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JP5130586B2 - 紙容器 - Google Patents

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JP5130586B2
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Description

本発明は、牛乳やジュース等の飲料液体を収容する切妻屋根型頂部を有する紙容器に関するものである。
従来、牛乳カートンに代表される飲料用の紙容器として、表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材からなり、4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルによって縁部が接合されて四角の筒状胴部が形成され、前記胴部パネルの上端に、上部に外側トップシールパネルを有し互いに対向する一対の切妻屋根形成パネルと、上部に内側トップシールパネルを有し互いに対向して何れか一方が注出口となり開封される一対の妻壁形成パネルが連設され、前記一対の切妻屋根形成パネルの間に前記一対の妻壁形成パネルが折り込まれて、各トップシールパネル同士が所定の位置で加熱されてシールされ密封されることによって頂部が形成される切妻屋根型の紙容器(ゲーブルトップ型)が広く使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような切妻屋根型の紙容器にあって、前記各トップシールパネル同士がシールされて形成されるトップシール部のシール幅が広いと注出口となる妻壁形成パネル側における外側トップシールパネル及び内側トップシールパネルの加熱シールされている対向面同士を剥がす際、強い力を要し開封し難くなるといったことから、開封を容易にする手段の1つとして、トップシール部のシール幅を、シールが損なわれない範囲で狭い幅に形成するといったことが行われている。
実開平6−32315号公報
上記のように、従来の切妻屋根型の紙容器では、トップシール部の開封を容易にするため、トップシール部のシール幅は狭く、少なくともトップシール部を摘むことができるほどの幅はない。このため、例えば冷蔵庫や棚に並べてある紙容器のうちの1つを取り出そうとしたとき、トップシール部を摘んで取り出すことが難しく、また紙容器の胴部を掴んで取り出そうとしても隣り合う紙容器の胴部との間に指が入り難く、その取り出しに苦労するといったことをよく経験する。
本発明の目的は、トップシール部の易開封を損なうことなく、トップシール部を容易に摘めるようにした紙容器を提供するところにある。
上記の目的を達成するために請求項1に記載の発明は、表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材からなり、4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルによって縁部が接合されて四角の筒状胴部が形成され、前記胴部パネルの上端に、上部に外側トップシールパネルを有し互いに対向する一対の切妻屋根形成パネルと、上部に内側トップシールパネルを有し互いに対向して何れか一方が注出口となり開封される一対の妻壁形成パネルが連設され、前記一対の切妻屋根形成パネルの間に前記一対の妻壁形成パネルが折り込まれて、外側トップシールパネル及び内側トップシールパネルが所定の位置で加熱されてシールされ密封されることによって頂部が形成される切妻屋根型の紙容器において、前記外側トップシールパネル及び内側トップシールパネルが所定の位置で加熱されシールされて形成されるトップシール部のシール幅が、注出口となる開封側に対し非開封側が下方に向かって広幅となっており、また、前記一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線が、開封側から非開封側に向かって下方に傾斜していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の、前記トップシール部のシール幅を定める前記外側トップシールパネルと前記一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から非開封側へ向かって下方に傾斜する直線状となっており、また、前記一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線は、前記シール横折線と概ね平行に傾斜する直線状となっていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の、前記トップシール部のシール幅を定める前記外側トップシールパネルと前記一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から略中央位置まで水平状に伸び、該位置から非開封側へ向かって下方に傾斜する直線状となっており、また、前記一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線は、前記シール横折線の開封側の端部から非開封側の端部を結ぶ線と概ね平行な直線状となっていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の、前記トップシール部のシール幅を定める前記外側トップシールパネルと前記一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から非開封側へ向かって下方に傾斜する上向き曲線状となっており、また、前記一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線は、前記シール横折線と概ね平行に傾斜する上向き曲線状となっていることを特徴とする。
請求項1に記載の紙容器によれば、外側トップシールパネル及び内側トップシールパネルが所定の位置で加熱されシールされて形成されるトップシール部のシール幅が、注出口となる開封側に対し非開封側が下方に向かって広幅となっているので、注出口となる開封側ではトップシール部の開封を容易にするための狭いシール幅を維持しながら、非開封側ではシール幅が広く、容易に摘むことができ、例えば冷蔵庫や棚に並べてある紙容器のうちの1つを取り出そうとしたとき、トップシール部を摘んで容易に取り出すことができる。また、トップシール部の非開封側ではシール幅が広いので強度も増し、必要に応じて穴開け加工も可能となる。
また、一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線が、トップシール部のシール幅を定める外側トップシールパネルと一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線に応じ開封側から非開封側に向かって下方に傾斜しているので、切妻屋根形成パネルの面積が大きく得られることから、印刷面積も大きく、また、縦(立て)置き、横置きのいずれの陳列状態にあっても、切妻屋根形成パネルにおける印刷表示部位の視認性を効果的に向上させることができる。
また、頂部の形状は、トップシール部のシール幅が一定で、一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線が、外側トップシールパネルと一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線と平行な構造を有する従来の紙容器の頂部に比べ、縦方向の荷重に耐えることができる。
請求項2に記載の紙容器によれば、請求項1に記載の、トップシール部のシール幅を定める外側トップシールパネルと記一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から非開封側へ向かって下方に傾斜する直線状となっており、また、一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線は、シール横折線と概ね平行に傾斜する直線状となっているので、頂部における縦方向の耐荷重が向上する。
請求項3に記載の紙容器によれば、請求項1に記載の、トップシール部のシール幅を定める外側トップシールパネルと一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から略中央位置まで水平状に伸び、該位置から非開封側へ向かって下方に傾斜する直線状となっているので、トップシール部のシール幅は、開封側から略中央位置まで同じ幅となり、より安定したシール状態が得られる。
請求項4に記載の紙容器によれば、請求項1に記載の、トップシール部のシール幅を定める外側トップシールパネルと一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から非開封側へ向かって下方に傾斜する上向き曲線状となっているので、一対の切妻屋根形成パネルの間に前記一対の妻壁形成パネルを折り込んだときに受ける妻壁形成パネルの折り込みストレスが曲線状のシール横折線により低減され、より安定したシール状態が得られる。
また、一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線は、シール横折線と概ね平行に傾斜する上向き曲線状となっているので、開封側にある妻壁形成パネル側における外側トップシールパネル及び内側トップシールパネルの加熱シールされている対向面同士を剥がして開封した紙容器の切妻屋根形成パネルと連設する胴部を掴んで持ったとき、該胴部パネルの境界の上向き曲線状となっている頂部横折線により、該胴部パネルが内側に湾曲面となるように変形し、この結果、非開封側にある胴部の角部がその分突出した状態となり、該角部が胴部を掴んだ指に引っ掛かり持ち易くなる。
以下、本発明に係る紙容器を実施するための最良の形態を、図面に示す実施例にて詳細に説明する。
図1乃至図3は本発明に係る紙容器の第1実施例を示したもので、図1は本実施例の紙容器を示す斜視図、図2は図1に示す紙容器の側面図、図3は図1に示す紙容器の組立加工前のカートンブランクを示す展開図である。
本例の紙容器は、表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材からなり、胴部縦折線1,2,3を介して4つの胴部パネル4,5,6,7を備え、胴部パネル7にシール縦折線8を介して連設した縦方向シールパネル9によって縁部が接合されて四角の筒状胴部10が形成されている。
筒状胴部10の対向する胴部パネル4,6の上端には、頂部横折線11,12を介して互いに対向する一対の切妻屋根形成パネル13,14が連設されている。この一対の切妻屋根形成パネル13,14の上部には、シール横折線15,16を介して外側トップシールパネル17,18が連設されている。また、筒状胴部10の他の対向する胴部パネル5,7の上端には、頂部横折線19,20を介して互いに対向して一方が注出口となり開封される一対の妻壁形成パネル21,22が連設されている。この一対の妻壁形成パネル21,22の上部には、シール横折線23,24を介して内側トップシールパネル25,26が連設されている。
そして、一対の妻壁形成パネル21,22には、胴部パネル5,7との境界の頂部横折線19,20の両端から内側トップシールパネル25,26との境界のシール横折線23,24の中央に繋がる折込線27,28が設けられており、一対の妻壁形成パネル21,22が折込線27,28で折られて一対の切妻屋根形成パネル13,14の間に折り込まれ、外側トップシールパネル17,18及び内側トップシールパネル25,26が所定の位置で加熱されシールされて密封されることによって切妻屋根型の頂部29が形成されている。
外側トップシールパネル17,18及び内側トップシールパネル25,26同士がシールされて形成されるトップシール部30にあっては、そのシール幅(縦方向)が、注出口となる開封側Aに対し非開封側Bが下方に向かって広幅となっている。更に詳細には、トップシール部30の注出口となる開封側Aのシール幅が、シールが損なわれない範囲で狭幅となっており、そして、非開封側Bが下方に向かって、少なくとも摘むには十分な広幅となっている。
本例では、トップシール部30のシール幅を定める外側トップシールパネル17,18と一対の切妻屋根形成パネル13,14との境界のシール横折線15,16は、開封側Aから非開封側Bへ向かって下方に傾斜する直線状となっている。また、トップシール部30の非開封側Bの広幅面に、吊り下げ用の穴31が開けられている。
また、一対の切妻屋根形成パネル13,14と胴部パネル4,6の境界の頂部横折線11,12にあっては、トップシール部30のシール幅を定める外側トップシールパネル17,18と一対の切妻屋根形成パネル13,14との境界のシール横折線15,16に応じ開封側Aから非開封側Bに向かって下方に傾斜している。
本例では、一対の切妻屋根形成パネル13,14と胴部パネル4,6の境界の頂部横折線11,12は、シール横折線15,16と概ね平行に傾斜する直線状となっている。
また、本例では、一対の妻壁形成パネル21,22に設けられた折込線27,28は、頂部横折線19,20へ向かう下向き曲線状となっている。
なお、筒状胴部10の対向する胴部パネル4,6の下端には、底部横折線32,33を介して互いに対向する一対の外側パネル34,35が連設され、筒状胴部10の他の対向する胴部パネル5,7の下端には、底部横折線36,37を介して一対の内側パネル38,39が連設され、一対の外側パネル34,35の間に一対の内側パネル38,39が折り込まれ、加熱されてシールされ密封されることによって底部40が形成されている。
上記のように構成された第1実施例の紙容器によれば、外側トップシールパネル17,18及び内側トップシールパネル25,26が所定の位置で加熱されシールされて形成されるトップシール部30のシール幅が、注出口となる開封側Aに対し非開封側Bが下方に向かって広幅となっているので、注出口となる開封側Aではトップシール部30の開封を容易にするための狭いシール幅を維持しながら、非開封側Bではシール幅が広く、容易に摘むことができる。
また、一対の切妻屋根形成パネル13,14と胴部パネル4,6の境界の頂部横折線11,12が、トップシール部30のシール幅を定める外側トップシールパネル17,18と一対の切妻屋根形成パネル13,14との境界のシール横折線15,16に応じ開封側Aから非開封側Bに向かって下方に傾斜しているので、切妻屋根形成パネル13,14の面積が大きく得られることから、印刷面積も大きく、また、倒立陳列、転倒陳列のいずれの陳列状態にあっても、切妻屋根形成パネル13,14における印刷表示部位の視認性がよい。
また、上記のような形状の本例の頂部29は、従来の紙容器におけるトップシール部のシール幅が一定で、一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線が、外側トップシールパネルと一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線と平行な構造を有する頂部の形状に比べ、縦方向の荷重に耐えることができる。
特に、本例では、トップシール部30のシール幅を定める外側トップシールパネル17,18と一対の切妻屋根形成パネル13,14との境界のシール横折線15,16は、開封側Aから非開封側Bに向かって下方に傾斜する直線状となっており、また、一対の切妻屋根形成パネル13,14と胴部パネル4,6の境界の頂部横折線11,12は、シール横折線15,16と概ね平行に傾斜する直線状となっているので、頂部29における縦方向の荷重に対し強い強度が得られる。
また、本例では、一対の妻壁形成パネル21,22に設けられた折込線27,28は、頂部横折線19,20に向かう下向き曲線状となっているので、一対の切妻屋根形成パネル13,14の間に折り込まれた妻壁形成パネル21,22の折込部分の両内側が凸曲面となり、開封の際に指掛かりが良く開封し易い。
図4乃至図6は本発明に係る紙容器の第2実施例を示したもので、図4は本実施例の紙容器を示す斜視図、図5は図4に示す紙容器の側面図、図6は図4に示す紙容器の組立加工前のカートンブランクを示す展開図である。
本例の紙容器は、前記第1実施例とその基本構成において変わるところはなく、第1実施例と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
本例では、外側トップシールパネル17,18及び内側トップシールパネル25,26同士がシールされて形成されるトップシール部30のシール幅を定める外側トップシールパネル17,18と一対の切妻屋根形成パネル13,14との境界のシール横折線15,16は、開封側Aから略中央位置まで水平状に伸び、該位置から非開封側Bへ向かって下方に傾斜する直線状となっている。また、一対の切妻屋根形成パネル13,14と胴部パネル4,6の境界の頂部横折線11,12は、シール横折線15,16の開封側Aの端部から非開封側Bの端部を結ぶ線と概ね平行な直線状となっている。
他の構成は第1実施例と同一の構成なので、第1実施例の説明を援用し、その説明を省略する。
上記のように構成された第2実施例の紙容器によれば、トップシール部30のシール幅は、開封側Aから略中央位置まで同じ幅となり、より安定したシール状態が得られる。
図7乃至図9は本発明に係る紙容器の第3実施例を示したもので、図7は本実施例の紙容器を示す斜視図、図8は図7に示す紙容器の側面図、図9は図7に示す紙容器の組立加工前のカートンブランクを示す展開図である。
本例の紙容器は、前記第1実施例とその基本構成において変わるところはなく、第1実施例と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
本例では、外側トップシールパネル17,18及び内側トップシールパネル25,26が所定の位置で加熱されシールされて形成されるトップシール部30のシール幅を定める外側トップシールパネル17,18と一対の切妻屋根形成パネル13,14との境界のシール横折線15,16は、開封側Aから非開封側Bへ向かって下方に傾斜する上向き曲線状(略円弧状)となっている。また、一対の切妻屋根形成パネル13,14と胴部パネル4,6の境界の頂部横折線11,12は、シール横折線15,16と概ね平行に傾斜する上向き曲線状となっている。
他の構成は第1実施例と同一の構成なので、第1実施例の説明を援用し、その説明を省略する。
上記のように構成された第3実施例の紙容器によれば、トップシール部30のシール幅を定める外側トップシールパネル17,18と一対の切妻屋根形成パネル13,14との境界のシール横折線15,16は、開封側Aから非開封側Bへ向かって下方に傾斜する上向き曲線状となっているので、一対の切妻屋根形成パネル13,14の間に一対の妻壁形成パネル21,22を折り込んだときに受ける、妻壁形成パネル21,22の折り込みストレスが曲線状のシール横折線15,16により低減され、より安定したシール状態が得られる。
また、一対の切妻屋根形成パネル13,14と胴部パネル4,6の境界の頂部横折線11,12は、シール横折線15,16と概ね平行に傾斜する上向き曲線状となっているので、開封側Aにある妻壁形成パネル21側における外側トップシールパネル17,18及び内側トップシールパネル25,26の加熱シールされている対向面同士を剥がして開封した紙容器の一対の切妻屋根形成パネル13,14と連設する胴部パネル4,6に指を当てて筒状胴部10を掴んで持ったとき、胴部パネル4,6は上向き曲線状となっている頂部横折線11,12により内側に湾曲面となるように変形し、この結果、非開封側Bにある胴部の角部がその分突出した状態となり、該角部が胴部を掴んだ指に引っ掛かり持ち易くなる。その他の効果は、第1実施例と同様である。
本発明に係る紙容器の第1実施例を示した斜視図である。 図1に示す紙容器の側面図である。 図1に示す紙容器の組立加工前のカートンブランクを示す展開図である。 本発明に係る紙容器の第2実施例を示した斜視図である。 図4に示す紙容器の側面図である。 図4に示す紙容器の組立加工前のカートンブランクを示す展開図である。 本発明に係る紙容器の第3実施例を示した斜視図である。 図7に示す紙容器の側面図である。 図7に示す紙容器の組立加工前のカートンブランクを示す展開図である。
符号の説明
1,2,3 胴部縦折線
4,5,6,7 胴部パネル
8 シール縦折線
9 縦方向シールパネル
10 筒状胴部
11,12 頂部横折線
13,14 切妻屋根形成パネル
15,16 シール横折線
17,18 外側トップシールパネル
19,20 頂部横折線
21,22 妻壁形成パネル
23,34 シール横折線
25,26 内側トップシールパネル
27,28 折込線
29 頂部
30 トップシール部
31 穴
32,33 底部横折線
34,35 外側パネル
36,37 底部横折線
38,39 内側パネル
40 底部

Claims (4)

  1. 表裏面に熱可塑性樹脂を積層した板紙素材からなり、4つの胴部パネルを備え、縦方向シールパネルによって縁部が接合されて四角の筒状胴部が形成され、前記胴部パネルの上端に、上部に外側トップシールパネルを有し互いに対向する一対の切妻屋根形成パネルと、上部に内側トップシールパネルを有し互いに対向して何れか一方が注出口となり開封される一対の妻壁形成パネルが連設され、前記一対の切妻屋根形成パネルの間に前記一対の妻壁形成パネルが折り込まれて、外側トップシールパネル及び内側トップシールパネルが所定の位置で加熱されてシールされ密封されることによって頂部が形成される切妻屋根型の紙容器において、
    前記外側トップシールパネル及び内側トップシールパネルが所定の位置で加熱されシールされて形成されるトップシール部のシール幅が、注出口となる開封側に対し非開封側が下方に向かって広幅となっており、また、前記一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線が、開封側から非開封側に向かって下方に傾斜していることを特徴とする紙容器。
  2. 前記トップシール部のシール幅を定める前記外側トップシールパネルと前記一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から非開封側へ向かって下方に傾斜する直線状となっており、また、前記一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線は、前記シール横折線と概ね平行に傾斜する直線状となっていることを特徴とする請求項1に記載の紙容器。
  3. 前記トップシール部のシール幅を定める前記外側トップシールパネルと前記一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から略中央位置まで水平状に伸び、該位置から非開封側へ向かって下方に傾斜する直線状となっており、また、前記一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線は、前記シール横折線の開封側の端部から非開封側の端部を結ぶ線と概ね平行な直線状となっていることを特徴とする請求項1に記載の紙容器。
  4. 前記トップシール部のシール幅を定める前記外側トップシールパネルと前記一対の切妻屋根形成パネルとの境界のシール横折線は、開封側から非開封側へ向かって下方に傾斜する上向き曲線状となっており、また、前記一対の切妻屋根形成パネルと胴部パネルの境界の頂部横折線は、前記シール横折線と概ね平行に傾斜する上向き曲線状となっていることを特徴とする請求項1に記載の紙容器。
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