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JP5287685B2 - 空調室外機 - Google Patents

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JP5287685B2
JP5287685B2 JP2009270946A JP2009270946A JP5287685B2 JP 5287685 B2 JP5287685 B2 JP 5287685B2 JP 2009270946 A JP2009270946 A JP 2009270946A JP 2009270946 A JP2009270946 A JP 2009270946A JP 5287685 B2 JP5287685 B2 JP 5287685B2
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Description

本発明は、空調室外機に関する。
従来より、空調室外機の内側に部品を固定する際に、ネジ部材が用いられることがある。この場合、ネジ部材の先端部が空調室外機の外郭から外側に突出していることがあり、空調室外機の据付作業者やユーザが、空調室外機の外郭から外側に突出しているネジ部材の先端部に触れることで怪我をすることある。
そこで、特許文献1(特開平8−136006号公報)に開示されている空調室外機のファンモータ取付台には、板部材を複数箇所で折り曲げた形状を呈するL字状部が設けられている。L字状部は、固定ネジによってファンモータ取付台が台板に取り付けられた際に、固定ネジの先端部を覆うように配置される。この空調室外機では、ファンモータ取付台が台板に取り付けられた場合に、L字状部の一部が、台板から突出した固定ネジの先端部よりも下側に配置されるため、据付作業者やユーザが固定ネジの先端に触れにくくすることができている。
しかしながら、特許文献1に開示されている空調室外機では、L字状部によって、固定ネジの先端部が覆われている。このため、空調室外機の据付作業者やユーザの安全性を向上させるためには、複雑な構成が必要である。
そこで、本発明の課題は、容易な構成で安全性を向上させることができる空調室外機を提供することにある。
第1発明に係る空調室外機は、底板と、据付脚と、部品と、ネジ部材と、を備えている。底板には、ネジ穴が形成されている。据付脚は、底板の下側に固定される。部品は、底板に固定される。ネジ部材は、底板に部品を固定するために、底板の上側から下側に向かってネジ穴に挿通される。部品は、ガス冷媒の流れる配管、又は、電気ヒータである。また、ネジ穴は、据付脚が底板に固定された場合に、据付脚に対向する位置に形成されている。
第1発明に係る空調室外機では、ネジ穴は、据付脚が底板に固定された場合に、据付脚に対向する位置に形成されている。このため、据付脚が底板に固定された場合に、底板に形成されているネジ穴と据付脚とが、平面視において重なるように配置される。したがって、例えば、ネジ部材の先端部が据付脚の下端部よりも上側に配置される場合には、据付脚が底板に固定されることで、ネジ部材の先端部が据付脚よりも下方に突出しないようにすることができる。
これによって、容易な構成で安全性を向上させることができる。
第2発明に係る空調室外機は、第1発明の空調室外機であって、据付脚は、覆い部を有する。覆い部は、部品が固定された底板に、据付脚が固定された場合に、ネジ部材の先端部を覆うように配置される。このため、据付脚が底板に固定されることで、ネジ部材の先端部を覆うことができる。
これによって、ネジ部材の先端部が据付脚から外側に突出しないようにすることができる。
第3発明に係る空調室外機は、第1発明又は第2発明の空調室外機であって、底板は、上方に突出する凸部を有する。また、ネジ穴は、凸部に形成されている。このため、例えば、ネジ穴が底板において上方に突出していない部分に形成されている場合と比較して、ネジ穴から据付脚の上端部までの距離を大きくすることができる。したがって、ネジ部材の先端部が据付脚の下端部よりも下側に配置され難くすることができる。
第4発明に係る空調室外機は、第1発明から第3発明のいずれかの空調室外機であって、部品は、加熱用部品である。このため、例えば、寒冷地において、加熱用部品によって底板が暖められることで、底板に溜まった水が凍るおそれを減らすことができる。
これによって、底板近傍に配置されている部品が凍結するおそれを減らすことができる。
第1発明に係る空調室外機では、容易な構成で安全性を向上させることができる。
第2発明に係る空調室外機では、ネジ部材の先端部が据付脚から外側に突出しないようにすることができる。
第3発明に係る空調室外機では、ネジ部材の先端部が据付脚の下端部よりも下側に配置され難くすることができる。
第4発明に係る空調室外機では、底板近傍に配置されている部品が凍結するおそれを減らすことができる。
本発明の一実施形態に係る室外機を備える空気調和装置の外観図。 本発明の一実施形態に係る室外機を備える空気調和装置の概略冷媒回路図。 ヒータ管および据付脚が固定された底板を上方から視た図。 ヒータ管および据付脚が固定された底板を斜め上方から視た図。 ヒータ管および据付脚が固定された状態の底板の断面図(図3のV-V断面に相当)。 据付脚の平面図。 据付脚の側面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る室外機10(空調室外機に相当)を備える空気調和装置1について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空気調和装置の構成>
空気調和装置1は、室外に設置される室外機10と、室内の壁面に設置される室内機2とを備えている(図1参照)。室内機2内には室内熱交換器3が収容されており、室外機10内には室外熱交換器11が収容されており、室内熱交換器3および室外熱交換器11が冷媒配管により接続されることで、冷媒回路20を構成している。
<冷媒回路の構成>
冷媒回路20は、図2に示すように、主として、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器11、室外膨張弁14、アキュムレータ15および室内熱交換器3が冷媒配管によって接続されることで、構成されている。なお、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器11、室外膨張弁14、アキュムレータ15は、室外機10側に配置されている。また、室内熱交換器3は室内機2側に配置されている。
また、冷媒回路20は、吐出管20a、ガス管20b、液管20c、室外側液管20d、室外側ガス管20e、アキュム管20f、吸入管20gおよびヒータ管20hを有している。
吐出管20aは、圧縮機12の吐出側と四路切換弁13とを接続している。ガス管20bは、四路切換弁13と室内熱交換器3とを接続している。液管20cは、室内熱交換器3と室外膨張弁14とを接続している。室外側液管20dは、室外膨張弁14と室外熱交換器11とを接続している。室外側ガス管20eは、室外熱交換器11と四路切換弁13とを接続している。アキュム管20fは、四路切換弁13とアキュムレータ15とを接続している。吸入管20gは、アキュムレータ15と圧縮機12の吸入側とを接続している。
また、ヒータ管20hは、吐出管20aの途中に設けられた分岐点A1と、室外側液管20dの途中に設けられた分岐点D1とを接続している。さらに、ヒータ管20hには、その途中に弁27が設けられている。弁27は、制御部(図示せず)からの指令によって開閉される。このため、弁27が開閉されることで、ヒータ管20h内の冷媒の流通が許容される状態と、許容されない状態とが切り換えられる。また、弁27が開かれてヒータ管20h内の冷媒の流通が許容されると、ヒータ管20h内には、圧縮機12から吐出されて吐出管20a内を流れる高温のガス冷媒の一部が流れることになる。さらに、弁27の下流側には、冷媒の流通路の断面積を減じるキャピラリーチューブ28が設けられている。
<室外機の構成>
室外機10は、図1に示すように、本体17と、本体17の下部に配置される据付脚30と、を備えている。
本体17は、ケーシング40と、圧縮機12と、四路切換弁13と、室外熱交換器11と、アキュムレータ15と、室外ファン16とを有している。
ケーシング40は、圧縮機12、四路切換弁13、室外熱交換器11、アキュムレータ15および室外ファン16を収納している。また、ケーシング40は、天板41、底板45、前板42、左側板43a、右側板43bおよび背板44を有しており、略直方体形状を呈している。底板45は、天板41と対向するように配置される。前板42は、背板44と対向するように配置される。左側板43aと右側板43bとは、互いに対向するように配置される。なお、底板45の構成については、後に詳しく説明する。
据付脚30は、本体17が設置される設置場所と、本体17と、の間に位置することになる部材である。また、室外機10の外郭は、ケーシング40と、据付脚30とから構成される。なお、据付脚30の構成については、後に詳しく説明する。
また、室外機10は、仕切板(図示せず)によって、送風機室と機械室とに区分されている。送風機室には、室外熱交換器11および室外ファン16が配置されている。また、機械室には、圧縮機12およびアキュムレータ15が配置されている。
圧縮機12は、運転容量を可変可能な圧縮機である。圧縮機12は、駆動することによって、冷媒を圧縮する機能を有している。また、圧縮機12は、底板45に固定されている。
四路切換弁13は、冷媒の流れを切り換えるために設けられている。なお、図2では、四路切換弁13において、暖房運転を行うための接続状態を実線で示し、冷房運転を行うための接続状態を点線で示している。
室外熱交換器11は、伝熱管と多数のフィンとから構成されるクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室外熱交換器11は、左側板43aと背板44とに沿うように配置され、平面視が略L字状となるような形状を有している。なお、暖房運転時には、室外熱交換器11は蒸発器として機能し、室内熱交換器3は凝縮器として機能する。また、冷房運転時には、室外熱交換器11は凝縮器として機能、室内熱交換器3は蒸発器として機能する。
室外膨張弁14は、液管20cや室外側液管20dを流れる冷媒の圧力や流量の調整を行うために、室外熱交換器11の液側に接続された電動膨張弁である。
アキュムレータ15は、圧縮機12の吸入側と四路切換弁13との間に配置されており、冷媒回路20内を循環する冷媒を一時的に溜めるための容器である。
室外ファン16は、室外熱交換器11の前方に配置されており、正面視において、送風機室の略中央部に配置されている。室外ファン16は、複数の羽根を有するプロペラファンである。室外ファン16は、ケーシング40内に室外空気を吸入して、室外熱交換器11において冷媒と熱交換させた後に、室外に排出する。また、室外ファン16は、ファンモータ(図示せず)によって駆動される。また、ファンモータの後方には、ファンモータを固定するためのファンモータ台(図示せず)が配置されている。
<底板の構成>
図3は、ヒータ管20hおよび据付脚30が固定された底板45を上方から視た図である。図4は、ヒータ管20hおよび据付脚30が固定された底板45を斜め上方から視た図である。図5は、ヒータ管20hおよび据付脚30が固定された底板45を図3のV-Vで切断し、図3の矢印Y方向から視た図である。なお、図4では、ネジ部材49aを省略して描いている。また、図5では、据付脚30が、設置台60に固定されている状態を描いている。
底板45は、本体17の底面を構成しており、平面視において、略矩形状を呈する金属製の部材である。また、底板45は、略水平面方向に延びる底面部46と、底面部46の周縁部分から略鉛直方向に立ち上がる鉛直部45aとを有している。鉛直部45aは、プレス成形によって、底面部46と一体に形成されている。このような構成によって、底板45は、底板45に滴下する水を周縁部から外に逃さない構造になっている。
また、底面部46は、水平面部46aと、傾斜面部46bと、第1凹面部46cと、第2凹面部46dと、第3凹面部46eと、台座部46fと、を有する。
水平面部46aは、底面部46の前側端部に配置されている。水平面部46aは、平坦な面であって、水平方向に沿って延びる面である。
傾斜面部46bは、底面部46の略中央部に配置されており、水平面部46aの背面側端部から連続して形成されている。また、傾斜面部46bは、平坦な面であって、水平方向に対して傾斜している。具体的には、傾斜面部46bは、前側端部よりも背面側端部の方が低くなるように傾斜している。さらに、傾斜面部46bにおいて最も高い位置に配置される部分である傾斜面部46bの前側端部は、水平面部46aを基準面とした場合、基準面と略同一となるように配置されている。
第1凹面部46cは、底面部46の略中央よりも左側の領域に配置されている。また、第1凹面部46cは、水平面部46a、傾斜面部46b、第2凹面部46dおよび第3凹面部46eに隣接している。第1凹面部46cは、平坦な面であって、水平方向に沿って延びる面46caを含む。面46caは、基準面よりも低い位置に配置される。また、第1凹面部46cの背面側端部近傍には、室外熱交換器11等から滴下する水を室外機10外に排出可能な開口46cbが形成されている。
第2凹面部46dは、第1凹面部46cと傾斜面部46bとに隣接している。また、第2凹面部46dは、平坦な面であって、水平方向に延びる面46daを含む。また、面46daは、第1凹面部46cよりも低い位置であり、かつ、傾斜面部46bの略中央部と略同一の位置に配置される。
第3凹面部46eは、底面部46の背面側端部に配置されており、傾斜面部46bの背面側端部に連続して形成されている。また、第3凹面部46eは、平坦な面であって、水平方向に沿って延びる面46eaを含む。また、面46eaは、傾斜面部46bにおいて最も低い位置に配置される部分である傾斜面部46bの背面側端部よりも低い位置に配置される。このため、第3凹面部46eの含む面46eaは、底面部46において最も低い位置に配置される。さらに、第3凹面部46eには、室外熱交換器11等から滴下する水を室外機10外に排出可能な開口46ebが形成されている。したがって、傾斜面部46bを流れて第3凹面部46eに集められた水を、開口46ebから排出することができる。
台座部46fは、傾斜面部46bの略中央部から背面側の領域に配置されている。また、台座部46fは、平坦な面であって、水平方向に沿って延びる面46faを含む。また、面46faは、基準面と略同一の位置に配置される。さらに、台座部46fには、ファンモータ台を固定するための取付部46fbが形成されている。
さらに、底面部46は、底面部46の略中央部よりも左側の領域であって、前記領域の前側端部近傍に、凸面部47(凸部に相当)を有する。具体的には、凸面部47は、図3に示すように、傾斜面部46b近傍であって、第1凹面部46cと第2凹面部46dの境界に配置されている。なお、凸面部47は、底板45において、左側に配置される据付脚30の固定位置と重なるように配置されている。すなわち、凸面部47は、据付脚30が底板45に固定された場合に、据付脚30に対向する位置に設けられている。
凸面部47は、底面部46において、絞り加工によって、上方に突出するように形成されている。また、凸面部47は、図5に示すように、水平方向に沿って延びる面47aを含む。面47aは、凸面部47において最も高い位置に配置される部分であって、面47aは、第1凹面部46cの含む面46caおよび第2凹面部46dの含む面46daよりも高い位置に配置される。また、面47aには、後述するネジ部材49aが挿通可能なネジ穴47bが形成されている。
また、底面部46の上面側には、ヒータ管20hの一部が配置される。具体的には、ヒータ管20hは、圧縮機12が位置する機械室側から送風機室側に延び、送風機室側底部を一周して機械室側に戻る。さらに、送風機室側では、ヒータ管20hは、ファンモータ台(図示せず)が取り付けられる台座部46fを囲むように、底面部46の上面側に配置される。なお、本実施形態では、ヒータ管20hは、室外熱交換器11とは接触しない位置に配置されている。
さらに、本体17は、図3に示すように、第1固定部材48a、第2固定部材48b、第3固定部材48c、第4固定部材48dおよび第5固定部材49を備えている。第1固定部材48a、第2固定部材48b、第3固定部材48c、第4固定部材48dおよび第5固定部材49は、ヒータ管20hが底面部46から離反しないように、ヒータ管20hを底面部46の上面側に固定するための部材である。
第1固定部材48aは、台座部46f端部に配置されている。また、第1固定部材48aは、ヒータ管20hの外周を保持することで、ヒータ管20hを台座部46fおよびファンモータ台に固定する。
第2固定部材48bは、第1凹面部46cの背面側端部近傍に配置されている。また、第2固定部材48bは、ヒータ管20hの外周を保持することによって、ヒータ管20hを第1凹面部46cに固定する。
第3固定部材48cは、底面部46において、送風機室側の右側端部に配置されている。また、第3固定部材48cは、ヒータ管20hの外周を保持することによって、ヒータ管20hを底面部46に固定する。
第4固定部材48dは、底面部46において、第3固定部材48cよりも前方に配置されている。また、第4固定部材48dは、ヒータ管20hの外周を保持することによって、ヒータ管20hを底面部46に固定する。
第5固定部材49は、左側前部に配置されている。具体的には、第5固定部材49は、凸面部47近傍に配置される。また、第5固定部材49は、ネジ部材49aと、保持部材49bとを有する。ネジ部材49aは、凸面部47のネジ穴47bを、底面部46の上面側から下面側に向かって挿通する。また、ネジ部材49aにおいて、ネジ穴47bよりも下側に位置する部分の距離(長さ)は、凸面部47の面47aから第2凹面部46dの面46daまでの距離(高さ)と略同一、あるいは、凸面部47の面47aから第2凹面部46dの面46daまでの距離(高さ)よりも少しだけ大きい(図5参照)。保持部材49bは、凸面部47の含む面47aの上面側に配置される。また、保持部材49bは、ヒータ管20hの外周を保持する第1部分49baと、第1部分49baから延びる第2部分49bbとを含む。第2部分49bbには、ネジ部材49aが挿通可能なネジ穴49cが形成されている(図4参照)。このため、図5に示すように、第1部分49baに保持されているヒータ管20hは、ネジ部材49aが第2部分49bbのネジ穴49cおよび凸面部47のネジ穴47bを挿通することで、保持部材49bとともに底面部46に固定される。このように、ヒータ管20hは、底板45の左側前部において、ネジ止めによって底板45に固定されている。
<据付脚の構成>
据付脚30は、本体17を設置する設置台60(図5参照)に直接接触する部材である。据付脚30は、本体17と設置台60との間にスペースを確保する役割や、アンカーボルト(図示せず)によって本体17を設置台60に固定させる役割を果たす。
据付脚30は、図1に示すように、底板45の右側端部近傍の下面側と、底板45の左側端部近傍の下面側とに、それぞれ固定される。なお、底板45の右側端部近傍の下面側に固定される据付脚30と、底板45の左側端部近傍の下面側に固定される据付脚30とは、同一の構成である。このため、1つの本体17について、2つの同じ据付脚30が取り付けられる。
据付脚30は、底板45の奥行き寸法よりも長く前後方向に延びている。また、据付脚30は、図6および図7に示すように、第1端部31と、第2端部32と、前側凸部33と、背面側凸部34と、接続部35と、を有している。
第1端部31は、据付脚30が底板45に固定された場合に、底板45の前側に配置される部分である。第1端部31は、図6および図7に示すように、第1上面31aと、第1側面31bと、第1前面31cと、を含む。第1上面31aは、水平方向に延びる面であって、据付脚30の下端を基準位置H1とすると、基準位置H1から所定の第1距離(例えば、4mm)だけ上方に配置される。第1側面31bは、第1上面31aから離れる方向に第1上面31aの左右両端部から据付脚30の下端まで延びている。第1前面31cは、第1上面31aから離れる方向に、第1上面31aの前側端部から据付脚30の下端まで延びている。また、第1上面31aには、据付脚30を設置台60に固定するためのアンカーボルトが挿通する孔31dが形成されている。
第2端部32は、据付脚30が底板45に固定された場合に、底板45の背面側(後側)に配置される部分である。第2端部32は、図6および図7に示すように、第2上面32aと、第2側面32bと、第2背面32cと、を含む。第2上面32aは、水平方向に延びる面であって、基準位置H1から、第1上面31aと等しい所定の第1距離だけ上方に配置される。第2側面32bは、第2上面32aから離れる方向に、第2上面32aの左右両端部から据付脚30の下端まで延びている。第2背面32cは、第2上面32aから離れる方向に、第2上面32aの背面側端部から据付脚30の下端まで延びている。また、第2上面32aには、据付脚30を設置台60に固定するためのアンカーボルトが挿通する孔32dが形成されている。
前側凸部33は、図6および図7に示すように、第3上面33aと、第3側面33bと、第3前面33cと、第3背面33dと、を含む。第3上面33aは、水平方向に延びる面であって、基準位置H1から、所定の第1距離よりも大きい所定の第2距離(例えば、15mm)だけ上方に配置される。第3側面33bは、第3上面33aから離れる方向に、第3上面33aの左右両端部から据付脚30の下端まで延びている。第3前面33cは、第3上面33aから離れる方向に、第3上面33aの前側端部から第1上面31aの背面側端部に延びている。第3背面33dは、第3上面33aから離れる方向に、第3上面33aの背面側端部から後述する接続部35の第5上面35aの前側端部に延びている。
背面側凸部34は、図6および図7に示すように、第4上面34aと、第4側面34bと、第4前面34cと、第4背面34dと、を含む。第4上面34aは、水平方向に延びる面であって、基準位置H1から、第3上面33aと等しい所定の第2距離だけ上方に配置される。第4側面34bは、第4上面34aから離れる方向に、第4上面34aの左右両端部から据付脚30の下端まで延びている。第4前面34cは、第4上面34aから離れる方向に、第4上面34aの前側端部から後述する接続部35の第5上面35aの背面側端部に延びている。第4背面34dは、第4上面34aから離れる方向に、第4上面34aの背面側端部から第2上面32aの前側端部に延びている。
接続部35は、図6および図7に示すように、第5上面35aと、第5側面35bと、を含む。第5上面35aは、水平方向に延びる面であって、基準位置H1から、所定の第1距離よりも大きく所定の第2距離よりも小さい所定の第3距離(例えば、10.5mm)だけ上方に配置される。また、第5側面35bは、第5上面35aから離れる方向に、第5上面35aの左右両端部から据付脚30の下端まで延びている。さらに、第5側面35bは、前側凸部33近傍および背面側凸部34近傍に設けられている。
また、底板45において、据付脚30が固定される固定位置は予め決まっている。さらに、ケーシング40の底板45に据付脚30が固定される場合、前側凸部33の第3上面33aおよび背面側凸部34の第4上面34aと、底板45の下面側と、が接合される。なお、左側に配置される据付脚30は、平面視において底板45の凸面部47と重なる位置に固定される。また、上述のように、ネジ部材49aにおいてネジ穴47bよりも下側に位置する部分の距離(長さ)は、凸面部47の面47aから第2凹面部46dの面46daまでの距離(高さ)と略同一、あるいは、凸面部47の面47aから第2凹面部46dの面46daまでの距離(高さ)よりも少しだけ大きい。このため、据付脚30が底板45に固定された場合、接続部35の第5上面35aは、図5に示すように、ネジ部材49aの先端部に接触しない。また、第5上面35aは、据付脚30が底板45に固定されたときに、凸面部47の面47aと対向する位置に配置される覆い部35cを含む。覆い部35cは、図5に示すように、ヒータ管20hを底板45に固定するときに用いられるネジ部材49aの先端部を覆うように配置される。このため、底板45にヒータ管20hが固定されても、ネジ部材49aの先端部が据付脚30の覆い部35cによって覆われているため、室外機10の外郭からネジ部材49aの先端部が突出しないようにすることができる。
<特徴>
(1)
上記実施形態では、ネジ穴47bは、底板45において、据付脚30が底板45に固定された場合に、据付脚30に対向する位置に形成されている。このため、据付脚30が底板45に固定された場合に、ネジ穴47bと据付脚30とが平面視において重なるように配置される。したがって、ネジ部材49aの先端部が、室外機10の外郭から突出しないようにすることができる。
これによって、容易な構成で、空調室外機の据付作業者やユーザの安全性を向上させることができている。
(2)
上記実施形態では、据付脚30は、底板45に固定された場合に、凸面部47の面47aと対向する位置に配置される覆い部35cを含む。このため、ネジ部材49aによって、ヒータ管20hが底板45に固定されても、覆い部35cによって、ネジ部材49a先端部を覆うことができる。
これによって、ネジ部材49aの先端部が室外機10の外郭から突出しないようにすることができている。
(3)
上記実施形態では、ネジ穴47bは、凸面部47の面47aに形成されている。このため、例えば、ネジ穴が第1凹面部に形成されている場合と比較して、据付脚30が底板45に固定された場合の据付脚30とネジ穴との距離を大きくすることができる。したがって、ネジ部材49aの先端部と据付脚30とが干渉しないようにすることができる。
これによって、ネジ部材49aの先端部が据付脚30よりも下側に配置され難くすることができている。
(4)
上記実施形態では、底面部46の上面側には、ヒータ管20hの一部が配置されている。また、弁27が開かれているときに圧縮機12が駆動されることで、ヒータ管20hには、高温のガス冷媒が流れる。このため、ヒータ管20hに冷媒が流れている場合には、底面部46を暖めることができる。したがって、寒冷地等の室外の温度が低い場合であっても、暖房運転時に室外熱交換器11から底面部46の上面側に滴下した水が凍るおそれを減らすことができる。
これによって、室外ファン16が凍結して破損するおそれを減らすことができる。また、開口46cbや開口46ebが氷で塞がれるおそれを減らすことができるため、室外熱交換器11から滴下した水を確実に排出することができる。
また、上記実施形態では、ヒータ管20hは、底面部46の上面側にネジ部材49aによって固定されている。このため、例えば、ヒータ管がネジ部材を用いない結束具(例えば、タイラップ等)によって底面部に固定される場合と比較して、ヒータ管が底面部から離反するおそれを減らすことができる。したがって、ヒータ管20hと底面部46との接触面積が減少することで、底面部46を暖めるヒータ管20hの効果が低減しないようにすることができる。
<変形例>
(A)
上記実施形態では、底面部46の上面側にはヒータ管20hの一部が配置されており、底面部46はヒータ管20h内を流れる高温のガス冷媒によって暖められている。
これに代えて、底面部が、冷媒回路とは別途設けられている加熱用部品によって暖められてもよい。
例えば、上記実施形態のヒータ管20hが配置されている部分に、通電によって発熱する電気ヒータが配置されていてもよい。このように、底面部の上面側に電気ヒータが配置される場合には、電気ヒータに通電するためのスイッチ等を操作することで、底面部を暖めることができる。このため、圧縮機を駆動させなくても、底面部を暖めることができる。また、上記実施形態のように、冷媒回路を複雑な構成にしなくても、底面部を暖めることができる。これにより、容易な構成によって、底面部を暖めることができる。
(B)
上記実施形態では、据付脚30には、据付脚30が底板45に固定された場合に、凸面部47の面47aと対向する位置に配置される覆い部35cが含まれる。
これに代えて、据付脚において、上記実施形態の覆い部35cに相当する部分に、開口が形成されていてもよい。このように、据付脚に開口が形成されている場合であっても、据付脚の下面側は設置台、地面または床面によって覆われているため、据付脚からネジ部材の先端部が露出しないようにすることができる。このため、ユーザがネジ部材の先端部に触れて怪我をするおそれを減らすことができる。
これによって、安全性を向上させることができる。
本発明は、容易な構成で据付作業者やユーザの安全性を向上させることができる発明であるため、空調室外機への適用が有効である。
10 室外機(空調室外機)
20h ヒータ管(部品)
30 据付脚
35c 覆い部
45 底板
47 凸面部(凸部)
47b ネジ穴
49a ネジ部材
特開平8−136006号公報

Claims (4)

  1. ネジ穴(47b)が形成されている底板(45)と、
    前記底板の下側に固定される据付脚(30)と、
    前記底板に固定される部品(20h)と、
    前記底板に前記部品を固定するために、前記底板の上側から下側に向かって前記ネジ穴に挿通されるネジ部材(49a)と、
    を備え、
    前記部品は、ガス冷媒の流れる配管、又は、電気ヒータであり、
    前記ネジ穴は、前記据付脚が前記底板に固定された場合に、前記据付脚に対向する位置に形成されている、
    空調室外機(10)。
  2. 前記据付脚は、前記部品が固定された前記底板に前記据付脚が固定された場合に、前記ネジ部材の先端部を覆うように配置される覆い部(35c)を有する、
    請求項1に記載の空調室外機。
  3. 前記底板は、上方に突出する凸部(47)を有し、
    前記ネジ穴は、前記凸部に形成されている、
    請求項1又は2に記載の空調室外機。
  4. 前記部品は、加熱用部品である、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調室外機。
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