JP5216741B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
詳しくは、研磨ローラ及びクリーニングブレードがドラムの表面に接触している。また、このトナーには微量の研磨剤が混入されており、研磨ローラは、当該トナーを用いてドラムの表面に付着した残留トナーや放電生成物などを除去している。
そこで、研磨ローラは研磨剤を含むトナーで放電生成物などを物理的に除去している。その際に、研磨ローラの下側にトナー受け部材を配置し、研磨ローラやクリーニングブレードで除去したトナーを、トナー受け部材に一時的に溜めた後、研磨ローラに効率良く付着させる。
なぜならば、研磨ローラ上のトナーの厚さは、周囲環境や用紙への出力モードなどに応じて変動するのに対し、当該技術では、研磨ローラへのトナーの付着量はトナー受け部材に溜まったトナー量に委ねており、トナーの厚さの変動については格別な配慮がなされていないからである。
一方、例えば厚さの大きな箇所では、研磨ローラからのトナーの脱落が増えるし、また、多量のトナーがクリーニングブレード付近に滞留し、これらトナー同士の摩擦によってトナーが過剰に帯電し、トナーからドラムへの放電によってドラムの静電破壊を招くとの懸念もある。
この残留トナーはトナー受け部材に溜められ、研磨ローラに付着される。このローラが残留トナーを用いてドラムの表面を清掃するためである。
しかも、良好な画像形成が長期間に亘って行われるため、画像形成装置の信頼性向上に寄与する。また、従来の如くヒータが不要になるので、この装置の省エネルギー化や装置の起動時間の短縮化も達成できる。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、層規制ローラの接触面が研磨ローラの摺擦面よりも軟質の材質であるため、従来のような固定のスクレーパを研磨ローラに当接させた場合に比して、トナーの飛散が少なく、さらに、残留トナーの厚さの均一化を長期間に亘って行えるし、また、研磨ローラの駆動ムラによる影響が感光体ドラムにも生じない。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、層規制ローラは、その接触面が研磨ローラの回転方向に沿い、この研磨ローラを押さえ付けるトレール方向で研磨ローラに当接しており、その接触面が対向するカウンタ方向で当接していた場合に比して、残留トナーの厚さを容易に薄く、且つ、均一にできる。
また、層規制ローラをトナー受け部材の近傍に配置すれば、画像形成装置の小型化も図れる。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、非晶質シリコン系の層を有した感光体ドラムは長寿命であるとの長所を有するが、上記の層規制ローラを備えていれば、この感光体ドラムの特性を長期間に亘って維持可能になり、その長所を確実に活かすことができる。
図1には、画像形成装置の一例であるカラー印刷可能なプリンタ1の構造が概略的に示されている。同図に示された断面はプリンタ1の左側面からみたものである。このため、プリンタ1の前面は同図中の右側に、背面は左側にそれぞれ位置する。
また、この装置本体2の下方には給紙カセット4が配置され、その収容部40には、枚葉の用紙が積層された状態で収納されている。同図でみて収容部40の右上方にはローラ46が設けられる。
また、カセット4は、プリンタ1の前面側、つまり、図1において右方向に向けて引き出し可能に構成されており、この引き出した状態にて、収容部40に新たな用紙を補充したり、用紙を別の種類の用紙に入れ替え可能となる。
画像形成部16には4個のドラムユニット17が並設され、各ユニット17には感光体ドラム18がそれぞれ設けられている(図1,2)。このドラム18は回転自在に設置され、図示しない駆動モータによって図1,2でみて時計回りにそれぞれ駆動される。
また、このドラム18とカセット4との間には露光部15が備えられており、この露光部15からは、画像データに応じたレーザ光が各ドラム18に向けてそれぞれ照射される。そして、これら図1,2に示されるように、各ドラム18の周囲の適宜位置には、帯電器20、現像器24、一次転写ローラ13やクリーニング部50がそれぞれ設けられている。
また、図1,2でみると、現像器24はドラムユニット17の左方にそれぞれ配置され、ドラム18に対峙する現像ローラ25を有する。このローラ25は図示しない駆動モータによって図2の反時計回りに駆動する。
そして、これらベルト12と転写ローラ31とは、トナー像を用紙に転写するためのニップ部を形成させる。
本実施例では、転写部30と手差しトレイ3との間に両面印刷搬送路38が形成されている。この搬送路38は、排出分岐部34から装置本体2の前面側で分岐して下方に向けて延び、レジストローラ14の上流側に連結している。
次に、クリーニングブレード52は、ハウジング51の下端に固定される本体や、この本体に溶着された例えばポリウレタンゴム製のブレード部からなり、このブレード部のエッジがドラム18の回転方向でみて研磨ローラ56の下流側に配置され、ドラム18の回転軸線方向に沿って延びている。そして、当該エッジがカウンタ方向で接し、やはりドラム18の表面に付着した残留トナーなどを掻き取っている。
一方、トナー保持プレート58から溢れた残留トナーはトナー回収部80から回収される。
より具体的には、この図2や図4でみて研磨ローラ56の斜め右下側、つまり、研磨ローラ56とドラム18との当接位置とは反対側であって、トナー保持プレート58の水平面の右端近傍には、層規制ローラ66が設置されている。
しかも、スポンジ素材の層規制ローラ66はクッション性があるため、研磨ローラ56とのニップ量に対する精度も特に要求されないのである。
詳しくは、各ドラム18に対しては、帯電器20がドラム18の表面をそれぞれ帯電する。次いで、露光部15がドラム18の表面にレーザ光をそれぞれ照射すると、各ドラム18の表面には静電潜像が作られ、この静電潜像から各色のトナー像が形成される。
続いて、用紙は未定着トナー画像を担持した状態で定着部32に向けて送られ、この定着部32にて加熱及び加圧され、トナー像が定着される。その後、定着部32から送出された用紙は排出ローラ対35を介して排紙トレイ36に排出され、高さ方向に積層される。
ここで、研磨ローラ56に付着した残留トナー層は、その厚さが変動することがあり、これではドラム18の表面を良好に研磨できなくなる。厚さの小さな箇所はドラム18の表面に十分なトナーを供給できないからである。そのため、残留トナーの厚さを調整する必要がある。また、研磨ローラ56等のクリーニング速度の高速化に伴い、その必要性はより一層増す。
また、層規制ローラ66をトナー保持プレート58の水平面の近傍に配置すれば、ドラムユニット17、ひいてはプリンタ1の小型化も図れる。
しかも、上述したドラムユニット17を搭載すれば、像流れを抑制した良好な画像形成が長期間に亘って行われるため、プリンタ1の信頼性向上に寄与する。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
さらに、この実施例では画像形成装置としてプリンタに具現化した例を示しているものの、本発明の画像形成装置は、複合機、複写機やファクシミリ等にも当然に適用可能である。
17 ドラムユニット
18 感光体ドラム
52 クリーニングブレード
56 研磨ローラ
58 トナー保持プレート(トナー受け部材)
66 層規制ローラ
Claims (3)
- その回転によって表面にトナー像を形成する感光体ドラムと、
この表面に当接し、その回転によって前記表面を研磨する研磨ローラと、
前記感光体ドラムの回転方向でみて前記表面と前記研磨ローラとの当接位置よりも下流側にて前記表面に当接しており、この表面から残留トナーを除去するクリーニングブレードと、
前記除去した残留トナーを溜め、この残留トナーを前記研磨ローラに付着させるトナー受け部材と、
前記研磨ローラに当接し、その回転によって前記研磨ローラに付着した残留トナーの厚さを調整する層規制ローラとを具備し、
前記層規制ローラは、その接触面が前記研磨ローラの摺擦面よりも軟質の材質で形成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記層規制ローラは、前記トナー受け部材の近傍にて、トレール方向で研磨ローラに常に当接していることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
前記感光体ドラムは、表面に非晶質シリコン系の層を有した感光体ドラムであることを特徴とする画像形成装置。
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