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JP5233507B2 - 媒体検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、銀行等の金融機関に設置される紙幣入出金装置に実装される紙幣収納箱内の紙幣の残留を検知する媒体検知装置に関する。
従来の媒体検知装置は、光学式の残留検知センサの受光素子と発光素子とからなり、受光素子と発光素子とを収納箱内の紙葉類を集積するステージを挟み、かつ発光素子による光軸がステージに設けたスリットを貫通して受光素子で受光するように配しており、発光素子からの光を受光素子で受光するか否かによって紙葉類の残留の有無を判断している(例えば、特許文献1参照。)。
一般に、銀行等の金融機関に設置される紙幣入出金装置には、紙幣収納箱内での紙幣の残留検知に上記の媒体検知装置が用いられて、紙幣収納箱の大きさに応じて残留検知センサが複数設けられるようになっている。
特開2000−262983号公報(段落「0033」−段落「0034」、第2図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、紙幣収納箱に仕様により紙幣を集積するステージの面積の大きさによって、残留検知センサの数が決まるためにコストが上昇してしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
記課題を解決するために、本発明の媒体検知装置は、発光素子と、該発光素子とは所定の距離だけ離れた位置に配置された受光素子と、前記発光素子から出力された光軸を、媒体を収納する収納庫内を通過するように前記受光素子側に反射させる複数の第1反射と、前記第1反射からの反射光を前記受光素子へと導く第2反射とを備え、前記第1反射部は、前記発光素子からの光を前記収納箱内に反射させる反射面からなり、前記第1反射部の後方に、反射部材で構成した第3反射部を配し、前記発光素子からの光を前記反射面で垂直方向に反射させると共に、前記第3反射部で反射した光を前記反射面で垂直方向に反射させて前記受光素子により受光し、受光した光の強さをもとに受光レベルを認識し、その受光レベルが所定の閾値未満であるときに、媒体が前記収納庫内に存在していると判断することを特徴とする。
これにより、本発明は、1つの発光素子からの光を反射させて複数の光軸を収納庫内を通過させて、収納庫を通過した光を1つの受光素子で受光するので、収納庫の大きさに応じて発光素子と受光素子の数を増やすことがなく、その分コストが高くなるのを防止することができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による媒体検知装置の実施例について説明する。
図1は実施例1の媒体検知装置を設けた紙幣収納庫を示す上面図、図2は実施例1の媒体検知装置を示すブロック図である。
なお、本実施例の媒体検知装置は、後述の制御部13と記憶部14、下側光路4a〜4c、上側光路5a〜5c、上向き反射板6a〜6c、反射部8a〜8c、発光素子10、受光素子11、反射板12、反射板15等によってなる。
図1において、1は紙幣収納庫であり、図示しない紙幣入出金機に対して着脱可能に取り付けられるものである。
紙幣収納庫1は、紙幣を収納するための収納底板2と、紙幣の収納空間の上方を覆う図示しない上板とを備えており、収納底板2の下方には発光素子10および発光素子10から3方に延びる下側光路4a〜4cが配され、上板の収納底板2と対向する面に後述の受光素子11へと至る3つの上側光路5a〜5cが設けられる。
下側光路4aと下側光路4cは、図1に示すように発光素子10から終端側にかけて直線状に延びるように構成され、一方下側光路4bは途中に反射板12が配されて反射板12を介して終端に光が向かうように構成されている。
6a〜6cは上向き反射板(第1反射板)であり、下側光路4a〜4cそれぞれの終端側に設けられて発光素子10によって発せられた光を上方へと反射させる。
そのため、収納底板2には、上向き反射板6a〜6cによって反射した光を通過させるためのスリット7a〜7cが設けられている。
上側光路5a〜5cは、下側光路4a〜4cから上向き反射板6a〜6cによって反射した光を受光素子11へと導くためのものであって、始端側に反射部(第2反射板)8a〜8cを配することで、光を反射させて受光素子11に導く。
なお、上側光路5aは途中に反射板15が配され、その反射板15を介して光が受光素子11に向かうように構成され、一方上側光路5bと上側光路5cは受光素子11へと直線上に延びるように構成されている。
発光素子10は、収納底板2の下方に設けられており、電力が投入されることで複数の方向に光を出力する機能を有し、本実施例では下側光路4a〜4cの3方向に光を出力する。
受光素子11は、紙幣収納庫1の上部に設けられており、上側光路5a〜5cを通る光を受光する。
このように上記した発光素子10から発光され下側光路4aを通る光は、下側光路4aから上向き反射板6aで反射しスリット7aを通過して反射部8aへと至り、反射部8aによって上側光路5aを通るように反射し、途中の反射板15で反射することで受光素子11に向かう。このときスリット7aを通過して上方に延びる光を光軸Aとして説明する。
そして下側光路4bを通る光は、下側光路4bの途中の反射板12で反射して上向き反射板6bへと至り、上向き反射板6bに反射してスリット7bを通過して反射部8bから上側光路5bを通るように反射して受光素子11に向かう。このときスリット7bを通過して上方に延びる光を光軸Bとして説明する。
また下側光路4cを通る光は、下側光路4cから上向き反射板6cで反射しスリット7cを通過して反射部8cへと至り、反射部8cによって上側光路5cを通って受光素子11に向かう。このときスリット7cを通過して上方に延びる光を光軸Cとして説明する。
図2において、13は制御部であり、記憶部14に格納された制御プログラムに従って、受光素子11によって受光した光の強さを認識すると共に、その光の強さに応じて紙幣の有無の判断を行い、本発明の紙幣の残留検知処理を遂行する。
14は記憶部であり、制御プログラムを格納する他、制御部13による残留検知処理の結果を記憶する。
また記憶部14は、受光素子11により受光された光の強さ(受光レベルという。)から紙幣の存在を判断するための受光レベル閾値を格納している。
図3は受光素子へと至る光と受光レベルとの関係を示す説明図であり、受光素子11へと到達する上側光路5a〜5cからの光の数に応じた受光レベルを示す。
ここで、図3の全てオフとは、上側光路5a〜5cを通る光が全て受光素子11へと到達した状態を示し、このときの受光レベルは最大値となる。
また図3におけるオンとは、上側光路5a〜5cを通る光が受光素子11に達しなかった状態を示し、1つオンとは上側光路5a〜5cのいずれか1つからの光が到達しない状態であり、2つオンとは上側光路5a〜5cの内2つから光が到達しない状態であり、全てオンとは受光素子11に全く光が到達しない状態であって、全てオンのときに受光レベルは最小値となる。
また図3に示すように、受光レベル閾値は全てオフのときの受光レベル未満で、かつ1つオンのときの受光レベルを超える値であるものとする。
上述した構成の作用について説明する。
制御部13は、発光素子10によって発光することで、下側光路4aを通る光を下側光路4aから上向き反射板6aで反射させスリット7a、反射部8a、上側光路5aを経由させ、途中の反射板15で反射することで受光素子11に向かわせ、下側光路4bを通る光を下側光路4bの途中の反射板12に反射させ上向き反射板6b、スリット7b、反射部8b、上側光路5bを経由させて受光素子11に向かわせ、また下側光路4cを通る光を下側光路4c、上向き反射板6c、スリット7c、反射部8c、上側光路5cを経由させて受光素子11に向かわせる。
制御部13は、受光素子11によって受光する光の強さを認識し、認識した光の強さをもとに光軸A、B、Cが遮断されているか否かを判断する。
例えば、紙幣収納庫1内に紙幣が残留していて、下側光路4aから上向き反射板6aによって反射した光軸Aのみが残留している紙幣によって遮られ、他の光軸B、Cの光が上側光路5b、5cを通って受光素子11へと到達していた場合、制御部13は受光素子11によって受光した光の受光レベルを認識すると共に、記憶部14から受光レベル閾値を読み出しその受光レベル閾値と認識した受光レベルとを比較する。
このとき受光レベルは図3に示す1つオンの状態の受光レベルとなるので、制御部13は受光レベルが受光レベル閾値よりも小さいことを認識し、紙幣が残留していると判断する。
以上説明したように、本実施例では、1つの発光素子から出力した光を複数の光軸にして紙幣収納庫内を通過させて、その光軸の数に応じて複数設けた反射部で上側光路に沿って光を反射させて反射した光を1つの受光素子で受光し、そのときの受光レベルから紙幣の有無を判断するので、紙幣収納庫の大きさに応じて発光素子と受光素子の数を増やす代わりに光を反射させて複数の光軸を作り出すことで紙幣収納庫の大きさに対応した紙幣の残留検知を行うことができ、発光素子および受光素子の数を増やす場合のコストよりも安価で媒体検知装置を構成できる。
なお、下側光路および上側光路は光路上に遮蔽物がない空間であってもよいが、塵埃等を考慮すると、透明部材(透光)であることが望ましい。この場合曲折可能なファイバーでも良いことはいうまでもない。
上記実施例1においては、紙幣の残留検知を行う場合で説明したが、紙幣の外形の異常を検出するための構成とすることも可能であり、本実施例においては紙幣の外形異常検知を行うための構成について説明する。
なお、上記実施例1と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。
ここでは、発光素子10に出力されて収納底板2の下方から紙幣収納庫1の上板へと延びる複数の光軸を紙幣収納庫1内に収納される紙幣の一辺の端部に沿って並ぶように図示しない下側光路や上側光路等を構成しているものとする。
図4は外形異常検知における光軸の配置を示す説明図である。
図4に示すように、本実施例では、5つの光軸A´、B´、C´、D´、E´を紙幣の長手方向に沿って順に所定の間隔に配し、それに合わせて図示しない下側光路や上側光路、上向き反射板等の媒体検知装置の各部の配置が決定される。
なお、配置する間隔は図示では略等間隔とするが、収納する紙幣サイズにより定める。
また、紙幣の一の側の端部を光軸A´に重ねたときに、その紙幣の他端が光軸D´に重ならないように手前側に位置する、つまり3つの光軸が紙幣に重なるように位置するように光軸A´、B´、C´、D´、E´の間隔が定められるものとする。
記憶部14は、受光レベルに応じた紙幣の外形の異常無しと判断するための異常無し範囲を記憶している。
図5は受光レベルと外形異常検知での異常無し範囲との関係を示すグラフである。
図5に示すグラフにおいて、全てオフとは光軸が紙幣に遮られることなく、発光素子10からの光が全て受光素子に達した状態であり、オンとは光軸が紙幣に遮られた状態であり、オンの状態となっている数は紙幣によって遮られた光軸の数を表わしている。そのため、全てオフの状態で受光レベルが最大値となり、全てオンの状態で受光レベルが最小値となる。
また異常無し範囲は、図5に示すように2つオンのときの受光レベル未満で、かつ4つオンのときの受光レベルを超える範囲での受光レベルであるものとする。
図6は紙幣の外形異常の状態を示す説明図であり、(a)は紙幣の端が折れ曲がった状態、(b)は紙幣の端部に異物が付着している状態、(c)は紙幣の中央が破れている状態を示している。
紙幣の外形に異常があり、紙幣の端が折れ曲がっているときは図6(a)に示すように2つの光軸が紙幣によって遮られるようになり、また紙幣の端部に異物が付着しているときはその分外形が大きくなるので4つの光軸が遮られるようになる。
さらに紙幣の中央が破れているときは図6(c)に示すように3つ連続して並んだ光軸の内、真ん中の光軸が紙幣に遮られない状態となって、2つの光軸が紙幣によって遮られるようになる。
なお、収納される紙幣が複数枚の場合は、外形異常を判断できない場合もある。
このように、外形に異常が無い紙幣が3箇所の光軸を遮るのに対して、外形に異常が有る紙幣は2箇所もしくは4箇所の光軸を遮るようになる。
そのため、外形異常の検知を行うとき、制御部13は受光素子11によって受光した光の受光レベルを認識し、記憶部14から異常無し範囲を読み出して受光レベルが異常無し範囲内にあるか否かを判断する。
そして、紙幣の外形に異常があって光軸が2つあるいは4つ遮られたときの受光レベルは、異常無し範囲に含まれないので、制御部13は外形異常を検知することが可能となる。
以上説明したように、本実施例は上記実施例1の効果に加えて、残留した紙幣の外形異常を検知することができる。
なお、上記各実施例においては、発光素子からの光を複数の下側光路4a〜4cから上向き反射板6a〜6cを介して上側光路5a〜5cに反射させ、受光素子11へと導くものとして説明した。そこで下側光路4a〜4cから上側光路5a〜5cへの光軸を延ばす方法として、図7に示すように発光素子10からの光の入射角に対して上方に45度に傾斜させた反射面を有する上向き反射板(第1反射板)6a〜6cを配するものがある。
また図8に示すように、発光素子10に対向して光の入射角に対して45度に傾斜させた第1の反射面と、その第1の反射面に対称な向きに傾斜する第2の反射面とを組み合わせて上向き反射板18を構成すると共に、その上向き反射板18の後方に、くの字状に上下で向かい合わせた2枚の反射鏡からなり、上の反射鏡を上向き反射板18よりも高い位置に配した第3反射板19を設け、発光素子10からの光を上向き反射板18の第1の反射面によって紙幣収納庫1内で垂直方向に反射させ、一方上向き反射板18の上を通過した光を第3反射板19によってその道筋を下方にずらして上向き反射板18へと反射させ、上向き反射板18の第2の反射面によって紙幣収納庫1内で垂直方向に反射させるようにしてもよい。
さらに図9に示すように、発光素子10で出力された光を乱反射させるシボ面を有する拡散板20を設けて、その拡散板20で乱反射した光を収納底板に設けた複数のスリット7a〜7cから紙幣収納庫1内を垂直に通過させるようにしてもよい。
加えて、図10に示すように、発光素子10を蛍光灯等のように全面光る光源にすることで、上記実施例1の下側光路4a〜4cを省くようにしてもよく、さらに複数の反射部8a〜8cを設ける代わりに、放物線形状に湾曲した反射鏡(第2反射板)25を1枚設けて、その反射鏡25によって収納底板のスリット7から紙幣収納庫1内を通り、反射鏡25に至った光を受光素子11へと集めるようにしてもよい。
実施例1の媒体検知装置を設けた紙幣収納庫を示す上面図 実施例1の光学式検知装置を示すブロック図 受光素子へと至る光と受光レベルとの関係を示す説明図 外形異常検知における光軸の配置を示す説明図 受光レベルと外形異常検知での異常無し範囲との関係を示すグラフ 紙幣の外形異常の状態を示す説明図 上側光路へ光軸を延ばすための下側光路の構成例を示す説明図 下側光路の終端に第3反射板を設けた場合を示す説明図 下側光路に拡散板を設けた場合を示す説明図 下側光路を省略し、上側光路の代わりに湾曲した反射鏡を設けた場合を示す説明図
符号の説明
1 紙幣収納庫
2 収納底板
4a〜4c 下側光路
5a〜5c 上側光路
6a〜6c 上向き反射板
7a〜7c スリット
8a〜8c 反射部
10 発光素子
11 受光素子
12、15 反射板
13 制御部
14 記憶部
20 拡散板
25 反射鏡

Claims (6)

  1. 発光素子と、
    該発光素子とは所定の距離だけ離れた位置に配置された受光素子と、
    前記発光素子から出力された光軸を、媒体を収納する収納庫内を通過するように前記受光素子側に反射させる複数の第1反射と、
    前記第1反射からの反射光を前記受光素子へと導く第2反射とを備え、
    前記第1反射部は、前記発光素子からの光を前記収納箱内に反射させる反射面からなり、
    前記第1反射部の後方に、反射部材で構成した第3反射部を配し、
    前記発光素子からの光を前記反射面で垂直方向に反射させると共に、前記第3反射部で反射した光を前記反射面で垂直方向に反射させて前記受光素子により受光し、受光した光の強さをもとに受光レベルを認識し、その受光レベルが所定の閾値未満であるときに、媒体が前記収納庫内に存在していると判断することを特徴とする媒体検知装置。
  2. 発光素子と、
    該発光素子とは所定の距離だけ離れた位置に配置された受光素子と、
    前記発光素子から出力された光軸を、媒体を収納する収納庫内を通過するように前記受光素子側に反射させる複数の第1反射部と、
    前記第1反射部からの反射光を前記受光素子へと導く第2反射部とを備え、
    前記第1反射部は、前記発光素子からの光を前記収納箱内に反射させる第1の反射面と、第2の反射面とからなり、
    前記第1反射部の後方に、鏡面で構成した第3反射部を配し、
    前記発光素子からの光を前記第1反射部の第1の反射面で垂直方向に反射させると共に、前記第3反射部で反射した光を前記第2の反射面で垂直方向に反射させて前記受光素子により受光し、受光した光の強さをもとに受光レベルを認識し、その受光レベルが所定の閾値未満であるときに、媒体が前記収納庫内に存在していると判断することを特徴とする媒体検知装置。
  3. 発光素子と、
    該発光素子とは所定の距離だけ離れた位置に配置された受光素子と、
    前記発光素子から出力された光軸を、媒体を収納する収納庫内を通過するように前記受光素子側に反射させる複数の第1反射部と、
    前記第1反射部からの反射光を前記受光素子へと導く第2反射部とを備え、
    前記第1反射部は、前記発光素子からの光を前記収納箱内に反射させる第1の反射面と、該第1の反射面に対称な向きに傾斜する第2の反射面とからなり、
    前記第1反射部の後方に、2枚の鏡面をくの字状に向かい合わせて構成した第3反射部を配し、
    前記発光素子からの光を前記第1反射部の第1の反射面で垂直方向に反射させると共に、前記第3反射部で反射した光を前記第2の反射面で垂直方向に反射させて前記受光素子により受光し、受光した光の強さをもとに受光レベルを認識し、その受光レベルが所定の閾値未満であるときに、媒体が前記収納庫内に存在していると判断することを特徴とする媒体検知装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の媒体検知装置において、
    前記第2反射は、平らな反射鏡であって前記第1反射から反射する光軸の数に対応して複数設けたことを特徴とする媒体検知装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の媒体検知装置において、
    前記第2反射は、湾曲した反射鏡であって前記第1反射から反射した光を前記受光素子に集めることを特徴とする媒体検知装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の媒体検知装置において、
    前記第1反射により反射した光がそれぞれ前記収納庫に収納される媒体の端部の位置に沿って並ぶように複数の前記第1反射を配置したことを特徴とする媒体検知装置。
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