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JP5279907B2 - ボディエリアネットワーク媒体アクセス制御プロトコルによる適応的周波数アジリティの実現 - Google Patents

ボディエリアネットワーク媒体アクセス制御プロトコルによる適応的周波数アジリティの実現 Download PDF

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Description

本願は2008年8月11日出願の米国仮出願番号61/087,754の利益を主張する。
本発明は概してボディエリアネットワーク(BAN)において利用される媒体アクセス制御(MAC)プロトコルに関し、特にこうしたプロトコルによって適応的周波数アジリティをサポートするための技術に関する。
ボディエリアネットワーク(BAN)は主としてバイタルサインの常時モニタリング及びロギングのために設計される。例示的なBANは、図1に示される通り、複数のスレーブ装置120を含み、これらは典型的には装着可能であるか又は人体に埋め込まれることができるセンサである。スレーブ装置120は生命にかかわる身体パラメータと運動を観察し、無線媒体を介して互いに通信する。スレーブ装置120はデータを身体から1つ以上のマスタ装置130へ送信することができ、ここからデータが、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、セルラーネットワークなどを介して、病院、診療所などへリアルタイムに転送されることができる。
BANを設計する際の重要な要素の1つは、スレーブ装置120及び/又はマスタ装置130のエネルギー効率である。効率的なエネルギー消費は、受信装置(すなわちデータを受信する装置)をリッスン状態とスリープ状態の間で最適にデューティサイクルさせることによって達成されることができる。装置がデータを送信も受信もしていないとき、装置の無線はオフにされ、それによって装置のエネルギー消費を削減する。デューティサイクルは、アイドルリスニング及びオーバーヒアリング時間、データ伝送の衝突、及び制御オーバーヘッドの最小化を目的として媒体アクセス制御(MAC)プロトコルによって実行され、これは最終的に省力化につながる。
MACデューティサイクル技術は、同期及び非同期モードを含む。非同期モードにおいて送信装置(すなわち媒体上でデータを送信する装置)とリスナー装置(すなわち媒体をリッスンする装置)は独立したスリープ及びアウェイク時間を持ち、そのためビーコンなどの明示的な同期メカニズムが必要ない。
プリアンブルサンプリング技術は、WiseMAC,B‐MAC及びX‐MACなどの非同期デューティサイクルMACプロトコルにおいて広く使用されている。WiseMACは、"WiseMAC:An Ultra Low Power MAC Protocol for the Downlink of Infrastructure Wireless Sensor Networks,"by El‐Hoiydi,et al. published in the Proceedings of the Ninth IEEE Symposium on Computers and Communication,(ISCC)pages 244‐251,Alexandria,Egypt,June 2004にさらに記載されている。B‐MACは"Versatile Low Power Media Access for Wireless Sensor Networks",ACM SenSys,Nov.2004 by Polastre,et al.に記載され、X‐MACプロトコルは"X‐MAC:A Short Preamble MAC Protocol for Duty‐Cycled Wireless Sensor Networks,"ACM SenSys,2006,by Buettner,et al.に発表されている。
図2に図示される通り、プリアンブルサンプリング技術において全装置は短い時間"T"の間媒体を周期的にリッスンし、そして媒体がアイドルである場合は期間"TCI"の間スリープ状態に戻る。時間TCI‐2つの連続リッスン時間Tの間‐はチェック間隔である。時間間隔TCI及びTの組み合わせはウェイクアップ時間間隔である。送信装置が送るべきデータを持つとき、これは受信装置のチェック時間間隔TCIよりも長いウェイクアップ(WUP)メッセージ210を送信する。プリアンブルサンプリング技術において、WUPメッセージ210はプリアンブルのみを持ち、いかなる他の情報も持たない。受信装置がウェイクアップするとき、これは媒体をセンスし、WUPメッセージ210を検出する。これは、データが完全に受信されるまで、及び/又は媒体が再度アイドルになるまで、受信装置をアウェイクのままにさせる。
実データが送信されるときに受信装置がアウェイクであることを確実にするために、WUPメッセージ210の長さはチェック間隔TCIよりも長くなければならない。受信装置のチェック間隔TCIが非常に長い場合、WUPメッセージ送信は長時間媒体を支配する可能性があり、その結果他の装置が媒体にアクセスすることを妨げる。
BANのために考慮される複数の周波数帯域があり、例えば米国における401‐406MHzの医療機器無線通信(MedRadio)サービスを含む。MedRadio帯域は、埋め込み式及び装着式の医療機器を含む診断及び/又は治療的適用をサポートするために非音声データの伝送のために使用されることを目的とする。連邦通信委員会(FCC)は、効率的なスペクトル共有を確実にし、帯域の一次ユーザへの有害な干渉を軽減するためのMedRadioルールを規定している(例えばMeteorological Aids,Meteorological Satellite,and Earth Exploration Satellite Services)。
MedRadioサービスの規定の1つはまた、外部プログラマ/制御送信機が、動作のために適切な最小干渉チャネルを選択するために通信セッションを開始する前にListen Before Talk(LBT)周波数モニタリング手順(すなわちそれが支配しようとする1つ又は複数のチャネルのモニタリング)を実行することも必要とする。
この要件は、適応的周波数アジリティ(AFA)の使用を規定する。つまり、閾値電力レベルを上回る信号が検出されない場合、チャネルは通信セッションのために使用されることができ、そうでなければ、コントローラは全候補チャネルをスキャンしなければならず、最低環境電力レベルを持つチャネルがアクセスされることができる。従って、AFAを要するMedRadio帯域の使用は、単一チャネル操作のみが可能なMACプロトコルの利用を妨げる。こうしたMACプロトコルの例は、少なくともB‐MAC,WiseMAC,X‐MAC,及びIEEE802.15.4を含む。
従って、AFAをサポートするBAN MACプロトコルを提供することが望ましいであろう。
本発明の特定の実施形態は、周波数帯域のチャネルを適応的にスヌープするための方法を含む。該方法は、チャネルの順位リストからスキャンされるべきアンカーチャネルを選択するステップ;アンカーチャネルに対してセットされるドウェル時間の期間、所定のスヌープ時間間隔で、アンカーチャネルを周期的にスキャンするステップ;順位リスト内のアンカーチャネルに先行する全チャネルを周期的にスキャンするステップ、各先行するチャネルは異なる所定期間スキャンされる;アンカーチャネル又は先行するチャネルのいずれかでメッセージが受信されたかどうかチェックするステップ;スキャンされているチャネルに対してセットされるドウェル時間の合計の期間にメッセージが受信されなかったとき、順位リスト内のアンカーチャネルの直後にランク付けされるチャネルを新たなアンカーチャネルとなるよう選択するステップ;並びに、メッセージが受信されたチャネルを新たなアンカーチャネルとなるよう決定するステップを有する。
本発明とみなされる主題は、明細書の最後において請求項に具体的に指摘され、明確に請求される。本発明の前述の及び他の特徴及び利点は、添付の図面と併用される以下の詳細な説明から明らかとなるだろう。
ボディエリア無線ネットワークの略図である。 非同期デューティサイクル技術の動作を図示するための図である。 シーケンシャルスヌーピング技術の動作を図示するための図である。 本発明の一実施形態に従って実現される適応的スヌーピング技術の動作を図示するための図である。 本発明の一実施形態に従って媒体を適応的にスヌープするための方法を示すためのフローチャートである。
本発明によって開示される実施形態は、本明細書の革新的教示の多くの有利な使用の例に過ぎないことに留意することが重要である。概して、本願の明細書においてなされる記述は、必ずしも様々な請求された発明のいずれも制限するものではない。さらに、一部の記述は一部の発明の特徴に当てはまり得るが、他のものには当てはまらないことがある。概して、他に指示されない限り、一般性を喪失することなく、単数の要素は複数であってもよく、その逆もまた同様である。図面において複数の図を通して類似する数字は類似する部分をあらわす。
本発明の特定の実施形態によれば、AFAをサポートする複数のMACデューティサイクル技術が提供される。MedRadioルールは、送信装置がノイズのあるチャネルを空け、新たなセッションの開始時に"ノイズの無い(quiet)"チャネルへスイッチしなければならないことを記載している。従って、チャネルをスイッチしながら通信を可能にするために送信装置と受信装置間の調整が必要とされる。開示された技術はこれらの規定の下で送信装置と受信装置による媒体へのアクセスを調整する。
一般的に、BAN装置の無線コンポーネントは論理チャネルへ分割される様々な周波数帯域で動作することができる。本発明の特定の実施形態によれば、同じBANに属する装置は、それらが支配しようとする論理チャネルの順位リストを保持する。一実施形態において、順位リストは論理チャネルを望ましい順に(例えば一次、二次、三次など)リストアップし、リストは単一のBANに属する全装置で共有される。一実施形態において、通信プロトコルスタック内の上位層(例えばネットワーク層又はアプリケーション層)は順位リストを保持しネットワーク内の装置へ配布する。装置起動時は、ネットワークが形成されるまでデフォルト順位リストが使用され、そしてチャネル順位付けがリアルタイムに更新される。
一次チャネルはピア装置(すなわちピアツーピア接続で互いに接続される装置)間の通信を実行するために最も適切とみなされるチャネルである。一次チャネルがノイズが多くなる場合、送信装置は二次チャネルへスイッチし、二次チャネルが通信に適していない場合は、三次チャネルへのスイッチが起こる。
一般的に、送信装置は最上位のアイドルチャネルで送信したがる。送信装置が、最上位チャネルにノイズがある(従って使用できない)ことを見つける場合、装置はアイドルチャネルが検出されるまで、次の上位チャネルなどの状態を評価する。送信装置が一次チャネルがビジーであることを見つける場合、これは一次チャネルが現在アイドルであるかどうかをチェックするために再度待機及びリッスンし得ることに留意すべきである。ほとんどの場合、送信装置は短い待機期間後に一次チャネルがアイドルであることを見つけ、そして一次チャネルにアクセスし得る。一次チャネルが長期間ビジーであるときのみ、送信機は二次チャネルへアクセスしようと試みる。一次及び二次チャネルの両方が長期の所定時間ビジーである場合、装置は三次チャネルなどへアクセスしようと試みる。
送信装置はチャネルを動的にスイッチし、そのため受信装置はどのチャネルに入力メッセージが到着するか事前にわからない可能性がある。さらに、受信装置は全論理チャネルを同時にリッスンすることができない。BANにおける各装置(スレーブ120又はマスタ130のいずれか)は、通常、一度に1つのチャネルのみを受信、送信又はリッスンすることができる単一のトランシーバを含む。加えて、各装置は、エネルギーを節約するためにアクティブ状態とスリープ状態の間でそのトラシーバをデューティサイクルし、そのため受信装置が1つ又は複数のチャネルをリッスンすることができる時間は限られる。さらに、送信側と受信側における媒体の状態は異なり得る。例えば、人体の外側の送信装置はチャネルにノイズがあることを見つけるかもしれず、一方同時に体内の受信装置は同じチャネルがアイドルであることを見つけるかもしれない。これは身体組織を通過する間の著しい信号減衰に起因し得る。従って、受信機が送信装置側におけるチャネルの状態を確実に知ることは不可能である。送信装置はチャネルを動的にスイッチするので、受信装置はどのチャネルに入力メッセージが到着するか事前にわからない。
入力メッセージを受信する直接的アプローチは、図3に図示されるシーケンシャルスヌーピング技術により、N個の異なるチャネルを周期的にスキャンするものである。受信装置は全チャネルを1つずつラウンドロビン方式でスキャンする。スキャンの目的は、入力メッセージがある場合にそれを検出することである。図3に示される通り、受信装置は時間Tにおいて1位のチャネル(CH)を、時間Tにおいて2位のチャネル(CH)などをスキャンする。一旦全チャネルがスキャンされると、装置はしばらくスリープし、そして1位のチャネルから再開し得る。2つの連続するチャネルのスキャン開始の間の時間は"Ts"とあらわされる。この技術の主要な欠点は、複数のチャネルを繰り返しスキャンすることがかなりの電力を消費することである。
図4は本発明の原理に従って実施される適応的スヌーピング技術を図示する。通常、送信装置は通信のために下位チャネルよりも上位チャネルを好む。従って、メッセージが上位チャネルに到着する可能性は下位チャネルよりも高い。従って、受信装置は下位チャネルよりも高い頻度(短い間隔)で上位チャネルをスキャンする。受信装置が上位チャネルでメッセージを受信し続ける限り、下位チャネルをスキャンしないので、その結果エネルギーを節約する。メッセージが所定期間に上位チャネルで受信されないときのみ、受信装置は、低頻度ではあるが(すなわち上位チャネルよりも長い間隔で)、下位チャネルをスキャンし始める。
適応的スヌーピング技術において、チャネルは順位リスト内のそれらのランクに従ってスキャンされる。スキャンされるチャネルのセットは一次チャネルで初期設定される。このセットは、所定期間にスキャンされる上位チャネルのいずれでもメッセージが受信されなかった場合のみ、下位チャネルを含むように徐々に拡張される。メッセージが受信されるとすぐに、スキャンされるチャネルのセットは更新される。
適応的スヌーピング技術はチャネル当たり2つの異なる期間を規定する:スヌープ間隔Ts及びドウェル期間D、'i'はチャネルのランクである(i=1,2,…,N)。ランク'i'はランク'i+1'よりも上位であることに留意されたい。Ts及びDは設定可能なパラメータである。受信装置はTsの間隔でi位のチャネルを周期的にスキャンする。D(D>=Ts)の期間にi位のチャネルでメッセージが受信されない場合、受信装置は時間間隔Tsでi位のチャネルをスキャンし続けながら、Tsi+1の間隔でi+1位のチャネルをスキャンし始める。D+Di+1の期間にi位のチャネルでも、Di+1の期間にi+1位のチャネルでもメッセージが受信されない場合(Di+1>=Tsi+1)、受信装置はTsi+2の間隔でi+2位のチャネルをスキャンし始める。本発明の一実施形態においてはTs<=Ts<=Ts<=…<=Tsである。
図4に示される通り、時間T,T,T及びTにおいて1位のチャネル(CH)はDの期間に時間間隔Ts毎にスヌープされる。Dの終わりに、受信装置はCHをスキャンし続けながら、Dの期間に時間間隔Tsで2位のチャネル(CH)をスキャンし始める。その後時間Tにおいて、受信装置は3位のチャネル(CH)をスキャンし始める。受信装置は、スキャンされるチャネルで活動が検出されない場合にのみチャネルをスイッチすることが留意されるべきである。
当然のことながら、適応的スヌーピング技術はスキャンされるチャネルの数を最小化し、その結果受信装置の電力消費を著しく削減する。受信装置は一次チャネルのみを、装置がそのチャネルでメッセージを周期的に受信する限り、スヌープする。
図5は、本発明の一実施形態にかかる媒体へのアクセスを制御するための方法を記載するための例示的かつ非限定的なフローチャート500を示す。該方法は、MedRadio及び産業、科学、医療用(ISM)を含むがこれらに限定されない周波数帯域によってみなされるAFA規定をサポートするためにチャネルの適応的スヌーピングを可能にする。
S510において、チャネルの順位リストが作られ、ネットワーク内の全装置へ配布される。一実施形態において、リストは各チャネルにおけるノイズレベルに従って作られ、最低ノイズレベルを持つチャネルが一次チャネル(すなわち1位のチャネル)である。一旦作られると、順位リストは1つ以上のチャネルにおけるノイズレベルが変化するときに動的に更新されることができる。更新されたリストは、これがネットワーク全体にうまく配布された後にのみ有効である。
S515において、タイマ変数ts及びd(i=1,…N、iはチャネルランクインデックスをあらわし、Nは順位リスト内のチャネルの数である)がゼロに初期設定される。S520において、チャネルランクインデックス(i)及びスキャンするチャネルの数(k)が1にセットされる。つまり、順位リスト内にリストアップされた一次チャネルのみが、スキャンされる現在のチャネルとなるよう選択される。S530において、タイマの値tsがi位のチャネルのスヌープ時間間隔Ts以上であるかどうかがチェックされ、もしそうなら、実行はS535へ続き、tsが0にセットされ、'i'位のチャネルがスキャンされる;そうでなければ、S540において、インデックスi及びkの値が等しいかどうか、タイマ変数dの値がi位のチャネルのドウェル時間(D)以上であるかどうか、及びインデックスkの値がリスト内のチャネルの総数(N)よりも小さいかどうかがチェックされる。S540の結果が"はい"という答えになる場合、S545においてタイマ変数di+1が0にセットされ、インデックスkが1ずつ増やされる。S540が"いいえ"という答えを出力する場合、S550においてインデックスiは、インデックスiをインデックスkで割った結果から得られる余りの値にセットされる。その後、インデックス'i'は1ずつ増やされる(S560)。
S570において、'i'位のチャネルでメッセージが受信されるかどうかがチェックされ、もしそうならS580において変数ts(i<j<=Nとなるような'j')が0にセットされ、変数d(i<=j<=Nとなるような'j')がゼロにセットされ、インデックス'k'の値がインデックス'i'の値にセットされる。つまり、S580はメッセージが受信されるチャネルを、最初にスキャンされるように選択し、さらに各タイマをリセットする。その後、プロセスはS550へ続く。S570が"いいえ"という答えに終わる場合、プロセスはS540へ続く。
本発明の原理は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの任意の組み合わせとして実施され得る。さらに、ソフトウェアは好適にはプログラム記憶装置又はコンピュータ可読媒体上に実体的に具体化されるアプリケーションプログラムとして実施される。アプリケーションプログラムは、任意の適切なアーキテクチャを有するマシンにアップロードされ、実行され得る。好適には、マシンは1つ以上の中央処理装置("CPU")、メモリ、及び入出力インタフェースなどのハードウェアを持つコンピュータプラットフォーム上で実施される。コンピュータプラットフォームはオペレーティングシステムとマイクロ命令コードも含み得る。本明細書に記載の様々なプロセスと機能は、そのようなコンピュータ又はプロセッサが明示的に示されているかどうかにかかわらず、CPUによって実行され得る、マイクロ命令コードの一部又はアプリケーションプログラムの一部のいずれか、又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。加えて、追加データ記憶装置及び印刷装置など、様々な他の周辺装置がコンピュータプラットフォームに接続されてもよい。
本明細書に列挙された全ての実施例及び条件付き言語は、発明者によって技術の拡大に貢献される本発明の原理及び概念を読者が理解するのを助ける教育上の目的を意図し、かかる具体的に列挙された実施例及び条件に限定されないものと解釈される。さらに、本発明の原理、態様、及び実施形態、並びにそれらの具体的実施例を列挙する本明細書の全記述は、それらの構造的及び機能的均等物の両方を包含することを意図する。加えて、かかる均等物は、現在知られている均等物、及び将来開発される均等物、すなわち構造に関わらず同じ機能を実行するような開発される任意の要素、の両方を含むことが意図される。

Claims (11)

  1. 周波数帯域のチャネルを適応的にスヌープするための方法であって、
    チャネルの順位リストからスキャンされるべきアンカーチャネルを選択するステップと、
    前記アンカーチャネルに対してセットされるドウェル時間の期間、所定のスヌープ時間間隔で、前記アンカーチャネルを周期的にスキャンするステップと、
    前記順位リスト内の前記アンカーチャネルに先行する全チャネルを周期的にスキャンするステップであって、各先行するチャネルは異なる所定期間スキャンされる、ステップと、
    前記アンカーチャネル又は前記先行するチャネルのいずれかでメッセージが受信されるかどうかチェックするステップと、
    スキャンされるチャネルに対してセットされるドウェル時間の合計の期間にメッセージが受信されないとき、前記順位リスト内の前記アンカーチャネルの直後にランク付けされるチャネルを新たなアンカーチャネルとなるよう選択するステップと、
    メッセージが受信されるチャネルを前記新たなアンカーチャネルとなるよう決定するステップとを有する方法。
  2. 前記順位リスト内の前記アンカーチャネルの後にランク付けされるチャネルを前記新たなアンカーチャネルとなるよう選択するステップが、新たなアンカーチャネル及びその先行するチャネルのスキャンを、前記スキャンされるチャネルの1つでメッセージが検出されるまで、又は前記順位リスト内の全チャネルが選択されるまで、続けるステップをさらに有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アンカーチャネルの選択が前記順位リスト内の最上位チャネルから開始する、請求項1に記載の方法。
  4. ノイズレベルに従ってランク付けされるチャネルのリストを含むように前記順位リストを作るステップをさらに有する、請求項1に記載の方法。
  5. 最低ノイズレベルを持つチャネルが前記順位リストにおいて1位になる、請求項4に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのチャネルのノイズレベルが変更されるときに前記順位リストが動的に更新される、請求項4に記載の方法。
  7. 各チャネルがドウェル時間及びスヌープ時間間隔をセットされる、請求項4に記載の方法。
  8. チャネルのスヌープ時間間隔が、前記チャネルをスキャンするための頻度を規定する、請求項7に記載の方法。
  9. 1位のチャネルのスヌープ時間間隔は2位のチャネルのスヌープ時間間隔以下であり、前記2位のチャネルのスヌープ時間間隔は3位のチャネルのスヌープ時間間隔以下である、請求項7に記載の方法。
  10. 前記周波数帯域がボディエリアネットワークで利用される医療機器無線通信サービス帯域である、請求項1に記載の方法。
  11. 周波数帯域のチャネルを適応的にスヌープするプロセスをプロセッサ又はコンピュータに実行させるコンピュータ実行可能コードを格納したコンピュータ可読媒体であって、
    チャネルの順位リストからスキャンされるべきアンカーチャネルを選択するステップと、
    前記アンカーチャネルに対してセットされるドウェル時間の期間、所定のスヌープ時間間隔で、前記アンカーチャネルを周期的にスキャンするステップと、
    前記順位リスト内の前記アンカーチャネルに先行する全チャネルを周期的にスキャンするステップであって、各先行するチャネルは異なる所定期間スキャンされる、ステップと、
    前記アンカーチャネル又は前記先行するチャネルのいずれかでメッセージが受信されるかどうかチェックするステップと、
    前記スキャンされるチャネルに対してセットされるドウェル時間の合計の期間にメッセージが受信されないとき、前記順位リスト内の前記アンカーチャネルの直後にランク付けされるチャネルを新たなアンカーチャネルとなるよう選択するステップと、
    メッセージが受信されるチャネルを前記新たなアンカーチャネルとなるよう決定するステップとを有する、コンピュータ可読媒体。
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