JP5229492B2 - ディスクブレーキ装置 - Google Patents
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Description
前記一対のブレーキパッドを前記ディスクロータに押圧するピストンがピストンシールを介して摺動可能に納められるシリンダを有し、該シリンダ内への液圧供給により前記ピストンを前記ディスクロータへ近づく方向へ前進して制動力を発生し、液圧の解除時に前記ピストンが前記ピストンシールの弾性力により後退するキャリパと、
前記シリンダ内への液圧供給により前記ブレーキパッドを前記ディスクロータに押圧するときに、電動モータを駆動源として作動する駆動機構と、該駆動機構により回転駆動され前記シリンダからの液圧の解除後も機械的に前記ピストンを制動位置に保持するネジとを有する駐車ブレーキ機構と、
前記シリンダへの所定液圧の供給及び前記シリンダの液圧の解除を行なう液圧供給装置と、
該液圧供給装置及び前記電動モータの作動を制御する駐車ブレーキ制御装置と、を備え、
前記ピストンは、前記シリンダ内に摺動可能に設けられ該シリンダ内の液圧に対する第1受圧面積を有する第1ピストンと、該第1ピストンの内部に摺動可能に設けられ前記シリンダ内の液圧に対する第2受圧面積を有して前記駐車ブレーキ機構の前記ネジのネジ部と所定の隙間をもって螺合するネジ部を備えた第2ピストンとを有し、
前記駐車ブレーキ制御装置は、
駐車ブレーキ作動時に、前記液圧供給装置により前記シリンダに液圧を供給するとともに、前記電動モータに通電して前記第2ピストンが前進することを許容する方向に前記ネジを回転することで、前記第1及び第2のピストンを前進させ、前記シリンダへ供給する液圧が所定圧となった後に前記液圧供給装置による液圧供給及び前記電動モータへの通電を停止し、
駐車ブレーキ解除時に、前記液圧供給装置により前記シリンダに前記駐車ブレーキ作動時の所定圧よりも高い液圧を供給し、前記電動モータに通電して前記第2ピストンが後退することを許容する方向に前記ネジを回転させ、前記第2のピストンと前記ネジとの間の負荷により前記電動モータが停止した後に前記通電を停止し、前記液圧供給装置により前記シリンダ内の液圧を解除して前記第1及び第2のピストンを前記ピストンシールの弾性力により後退させた後に、前記シリンダ内を密閉するとともに、その状態で、前記電動モータに通電して前記第2ピストンが後退する方向に前記電動モータを回転させ、前記第2のピストンと前記ネジとの間の負荷により前記電動モータが所定のストール電流値となったときに、該電動モータへの通電を停止することを特徴とする。
本実施形態に係るディスクブレーキ装置の概略構成を図1に示す。図1に示すように、ディスクブレーキ装置1は、自動車に搭載されるブレーキ装置であって、前二輪にそれぞれ装着されるディスクブレーキ2A、2Bと、後二輪にそれぞれ装着される駐車ブレーキ付のディスクブレーキ3A、3Bと、これらのディスクブレーキ2A、2B、3A、3Bに液圧を供給する液圧供給装置4と、液圧を発生させるマスタシリンダ5と、ディスクブレーキ3A、3Bの駐車ブレーキ制御を行なうための駐車ブレーキ制御装置6とを備えている。
ディスクブレーキ3を車両走行中の制動を行うサービスブレーキとして使用する場合には、ポート36Aからシリンダ36に液圧が供給されると、ピストン38がピストンシール39及び41を撓ませながら前進して、一方のブレーキパッド8をディスクロータ7に押圧する。このとき、その反力によってキャリパ35が移動して爪部37が他方のブレーキパッド8をディスクロータ7に押圧して一対のブレーキパッド8によってディスクロータ7を挟み込むことで制動力を発生させる。シリンダ36の液圧が解除されると、ピストンシール39、41の弾性力によってピストン38が後退して制動が解除される。なお、ブレーキパッド8が摩耗した場合、ピストン38の前進時にピストンシール39、41との間に滑りが生じて、ピストン38が摩耗したブレーキパッド8に追従することにより、ブレーキパッド8の摩耗を補償してディスクロータ7とブレーキパッド8との隙間、いわゆるパッドクリアランスが変化しないようになっている。
Claims (1)
- ディスクロータを挟んでその両側に配置される一対のブレーキパッドと、
前記一対のブレーキパッドを前記ディスクロータに押圧するピストンがピストンシールを介して摺動可能に納められるシリンダを有し、該シリンダ内への液圧供給により前記ピストンを前記ディスクロータへ近づく方向へ前進して制動力を発生し、液圧の解除時に前記ピストンが前記ピストンシールの弾性力により後退するキャリパと、
前記シリンダ内への液圧供給により前記ブレーキパッドを前記ディスクロータに押圧するときに、電動モータを駆動源として作動する駆動機構と、該駆動機構により回転駆動され前記シリンダからの液圧の解除後も機械的に前記ピストンを制動位置に保持するネジとを有する駐車ブレーキ機構と、
前記シリンダへの所定液圧の供給及び前記シリンダの液圧の解除を行なう液圧供給装置と、
該液圧供給装置及び前記電動モータの作動を制御する駐車ブレーキ制御装置と、を備え、
前記ピストンは、前記シリンダ内に摺動可能に設けられ該シリンダ内の液圧に対する第1受圧面積を有する第1ピストンと、該第1ピストンの内部に摺動可能に設けられ前記シリンダ内の液圧に対する第2受圧面積を有して前記駐車ブレーキ機構の前記ネジのネジ部と所定の隙間をもって螺合するネジ部を備えた第2ピストンとを有し、
前記駐車ブレーキ制御装置は、
駐車ブレーキ作動時に、前記液圧供給装置により前記シリンダに液圧を供給するとともに、前記電動モータに通電して前記第2ピストンが前進することを許容する方向に前記ネジを回転することで、前記第1及び第2のピストンを前進させ、前記シリンダへ供給する液圧が所定圧となった後に前記液圧供給装置による液圧供給及び前記電動モータへの通電を停止し、
駐車ブレーキ解除時に、前記液圧供給装置により前記シリンダに前記駐車ブレーキ作動時の所定圧よりも高い液圧を供給し、前記電動モータに通電して前記第2ピストンが後退することを許容する方向に前記ネジを回転させ、前記第2のピストンと前記ネジとの間の負荷により前記電動モータが停止した後に前記通電を停止し、前記液圧供給装置により前記シリンダ内の液圧を解除して前記第1及び第2のピストンを前記ピストンシールの弾性力により後退させた後に、前記シリンダ内を密閉するとともに、その状態で、前記電動モータに通電して前記第2ピストンが後退する方向に前記電動モータを回転させ、前記第2のピストンと前記ネジとの間の負荷により前記電動モータが所定のストール電流値となったときに、該電動モータへの通電を停止することを特徴とするディスクブレーキ装置。
Priority Applications (1)
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JP2009086595A JP5229492B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | ディスクブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009086595A JP5229492B2 (ja) | 2009-03-31 | 2009-03-31 | ディスクブレーキ装置 |
Publications (2)
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JP2010236656A JP2010236656A (ja) | 2010-10-21 |
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ID=43091156
Family Applications (1)
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