JP5226161B2 - 半導体記憶装置および情報処理システム - Google Patents
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Description
CMD入力回路5は、CMD入力端子2から入力されたCMD信号を、波形整形してCMDデコーダ7に供給する。
装置が起動された場合において、CMD入力端子2に対してバースト長を設定するためのMRS(Mode Register Set)コマンドが入力された後、ADD入力端子3に対して設定しようとするバースト長を示すデータが入力されると、CMDデコーダ7はバースト長の設定が要求されていることを認知し、バースト長判定回路8にその旨を通知する。
バーストアドレス発生回路10は、バースト長カウンタ9からの要求に応じて、ADD入力回路6からバースト転送の先頭アドレスを取得し、バースト長カウンタ9からのカウントアップ要求に応じてアドレスをカウントアップし、バーストアドレス(BADD)として、アドレス取り込み回路11に供給する。
いまの例では、RD1コマンドにより、バースト転送が要求されているので、所定のアクセス時間が経過すると、図示せぬセルからデータQ11〜Q14が読み出され、出力されることになる。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示す、複数のバンク104を具備し、単一のコマンドの入力により、所定のバンク内の複数のデータを連続してアクセスするバースト転送モードを有する半導体記憶装置において、前記コマンドの入力を受けるコマンド入力手段100と、前記コマンドに対応する所定のバンクを選択するバンク選択手段101と、前記バンク選択手段101によって選択されたバンクを対象としてバースト転送を実行するバースト転送手段102と、前記バースト転送手段102によるバースト転送中に、前記コマンド入力手段100が新たなコマンドの入力を受けることを禁止するコマンド入力禁止手段103と、を有することを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
図1は、本発明の動作原理を説明する原理図である。この図において、コマンド入力手段100は、外部からコマンドの入力を受ける。
バースト転送手段102は、バンク選択手段101によって選択されたバンクを対象としてバースト転送を実行する。
コマンド入力手段100から、例えば、RDコマンドが入力され、所定のバンクに対するバースト転送が要求されたとする。すると、バンク選択手段101は、該当するバンクをバンク群104から選択する。
図2は、本発明の実施の形態の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の半導体記憶装置は、制御部20、バンクA30、バンクB40によって構成されている。また、バンクA30は、セル31、列デコーダ32、行デコーダ33、SA(Sense Amplifier)34、および、I/O(Input Output)回路35によって構成されている。また、バンクB40も同様に、セル41、列デコーダ42、行デコーダ43、SA44、および、I/O回路45によって構成されている。
行デコーダ33は、データを入出力する際に、行アドレスに基づいてセル31の所定の行を指定する。
SA34は、セル31から読み出された信号を所定のゲインで増幅し、ディジタルレベルの信号に変換する。
バンクB40も同様の構成とされているので、その説明は省略する。
図3は、図2に示す制御部20の詳細な構成例を示す図である。
ADD入力回路6は、ADD入力端子3から入力されたADD信号を、波形整形してバースト長判定回路8に供給する。
NAND素子とインバータによって構成されるAND素子74〜77、および、MOSスイッチ80〜87,90〜97によって構成されている。
NOR素子66は、BL4信号とRD/WR信号の論理和を反転した結果を、インバータ61、および、CMOSスイッチ67,68に供給する。
CMOSスイッチ67は、NOR素子66の出力が“H”である場合にはONの状態になる。
インバータ64は、CMOSスイッチ68の出力を反転してOR素子70およびAND素子74に供給する。インバータ65は、インバータ64の出力を反転してインバータ64の入力に帰還する。
OR素子71は、BL4信号と、CMOSスイッチ68の出力の論理和を演算して出力する。
OR素子73は、上位ビットまたは下位ビットを選択するためのNA#(“N”は反転信号であることを意味する)信号とBL4信号との論理和を演算した結果を出力する。
AND素子75は、CMOSスイッチ68の出力と、インバータ60の出力の論理積を演算して出力する。
AND素子77は、OR素子73の出力と、バンクを選択するためのNBA#信号との論理積を演算して出力する。
また、図の右下に記載されているセンスアンプの出力であるQAがQBに変更されている。
次に、以上の実施の形態の動作について説明する。
半導体記憶装置が起動され、CMD入力端子2からバースト長を設定するためのモードレジスタセットコマンドが入力されると、CMDデコーダ7はバースト長の設定が要求されていることを検知し、バースト長判定回路8に通知する。
次に、以上のような動作により、バースト長が“2”に設定された場合の詳細な動作について以下に説明する。
アドレス取り込み回路51から出力された内部アドレスIADDは、制御部20において、DB#1〜DB#4の選択に利用される。
アドレス取り込み回路51から出力された内部アドレスIADDは、制御部20において、DB#1〜DB#4の選択に利用される。
半導体記憶装置が起動され、CMD入力端子2からバースト長を設定するためのモードレジスタセットコマンドが入力されると、CMDデコーダ7はバースト長の設定が要求されていることを検知し、バースト長判定回路8に通知する。
続いて、第2番目のCLK信号の立ち上がりエッジにおいてRDBコマンドが入力されると、CMDデコーダ7はこれを検知し、バースト長カウンタ9に通知する。
以上がバースト長が“4”に設定された場合の動作である。このように、バースト長が“4”に設定された場合には、所定のバンクがBA#およびNBA#によって選択され、出力a〜dがDB#1〜DB#4にそれぞれ出力されることになる。従って、従来の場合と同様の動作を実現することができる。
なお、以上の実施の形態に示す回路はほんの一例であり、本発明がこのような回路にのみ限定されるものではないことはいうまでもない。
更にまた、以上の実施の形態では、インタラプトを禁止する手段を半導体記憶装置の内部に設けるようにしたが、外部に設けるようにしてもよい。その場合には、バースト転送中は、CMD入力端子2に対するコマンドの供給を禁止するようにすれば、前述の場合と同様の効果を得ることが可能になる。
2 CMD入力端子
3 ADD入力端子
4 CLK入力回路
5 CMD入力回路
6 ADD入力回路
7 CMDデコーダ
8 バースト長判定回路
9 バースト長カウンタ
10 バーストアドレス発生回路
11 アドレス取り込み回路
20 制御部
30 バンクA
31 セル
32 列デコーダ
33 行デコーダ
34 SA
35 I/O回路
40 バンクB
41 セル
42 列デコーダ
43 行デコーダ
44 SA
45 I/O回路
50 バーストアドレス発生回路
51 アドレス取り込み回路
100 コマンド入力手段
101 バンク選択手段
102 バースト転送手段
103 コマンド入力禁止手段
104 バンク群
Claims (4)
- 複数のバンクを具備し、単一のコマンドの入力により、所定のバンク内の複数のデータを連続してアクセスするバースト転送モードを有する半導体記憶装置において、
前記コマンドの入力を受けるコマンドデコーダと、
前記コマンドに対応する所定のバンクを選択するバンク選択手段と、
前記バンク選択手段によって選択されたバンクを対象としてバースト転送を実行するバースト転送手段と、
前記バースト転送手段によるバースト転送中に、前記コマンドデコーダが新たなコマンドの入力を受けることを禁止するコマンド入力禁止手段と、
を有することを特徴とする半導体記憶装置。
- 前記コマンド入力禁止手段は、前記バースト転送によって転送されるデータの個数に応じて、各バンクに対するアクセスサイクルを変更することにより、新たなコマンドの入力の受け付けを禁止することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
- 複数のバンクを具備し、単一のコマンドの入力により、所定のバンク内の複数のデータを連続してアクセスするバースト転送モードを有する半導体記憶装置を有する情報処理システムにおいて、
前記半導体記憶装置は、
前記コマンドの入力を受けるコマンドデコーダと、
前記コマンドに対応する所定のバンクを選択するバンク選択手段と、
前記バンク選択手段によって選択されたバンクを対象としてバースト転送を実行するバースト転送手段と、を有し、
前記バースト転送手段によるバースト転送中に、前記コマンドデコーダに対する新たなコマンドの供給を禁止するコマンド供給禁止手段を、前記半導体記憶装置の外部に有することを特徴とする情報処理システム。
- 前記コマンド供給禁止手段は、前記バースト転送によって転送されるデータの個数に応じて、各バンクに対するアクセスサイクルを変更することにより、新たなコマンドの供給を禁止することを特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
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