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JP5199284B2 - 無線ネットワークのためのエラーに強い送信方式 - Google Patents

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Description

下記の説明は、一般に無線通信に係わり、とりわけ無線通信環境において干渉を低減することに関する。
無線通信システムは、世界中の人々の大多数がそれにより通信するようになる有力な手段になってきている。無線通信デバイスは、消費者のニーズを満足させ、そして携帯性及び利便性を向上させるためにより小さくそしてより高性能になってきている。セルラ電話機のような移動デバイスにおける処理能力の向上は、無線ネットワーク送信システムにおける需要の拡大へと導いてきている。
ユーザ・スループットを向上させる1つの方法は、ジャセミ(Ghasemi)A.らによる「ダウンリンクCDMAにおける時間再使用区分法を介した分散されたセル間調整(Distributed Intercell Coordination Through Time Reuse Partitioning in Downlink CDMA)」、IEEE、4巻、2004年3月21日、1992−1997ページに提示されており、それは時間再使用区分システムを開示し、そこでは、時間フレームが2つの部分へと区分され、1つの部分は同心的セルの内側ゾーンに割り当てられ、そして第2の部分は時間再使用クラスタ中の各セルの外側ゾーンにより共有される。各ゾーンに割り当てられる時間の相対的長さは、各ゾーンの領域により決められるトラフィック分布に依存する。その結果、セル境界上のユーザのスループットは、主干渉源(major interferers)による送信を、時間で、調整することにより向上されることができる。(ジャセミ A.らのセクション4、1995ページ参照)
CDMAに基づくシステムを含む大部分の3Gセルラ・システムは、ユニバーサル周波数再使用を許容する。これがそのようなシステムにおける高い処理能力を実現する一方で、設計及びデータ・レート選択は、最悪のケースの干渉がしきい値を超えることを確実にする、プラニング及び多少は「規則的な」地理的配置を仮定する。ほとんど又は全くプラニングが約束されないアド・ホック(ad hoc)無線ネットワークが、特に無線LANの状況において人気を得ている。干渉状態がそのようなケースでは予測できないので、多くの場合、そのようなネットワークは、MAC層における完全な干渉回避をあてにしており、そして不十分な再使用に起因して低い処理能力を有する傾向がある。したがって、無線通信環境における干渉を低減すること及びスループットを向上させることを容易にするシステム及び/又は方法に関するこの分野におけるニーズが存在する。
下記のものは、複数の態様の基本的な理解を提供するために、1又はそれより多くの態様の単純化したサマリを与える。このサマリは、全ての考え得る態様の広範囲にわたる概観ではなく、そして全ての態様の鍵となる要素又は重大な要素を識別するように意図されていないだけでなく、いずれかの態様又は全ての態様の範囲を線引きするようにも意図されていない。その唯1つの目的は、後で与えられるより詳細な説明への前置きとして単純化した形式で1又はそれより多くの態様の複数の概念を与えることである。
本明細書中に記述される様々な態様によれば、柔軟な干渉回避技術は、受信した信号の特徴を評価すること及び該信号に関係する干渉を緩和するように直交化の程度を与えることを具備することができる、ここにおいて、該直交化の程度は、干渉の程度に相応する。スケーリング可能な干渉制御は、順方向リンク及び逆方向リンクの両者において提供されることができる。可変の直交化の程度は、干渉の検出されるレベルに基づいて与えられることができ、該干渉のレベルは、順方向リンクに対してアクセス端末により与えられるダイナミック・レート制御(DRC:dynamic rate control)情報の関数として、そして逆方向リンクにおいて、例えば、アクセス・ポイントにより与えられる逆方向アクティビティ情報の関数として、推論されることができる。
関連する態様によれば、無線通信環境においてエラーに強い(robust)送信プロトコルを使用する方法が提供される。前記方法は、少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP:robust transmission time period)リソースを規定すること、を具備し、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する。前記方法は、しかも、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行すること、を具備する。前記RTTPスロットは、前記直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定されることが可能である。
別の態様は、エラーに強い送信プロトコルを使用するための装置に関連する。前記装置は、エラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定するための手段を具備する。前記RTTPリソースは、少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定することが可能である。前記装置は、しかも、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行するための手段を具備する。前記RTTPスロットは、前記直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定されることが可能である。
別の態様によれば、エラーに強い送信プロトコルを使用するための装置である。前記装置は、信号評価器及び信号発生器を含むことが可能である。前記信号評価器は、少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定することが可能であり、前記RTTPリソースは、少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定することが可能である。前記信号発生器は、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行することが可能である。前記RTTPスロットは、前記直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定されることが可能である。
別の態様は、エラーに強い送信プロトコルを使用するためのプロセッサに関連する。前記プロセッサは、エラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定するための手段、及び直交化プロトコルを実行するための手段、を具備することができる。前記RTTPリソースは、少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定することが可能である。前記直交化プロトコルは、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に実行されることが可能である。前記RTTPスロットは、前記直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定されることが可能である。
別の態様は、少なくとも1つのコンピュータにより実行可能なコードを含むコンピュータ読取り可能な媒体を具備し、エラーに強い送信プロトコルを使用するためのコンピュータ・プログラム製品に関連する。前記コンピュータ・コードは、コンピュータに、少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定させ、そして、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行させることが可能である。前記RTTPリソースは、少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定することが可能である。前記RTTPスロットは、前記直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定されることが可能である。
別の態様によれば、無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための方法である。前記方法は、エラーに強い送信プロトコルを受信すること、及び1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記エラーに強い送信プロトコルを実行すること、を具備する。前記RTTPスロットは、前記直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定されることが可能である。前記方法は、逆方向リンク干渉指標をそのなかに具備する信号を受信すること、及び前記逆方向リンク干渉指標に基づいて逆方向リンク送信に関係する使用のために前記1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにすること、をさらに含むことが可能である。
別の態様は、無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための装置に関連する。前記装置は、エラーに強い送信プロトコルを受信するための手段、及び1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記エラーに強い送信プロトコルを実行するための手段、を具備する。前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定されることが可能である。
さらなる態様は、無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための装置に関連する。前記装置は、受信機及び信号発生器を具備する。前記受信機は、エラーに強い送信プロトコルを受信する。前記信号発生器は、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記直交化プロトコルを実行することが可能である。
別の態様は、無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するためのプロセッサに関連する。前記プロセッサは、エラーに強い送信プロトコルを受信するための手段、及び1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記エラーに強い送信プロトコルを実行するための手段、を具備することが可能である。前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定されることが可能である。
さらなる態様は、少なくとも1つのコンピュータにより実行可能なコードを備えるコンピュータ読取り可能な媒体を具備し、無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するためのコンピュータ・プログラム製品に関連する。前記コードは、コンピュータに、エラーに強い送信プロトコルを受信するように、そして1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記エラーに強い送信プロトコルを実行するようにさせることが可能である。前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定されることが可能である。
上記の目的及び関連する目的を実現するために、1又はそれより多くの態様は、以降に十分に説明されそして特許請求の範囲において特に指摘される特徴を備える。下記の説明及び添付された図面は、1又はそれより多くの態様のある例示的な態様を詳細に説明する。しかしながら、これらの態様は、様々な態様の原理が採用されることができる様々な方法のいくつかだけを示し、そして説明された態様は、全てのそのような態様及びそれらと等価なものを含むように意図されている。
1又はそれより多くの態様とともに利用されることができるような、複数の基地局と複数の端末を有する無線通信システムを図示する。 様々な態様にしたがった、アド・ホック又は計画されていない/部分的に計画された無線通信環境の説明図である。 1又はそれより多くの態様にしたがって、システム能力と干渉強さとの間でトレード・オフするために必要とされるスケーリング可能なリソース再使用を導入するための方法の説明図である。 1又はそれより多くの態様にしたがって、無線通信環境における干渉を緩和するための方法の説明図である。 1又はそれより多くの態様にしたがって、RTTPスロットの期間の送信のためにスケーリング可能な直交化プロトコルを実行することを容易にする方法の説明図である。 開示された態様にしたがった別の直交化方式の模式的説明図である。 本明細書に示された1又はそれより多くの態様とともに利用されることができるRTTP時間スロット・パターンを図示する。 1又はそれより多くの態様にしたがった、干渉する領域内の4つのアクセス・ポイント及びRTTPスロットの期間に使用するために各アクセス・ポイントに対するキャリア割り当ての説明図である。 1又はそれより多くの態様にしたがって、干渉する送信を完全に又は部分的に直交化するための事前に定められたプロトコルを提供することを容易にするアクセス端末の説明図である。 1又はそれより多くの態様にしたがった、干渉が大きいときに送信の部分直交化を可能にすること、そして他の時間においてリソース再使用を可能にすることを容易にするシステムの説明図である。 本明細書中に記述された様々なシステム及び方法とともに採用されることが可能な無線ネットワーク環境の説明図である。 1又はそれより多くの態様にしたがって、エラーに強い送信プロトコルを使用することを容易にして、システム能力と干渉強さとの間でトレード・オフする装置の説明図である。 1又はそれより多くの態様にしたがって、エラーに強い送信プロトコルを使用することを容易にして、システム能力と逆方向リンクにおける干渉強さとの間のトレード・オフする装置を例示する。
詳細な説明
様々な態様が、図面を参照してここに説明され、図面では類似の参照番号は、全体を通して類似の要素を参照するように使用される。下記の記述では、説明の目的のために、複数の具体的な詳細が、1又はそれより多くの態様の十分な理解を提供するために説明される。しかしながら、そのような(複数の)態様が、これらの具体的な詳細がなくとも実行され得ることは、明白である。別の例では、周知の構造及びデバイスは、1又はそれより多くの態様を説明することを容易にするためにブロック図形式で示される。
それに加えて、本発明の様々な態様が、下記に説明される。本明細書における教示が多種多様な形式で具体化され得ること、そして本明細書中に開示されたいずれかの特定の構造及び/又は機能が単に見本であることは、明らかであるはずである。本明細書中の教示に基づいて、本明細書中に開示された態様がいずれかの別の態様とは独立してインプリメントされ(implemented)得ること、そしてこれらの態様のうちの2又はそれより多くが様々な方法で統合され得ることを、当業者は、認識するはずである。例えば、本明細書中に説明された任意の数の態様を使用して、装置は実装されることができ、そして/又は方法は実行されることができる。それに加えて、本明細書中に説明された態様に加えて又はそれらのうちの1又はそれより多くとは異なる、別の構造及び/又は機能を使用して、装置は実装されることができ、そして/又は方法は実行されることができる。一例として、本明細書中に記載される複数の方法、デバイス、システム及び装置の多くは、スケーリング可能なリソース再使用を提供するアド・ホック(ad-hoc)配置又は計画されていない/部分的に計画され配置された無線通信環境の状況において説明される。類似の技術が、別の通信環境に適用し得ることを、当業者は認識するはずである。
この明細書において使用されるように、用語“コンポーネント”、“システム”及びその他は、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、及び/又はこれらのいずれかの組み合わせ、のどれかを呼ぶように意図されている。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上でランされているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能なもの、実行のスレッド、プログラム、及び/又はコンピュータであり得るが、これらに限定されない。1又はそれより多くのコンポーネントは、プロセス及び/又は実行のスレッドの中に常駐することができ、そしてコンポーネントは、1つのコンピュータ上に局在化されることができる、及び/又は、2又はそれより多くのコンピュータの間に分散されることができる。しかも、これらのコンポーネントは、コンピュータ読取り可能な媒体上に記憶された様々なデータ構造を有する様々なコンピュータ読取り可能な媒体から実行されることが可能である。複数のコンポーネントは、ローカル・プロセス及び/又は遠隔プロセスにより通信することができ、そのプロセスは、例えば、1又はそれより多くのデータ・パケット(例えば、ローカル・システム、分散型システム中の別のコンポーネントと情報交換する及び/又は信号により別のシステムとインターネットのようなネットワークをわたり情報交換する、1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号にしたがう。それに加えて、本明細書中に記述されるシステムのコンポーネントは、再配置されることができるそして/又は追加のコンポーネントにより補充されることができ、それらに関して記述される様々な態様、ゴール、利点、等、を実現することを容易にし、そして当業者により認識されるように、与えられた図面に説明される詳細な構成に限定されない。
その上、様々な態様が加入者局に関連して本明細書中に記述される。加入者局は、同様に、システム、加入者ユニット、移動局、モービル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、又はユーザ装置とも呼ばれることができる。加入者局は、セルラ電話機、コードレス電話機、セッション・イニシエーション・プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、無線ローカル・ループ(WLL:wireless local loop)局、個人ディジタル補助装置(PDA:personal digital assistant)、無線接続能力を有する手持ちデバイス、若しくは無線モデム又は処理デバイスとの無線通信を容易にする類似の機構に接続された他の処理デバイス、であり得る。
さらに、本明細書中に記述された様々な態様又は構成は、方法、装置、又は標準プログラミング技術及び/又はエンジニアリング技術を使用する製造の文書として与えられることができる。本明細書中で使用されるように、用語「製造の文書」は、コンピュータ読取り可能なデバイス、キャリア又は媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを含むように意図されている。例えば、コンピュータ読取り可能な媒体は、磁気記憶デバイス(例えば、ハード・ディスク、フロッピ(登録商標)ディスク、磁気テープ...)、光学ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD:compact disk)、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD:digital versatile disk)...)、スマート・カード、及びフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ...)を含むことができるが、限定されることはない。それに加えて、本明細書中で記述される様々な記憶媒体は、情報を記憶するための1又はそれより多くのデバイス及び/又は他の機械読取り可能な媒体を表すことができる。用語「機械読取り可能な媒体」は、無線チャネル及び(複数の)命令及び/又はデータを記憶すること、収容すること、及び/又は搬送することが可能な様々な別の媒体を含むことが可能であり、それらに限定されない。語「具体例の」が「例、事例、又は例示として働くこと」を意味するように本明細書中では使用されることが、認識されるであろう。「具体例の」として本明細書中に記載されたいずれかの態様又は設計が、別の態様又は設計に対して好ましい又は優位であるとして解釈される必要はない。
図1は、1又はそれより多くの態様とともに使用されることができるような、複数の基地局110及び複数の端末120を有する無線通信システム100を例示する。基地局は、一般に複数の端末と通信する固定局であり、そして同様にアクセス・ポイント、ノードB、又はある別の用語で呼ばれることがある。各基地局110は、102a,102b,及び102cと名付けられた3つの地理的領域として図示された、固有の地理的領域に関して通信可能範囲を提供する。用語「セル」は、その用語が使用される文脈に応じて基地局及び/又はその通信可能領域を呼ぶことができる。システム能力を向上させるために、基地局通信可能領域は、複数のより小さな領域、(例えば、図1のセル102aによれば、3つの小さな領域)104a,104b,及び104cへと区分されることができる。各小領域は、それぞれの基地トランシーバ・サブシステム(BTS:base transceiver subsystem)により取り扱われることができる。用語「セクタ」は、その用語が使用される前後関係に応じてBTS及び/又はその通信可能領域を呼ぶことができる。セクタ化されたセルに関して、そのセルの全てのセクタに対する複数のBTSは、一般的に、そのセルに関する基地局内で同じ場所に配置される。本明細書中に記述される送信技術は、セクタ化されたセルを有するシステムに対して、同様にセクタ化されていないセルを有するシステムに対して使用されることができる。簡単のために、下記の説明において、用語「基地局」は、セクタを取り扱う固定局、同様にセルを取り扱う固定局に対して、総括的に使用される。
端末120は、一般的にシステム全体にわたり分散され、そして各端末は、固定である又は移動可能であり得る。端末は、同様に、移動局、ユーザ装置、ユーザ・デバイス、又はある別の用語で呼ばれることがある。端末は、無線デバイス、セルラ電話機、個人ディジタル補助装置(PDA)、無線モデム・カード、及びその他であり得る。各端末120は、任意の所与の瞬間においてダウンリンク又はアップリンクにおいてゼロの、1の、又は複数の基地局と通信することができる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、基地局から端末への通信リンクを呼び、そしてアップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、端末から基地局への通信リンクを呼ぶ。
中央集中型のアーキテクチャに関して、システム・コントローラ130は、複数の基地局110に接続され、そして基地局110のための調整及び制御を提供する。分散型のアーキテクチャに関して、複数の基地局110は、必要に応じて互いに通信することができる。順方向リンク上のデータ送信は、順方向リンク及び/又は通信システムによりサポートされることが可能である最大データ・レートで、又はその近くで1つのアクセス・ポイントから1つのアクセス端末へ生じる。順方向リンクの補助のチャネル(例えば、制御チャネル)は、複数のアクセス・ポイントから1つのアクセス端末へ送信されることができる。逆方向リンク・データ通信は、1つのアクセス端末から1又はそれより多くのアクセス・ポイントへと生じることができる。
図2は、様々な態様にしたがった、アド・ホック又は計画されていない/部分的に計画された無線通信環境200の例示である。システム200は、1又はそれより多くのセクタ中に1又はそれより多くの基地局202を具備することが可能であり、それは、互いにそして/又は1又はそれより多くの移動デバイス204への無線通信信号を受信する、送信する、繰り返す、等、を行うことができる。例示されたように、各基地局202は、206a,206b,206c及び206dと名付けられた4つの地理的領域として例示された固有の地理的領域に対する通信可能範囲を提供することができる。各基地局202は、送信機チェーン及び受信機チェーンを備えることができ、そのそれぞれは、当業者により認識されるように、信号送信及び受信に関係する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ、及びその他)を順に備えることができる。移動デバイス204は、例えば、セルラ電話機、スマート・フォン、ラップトップ、手持サイズの通信デバイス、手持サイズの計算デバイス、衛星無線機、グローバル・ポジショニング・システム、PDA、及び/又は無線ネットワーク200を介して通信するための他の適したデバイス、であり得る。システム200は、後続の図面に関して説明されるように、無線通信環境においてスケーリング可能なリソース再使用を提供することを容易にするために本明細書中に記述される様々な態様とともに利用されることが可能である。
図3−6を参照して、スケーリング可能なリソース再使用を提供することに関連する方法が例示される。例えば、方法は、FDMA環境、OFDMA環境、CDMA環境、WCDMA環境、TDMA環境、SDMA環境、又はいずれかの別の適した無線環境において、スケーリング可能なリソース再使用を提供することに関連することが可能である。説明の簡潔さの目的のために、方法は、一連の動作として示されそして説明されるが、1又はそれより多くの態様にしたがって、ある複数の動作が本明細書中に示されそして説明されるものとは異なる順番で及び/又は別の動作と同時に起きることがあるので、本方法は、動作の順番により限定されないことが、理解されそして認識されるはずである。例えば、方法は、状態図におけるように、一連の相互に関係する状態又はイベントとして代わりに表わされる得ることを、当業者は理解しそして認識するであろう。その上、全ての例示された動作が、1又はそれより多くの態様にしたがった方法を与えるために必ずしも必要でないことがある。
図3は、1又はそれより多くの態様にしたがって、システム能力と干渉強さとの間でトレード・オフするために必要とされるスケーリング可能なリソース再使用を導入するための方法300の説明図である。方法300は、干渉する送信を識別すること、及び干渉する送信が干渉を緩和させるために(例えば、完全に又は部分的に)直交化することができる方法と時間を予め定めること、を容易にすることが可能である。このように、リソース再使用は、干渉条件にスケーリングされることができ、そして再使用スロットは、他の時間スロットにおける送信効率に悪影響を及ぼすことなくエラー強さを必要とするサービス及び/又は送信に適用されることができる。干渉強さを向上させることにより、方法300は、同じ周波数が各セルにおいて使用されることを許容するCDMA及び他の無線技術を可能にすることができる。例えば、本方法は、アド・ホック又は計画されていない/部分的に計画された方式で配置されるEVDOのような技術を許容することができる。
方法300によれば、302において、準直交化プロトコル(例えば、干渉する送信が、干渉を緩和するためにそれにより互いに部分的に又は完全に直交にされるプロトコル)は、直交化がその期間に生じ得るエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP:robust transmission time period)スロットと同様に、規定されることができる。RTTPスロットは、その期間に直交化プロトコルが実行されることができる可能性のある候補としてエラーに強い送信プロトコルにより規定されることが可能である。ある複数の態様によれば、RTTPリソースを規定することは、オフラインで実行されることが可能である。304において、RTTPリソース(例えば、周波数、サブキャリア、...)は、干渉する領域において送信機(例えば、アクセス・ポイント、アクセス端末、基地局、その他)に割り当てられることができる。RTTPリソースは、別の時間スロットの期間に使用されるリソースのサブセットであり得る。306において、RTTP時間スロットの期間に干渉領域における主な干渉源(interferer)として同定される(例えば、基地局、ユーザ・デバイス、...中の)送信機からの送信に対して、直交性は、与えられることができる。RTTP時間スロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補であり得る。それに加えて、非RTTP時間スロットの期間に、308において図示されたように、ユニバーサル周波数再使用技術は、利用されることが可能である。
複数のセクタに対して3つの周波数が利用可能である一例によれば、2つの基地局は、許容できないレベルで互いに干渉することがある。完全な直交化が望ましい場合には、RTTPスロットにおいて、第1の基地局は、周波数1と3を利用することができ、一方で第2の基地局は、周波数2を利用することができる。部分直交化が望ましいイベント(event)では、第1の基地局は、周波数1と3を利用することができ、そして第2の基地局は、周波数2と3を利用することができ、それにより全ての3つの周波数においてオーバーラッピングするよりは1つの周波数でオーバーラッピングすることにより干渉を低減する。適正なインターリービングを用いる、例えば、ターボ・コーディング又はLDPCコーディングのようなチャネル・エンコーディング法は、オーバーラッピング周波数及び非オーバーラッピング周波数を介して送られる1つのエンコードされた物理層パケットの異なる周波数において等しくないSNRを利用することが可能である。あるいは、チャネル状態情報が個々の周波数について送信機において利用可能である場合には、別のエンコードされたパケットは、同じユーザへオーバーラッピング周波数及び非オーバーラッピング周波数において送られることが可能である。
CDMAのようなユニバーサル再使用技術の従来のアド・ホック又は計画されていない/部分的に計画された配置を用いると、計画された配置と比較したときに、性能における損失がある。方法300は、最低の性能レベルを保証することを容易にする。そのような最低性能レベルは、制御チャネル及び音声サービスのような低レート、遅延に敏感なサービスのための通信可能範囲を保証するために必要であり得る。さらに、アド・ホック配置を用いると、干渉レベル及び最低キャリア対干渉比(C/I)が許容可能である状況があり、そしてそれが許容可能でない別の状況があり得る。下記のCDMA順方向リンク(基地局から移動局へ)ジオメトリ(geometry)の表は、利用可能な順方向リンクC/I統計値とユニバーサル再使用を用いる計画された配置及び計画されていな配置とを対比する一例を提供する。
Figure 0005199284
上記が単位面積当たり同じ密度のアクセス・ポイント(AP)又は基地局を与えることにより得られるが、別の方式でそれらを配置することにより得られることができる結果の例であることを注記する。「計画された」は、図1に図示されたようにセルラ・ネットワークにおいて一般的に使用される標準六角形レイアウト・ネットワーク・トポロジーを表す。「計画されていないランダム」又は「アド・ホック」は、図2に示されたように、地理的な領域全体にわたりAPと移動端末をランダムに散らしているケースを表す。「クラスタ化されたランダムな」ケースは、純粋にランダムなケースとは異なり、複数のAPが互いに近接するグループに配置されて、混み合った地域(例えば、モール、フード・コート、スタジアム、空港、...)におけるアド・ホック配置をシミュレートする。例の結果は、アド・ホック配置を用いると、得ることが可能な性能の範囲が非常に広いことを例示する。あるケースでは、干渉しているセルにおいて同時の送信(例えば、ユニバーサル周波数再使用)を持続させることを可能にできるが、一方で別のケースでは、最低レートがユーザの大きな部分で持続できないことがあり、それゆえ、全ての送信機が常に全ての周波数を使用する場合にはサービスの停止を結果としてもたらす。干渉を取り扱うための1つの技術は、GSMのような狭帯域技術において一般に利用される、静的な周波数再使用である。したがって、方法300は、柔軟な干渉回避及び再使用方策を提供して、アド・ホック配置の利点を利用することを容易にする。方法300は、RTTPスロットに関する周波数の部分オーバーラップ又は完全な直交選択を可能にする。さらに、RTTPスロットの発生の周期性は、配置に依存し、そのため再使用の程度は、柔軟である。最後に、RTTPスロットは、動的に使用されることが可能であり、そして/又は移動局フィードバックとは無関係であり得る。
別の1つの態様によれば、RTTP時間スロット・プロトコルは、必要なときに守られ(be followed)、それ以外は守られないことがある。RTTP時間スロットが守られるべきであるかどうかを判断するための1つの方法は、干渉を引き起こした受信機からのチャネル品質フィードバックを評価することである。そのフィードバックは、リンク品質を示すいずれかのフィードバックであり得る。順方向リンク品質を表す係るフィードバックの一例は、APへアクセス端末(AT)により定期的な報告される、ダイナミック・レート制御(DRC:Dynamic Rate Control)又は等価なもの、チャネル品質情報(CQI:Channel Quality Information)フィールド、である。EVDOのようなある複数のシステムがDRCを使用し、ところがWCDMA又はHSDPAのような別のシステムがCQIを使用することは、注意されるべきである。そのようなフィードバックの送信が、主な干渉源の集合内の全てのAPによりデコード可能であると仮定すると、RTTPは、このAPにより取り扱われていない複数のATから聴取されるデコードされたDRC又はCQIの集合に基づいて、アクティブさせる又はアクティブさせないようにすることができる。干渉している集合内のAPが所定のしきい値の値よりも低いDRC値又はCQI値(又は他のフィードバック値)をデコードする場合には、それら(AP)は、RTTP時間スロットがアクティブであると全て仮定することができ、そしてRTTPプロトコルにしたがうことができる。全てのデコードされたDRC、CQI、等が所定のしきい値を超える場合には、それ(RTTP時間スロット)が送信パターン(例えば、3スロット毎、5スロット毎、等)に表わされることがあるとはいえ、RTTP時間スロットは、それが必要になるまで必ずしも利用される必要はない。しかしながら、もし望まれるのであれば、ブロードキャスト制御情報の送信のために使用するRTTP時間スロットは、それにも拘わらず常に守られることがあり、それにより、ある効率を犠牲にして制御情報に関するエラー強さを提供し、そしてデータに関するエラー強さと効率を動的にトレード・オフする。
さらに別の態様によれば、あるビットの設定を通して又はリンク品質情報を表したフィードバックのための特別なウォルシュ系列カバーの使用を通して、受信機フィードバックは、アクティブな集合中のAPを明確に要請するために利用されることができ、RTTP時間スロット・プロトコルを遵守する。「セーフティ・ネット」として、アクティベーション/停止の時間スケールがバックホール遅延と比較して遅い場合には、RTTPのアクティベーションは、バックホールを介して確認されることができる。それに加えて、リンク品質(例えば、DRC、CQI)値は、RTTPスロットの期間に使用されるべき直交化の程度を指定することができる。例えば、非常に悪いリンク品質に対して完全直交化を使用することができるが、リンク品質が良い場合には、ある程度のオーバーラップを許容することができる。下記の図8に図示されるように、リンク品質が完全直交化に対するしきい値を超えている限り、それぞれが、ある数のキャリア(例えば、2又はそれより多く、若しくは別の適切な数)をランダムに選ぶことが可能であり得る。オーバーラップがあるキャリアについては比較的悪いC/Iであることがあり、そして直交キャリアについては比較的良いC/Iであり得る。RTTP時間スロットを使用したとしても、完全な同期の欠如のために何がしかの干渉があり得る。しかしながら、パケット送信の期間の部分的に大きな干渉は、レート選択における適切なバック・オフにより、そしてハイブリッドARQを通して処理されることができる。具体的に、全ての干渉がRTTPスロットの期間に完全に同期されるときに、予測されるSNRが10dBである場合には、レート選択は、3dBのバック・オフを使用するはずであり、7dBに対応するレートを選択するはずである。これは、不完全な同期に起因するパケット送信の部分を介して生じることがある干渉に対して3dBのマージンを許容するはずである。ハイブリッドARQは、パケットの以前の誤りのある送信がデコーダに対して未だ有用な情報を提供することを保証するために使用される別の1つの周知技術である。
図4は、様々な態様にしたがった、無線通信環境における干渉を緩和するための方法400の説明図である。本明細書中に記述されるエラーに強い送信のメカニズムは、追加の方式で逆方向リンクに適用されることができる。ATからAPへの逆方向リンクは、「多数対1」のリンクである。すなわち、複数の端末は、1つのAPすなわち基地局へ同時に送信することができる。ある商業的に展開されるCDMAシステムにおいては、複数のATは、明確にスケジュールされることなく、自身のAPへ同時に送信することがある。様々な態様によれば、逆方向リンクにおけるRTTP時間スロットは、ある種のユーザ(例えば、セルの端にいるもの)がRTTP時間ピリオドの期間にキャリアのサブセットを介して送信することを可能にして、該ユーザが隣接セルに引き起こす干渉を低減する。EVDOのようなシステムにおいて、逆方向リンク干渉は、逆方向リンク干渉指標、例えば、逆方向アクティビティ・ビット(RAB:reverse activity bit)、をブロードキャストする基地局により制御される。
本方法によれば、402において、逆方向リンク干渉指標(例えば、RABビット)が受信した信号に設定されているかどうかに関して、判断が行われる。この指標は、少なくとも1つの非取扱いAPにより設定されることができる。干渉指標が設定されていない(「NO」)場合には、方法は、404のところに続き、そこではユニバーサル再使用が適用される。干渉指標が設定されている(「YES」)場合には、APは、干渉の低減を要請している。該APにより取り扱われるセル内の複数のAT、同様に該APからの逆方向リンク干渉指標を聴取することが可能な隣接セル内の複数のAT、は、干渉を低減させるために適切な行動を取ることができる。一般的に、設定された干渉指標を備える信号を受信するATは、自身の総合送信出力を低減するはずである。逆方向リンク干渉指標メカニズムは、逆方向リンクにおけるRTTP時間スロットの利用をトリガするためにさらに採用されることができる。逆方向リンク干渉指標を設定することがRTTPスロットをアクティブにするために使用されることが可能である、又は別のブロードキャスト・メッセージがアクティベーションをトリガするために使用されることができる、のいずれかである。隣接する基地局の逆方向リンク干渉指標を聴取するATは、RTTPスロットをアクティブにすることができ、ところが逆方向リンク干渉指標を聴取しないATは、RTTPスロットをアクティブにすることができない。
406において、干渉指標を含んでいる受信信号の強度が、評価されることができる。隣接セルの干渉指標が検出される強度に応じて、直交化の程度は、408において調節されることができる。ATは、帯域内(in-band)シグナリングを通して使用しているキャリアを指示することができる。関連する態様によれば、APは、それ(AP)がブロードキャスト・メッセージそのものについて望む直交化の程度を指示することができる。410において、キャリアのサブセットが決定された直交性の程度ごとに利用される。
図5は、1又はそれより多くの態様にしたがって、RTTPスロットの期間の送信のためにスケーリング可能な直交化プロトコルを実行することを容易にする方法500の説明図である。502において、リンク品質(例えば、DRC、CQI)を記述するフィードバック信号は、RTTPスロットの期間の1又はそれより多くの送信に関するデータ・レートを決定するために評価されることができる。504において、フィードバック信号は、第1の事前に決められたしきい値データ・レートと比較されることができる。所与の通信に関する最低フィードバック信号が第1の事前に決められたしきい値を超える場合には、506において、判断は、RTTP時間スロットの期間に信号を直交化しないようにすることができる。最低フィードバック信号が第1の事前に決められたしきい値を超えない場合には、508において比較が行われることができ、該最低フィードバック信号が第2の事前に決められたしきい値を超えるかどうかを判断する。第2の事前に決められたしきい値は、第1の事前に決められたしきい値よりも低いことがあり得る。フィードバック信号が第2の事前に決められたしきい値を超える(そして504において判断されたように、第1の事前に決められたしきい値未満である)場合には、510において、部分直交化プロトコルは、RTTPスロットの期間に送信される信号に実行されることができる。最低フィードバック信号が第2の事前に決められたしきい値を超えないことを508における比較が示す場合には、完全直交化は、RTTPスロット送信に実行されることができる。任意の数の分類(graduations)が部分直交化又は準直交化技術を実行することにしたがって与えられ得ることが、認識されるであろう。例えば、本方法は、第1及び第2の事前に決められたしきい値に限定される必要がなく、むしろ任意の数の事前に決められたしきい値が、与えられ得ること、そして完全直交化から直交化なしまでの範囲にわたる直交化のそれぞれのレベルに対応することができる。
図6は、開示された態様にしたがった別の直交化方式の模式的説明図である。この図面を参照して説明されそして記述されるものより多くの又は少ないキャリア及び/又は基地局があり得ることが、理解されるはずである。
完全直交化方式は、600において図示され、3つのキャリア、キャリア1(602)、キャリア2(604)とキャリア3(606)及び2つのAP、AP1(608)とAP2(610)を有する。AP1(608)は、キャリア1(602)を使用することができ、点線612により図示され、AP2(610)は、キャリア2(604)とキャリア3(606)を使用することができ、点線614により図示される。この完全直交化方式では、完全に異なるキャリアが利用されるので、AP1(608)とAP2(610)は、干渉しない。
616において、部分直交化方式が図示される。3つのキャリア、キャリアA(618)、キャリアB(620)とキャリアC(622)及び2つのAP:AP1(624)とAP2(626)がある。図示されたように、キャリアA(618)とキャリアB(620)は、AP1(624)に属し、そしてキャリアB(620)とキャリアC(622)は、AP2(626)に属する。このケースでは、AP624と626は、キャリアA(618)とキャリアC(622)においては干渉しないが、それらはキャリアB(620)において干渉する。
別の1つの方式(図示されない)は、ソフト分類方式と呼ばれることができる。例えば、キャリア1において、AP1は、全出力で送信することが可能である。キャリア2において、AP1は半分の出力で送信し、そしてAP2は半分の出力で送信する。キャリア3において、AP1は非常に低い出力で送信し、そしてAP2は高い出力で送信する。別の出力方式又は出力削減量が利用され得ることは、理解されるはずである。そのように、部分直交化は、少なくともキャリアのサブセットに関係する出力を削減することを含むことが可能である。
図7は、本明細書に示された1又はそれより多くの態様とともに利用されることができるRTTP時間スロット・パターン700を図示する。図面によれば、RTTP時間スロット702は、送信の期間に5つの時間スロット毎に、同様に、複数の非RTTP時間スロット704が与えられる。RTTP送信プロトコルは、干渉している送信が自身の送信を完全に又は部分的に直交化することができる事前に定められた方法で割り当てるように、そして干渉している送信が事前に定められた直交化プロトコルに忠実であるときは、RTTPスロット702のような事前に定められた時間ピリオドを割り当てるように、利用されることが可能である。非RTTP時間スロットの期間に、送信は、いずれかの制限なしに実行されることができる。説明の目的のために、マルチ−キャリアEVDOシステムを考え、そこでは、全ての基地局が同期される。RTTP時間スロット702は、長い時間ピリオドの範囲内で定められることができ、そして干渉している領域内の基地局は、そのようなRTTPスロット702の位置と周期性を知ることができる。その上、各基地局は、自身がRTTPスロット702のために利用できるリソースのサブセットを割り当てられることができる。あるRTTPスロット702の長さが非RTTPスロット704の長さと実質的に同じであり得るとはいえ、他のRTTPスロット702は、設計パラメータ、干渉要件、及びその他、に応じて非RTTPスロット704よりも長いことも短いこともあり得ることが、認識されるであろう。別の1つの態様によれば、RTTPスロットは、互いに一様な長さを有することができ、それは非RTTPスロットよりも長いことも、短いことも、実質的に同じであることもあり得る。
図8は、1又はそれより多くの態様にしたがった、干渉している領域800内の4つのAP及びRTTPスロットの期間に使用するために各APに対するキャリア割り当て802の説明図である。非RTTPスロットの期間に、各APは、全ての8個のキャリアを使用することを認められることがある。それゆえ、RTTPスロットの期間に、主干渉源に対する完全な直交性が、得られることができ、一方で別のスロット(例えば、非RTTPスロット)では、ユニバーサル周波数再使用が、最適化されることがある。当業者により理解されるように、どの基地局が干渉している集合内にあり、そしてRTTPをどのようにして知らされるか、を判断することに関係するプロセスは、例えば、ネットワーク・トポロジーが変化するときに実行されることが可能であり、そして無線通信環境の領域内の受信機からのフィードバックを利用することができる。そのように、RTTP時間スロットは、エラー強さの増加から利益を得ることができる任意の送信に対して使用されることができる。例えば、セルの端に届くことが必要である制御チャネル送信、受信者への低レートで遅延に敏感な送信、自身のHARQ再送信限界の近くに達している送信、及びその他は、本明細書中に記述される様々な態様から利益を受けることができる送信の類型である。
図9は、1又はそれより多くの態様にしたがって、干渉している送信を完全に又は部分的に直交化するための事前に定められたプロトコルを提供することを容易にするアクセス端末900の説明図である。アクセス端末900は、例えば、受信アンテナ(図示されず)から信号を受信し、受信した信号に一般的な動作を実行し(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートする、等)、そして調整された信号をディジタル化してサンプルを得る受信機902を具備する。受信した信号は、そこに逆方向リンク干渉指標を含むことが可能である。受信機902は、直交化プロトコル(例えば、完全、部分)を同様に受信することが可能である。受信機902は、受信したシンボルを復調し、そしてチャネル推定のためにプロセッサ906にそれらを与えることが可能である復調器904を具備することができる。プロセッサ906は、受信機902によって受信された情報を解析すること、及び/又は送信機916による送信のための情報を生成することに専用のプロセッサ、アクセス端末900の1又はそれより多くの構成要素を制御するプロセッサ、及び/又は受信機902により受信された情報を解析し、送信機916による送信のための情報を生成することの両方を行い、そしてアクセス端末900の1又はそれより多くの構成要素を制御するプロセッサ、であり得る。それに加えて、プロセッサ906は、非RTTPスロットの期間にリソース再使用プロトコルを実行することを評価するための命令、RTTPスロットの期間に部分又は完全直交化プロトコルを実行するための命令、直交化のレベル(例えば、完全、部分、なし、等)を判断するための命令、を実行することができる。
アクセス端末900は、それに加えて、プロセッサ906に動作上で接続され、そして送信されようとしているデータ、受信したデータ、及びその他を記憶することができる、メモリ908を具備することが可能である。メモリ908は、リンク品質値(例えば、DRC,CQI)、逆方向リンク干渉指標(例えば、RAB)値及び/又は信号強度、上記を評価するためのプロトコル、適切な動作(例えば、完全直交化又は部分直交化)を決定することを容易にするために評価した値を事前に決められたしきい値の値と比較するためのプロトコル、等、に関連する情報を記憶することができる。
本明細書中に記載されるデータ記憶装置(例えば、メモリ908)が、揮発性メモリ又は不揮発性メモリのいずれかであり得る、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリの両方を含むことができることが理解される。例示として、そして限定するのではなく、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(ROM:read only memory)、書き込み可能ROM(PROM:programmable ROM)、電気的書き込み可能ROM(EPROM:electrically PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM:electrically erasable PROM)、又はフラッシュ・メモリ含むことができる。揮発性メモリは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)を含むことができ、それは外部キャッシュ・メモリとして動作する。例示としてそして限定するのではなく、RAMは、多くの形式で利用可能であり、例えば、シンクロナスRAM(SRAM:synchronous RAM)、ダイナミックRAM(DRAM:dynamic RAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM:synchronous DRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM:double data rate SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM:enhanced SDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM:Synchlink DRAM)、及びダイレクト・ランバスRAM(DRRAM:direct Rambus RAM)である。主題のシステム及び方法のメモリ908は、これらのメモリ及び他の適したタイプのメモリを備えるように意図されているが、これらに限定されない。
受信機902は、信号発生器910にさらに動作上で接続され、上記のように、アクセス・ポイントへの送信のためのDRC,CQI又は他の情報を生成することができ、次に(複数の)受信した値を複数の事前に決められたしきい値と比較して、直交化のレベルを判断し、引き続く順方向リンク送信に適用して、干渉を低減することができる。信号発生器910は、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間にエラーに強い送信プロトコルを実行するように構成されることが可能である。これらのRTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補としてエラーに強い送信プロトコルにより定められることが可能である。それに加えて、信号発生器910は、逆方向リンク干渉指標に基づいて逆方向リンク送信に関係する使用のために1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにすることが可能である。
上記のように、指標評価器912は、引き続く送信のために利用可能なキャリアの指定されたサブセットを利用するかどうか、又はそれを介した制御を放棄するかどうか、を判断することを容易にするために、受信した信号を評価すること及び/又はモニタすることができ、逆方向リンク干渉指標(例えば、RAB)が設定されているかどうか、信号がデコード可能であるかどうか、等、を判断することができる。指標評価器912は、逆方向リンク干渉指標が受信した信号に設定されているかどうかを判断することができ、そして該判断に基づいて、信号発生器910は、逆方向リンクにおける送信のために1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにすることができる。指標評価器912は、逆方向リンク干渉指標が受信された信号強度をさらに評価することができ、そして信号発生器910は、評価した信号強度を使用して、RTTPのアクティベーションを判断することができる。信号発生器910は、逆方向リンク干渉指標の信号強度の関数として逆方向リンク送信に関する直交性のレベルを調節することができる。それに加えて、逆方向リンク干渉指標がこのアクセス端末900を取り扱っていない少なくとも1つのAPにより設定されている場合には、信号発生器910は、逆方向リンク送信のためにキャリアの指定されたサブセットを利用し続けることができる。逆方向リンク干渉指標が、例えば受信した信号をモニタすることを通して、最早設定されていないことを、指標評価器912が判断するときには、信号発生器910は、制限されない方式で全てのキャリアについてのRTTPリソースの使用を停止することができる。
アクセス端末900は、変調器914と送信機916をまださらに備え、該送信機916は、例えば、基地局、アクセス・ポイント、別のアクセス端末、遠隔エージェント、等、へ信号を送信する。信号発生器910と指標評価器912は、プロセッサ906とは分離されているように図示されているが、プロセッサ906の一部又は複数のプロセッサ(図示されず)であり得ることが、認識されるはずである。
図10は、1又はそれより多くの態様にしたがった、干渉が大きいときに送信の部分直交化を可能にすること、そして他の時間においてリソース再使用を可能にすることを容易にするシステム1000の説明図である。システム1000は、受信機1010及び送信機1024を有するアクセス・ポイント1002を具備し、該受信機1010は、複数の受信アンテナ1006を経由して1又はそれより多くのユーザ・デバイス1004から(複数の)信号を受信し、該送信機1024は、送信アンテナ1008を経由して該1又はそれより多くのユーザ・デバイス1004へ送信する。受信機1010は、受信アンテナ1006から情報を受信することが可能であり、そして受信した情報を復調する復調器1012と動作上で関係付けられる。復調されたシンボルは、図9に関して上に説明されたプロセッサと類似であり得、そしてメモリ1016に接続されているプロセッサ1014により解析され、該メモリ1016は、リソース再使用に関連する情報、リソース割り当てに関連する情報、RTTPスロットに関連する情報、直交化プロトコルに関連する情報、及び/又は本明細書中に記載された様々な動作及び機能を実行することに関連するいずれかの他の適している情報、を記憶する。
プロセッサ1014は、信号評価器1018及び信号発生器1020にさらに接続され、それらはアクセス・ポイント1002に対するそれぞれの信号を評価しそして生成することができる。信号評価器1018は、受信した信号(例えば、DRC信号)を複数のしきい値と比較して、干渉を緩和させるために引き続く送信を完全に直交化させるか部分的に直交化させるかどうかを判断することができる。信号評価器1018は、例えば、制御データがどれだけ頻繁に送られるかを判断することにより及び/又は干渉データに基づいて、RTTPリソースを規定する。ある複数の態様によれば、RTTPリソースは、オフラインで規定される。RTTPリソースは、少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定することが可能である。それに加えて、RTTPリソースは、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に実行される1又はそれより多くのキャリアのセットを含むことが可能である。例えば、順方向リンク品質情報値が第1の事前に決められたしきい値よりも低く、そして第2の事前に決められたしきい値よりも高い場合には、部分直交化プロトコルは、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に実行されることができる。部分直交化は、少なくとも1つのキャリアに関係する出力を低減することを含むことができる。順方向リンク品質値が第2の事前に決められたしきい値よりも低いことを情報が示す時には、完全直交化プロトコルが、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に実行されることができる。信号評価器1018は、非RTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用を実行することができる。順方向リンク品質値に関する情報がデコードされない場合、又はデコードされるが第1の事前に決められたしきい値よりも低い値を有する場合には、ユニバーサル周波数再使用プロトコルが、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に実行されることができる。
信号発生器1020は、順方向リンク信号において、逆方向リンク干渉指標(例えば、逆方向アクティビティ・ビット)を生成する及び/又は設定することができて、RTTPスロットの期間に逆方向リンクにおける送信に対してキャリアの指定されたセットを利用するかどうかを判断するために、アクセス端末が干渉指標を評価することを可能にする。信号発生器1020は、干渉している送信を同定することができ、そして次に干渉している領域内の基地局にRTTPリソースを割り当てることができ、そして、信号評価器1018は、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行して、直交化を提供することができる。RTTPスロットは、直交化プロトコルが実行されることができる期間の使用に関して指定されることが可能である。例えば、さらなるエラー強さが望まれる場合には、非RTTPに対するRTTPスロットの割合又は比は、変更される又は修正されることができる。スロット・サイズは、適応的に変更されることが可能であり、そして一旦スロット・サイズが定められると、RTTPスロットと非RTTPスロットの両方に対するスロット・サイズは同じである。
信号評価器1018は、干渉を生じさせる受信機からのチャネル品質フィードバック信号を評価することができる。信号発生器1020は、認識される干渉が増加するにつれて、RTTPスロット期間を増加する及び/又はRTTPスロットの割合を増加させることができる。複数のRTTPスロットは、規則的なインターバル又は不規則なインターバルであり得る、定められたインターバルで送信スケジュールに挿入されることが可能である。干渉が増加するにつれて、複数のRTTPスロット間のインターバルは、減少されることができる。
プロセッサ1014は、ユーザ・デバイス1004にリソースを割り当てるための命令、RTTPスロットを生成する及び/又は規定するための命令、RTTPリソースを割り当てるための命令、直交化プロトコルを規定するための命令、等、を実行することができる。プロセッサ1014は、変調器1022にさらに接続されることができ、それは(複数の)ユーザ・デバイス1004へアンテナ1008を経由して送信機1024による送信のための割り当て情報を多重化することができる。プロセッサ1014とは分離されるように図示されているとはいえ、信号評価器1018、RAB発生器1020、及び/又は変調器1022は、プロセッサ1014の一部であり得る又は複数のプロセッサ(図示されず)であり得ることが、認識されるはずである。
図11は、具体例の無線通信システム1100を示す。本無線通信システム1100は、簡潔さの目的のために1つの基地局と1つの端末を図示する。しかしながら、本システムが1より多くの基地局及び/又は1より多くの端末を含むことが可能であることが、認識されるはずである、ここにおいて、追加の基地局及び/又は端末は、下記に記述される具体例の基地局及び/又は端末と実質的に同じである又は異なることがあり得る。それに加えて、該基地局及び/又は該端末が本明細書中に記述されるシステム及び/又は方法を採用することができ、それらの間の無線通信を容易にすることができることが、認識されるはずである。
ここで図11を参照して、ダウンリンク上で、アクセス・ポイント1105において、送信(TX)データ・プロセッサ1110は、トラフィック・データを受信し、フォーマット化し、コード化し、インターリーブし、そして変調し(又はシンボル・マッピングし)、そして変調シンボル(「データ・シンボル」)を与える。シンボル変調器1115は、データ・シンボル及びパイロット・シンボルを受信しそして処理し、そしてシンボルのストリームを与える。シンボル変調器1115は、データ・シンボルとパイロット・シンボルを多重化し、そしてそれらを送信機ユニット(TMTR)1120に与える。各送信シンボルは、データ・シンボル、パイロット・シンボル、又はゼロの信号値であり得る。パイロット・シンボルは、各シンボル期間において連続的に送られることができる。パイロット・シンボルは、周波数分割多重化される(FDM)、直交周波数分割多重化される(OFDM)、時分割多重化される(TDM)、周波数分割多重化される(FDM)、又は符号分割多重化される(CDM)ことができる。

TMTR1120は、シンボルのストリームを受け取り、1又はそれより多くのアナログ信号へと変換し、そしてそのアナログ信号をさらに調整して(例えば、増幅し、フィルタリングし、そして周波数アップコンバートして)、無線チャネルを介した送信に適したダウンリンク信号を生成する。ダウンリンク信号は、その後、端末へアンテナ1125を経由して送信される。端末1130において、アンテナ1135は、ダウンリンク信号を受信し、そして受信機ユニット(RCVR)1140に受信した信号を与える。受信機ユニット1140は、その受信した信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、そして周波数ダウンコンバートし)、そして調整した信号をディジタル化して、サンプルを取得する。シンボル復調器1145は、受信したパイロット・シンボルを復調し、そしてチャネル推定のためにプロセッサ1150に与える。シンボル復調器1145は、プロセッサ1150からダウンリンクに関する周波数応答推定値をさらに受け取り、受信したデータ・シンボルにデータ復調を実行して、(送信されたデータ・シンボルの推定値である)データ・シンボル推定値を取得し、そしてRXデータ・プロセッサ1155へそのデータ・シンボル推定値を与える、RXデータ・プロセッサ1155は、データ・シンボル推定値を復調し(すなわち、シンボル逆マッピングし)、逆インターリーブし、そしてデコードして、送信されたトラフィック・データを再生する。シンボル復調器1145及びRXデータ・プロセッサ1155による処理は、アクセス・ポイント1105における、それぞれ、シンボル変調器1115とTXデータ・プロセッサ1110による処理に相補的である。
アップリンクにおいて、TXデータ・プロセッサ1160は、トラフィック・データを処理し、そしてデータ・シンボルを与える。シンボル変調器1165は、データ・シンボルを受け取り、そしてパイロット・シンボルと多重化し、変調を実行し、そしてシンボルのストリームを与える。送信機ユニット1170は、次に、シンボルのストリームを受け取りそして処理して、アップリンク信号を生成する、それはアクセス・ポイント1105へアンテナ1135により送信される。
アクセス・ポイント1105において、端末1130からのアップリンク信号は、アンテナ1125により受信され、そして受信機ユニット1175により処理されて、サンプルを取得する。シンボル復調器1180は、その後、そのサンプルを処理し、そしてアップリンクに関するデータ・シンボル推定値及び受信したパイロット・シンボルを与える。RXデータ・プロセッサ1185は、そのデータ・シンボル推定値を処理して、端末1130によって送信されたトラフィック・データを再生する。プロセッサ1190は、アップリンクにおいて送信している各アクティブな端末に関するチャネル推定を実行する。複数の端末は、それぞれ割り当てられたパイロット副帯域のセット上でアップリンクにおいて同時にパイロットを送信することができる、ここで、パイロット副帯域のセットは、インターレースされることができる。
プロセッサ1190と1150は、それぞれ、アクセス・ポイント1105及び端末1130における動作を監督する(例えば、制御する、調整する、管理する、等)。それぞれのプロセッサ1190と1150は、プログラム・コード及びデータを記憶するメモリ・ユニット(図示されず)と関係づけられることができる。プロセッサ1190と1150は、しかも、それぞれアップリンク及びダウンリンクに関する周波数推定値とインパルス応答推定値を導出するための計算を実行する。
多元接続システム(例えば、FDMA,OFDMA,CDMA,TDMA,等)に関して、複数の端末は、アップリンクにおいて同時に送信することが可能である。そのようなシステムに関して、パイロット副帯域は、異なる端末の間で共有されることができる。チャネル推定技術は、各端末に対するパイロット副帯域が(おそらく帯域端を除いて)全動作帯域に広がるケースにおいて使用されることができる。そのようなパイロット副帯域構造は、各端末に対して周波数ダイバーシティを得るために望ましいはずである。本明細書中に記述された技術は、様々な手段により実装されることができる。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせで実装されることができる。ディジタル、アナログ、又はディジタルとアナログの両者であり得るハードウェア実装に関して、チャネル推定のために使用される処理ユニットは、1又はそれより多くの用途特定集積回路(ASICs:application specific integrated circuits)、ディジタル信号プロセッサ(DSPs:digital signal processors)、ディジタル信号処理デバイス(DSPDs:digital signal processing devices)、プログラマブル論理デバイス(PLDs:programmable logic devices)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGAs:field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ−コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書中に説明した機能を実行するために設計された他の電子ユニット、若しくはこれらの組み合わせの範囲内で実装されることができる。ソフトウェアを用いて、実装は、本明細書中に説明された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、及びその他)を通してであり得る。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット中に記憶されることができ、そしてプロセッサ1190と1150によって実行されることができる。
図12は、1又はそれより多くの態様にしたがって、エラーに強い送信プロトコルを使用することを容易にして、順方向リンクにおける干渉強さとシステム能力との間でトレード・オフする装置1200の説明図である。装置1200は、一連の相互に関係する機能ブロックとして表わされ、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により与えられる機能を表すことができる。例えば、装置1200は、上記に説明されているような、様々な行為を実行するためのモジュールを提供することができる。装置1200は、干渉している送信を識別すること、干渉している送信が干渉を緩和させるために(例えば、完全に又は部分的に)直交化されることができる方式及び時間を事前に定めることを容易にすることが可能である。このようにして、リソース再使用は、干渉条件にスケーリングされることができ、そして再使用スロットは、他の時間スロットにおける送信効率に影響を及ぼすことなくエラー強さを必要とするサービス及び/又は送信に適用されることができる。干渉強さを向上させることによって、装置1200は、アド・ホック方式で又は計画されていない/部分的に計画された方式で配置されようとしているセルラ技術、例えば、「EVDO−状」の技術、を可能にすることができる。
装置1200は、干渉している領域において基地局(例えば、アクセス・ポイント又は同様のもの)にRTTPリソースを割り当てることができるRTTPリソース(例えば、周波数、サブキャリア、...)を規定するためのモジュール1202を具備する。RTTPリソースは、別の時間スロットの期間に使用されるリソースのサブセットであり得、そして少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定することが可能である。RTTPリソースは、RTTPスロットのうちの少なくとも1つの期間に実行される少なくとも1つのキャリアのセットを含むことが可能である。直交化プロトコルを実行するためのモジュール1204は、RTTP時間スロットの期間に干渉している領域において主な干渉源として同定された基地局からの送信を直交化するために利用されることができる。直交化プロトコルを実行するためのモジュール1204は、上に記述したように、複数の送信間の部分直交化又は完全直交化を提供することを容易にすることができる。このようにして、装置1200は、前出の図面に関して上に記述したような、柔軟な干渉回避及び再使用方策を提供することを容易にして、アド・ホック配置又は計画されていない/部分的に計画された配置の利点を利用することを容易にする。
図13は、1又はそれより多くの態様にしたがって、エラーに強い送信プロトコルを使用することを容易にして、逆方向リンクにおける干渉強さとシステム能力との間でトレード・オフする装置を例示する。装置1300は、一連の相互に関係する機能ブロックとして表わされ、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)により与えられる機能を表すことができる。例えば、装置1300は、上記に説明されているような、様々な行為を実行するためのモジュールを提供することができる。装置1300は、直交化プロトコルを受信する、受信するためのモジュール1302を具備することができる。装置1300は、しかも、1又はそれより多くのRTTPスロットの期間にエラーに強い送信プロトコルを実行するためのモジュール1304を含むことが可能である。RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に使用されるはずの可能性のある候補としてエラーに強い送信プロトコルにより定められることが可能である。
装置1300は、例えば、アクセス・ポイントから信号を受信するためのモジュール(図示せず)をさらに含むことが可能であり、逆方向リンク干渉指標が受信された信号において設定されているかどうかを判断する。例えば、信号を受信するためのモジュールは、該指標を検出することができ、そしてそれが設定され、デコード可能であるかどうかを判断する。該指標がデコード可能であるかどうかの判断は、例えば、指標の受信信号強度を評価すること、及び該受信信号強度を事前に決められたしきい値の値と比較すること、を備えることができる。受信信号強度が事前に決められたしきい値の値よりも低い場合には、指標はデコード可能でないことがある。装置1300は、アクティベーションのためのモジュール(図示されず)をさらに備えることができ、それは、指標が設定されているか又は設定されていないかどうかに基づいて逆方向リンクにおける送信のために1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブすることが可能である。このようにして、スケーリング可能なリソース再使用は、上に記述したように順方向リンクに加えて、逆方向リンクにおいて実行されることができる。
ソフトウェア実装に関して、本明細書中に記述された技術は、本明細書中に記述された機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能、及びその他)を用いて実装されることができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット中に記憶されることができ、そしてプロセッサによって実行されることができる。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部に、又はプロセッサの外部に実装されることができる。外部の場合には、この分野で公知の種々の手段を介してプロセッサに通信で接続されることが可能である。
上記に説明されたものは、1又はそれより多くの態様の例を含む。前述の複数の態様を記述する目的のために、構成要素又は方法の全ての考え得る組み合わせを記載することは、当然ながら不可能であるが、様々な態様の多くのさらなる組み合わせ及び並べ替えが可能であることを、当業者は、理解することができる。したがって、記述された態様は、添付された特許請求の範囲のスコープの範囲内になる、全てのそのような代替物、修正、及び変形を含むように意図されている。その上、用語「含む(include)」が詳細な説明又は特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限りは、「具備する(comprising)」が特許請求の範囲においてつなぎの語として利用されるときに解釈されるように、そのような用語は、用語「具備する」と同様に、ある意味で包括的であるように意図されている。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用する方法、前記方法は:
少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定すること、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行すること、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
を具備する方法。
[C2]前記RTTPリソースは、前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間に前記直交化プロトコルを実行するための少なくとも1つのキャリアのセットを具備する、C1の方法。
[C3]非RTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行すること、
をさらに具備する、C1の方法。
[C4]前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で完全な直交化を提供する、C1の方法。
[C5]前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で部分的な直交化を提供する、C1の方法。
[C6]前記部分的な直交化は、少なくともキャリアのサブセットに関係する出力を削減することを含む、C5の方法。
[C7]実行することは、
チャネル品質フィードバック信号を受信すること;及び
前記チャネル品質フィードバック信号を評価すること、
を具備する、C1の方法。
[C8]前記チャネル品質フィードバック信号に基づいて前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行すること、
をさらに具備する、C7の方法。
[C9]前記RTTPリソースを規定することは、チャネル品質フィードバック信号に基づいて非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率を修正すること、をさらに具備する、C1の方法。
[C10]規定されたインターバルで送信スケジュールに少なくとも1つのRTTPスロットを挿入すること、
をさらに具備する、C1の方法。
[C11]前記RTTPリソースを前記規定することは、オフラインで実行される、C1の方法。
[C12]前記RTTPリソースを規定することは、制御データが少なくとも1つのアクセス・ポイントによりどれだけ頻繁に送られるかを決定すること、を具備する、C1の方法。
[C13]前記RTTPリソースを規定することは、干渉データに基づく、C1の方法。
[C14]エラーに強い送信プロトコルを使用するための装置、前記装置は:
エラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定するための手段、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行するための手段、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
を具備する装置。
[C15]前記RTTPリソースは、前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間に実行されるべき少なくとも1つのキャリアのセットを具備する、C14の装置。
[C16]非RTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行するための手段、
をさらに具備する、C14の装置。
[C17]前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で完全な直交化を提供する、C14の装置。
[C18]前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で部分的な直交化を提供する、C14の装置。
[C19]前記部分的な直交化は、少なくともキャリアのサブセットに関係する出力を削減することを含む、C18の装置。
[C20]チャネル品質フィードバック信号を受信するための手段;及び
前記チャネル品質フィードバック信号を評価するための手段、
をさらに具備する、C14の装置。
[C21]前記チャネル品質フィードバック信号に基づいて前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行するための手段、
をさらに具備する、C20の装置。
[C22]前記RTTPリソースを規定するための前記手段は、チャネル品質フィードバック信号に基づいて非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率を修正するための手段、
をさらに具備する、C14の装置。
[C23]規定されたインターバルで送信スケジュールに少なくとも1つのRTTPスロットを挿入するための手段、
をさらに具備する、C14の装置。
[C24]前記RTTPリソースを前記規定するための前記手段は、オフラインで規定することを実行する、C14の装置。
[C25]制御データが少なくとも1つのアクセス・ポイントによりどれだけ頻繁に送られるかを決定するための手段、
をさらに具備する、C14の装置。
[C26]前記RTTPリソースを規定するための前記手段は、干渉データに基づいて前記RTTPリソースを規定する、C14の装置。
[C27]エラーに強い送信プロトコルを使用するための装置、前記装置は:
少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定する信号評価器、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行する信号発生器、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
を具備する装置。
[C28]前記RTTPリソースは、前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間に実行される少なくとも1つのキャリアのセットを具備する、C27の装置。
[C29]前記信号評価器は、非RTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルをさらに実行する、C27の装置。
[C30]前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で完全な直交化を提供する、C27の装置。
[C31]前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で部分的な直交化を提供する、C27の装置。
[C32]前記部分的な直交化は、少なくともキャリアのサブセットに関係する出力を削減することを含む、C31の装置。
[C33]前記信号評価器により評価されるチャネル品質フィードバック信号を受信する受信機、
をさらに具備する、C27の装置。
[C34]前記信号評価器は、前記チャネル品質フィードバック信号に基づいて前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行する、C33の装置。
[C35]前記信号発生器は、チャネル品質フィードバック信号に基づいて非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率をさらに修正する、C27の装置。
[C36]前記信号発生器は、規定されたインターバルで送信スケジュールに少なくとも1つのRTTPスロットをさらに挿入する、C27の装置。
[C37]前記RTTPリソースは、オフラインで規定される、C27の装置。
[C38]前記RTTPリソースを規定するために、前記信号評価器は、制御データが少なくとも1つのアクセス・ポイントによりどれだけ頻繁に送られるかを決定するC27の装置。
[C39]前記信号評価器は、干渉データに基づいて前記RTTPリソースを規定する、C27の装置。
[C40]エラーに強い送信プロトコルを使用するためのプロセッサ、前記プロセッサは:
エラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定するための手段、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行するための手段、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
を具備するプロセッサ。
[C41]エラーに強い送信プロトコルを使用するためのコンピュータ・プログラム製品、前記コンピュータ・プログラム製品は:
少なくとも1つのコンピュータにより実行可能なコードを備えるコンピュータ読取り可能な媒体、を具備し、前記コードは、コンピュータに:
少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定させる、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行させる、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
ようにさせるコードである、コンピュータ・プログラム製品。
[C42]無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための方法、前記方法は:
エラーに強い送信プロトコルを受信すること;及び
直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記直交化プロトコルを実行すること、
を具備する方法。
[C43]逆方向リンク干渉指標を備えている信号を受信すること;及び
前記逆方向リンク干渉指標に基づいて逆方向リンク送信に関係する使用のために前記1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにすること、
をさらに具備する、C42の方法。
[C44]前記逆方向リンク干渉指標が受信される信号強度を評価すること;及び
前記1又はそれより多くのRTTPスロットの前記アクティベーションのために前記評価した信号強度を使用すること、
をさらに具備する、C43の方法。
[C45]前記逆方向リンク干渉指標が与えられること及び前記受信した信号がデコード可能であることを検証するために前記受信した信号をモニタリングすること、
をさらに具備する、C43の方法。
[C46]前記逆方向リンク干渉指標の前記信号強度の関数として逆方向リンク送信に関する直交化のレベルを調節すること、
をさらに具備する、C42の方法。
[C47]少なくとも1つのRTTPスロットの期間に逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの指定されたサブセットを利用すること、
をさらに具備する、C42の方法。
[C48]前記逆方向リンク干渉指標がこのATを取り扱っていない少なくとも1つのAPにより設定される場合、前記逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの前記指定されたサブセットを利用し続けること、
をさらに具備する、C46の方法。
[C49]無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための装置、前記装置は:
エラーに強い送信プロトコルを受信するための手段;及び
直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記直交化プロトコルを実行するための手段、
を具備する装置。
[C50]信号を受信するための手段、前記信号は逆方向リンク干渉指標をそのなかに具備する;及び
前記逆方向リンク干渉指標に基づいて逆方向リンク送信に関係する使用のために前記1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにするための手段、
をさらに具備する、C49の装置。
[C51]前記逆方向リンク干渉指標が受信される信号強度を評価するための手段;及び
前記1又はそれより多くのRTTPスロットの前記アクティベーションのために前記評価した信号強度を使用するための手段、
をさらに具備する、C50の装置。
[C52]前記逆方向リンク干渉指標が与えられること及び前記受信した信号がデコード可能であることを検証するために前記受信した信号をモニタリングするための手段、
をさらに具備する、C50の装置。
[C53]前記逆方向リンク干渉指標の前記信号強度の関数として逆方向リンク送信に関する直交化のレベルを調節するための手段、
をさらに具備する、C49の装置。
[C54]少なくとも1つのRTTPスロットの期間に逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの指定されたサブセットを利用するための手段、
をさらに具備する、C49の装置。
[C55]前記逆方向リンク干渉指標がこのATを取り扱っていない少なくとも1つのAPにより設定される場合、前記逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの前記指定されたサブセットを利用し続けるための手段、
をさらに具備する、C53の装置。
[C56]無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための装置、前記装置は:
エラーに強い送信プロトコルを受信する受信機;及び
直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記直交化プロトコルを実行する信号発生器、
を具備する装置。
[C57]前記受信機は、逆方向リンク干渉指標を備える信号をさらに受信する、そして前記信号発生器は、前記逆方向リンク干渉指標に基づいて逆方向リンク送信に関係する使用のために前記1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにする、C56の装置。
[C58]前記逆方向リンク干渉指標が受信される信号強度を評価する指標評価器、をさらに具備し、そして
前記信号発生器は、前記1又はそれより多くのRTTPスロットの前記アクティベーションのために前記評価した信号強度を使用する、
C57の装置。
[C59]前記指標評価器は、前記逆方向リンク干渉指標が与えられること及び前記受信した信号がデコード可能であることを検証するために前記受信した信号をさらにモニタリングする、C57の装置。
[C60]前記信号発生器は、前記逆方向リンク干渉指標の前記信号強度の関数として逆方向リンク送信に関する直交化のレベルを調節する、C56の装置。
[C61]前記信号発生器は、少なくとも1つのRTTPスロットの期間に逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの指定されたサブセットを利用する、C56の装置。
[C62]前記信号発生器は、前記逆方向リンク干渉指標がこのATを取り扱っていない少なくとも1つのAPにより設定される場合、前記逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの前記指定されたサブセットを利用し続ける、C60の装置。
[C63]無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するためのプロセッサ、前記プロセッサは:
エラーに強い送信プロトコルを受信するための手段;及び
直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記エラーに強い送信プロトコルを実行するための手段、
を具備するプロセッサ。
[C64]無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するためのコンピュータ・プログラム製品、前記コンピュータ・プログラム製品は:
少なくとも1つのコンピュータにより実行可能なコードを備えるコンピュータ読取り可能な媒体、を具備し、前記コードは、コンピュータに:
エラーに強い送信プロトコルを受信する;そして
直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記エラーに強い送信プロトコルを実行する、
ようにさせるコードである、コンピュータ・プログラム製品。

Claims (61)

  1. 無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用する方法、前記方法は:
    少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定すること、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
    1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行すること、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
    を具備し、
    前記RTTPリソースを規定することは、チャネル品質フィードバック信号に基づいて、干渉が増加するにつれて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率を増加させること、をさらに具備する、方法。
  2. 前記RTTPリソースは、前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間に前記直交化プロトコルを実行するための少なくとも1つのキャリアのセットを具備する、請求項1の方法。
  3. 非RTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行すること、をさらに具備する、請求項1の方法。
  4. 前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で完全な直交化を提供する、請求項1の方法。
  5. 前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で部分的な直交化を提供する、請求項1の方法。
  6. 前記部分的な直交化は、少なくともキャリアのサブセットに関係する出力を削減することを含む、請求項5の方法。
  7. 実行することは、
    チャネル品質フィードバック信号を受信すること;及び
    前記チャネル品質フィードバック信号を評価すること、
    を具備する、請求項1の方法。
  8. 前記チャネル品質フィードバック信号に基づいて前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行すること、
    をさらに具備する、請求項7の方法。
  9. 規定されたインターバルで送信スケジュールに少なくとも1つのRTTPスロットを挿入すること、
    をさらに具備する、請求項1の方法。
  10. 前記RTTPリソースを前記規定することは、オフラインで実行される、請求項1の方法。
  11. 前記RTTPリソースを規定することは、制御データが少なくとも1つのアクセス・ポイントによりどれだけ頻繁に送られるかを決定すること、を具備する、請求項1の方法。
  12. 前記RTTPリソースを規定することは、干渉データに基づく、請求項1の方法。
  13. エラーに強い送信プロトコルを使用するための装置、前記装置は:
    エラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定するための手段、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
    1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行するための手段、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
    を具備し、
    前記RTTPリソースを規定するための前記手段は、チャネル品質フィードバック信号に基づいて、干渉が増加するにつれて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率を増加させるための手段、を具備する、装置。
  14. 前記RTTPリソースは、前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間に実行されるべき少なくとも1つのキャリアのセットを具備する、請求項13の装置。
  15. 非RTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行するための手段、
    をさらに具備する、請求項13の装置。
  16. 前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で完全な直交化を提供する、請求項13の装置。
  17. 前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で部分的な直交化を提供する、請求項13の装置。
  18. 前記部分的な直交化は、少なくともキャリアのサブセットに関係する出力を削減することを含む、請求項17の装置。
  19. チャネル品質フィードバック信号を受信するための手段;及び
    前記チャネル品質フィードバック信号を評価するための手段、
    をさらに具備する、請求項13の装置。
  20. 前記チャネル品質フィードバック信号に基づいて前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行するための手段、
    をさらに具備する、請求項19の装置。
  21. 規定されたインターバルで送信スケジュールに少なくとも1つのRTTPスロットを挿入するための手段、
    をさらに具備する、請求項13の装置。
  22. 前記RTTPリソースを前記規定するための前記手段は、オフラインで規定することを実行する、請求項13の装置。
  23. 制御データが少なくとも1つのアクセス・ポイントによりどれだけ頻繁に送られるかを決定するための手段、
    をさらに具備する、請求項13の装置。
  24. 前記RTTPリソースを規定するための前記手段は、干渉データに基づいて前記RTTPリソースを規定する、請求項13の装置。
  25. エラーに強い送信プロトコルを使用するための装置、前記装置は:
    少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定する信号評価器、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
    1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行する信号発生器、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定され、前記信号発生器は、チャネル品質フィードバック信号に基づいて、干渉が増加するにつれて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率を増加させる、
    を具備する装置。
  26. 前記RTTPリソースは、前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間に実行される少なくとも1つのキャリアのセットを具備する、請求項25の装置。
  27. 前記信号評価器は、非RTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルをさらに実行する、請求項25の装置。
  28. 前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で完全な直交化を提供する、請求項25の装置。
  29. 前記直交化プロトコルは、複数の干渉している送信の間で部分的な直交化を提供する、請求項25の装置。
  30. 前記部分的な直交化は、少なくともキャリアのサブセットに関係する出力を削減することを含む、請求項29の装置。
  31. 前記信号評価器により評価されるチャネル品質フィードバック信号を受信する受信機、をさらに具備する、請求項25の装置。
  32. 前記信号評価器は、前記チャネル品質フィードバック信号に基づいて前記少なくとも1つのRTTPスロットの期間にユニバーサル周波数再使用プロトコルを実行する、請求項31の装置。
  33. 前記信号発生器は、規定されたインターバルで送信スケジュールに少なくとも1つのRTTPスロットをさらに挿入する、請求項25の装置。
  34. 前記RTTPリソースは、オフラインで規定される、請求項25の装置。
  35. 前記RTTPリソースを規定するために、前記信号評価器は、制御データが少なくとも1つのアクセス・ポイントによりどれだけ頻繁に送られるかを決定する請求項25の装置。
  36. 前記信号評価器は、干渉データに基づいて前記RTTPリソースを規定する、請求項25の装置。
  37. エラーに強い送信プロトコルを使用するためのプロセッサ、前記プロセッサは:
    エラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定するための手段、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
    1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行するための手段、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
    を具備し、
    前記RTTPリソースを規定するための前記手段は、チャネル品質フィードバック信号に基づいて、干渉が増加するにつれて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率を増加させるための手段、を具備する、
    プロセッサ。
  38. エラーに強い送信プロトコルを使用するためのコンピュータ読取り可能な記憶媒体、前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体は:
    少なくとも1つのコンピュータにより実行可能なコードを備え、前記コードは、コンピュータに:
    少なくとも1つのアクセス・ポイントに関するエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)リソースを規定させる、前記RTTPリソースは少なくとも1つのRTTPスロットの位置を同定する;及び
    1又はそれより多くのRTTPスロットの期間に直交化プロトコルを実行させる、ここにおいて、前記RTTPスロットは、直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として規定される、
    ようにさせるコードであり、
    前記RTTPリソースを規定することは、チャネル品質フィードバック信号に基づいて、干渉が増加するにつれて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率を増加させること、を具備する、コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
  39. 無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための方法、前記方法は:
    エラーに強い送信プロトコルを受信すること;及び
    直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記直交化プロトコルを実行すること、ここにおいて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率はチャネル品質フィードバック信号に少なくとも部分的に基づいて、干渉が増加するにつれて、増加される、
    を具備する方法。
  40. 逆方向リンク干渉指標を備えている信号を受信すること;及び
    前記逆方向リンク干渉指標に基づいて逆方向リンク送信に関係する使用のために前記1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにすること、
    をさらに具備する、請求項39の方法。
  41. 前記逆方向リンク干渉指標が受信される信号強度を評価すること;及び
    前記1又はそれより多くのRTTPスロットの前記アクティベーションのために前記評価した信号強度を使用すること、
    をさらに具備する、請求項40の方法。
  42. 前記逆方向リンク干渉指標が与えられること及び前記受信した信号がデコード可能であることを検証するために前記受信した信号をモニタリングすること、
    をさらに具備する、請求項40の方法。
  43. 前記逆方向リンク干渉指標の前記信号強度の関数として逆方向リンク送信に関する直交化のレベルを調節すること、
    をさらに具備する、請求項39の方法。
  44. 少なくとも1つのRTTPスロットの期間に逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの指定されたサブセットを利用すること、
    をさらに具備する、請求項39の方法。
  45. 前記逆方向リンク干渉指標がこのATを取り扱っていない少なくとも1つのAPにより設定される場合、前記逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの前記指定されたサブセットを利用し続けること、
    をさらに具備する、請求項43の方法。
  46. 無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための装置、前記装置は:
    エラーに強い送信プロトコルを受信するための手段;及び
    直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記直交化プロトコルを実行するための手段、ここにおいて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率はチャネル品質フィードバック信号に少なくとも部分的に基づいて、干渉が増加するにつれて、増加される、
    を具備する装置。
  47. 信号を受信するための手段、前記信号は逆方向リンク干渉指標をそのなかに具備する;及び
    前記逆方向リンク干渉指標に基づいて逆方向リンク送信に関係する使用のために前記1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにするための手段、
    をさらに具備する、請求項46の装置。
  48. 前記逆方向リンク干渉指標が受信される信号強度を評価するための手段;及び
    前記1又はそれより多くのRTTPスロットの前記アクティベーションのために前記評価した信号強度を使用するための手段、
    をさらに具備する、請求項47の装置。
  49. 前記逆方向リンク干渉指標が与えられること及び前記受信した信号がデコード可能であることを検証するために前記受信した信号をモニタリングするための手段、
    をさらに具備する、請求項47の装置。
  50. 前記逆方向リンク干渉指標の前記信号強度の関数として逆方向リンク送信に関する直交化のレベルを調節するための手段、
    をさらに具備する、請求項46の装置。
  51. 少なくとも1つのRTTPスロットの期間に逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの指定されたサブセットを利用するための手段、
    をさらに具備する、請求項46の装置。
  52. 前記逆方向リンク干渉指標がこのATを取り扱っていない少なくとも1つのAPにより設定される場合、前記逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの前記指定されたサブセットを利用し続けるための手段、
    をさらに具備する、請求項50の装置。
  53. 無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するための装置、前記装置は:
    エラーに強い送信プロトコルを受信する受信機;及び
    直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記直交化プロトコルを実行する信号発生器、ここにおいて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率はチャネル品質フィードバック信号に少なくとも部分的に基づいて、干渉が増加するにつれて、増加される、
    を具備する装置。
  54. 前記受信機は、逆方向リンク干渉指標を備える信号をさらに受信する、そして前記信号発生器は、前記逆方向リンク干渉指標に基づいて逆方向リンク送信に関係する使用のために前記1又はそれより多くのRTTPスロットをアクティブにする、請求項53の装置。
  55. 前記逆方向リンク干渉指標が受信される信号強度を評価する指標評価器、をさらに具備し、そして
    前記信号発生器は、前記1又はそれより多くのRTTPスロットの前記アクティベーションのために前記評価した信号強度を使用する、
    請求項54の装置。
  56. 前記指標評価器は、前記逆方向リンク干渉指標が与えられること及び前記受信した信号がデコード可能であることを検証するために前記受信した信号をさらにモニタリングする、請求項54の装置。
  57. 前記信号発生器は、前記逆方向リンク干渉指標の前記信号強度の関数として逆方向リンク送信に関する直交化のレベルを調節する、請求項53の装置。
  58. 前記信号発生器は、少なくとも1つのRTTPスロットの期間に逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの指定されたサブセットを利用する、請求項53の装置。
  59. 前記信号発生器は、前記逆方向リンク干渉指標がこのATを取り扱っていない少なくとも1つのAPにより設定される場合、前記逆方向リンク送信のために利用可能なキャリアの前記指定されたサブセットを利用し続ける、請求項57の装置。
  60. 無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するためのプロセッサ、前記プロセッサは:
    エラーに強い送信プロトコルを受信するための手段;及び
    直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記エラーに強い送信プロトコルを実行するための手段、ここにおいて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率はチャネル品質フィードバック信号に少なくとも部分的に基づいて、干渉が増加するにつれて、増加される、
    を具備するプロセッサ。
  61. 無線通信環境においてエラーに強い送信プロトコルを使用するためのコンピュータ読取り可能な記憶媒体、前記コンピュータ読取り可能な記憶媒体は:
    少なくとも1つのコンピュータにより実行可能なコードを備え、前記コードは、コンピュータに:
    エラーに強い送信プロトコルを受信する;そして
    直交化プロトコルがその期間に実行されることができる可能性のある候補として、前記エラーに強い送信プロトコルにより規定される1又はそれより多くのエラーに強い送信時間ピリオド(RTTP)スロットの期間に前記エラーに強い送信プロトコルを実行する、ここにおいて、非RTTPスロットに対するRTTPスロットの比率はチャネル品質フィードバック信号に少なくとも部分的に基づいて、干渉が増加するにつれて、増加される、
    ようにさせるコードである、コンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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