JP5242274B2 - 情報処理装置及び方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
上記課題を解決するために、本発明の情報処理方法は、少なくとも1つの描画オブジェクトを示すオブジェクト情報及び前記少なくとも1つの描画オブジェクトに対する処理を規定する処理スクリプトを示すスクリプト情報の夫々を独立して含むコンテンツを取得する取得工程と、前記コンテンツを表示画面上に表示する表示工程に対して、前記コンテンツを出力する出力工程と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象によって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、ユーザによる操作の対象となる描画オブジェクトであるハイライトオブジェクトとして検出する第1検出工程と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理を検出する第2検出工程と、前記ハイライトオブジェクトと前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理とが夫々対応付けられた処理データベースを生成する生成工程と、前記ユーザによる操作が行われる場合に、前記処理データベースに基づいて処理を実行する処理工程とを備える。
上記課題を解決するために、本発明のコンピュータプログラムは、少なくとも1つの描画オブジェクトを示すオブジェクト情報及び前記少なくとも1つの描画オブジェクトに対する処理を規定する処理スクリプトを示すスクリプト情報の夫々を独立して含むコンテンツを取得する取得手段と、前記コンテンツを表示画面上に表示する表示手段に対して、前記コンテンツを出力する出力手段と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象によって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、ユーザによる操作の対象となる描画オブジェクトであるハイライトオブジェクトとして検出する第1検出手段と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理を検出する第2検出手段と、前記ハイライトオブジェクトと前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理とが夫々対応付けられた処理データベースを生成する生成手段と、前記ユーザによる操作が行われる場合に、前記処理データベースに基づいて処理を実行する処理手段とを備える情報処理装置に備えられるコンピュータを制御するためのコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記取得手段、前記表示手段、前記出力手段、前記第1検出手段、前記第2検出手段、前記生成手段及び前記処理手段の少なくとも一部として機能させる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
(情報処理装置の実施形態)
本発明の情報処理装置に係る実施形態は、少なくとも1つの描画オブジェクトを示すオブジェクト情報及び前記少なくとも1つの描画オブジェクトに対する処理を規定する処理スクリプトを示すスクリプト情報の夫々を独立して含むコンテンツを取得する取得手段と、前記コンテンツを表示画面上に表示する表示手段に対して、前記コンテンツを出力する出力手段と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象によって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、ユーザによる操作の対象となる描画オブジェクトであるハイライトオブジェクトとして検出する第1検出手段と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理を検出する第2検出手段と、前記ハイライトオブジェクトと前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理とが夫々対応付けられた処理データベースを生成する生成手段と、前記ユーザによる操作が行われる場合に、前記処理データベースに基づいて処理を実行する処理手段とを備える。
この態様によれば、第3検出手段の動作により、第1検出手段により検出されるハイライトオブジェクトの表示画面上における表示位置(或いは、表示座標)が検出される。尚、ハイライトオブジェクトが複数存在する場合には、複数のオブジェクト夫々の表示位置が検出されることが好ましい。
(情報処理方法の実施形態)
本発明の情報処理方法に係る実施形態は、少なくとも1つの描画オブジェクトを示すオブジェクト情報及び前記少なくとも1つの描画オブジェクトに対する処理を規定する処理スクリプトを示すスクリプト情報の夫々を独立して含むコンテンツを取得する取得工程と、前記コンテンツを表示画面上に表示する表示工程に対して、前記コンテンツを出力する出力工程と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象によって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、ユーザによる操作の対象となる描画オブジェクトであるハイライトオブジェクトとして検出する第1検出工程と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理を検出する第2検出工程と、前記ハイライトオブジェクトと前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理とが夫々対応付けられた処理データベースを生成する生成工程と、前記ユーザによる操作が行われる場合に、前記処理データベースに基づいて処理を実行する処理工程とを備える。
(コンピュータプログラムの実施形態)
本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態は、少なくとも1つの描画オブジェクトを示すオブジェクト情報及び前記少なくとも1つの描画オブジェクトに対する処理を規定する処理スクリプトを示すスクリプト情報の夫々を独立して含むコンテンツを取得する取得手段と、前記コンテンツを表示画面上に表示する表示手段に対して、前記コンテンツを出力する出力手段と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象によって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、ユーザによる操作の対象となる描画オブジェクトであるハイライトオブジェクトとして検出する第1検出手段と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理を検出する第2検出手段と、前記ハイライトオブジェクトと前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理とが夫々対応付けられた処理データベースを生成する生成手段と、前記ユーザによる操作が行われる場合に、前記処理データベースに基づいて処理を実行する処理手段とを備える情報処理装置に備えられるコンピュータを制御するためのコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記取得手段、前記表示手段、前記出力手段、前記第1検出手段、前記第2検出手段、前記生成手段及び前記処理手段の少なくとも一部として機能させる。
(コンピュータプログラム製品の実施形態)
本発明のコンピュータ読取可能なコンピュータプログラム製品に係る実施形態は、少なくとも1つの描画オブジェクトを示すオブジェクト情報及び前記少なくとも1つの描画オブジェクトに対する処理を規定する処理スクリプトを示すスクリプト情報の夫々を独立して含むコンテンツを取得する取得手段と、前記コンテンツを表示画面上に表示する表示手段に対して、前記コンテンツを出力する出力手段と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象によって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、ユーザによる操作の対象となる描画オブジェクトであるハイライトオブジェクトとして検出する第1検出手段と、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理を検出する第2検出手段と、前記ハイライトオブジェクトと前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理とが夫々対応付けられた処理データベースを生成する生成手段と、前記ユーザによる操作が行われる場合に、前記処理データベースに基づいて処理を実行する処理手段とを備える情報処理装置に備えられるコンピュータを制御するためのコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記取得手段、前記表示手段、前記出力手段、前記第1検出手段、前記第2検出手段、前記生成手段及び前記処理手段の少なくとも一部として機能させる。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされよう。
以上説明したように、本発明の情報処理装置に係る実施形態によれば、取得手段と、出力手段と、第1検出手段と、第2検出手段と、生成手段と、処理手段とを備える。本発明の情報処理方法に係る実施形態によれば、取得工程と、出力工程と、第1検出工程と、第2検出工程と、生成工程と、処理工程とを備える。本発明のコンピュータプログラムに係る実施形態によれば、コンピュータを本発明の情報処理装置に係る実施形態として機能させる。従って、スクリプトプログラムを用いて記述されたデータ放送コンテンツ等の各種コンテンツに対して、好適にハイライトオブジェクトの検出を行うことができる。
(1)基本構成
はじめに、図1を参照して、本実施例に係るデータ放送受信装置1の基本構成について説明を進める。ここに、図1は、本実施例に係るデータ放送受信装置1の基本構成を概念的に示すブロック図である。
(2)動作原理
続いて、図2を参照して、本実施例に係るデータ放送受信装置1の動作原理について説明する。ここに、図2は、本実施例に係るデータ放送受信装置1の動作の流れを概念的に示すフローチャートである。尚、説明の簡略化及び明確化のため、図2においては、本実施例に係るデータ放送受信装置1の動作の流れを簡単に説明し、その詳細な態様については、後に表示例を交えながら説明する(図3から図9等参照)。
ここで、個々のハンドラが仮想的又は疑似的に実行されることで、各事象に対して実行される処理の解析が行われる。具体的には、先ず、入力応答・解析制御部15の動作により、ステップS103において検出された各ハンドラが仮想的又は擬似的に実行される(ステップS105)。このとき、ハンドラの疑似実行によって、コンテンツに含まれるスクリプトにより規定される処理もまた疑似実行される。そして、このような処理の疑似実行の結果、典型的には、BMLデータにおける表示部品を示すデータにおける変化が入力応答・解析制御部15によって解析される(ステップS106)。
このような、ハイライトオブジェクトを含むデータ放送コンテンツにおいては、典型的には、コンテンツを記述するBMLデータに規定される処理により、該当するハイライトオブジェクトがハイライト表示されるように構成される。従って、ハンドラに対応する処理に応じてBMLデータにおいてハイライトオブジェクトを規定するデータに生じる変化を検出することで、ハイライト表示され得るハイライトオブジェクトであるハイライトオブジェクト(以下、選択可能オブジェクトと記載する)の検出が可能となる。
(3)具体例
続いて、図3から図6を参照して、具体的な処理の態様について、具体的な表示例を交えながら説明を進める。ここに、図3は、データ放送コンテンツの表示例を概念的に示す平面図であり、図4及び図5は、図2のステップS105及びステップS106において解析されたハンドラ及び夫々のハンドラに対応して実行される処理の関係を示す模式図であり、図6は、処理データベースを概念的に示すデータ構造図であり、図7は、図3に示すデータ放送コンテンツに対して、ユーザによる操作によってニュースボタンにフォーカスが位置している場合の表示例を概念的に示す平面図である。
<?xml version="1.0" encoding="EUC-JP" ?>
<!DOCTYPE bml PUBLIC "+//ARIB STD-B24:1999//DTD BML Document//JA" "http://www.arib.or.jp/B24/DTD/bml_1_1.dtd">
<?bml bml-version="3.0" ?>
<bml>
<head>
<title>要素内容が変化するデータ放送コンテンツ</title>
<script> // スクリプト記述開始
<![CDATA[
var highlightIndex; // ハイライトID 0:ニュース 1:天気 2:株価
var goArray = new Array(); // 遷移先URI管理配列
// 初期化関数
function onload()
{
// 初期ハイライトのID
highlightIndex = 0;
// 遷移先管理配列の内容設定
goArray[0] = "news.bml"; // ニュースページのURI
goArray[1] = "weather.bml"; // 天気予報ページのURI
goArray[2] = "stock.bml"; // 株価情報ページのURI
// 初期ハイライト表示
// ニュースボタンの内容(テキスト)をハイライト表示のものに差し替え
document.getElementId("news").firstChild.data = "ニュースへ移動";
// キー入力を受ける実体を背景(docbody)に設定
document.getElementById("docbody").focus();
}
// キー入力イベントハンドラ
function keyDown()
{
// リモコンキーコードの取得
var code = document.currentEvent.keyCode;
if (code == 1) // 1:上キー
{
switch (highlightIndex) // 現在のハイライトIDによって処理を切り替える
{
case 0: // 現在のハイライトが0(ニュースボタン)
// ニュースボタンより上位置にあるものはないので何もしない
break;
case 1: // 現在のハイライトが1(天気ボタン)
// 天気ボタンからニュースボタンへハイライト移動
// 天気ボタンの内容(テキスト)を通常表示のものに差し替え
document.getElementId("weather").firstChild.data = "天気";
// ニュースボタンの内容(テキスト)をハイライト表示のものに差し替え
document.getElementId("news").firstChild.data = "ニュースへ移動";
// ハイライトIDの更新
highlightIndex = 0;
break;
case 2: // 現在のハイライトが2(株価ボタン)
// 株価ボタンから天気ボタンへハイライト移動
// 株価ボタンの内容(テキスト)を通常表示のものに差し替え
document.getElementId("stock").firstChild.data = "株価";
// 天気ボタンの内容(テキスト)をハイライト表示のものに差し替え
document.getElementId("weather").firstChild.data = "天気へ移動";
// ハイライトIDの更新
highlightIndex = 1;
break;
default:
break;
}
// 情報表示欄の更新
(略)
}
else if (code == 2) // 2:下キー
{
switch (highlightIndex) // 現在のハイライトIDによって処理を切り替える
{
case 0: // 現在のハイライトが0(ニュースボタン)
// ニュースボタンから天気ボタンへハイライト移動
// ニュースボタンの内容(テキスト)を通常表示のものに差し替え
document.getElementId("news").firstChild.data = "ニュース";
// 天気ボタンの内容(テキスト)をハイライト表示のものに差し替え
document.getElementId("weather").firstChild.data = "天気へ移動";
// ハイライトIDの更新
highlightIndex = 1;
break;
case 1: // 現在のハイライトが1(天気ボタン)
// 天気ボタンから株価ボタンへハイライト移動
// 天気ボタンの内容(テキスト)を通常表示のものに差し替え
document.getElementId("weather").firstChild.data = "天気";
// 株価ボタンの内容(テキスト)をハイライト表示のものに差し替え
document.getElementId("stock").firstChild.data = "株価へ移動";
// ハイライトIDの更新
highlightIndex = 2;
break;
case 2: // 現在のハイライトが2(株価ボタン)
// 株価ボタンより下位置にあるものはないので何もしない
break;
default:
break;
}
// 情報表示欄の更新
(略)
}
else if (code == 18) // 決定キー
{
// 遷移先ページのURI取得
var url = goArray[highlightIndex];
// ページ遷移の実行
browser.launchDocument(uri, "cut");
}
}
]]>
</script> // スクリプト記述終了
</head>
<body > <!-- 背景 -->
<div id ="docbody" style="top:0px;left:0px;width:960px;height:540px;" > <object style="top:0px;left:0px;width:960px;height:540px;" type="image/jpeg" data="back.jpg"/>
</div>
<!-- 放送局ロゴ -->
<div id="logo" style="top:20px;left:40px;width:880px;height:100px">
<object data="logo.png" type="image/X-arib-png" streamstatus="play" style="width:600px;height:180px"/>
</div>
<!-- TV映像 -->
<div id="video">
<object style="top:140px;left:40px;width:480px;height:270px" type="video/X-arib-mpeg2" data="/-1" remain="remain"/>
<object type="audio/X-arib-mpeg2-aac" data="/-1" remain="remain" streamstatus="play"/>
</div>
<!-- ニュースボタン -->
<div id="news" style="top:140px;left:700px;width:200px;height:120px">
<p>ニュース</p>
</div>
<!-- 天気予報ボタン -->
<div id="weather" style="top:270px;left:700px;width:200px;height:120px">
<p>天気予報</p>
<!-- 株価ボタン -->
<div id="stock" style="top:400px;left:700px;width:200px;height:120px">
<p>株価</p>
</div>
<!-- 情報表示欄 -->
<div id="information" style="top:400px;left:40px;width:480px;height:120px">
<p></p>
</div>
</body>
</bml>
−−−−−−−−−−−−BMLデータ終了−−−−−−−−−−
本実施例に係るデータ放送受信装置1は、このようなBMLデータを解析する(図2のステップS102からステップS106)ことで、選択可能オブジェクトと、該選択可能オブジェクトに対する操作が行われることで実行される処理との対応付けを示す処理データベースを生成する。
具体的には、選択可能オブジェクトの一つであるニュースボタン104にフォーカスが遷移した場合には、変数highlightIndexに"0"が設定され、且つニュースボタン104が選択された場合には、変数highlightIndexの値に応じたURI(つまり、ニュースコンテンツ)への遷移が行われる。従って、図6に示すように、選択可能オブジェクトであるニュースボタン104を示すオブジェクト情報と、該ニュースボタン104にフォーカスが遷移したときの変数highlightIndexの値と、該ニュースボタン104が選択されたときの処理とが対応付けられたレコードを含む処理データベースが生成される。
(4)選択可能オブジェクト検出の処理例
続いて、図7を参照して、具体的な選択可能オブジェクトの検出処理の態様について、具体的な表示例を交えながら説明を進める。ここに、図7は、図3に示すデータ放送コンテンツにおいて、ニュースボタン104にフォーカスが位置している場合のニュースボタン104のハイライト表示の表示例を概念的に示す平面図である。
また、ハイライト表示に伴う選択可能オブジェクトの表示の変化は、テキストなどの要素内容以外にも、例えば、参照される画像データなどを示す要素属性におけるものであっても良いものである。
<div id="news" style="top:140px;left:700px;width:200px;height:120px">
<object data=="news_normal.png" type="image/X-arib-png" streamstatus="play" style="width:240px;height:150px"/>
</div>
−−−−−−−−−BMLデータ終了(表示部品定義部)−−−−−−−
−−−−−−−−−BMLデータ開始(スクリプト定義部)−−−−−−−−−−−
// ニュースボタンから天気ボタンへハイライト移動
// ニュースボタンの表示画像(data属性に設定されるデータ)を通常表示のものに差し替え
document.getElementId("news").data = "news_normal.png";
// 天気ボタンの表示画像をハイライト表示のものに差し替え
document.getElementId("weather").data = "weather_highlight.png";
−−−−−−−−−BMLデータ終了(スクリプト定義部)−−−−−−−−−−−
このBMLデータによれば、ニュースボタン104から天気ボタン105へとフォーカスが遷移することによって、data属性に規定されるニュースボタン104の表示画像データを、通常表示のものである「news_normal.png」へと差し替えるとともに、天気ボタン105の表示画像データを、ハイライト表示のものである「weather_highlight.png」へと差し替える処理が実行される。
(5)操作可能オブジェクトの検出処理例
続いて、図8を参照して、具体的な操作可能オブジェクトの検出処理の態様について、具体的な表示例を交えながら説明を進める。ここに、図8は、図3に示すデータ放送コンテンツにおいて、情報表示欄103に、操作可能オブジェクトである青ボタン107及び赤ボタン108が表示される場合の表示例を概念的に示す平面図である。
// 青ボタン
<div id="notice">
<object data=="notice.png" type="image/X-arib-png" streamstatus="play" style="width:240px;height:150px"/>
</div>
// 赤ボタン
<div id="notice">
<object data=="tv.png" type="image/X-arib-png" streamstatus="play" style="width:240px;height:150px"/>
</div>
−−−−−−−−−BMLデータ終了(表示部品定義部)−−−−−−−
−−−−−−−−−BMLデータ開始(スクリプト定義部)−−−−−−−−−−−
// キー入力イベントハンドラ
function keyDown()
{
(略)
else if (code == 21) // 青キー
{
// お知らせページへのページ遷移実行
browser.launchDocument("notice.bml","cut");
}
else if (code == 24) // 赤キー
{
// TV視聴への移行
browser.quit();
}
}
−−−−−−−−−BMLデータ終了(スクリプト定義部)−−−−−−−−−−−
本実施例に係るデータ放送受信装置1は、このようなBMLデータを解析する(図2のステップS112)ことで、操作可能オブジェクトと、該操作可能オブジェクトに対応する処理との対応付けを示す処理データベースを生成する。
(6)検出動作の再実行の処理例
続いて、図9を参照して、具体的な検出動作の再実行の態様について、具体的な表示例を交えながら説明を進める。ここに、図9は、図3に示すデータ放送コンテンツにおいて、例えば、データ放送コンテンツの放送局から送信されるイベントによって、情報表示欄103に、選択可能オブジェクトである臨時地震情報ボタン109が表示される場合の表示例を概念的に示す平面図である。
以上説明したように、本実施例に係るデータ放送受信装置1によれば、ハイライトオブジェクトを好適に検出可能となる。このように構成することで、特に選択可能オブジェクトであるハイライトオブジェクトに対して、ユーザの操作によるフォーカスの位置に応じてた拡大表示やテキスト読み上げなど、ユーザによるアクセサビリティ向上のための更なる処理を容易に実行可能となる。また、データ放送コンテンツにおいて、想定し得る全ての操作を擬似的に又は仮想的に実行し且つ該実行結果を、上述のハイライトオブジェクトと関連付けて処理データベースとして格納しているため、ユーザによる操作に対応する処理を好適に実行することが可能となる。
11 受信部
12 BML解釈・実行部
13 表示処理部
14 ディスプレイ
15 入力応答解析・制御部
16 データベース格納部
17 操作入力部
18 CPU
20 メモリ
101 放送局ロゴ
102 テレビ映像表示欄
103 情報表示欄
104 ニュースボタン
105 天気ボタン
106 株価ボタン
110 背景
Claims (10)
- 少なくとも1つの描画オブジェクトを示すオブジェクト情報及び前記少なくとも1つの描画オブジェクトに対する処理を規定する処理スクリプトを示すスクリプト情報の夫々を独立して含むコンテンツを取得する取得手段と、
前記コンテンツを表示画面上に表示する表示手段に対して、前記コンテンツを出力する出力手段と、
前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象によって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、ユーザによる操作の対象となる描画オブジェクトであるハイライトオブジェクトとして検出する第1検出手段と、
前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理を検出する第2検出手段と、
前記ハイライトオブジェクトと前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理とが夫々対応付けられた処理データベースを生成する生成手段と、
前記ユーザによる操作が行われる場合に、前記処理データベースに基づいて処理を実行する処理手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記第1検出手段は、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記割り込み事象によって表示の態様に変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、前記ハイライトオブジェクトとして検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第1検出手段は、前記スクリプト情報及び前記オブジェクト情報の少なくとも一方に基づいて、関連付けられている前記スクリプト情報が規定する処理が前記割り込み事象によって実行される前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、前記ハイライトオブジェクトとして検出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第1検出手段は、前記表示画面上に表示される前記コンテンツに対する画像処理を行うことで、関連付けられている前記スクリプト情報が規定する処理が前記割り込み事象によって実行される前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、前記ハイライトオブジェクトとして検出することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記第1検出手段は、前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象を擬似的に又は仮想的に実行することによって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、前記ハイライトオブジェクトとして検出することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記表示画面上に表示される前記コンテンツの表示の態様に変化が生じる場合に、前記第1検出手段による前記ハイライトオブジェクトの検出及び前記第2検出手段による前記処理の検出を再実行するように前記第1検出手段及び前記第2検出手段を制御するとともに、前記生成手段により生成される処理データベースを更新するように前記生成手段を制御する更新制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトの前記表示画面上での表示位置を検出する第3検出手段を更に備え、
前記処理手段は、前記表示画面上の所望の表示位置を指定可能なポインティングデバイスを用いて前記ユーザが前記ハイライトオブジェクトの表示位置を指定した場合に、前記処理データベースに基づいて、前記ユーザにより指定される前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行されるべき処理を実行することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記コンテンツは、データ放送コンテンツであることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の夫々は、BML(Broadcast Markup Language)のAプロファイルで記述されていることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- 少なくとも1つの描画オブジェクトを示すオブジェクト情報及び前記少なくとも1つの描画オブジェクトに対する処理を規定する処理スクリプトを示すスクリプト情報の夫々を独立して含むコンテンツを取得する取得手段と、
前記コンテンツを表示画面上に表示する表示手段に対して、前記コンテンツを出力する出力手段と、
前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記コンテンツの表示中に実行される割り込み事象によって変化が生じる前記オブジェクト情報により示される前記描画オブジェクトを、ユーザによる操作の対象となる描画オブジェクトであるハイライトオブジェクトとして検出する第1検出手段と、
前記オブジェクト情報及び前記スクリプト情報の少なくとも一方に基づいて、前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理を検出する第2検出手段と、
前記ハイライトオブジェクトと前記ハイライトオブジェクトに対して前記ユーザによる操作が行われる場合に実行される処理とが夫々対応付けられた処理データベースを生成する生成手段と、
前記ユーザによる操作が行われる場合に、前記処理データベースに基づいて処理を実行する処理手段とを備える情報処理装置に備えられるコンピュータを制御するためのコンピュータプログラムであって、
該コンピュータを、前記取得手段、前記表示手段、前記出力手段、前記第1検出手段、前記第2検出手段、前記生成手段及び前記処理手段の少なくとも一部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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