させて得た反射波に基づいて前記物体を検出する物体検出手段と、前記所定の時間間隔で検出される物体の位置情報に基づいて前記検出された物体が前記自車の進行方向に対して横方向に移動する横移動体であるか否か判定する横移動体判定手段と、前記検出された物体が横移動体であると判定されたとき、前記位置情報に基づいて前記物体の将来位置を予測する物体将来位置予測手段と、前記自車の走行状態を検出する自車走行状態検出手段と、前記検出された物体が横移動体であると判定されたとき、前記検出された自車の走行状態に基づいて前記自車の将来位置を予測する自車将来位置予測手段と、前記予測された物体の将来位置と自車の将来位置との距離が所定値未満である場合、前記自車と物体が接触する可能性がある判定する接触可能性判定手段と、前記接触可能性判定手段によって接触する可能性があると判定されたとき、前記自車と物体の接触回避を支援する接触回避支援手段を作動させる接触回避支援手段作動手段とを備えた車両の走行安全装置において、前記物体の横移動速度を算出すると共に、前記算出された横移動速度に基づいて前記物体の将来位置を補正する物体将来位置補正手段とを備えると共に、前記接触可能性判定手段は、前記予測された物体の将来位置と自車の将来位置との距離が前記所定値以上であって接触の可能性がないと判定される場合であっても、前記補正された物体の将来位置と前記予測された自車の将来位置との距離が前記所定値未満である場合、前記自車と物体が接触する可能性がある判定することを特徴とする車両の走行安全装置。
  2. 前記物体将来位置補正手段は、前記算出された横移動速度が大きいほど前記接触可能性判定手段によって接触する可能性があると判定され易い方向に前記物体の将来位置を補正することを特徴とする請求項1記載の車両の走行安全装置。
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