JP5251562B2 - 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の制御方法 - Google Patents
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圧力発生素子を駆動してノズルから液体を吐出させる吐出駆動パルスを複数含む駆動信号を繰り返し発生する駆動信号発生手段と、を備え、
前記駆動信号に含まれる吐出駆動パルスを複数連続して前記圧力発生素子に順次印加することで着弾対象物上に規定のドットを形成する液体吐出装置であって、
前記駆動信号発生手段は、前記規定のドットを形成するための複数の吐出駆動パルスのうち、圧力発生素子に時間的に後に印加される吐出駆動パルスの駆動電圧を、圧力発生素子に時間的に先に印加される吐出駆動パルスの駆動電圧よりも高め、
圧力発生素子に時間的に後に印加される吐出駆動パルスの吐出要素の時間を、圧力発生素子に時間的に先に印加される吐出駆動パルスの吐出要素の時間よりも長くすることで、後に印加される吐出駆動パルスにより前記ノズルから吐出される液体の飛翔速度が、先に印加される吐出駆動パルスにより前記ノズルから吐出される液体の飛翔速度よりも低下するようにしたことを特徴とする。
なお、「規定のドット」とは、液体吐出装置で予め設定された大きさのドットを意味する。
前記規定のドットを形成するための複数の吐出駆動パルスのうち、圧力発生素子に時間的に後に印加される吐出駆動パルスの駆動電圧を、圧力発生素子に時間的に先に印加される吐出駆動パルスの駆動電圧よりも高め、
圧力発生素子に時間的に後に印加される吐出駆動パルスの吐出要素の時間を、圧力発生素子に時間的に先に印加される吐出駆動パルスの吐出要素の時間よりも長くすることで、後に印加される吐出駆動パルスにより前記ノズルから吐出される液体の飛翔速度が、先に印加される吐出駆動パルスにより前記ノズルから吐出される液体の飛翔速度よりも低下するようにしたことを特徴とする。
すなわち、第1駆動信号COM1や第2駆動信号COM2の一部分を、選択的に圧電振動子17へ印加させることができる。この例では、繰り返し周期(記録周期)Tの開始タイミング(ラッチ信号LATのラッチパルスのタイミング)で、圧電振動子17に印加させる駆動信号COMを、第1駆動信号COM1から第2駆動信号COM2へ又はその逆へと切り替えることができる。同様に、第1駆動信号COM1におけるT1,T2間の境界のタイミング、又は、第2駆動信号COM2におけるT1,T2間の境界のタイミング(第1チェンジ信号CH1のチェンジパルスのタイミング,第2チェンジ信号CH2のチェンジパルスのタイミング)で、圧電振動子17に印加させるパルスを切り替えることができる。
まず、第1駆動信号COM1において期間T1で発生する第1ミドルドット吐出駆動パルスDPM1について説明する。図5(a)に示すように、第1ミドルドット吐出駆動パルスDPM1は、第1膨張要素P11(圧力発生室膨張要素)と、第1膨張ホールド要素P12(膨張維持要素)と、第1収縮要素P13(吐出要素)とからなる。第1膨張要素P11は、基準電位VHBから第1膨張電位VH1まで一定勾配で電位を上昇させる波形要素であり、第1膨張ホールド要素P12は、第1膨張電位VH1で一定な波形要素である。また、第1収縮要素P13は、第1膨張電位VH1から基準電位VHBまで急勾配で電位を下降させる波形要素である。
また、駆動電圧の変化に伴って吐出されるインクの重量がほぼ線形的に変化するので、容易に設計上目標とする重量を得ることができ、またヘッド毎の吐出特性のばらつきにも駆動電圧を変化させることで容易に対応することが可能である。
例えば、ミドルドット吐出駆動パルスに関し、図7に示す第2実施形態のように、圧力発生室の中間容積に対応する中間電位VCを始端電位及び終端電位とする駆動パルスを採用することもできる。なお、図7(a)は、第1ミドルドット吐出駆動パルスDPM1の構成を示し、図7(b)は、第2ミドルドット吐出駆動パルスDPM2の構成を示している。本実施形態のミドルドット吐出駆動パルスDPM1,DPM2は、第1膨張要素P11と、第1膨張ホールド要素P12と、第1収縮要素P13と、制振ホールド要素P14と、制振要素P15とからなる。第1膨張要素P11は、圧力発生室25の中間容積(膨張又は収縮の基準となる容積)に対応する中間電位VC(基準電位)から膨張電位(VH1,VH2)までインクを吐出させない程度の比較的緩やかな一定勾配で電位を上昇させる波形要素であり、第1膨張ホールド要素P12は、膨張電位で一定な波形要素である。第1収縮要素P13は、膨張電位から収縮電位VHBまで急勾配で電位を下降させる波形要素であり、制振ホールド要素P14は、収縮電位VHBを所定期間維持する波形要素である。また、制振要素P15は収縮電位VHBから中間電位VCまでインクを吐出させない程度の一定勾配で電位を復帰させる波形要素である。
さらに、大ドットを形成する場合に限らず、中ドットや小ドットを形成する場合においても、複数の駆動パルスを用いる構成を採用することも可能である。つまり、例えば、中ドットを、複数の小ドット吐出駆動パルスによって形成する構成においても、より後側で圧電振動子17に印加される小ドット吐出駆動パルスほど、前側で圧電振動子17に印加される小ドット吐出駆動パルスよりも駆動電圧を高めることで、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
Claims (2)
- ノズル、当該ノズルに連通する圧力発生室、及び、当該圧力発生室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、当該圧力発生素子の作動によってノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと、
圧力発生素子を駆動してノズルから液体を吐出させる吐出駆動パルスを複数含む駆動信号を繰り返し発生する駆動信号発生手段と、を備え、
前記駆動信号に含まれる吐出駆動パルスを複数連続して前記圧力発生素子に順次印加することで着弾対象物上に規定のドットを形成する液体吐出装置であって、
前記駆動信号発生手段は、前記規定のドットを形成するための複数の吐出駆動パルスのうち、圧力発生素子に時間的に後に印加される吐出駆動パルスの駆動電圧を、圧力発生素子に時間的に先に印加される吐出駆動パルスの駆動電圧よりも高め、
圧力発生素子に時間的に後に印加される吐出駆動パルスの吐出要素の時間を、圧力発生素子に時間的に先に印加される吐出駆動パルスの吐出要素の時間よりも長くすることで、後に印加される吐出駆動パルスにより前記ノズルから吐出される液体の飛翔速度が、先に印加される吐出駆動パルスにより前記ノズルから吐出される液体の飛翔速度よりも低下するようにしたことを特徴とする液体吐出装置。 - ノズル、当該ノズルに連通する圧力発生室、及び、当該圧力発生室内の液体に圧力変動を生じさせる圧力発生素子を有し、当該圧力発生素子の作動によってノズルから液体を吐出可能な液体吐出ヘッドと、圧力発生素子を駆動してノズルから液体を吐出させる吐出駆動パルスを複数含む駆動信号を繰り返し発生する駆動信号発生手段と、を備え、前記駆動信号に含まれる吐出駆動パルスを複数連続して前記圧力発生素子に順次印加することで着弾対象物上に規定のドットを形成する液体吐出装置の制御方法であって、
前記規定のドットを形成するための複数の吐出駆動パルスのうち、圧力発生素子に時間的に後に印加される吐出駆動パルスの駆動電圧を、圧力発生素子に時間的に先に印加される吐出駆動パルスの駆動電圧よりも高め、
圧力発生素子に時間的に後に印加される吐出駆動パルスの吐出要素の時間を、圧力発生素子に時間的に先に印加される吐出駆動パルスの吐出要素の時間よりも長くすることで、後に印加される吐出駆動パルスにより前記ノズルから吐出される液体の飛翔速度が、先に印加される吐出駆動パルスにより前記ノズルから吐出される液体の飛翔速度よりも低下するようにしたことを特徴とする液体吐出装置の制御方法。
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