JP5194873B2 - 空調ユニット - Google Patents
空調ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP5194873B2 JP5194873B2 JP2008038025A JP2008038025A JP5194873B2 JP 5194873 B2 JP5194873 B2 JP 5194873B2 JP 2008038025 A JP2008038025 A JP 2008038025A JP 2008038025 A JP2008038025 A JP 2008038025A JP 5194873 B2 JP5194873 B2 JP 5194873B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- partition member
- casing
- air conditioning
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
図1は、室内ユニット2の側面図(スクロールケーシング22bの断面を図示)であり、図2は、室内ユニット2の平面断面図である。
ユニットケーシング10は、略直方体形状の箱であり、主として、天面板11、正面板12、右側面板13、左側面板14、底面板15および背面板16から構成されている。なお、本実施形態の説明において、「左」とは、右側面板13から左側面板14に向かう方向を言い、「右」とはその逆の方向を言う。天面板11、正面板12、右側面板13、左側面板14、底面板15および背面板16は、板金加工された金属製の板状部材である。
遠心送風機20は、概ね送風機室内に配置されており、ユニットケーシング10内に気流を発生させる機器、すなわち、室内の空気をユニット吸入口2aを通じてユニットケーシング10内に吸入し、ユニットケーシング10内で冷却又は加熱された空気をユニット吹出口2bを通じて室内に吹き出すための機器である。遠心送風機20は、主として、2つの羽根車21a,21bと、2つの羽根車21a,21bのそれぞれを収容する2つのスクロールケーシング22a,22bと、2つの羽根車21a,21bを回転駆動するモータ23とを有している。
熱交換器30は、熱交換器室内に配置されており、遠心送風機20の作動に伴って熱交換器室内に流入する空気を冷却又は加熱するための機器である。熱交換器30は、左右方向に略平行に延びており、その右端は、ユニットケーシングの右側面板13との間に少しの間隔を空けており、その左端は、ユニットケーシングの左側面板14との間に少しの間隔を空けている。熱交換器30は、側面視において、底面板15に対して略45°の角度を為して(すなわち、鉛直方向に略45°の角度を為して)、正面板12側に傾斜している。
ユニットケーシング10の底面板15の上方であって、傾斜している熱交換器30の下方には、ドレンパン40が配置されている。ドレンパン40は、熱交換器30および後述する仕切部材50で発生した結露水を受け取り、所定の排水路(図示されない)に導くための受け皿である。
傾斜している熱交換器30の下方であって、ドレンパン40に形成されている溝41の上方には、仕切部材50が配置されている(図7参照)。なお、熱交換器30は、固定部材61,62および支持板33によりユニットケーシング10および仕切部材17に強固に固定され、その荷重が支持されるようになっているため、仕切部材50には、熱交換器30の荷重が加わらないようになっている。
仕切部材50の熱交換器30側の斜面部51は、熱交換器30の右側管板31の正面側側壁部31bの下部付近に取り付けられている固定部材63によって固定されている(図6参照)。固定部材63は、主として、細長い略矩形形状の底面部63aと、細長い略矩形形状の右側側壁部63bと、細長い略矩形形状の左側側壁部63cとから構成され、縦長の略矩形形状の板金の、その縦方向に延びる両端辺付近の部位(右側側壁部63bおよび左側側壁部63cとなる部位)を同じ方向に略90°折り曲げることにより成形される(図5参照)。底面部63aは、右側管板31の正面側側壁部31bに当接し、正面側側壁部31bに略平行に延びている。
仕切部材50のドレンパン40側の下部52の左右方向の幅は、ドレンパン40に形成されている溝41の左右方向の幅と略同じになっている(図7参照)。また、下部52は、正面側から背面側に向かう方向に溝41と略同じ長さを有しており、下部52は、溝41に嵌め込まれる。その結果、仕切部材50は、溝41の側壁によって押圧されて左右方向に固定される。
仕切部材50の正面板12側の正面部53は、凹凸形状を有している。より具体的には、正面部53は、山部A1〜A3および谷部B1〜B3を有している(図8参照)。山部A1〜A3は、それぞれ谷部B1〜B3の左側に形成されている。
仕切部材50の下流側空間S2に対向する下流側側面50aには、冷房運転時に熱交換器30からの冷熱によって下流側空間S2内に発生する結露水をドレンパン40へと導く溝80が形成されている。溝80には、概ね上下方向に延びる4本の第1溝81a〜81dと、概ね正面側から背面側に向かって延びる2本の第2溝82a,82bとが含まれている(図6参照)。
(1)
上記室内ユニット2では、熱交換器30の下方に位置する仕切部材50が、発泡スチロールのみから形成されている。これにより、金属製の仕切部材が用いられる従来の場合と異なり、仕切部材に断熱材製のシールを貼るなどの煩雑な処理を省略可能である。したがって、熱交換器30から仕切部材50を介して周囲に冷熱が伝導することを抑制しつつ、室内ユニット2の製造工程が簡易化される。
また、上記室内ユニット2では、熱交換器30の下方に位置する仕切部材50が、板金製の場合と比較して強度の弱い発泡スチロール製であるものの、熱交換器30の荷重が支持板33および固定部材61,62によって支持されるようになっている。これにより、熱交換器30の荷重が仕切部材50に集中することなく、しっかりと支持されるようになっている。
また、上記室内ユニット2では、仕切部材50の斜面部51が熱交換器30の右側管板31に固定されている固定部材63に挟み込まれ、仕切部材50の下部52がドレンパン40の溝41に嵌め込まれ、正面部53がユニットケーシング10の正面板12に取り付けられている嵌合部材70,71に嵌め込まれる。これにより、仕切部材50をその隣接部品(熱交換器30、ドレンパン40および嵌合部材70,71等)にビス止めすることなく、しっかりと固定できるようになっている。
上記実施形態では、仕切部材50は、発泡スチロールのみから形成されているが、その他の断熱材から形成されていてもよい。
上記実施形態において、固定部材63の右側側壁部63bが省略されてもよい。固定部材63が固定する仕切部材50は、上流側空間S1(仕切部材50の右側の空間)から下流側空間S2(仕切部材50の左側の空間)に向けて気流により加圧されるため、右側側壁部63bが省略されたとしても、仕切部材50は固定されることになるからである。
2a ユニット吸入口
2b ユニット吹出口(吹出口)
10 ユニットケーシング(ケーシング)
11 天面板(天板)
12 正面板(側板)
30 熱交換器
31 右側管板
32 左側管板
40 ドレンパン(隣接部品)
41 溝
50 仕切部材
52 下部
53 正面部
61 固定部材(第1固定部材)
63 固定部材(第2固定部材)
70,71 嵌合部材(隣接部品)
A1〜A3 山部
B1〜B3 谷部
S1 上流側空間
S2 下流側空間
Claims (5)
- ケーシング(10)と、
前記ケーシング内において鉛直方向に対して傾いて配置され、管板を有する熱交換器(30)と、
前記熱交換器の下方に配置され、前記ケーシング内の空間であって前記熱交換器よりも気流方向に上流側の上流側空間(S1)と下流側の下流側空間(S2)とを仕切る略三角形状の仕切部材(50)と、
前記熱交換器の下方に配置されるドレンパン(40)と、
を備え、
前記仕切部材は、発泡スチロール製の断熱材から成り、前記略三角形状の三つの辺(51、52、53)が前記熱交換器の前記管板(31)と前記ケーシングの側板(12)と前記ドレンパン(40)によって囲まれる位置に嵌められることのみで固定されている、
空調ユニット(2)。 - 前記仕切部材(50)の上方に配置され、前記熱交換器(30)と前記ケーシング(10)とに固定される第1固定部材(61)、
をさらに備える、
請求項1に記載の空調ユニット(2)。 - 前記ケーシング(10)は、天板(11)を含み、前記側板(12)には前記気流の吹出口(2b)が設けられており、
前記第1固定部材(61)は、金属製であり、前記熱交換器(30)と前記天板とに固定されている、
請求項2に記載の空調ユニット(2)。 - 前記熱交換器(30)に固定され、前記仕切部材(50)の少なくとも一部分を固定する第2固定部材(63)、
をさらに備える、
請求項1から3のいずれかに記載の空調ユニット(2)。 - 前記仕切部材(50)に隣接する隣接部品(40,70,71)、
をさらに備え、
前記仕切部材は、前記隣接部品に嵌り合う部位(52,53,A1〜A3,B1〜B3)を有する、
請求項1から4のいずれかに記載の空調ユニット(2)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008038025A JP5194873B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 空調ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008038025A JP5194873B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 空調ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009198034A JP2009198034A (ja) | 2009-09-03 |
JP5194873B2 true JP5194873B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=41141724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008038025A Active JP5194873B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 空調ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5194873B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7392432B2 (ja) * | 2019-11-29 | 2023-12-06 | 株式会社富士通ゼネラル | 室内機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5912915U (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-26 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
JP2900464B2 (ja) * | 1990-01-19 | 1999-06-02 | 松下電器産業株式会社 | 天井吊下げ型及び床置兼用型空気調和機の水受装置 |
JP3052942B2 (ja) * | 1998-09-30 | 2000-06-19 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和ユニット |
-
2008
- 2008-02-19 JP JP2008038025A patent/JP5194873B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009198034A (ja) | 2009-09-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10054320B2 (en) | Indoor device of air conditioner | |
US10024570B2 (en) | Indoor unit for air conditioning device | |
JP5995107B2 (ja) | ビルトイン型空気調和装置 | |
WO2015145483A1 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
KR102396941B1 (ko) | 공기조화기의 실내기 | |
JP2013019596A (ja) | 熱交換器、室内機、および室外機 | |
JP2016023891A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP6561497B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP6828458B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP4187034B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP5192558B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP5194873B2 (ja) | 空調ユニット | |
JP5125589B2 (ja) | 空調ユニットおよび空気調和装置の通風機構 | |
JP6420478B2 (ja) | 天井設置形空気調和機および熱交換器 | |
WO2016084185A1 (ja) | 熱交換ユニット及び空気調和装置 | |
JP5128221B2 (ja) | 室内熱交換器及び空気調和機 | |
JP5860752B2 (ja) | 空気調和機 | |
KR102326299B1 (ko) | 공기조화기의 실내기 | |
JP3998030B2 (ja) | 天井設置型空気調和装置 | |
JP4270261B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP6451752B2 (ja) | 空気調和装置の室内側ユニット | |
KR101690885B1 (ko) | 공기조화기의 실내기 | |
JP7374345B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2018119714A (ja) | 天井埋込型空気調和機 | |
JP6878909B2 (ja) | 天井埋込型空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101021 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120626 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5194873 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |