JP5182667B2 - Suspension device - Google Patents
Suspension device Download PDFInfo
- Publication number
- JP5182667B2 JP5182667B2 JP2008254754A JP2008254754A JP5182667B2 JP 5182667 B2 JP5182667 B2 JP 5182667B2 JP 2008254754 A JP2008254754 A JP 2008254754A JP 2008254754 A JP2008254754 A JP 2008254754A JP 5182667 B2 JP5182667 B2 JP 5182667B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- working fluid
- pressure
- fluid
- pipe
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
本発明は、サスペンション装置の改良に関する。 The present invention relates to an improvement of a suspension device.
従来、車体と左側車輪との間に設けられる流体圧シリンダの上室と車体と右側車輪との間に設けられる流体圧シリンダの下室との間の作動流体の流通を許容する第1配管と、車体と右側車輪との間に設けられる流体圧シリンダの上室と車体と右側車輪との間に設けられる流体圧シリンダの下室との間の作動流体の流通を許容する第2配管とを有し、車両情報に基づき各配管を流通する作動流体の流れを制御することで車両のロールを抑制するサスペンション装置が知られている。この種のサスペンション装置では、作動流体が漏れた場合、操縦安定性が大幅に損なわれる。そこで、車両情報に基づき推定した各配管内部の推定圧力と、圧力センサにより測定した各配管内部の測定圧力との差に基づき、各配管に作動流体の漏れがあるか否かを判定するサスペンション装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, a first pipe that allows a working fluid to flow between an upper chamber of a fluid pressure cylinder provided between the vehicle body and the left wheel and a lower chamber of the fluid pressure cylinder provided between the vehicle body and the right wheel. A second pipe that allows a working fluid to flow between an upper chamber of a fluid pressure cylinder provided between the vehicle body and the right wheel and a lower chamber of the fluid pressure cylinder provided between the vehicle body and the right wheel. A suspension device is known that suppresses the roll of the vehicle by controlling the flow of the working fluid that flows through each pipe based on the vehicle information. In this type of suspension device, when the working fluid leaks, the steering stability is greatly impaired. Therefore, a suspension device that determines whether there is a leakage of working fluid in each pipe based on the difference between the estimated pressure inside each pipe estimated based on the vehicle information and the measured pressure inside each pipe measured by the pressure sensor Has been developed (see, for example, Patent Document 1).
ところで、各配管内部の圧力は作動流体の温度上昇に伴って上昇し、作動流体の温度は車両運動、路面入力、外気温等により変化する。したがって、各配管内部の作動流体の圧力が所定値を下回ったことをもって作動流体が漏れていると判定するサスペンション装置にあっては、作動流体の温度が高い場合、作動流体の圧力が高いため微量な漏れを判定することが困難である。漏れの判定精度を高めるためにはパラメータとして作動流体の温度が必要であるが、専用の温度センサの追加は製造コストの増加および構造の煩雑化を招く。
そこで本発明は、作動流体の漏れの判定精度を高めたサスペンション装置を提供することを課題とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a suspension device with improved accuracy in determining the leakage of working fluid.
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載のサスペンション装置は、車体と左側車輪との間に設けられる少なくとも1つの第1流体圧シリンダと、車体と右側車輪との間に設けられる少なくとも1つの第2流体圧シリンダと、前記第1流体圧シリンダの上室と前記第2流体圧シリンダの下室との間の作動流体の流通を許容する第1配管と、前記第2流体圧シリンダの上室と前記第1流体圧シリンダの下室との間の前記作動流体の流通を許容する第2配管と、前記第1配管内部の作動流体の圧力を測定する第1圧力測定手段と、前記第2配管内部の作動流体の圧力を測定する第2圧力測定手段と、を有するサスペンション装置において、車両情報により得られた車高データから車高の相対速度を算出し、該相対速度を平均処理して平均化された車高の相対速度に基づき各配管内における前記作動流体の温度変化量を推定し、各推定結果と外気温とに基づき各配管内の前記作動流体の温度を推定する流体温度推定手段と、前記流体温度推定手段の各推定結果に基づき各配管内の前記作動流体の圧力を推定する流体圧力推定手段と、前記流体圧力推定手段の各推定結果と前記第1および第2圧力測定手段の各測定結果との差をそれぞれ算出し、各算出結果に基づき各配管の前記作動流体の漏れがあるか否かを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, a suspension device according to
本発明によれば、作動流体の漏れの判定精度を高めたサスペンション装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the suspension apparatus which improved the determination precision of the leakage of a working fluid can be provided.
本発明の第1実施形態を図1に基づき説明する。
サスペンション装置は、車体と左前輪および左後輪との間に設けられる第1流体圧シリンダ1および2の各上室と、車体と右前輪および右後輪との間に設けられる第2流体圧シリンダ3および4の各下室との間の作動流体の流通を許容する第1配管5と、第2流体圧シリンダ3および4の各上室と第1流体圧シリンダ1および2の各下室との間の作動流体の流通を許容する第2配管10と、を有する。第1配管5は、減衰バルブ6、開閉弁7、リリーフ弁8および圧力センサ9(第1圧力測定手段)を有し、温度補償用アキュムレータ15に接続される。第2配管10は、減衰バルブ11、開閉弁12、リリーフ弁13および圧力センサ14(第2圧力測定手段)を有し、温度補償用アキュムレータ15に接続される。
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
The suspension device has a second fluid pressure provided between each upper chamber of the first
当該サスペンション装置は、車高、前後方向加速度、横方向加速度、車速、ステアリング操舵角度、ステアリング操舵角速度、エンジン回転数、ブレーキON/OFF、スロットル開度、外気温度等の車両情報および圧力センサ9、14により検出された各配管5、10内の作動流体の圧力に基づき各開閉弁7、12を制御するマイクロコンピュータからなる制御装置16を有する。なお、車両情報のうち車高は、車高検出センサの検出結果から求められる。
The suspension device includes vehicle information such as vehicle height, longitudinal acceleration, lateral acceleration, vehicle speed, steering steering angle, steering steering angular velocity, engine speed, brake ON / OFF, throttle opening, outside air temperature, and
次に、図2ないし図5に基づき上記制御装置16の制御フローを説明する。
図2に、制御装置16のメインフローを示す。制御装置16は、電源が投入されると、まず、初期設定が行われる(ステップ1)。次に、次の制御周期であるか否かが判定される(ステップ2)。ここで、次の制御周期であると判定された場合(ステップ2のYES)、前の制御周期における処理結果がアクチュエータへ出力され(ステップ3)、さらに、他の出力処理が実施される(ステップ4)。なお、ステップ2において次の制御周期でないと判定された場合(ステップ2のNO)、ステップ2へ戻る。次に、車両情報が読み込まれ(ステップ5)、読み込まれた車両情報に基づき開閉弁7、12の制御が実行される(ステップ6)。さらに、他の演算処理が実行され、必要な制御電流が算出されて(ステップ7)ステップ2へ戻る。
Next, the control flow of the
FIG. 2 shows a main flow of the
図3に、ステップ6における開閉弁7、12の制御フローを示す。図2に示されるメインフローにおいて開閉弁7、12の制御フローが呼び出されると(ステップ20)、第1配管5内の作動流体の圧力P1および第2配管10内の作動流体の圧力P2(以下、P1およびP2をシステム圧という)がフェイル状態であるか否かを判定するフェイル判定処理が実行される(ステップ21、22)。ここで、フェイル状態でないと判定された場合(ステップ22のYES)、通常の開閉弁7、12の制御が実施される(ステップ23)。なお、ステップ21においてフェイル状態であると判定された場合(ステップ22のNO)、両方の開閉弁7、12が閉弁される(ステップ24)。
FIG. 3 shows a control flow of the on-off
図4に、ステップ21におけるフェイル判定処理フローを示す。図3に示される開閉弁7、12の制御フローにおいてフェイル判定処理フローが呼び出されると(ステップ30)、車両情報により得られた車高データから基準車高データが減算されて車高の相対変位が算出される(ステップ31)。次に、車高の相対変位の算出結果が微分処理されて車高の相対速度が算出される(ステップ32)。次に、車高の相対速度の算出結果が作動流体の温度変化と同等の変化速度相当になるように移動平均処理され(ステップ33)、平均化された車高の相対速度に温度変化係数が乗算されて各配管5、10内の作動流体の温度変化量が推定される(ステップ34)。さらに、作動流体の推定温度変化量と車両情報により得られた外気温度データとが演算処理されて作動流体の温度が推定される(ステップ35)。
FIG. 4 shows a fail determination process flow in
そして、作動流体の温度の推定結果が演算処理されてシステム圧が推定される(ステップ36)。次に、推定システム圧から圧力センサ9、14により検出された実測システム圧が減算される(ステップ37)。そして、推定システム圧と実測システム圧との差圧とステップ35において求められた作動流体の推定温度における閾値とが比較され(ステップ38)、当該差圧が閾値以下である場合(ステップ38のYES)、フェイルフラグがクリアされる、すなわち、各配管5、10に漏れがないと判定される(ステップ39)。なお、ステップ38において当該差圧が閾値よりも大きい場合(ステップ38のNO)、フェイルフラグがセットされる、すなわち、第1配管5または第2配管10に漏れがあると判定される(ステップ40)。ここで、ステップ34および35は流体温度推定手段であり、ステップ36は流体圧力推定手段である。そして、ステップ37から40は判定手段である。
Then, the estimated result of the temperature of the working fluid is processed and the system pressure is estimated (step 36). Next, the actually measured system pressure detected by the
なお、ステップ38における閾値は、制御装置16の記憶領域に格納された図5のマップで表されるテーブルに基づき設定される。
The threshold value in step 38 is set based on a table represented by the map of FIG. 5 stored in the storage area of the
第1実施形態では以下の効果を奏する。
第1実施形態によれば、推定システム圧と実測システム圧との差圧と、閾値とが比較され、当該差圧が閾値以下である場合に各配管5、10に漏れがないと判定され、当該差圧が閾値よりも大きい場合に第1配管5または第2配管10に漏れがあると判定される。そして、第1実施形態では、各配管5、10内の作動流体の温度が推定され、この推定結果に基づき、各配管5、10内の作動流体の圧力が推定される。
したがって、作動流体の温度を考慮しない場合と比較して、各配管5、10内の作動流体の漏れの判定精度を高めたサスペンション装置を提供することができる。また、第1実施形態によれば、各配管5、10内の作動流体の温度を推定することができることから、各配管5、10内の作動流体の温度を検出する各温度センサを新規に設ける必要がないので、構造が煩雑化することがなく、製造コストの増加も抑制することができる。
また、第1実施形態によれば、作動流体の推定温度に応じた閾値が設定されるので、閾値が一定である従来技術と比較して、漏れがあるか否かの判定精度を高めることができ、サスペンション装置の信頼性を向上させることができる。
The first embodiment has the following effects.
According to the first embodiment, the differential pressure between the estimated system pressure and the measured system pressure is compared with a threshold value, and when the differential pressure is equal to or less than the threshold value, it is determined that there is no leakage in each of the
Therefore, it is possible to provide a suspension device with higher accuracy in determining the leakage of the working fluid in the
In addition, according to the first embodiment, since the threshold value corresponding to the estimated temperature of the working fluid is set, it is possible to improve the determination accuracy as to whether or not there is a leak as compared with the conventional technique in which the threshold value is constant. And the reliability of the suspension device can be improved.
なお、第1実施形態は、上述した実施形態に限定されるのもではなく、例えば、次のように構成してもよい。
第1実施形態では、車高の相対変位の算出結果が微分処理されることで車高の相対速度が算出されるが、車両情報から得られるばね上の挙動に基づき車高の相対速度を算出することができる。
第1実施形態では、車高の相対速度の算出結果が移動平均処理されるが、移動平均処理を時定数が長いローパスフィルタに通す処理に代替することができる。
Note that the first embodiment is not limited to the above-described embodiment, and may be configured as follows, for example.
In the first embodiment, the relative speed of the vehicle height is calculated by differentiating the calculation result of the relative displacement of the vehicle height, but the relative speed of the vehicle height is calculated based on the behavior on the spring obtained from the vehicle information. can do.
In the first embodiment, the calculation result of the relative speed of the vehicle height is subjected to a moving average process. However, the moving average process can be replaced with a process that passes a low-pass filter having a long time constant.
本発明の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態に対して図1に示される基本構造、図2に示される制御装置16のメインフローおよび図3に示される開閉弁7、12の制御フローが同一であり、図4に示されるフェイル判定処理フローが異なる。第2実施形態では、第1実施形態と同一あるいは相当する構成には同一の名称および符号を付与し、重複する説明を省略する。したがって、フェイル判定処理フローのみを説明する。
A second embodiment of the present invention will be described. In the second embodiment, the basic structure shown in FIG. 1, the main flow of the
図7に、第2実施形態のサスペンション装置における制御装置16のフェイル判定処理フローを示す。図3に示される開閉弁7、12の制御フローにおいてフェイル判定処理フローが呼び出されると(ステップ50)、車両情報により得られた車高データから基準車高データが減算されて車高の相対変位が算出される(ステップ51)。次に、車高の相対変位の算出結果が演算処理されてその演算処理結果に基づき路面が悪路であるか否かが判定される(ステップ52)。ここで、路面が悪路であると判定された場合(ステップ52のYES)、各配管5、10内の作動流体の温度上昇フラグがセットされる(ステップ53)。また、ステップ52において路面が悪路でないと判定された場合(ステップ52のNO)、作動流体の温度上昇フラグがクリアされる(ステップ54)。
FIG. 7 shows a fail determination process flow of the
そして、作動流体の温度上昇フラグがカウントされ、規定時間内における温度上昇フラグのカウント数に基づき配管5、10内の作動流体の温度変化量が推定される(ステップ55)。なお、作動流体の温度変化量は、制御装置16の記憶領域に格納された図6のマップで表されるテーブルに基づき推定される。さらに、作動流体の推定温度変化量と車両情報により得られた外気温度データとが演算処理されて作動流体の温度が推定される(ステップ56)。次に、作動流体の温度の推定結果が演算処理されてシステム圧が推定される(ステップ57)。次に、推定システム圧から圧力センサ9、14により検出された実測システム圧が減算される(ステップ58)。
Then, the temperature rise flag of the working fluid is counted, and the temperature change amount of the working fluid in the
そして、推定システム圧と実測システム圧との差圧とステップ56において求められた作動流体の推定温度における閾値とが比較され(ステップ59)、当該差圧が閾値以下である場合(ステップ59のYES)、フェイルフラグがクリアされる、すなわち、各配管5、10に漏れがないと判定される(ステップ60)。なお、ステップ59において当該差圧が閾値よりも大きい場合(ステップ59のNO)、フェイルフラグがセットされる、すなわち、第1配管5または第2配管10に漏れがあると判定される(ステップ61)。ここで、ステップ55および56は流体温度推定手段であり、ステップ57は流体圧力推定手段である。そして、ステップ58から61は判定手段である。なお、ステップ59における閾値は、制御装置16の記憶領域に格納された図5にマップで表されるテーブルに基づき設定される。
Then, the differential pressure between the estimated system pressure and the actually measured system pressure is compared with the threshold value at the estimated temperature of the working fluid obtained in step 56 (step 59). When the differential pressure is equal to or less than the threshold value (YES in step 59) ), The fail flag is cleared, that is, it is determined that there is no leakage in each of the
第2実施形態によれば、第1実施形態と同一の効果を奏することができ、特に、ピッチが多く発生する悪路におけるフェイル検知精度を高めることができる。 According to the second embodiment, the same effect as that of the first embodiment can be obtained, and in particular, the fail detection accuracy on a rough road where a lot of pitches can be increased.
本発明の第3実施形態を図8に基づき説明する。なお、第1実施形態と同一あるいは相当する構成には同一の名称および符号を付与する。
第3実施形態のサスペンション装置は、前側の一方の車輪と前側スタビライザとの間に設けられる前方流体圧シリンダ21の上室と、後側の一方の車輪と後側スタビライザとの間に設けられる後方流体圧シリンダ22の上室との間の作動流体の流通を許容する第1配管5と、前方流体圧シリンダ21の下室と後方流体圧シリンダ22の下室との間の作動流体の流通を許容する第2配管10と、を有する。第1配管5は、減衰バルブ6、開閉弁7、リリーフ弁8および圧力センサ9(第1圧力測定手段)を有し、温度補償用アキュムレータ15に接続される。第2配管10は、減衰バルブ11、開閉弁12、リリーフ弁13および圧力センサ14(第2圧力測定手段)を有し、温度補償用アキュムレータ15に接続される。
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In addition, the same name and code | symbol are provided to the structure which is the same as that of 1st Embodiment, or corresponds.
In the suspension device of the third embodiment, the upper chamber of the front
当該サスペンション装置は、車高、前後方向加速度、横方向加速度、車速、ステアリング操舵角度、ステアリング操舵角速度、エンジン回転数、ブレーキON/OFF、スロットル開度、外気温度等の車両情報および圧力センサ9、14により検出された各配管5、10内の作動流体の圧力に基づき各開閉弁7、12を制御するマイクロコンピュータからなる制御装置16を有する。なお、車両情報のうち車高は、車高検出センサの検出結果から求められる。
The suspension device includes vehicle information such as vehicle height, longitudinal acceleration, lateral acceleration, vehicle speed, steering steering angle, steering steering angular velocity, engine speed, brake ON / OFF, throttle opening, outside air temperature, and
なお、第3実施形態のサスペンション装置においては、車両情報および圧力センサ9、14により検出された各配管5、10内の作動流体の圧力に基づき各開閉弁7、12を制御する制御装置16の制御フローは、図2ないし図4に示される上述した第1実施形態のサスペンション装置における制御装置16の制御フローと同一であるため、その詳細な説明を省略する。
In the suspension device of the third embodiment, the
第3実施形態によれば、第1実施形態と同一の効果を奏することができる。 According to the third embodiment, the same effect as that of the first embodiment can be obtained.
なお、第3実施形態は、上述した実施形態に限定されるのもではなく、例えば、次のように構成してもよい。
図7に示される上述した第2実施形態のサスペンション装置の制御装置16におけるフェイル判定処理フローを第3実施形態のサスペンション装置の制御装置16におけるフェイル判定処理フローにも適用することができる。これにより、ピッチが多く発生する悪路におけるフェイル検知精度を高めることができる。
Note that the third embodiment is not limited to the above-described embodiment, and may be configured as follows, for example.
The fail determination processing flow in the suspension
1−2 第1流体圧シリンダ、3−4 第2流体圧シリンダ、5 第1配管、9 圧力センサ(第1圧力測定手段)、10 第2配管、14 圧力センサ(第2圧力測定手段)、16 制御装置 1-2 1st fluid pressure cylinder, 3-4 2nd fluid pressure cylinder, 5 1st piping, 9 Pressure sensor (1st pressure measurement means), 10 2nd piping, 14 Pressure sensor (2nd pressure measurement means), 16 Control device
Claims (2)
車体と右側車輪との間に設けられる少なくとも1つの第2流体圧シリンダと、
前記第1流体圧シリンダの上室と前記第2流体圧シリンダの下室との間の作動流体の流通を許容する第1配管と、
前記第2流体圧シリンダの上室と前記第1流体圧シリンダの下室との間の前記作動流体の流通を許容する第2配管と、
前記第1配管内部の作動流体の圧力を測定する第1圧力測定手段と、
前記第2配管内部の作動流体の圧力を測定する第2圧力測定手段と、
を有するサスペンション装置において、
車両情報により得られた車高データから車高の相対速度を算出し、該相対速度を平均処理して平均化された車高の相対速度に基づき各配管内における前記作動流体の温度変化量を推定し、各推定結果と外気温とに基づき各配管内の前記作動流体の温度を推定する流体温度推定手段と、
前記流体温度推定手段の各推定結果に基づき各配管内の前記作動流体の圧力を推定する流体圧力推定手段と、
前記流体圧力推定手段の各推定結果と前記第1および第2圧力測定手段の各測定結果との差をそれぞれ算出し、各算出結果に基づき各配管の前記作動流体の漏れがあるか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とするサスペンション装置。 At least one first hydraulic cylinder provided between the vehicle body and the left wheel;
At least one second hydraulic cylinder provided between the vehicle body and the right wheel;
A first pipe that allows a working fluid to flow between the upper chamber of the first fluid pressure cylinder and the lower chamber of the second fluid pressure cylinder;
A second pipe that allows the working fluid to flow between the upper chamber of the second fluid pressure cylinder and the lower chamber of the first fluid pressure cylinder;
First pressure measuring means for measuring the pressure of the working fluid inside the first pipe;
Second pressure measuring means for measuring the pressure of the working fluid inside the second pipe;
In a suspension device having
The relative speed of the vehicle height is calculated from the vehicle height data obtained from the vehicle information, and the temperature change amount of the working fluid in each pipe is calculated based on the average relative speed of the vehicle height obtained by averaging the relative speeds. Fluid temperature estimation means for estimating and estimating the temperature of the working fluid in each pipe based on each estimation result and outside air temperature;
Fluid pressure estimating means for estimating the pressure of the working fluid in each pipe based on each estimation result of the fluid temperature estimating means;
A difference between each estimated result of the fluid pressure estimating means and each measured result of the first and second pressure measuring means is calculated, and whether there is leakage of the working fluid in each pipe based on each calculated result. Determination means for determining;
A suspension device comprising:
後側の一方の車輪と後側スタビライザとの間に設けられる後方流体圧シリンダと、
前記前方流体圧シリンダの上室と前記後方流体圧シリンダの下室との間の作動流体の流通を許容する第1配管と、
前記後方流体圧シリンダの上室と前記前方流体圧シリンダの下室との間の前記作動流体の流通を許容する第2配管と、
前記第1配管内部の作動流体の圧力を測定する第1圧力測定手段と、
前記第2配管内部の作動流体の圧力を測定する第2圧力測定手段と、
を有するサスペンション装置において、
車両情報により得られた車高データから車高の相対速度を算出し、該相対速度の算出結果が演算処理されて演算処理結果に基づき路面が悪路であるかを判定した結果に基づき、各配管内における前記作動流体の温度変化量を推定し、各推定結果と外気温とに基づき各配管内の前記作動流体の温度を推定する流体温度推定手段と、
前記流体温度推定手段の各推定結果に基づき各配管内の前記作動流体の圧力を推定する流体圧力推定手段と、
前記流体圧力推定手段の各推定結果と前記第1および第2圧力測定手段の各測定結果との差をそれぞれ算出し、各算出結果に基づき前記作動流体の漏れがあるか否かを判定する判定手段と、
を有することを特徴とするサスペンション装置。 A forward fluid pressure cylinder provided between the front wheel and the front stabilizer;
A rear fluid pressure cylinder provided between the one rear wheel and the rear stabilizer;
A first pipe that allows a working fluid to flow between the upper chamber of the front fluid pressure cylinder and the lower chamber of the rear fluid pressure cylinder;
A second pipe that allows the working fluid to flow between an upper chamber of the rear fluid pressure cylinder and a lower chamber of the front fluid pressure cylinder;
First pressure measuring means for measuring the pressure of the working fluid inside the first pipe;
Second pressure measuring means for measuring the pressure of the working fluid inside the second pipe;
In a suspension device having
From the vehicle height data obtained from the vehicle information, the relative speed of the vehicle height is calculated, the calculation result of the relative speed is calculated, and based on the result of determining whether the road surface is a bad road based on the calculation processing result, Fluid temperature estimation means for estimating a temperature change amount of the working fluid in the pipe and estimating the temperature of the working fluid in the pipe based on each estimation result and the outside air temperature;
Fluid pressure estimating means for estimating the pressure of the working fluid in each pipe based on each estimation result of the fluid temperature estimating means;
Judgment that calculates the difference between each estimation result of the fluid pressure estimation means and each measurement result of the first and second pressure measurement means, and determines whether or not there is leakage of the working fluid based on each calculation result Means,
A suspension device comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008254754A JP5182667B2 (en) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | Suspension device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008254754A JP5182667B2 (en) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | Suspension device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010083330A JP2010083330A (en) | 2010-04-15 |
JP5182667B2 true JP5182667B2 (en) | 2013-04-17 |
Family
ID=42247713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008254754A Expired - Fee Related JP5182667B2 (en) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | Suspension device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5182667B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8685565B2 (en) | 2001-04-27 | 2014-04-01 | 3M Innovative Properties Company | Cathode compositions for lithium-ion batteries |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57172808A (en) * | 1981-04-14 | 1982-10-23 | Toyota Motor Corp | Vehicle height regulator |
WO2004080735A1 (en) * | 2003-03-12 | 2004-09-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Suspension system for motor vehicle |
JP4317730B2 (en) * | 2003-10-23 | 2009-08-19 | 株式会社テイン | Liquid pressure vehicle height adjustment mechanism |
JP4506463B2 (en) * | 2004-12-28 | 2010-07-21 | トヨタ自動車株式会社 | Vehicle height adjustment device |
-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008254754A patent/JP5182667B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8685565B2 (en) | 2001-04-27 | 2014-04-01 | 3M Innovative Properties Company | Cathode compositions for lithium-ion batteries |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010083330A (en) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101735938B1 (en) | System and method for determining tire wear | |
JP5011866B2 (en) | Side slip angle estimation device, automobile, and side slip angle estimation method | |
JP5562355B2 (en) | Vehicle chassis control method and apparatus for carrying out the method | |
JP7403527B2 (en) | How to recognize degraded performance in vehicle suspension system | |
US20030149515A1 (en) | System and method for monitoring the vehicle dynamics of a motor vehicle | |
KR20080093999A (en) | Vacuum brake booster and method for the operation thereof | |
US8639415B2 (en) | Method for correction of dynamic output signals of inertial sensors having mounting offsets | |
JP2008030736A (en) | Electronic control suspension system, and its vehicle height control method | |
KR101637887B1 (en) | Determination of a maximum steering angle for a vehicle | |
JP2010083329A (en) | Suspension control device | |
SE534666C2 (en) | System and method for monitoring oil level in a damping unit in a vehicle | |
KR101655376B1 (en) | Apparatus for estimating vehicle mass using tire air pressure and method thereof | |
JP2004515402A (en) | Device for detecting the risk of aquaplaning occurring during the driving mode of a vehicle | |
KR102468387B1 (en) | Prediction method and prediction system of driving condition for vehicle | |
JP4903269B2 (en) | Method and apparatus for determining signal deviation of a pitch rate sensor | |
JP5150577B2 (en) | Brake control device | |
JP5182667B2 (en) | Suspension device | |
US20090204318A1 (en) | Method for checking the plausibility of an ascertained vehicle mass | |
TW201808693A (en) | Controller for braking force generated by brake system of motorcycle, and control method of the same | |
JP2003312512A (en) | Self-aligning torque estimating device and transverse grip degree estimating device | |
JP2008222012A (en) | Sprung speed estimating device | |
JP4686291B2 (en) | Lateral acceleration calculation method and lateral acceleration calculation apparatus | |
US9421839B2 (en) | High accuracy load detection for air suspension systems | |
KR20180014599A (en) | Damper speed estimation method for the electronically controlled suspension system | |
EP2371586A1 (en) | Method for controlling the fluidic actuation of a brake or suspension system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120808 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121009 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121205 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5182667 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |