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JP5127068B2 - 画面表示制御システム、画面表示制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画面表示制御システム、画面表示制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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JP5127068B2 JP2009055750A JP2009055750A JP5127068B2 JP 5127068 B2 JP5127068 B2 JP 5127068B2 JP 2009055750 A JP2009055750 A JP 2009055750A JP 2009055750 A JP2009055750 A JP 2009055750A JP 5127068 B2 JP5127068 B2 JP 5127068B2
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Description

本発明は、次のコンテンツ表示に至るまでの時間が長い場合、次のコンテンツ表示までの間の画面表示の遷移を制御する画面表示制御システムに関する。
インターネット社会の進展に伴い、インターネット上でやりとりされる情報量は、非常に多い。インターネットトラヒックの中で、動画像トラヒックの占める割合は年々増加し、1回の通信において送受信される情報量も大きくなってきた。
このような中、IPを通じて番組や動画作品を視聴するIPTVサービスが普及している。IPTVサービスでは、動画をIP経由で受信し、デコード等の処理をし、表示する必要があり、現在の通信技術では、動画の選択から表示までの時間が、比較的長い。この画面遷移の際に、現在表示しているコンテンツと目的のコンテンツとの間に、中間コンテンツを挿入する発明が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この発明は、次のコンテンツ表示までの間の画面表示の遷移の際に、現在見ているWebページやチャンネルに限定した情報を、中間コンテンツとして表示させる技術である。
特開2005−004479号公報
IPTVや地上波デジタル放送、VODの視聴、Web上でのコンテンツ取得や情報発信等の際に、長時間画面遷移が生じず、1つの画面で停止したままになることが少なくない。この場合、ユーザは、潜在的にも顕在的にも、ストレスを感じる。これは、直ちに画面遷移しないことに原因の一端がある。
画面表示として、砂時計等を画面に表示する例が知られている。砂時計を表示する場合、最初に砂時計が表示されてから、その画面がほぼ変化せず、また、新たな情報の提示がない。さらに、従来、情報はできるだけ早く表示するのが一般的であり、次の情報が表示されるまでの時間が長ければ、画面遷移が、長時間生じない。
従来、目的のコンテンツを表示するまでに、どのようなコンテンツを表示するか重視され、中間コンテンツを表示するための処理が必要であり、負荷が大きいという問題がある。
本発明は、次に表示すべきコンテンツを表示するまでに、比較的、時間が長い場合、ユーザにストレスを感じさせず、しかも、画像表示システムの負荷が少ない画面表示制御システムを提供することを目的とする。
本願発明の画面表示制御システムは、コンテンツ選択信号を受信したら、時間計測を開始する時間計測手段と、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断する表示可否判断手段と、上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変更し、コンテンツを表示できる状態であれば、コンテンツを表示し、一方、コンテンツを表示できる状態になくしかも上記時間計測した時間が所定時間を経過したときに中間情報を表示できる状態であれば、中間情報を表示する中間情報表示手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、次に表示すべきコンテンツを表示するまでに、比較的、時間が長い場合、ユーザにストレスを感じさせず、しかも、画像表示システムの負荷が少ないという効果を奏する。
本発明の実施例1である画面表示制御システム100を示すブロック図である。 実施例1において、中間情報を実際に表示している例を示す図である。 画面表示制御システム100の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2である画面表示制御システム200を示すブロック図である。 実施例2において、取得された番組情報の例を示す図である。 予測待機時間算出に用いるグラフであって、ビットレートと予測待機時間との関係を示す図である。 番組情報を実際に表示した例を示す図である。以下の実施例も同様である。 画面表示制御システム200の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例3である画面表示制御システム300を示すブロック図である。 中間情報の表示時間決定に用いるグラフを示す図である。 画面表示制御システム300の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例4である画面表示制御システム400を示す図である。 画面表示制御システム400の動作を示すフローチャートである。
発明を実施するための形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画面表示制御システム100を示すブロック図である。
実施例1は、コンテンツの受信を開始したら、時間計測を開始し、黒画面を表示する。コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示する。時間計測から、3秒間経過しても、コンテンツを表示できなければ、黒画面以外の中間情報を表示し、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示する実施例である。
画面表示制御システム100は、STB(Set Top Box)に組み込み、IPを経由して送られてきたコンテンツ等の情報を、ディスプレイに表示するIPTVである。
画面表示制御システム100は、入力制御手段11と、出力制御手段21と、送受信手段31と、情報蓄積手段41とを有する。
画面表示制御システム100に、入力手段61と、出力手段71と、ネットワークNW1とが接続され、ネットワークNW1を介して、画面表示制御システム100にサーバSV1が接続されている。
サーバSV1は、中間情報やコンテンツを保持している。コンテンツは、サーバSV1に蓄積されているビデオ作品である。以下の実施例も同様である。
入力手段61は、実施例1において、STBのリモコンであり、このリモコンからのコンテンツ選択信号が、STB内に組み込まれている入力制御手段11に送信される。
入力制御手段11は、入力手段61からコンテンツ選択信号を受信すると、出力制御手段21および送受信手段31にコンテンツ選択信号を送信する。
送受信手段31は、入力制御手段11からのコンテンツ選択信号を受信すると、これに応じたコンテンツを、ネットワークNW1を介して、サーバSV1に問い合わせ、受信する。また、定期的に中間情報を、ネットワークNW1を介し、サーバSV1に問い合わせ、受信する。受信された情報を、情報蓄積手段41が蓄積する。
なお、上記「中間情報」は、次のコンテンツを表示するまでの待機時間に、出力手段71に表示する画像情報または映像情報である。
中間情報は、たとえば今日の占い、ひとこと、オススメコンテンツ等である。
情報蓄積手段41は、送受信手段31から受け取ったコンテンツ、中間情報を、表示可能な形式に処理し、蓄積する。情報が表示可能になれば、表示可能信号を、出力制御手段21に送信する。
出力制御手段21は、入力制御手段11からコンテンツ選択信号の指令を受信すると、出力手段71に黒画面を表示させ、入力制御手段11からコンテンツ選択信号が受信されてからの経過時間の計測を開始する。
出力制御手段21は、経過時間が3秒を超えると、新たな中間情報の表示を試み、情報蓄積手段41から、新たな中間情報表示可能信号を受信すれば、情報蓄積手段41に蓄積されている新たな中間情報を、出力手段71に表示する。この際、コンテンツの表示が最優先され、コンテンツ表示可能信号を、情報蓄積手段41から受信すると、出力制御手段21は、出力手段71にコンテンツを表示させる。
出力手段71は、TVディスプレイであり、このTVディスプレイは、出力制御手段21からの受信に従い、黒画面、中間情報、コンテンツを表示する。
図2は、実施例1において、中間情報を実際に表示している例を示す図である。
次に、画面表示制御システム100の動作について説明する。
図3は、画面表示制御システム100の動作を示すフローチャートである。
S1で、入力手段61の一例であるリモコンを介して、ユーザがコンテンツを選択し、入力する。S2で、出力制御手段21は、入力制御手段11からコンテンツ選択信号を受信すると、出力手段71であるTVディスプレイに黒画面を表示させる。
S3で、入力制御手段11から、コンテンツ選択信号を受信した出力制御手段21は、入力制御手段11からコンテンツ選択信号を受信してからの経過時間を計測し、記憶装置に記憶する。
S4で、入力制御手段11からコンテンツ選択信号を受信した送受信手段31が、ネットワークNW1を介して、サーバSV1に問い合わせ、コンテンツ選択信号に従ったコンテンツの受信を開始し、受信した情報を、情報蓄積手段41に送信する。
S5で、情報蓄積手段41は、受信した情報を表示可能な形式に処理し、この処理した情報を情報蓄積手段41に蓄積する。S6で、情報蓄積手段41からコンテンツ表示可能信号を受信したかどうかに基づいて、情報蓄積手段41に蓄積されているコンテンツを表示可能であるか否かを、出力制御手段21が調べる。表示可能であれば(YES)、S11に進み、不可能であれば(NO)、S7に進む。
S7で、出力制御手段21が計測した経過時間が、たとえば3秒間を経過したか否かを判断する。経過時間が3秒を超えると(YES)、S8に進み、たとえば3秒以内であれば(NO)、S6に戻る。S8で、出力制御手段21が情報蓄積手段41から中間情報表示可能信号を受信したかどうかに基づいて、新たな中間情報の表示が可能であるかどうかを調べる。可能であれば(YES)、S9へ進み、可能でなければ(NO)、S6に戻る。
S8で中間情報の表示が可能であると判断されれば、S9で、出力制御手段21による経過時間計測をリセットする。S10で、出力制御手段21が、情報蓄積手段41に蓄積されている新たな中間情報を、出力手段71であるディスプレイに表示させる。
S11では、S6でコンテンツの表示が可能であると判断されると、出力制御手段21による経過時間計測を終了する。S12では、コンテンツ選択信号に従ったコンテンツであって、情報蓄積手段41のコンテンツを、出力制御手段21が出力手段71に表示させる。
次に、表示されるまでに、たとえば8秒間を要するコンテンツを取得する場合について考える。
S1で、コンテンツ選択信号が入力されると、S2で、ディスプレイに黒画面が表示され、S3で、経過時間を計測し、S4で、サーバヘの問い合わせが始まり、S5で、受信された情報を処理し、蓄積する。S6で、コンテンツ表示可能信号の受信が有るかどうかを調べる。コンテンツを表示不可能であれば、S7で、計測開始から3秒間経過したかどうかを判断する。3秒間経過していなければ、S6に戻り、コンテンツの表示が可能であるかどうかを調べる。つまり、3秒間経過したか、コンテンツ表示可能信号を受信したかのどちらかを待つ。表示するまで8秒要するコンテンツであり、3秒ではコンテンツ表示信号を受信していないので、S8に進む。
S8で、中間情報表示可能信号の有無に基づいて、中間情報が表示できるか否かを調べる。中間情報を表示不可能であれば、S6に戻り、コンテンツの表示が可能かどうかを調べる。つまり、コンテンツ表示可能信号か、中間情報表示可能信号かのどちらかの信号を受信することを待つ。
中間情報表示可能信号が先に受信されると、S9で、経過時間の計測をリセットし、0から計測し始め、S10で、中間情報を、出力手段71としてのディスプレイに提示し、S6に戻る。
ここで、さらにコンテンツの表示が不可能であれば、S7で、リセットされた経過時間が3秒間経過したかどうかを調べる。コンテンツ表示可能信号を受信するよりも先に、3秒間経過すると、S8で、新たな中間情報を表示可能であるかどうかを調べる。表示可能であれば、S9で、経過時間の計測をリセットし、S10で、新たな中間情報を提示し、S6に戻る。
S6で、コンテンツの表示がさらに不可能であれば、S7で、リセットされた経過時間が3秒間経過したかどうかを調べる。表示までに要する時間が8秒であるので、3秒が経過する前に、コンテンツの表示可能信号を受信し、S11に進む。S11で、経過時間の計測を終了し、S12で、コンテンツが、出力手段71としてのディスプレイに表示される。
実施例1は、画面表示制御システムをSTB内に持ち、IPを経由して受信したコンテンツ等の情報を表示するIPTVにおける実施例である。一方、STB、PCを用いたストリーミングやダウンロードによる動画視聴や、ネットワークゲームヘの接続等、ネットワークを用いてコンテンツの表示を行う場合に、実施例1を適用するようにしてもよい。また、地上波デジタル放送のようなブロードキャストの放送について、実施例1を適用するようにしてもよい。このように、ネットワークNW1、サーバSV1は、上記形態に限る必要がない。以下の他の実施例でも同様である。
また、実施例1において、入力制御手段11、出力制御手段21、送受信手段31、情報蓄積手段41は、IPTVのSTBに組み込まれているが、PCやネットワーク上のソフトウェアとして設けられていてもよく、TV本体等に構成されていてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
入力手段61は、STBのリモコンであるが、STBまたはTV自体を、入力手段61として使用するようにしてもよく、また、PCに接続されているマウス、キーボード等の入力装置を、入力手段61として使用するようにしてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
実施例1では、入力手段61がコンテンツ選択信号を入力することによって、次のコンテンツを選択するが、このようにする代わりに、番組表やコンテンツ表等、一覧に表示されているコンテンツから所望のコンテンツを、次のコンテンツとして選択するようにしてもよい。また、動画コンテンツを入力し、接続スタートボタンを押すると、入力情報があったとして扱ってもよい。また、チャンネル番号を入力することによって、コンテンツを選択したとして扱ってもよい。以下の他の実施例でも同様である。
出力手段71は、TVディスプレイであるが、PC画面やディスプレイ等の画像表示装置を、出力手段71として使用するようにしてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
実施例1では、出力手段71のTVディスプレイに、黒画面・中間情報を表示するが、画像や動画、文字等を、出力手段71のTVディスプレイに表示するようにしてもよい。また、たとえば、「今日の占い」や「今日の一言」、画像や動画、コンテンツに関する情報等、ネットワークから得られる情報を、中間情報として、出力手段71のTVディスプレイに表示するようにしてもよい。TVに組み込まれているソフトウェアから得られた情報を、中間情報として、出力手段71のTVディスプレイに表示するようにしてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
実施例1では、次に表示するコンテンツを表示するまでに時間を要する実施例であるが、ダウンロードの終了や接続完了等、その後における次画面への推移に時間を要する場合に、実施例1を適用するようにしてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
出力制御手段21は、経過時間が3秒間経過したか否かを判断するが、3秒間の代わりに、3秒間以外の時間を設定するようにしてもよい。
情報蓄積手段41は、中間情報、コンテンツを表示可能な状態になると、出力制御手段21に表示可能信号を送信するが、たとえば、情報蓄積手段41の蓄積状況を出力制御手段21が確認する等によって、中間情報、コンテンツを表示可能な状態になったことを、出力制御手段21が認識するようにしてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
なお、出力制御手段21は、コンテンツ選択信号を受信したら、時間計測を開始する時間計測手段の例である。
出力制御手段21は、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断するコンテンツ表示可否判断手段の例である。
出力制御手段21は、上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変更し、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示し、また、上記時間計測の結果、所定時間経過しても、コンテンツを表示できなければ、中間情報を表示する中間情報表示手段の例である。
上記画面表示を変更する場合、黒画面、黒以外の単色画面、中間情報を表示する等が考えられる。
図4は、本発明の実施例2である画面表示制御システム200を示すブロック図である。
実施例2は、チャンネル番号情報を入力したら、時間計測を開始し、黒画面を表示する。そして、番組を表示し始めるまでの時間である待機時間を予測し、この予測待機時間が4秒以内であり、番組を表示できる状態になれば、番組を表示し、番組を表示できなければ、番組情報を表示し、番組を表示できる状態になれば、番組を表示する。一方。予測待機時間が4秒間よりも長ければ、その50%の時間の経過を待ち、50%を経過すれば、番組情報を表示し、番組を表示できる状態になれば、コンテンツを表示する実施例である。
画面表示制御システム200は、STBに組み込まれ、IPを経由して送られたコンテンツ等の情報を、ディスプレイに表示し、番組表示が可能になるまでの時間(待機時間)を、予測手段52が予測する実施例である。
画面表示制御システム200は、入力制御手段12と、出力制御手段22と、送受信手段32と、情報蓄積手段42と、予測手段52とを有する。
画面表示制御システム200に、入力手段62と、出力手段72と、ネットワークNW1とが接続され、ネットワークNW1を介して、画面表示制御システム200にサーバSV1が接続されている。
図5は、実施例2において、取得された番組情報の例を示す図である。
上記番組情報は、チャンネルの番号、チャンネル名、番組名、番組の詳細等である。番組は、放映されている映像と音声とである。以下の実施例も同様である。
入力手段62は、STBのリモコンであり、そこから、チャンネル番号が、STB内に組み込まれている入力制御手段12に送信される。
入力手段62からチャンネル番号情報を、入力制御手段12が受信すると、出力制御手段22と送受信手段32、予測手段52にチャンネル番号情報を送信する。
送受信手段32は、入力制御手段12からチャンネル番号を受信すると、受信したチャンネル番号に応じた番組情報と番組(コンテンツ)とを、ネットワークNW1を介して、サーバSV1に問い合わせ、サーバSV1から受信する。また、受信された情報は、情報蓄積手段42に送信される。さらに、送受信手段32は、一定時間毎に、ネットワークNW1のビットレート情報を計測し、得たビットレート情報を予測手段52に送信する。
情報蓄積手段42は、送受信手段32から受け取った番組情報と番組とを、表示可能な形式に処理し、蓄積する。これらの情報が表示可能になれば、出力制御手段22に表示可能信号を送信する。
図6は、予測待機時間算出に用いるグラフであって、ビットレートと予測待機時間との関係を示す図である。
予測手段52は、入力制御手段12からチャンネル番号情報を受信すると、送受信手段32から受け取ったビットレート情報を、図6に示すグラフに照らして、番組表示が可能になるまでの時間(待機時間)を予測し、出力制御手段22に送信する。
出力制御手段22は、入力制御手段12からチャンネル番号情報を受信すると、出力手段72に黒画面を表示させ、チャンネル番号受信からの経過時間を計測し始める。出力制御手段22は、下記のルールを持ち、このルールと情報蓄積手段42から受信される表示可能信号の有無とに基づいて、出力手段72への表示の内容を判断する。上記ルールは、予測待機時間がたとえば4秒間以内であれば、番組情報を表示することを試みるが、予測待機時間がたとえば4秒間以上であれば、経過時間が、予測待機時間の50%を過ぎるまでは、番組情報(次のコンテンツに関する情報)を表示する試みをしない、というルールである。
出力手段72であるTVディスプレイは、出力制御手段22から受信した信号に応じて、黒画面、番組情報、番組を表示する。
図7は、番組情報を実際に表示した例を示す図である。以下の実施例も同様である。
次に、実施例2の動作について説明する。
図8は、画面表示制御システム200の動作を示すフローチャートである。
S21で、入力手段62のリモコンを介して、チャンネル番号を入力し、この入力されたチャンネル番号の情報は、入力制御手段12に送信される。S22で、入力制御手段12から出力制御手段22に、チャンネル番号情報が送信され、出力制御手段22が、出力手段72であるTVディスプレイに黒画面を表示する。
S23では、入力制御手段12からチャンネル番号情報を受信した後の経過時間を、出力制御手段22が計測し始める。S24で、チャンネル番号情報が、入力制御手段12から送受信手段32に送信され、送受信手段32が、ネットワークNW1を介して、サーバSV1に問い合わせ、チャンネル番号に応じた情報(コンテンツ)を受信し始め、情報蓄積手段42に情報(コンテンツ)を送信する。
S25で、情報蓄積手段42は、受信した情報を表示可能な形式に処理し、蓄積する。S26で、予測手段52において、入力制御手段12からチャンネル番号の受信があると、送受信手段32が取得したビットレート情報を、図6のグラフに照らして、番組が表示可能になるまでの時間である待機時間を予測し、出力制御手段22に送信する。つまり、番組を表示し始めるまでの時間(待機時間)を予測する。
S27では、予測手段52から受信した番組の待機時間が4秒間以内であるか否かを、出力制御手段22が判断する。4秒間以内であれば(YES)、S29に進み、4秒間以上であれば(NO)、S28に進む。S28では、S27で予測待機時間が4秒間以上であると判断されると、チャンネル番号情報を受信してからの経過時間が予測待機時間の50%に達したか否かを、出力制御手段22が確認する。経過していれば(YES)、S29に進み、経過していなければ(NO)、S28に戻る。
S29で、情報蓄積手段42から受信した番組情報表示可能信号の受信の有無に基づいて、番組情報の表示が可能かどうかを、出力制御手段22が調べる。番組情報の表示が可能であれば、つまり表示可能信号があれば(YES)、S30へ進み、表示可能信号がなければ(NO)、S29に戻る。S30で、情報蓄積手段42に蓄積されている番組情報を、出力制御手段22が、出力手段72であるディスプレイに表示させる。
S31で、情報蓄積手段42からの番組表示可能信号の受信の有無に応じて、情報蓄積手段42の番組が表示可能であるかどうかを、出力制御手段22が調べる。表示可能であれば、つまり、番組表示可能信号があれば(YES)、S32に進み、表示不可能であれば、つまり番組表示可能信号がなければ(NO)、S31に戻る。S32で、出力制御手段22が経過時間計測を終了する。S33で、出力制御手段22が、情報蓄積手段42の番組を出力手段72に送信し、表示させる。
たとえば、情報受信ビットレートが15Mbpsであれば、S21で、チャンネル番号1が入力されると、S22で、ディスプレイには、黒画面が表示され、S23で、経過時間を計測し、S24で、サーバヘの問い合わせを開始し、S24で、情報処理と蓄積とが実行される。
S26で、コンテンツが表示されるまでの時間が、図6を用いて、8秒であると予測されたとする。S27で、予測待機時間が4秒間以内かどうかを判断する。予測待機時間は、8秒であり、4秒間以内ではないので、S28に進む。
S28で、予測待機時間の50%に、経過時間が達したか否かを調べる。予測待機時間8秒間の50%である4秒間に達していなければ、S28に戻り、4秒間に達するまで待つ。4秒間に達すると、S29で、番組情報の表示の可否が問われる。ここで、番組情報表示が不可能であれば、S29に戻り、番組情報表示が可能になるまで待つ。番組情報表示が可能になれば、S30で、番組情報が表示され、S31で、番組の表示が可能かどうかを調べる。番組の表示が不可能であれば、S31に戻り、番組の表示が可能になるまで待つ。番組の表示が可能になれば、S32で、時間計測を終了し、S33で、ディスプレイに番組を表示する。
出力制御手段22が持つルールは、予測待機時間がたとえば4秒間以内であれば、番組情報(次のコンテンツ等に関する情報)を表示する試みを直ちに実行し、一方、予測待機時間が4秒間以上であれば、予測待機時間の50%過ぎるまでは、番組情報を表示する試みを直ちには実行しないというルールである。なお、番組(次のコンテンツ)を最優先で表示するようにしてもよい。また、予測待機時間が4秒間よりも短いか否かというルールを用いているが、4秒間という時間を任意に設定するようしてもよく、固定値でなくてもよい。また、過去の平均表示時間等に基づいて、算出した秒数を、上記4秒間の代わりに、動的に設定し使用するようにしてもよい。
また、経過時間が予測待機時間の50%を過ぎたか否かというルールを用いているが、パーセンテージの値は任意である。また、経過時間が一定値を過ぎたか否かを判断基準にしてもよい。予測待機時間の値に至るまでの残り時間が、一定値よりも短くなったことを判断基準にするルールを使用するようにしてもよい。出力制御手段31では、コンテンツを表示する前に、1回のみ画面表示が切り替わるが、切り替えの回数を何度に設定するようにしてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
また、番組情報として、チャンネルの番号、チャンネル名、番組名、番組の詳細を想定しているが、番組に関連する動画やお薦め番組等を、番組情報として使用するようにしてもよい。以下の他の実施例でも同様である。
送受信手段32は、一定時間毎に、ネットワークNW1のビットレート情報を取得するが、ビットレートの計測を常時実行するようにしてもよく、チャンネルの再選択等、イベントが生じる度に、ビットレートを計測するようにしてもよい。
予測手段52が受信した最新のビットレートを、図6のグラフに照らして、コンテンツが表示可能になる時間を予測するが、図6以外のグラフを使用するようにしてもよい。また、コンテンツが表示可能になる時間を予測する場合、予測手段52が保持する過去のビットレートの平均値を用いて、コンテンツが表示可能になる時間を予測するようにしてもよい。
なお、出力制御手段22は、コンテンツ選択信号を受信したら、時間計測を開始する時間計測手段の例である。
出力制御手段22は、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断する表示可否判断手段の例である。
予測手段52は、コンテンツ選択信号の受信からコンテンツを表示し始めるまでの待機時間を予測する待機時間予測手段の例である。
出力制御手段22は、時間計測の開始と同時に、画面表示を変更し、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示し、また、上記予測待機時間が所定時間以内であれば、中間情報を表示し、さらに、上記予測待機時間が所定時間よりも長く、しかも、設定された時間経過しなければ、画面表示を変化させ、上記予測待機時間が所定時間よりも長く、そして、上記設定された時間を経過していれば、中間情報を表示する中間情報表示手段の例である。
図9は、本発明の実施例3である画面表示制御システム300を示すブロック図である。
画面表示制御システム300は、画面表示制御システムをSTBに組み込み、IPを経由して受信したコンテンツ等の情報を、ディスプレイに表示するIPTVにおける実施例である。
実施例3は、コンテンツ選択信号の受信を開始したら、時間計測を開始し、黒画面を表示する。コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示する。時間計測から、指定された時間が経過しても、コンテンツを表示できなければ、黒画面以外の中間情報を表示し、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示する。
画面表示制御システム300は、入力制御手段13と、出力制御手段23と、送受信手段33と、情報蓄積手段43とを有する。
画面表示制御システム300に、入力手段63と、出力手段73と、ネットワークNW1とが接続され、ネットワークNW1を介して、画面表示制御システム300にサーバSV1が接続されている。
入力手段63は、STBのリモコンであり、入力手段63からコンテンツ選択信号がSTB内に組み込まれた入力制御手段13に送信される。
入力制御手段13は、コンテンツ選択信号を、入力手段63から受信すると、出力制御手段23と送受信手段33とに、コンテンツ選択信号を送信する。
送受信手段33は、入力制御手段13からコンテンツ選択信号を受信すると、それに応じた中間情報とコンテンツとを、ネットワークNW1を介して、サーバSV1に問い合わせ、受信する。また受信された情報は、情報蓄積手段43に送信される。また、ネットワークNW1を介して、サーバSV1に、定期的に問い合わせ、中間情報を受信する。受信された情報は、情報蓄積手段43に送信する。なお、上記「中間情報」は、次のコンテンツが出力手段73に表示されるまでの待機時間に表示される情報である。
情報蓄積手段43は、送受信手段33から受け取った中間情報とコンテンツとを、表示可能な形式に処理し、蓄積する。これらの情報が表示可能になれば、出力制御手段23に表示可能信号を送信する。
出力制御手段23は、入力制御手段13からコンテンツ選択信号を受信すると、出力手段73に黒画面を表示させ、コンテンツ選択信号受信からの経過時間を計測し始める。出力制御手段23は、中間情報の表示時間を決定する。
図10は、中間情報の表示時間決定に用いるグラフを示す図である。
表示されている中間情報の文字数を、情報蓄積手段43から取り出し、この取り出した文字数を、図10に示すグラフに照らして、中間情報の表示時間を決定する。この決定された表示時間(待機時間)と経過時間と、情報蓄積手段43から受信される表示可能信号の有無とから、出力手段73への表示の可否を判断する。
出力手段73であるTVディスプレイは、出力制御手段23から受信した信号に応じて、黒画面、中間情報、コンテンツを表示する。
次に、本発明の画面表示制御システム300の動作について説明する。
図11は、画面表示制御システム300の動作を示すフローチャートである。
S41で、入力手段63の一例であるリモコンを介して、ユーザがコンテンツ選択信号を入力し、このコンテンツ選択信号は、入力制御手段13に送信される。S42で、出力制御手段23が入力制御手段13からコンテンツ選択信号を受信すると、入力制御手段13が、出力制御手段23を介して、出力手段73であるTVディスプレイに黒画面を表示させる。
S43で、入力制御手段13から、コンテンツ選択信号を受信した出力制御手段23は、入力制御手段13からコンテンツ選択信号を受信してからの経過時間の計測を開始する。
S44で、入力制御手段13からコンテンツ選択信号を受信した送受信手段33が、ネットワークNW1を介して、サーバSV1に問い合わせ、コンテンツ選択信号に応じたコンテンツを受信し始め、受信した情報を、情報蓄積手段43に送信する。
S45で、情報蓄積手段43は、受信した情報を表示可能な形式に処理し、蓄積する。S46で、情報蓄積手段43からのコンテンツ表示可能信号の受信の有無に基づいて、情報蓄積手段43に蓄積されているコンテンツを表示可能であるかどうかを調べる。表示可能であれば(YES)、S51に進み、不可能であれば(NO)、S47に進む。
S47では、出力制御手段23で、表示されている中間情報の文字数を、情報蓄積手段43に問い合わせ確認し、この確認された文字数に従い、図10に示すグラフから上記中間情報の表示時間を決定する。そしてコンテンツ選択信号を入力制御手段13から受信してからの経過時間が、決定された表示時間を経過したか否かを判断する。経過時間が、決定された表示時間を超える場合(YES)、S48に進み、超えない場合(NO)S46に戻る。
S48では、情報蓄積手段43から中間情報表示可能信号が受信されたかどうかに応じて、新たな中間情報の表示が可能であるかどうかを、出力制御手段23が調べる。新たな中間情報の表示が可能であれば(YES)、S49へ進み、新たな中間情報の表示が可能でなければ(NO)、S46に戻る。
S48で中間情報の表示が可能であると判断された場合、S49では、出力制御手段23が経過時間を計測する動作をリセットする。S50では、情報蓄積手段43に蓄積されている新たな中間情報を、出力手段73であるディスプレイに、出力制御手段23が表示させる。
S51では、S46でコンテンツの表示が可能であると判断された場合、出力制御手段23による経過時間の計測を終了する。S52では、コンテンツ選択信号に従った情報蓄積手段43のコンテンツを、出力制御手段23が出力手段73に表示する。
たとえば、S41で、コンテンツ選択信号が入力されると、S42で、ディスプレイには、黒画面が表示され、S43で、経過時間を計測し、S44で、サーバヘの問い合わせが始まり、S45で、受信された情報を処理し、蓄積する。
S46で、コンテンツ表示可能信号の受信が有るかどうかを調べる。コンテンツを表示不可能であれば、S47で、表示されている画面、つまり黒画面の文字数から、表示時間を決定する。黒画面は、文字数が0であるので、図10に示すグラフから判断すると、提示時間は0秒であり、0秒が経過したとされ、S48に進む。
S48で、中間情報表示可能信号の有無に応じて、新たな中間情報を表示できるかどうかを調べる。新たな中間情報を表示不可能であれば、S46に戻り、コンテンツの表示が可能であるかどうかを調べる。つまり、コンテンツ表示可能信号か、中間情報表示可能信号かを、受信するまで待つ。
中間情報表示可能信号を先に受信すると、S49で、経過時間の計測をリセットし、0から計測し始め、S50で、新たな中間情報をディスプレイに提示し、S46に戻る。
S46で、コンテンツ表示可能信号を再び確認し、コンテンツが表示不可能であれば、S47で、表示されている中間情報画面の文字数に基づいて、表示時間を決定する。
図10に示すグラフから、文字数が40であれば、表示時間は6秒であると決定されるので、経過時間が6秒間を超えていれば、S48に進み、6秒間が経過しなければ、S46に戻り、コンテンツの表示が可能かどうかを調べる。つまり、6秒間の経過か、コンテンツ表示可能信号の受信かのどちらかを待つ。
ここで、コンテンツの表示可能信号を受信すると、S51で、経過時間の計測を終了し、S52で、コンテンツがディスプレイに表示される。
図10に示すグラフを元に、表示される文字数から、出力制御手段23が表示時間を決定するが、文字数から表示時間を決定するアルゴリズムは、他のアルゴリズムでもよく、上記グラフの形状に限定する必要がない。
また、表示時間決定に用いられる中間情報の属性は、文字数に限らず、情報のサイズ、画像の数等、他の属性であってもよい。
なお、出力制御手段23は、コンテンツ選択信号を受信したら、時間計測を開始する時間計測手段の例である。
出力制御手段23は、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断する表示可否判断手段の例である。
出力制御手段23は、時間計測の開始と同時に、画面表示を変更させ、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示し、また、時間計測から、指定された時間が経過しても、コンテンツを表示できなければ、中間情報を表示する中間情報表示手段の例である。
出力制御手段23は、表示されている情報量・情報の質に応じて、表示時間を決定する表示時間決定手段の例である。
図12は、本発明の実施例4である画面表示制御システム400を示す図である。
実施例4は、チャンネル番号を入力したら、時間計測を開始し、黒画面を表示する。そして、番組を表示し始めるまでの時間である予測待機時間を過去の所要時間を用いて予測し、この予測待機時間が4秒以内であり、番組を表示できる状態になれば、番組を表示し、番組を表示できなければ、番組情報を表示し、番組を表示できる状態になれば、番組を表示する。一方、予測待機時間が4秒間よりも長ければ、その50%の時間経過を待ち、50%を経過すれば、番組情報を表示し、番組を表示できる状態になれば、コンテンツを表示する。そして、チャンネル番号を入力してから番組を表示できる状態になるまでの時間である所要時間を予測手段に送信する。
画面表示制御システム400は、画面表示制御システムをSTBに組み込み、IPを経由して受信したコンテンツ等の情報を、ディスプレイに表示するIPTVの実施例である。
画面表示制御システム400は、入力制御手段14と、出力制御手段24と、送受信手段34と、情報蓄積手段44と、予測手段54とを有する。
画面表示制御システム400に、入力手段64と、出力手段74と、ネットワークNW1とが接続され、ネットワークNW1を介して、画面表示制御システム400にサーバSV1が接続されている。
入力手段64は、STBのリモコンであり、そこから、STB内に組み込まれている入力制御手段14に、チャンネル番号情報が送信される。
入力制御手段14は、入力手段64からチャンネル番号情報を受信すると、出力制御手段24と、送受信手段34と、予測手段54とにチャンネル番号情報を送信する。
送受信手段34は、入力制御手段14からのチャンネル番号情報を受信すると、この受信したチャンネル番号に応じた番組情報と番組とを、ネットワークNW1を介して、サーバSV1に問い合わせ、受信する。また、受信された情報は、情報蓄積手段44に送信される。
情報蓄積手段44は、送受信手段34から受け取った番組情報と番組とを、表示可能な形式に処理し、蓄積する。これらの情報が表示可能になったら、出力制御手段24に、表示可能信号を送信する。
出力制御手段24は、入力制御手段14からチャンネル番号情報を受信すると、出力手段74に黒画面を表示させ、チャンネル番号を受信したときからの経過時間を計測し始める。出力制御手段24は、下記のルールを持ち、このルールと情報蓄積手段44から受信される表示可能信号の有無とから、出力手段74への表示内容・タイミングを判断する。
ルールは、予測待機時間がたとえば4秒間以内であれば、番組情報の表示を試みるが、予測待機時間がたとえば4秒間以上であれば、経過時間が予測待機時間の50%を過ぎるまでは、番組情報の表示を試みないというルールである。
出力制御手段24は、チャンネル番号を受信してから、番組を表示するまでの時間を、予測手段54に送信する。
予測手段54は、入力制御手段14からチャンネル番号情報を受信すると、出力制御手段24から受信し、蓄積していた過去1日の番組表示時間の平均を、番組が表示可能になるまでの時間(予測待機時間)とし、出力制御手段27に送信する。
出力手段74であるTVディスプレイは、出力制御手段24からの受信に従い、黒画面、番組情報、番組を表示する。
図13は、画面表示制御システム400の動作を示すフローチャートである。
S61で、入力手段64のリモコンを介して、チャンネル番号を入力し、この入力されたチャンネル番号の情報は、入力制御手段14に送信される。S62で、入力制御手段14がチャンネル番号情報を出力制御手段24に送信し、出力制御手段24が、出力手段74であるTVディスプレイに、黒画面を表示する。
S63で、入力制御手段14からチャンネル番号情報を受信した後の経過時間を、出力制御手段24が計測し始める。
S66で、予測手段54において、入力制御手段14からチャンネル番号情報の受信があると、出力制御手段24から受信、蓄積していた、過去1日の番組表示時間の平均を、番組表示が可能になるまでの時間(予測待機時間)として送信する。つまり、番組を表示し始めるまでの時間(予測待機時間)を予測する。
S67で、予測待機時間が4秒間以内であるか否かを、出力制御手段24が判断する。予測待機時間が4秒間以上であれば(NO)、S68に進み、4秒以内であれば(YES)S29に進む。S67で予測待機時間が4秒間以上であると判断されると、S28で、チャンネル番号情報を受信してからの経過時間が予測待機時間の50%に達したか否かを、出力制御手段24が調べる。経過していれば(YES)、S69に進み、経過していなければ(NO)、S68に戻る。
S68は、S67で予測待機時間が4秒間以上であると判断された場合であるが、チャンネル番号情報を受信してからの経過時間が、予測待機時間の50%になったかどうかを、出力制御手段24が判断する。予測待機時間の50%を経過していれば(YES)、S69に進み、予測待機時間の50%を経過していなければ(NO)S68に戻る。
S69で、情報蓄積手段44からの番組情報表示可能信号の受信の有無に基づいて、番組情報の表示が可能かどうかを、出力制御手段24が調べる。番組情報の表示が可能であれば、つまり表示可能信号があれば(YES)、S70へ進み、表示可能信号がなければ(NO)、S69に戻る。S70で、情報蓄積手段44に蓄積されている番組情報を、出力制御手段22が、出力手段74であるディスプレイに表示させる。
S71で、出力制御手段24が、情報蓄積手段44からの番組表示可能信号の受信の有無に応じて、情報蓄積手段44の番組が表示可能であるかどうかをチェックする。表示可能であれば、つまり番組表示可能信号があれば(YES)、S72に進み、不可能であれば、つまり番組表示可能信号がなければ(NO)、再びS71に戻る。
S72で、出力制御手段24による経過時間(実待機時間)の計測を終了した後に、S73で、番組表示に要した表示所要時間(チャンネル番組を入力してから、その番組を表示するまでに要した待機時間、実待機時間)を、出力制御手段24が予測手段54に送信し、S74で、出力制御手段24が、情報蓄積手段44の番組を出力手段74に送信し、ディスプレイに表示する。
実施例4では、蓄積していた過去の実待機時間を、1日について平均しているが、蓄積していた過去の実待機時間を、たとえば1週間、1ヶ月間等、1日以外の期間について平均するようにしてもよい。また、期間ではなく、過去に表示していた表示回数を用いるようにしてもよい。また、期間と回数とを併用するようにしてもよい。
なお、出力制御手段24は、コンテンツ指定信号の受信を開始したら、時間計測を開始する時間計測手段の例である。出力制御手段24は、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断する表示可否判断手段の例である。予測手段54は、コンテンツ選択信号の受信から番組を表示し始めるまでの待機時間を予測する待機時間予測手段の例である。
出力制御手段24は、上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変更させ、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示し、また、上記予測待機時間が所定時間以内であれば、中間情報を表示し、さらに、上記予測待機時間が所定時間よりも長く、しかも、設定された時間を経過しなければ、画面を変化させ、上記予測待機時間が所定時間よりも長く、そして、設定された時間を経過していれば、中間情報を表示する中間情報表示手段の例である。出力制御手段24は、コンテンツ選択信号を入力してから番組を表示できる状態になるまでの時間である実待機時間を上記待機時間予測手段に送信する送信手段の例である。
また、上記各実施例における手段をステップに置き換えれば、上記実施例は、画面表示制御方法の例である。つまり、上記実施例は、コンテンツ選択信号を受信をしたら、時間計測を開始する時間計測ステップと、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断するコンテンツ表示可否判断ステップと、上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変化させ、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示手段に表示し、また、上記時間計測の結果、所定時間経過しても、コンテンツを表示できなければ、中間情報を表示手段に表示する中間情報表示ステップとを有することを特徴とする画面表示制御方法の例である。
さらに、上記実施例は、コンテンツ選択信号を受信したら、時間計測を開始する時間計測ステップと、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断する番組表示可否判断ステップと、上記コンテンツ選択信号の受信から番組を表示し始めるまでの待機時間を予測する待機時間予測ステップと、上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変化させ、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示手段に表示し、また、上記予測待機時間が所定時間以内であれば、中間情報を表示手段に表示し、さらに、上記予測待機時間が所定時間よりも長く、しかも、予測待機時間の設定された時間を経過しなければ、画面表示を変化させ、上記予測待機時間が所定時間よりも長く、そして、設定された時間を経過していれば、中間情報を表示手段に表示する中間情報表示ステップとを有することを特徴とする画面表示制御方法の例である。
しかも、上記実施例は、コンテンツ選択信号を受信したら、時間計測を開始する時間計測ステップと、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断するコンテンツ表示可否判断ステップと、表示されている情報の表示時間を決定する情報表示時間決定ステップと、上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変化させ、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示手段に表示し、また、時間計測から、指定された時間が経過しても、コンテンツを表示できなければ、中間情報を表示手段に表示する中間情報表示ステップとを有することを特徴とする画面表示制御方法の例である。
そして、上記実施例は、コンテンツ選択信号を受信をしたら、時間計測を開始する時間計測ステップと、コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断する番組表示可否判断ステップと、上記コンテンツ選択信号の受信からコンテンツを表示し始めるまでの待機時間を待機時間予測手段が予測する待機時間予測ステップと、上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変化させ、コンテンツを表示できる状態になれば、コンテンツを表示手段に表示し、また、上記予測待機時間が所定時間であれば、中間情報を表示手段に表示し、さらに、上記予測待機時間が所定時間よりも長く、しかも、設定された時間を経過しなければ、画面表示を変化させ、上記予測待機時間が所定時間よりも長く、そして、上記設定された時間を経過していれば、中間情報を表示手段に表示する中間情報表示ステップと、コンテンツ選択信号を入力してから番組を表示できる状態になるまでの時間である実待機時間を上記待機時間予測手段に送信する送信ステップとを有することを特徴とする画面表示制御方法の例である。
また、上記実施例をプログラムの例として把握することができる。つまり、上記実施例は、請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の発明を構成する各手段としてコンピュータを機能させるプログラムの例である。さらに、上記実施例を記録媒体の例として把握することができる。つまり、上記実施例は、請求項9記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の例である。
100、200、300、400…画面表示制御システム、
11、12、13、14…入力制御手段、
21、22、23、24…出力制御手段、
31、32、33、34…送受信手段、
41、42、43、44…情報蓄積手段、
52、54…予測手段、
61、62、63、64…入力手段、
71、72、73、74…出力手段、
SV1…サーバ、
NW1…ネットワーク。

Claims (10)

  1. コンテンツ選択信号を受信したら、時間計測を開始する時間計測手段と;
    コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断する表示可否判断手段と;
    上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変更し、コンテンツを表示できる状態であれば、コンテンツを表示し、一方、コンテンツを表示できる状態になくしかも上記時間計測した時間が所定時間を経過したときに中間情報を表示できる状態であれば、中間情報を表示する中間情報表示手段と;
    を有することを特徴とする画面表示制御システム。
  2. 請求項1に記載の画面表示制御システムにおいて、
    中間情報の情報量・情報の質に応じて、表示時間を決定する表示時間決定手段を有し、
    上記中間情報表示手段は、中間情報を表示してから上記決定された表示時間が経過すると、次の中間情報を表示する手段であることを特徴とする画面表示制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画面表示制御システムにおいて、
    上記コンテンツ選択信号の受信から番組を表示し始めるまでの待機時間を予測する待機時間予測手段を有し、
    上記所定時間は、上記待機時間に基づいて決定される時間であることを特徴とする画面表示制御システム。
  4. 請求項2に記載の画面表示制御システムにおいて、
    上記待機時間は、ネットワークのビットレート情報に基づいて予測する時間、または、過去の所要時間に基づいて予測する時間であることを特徴とする画面表示制御システム。
  5. コンテンツ選択信号を受信したら、時間計測を開始する時間計測ステップと;
    コンテンツ、中間情報を表示できる状態であるか否かを判断する表示可否判断ステップと;
    上記時間計測の開始と同時に、画面表示を変更し、コンテンツを表示できる状態であれば、コンテンツを表示し、一方、コンテンツを表示できる状態になくしかも上記時間計測した時間が所定時間を経過したときに中間情報を表示できる状態であれば、中間情報を表示する中間情報表示ステップと;
    を有することを特徴とする画面表示制御方法。
  6. 請求項5に記載の画面表示制御方法において、
    中間情報の情報量・情報の質に応じて、表示時間を決定する表示時間決定ステップを有し、
    上記中間情報表示ステップは、中間情報を表示してから上記決定された表示時間が経過すると、次の中間情報を表示するステップであることを特徴とする画面表示制御方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載の画面表示制御方法において、
    上記コンテンツ選択信号の受信から番組を表示し始めるまでの待機時間を予測する待機時間予測ステップを有し、
    上記所定時間は、上記待機時間に基づいて決定される時間であることを特徴とする画面表示制御方法。
  8. 請求項6に記載の画面表示制御方法において、
    上記待機時間は、ネットワークのビットレート情報に基づいて予測する時間、または、過去の所要時間に基づいて予測する時間であることを特徴とする画面表示制御方法。
  9. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の発明を構成する各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  10. 請求項9記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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