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JP5273739B2 - 回線交換とマルチメディアサブシステム音声継続 - Google Patents

回線交換とマルチメディアサブシステム音声継続 Download PDF

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Description

本発明は通信に関し、特に回線交換サブシステムとパケットサブシステム上のセッションをサポートする集中制御機能を提供すると共に、一つのサブシステムから他のサブシステムへ複数確立されたセッションの転送を達成することに関する。
本出願は、2006年10月4日に出願された米国特許仮出願第60/849,391号の利益を主張し、これによって、その全内容が参照として組み込まれる。
パケット通信は、音声セッション、すなわち電話が回線交換通信により提供されるのと基本的に同じ質のサービスをサポートできるレベルにまで発展してきている。パケット通信は一般的にパケットサブシステムによりサポートされ、それは元来ローカルエリアネットワークによりサポートされたが、現在では無線ローカルエリアネットワーク(無線LAN)等によりサポートされる。ユーザー要素は無線LANにアクセスして無線LAN内全域を移動している間、パケット通信を使用して音声セッションを保持することが出来る。そのように無線LANアクセスは、セルラー環境の中でセルラーアクセスが利用者に提供するのと同じ移動の自由を、無線LAN内で利用者に提供する。
多くの場合、無線LANとセルラーネットワークから提供されるサービスエリアは相補的である。例えば無線LANは、セルラーの電波の受信可能範囲が制限される建物内に構築し得る。無線LANの性質上、受信可能範囲の局部的なので、セルラーネットワークは複数の無線LANの間の受信可能範囲の隙間を橋渡しさせることができる。残念なことに無線LANアクセス技術は、従来セルラーのアクセス技術とは伝統的に独立したものである。セルラーネットワークは一般的に回線交換通信をサポートし、無線LANは一般的にパケット通信をサポートする。このため、ユーザー要素は、セルラーと無線LAN通信の両方を異なる通信インターフェースを使ってサポートする様に開発されてきた。これらのユーザー要素では、利用者はそれぞれの通信インターフェースを使って、セルラーネットワークと無線LANの両方を介してセッションを確立できる。しかしながら、セルラーネットワークを介して確立されたセッションは無線LANに簡単に転送できず、その逆もまたしかりである。さらに、セッションが転送されると、セッションを制御し、セッションに関連したサービスを提供する能力が限られたものになる。
これらの問題に対処するために、2006年3月17日に出願され、「回線交換とマルチメディアサブシステム音声継続」と題された、同一出願人による米国特許出願番号11/378,776は、セルラーネットワークと無線LANの両方におけるユーザー要素のセッションを有効にサポートし、それぞれのネットワーク間のセッションのシームレスな転送を行う新たな技術を提供している。この技術により、セッションと関連しているサービスをもまた、一つのネットワークからもう一つのネットワークへの転送後に維持されるようになる。2006年3月17日に出願された米国特許出願番号11/378,776は、その全内容が参照として本書に取り込まれている。
特に、公開されている技術は、ユーザー要素用のセッション制御を含むサービス制御を、セルラーネットワークからインターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)などのマルチメディアサブシステム(MS)へと移動させる。このため、セッション制御は、ユーザー要素が、セッション用にセルラーアクセスを使っているのか、無線LAN(などの)アクセスを使っているのかに関係なく、MSから提供される。明確且つ簡潔のため、回線交換通信を提供するセルラーネットワークは、ここでは回線交換サブシステム(CS)と称し、パケット通信を提供している無線LAN等の無線ネットワークは、MSの一部か又はそれに関連していると説明上ここでは仮定する。当業者は理解することであるが、MS、無線LAN、又はその他の関連したパケットを基礎としたネットワークをサポートするために、パケットネットワークはいくつ用いても良い。
CS又はMS内でセッションを開始または終了、またはCSとMS間でセッションを転送するための、呼制御を含むセッション制御は、MSの中の継続制御機能(CCF)にアンカーされている。このセッションのセッションシグナリングは全て、CCFを通して渡される。CCFはMSの中に提供されるサービスで、ユーザー要素の現在進行中のCSにサポートされるセッション又はMSにサポートされるセッションを、CSとMSとの間で移動可能となる様、アンカーする。特に、「セッション」という単語は、声、データ、音声、又は映像セッションを含む、いかなるタイプの回線交換あるいはパケットを基礎とした通信セッションをも対象としている。
CSにサポートされるセッションの場合には、CCFはユーザー要素によりメディアゲートウェイにおいてCS内で開始、終了されるセッションのベアラパスをアンカーしても良く、メディアゲートウェイはMSのメディアゲートウェイコントローラで制御され得る。MSにサポートされるセッションの場合には、CCFは、ユーザー要素とリモートエンドポイントと相互作用することにより、MSを介してユーザー要素とリモートエンドポイントの間に直接ベアラパスを確立するためのセッション制御を提供する。CCFはパブリックサービスアイデンティティ(PSI)を使うことによりアドレス可能で、PSIは電話登録番号(Directory Number)、URLなどのようなアドレスの形を取り得る。CS内では、CCFに関連した電話登録番号PSIをCSの中のルーティングセッションシグナリングメッセージに使用しても良い。MS内では、CCFに関連したPSI URLがMSの中のルーティングセッションシグナリングメッセージに使用しても良い。
サブシステム転送により、ユーザー要素は、一つ又はそれ以上のアクティブセッションを維持しながら、CSとMSの間を移動できるようになる。ある所定のセッションに関するセッション転送では、一般的にユーザー要素から受け取った要求に基づいて、開始とそれに続く転送も含めて、CCFによってMS内で実行、制御される。この転送を可能にするために、CCFはセッションのシグナリングパス内へ、サービング呼セッション制御機能(S−CSCF)により挿入される。シグナリングパスをアンカーするために、CCFはバックトゥバックユーザーエージェント機能を用いてもよく、その動作は次のようである。ユーザー要素がセッションを開始すると、CCFがユーザー要素からのアクセスシグナリングレッグを終了し、リモートエンドポイントへ向かってリモートシグナリングレッグを確立する。ユーザー要素においてセッションを終了する時は、CCFがリモートエンドポイントからのリモートシグナリングレッグを終了し、ユーザー要素に向かってアクセスシグナリングレッグを確立する。その後、CCFはこのセッションのアクセスシグナリングレッグとリモートシグナリングレッグとの間のセッションシグナリングを調整又は相互機能する。
ユーザー要素がセッションを開始すると、CCFはアプリケーションサーバーから提供されるサービスとして現れ得る。一実施形態によると、CCFは一連のサービスの中の最初のサービスとして呼び出される。ユーザー要素がセッションを終了すると、CCFは一連のサービスの中の最後のサービスとして呼び出される。この様に他のサービスに関してCCFを置くことにより、セッションに関連する他のアプリケーションがセッションのリモートシグナリングレッグの一部としてCCFによってアンカーされ、それ故、アクセスシグナリングレッグに作用する転送による影響を受けない。
転送を必要とする条件を検出した際、ユーザー要素は、CS又はMSを基礎にしたCCF用のアドレスを使ってCCFとのアクセスシグナリングレッグを確立する。アクセスシグナルレッグは「転入」サブシステムを介して、転入サブシステムへの転送要求をするために確立される。CCFは、リモートシグナリングレッグと現在通信中のアクセスシグナルレッグを、転入サブシステムを介して確立されたアクセスシグナリングレッグと置換することによって、サブシステム転送手続きを実行する。CCFはその後、「転出」サブシステムにより確立されたアクセスシグナリングレッグを解放する。
アクセスシグナリングレッグの、転出サブシステムから転入サブシステムへの交換はリモートシグナリングレッグあるいは、リモートシグナリングレッグ内のアプリケーションサービスに影響を与えない。リモートシグナリングレッグと転入サブシステムの中のアクセスシグナルレッグを通して、適切なCSクライアント又はMSクライアントを介してユーザー要素に適切なベアラパスを確立しても良い。全てのセッションシグナリングはCCFを通して提供されるので、何度転送されても追加サービスをセッションと関連付けても良い。
多くの場合、ユーザー要素は同じドメイン内で同時に複数セッションをサポートしている。ユーザー要素が一つのドメインから他のドメインへ転送する場合、例えばCSからMSへ、またはその逆などの場合、複数セッションのそれぞれを転出ドメインから転入ドメインに転送し、ドメイン転送にわたってセッション継続を維持することが望ましい。従って、サービス継続を維持しながら、ドメイン転送に関連して、ドメイン間の複数同時セッションを転送する技術が必要である。
本発明は、セルラーネットワークのような回線交換サブシステムから、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IMS)などのようなマルチメディアサブシステム(MS)への、ユーザー要素のセッション制御の移動に関する。セッション制御は、ユーザー要素が、セッション用にセルラーアクセスを使用しているか、ローカル無線アクセスを使用しているかに関わらず、MSにより提供される。特に、複数セッションは、ある所定のユーザー要素用に同時に制御されるようにしても良い。CS又はMS内での複数同時セッションの開始と終了や、これらのセッションのCSとMS間の転送のためのセッション制御は、MSの中の継続制御機能(CCF)によりアンカーされる。複数セッションのそれぞれのための全てのセッションシグナリングはCCFを通過する。CCFはMS内で提供されるサービスであり、ユーザー要素のセッションをアンカーすると共に、CSとMS間でのドメイン転送を可能にする。
ドメイン転送を必要とする条件を検出した際に、ユーザー要素は、転入ドメインを介し、転出ドメインから転入ドメインへの複数セッション用のドメイン転送を開始しても良い。複数セッションのそれぞれのための新しいアクセスシグナリングレッグは、複数ドメインを転入ドメインに転送するための要求に関連して、転入ドメインを介して確立される。CCFは、転出ドメインの古いアクセスシグナリングレッグの各々を、転入ドメインを介して確立された対応する新しいアクセスシグナリングレッグと置換することにより、サブシステム転送手続きを実行する。それから転入ドメイン内のアクセスシグナリングレッグは、CCFによって、複数セッションの対応するリモートシグナリングレッグと相互機能する。その後CCFは転出ドメインを介して確立された古いアクセスシグナリングレッグを解放する。
CSアクセスの場合は、ユーザー要素に向かってCSへ拡張しているアクセスシグナリングレッグはリモートユーザーエージェントを通って拡張すれば良く、ユーザーエージェントはMSの中の要素に対し、自身をユーザー要素として表している。CSのシグナリング能力によっては、リモートユーザーエージェントは、ユーザー要素と実質的に直接的に、あるいはCSアクセス適応機能(CAAF)を介して相互接続され得る。CAAFはセッションシグナリングを、それぞれのサブシステムの適切なフォーマットへ変換するために、MSとCSとの間の連絡係としての役割を果たす。
個々の複数セッションは関連したベアラパスを持ち得る。ベアラパスのCSに含まれていない部分は、お互いに分離されていることが好ましい。しかしながら、CSによって部分的にサポートされているセッションの場合は、共通のCSベアラ部分がそれぞれのベアラパスによって共有され得る。共通のCSベアラ部分が共有される場合は、MS内のベアラパスの部分は、分離されたままになっていても良い。
次に続く、添付されている図面に関連している好ましい形態の詳細な説明を読めば、本発明の範囲は当業者であれば理解できるであろうことは言うまでもなく、そのさらなる特徴も理解されることである。
一つのセッションがサポートされた実施形態によるユーザー要素に対しての回線交換サブシステムアクセスを説明する、通信環境図である。 一つのセッションがサポートされた実施形態によるユーザー要素に対してのマルチメディアサブシステムアクセスを説明する、通信環境図である。 ベアラパスのCS部分の制御用のシグナリングパスがサポートされた実施形態によるユーザー要素に対しての回線交換サブシステムアクセスを説明する、通信環境図である。 複数セッションがサポートされた本発明の実施形態によるユーザー要素に対しての回線交換サブシステムアクセスを説明する、通信環境図である。 複数セッションがサポートされた本発明の実施形態によるユーザー要素に対してのマルチメディアサブシステムアクセスを説明する、通信環境図である。 本発明の一実施形態による、セッションのCSからMSへの転送を説明する通信フローである。 本発明の一実施形態による、セッションのCSからMSへの転送を説明する通信フローである。 本発明の一実施形態による、セッションのMSからCSへの転送を説明する通信フローである。 本発明の一実施形態による、セッションのMSからCSへの転送を説明する通信フローである。 本発明の一実施形態による、セッションのMSからCSへの転送を説明する通信フローである。 複数セッションがサポートされた本発明の他の実施形態によるユーザー要素に対しての回線交換サブシステムアクセスを説明する、通信環境図である。 複数セッションがサポートされた本発明の他の実施形態によるユーザー要素に対してのマルチメディアサブシステムアクセスを説明する、通信環境図である。 本発明の他の実施形態による、セッションのMSからCSへの転送を説明する通信フローである。 本発明の他の実施形態による、セッションのMSからCSへの転送を説明する通信フローである。 本発明の他の実施形態による、セッションのMSからCSへの転送を説明する通信フローである。 本発明の一実施形態によるサービスノードのブロック図である。 本発明の一実施形態によるユーザー要素のブロック図である。
この明細書に組み込まれ、その一部を成している添付図面は本発明のいくつかの特徴を説明するものであり、その説明と共に本発明の主要部を明らかにするものである。
以下に説明する実施形態は、当業者が本発明を実施するために必要な情報であり、本発明の実施の最も好ましい態様を説明している。添付の図面を踏まえて次の記述を読むことにより、当業者は本発明の概念を理解し、これらの概念の、特にここに記載されていない応用を認識するであろう。これらの概念と応用もまた、開示と添付の特許請求の範囲に含まれることは理解されるべきことである。
次の記述は、一つのセッションに係属するユーザー要素のCSアクセスとMSアクセスの両方の例示的な概要を初めに説明するものである。一つのセッションの、CSアクセスとMSアクセスの両方のベアラパスとシグナリングパスについて、一つのセッションが一つのドメインからもう一つのドメインへ転送される場合のCSドメインとMSドメイン間のドメイン転送の概要と共に説明する。次に、ユーザー要素が複数セッションに係属しているときのCSアクセスとMSアクセスの両方の概要について、本発明の一実施形態に関して説明する。複数同時セッションの各々のベアラパスとシグナリングパスについて、複数セッションが同時に転送されている時のCSドメインとMSドメイン間のドメイン転送の概要と共に説明する。それから、本発明の選択的な実施形態によって複数同時セッションが行われている場合の、CSドメインとMSドメイン間のドメイン転送手順を例示的に説明するため通信フローを詳細に示す。最後に、複数セッションが転送されている時に利用できるドメイン転送手順を示した、別のCSアクセス技術と共にそれに対応する通信の流れを説明する。
図1には、本発明の一実施形態による通信環境10が示されている。通信環境10では、MS12と移動先のCS14がユーザー要素16用に通信をサポートしている。MS12はユーザー要素16のホームネットワークであっても良い。ユーザー要素16は、CS14を介して回線交換通信をサポートし、MS12を介してパケット通信をサポートするよう構成されているCSクライアント18とMSクライアント20を含んでいても良い。CS14内の通信の場合、移動先の移動交換局(VMSC)22がユーザー要素16の回線交換通信をサポートする。VMSC22は、メディアゲートウェイコントローラ(MGC)24と、関連したメディアゲートウェイ(MG)26を介してMS12と相互接続しても良い。メディアゲートウェイコントローラ24とメディアゲートウェイ26は両方ともMS12に関連している。
MS12は、インテロゲーティング・サービング呼セッション制御機能(I/S-CSCF)28、CCF30、リモートユーザーエージェント(RUA)32R、CAAF32Cとホームサブスクライバーサービス(HSS)34を含む様々な機能やエンティティを含み得る。特に、インテロゲーティングCSCFは標準的なI-CSCF機能を提供し、サービングCSCFは標準的なS-CSCF機能を提供する。これらの機能は、しばしば分離されているが、簡潔さのためにI/S-CSCF28として表されている。さらに、HSS34はCS14とMS12の両方にも存在し得る。HSS34は、ホームCSのホームロケーションリソース(HLR)成分を含み得る。MS12内の呼セッション制御機能(CSCF)は、一般的にセッション開始プロトコル(SIP)又は同様なプロキシの役割を演じ、セッション制御と共に様々な機能を提供することは、当業者であれば理解できるであろう。動作中、インテロゲーティングCSCF(I-CSCF)は、ある所定のユーザー要素をサポートするように割り当てられるサービングCSCF(S-CSCF)を識別するためにHSS34と相互的に作用すれば良い。HSS34は、ユーザー要素16とユーザー要素16に割り当てられている特定のCCF30との関連を維持し得る。そのために、HSS34はユーザー要素16に使用されることが出来るサービングCSCFを認識する援助をして、特定のCCF30とユーザー要素16との関連を持続し得る。CCF30へのアクセスを得るために使われるユーザー要素16のCCF・PSIは、CCF30によってユーザー要素16による転送開始やそのほかのコントロールの開始を可能にするためにユーザー要素16内に位置され得る。あるいは、CCF・PSIはネットワーク登録上又は他の時でもユーザー要素16へ転送され得る。
HSS34は、CCF30に関連するフィルタ基準をユーザー要素の加入者プロフィールの一部として記憶し得る。CCFフィルタ基準は、現在割り当てられているI/S-CSCF28に、ユーザー要素16がMS12に登録される時に使われる最初のフィルタ基準の一部としてダウンロードされる。このフィルタ基準は一般的に、I/S-CSCF28によって、ユーザー要素16からセッションが開始される時か、あるいはユーザー要素16に向け入ってくるセッションを受け取る時に、実行される。このフィルタ基準は、少なくともセッション用のベアラパスを制御するためにCCF30を呼び出すよう、I/S-CSCF28に指示を与えても良い。
RUA32Rは、ユーザー要素16の代わりにCS14にサポートされるセッション用にMS12内のリモートユーザーエージェント機能を提供し得る。従って、RUA32Rは、ユーザー要素16がCS14によってサポートされている時に、I/S-CSCF28などのMS12の様々な構成要素に対し、自身をユーザー要素16として表している。RUA32RはCAAF32Cと共に緊密な協力関係で働いてもよく、CAAF32CがCS14にインターフェースを提供し、CS14とRUA32R間でシグナリング連絡係の役割を果たす。CS14からのCSシグナリングはCAAF32Cで受け取られ、MS12内で、セッション開始プロトコル(SIP)シグナリングのように、適切な形で配信のためにRUA32Rに送られる。同様に、MS12からのMSシグナリングはRUA32Rで受け取られ、CS14内で適切な形で配信のためCAAF32に送られる。高いレベルでは、CAAF32CとRUA32Rは、少なくとも部分的にCS14によってサポートされているセッション用に、CS14とMS12間でシグナリングゲートウェイとプロキシ機能を提供する。
任意の数の機能やサービスを実装するために、アプリケーションサーバー(図示せず)を呼び出し、セッションシグナリングパス内に設置しても良い。アプリケーションサーバーから提供されている特定のアプリケーションサービスが呼び出されると、関連している単数或いは複数のセッションの全てのシグナリングは、アプリケーションサービスを通り、このアプリケーションサービスがセッションシグナリングメッセージを、目的とするサービスを実行するために必要に応じて処理する機会を持つ。特に、CCF30はサービスのような役割を果たし、I/S-CSCF28自体はこのセッションの全てのセッションシグナリングメッセージがCCF30を通るように動作し、それによりCCF30がセッションをアンカーする役割を果たすようになる。
図1では、ユーザー要素16はCSクライアント18にサポートされてCCF30に制御されているセッションに係属している。そのために、このセッションのセッションシグナリングは、VMSC22、CAAF32C、RUA32R、I/S-CSCF28、CCF30と、もしサーバーが呼び出されているならアプリケーションサーバーを通り、リモートユーザー要素36へ向かう。特に、CS14により提供されるアクセスシグナリングレッグはCCF30でアンカーされ、I/S-CSCF28、RUA32R、CAAF32C、VMSC22、そしてユーザー要素16のCSクライアント18を通って延びている。リモートユーザー要素36へのリモートシグナリングレッグはCCF30内でアンカーされており、I/S-CSCF28と、呼び出されている任意のアプリケーションサーバーを通って延びている。この構成では、CCF30はセッションの制御を維持することができ、セッション中に任意の必要なセッション処理を提供することが出来る。さらに、セッション転送が要求されると、CCF30はリモートシグナリングレッグを維持しながら、転入ドメインを介してユーザー要素16との新しいアクセスシグナリングレッグを確立する。
図1で図解されているセッションのベアラパスは、リモートユーザー要素36へ向かって、CSクライアント18からVMSC22とメディアゲートウェイ26を通って延びている。特に、メディアゲートウェイコントローラ24は、メディアゲートウェイ26と協力して、メディアゲートウェイ26とCSクライアント18間にVMSC22を介して回線交換接続が確立されるようになる。メディアゲートウェイ26からMS12を通ってリモートユーザー要素36へのセッション用にパケットセッションが確立されても良い。
図2を参照すると、ユーザー要素16のMSクライアント20によってサポートされているセッションが示されている。特に、セッションはCS14を通って延びておらず、VMSC22、CAAF32C、RUA32R、メディアゲートウェイコントローラ24、或いはメディアゲートウェイ26のサービスを用いない。その代わりに、MSクライアント20は直接MS12を使って、特にCCF30を使って、I/S-CSCF28を介してセッションシグナリングをサポートする。特に、異なる複数のドメインを介したアクセス用には異なる複数のCSCFを使っても良い。
図示されているように、セッションシグナリングはCCF30内でアンカーされ、アクセスシグナリングレッグは、IS-CSCF28を介してCCF30とMSクライアント20間に提供されている。リモートシグナリングレッグは、IS-CSCF28と、セッションに関して追加のサービスを提供し得る任意の望ましいアプリケーションサーバーを介してリモートユーザー要素36とCCF30間でサポートされている。ベアラパスはMSクライアント20から、CS14を通らないでMS12を介してリモートユーザー要素36へ延びている(図2)。そしてまた、CCF30はセッションをアンカーし、それによりもし一つのドメインから他のドメインへの転送が要求された場合は、リモートユーザー要素36へのリモートシグナリングレッグは維持され、一方で、次にさらに述べるようにアクセスシグナリングレッグはMS12からCS14への転送を促進するよう変換され得る。CS14とMS12間のセッションの転送の場合は、図1と2に図解されているアクセスシグナリングレッグがそれぞれ、転送をサポートするように変換され、一方でリモートシグナリングレッグがCCF30によって維持される。
一般的に、サブシステム転送によりユーザー要素16は、一つ又はそれ以上の、音声や他のメディアなどのアクティブセッションを維持しながら、CS14とMS12間で移動可能になる。ある所定のセッションに関するセッション転送は、その開始とそれに続く転送も含め、ユーザー要素16からの要求を受けると、MS12内でCCF30により実行、制御される。そのような転送を可能にするために、CCF30は、I/S-CSCF28によってセッションのシグナリングパスに挿入される。シグナリングパスをアンカーするために、CCF30は、バックトゥバックユーザーエージェント機能(B2BUA)を用いてもよく、その動作は次のように動作し得る。ユーザー要素16がセッションを開始すると、CCF30がユーザー要素16からのアクセスシグナリングレッグを終了し、リモートユーザー要素36へリモートシグナリングレッグを確立する。ユーザー要素16がセッションを終了すると、CCF30はリモートユーザー要素36からのリモートシグナリングレッグを終了し、ユーザー要素16へアクセスシグナリングレッグを確立する。続いて、CCF30はこのセッションに対し、アクセスシグナリングレッグとリモートシグナリング間のセッションシグナリングを調整する。
ユーザー要素16がセッションを開始しようとするとき、CCF30はアプリケーションサーバーによって提供されるサービスのように見え得る。一実施形態では、CCF30は一連のサービスの中の最初のサービスとして呼び出される。ユーザー要素16がセッションを終了しようとする時、CCF30は一連のサービスの最後のサービスとして呼び出される。この様に他のサービスに関してCCFを置くことにより、セッションに関連する他のアプリケーションがセッションのリモートシグナリングレッグの一部としてCCF30によってアンカーされ、それ故、アクセスシグナリングレッグに作用する転送による影響を受けない。
転送を必要とする条件を検出した際、ユーザー要素16は、CCF30用の、CS又はMSを基礎にしたアドレスを使ってCCF30とのアクセスシグナリングレッグを確立する。アクセスシグナルレッグは、転入サブシステムを介して、転入サブシステムへの転送要求をするために、確立される。CCF30は、リモートシグナリングレッグと現在通信しているアクセスシグナルレッグを、転入サブシステムを介して確立されたアクセスシグナリングレッグと置換することによって、サブシステム転送手続きを実行する。CCF30はその後、転出サブシステムにより確立されたアクセスシグナリングレッグを解放する。アクセスシグナリングレッグの、転出サブシステムから転入サブシステムへの交換はリモートシグナリングレッグあるいは、リモートシグナリングレッグ内のアプリケーションサービスに影響を与えない。リモートシグナリングレッグと転入サブシステムの中のアクセスシグナルレッグを通して、適切なベアラパスが、適切なCSクライアント18又はMSクライアント20を介してユーザー要素16に確立され得る。全てのセッションシグナリングはCCF30を通して提供されるので、何度転送をしても追加サービスをセッションと関連付けることができる。
セッションがCS14を介してサポートされている時、ベアラパスの回線交換部分はユーザー要素16からVMSC22を通って、メディアゲートウェイ26へ延びる。ベアラパスのこの部分の確立と制御とに関わるシグナリングは、図3に図解されているようにユーザー要素16とRUA32R間をVMSC22、メディアゲートウェイコントローラ24、そしてI/S-CSCF28を通って延び得る。これにより、RUA32RとVMSC22は、セッションがCS14にサポートされている時に、ベアラパスの回線交換部分を、メディアゲートウェイ26からリモートユーザー要素36へ延びるベアラパスのパケット方式の部分と連携して有効に制御することができる。
本発明では、ある所定のユーザー要素16が複数セッションを同時にサポートしても良く、そしてユーザー要素16が一つのドメインから別のドメインへ転送する時は、複数セッションの各々も、セッションの継続を維持しながら転送される。図4では、ユーザー要素16が2つのセッション、セッション1とセッション2に係属しており、その両方がCSクライアント18によってサポートされ、セッションを制御しているCCF30にアンカーされている。このため、それぞれのセッションのセッションシグナリングは、リモートユーザー要素36へ向かう途中でVMSC22、CAAF32C、RUA32R、I/S-CSCF28、CCF30と、もしサーバーが呼び出されているならアプリケーションサーバーを通る。特に、それぞれのセッションのアクセスシグナリングレッグはCCF30にアンカーされ、I/S-CSCF28、RUA32R、CAAF32C、そしてユーザー要素16のCSクライアント18を通って延びている。それぞれのセッションのリモートシグナリングレッグはCCF30でアンカーされ、I/S-CSCF28と、呼び出されている任意のアプリケーションサーバーを通ってそれぞれのリモートユーザー要素36Bと36Cへ向かって延びている。この構成では、CCF30が両方のセッションの制御を維持することができ、セッション中に必要な任意のセッション処理を提供することができる。セッション転送が要求されると、CCF30はリモートシグナリングレッグを維持しながら、転入ドメインを介してユーザー要素16との新しいアクセスシグナリングレッグを確立する。
図解されているように、各々のセッションはCS14では共通のベアラパスを共有し、そしてMS12内には特有のベアラパスがある。特に、単独又は共通のCSベアラ部分はCSクライアント18からVMSC22を通ってメディアゲートウェイ26へ延び得る。両方のセッションは、特に両方のセッションが音声セッションである場合、この共通のCSベアラ部分を共有し得る。MS12内では、各々のセッションが特有のMSベアラ部分を持っている。そのために、2つのMSベアラ部分がメディアゲートウェイ26からそれぞれリモートユーザー要素36Bと36Cへ延びている。メディアゲートウェイコントローラ24の制御下にあるメディアゲートウェイ26は、どのセッションがアクティブになっているかにより、単数のCSベアラ部分と適切なMSベアラ部分とを有効に相互機能させる。
図5を参照すると、セッション1とセッション2の両方がユーザー要素16のMSクライアント20によってサポートされている。セッションはCS14を通って延びておらず、VMSC22、CAAF32C、RUA32R、メディアゲートウェイコントローラ24、又はメディアゲートウェイ26のサービスを用いない。その代わりに、MSクライアント20が直接MS12を使って、特にI/S-CSCF28を介してCCF30を使って両方のセッションのセッションシグナリングをサポートする。
そしてまた、セッションシグナリングはCCF30にアンカーされ、それぞれのセッションのアクセスシグナリングレッグは、I/S-CSCF28を介してCCF30とMSクライアント20間に提供される。リモートシグナリングレッグはリモートユーザー要素36Bと36CとCCF30との間でI/S-CSCF28を介して、セッションに関して追加のサービスを提供し得る任意の望ましいアプリケーションサーバーとの間でサポートされる。これらのセッションの異なるベアラパスは、MSクライアント20から、CS14を通らずにMS12を介してそれぞれリモートユーザー要素36Bと36Cへ向かって延びている。そしてまた、一つのドメインから他のドメインへの転送が要求された場合にリモートユーザー要素36Bと36Cへのリモートシグナリングレッグが維持されるようにCCF30はセッションをアンカーし、一方でアクセスシグナリングレッグはMS12からCS14への転送を促進するよう変換され得る。セッションをCS14とMS12間で転送するために、図4と5に図解されているアクセスシグナリングレッグは転送をサポートするように変換され、一方でリモートシグナリングレッグはCCF30によって維持される。
単数のセッション転送のように、複数セッション転送により、現在進行中の複数セッションと、これらの複数セッションの適切な状態を維持しつつ、ユーザー要素16はCS14とMS12間で移動できるようになる。それぞれの現在進行中のセッションに関わる複数のセッション転送は、その開始とそれに続く転送も含め、ユーザー要素16からの要求を受けると、CCF30によってMS12内で実行、制御される。そしてまた、I/S-CSCF28によってそれぞれの複数セッション用にCCF30がシグナリングパスに挿入される。シグナリングパスをアンカーするために、CCF30は各々のセッションために一つのB2BUAを使用してもよい。CCF30は、各々のセッションに対し、アクセスシグナリングレッグとリモートシグナリングレッグ間のセッションシグナリングを調整する。
転送を必要とする条件を検出する上で、ユーザー要素16は、CCF30用の、CS又はMSを基礎にしたアドレスを使ってCCF30とのセッション用にアクセスシグナリングレッグを確立する。アクセスシグナルレッグは転入サブシステムを介して、転入サブシステムへの転送要求をするために確立される。CCF30は、リモートシグナリングレッグと現在通信しているアクセスシグナルレッグを、転入サブシステムを介して確立されたアクセスシグナリングレッグと置換することによって、サブシステム転送手続きを実行する。CCF30はその後、転出サブシステムを通って確立されたアクセスシグナリングレッグを解放する。アクセスシグナリングレッグの、これらの複数のセッションに対しての転出サブシステムから転入サブシステムへの交換は、複数のリモートシグナリングレッグにも、リモートシグナリングレッグ内のアプリケーションサービスにも影響を与えない。さらなる詳細を、次に続く複数の通信の流れ図に関連して示す。通信フローは本発明の例示的な実施形態として示されており、本発明の範囲をいかなる意味でも限定するものではない。これらの通信フローには、以下の原則を当てはめる。
パケットアクセスネットワークを介して、およびCS14の外側において確立されたセッションは、第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト(3GPP)によって説明されているものなどの、標準IMS制御手順を使用する。各々のセッションは、それぞれ自身のシグナリングパスとベアラパスを持つ。セッション自体には複数のシグナリングパスと複数のベアラパスが必要になる。例えば、2つの呼に係属しているユーザー要素16には各々がシグナリングパスとベアラパスを有する2つのセッションが必要である。全てのセッションはCCF30内でアンカーされており、各々のセッションの各々のシグナリングパスは一つのシグナリングレッグと一つのリモートシグナリングレッグを有する。
CS14を介して確立されたセッションは、CSベアラ部分を、CS14を通ってMS12へ延びているベアラパスの部分用に使用する。RUA32Rは、これらのセッションのセッションシグナリングをMS12に対して標準IMSセッションとして表す。それぞれのセッションはそれ自身のシグナリングパスを有するが、各々のセッションは、CS14を通って延びているベアラパスのCSベアラ部分上でベアラパスを共有しても良い。異なるMSベアラ部分がMS12を通って提供されている。そのために、複数セッションには、MS12を通る複数のシグナリングパスと複数のベアラパスを必要とする。再び、一例として、2つの呼に係属しているユーザー要素16には各々のセッションが一つのシグナリングパスと一つのベアラパスを有する2つのセッションが必要である。両方のセッションはCCF30でアンカーされており、各々のセッションの各々のシグナリングパスは一つのアクセスシグナリングレッグと一つのリモートシグナリングレッグを有する。これらの実施形態では、一つのユーザー要素16にとって、複数の音声でないセッションがアクティブになり得るが、単独のユーザーが2つの会話を同時に行える実行可能性からすると、常に一つの音声セッションだけがアクティブになっている。
ドメイン転送のためのセッション確立とドメイン転送の更新は、最初にセッションを設定するセッション確立に似ている。ドメイン転送の時に転出ドメインに存在している全てのセッションのためのアクセスシグナリングレッグは、転入ドメインからの情報を使ってCCF30において更新される。これによりドメイン転送の後の現在進行中のセッションの適切な制御が確実なものとなり、現在進行中のセッションに対しての制御が、ドメイン転送後に確立されたどの新しいセッションとも一致したものとなる。
さらに、保留にされているセッションのための(保留セッションと称されるが)ベアラパスの確立は、ドメイン転送手順の完了のために必要でなくなる。ユーザーの観点に立つと、ドメイン転送手順は、アクティブセッション用に有効にサービスを回復した、アクティブセッションのためのベアラパスの確立の成功後に完了したと見なされる。保留セッションに対しての転出ドメイン内のアクセスシグナリングレッグは、転入ドメイン内の対応するアクセスシグナリングレッグが転入ドメインからの情報に更新された後に、いつでも解放されてもよい。転入ドメイン内での保留セッションに対してのベアラパスの確立は、転出ドメイン内でのアクセスシグナリングレッグの解放後までか、あるいは保留セッションが再開されるまで延期され得る。特に、リアルタイムプロトコル(RTP)情報が保留セッション内のベアラパスに存在し得ないが、ベアラパス上のリアルタイム制御プロトコル(PTCP)シグナリングは必要とされ得る。もしベアラパス上のRTCPシグナリングが保留セッション用に必要とされるなら、転入ドメイン内でのベアラパスが確立され、保留セッションが再開されるまで、ベアラパスは転出ドメイン内に維持され得る。
図6Aと6Bを参照すると、CS14からMS12へのドメイン転送を図解するために通信フローが提示されている。最初に、ユーザー要素16(UE-A)が第1のセッション、つまりセッション1ではリモートユーザー要素36B(UE-B)と係属しており、第2のセッション、つまりセッション2ではリモートユーザー要素36C(UE-C)と係属している。この例の目的用にのみ、セッション1、つまりユーザー要素16とリモートユーザー要素36B間のセッションが保留され、セッション2、つまりユーザー要素16とリモートユーザー要素36C間のセッションがアクティブであると仮定する(ステップ100)。さらに、両方のセッションは、リモートユーザー要素36Bと36Cそれぞれと電話通話をサポートする音声セッションであると仮定する。CS14を通ってユーザー要素16へ延びているセッション2のベアラパスは、VMSC22とメディアゲートウェイ26を通って、ユーザー要素16とリモートユーザー要素36Cの間を延びていると図解される(ステップ102)。セッション1のメディアは保留され、帯域内シグナリングの他に、ユーザー要素16とリモートユーザー要素36B間ではメディアは交換されていない。
ある時点で、ユーザー要素16は、CS14からMS12へのドメイン転送に必要な条件を検出し得る(ステップ104)。言い換えると、ユーザー要素16との無線通信を現在サポートしているCSアクセスはMS12と関連しているパケットアクセスネットワークを通ってパケットアクセスへ転送されるべきである。ユーザー要素16は異なるアクセスネットワークの条件を監視し、単独で、あるいは稼働中の基地局、アクセスポイント等と共同で決定を下してもよい。好ましくは、ユーザー要素16は、アクティブでないあるいは保留セッションに先立ってアクティブセッションの転送を開始する。アクティブセッションであるセッション2に対しドメイン転送を開始するために、ユーザー要素16はMS12へCCF30を対象としたInviteメッセージを送り得る。特に、InviteメッセージはCS14を通ってはMS12へ送られないが、その代わりにMS12に関わるパケットアクセスネットワークを通って送られる。この場合、CS14は転出ドメインで、MS12は転入ドメインである。
InviteメッセージはCCF30に対してのPSI(PSIA-C)を使って宛てられており、I/S-CSCF28へ送られる(ステップ106)。I/S-CSCF28はInviteメッセージをCCF30へ転送する(ステップ108)。PSIは特有のセッションに関連付けられていても良く、又は転送を要求しているセッションを認識するために、他の方法を用いても良い。当業者には、別個のセッションIDを複数セッションに共通したPSIと併せて用いるなどのように、セッションを認識するための他の技術は認識されることである。Inviteメッセージは、セッション2(SDP-2UE)に対してのセッションデータプロトコル(SDP)を含んでいてもよい。そのSDPは、リモートユーザー要素36Cが、CS14の代わりにMS12を通ってユーザー要素16と通信する時に使うのに必要な通信パラメータを認識する。CCF30は、InviteメッセージをMS12へのドメイン転送用の要求として認識し、そのために、Re-Inviteメッセージを新しいSDP−2UEと共にリモートユーザー要素36Cへ、I/S-CSCF28を介して送る(ステップ110と112)。リモートユーザー要素36Cへ送られたRe-Inviteメッセージは、メディアゲートウェイ26を間接的に介して通信する代わりにMS12を直接的に介してユーザー要素16と通信するようリモートユーザー要素36Cに有効に指示を与える。このプロセスを通して、ユーザー要素16は、ドメイン転送にわたってセッション状態情報を維持し、CCF30へ、必要であれば状態情報の更新を提供しても良い。同様に、CCF30は、もしそう望まれればユーザー要素16へも状態情報を提供し得る。
上記のことから、ドメイン転送用の要求を検出した場合、ユーザー要素16は、CCF30へ転入ドメイン内の新しいアクセスシグナリングレッグを介してInviteメッセージを送ることによりドメイン転送を開始し、これが、CS14からMS12へのセッション2のベアラパスの移行を容易にするためにリモートシグナリングレッグ上からリモートユーザー要素36Cへ適切な更新を提供する。特にCCF30からリモートユーザー要素16へのアクセスシグナリングレッグはCS14からMS12へと変化し、一方でリモートシグナリングレッグはそのまま残る。必要な確認信号や追加のシグナリングが、新しいアクセスシグナリングパスと既存のリモートシグナリングパス上を通ってユーザー要素16とリモートユーザー要素36C間を流れ得る。CS14を通るアクセスシグナリングレッグはその後、解放される。
同様に、この例において保留されているセッション1は、アクティブセッションであるセッション2の転送と同時、あるいはその後に転送される。そしてまた、InviteメッセージがMS12を通ってCCF30へ送られる。特に、セッション1用にMS12を通って確立された新しいアクセスシグナリングレッグはセッション2のためのアクセスシグナリングレッグとは異なっている。ドメイン転送手順では、転出ドメインと転入ドメインとの間で、現在進行中のセッションのためのアクセスシグナリングレッグの対称を維持する。転出ドメインに2つのアクセスシグナリングレッグがある場合は、転入ドメインにも2つのアクセスシグナリングレッグがある。そのために、ユーザー要素16から送られたInviteメッセージはセッション1に関わるアクセスシグナリングレッグ上でI/S-CSCF28により受信される(ステップ114)。I/S-CSCF28はInviteメッセージをCCF30へ転送する(ステップ116)。Inviteメッセージは、おそらくSDP内に、セッションが保留されているという指示を含んでいても良い。そのために、CCF30はセッションが保留されていると認識し、リモートユーザー要素36Bに、対応するセッション1のためのリモートシグナリングレッグ上で更新させるかどうか判断しても良い。
セッション1が保留されているので、リモートユーザー要素36Bをユーザー要素16のドメイン内での変更に更新するのはすぐには必要でない可能性があるが、それはユーザー要素16とリモートユーザー要素36B間でアクティブメディアの交換が行われていないからである。しかしながら、そのような更新はセッション1がアクティブになる前か、そうでなければ再開される前に提供されなければならない。従って、ステップ118と120に関連する点線は、ドメイン転送があったことを示すことで、CCF30がリモートユーザー要素36Bを更新させることを反映している。この例では、SDPはセッションが保留されていることを示す。この時点では、セッション1は保留のままであり、セッション2はアクティブのままである。セッション2のベアラパスは、直接ユーザー要素16とリモートユーザー要素36C間を、MS12を介して、あるいは関連するパケットネットワークを介して延びている(ステップ122)。これらドメイン転送中、通して、各々のセッションは、アクセスシグナリングパスとリモートシグナリングパスを含む独立したシグナリングパスを含む。転送を達成するために、転入ドメイン内に新しいシグナリングパスが提供され、転出ドメインからの古いアクセスシグナリングパスは解放される。CCF30は、ある所定のセッション用の適切なアクセスシグナリングレッグとリモートシグナリングレッグを認識する情報を記憶し、セッション制御を容易にするために、そして重要なことはドメイン転送を通じて継続を維持するように、シグナリングメッセージが適切なアクセスシグナリングレッグとリモートシグナリングレッグ間を確実に通過する必要なステップを講じるようにしている。
次に、ユーザー要素16に関連している利用者が、セッション1を再開し、セッション2を保留するための必要なステップを講じると仮定する(ステップ124)。それに応じて、ユーザー要素16は、MS12内のアクセスシグナリングパスでRe-InviteメッセージをI/S-CSCF28を介してCCF30へ送る(ステップ126から128)。Re-Inviteメッセージは、セッション又はセッションに関わるリモートパーティーを認識し(C)、セッション2が保留されているという指示を提供する。この例では、SDPはセッションが保留になっているという指示を出す。CCF30は呼状態について記録し、セッションがユーザー要素16によって保留されているということを示すためにRe-InviteメッセージをI/S-CSCF28を通ってリモートユーザー要素36Cへ転送しても良い(ステップ130と132)。適切な確認信号の後、ユーザー要素16とリモートユーザー要素36C間のセッション2が保留される。一方、ユーザー要素16は、セッション1を再開するためにMS12を介してRe-InviteメッセージをCCF30へ送る(ステップ134と136)。Re-Inviteメッセージはセッション1又はリモートユーザー要素36Bを認識し、ユーザー要素16との通信に必要に応じてSDP(SDP−1UE)を提供する。SDPは、リモートユーザー要素36Cとの通信用に使われたものと同じでも異なっていても良い。CCF30はセッション状態について記憶し、I/S-CSCF28を通ってRe-Inviteメッセージをリモートユーザー要素36Bへ送ることにより、リモートユーザー要素36Bを更新させる(ステップ138と140)。この時点で、セッション1はアクティブであり、CS14を通らずに、MS12又は関連するパケットネットワークを通ってユーザー要素16とリモートユーザー要素36C間に延びているベアラパスによってサポートされている(ステップ142)。特に、セッション2に最初に割り当てられたリソースはセッション1が再開され、セッション2が保留される時に再利用され得る。
図7Aから7Cを参照すると、MS12からCS14へのドメイン転送を容易にするための例示的な通信フローが示されている。MS12は転出ドメインを表し、CS14は転入ドメインを表す。そしてまた、セッション1はユーザー要素16(UE-A)とリモートユーザー要素36B(UE-B)間で延びるセッションで、保留されていると仮定する。セッション2はアクティブで、ユーザー要素16(UE-A)とリモートユーザー要素36C(UE-C)間で延びている(ステップ200)。しかしながら、これら両方のセッションは、CS14を横断せず、直接MS12又は、それに関するパケットネットワークを通るベアラパスをすでに有しているか、又は有することになる。そのために、アクティブセッション、すなわちセッション2、はMS12を通って、ユーザー要素16とリモートユーザー要素36C間を延びるベアラパスを有している(ステップ202)。ユーザー要素16がMS12からCS14へのドメイン転送の状態を検出すると(ステップ204)、ユーザー要素16は、CS14を介してユーザー要素16からメディアゲートウェイ26へのCSベアラ部分の確立を開始するように、VMSC22へセットアップメッセージを送る(ステップ206)。セットアップメッセージはRUA32Rに関連した電話登録番号(DN)に向けられても良く、DNがRUA32Rに対してのPSIを表す。セットアップメッセージの受信を受け、VMSC22は、メディアゲートウェイ26を制御するメディアゲートウェイコントローラ24へ、イニシャルアドレスメッセージ(IAM)を送る(ステップ208)。当業者には認識されることであるが、VMSC22を通ってユーザー要素16とメディアゲートウェイ26間にCSベアラ部を確立するために、メディアゲートウェイコントローラ24とVMSC22は、様々な統合サービス網ユーザー部(ISUP)メッセージを交換する。メディアゲートウェイコントローラ24は、I/S-CSCF28を介してRUA32Rへ対応するInviteメッセージをも送る(ステップ210と212)。InviteメッセージはRUA32Rに関連したPSIに宛てられ、CSベアラ部分についてRUA32Rに通知し、ユーザー要素16がCS14によって取り扱われている間、RUA32Rがユーザー要素16の代わりを行う準備をさせることを目的としている。
好ましくは、ユーザー要素16はアクティブセッション、つまりセッション2の転送を最初に開始する。MS12からCS14への転送を開始するために、ユーザー要素16はCCF30へ送られるInviteメッセージを発生させ得る。先の通信フローのように、ユーザー要素16はセッションに関する状態情報を追跡し、Inviteメッセージ内で転送中のセッションに対してのそのような状態情報を提供しても良い。Inviteメッセージは直接CS14上でMS12へ送れないので、InviteメッセージあるいはInviteメッセージの情報はCS14上でRUA32Rへ送られなければならない。この例では、従来CS14内で使われていたCSシグナリングは、InviteメッセージをVMSC22へ運ぶのに使われ(ステップ214)、VMSC22はInviteメッセージあるいはInviteメッセージの情報とさらなるCSシグナリングをCAAF32Cへ転送する(ステップ216)。CAAF32Cは、CSシグナリングからInviteメッセージまたはInviteメッセージの情報を抽出でき、MS12へ送るためにInviteメッセージを提供するためにRUA32Rと協力する(ステップ218)。この例では、VMSC22を介してユーザー要素16とCAAF32C間で非構造化付加サービスデータ(USSD)シグナリングチャンネルが利用できる。USSDメッセージはシグナリングエンベロープを含んでいても良く、このエンベロープの中で、InviteメッセージあるいはInviteメッセージの情報は、ユーザー要素16からCAAF32Cへ運ばれる。特に、ユーザー要素16がCS14によって取り扱われている間、ユーザー要素16とCAAF32C間を様々なシグナリング情報を運ぶのに様々なエンベロープが使われ得る。
図解されているように、CAAF32CとRUA32Rは単独で、あるいは一緒に、CS14内のセッション2用に使用するCSベアラ部分がメディアゲートウェイ26を通過することを認識する。RUA32RはMS12内のユーザー要素16の代わりに動作するので、I/S-CSCF28を通ってCCF30へ送られる、対応するInviteメッセージ内のメディアゲートウェイ26(SDP-2MG)に対してのSDPを送らなければならない(ステップ220と222)。
セッション2のベアラパスのためのパケットベアラ部分がメディアゲートウェイ26とリモートユーザー要素36C間で延びているので、リモートユーザー要素36Cはメディアゲートウェイ26用にSDPが必要である。そのように、リモートユーザー要素36Cからユーザー要素16へ送られたパケットはメディアゲートウェイ26により受信され、メディアゲートウェイ26はパケットを、CSベアラ部分上を送るための適切なCSフォーマットへ変換する。逆方向では、メディアゲートウェイ26でユーザー要素16から受信された、CSフォーマットされた情報は、リモートユーザー要素36Cへ送られるパケット情報に変換される。
いったんCCF30がI/S-CSCF28を介してRUA32RからInviteメッセージを受け取ると、Inviteメッセージは処理され、新しいアクセスシグナリングレッグ情報がCCF30で更新される。CCF30は、リモートユーザー要素36Cは更新を提供するために、Re-InviteメッセージをI/S-CSCF28を通ってリモートシグナリングレッグを介してリモートユーザー要素36Cへ送る(ステップ224と226)。更新は、事実上、リモートユーザー要素36Cに、ユーザー要素16と直接通信する代わりに、メディアゲートウェイ26を介してユーザー要素16と通信するよう伝える。この時点で、CSベアラ部分が確立され、セッション2はMS12からCS14へ転送されている。一方、ユーザー要素16は、MS12からCS14へのセッション1の転送を開始する。上に述べたのと同様な方法で、ユーザー要素16はInviteメッセージ、あるいはInviteメッセージの情報をCSシグナリングのエンベロープ内でVMSC22に提供し(ステップ228)、VMSC22は、Inviteメッセージ、又はInviteメッセージに関連した情報を、CSシグナリングを使ってCAAF32Cへ転送する(ステップ230)。CAAF32CとRUA32RはInviteメッセージ、あるいはInviteメッセージに関連した情報を処理し(ステップ232)、I/S-CSCF28を介してCCF30へ送るためのInviteメッセージを発生させる(ステップ234と236)。
特に、ユーザー要素16により提供されたInviteメッセージは、セッション1が保留されており、セッション2で使用されたものとは実質上別個のアクセスシグナリングパスを通じて送られることを示す。特に、同じUSSDシグナリングチャンネルが使用されても良く、しかしInviteメッセージはセッション1(PSIA-B)を別個に認識し、セッション2と関連したシグナリングとは別に、CAAF32CとRUA32Rによって処理される。CAAF32CあるいはRUA32Rから提供されたInviteメッセージは、保留中のセッションを示すSDPを含む。
前述の通信フローのように、CCF30は、必ずしもセッション1のInviteメッセージの受信直後にリモートユーザー要素36Bを更新する必要はない。しかしながら、セッション1が再開される前に、CCF30はリモートユーザー要素36Bを更新して、これによりリモートユーザー要素36Bはドメイン転送が行われたことを認識し、或いは少なくとも直接ユーザー要素16と通信する代わりにメディアゲートウェイ26を介してユーザー要素16と通信する必要があることを認識する必要がある。図解されているように、セッションが保留されているということを示すために、CCF30は、Inviteメッセージを、セッション1のリモートシグナリングレッグ上でI/S-CSCF28を通ってリモートユーザー要素36Bへ送ることによって、比較的即時の更新を行っている(ステップ238と240)。セッションが保留されていても、セッションを維持するために帯域内の通信が必要とされる場合は、Inviteメッセージはメディアゲートウェイ26を、通信の新しい目的地として認識し得る。
この時点で、セッション1とセッション2の両方はMS12からCS14へ転送されている。さらに、リモートユーザー要素36Bを使ったセッション1は保留されたままで、一方リモートユーザー要素36Cを使ったセッション2はアクティブのままになっている。セッション2のベアラパスはユーザー要素16とリモートユーザー要素36C間をVMSC22とメディアゲートウェイ26を介して延びている(ステップ242)。CSベアラ部分はVMSC22を通って、ユーザー要素16とメディアゲートウェイ26間を延びていて、一方MSベアラ部分はMS12又は関連するパケットネットワークを介し、メディアゲートウェイ26とリモートユーザー要素36C間を延びている。
次に、ユーザー要素16がセッション1を再開し、セッション2を保留するのに必要な動作を行うと仮定する(ステップ244)。それに応じて、ユーザー要素16は、リモートユーザー要素36Cに向けてセッションが保留されていることを示すRe-Inviteメッセージを発生させる。Re-InviteメッセージはCSシグナリングのエンベロープの中に置かれ、VMSC22に提供される(ステップ246)。VMSC22はCSシグナリング内のRe-InviteメッセージをCAAF32Cへ転送する(ステップ248)。そしてまた、CAAF32CとRUA32Rは協力してCSシグナリングからRe-Inviteメッセージを抽出し(ステップ250)、リモートユーザー要素36Cを対象としており、セッション2が保留されていることを示すためのSDPを提供する、適切なRe-Inviteメッセージを発生させる。RUA32Rは、Re-InviteメッセージをI/S-CSCF28を介してCCF30へ送る(ステップ252と254)。CCF30はセッション2のアクセスシグナリングレッグを介してRe-Inviteメッセージを受信し、Re-Inviteメッセージを、セッション2用のリモートシグナリングレッグを介してI/S-CSCF28を通ってリモートユーザー要素36Cへ転送する(ステップ256と258)。ここでセッション2は保留中となる。
ユーザー要素16とリモートユーザー要素36B間でセッション1をアクティブにするために、ユーザー要素16はリモートユーザー要素36Bへ送られるRe-Inviteメッセージを発生させるが、Re-Inviteメッセージは現在保留されているセッション1をアクティブにするよう構成されている。Re-InviteメッセージはVMSC22までCSシグナリングによって運ばれ(ステップ260)、VMSC22はCSシグナリングを介してRe-InviteメッセージをCAAF32Cへ送る(ステップ262)。そしてまた、CAAF32CとRUA32Rは協力してCSシグナリングからRe-Inviteメッセージを抽出し(ステップ264)、I/S-CSCF28を介してCCF30へ送るためにRe-Inviteメッセージを提示する(ステップ266と268)。特に、リモートユーザー要素36Bは、ここでユーザー要素16と直接に通信する代わりにメディアゲートウェイ26と通信する必要となるため、RUA32Rはメディアゲートウェイ26をセッション1用に使うためにSDP(SDP−1MG)を含むためのRe-Inviteメッセージを発生させる。CCF30は、Re-Inviteメッセージを、セッション1のリモートシグナリングレッグを介してI/S-CSCF28を通って、リモートユーザー要素36Bに送ることによって、リモートユーザー要素36Bを更新させる(ステップ270と272)。この時点で、セッション1はアクティブであり、セッション1のベアラパスは、VMSC22とメディアゲートウェイ26を介してユーザー要素16とリモートユーザー要素36B間で延びている(ステップ274)。CSベアラ部分はセッション2用に使われた同じCSベアラ部分でも良く、VMSC22を介してユーザー要素16とメディアゲートウェイ26間を延びている。セッション1のMSベアラ部分は、セッション2のMSベアラ部分と異なっていても良く、メディアゲートウェイ26とリモートユーザー要素36B間を直接延びていても良い。このように、メディアゲートウェイ26は、ユーザー要素16がリモートユーザー要素36Bと36Cとのセッションに係属している時、CS14を介してユーザー要素16との単数のCSベアラ部分を用いながら複数リモートユーザー要素36B、36Cとの複数のMSベアラ部分の経過を追っても良い。
上述の実施形態では、CAAF32CがRUA32Rと関連付けられ、CS14とMS12間のシグナリングゲートウェイとして使われている。図8と9で図解されている実施形態では、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))ネットワークで提供されている、パケット方式の無線通信サービスである汎用パケット無線システム(GPRS)内で用いられている環境のような、回線交換ネットワーク上でパケット方式の通信がCS14により、サポートされている環境ではCAAF32Cは用いられない。これらの例では、ユーザー要素16は、CS14を介してサポートされている時でも、ユーザー要素16は、直接的にMS12を対象とした、あるいはMS12から受信されたセッションシグナリングのために、GPRSなどの伝送を使用し得しても良い。図8に図解されているように、セッション1とセッション2のアクセスシグナリングレッグは、VMSC22、RUA32R、I/S-CSCF28を介してユーザー要素16のCSクライアント18とCCF30間を延びている。セッション1とセッション2のリモートシグナリングレッグは上述の通りである。CCF30は、ユーザー要素16とリモートユーザー要素36Bと36Cとのの間のセッション制御を容易にするためにセッション1とセッション2のそれぞれのアクセスとリモートシグナリングレッグをアンカーし、そして関連付けている。図9を参照すると、ユーザー要素16がMS12などのパケットネットワークによってサポートされている時の、セッション1とセッション2のアクセスとリモートシグナリングレッグが図解されている。
CS14とMS12間の転送は、有効に、転出ドメインから転入ドメインへ、それぞれのセッションのベアラパスとシグナリングパスを変更する。このように、CS14からMS12への転送は、図8に示されているものから図9に示されているものへのベアラパスとシグナリングパスの変更を実行する。MS12からCS14への転送の場合、ベアラパスとシグナリングパスは図9に示されているものから図8に示されているものへ変更する。2つのセッションしか図示されていないが、ユーザー要素16と関連するネットワーク用に利用できるリソースに基づいて、いくつのセッションでもサポートされ得る。
図10Aから10Cに例が図解されているが、ユーザー要素16(UE-A)が2つのセッションに係属している。セッション1はリモートユーザー要素36B(UE-B)とのもので、保留されており、一方セッション2はリモートユーザー要素36C(UE-C)とのもので、アクティブである。さらに、セッション1とセッション2の両方がMS12を介してサポートされており、このため、図9に示されているように、これらのセッションのベアラパスやシグナリングパスのどちらも、CS14を通って延びていないと仮定する。この例では、ユーザー要素16はMS12からCS14へのドメイン転送を必要とする条件を検出し、MS12からCS14へのドメイン転送を開始する。MS12は転出ドメインで、CS14は転入ドメインである。
最初にユーザー要素16は、リモートユーザー要素36Bとともに保留されているセッション1に参加し、それからリモートユーザー要素36Cとともにアクティブであるセッション2に参加する(ステップ300)。セッション2のベアラパスは、CS14を横断せずにユーザー要素16とリモートユーザー要素36C間を直接延びる(ステップ302)。ある時点で、ユーザー要素16は、MS12からCS14へのドメイン転送を必要とする条件を検出する(ステップ304)。その結果、ユーザー要素16は、CSベアラ部分と、VMSC22を通ってRUA32Rとの、関連するコントロールパスの確立のために必要なステップを踏むことによって、CS14へのドメイン転送を開始する。特に、ユーザー要素16は、CSベアラ部分を要求するためのセットアップメッセージをVMSC22へ送る(ステップ306)。セットアップメッセージは、RUA32Rに関する電話登録番号(PSI)を含んでいても良い。VMSC22はメディアゲートウェイ26に関するメディアゲートウェイコントローラ24へIAMを送る(ステップ308)。CSベアラ部分は、VMSC22を介して、ユーザー要素16とメディアゲートウェイ26間に確立される。メディアゲートウェイコントローラ24はCSベアラ部分のRUA32Rにも通知を発して、I/S-CSCF28を介してRUA32RへInviteメッセージを送ることにより、CSベアラ部分に対し制御パスを確立する(ステップ310と312)。Inviteメッセージは、RUA32RのPSIを認識し、InviteメッセージがI/S-CSCF28を介してRUA32Rを経由できるようになる。この時点で、メディアゲートウェイ26とユーザー要素16間のCSベアラ部分は確立され、関連する制御パスはRUA32Rを通して設定される。
次に、ユーザー要素16は、先ずInviteメッセージをセッション2に関するPSIを使ってGPRS伝送上でCCF30へ送ることによって、アクティブセッションであるセッション2のドメイン転送を開始する。GPRS伝送が用いられているので、InviteメッセージはCAAF32Cを横断せず、直接I/S-CSCF28へ送られても良い。従って、InviteメッセージはI/S-CSCF28へ送られ(ステップ314)、I/S-CSCF28はInviteメッセージをRUA32Rへ転送し(ステップ316)、ユーザー要素16がCS14によってサポートされている間、RUA32Rはユーザー要素16のリモートユーザーエージェントの役割を果たす。RUA32Rは、CSベアラ部分がメディアゲートウェイ26でアンカーされているということを認識し、ユーザー要素16の代わりの役割を果たしメディアゲートウェイ26のSDP(SDPMG)を含むCCF30へ送るためのInviteメッセージを発生させる。メディアゲートウェイ26のSDPは、リモートユーザー要素36Cがメディアゲートウェイ26と通信する時に使うために必要な通信パラメータを含む。RUA32Rは、メディアゲートウェイ26のために、SDPを含むInviteメッセージを発生させ、Inviteメッセージを、セッション2のPSIを使ってI/S-CSCF28を通り、CCF30へ転送する(ステップ318と320)。ユーザー要素16によって提供されたInviteメッセージは、セッション2がMS12内でサポートされる間のセッション2に関する状態情報を含んでいても良い。CCF30は状態情報の経過を追跡しても良く、またリモートユーザー要素36Cへ状態情報を転送しても良い。CCF30は、Re-Inviteメッセージをセッション2のリモートシグナリングレッグを介してI/S-CSCF28を通ってリモートユーザー要素36Cへ送る(ステップ322と324)。Re-Inviteメッセージは、ユーザー要素16によってリモートユーザー要素36Cへ最初に提供された必要な状態情報とともに、メディアゲートウェイ26のSDPを含む。任意の確認信号や後に続くセッションシグナリングは、CS14とセッション1のリモートアクセスレッグを通って新しいアクセスシグナリングレッグによって提供されるシグナリングパス上で提供される。
一方で、ユーザー要素16はMS12からCS14へのセッション1の転送を開始する。そのために、ユーザー要素16はセッション1用に必要な状態情報を含むInviteメッセージを発生させ、Inviteメッセージを、セッション1と関わっているPSIを使ってMS12内へ送る(ステップ326)。この例の状態情報は、セッション1が、保留状態を示すSDPを提供することにより、保留されていることを示しても良い。InviteメッセージはMS12内でI/S-CSCF28において受信され、RUA32Rに転送され、RUA32Rは、ユーザー要素16がCSによって取り扱われている間にユーザー要素16の代わりの役割を果たしている(ステップ328)。RUA32RはInviteメッセージをI/S-CSCF28を介してCCF30へ転送する(ステップ330と332)。CCF30はセッション1の状態情報を更新し、リモートシグナリングレッグ上でI/S-CSCF28を通ってリモートユーザー要素36BへのRe-Inviteを開始しても良い(ステップ334と336)。リモートユーザー要素36Bは、直接ユーザー要素16と通信する代わりに、セッション2のベアラパス上でメディアゲートウェイ26と通信するように、Re-Inviteメッセージはセッションが保留のままになっていることを示すSDPを含んでも良く、もし保留セッション用に帯域内シグナリングが必要とされるなら、メディアゲートウェイ26のSDPを含んでも良い。
この時点で、セッション2はアクティブであり、セッション2のベアラパスはCS14を介してユーザー要素16へ延びる(ステップ338)。特に、ベアラパスのCSベアラ部分はVMSC22を介してユーザー要素16とメディアゲートウェイ26間を延び、一方でベアラパスのMS部分はメディアゲートウェイ26とリモートユーザー要素36C間を延びる。セッション1は保留のままである。
上の例のように、ユーザー要素16に関連する利用者がセッション1を再開し、セッション2を保留することにしたと仮定する(ステップ340)。この時点で、セッション1とセッション2の両方はCS14を介してサポートされ、このため、ユーザー要素16はリモートユーザー要素36C用にRe-Inviteメッセージを開始し、Re-Inviteメッセージはセッション2を保留させる指示を提供する。この例では、保留指示は、セッションが保留されていることを示すSDPを送ることにより提供される。Re-InviteメッセージはGPRS伝送を使って直接MS12へ送られ、I/S-CSCF28により受信される(ステップ342)。Re-InviteメッセージはRUA32Rへ送られ(ステップ344)、ユーザー要素16の代わりにその役割を果たすRUA32Rは、Re-InviteメッセージをI/S-CSCF28を介してCCF30へ転送する(ステップ346と348)。CCF30はセッション2の状態情報を更新し、Re-Inviteメッセージを、I/S-CSCF28を通ってリモートシグナリングレッグ上でリモートユーザー要素36Cへ送る(ステップ350と352)。Re-Inviteメッセージはセッション2が保留されていることを示すSDPを含む。
次に、ユーザー要素16はリモートユーザー要素36Bとのセッション1を再開する。それをするために、ユーザー要素16はリモートユーザー要素36Bを対象としたRe-Inviteメッセージを、セッション1のアクセスシグナリングレッグ上でGPRS伝送を使用してMS12へ送る(ステップ354)。I/S-CSCF28はRe-InviteメッセージをRUA32Rへ転送し(ステップ356)、ユーザー要素16の代わりにその役割を果たすRUA32Rは、Re-InviteメッセージをI/S-CSCF28を介してCCF30へ転送する(ステップ358と360)。CCF30は、ユーザー要素16から提供される状態情報に基づいて関連するいかなる状態情報をも更新し、I/S-CSCF28を通ってセッション1のリモートシグナリングレッグを介してリモートユーザー要素36BへのRe-Inviteメッセージを開始する(ステップ362と364)。RUA32Rによって開始されたRe-Inviteメッセージは、そのような情報がまだ提供されてない場合はメディアゲートウェイ26のSDPを含んでいても良い。リモートユーザー要素36BはRe-Inviteメッセージを、セッション1を開始せよとの指示として認識し、セッション1のベアラパスがメディアゲートウェイ26を通過すると認識する。この時点でベアラパスは、VMSC22とメディアゲートウェイ26を通ってユーザー要素16とリモートユーザー要素36B間を延びる(ステップ366)。CSベアラ部分は、VMSC22を通ってメディアゲートウェイ26とユーザー要素16間を延び、一方でベアラパスのMS部分はメディアゲートウェイ26とリモートユーザー要素36B間を延びる。ここでセッション1はアクティブで、セッション2は保留されている。
この実施態様の場合、プロセスは図6Aと6Bに関連して提供されているものと実質的に同じである。要するに、アクセスシグナリングパスがCS14の外へ移行され、RUA32Rを用いずにI/S-CSCF28を介してCCF30に直接入るため、MS12へ転送する場合に、CAAF32の除去とGPRS伝送等の使用はほとんど重要性をもたない。
以上の実施例では、現在ユーザー要素16によってサポートされている複数セッションの中の一つが保留状態を維持される。しかしながら、当業者には理解されることであるが、複数のセッションが一つのドメインから他のドメインへ移行され得て、複数セッションの各々がアクティブでありドメイン転送の間、アクティブのままとなる。一つまたはそれ以上のセッションが保留されるという例は、セッションが音声セッションであり、任意の所定の時に複数のアクティブ音声セッションを有することを避けるためにしかるべく処理されるという、より複雑なシナリオを単に表しているに過ぎない。複数セッションがアクティブで、ユーザー要素16がCS14によりサポートされている時、CS14を通る複数のCSベアラ部分は、各々のセッションが対応するCSベアラ部分を有するように提供されても良い。あるいは、単数のCSベアラ部分が複数アクティブセッションに共有されても良い。
図11を参照すると、サービスノード44は、本発明の一実施形態に従って提供されている。サービスノード44はMS12内に存在していても良く、CCF30、I/S-CSCF28、CAAF32C、RUA32Rの群から選ばれた任意の一つ、あるいは組み合わせに機能性を与えるために、制御システム46と、関連するメモリ48を含む。制御システム46は、MS12と連携しているエンティティや、関連するネットワークとの通信を容易にするために通信インターフェース50とも関連する。
図12を参照すると、ユーザー要素16のブロック図が示されている。ユーザー要素16は、CSクライアント18とMSクライアント20の動作をサポートするのに十分なメモリ54を有する制御システム52を含んでいても良い。制御システム52は、上に説明されているように、CSクライアント18とMSクライアント20がCS14とMS12上で容易に通信できるように通信インターフェース56と密接に協力する。制御システム52は、ユーザーとの相互対話を促進するユーザーインターフェース58と関連し得る。ユーザーインターフェース58は、ユーザーとの音声通信を容易にするマイクとスピーカーと、ユーザーに情報を入力して見ることができるようなキーパッドと画面をも含んでいても良い。
本技術に係る技術者は、本発明の好ましい実施形態への改良や修正を認識するであろう。そのような改良や修正の全ては、本明細書と以下に続く特許請求に開示される概念の範囲内であると見なされる。

Claims (22)

  1. 複数セッションに同時に係属しているユーザー要素用のドメイン転送を容易にする方法であって、
    対応する複数セッションに対し複数のセッションシグナリングパスを提供することと、
    前記複数のセッションシグナリングパスの各々が、対応する前記複数セッションのうちの一つのための第1のアクセスシグナリングレッグとリモートシグナリングレッグを含み、
    前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグがマルチメディアサブシステム内にある制御機能でアンカーされ、転出ドメインを介して第1のユーザー要素へ延びていることを特徴とするものであって、
    前記複数セッションの各々に対して、
    前記制御機能でアンカーされ、転入ドメインを介して前記第1のユーザー要素へ延びている第2のアクセスシグナリングレッグを提供することと、
    前記第1のアクセスシグナリングレッグを前記第2のアクセスシグナリングレッグと置換することと、
    前記第1のユーザー要素が前記転入ドメインによって取り扱われている間に、前記第1のユーザー要素用のセッションシグナリングを容易にするために更新されたセッションシグナリングパスを提供するために、前記第2のアクセスシグナリングレッグと前記リモートシグナリングレッグ間のセッションシグナリングを回線交換することと
    を含み、
    前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記第2のアクセスシグナリングレッグとのうちの一方が、前記第1のユーザー要素が回線交換サブシステムによって取り扱われている時に、前記マルチメディアサブシステムに対して自身を前記第1のユーザー要素として表しているリモートユーザーエージェントを通って前記回線交換サブシステムへ延びており、
    回線交換サブシステムアクセス適応機能は、前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記第2のアクセスシグナリングレッグとのうちの前記一方とともに、前記第1のユーザー要素を取り扱う移動交換局と前記リモートユーザーエージェントとの間に存在し、前記回線交換サブシステムアクセス適応機能は回線交換サブシステムとマルチメディアサブシステムとの間のシグナリング変換を提供し、
    前記マルチメディアサブシステムで使用するためのセッションシグナリングメッセージは、前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記第2のアクセスシグナリングレッグとのうちの前記一方を介して前記回線交換サブシステムによって提供されるパケット伝送方式によって伝えられることを特徴とする方法。
  2. 前記複数セッションの各々に対し、前記第1のユーザー要素と接続しているベアラパスの少なくとも一部分を、前記転出ドメインと関連している第1のネットワークから、前記転入ドメインと関連している第2のネットワークへ転送することを遂行することをさらに含む、請求項1に記載の前記方法。
  3. 前記第1のユーザー要素から前記転入ドメインを介してドメイン転送用の要求を受信することと、
    前記要求を受信することに応じて、前記複数セッションの各々のために前記第2のアクセスシグナリングレッグを提供することをさらに含む、請求項1に記載の前記方法。
  4. 前記第1のユーザー要素が前記転出ドメインから前記転入ドメインへ前記複数セッションを転送する必要を判断した時に、前記第1のユーザー要素から前記要求が発生されることを特徴とする、請求項3に記載の前記方法。
  5. 前記要求は、前記制御機能用のマルチメディアサブシステムアドレスと、前記マルチメディアサブシステムアドレスと関連している回線交換サブシステム内の電話登録番号とのうちの少なくとも一方を使って前記第1のユーザー要素から発せられることを特徴とする、請求項3に記載の前記方法。
  6. 前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記第2のアクセスシグナリングレッグとのうちの他方が、前記回線交換サブシステムと横断せずに前記第1のユーザー要素へ延びていることを特徴とする、請求項1に記載の前記方法。
  7. 前記マルチメディアサブシステムで使用するためのセッションシグナリングメッセージは、回線交換サブシステムシグナリングによって、前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記第2のアクセスシグナリングレッグとのうちの前記一方を介して前記回線交換サブシステムアクセス適応機能へ運ばれることを特徴とする、請求項に記載の前記方法。
  8. 前記回線交換サブシステムシグナリングは、少なくとも部分的に、非構造化付加サービスデータチャンネル内で提供されることを特徴とする、請求項に記載の前記方法。
  9. 前記パケット伝送方式は、移動体通信用グローバルシステムネットワーク内の汎用パケット無線システムであることを特徴とする、請求項に記載の前記方法。
  10. 前記複数セッションのアクティブセッションと保留セッションとは音声セッションであり、前記アクティブセッションの転送は、前記保留セッションの前記転入ドメインへの転送の開始前に開始されることを特徴とする、請求項に記載の前記方法。
  11. 前記転入ドメインと前記転出ドメインとのうちの一方は、前記マルチメディアサブシステムであり、前記転入ドメインと前記転出ドメインのうちの他方は回線交換サブシステムであることを特徴とする、請求項に記載の前記方法。
  12. 前記転入ドメインと前記転出ドメインのうちの前記一方へのアクセスは、前記回線交換サブシステムの外の無線アクセスを介して提供されることを特徴とする、請求項11に記載の前記方法。
  13. 前記無線アクセスはパケット方式の通信をサポートし、前記回線交換サブシステムは回線交換通信をサポートすることを特徴とする、請求項12に記載の前記方法。
  14. 前記回線交換サブシステムは、セルラーネットワークによって提供されることを特徴とする、請求項11に記載の前記方法。
  15. 前記複数セッションは、対応する複数の特定のベアラパスに関連していることを特徴とする、請求項に記載の前記方法。
  16. マルチメディアサブシステムによってサポートされている前記複数の特定のベアラパスの第1の部分は、前記マルチメディアサブシステム内でお互いに分離されていることを特徴とする、請求項15に記載の前記方法。
  17. 前記複数セッションが少なくとも部分的に回線交換サブシステムによってサポートされる時、
    前記複数セッションの各々のための前記特定のベアラパスは、前記回線交換サブシステムを通って前記第1のユーザー要素へ延びている共通の回線交換ベアラ部分によってサポートされていることを特徴とする、請求項16に記載の前記方法。
  18. 前記複数セッションの各々は、前記第1のユーザー要素と複数のリモートエンドポイントの異なるものとの間に接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の前記方法。
  19. 前記複数セッションのうちの一つが前記第1のユーザー要素から発生される時、前記制御機能以外の複数のサービスの全てが前記リモートシグナリングレッグ内に提供されるように、および前記リモートシグナリングレッグが前記制御機能でアンカーされるように、前記制御機能は、前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記リモートシグナリングレッグによって形成される前記複数のセッションシグナリングパスのうちの一つの中に提供される複数のサービスのうちの最初のサービスとして呼び出されることを特徴とする、請求項に記載の前記方法。
  20. 前記複数セッションのうちの一つが前記第1のユーザー要素において終了される時、前記制御機能以外の複数のサービスの全てがリモートシグナリングレッグ内に提供されるように、および前記リモートシグナリングレッグが前記制御機能でアンカーされるように、前記制御機能は、前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記リモートシグナリングレッグによって形成される前記複数のセッションシグナリングパスのうちの一つの中に提供される複数のサービスのうちの最後のサービスとして呼び出されることを特徴とする、請求項に記載の前記方法。
  21. 前記制御機能は、前記第1のユーザー要素から、あるいは前記第1のユーザー要素を対象としたセッション用のサービング呼セッション制御機能によってサービスとして呼び出されることを特徴とする、請求項1に記載の前記方法。
  22. 複数セッションに同時に係属しているユーザー要素用のドメイン転送を容易にする方法であって、
    マルチメディアサブシステム内に存在する制御機能で、対応する複数セッションに対し複数のセッションシグナリングパスの各々のための第1のアクセスシグナリングレッグをアンカーすることと、
    前記複数のセッションシグナリングパスの各々は、対応する前記複数セッションのうちの一つのための前記第1のアクセスシグナリングレッグとリモートシグナリングレッグを備えることを特徴とし、
    前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグが、転出ドメインを介して第1のユーザー要素へ延びていることを特徴とするものであって、
    前記複数セッションの各々に対して、
    転入ドメインを介して前記第1のユーザー要素へ延びている第2のアクセスシグナリングレッグを前記制御機能でアンカーすることと、
    前記第1のアクセスシグナリングレッグを前記第2のアクセスシグナリングレッグと置換することと、
    前記第1のユーザー要素が前記転入ドメインによって取り扱われている間に、前記第1のユーザー要素用のセッションシグナリングを容易にするために更新されたセッションシグナリングパスを提供するために、前記第2のアクセスシグナリングレッグと前記リモートシグナリングレッグ間のセッションシグナリングを回線交換することと
    を含み、
    前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記第2のアクセスシグナリングレッグとのうちの一方が、前記第1のユーザー要素が回線交換サブシステムによって取り扱われている時に、前記マルチメディアサブシステムに対して自身を前記第1のユーザー要素として表しているリモートユーザーエージェントを通って前記回線交換サブシステムへ延びており、
    回線交換サブシステムアクセス適応機能は、前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記第2のアクセスシグナリングレッグとのうちの前記一方とともに、前記第1のユーザー要素を取り扱う移動交換局と前記リモートユーザーエージェントとの間に存在し、前記回線交換サブシステムアクセス適応機能は回線交換サブシステムとマルチメディアサブシステムとの間のシグナリング変換を提供し、
    前記マルチメディアサブシステムで使用するためのセッションシグナリングメッセージは、前記複数のセッションシグナリングパスの各々のための前記第1のアクセスシグナリングレッグと前記第2のアクセスシグナリングレッグとのうちの前記一方を介して前記回線交換サブシステムによって提供されるパケット伝送方式によって伝えられることを特徴とする方法。
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