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JP5172262B2 - レポート作成支援システム及びレポート作成支援方法 - Google Patents

レポート作成支援システム及びレポート作成支援方法 Download PDF

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JP5172262B2 JP2007250766A JP2007250766A JP5172262B2 JP 5172262 B2 JP5172262 B2 JP 5172262B2 JP 2007250766 A JP2007250766 A JP 2007250766A JP 2007250766 A JP2007250766 A JP 2007250766A JP 5172262 B2 JP5172262 B2 JP 5172262B2
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Description

本発明は、ほぼ同じ条件の検査が複数回実施された際に、複数の過去レポートを基に、現在レポートの作成を支援するレポート作成支援システム、及びレポート作成支援方法に関する。
病院などの医療施設において、CR(Computed Radiography)装置、CT(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴映像)装置、PET(Positron Emission Tomography:ポジトロン断層撮影)装置、超音波診断装置などといった様々な医療検査装置(モダリティ)が普及している。モダリティによって撮影された医用画像は、医師が患者を診断する際などに用いられ、患者の症状を確定する上で大きな役割を担っている。
一般に、各診療科に在籍する医師は、医用画像を基に診断を行う際、その医用画像の読影を放射線科などの検査部門に依頼する。検査部門に在籍する医師は、依頼された医用画像の読影を行い、その結果をレポート(以下、読影レポートと称す)にまとめて依頼元の医師に報告する。各診療科の医師は、この読影レポートを基に患者に対する最終的な診断を行い、診断を確定する。
近年、医療分野では、業務の効率化を図るため、医用画像やカルテなどの電子化が進められている。こうした情勢の下、上述のような読影業務をオンラインで行えるようにしたシステムも、例えば、特許文献1や2などによって知られている。
ところで、病院などの医療施設では、病状の経過を観察するため、3ヶ月、6ヶ月、あるいは1年などの期間を空け、患者に対して検査を実施している。こうした経過観察の検査に関する読影レポートを作成する場合には、過去の検査で読み取られた患部の症状の変化などが所見として記入される。このため、過去の検査で作成された読影レポートを利用することによって、現在の検査の読影レポートの作成を支援するシステムが、従来より種々考案されている。
例えば、特許文献1では、記入される所見を所定の分類項目毎に分けて読影レポートを作成し、経過観察の検査に関する複数の過去のレポートを表示する際に、分類項目毎に所見を表示できるようにすることにより、医師の所望する情報を容易に抽出できるようにしている。また、特許文献2では、経過観察の検査に関する複数の過去のレポートを表示する際に、1回前の検査のレポートとの所見の変更箇所を並べて表示することにより、所見の変化、すなわち病状の変化を容易に把握できるようにしている。このように、各特許文献1、2では、過去のレポートを参照しやすくし、読影を行う医師に経過観察の経緯を的確、かつ迅速に把握させることによって、現在の検査の読影レポートを効率よく作成できるようにしている。
特開2002−092159号公報 特開2007−122679号公報
ところで、経過観察の各検査で読み取られる患部は、1つであるとは限らない。例えば、患者が癌である場合などには、原発巣と転移巣などのように複数の患部が読み取られることも少なくない。この際、特許文献1では、各患部を分類項目に設定することで、患部毎の所見を表示することができるものの、患部毎に逐一表示を切り替えなければならないため、各患部の経時的な変化が分かり難いという問題がある。
また、特許文献2では、所見の経時的な変化を容易に把握できるものの、単純に所見の変更箇所を抽出しているだけであるので、患部が複数ある場合には、どの患部に対する変更箇所であるかが分からないという問題がある。このため、経過観察の各検査によって複数の患部が読み取られた際にも、各患部の経時的な変化を容易に認識できるようにしたいという要望が強い。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、経過観察の各検査によって複数の患部が読み取られた際にも、各患部の経時的な変化を容易に認識できるようにすることにより、現在の検査の読影レポートの作成を支援することを目的とする。
上記課題を達成するため、同一の被検体に対して所定の期間を空けてほぼ同じ条件の検査が複数回実施された際に、過去の検査のそれぞれに対して作成された複数の過去レポートを基に、現在の検査に対する現在レポートの作成を支援する本発明のレポート作成支援システムは、前記各過去レポートに記入された検査結果に関するコメントの同じ項目同士を関連付けた関連付け情報を作成する関連付け情報作成手段と、前記関連付け情報を基に、前記検査結果の経時的な変化を前記項目毎にまとめた一覧表を作成する一覧表作成手段とを備えたことを特徴とする。
なお、前回の検査の前記過去レポートに記入された前記コメントをコピーすることにより、前記現在レポートを作成するためのテンプレートを作成するテンプレート作成手段を設けると、さらに好適である。
また、前記各レポートに、前記コメントを記入するための記入欄が前記項目毎に設け、前記テンプレート作成手段は、前記各記入欄ごと前記コメントをコピーして前記テンプレートを作成し、前記関連付け情報作成手段は、前記各記入欄を識別することによって、前回の検査の前記過去レポートに記入された前記コメントと前記現在レポートに記入された前記コメントとの同じ項目同士を関連付けることが好ましい。
さらに、前記一覧表作成手段は、前記各レポートのそれぞれに前記各項目に対する前記コメントが記入されているか否かを判定し、前記コメントが記入されていることを示すマークを対応する欄に入力することによって前記一覧表を作成することが好ましい。
なお、前記一覧表作成手段は、前記各レポートのそれぞれの前記コメントに数値情報が含まれている場合、その数値情報を抽出して対応する欄に入力することが好ましい。
また、前記テンプレート作成手段は、特定の項目の前記記入欄を強調表示する機能を有していることが好ましい。
さらに、前記テンプレート作成手段は、特定の項目の前記記入欄に対して注意を促すための忠告文を表示する機能を有していることが好ましい。
なお、前記各検査は、医用画像を撮影して読影を行う画像診断の検査であり、前記各項目には、前記医用画像から読み取られた特徴点が含まれることが好ましい。
また、同一の被検体に対して所定の期間を空けてほぼ同じ条件の検査が複数回実施された際に、過去の検査のそれぞれに対して作成された複数の過去レポートを基に、現在の検査に対する現在レポートの作成を支援する本発明のレポート作成支援方法は、前記各過去レポートに記入された検査結果に関するコメントの同じ項目同士を関連付けた関連付け情報を作成するステップと、前記関連付け情報を基に、前記検査結果の経時的な変化を前記項目毎にまとめた一覧表を作成するステップとを有することを特徴とする。
本発明では、各過去レポートに記入された検査結果に関するコメントの同じ項目同士を関連付けた関連付け情報を作成し、この関連付け情報を基に、検査結果の経時的な変化を項目毎にまとめた一覧表を作成するようにした。これにより、経過観察の各検査によって読み取られた複数の患部を項目として一覧表を作成することで、各患部の経時的な変化を容易に認識することができる。
図1は、病院などの医療施設に構築される医用ネットワークシステム(レポート作成支援システム)2の構成を概略的に示す説明図である。医用ネットワークシステム2は、外科や内科などの各診療科4に設置された複数台の診療科端末10と、放射線科などの検査部門6に設置された読影レポート作成端末12と、各診療科端末10と読影レポート作成端末12とを相互に接続するLAN(Local Area Network)14とで構成されている。また、LAN14には、検査部門6に設置されたモダリティ16、医療施設内の種々の情報を管理する情報管理サーバ18、モダリティ16が取得した医用画像22を保管する画像サーバ20、及び医用画像22を読影した際の所見などが記入された読影レポート26を保管するレポートサーバ24が接続されている。
各診療科4に在籍する医師は、患者の診断を行う際、必要に応じて検査部門6に検査を依頼する。検査部門6では、各診療科4からの依頼に応じて患者の医用画像22を取得するとともに、その医用画像22の読影を行う。検査部門6に在籍する医師(以下、読影医と称す)は、医用画像22の読影を行うと、その結果を読影レポート26にまとめて依頼元の医師(以下、依頼医と称す)に報告する。そして、依頼医は、検査部門6からの読影レポート26を基に最終的な診断を行い、診断を確定する。医用ネットワークシステム2は、各診療科端末10と読影レポート作成端末12とをLAN14を介して接続し、検査依頼と読影結果の報告とをオンラインで行えるようにすることで、当該医療施設における業務の効率化を図る。なお、モダリティ16には、例えば、CR装置、CT装置、MRI装置などといった周知の医用検査装置が用いられる。また、読影レポート作成端末12、モダリティ16、情報管理サーバ18、画像サーバ20、レポートサーバ24などは、LAN14に複数台接続されていてもよい。
情報管理サーバ18は、例えば、HIS(Hospital Information System:病院情報システム)サーバや、RIS(Radiology Information System:放射線科情報システム)サーバである。情報管理サーバ18は、患者情報、診療情報、検査情報、会計情報などといった各種の情報を患者毎に管理する。なお、患者情報は、各患者の個人情報を表すものであり、例えば、患者氏名、患者ID、現住所、生年月日、年齢、性別、家族構成、及び既往歴やアレルギーの有無などが含まれる。
診療情報は、患者に対しての診療の情報であり、例えば、診療日付、診療科、傷病名、診断結果、治療期間、投薬の種類及び量、処方薬局名などが含まれる。なお、治療期間とは、同一傷病に関して医療施設に通院した期間である。検査情報は、診断に際して撮影された医用画像などの情報であり、例えば、検査日付、検査機器、検査方法、検査部位などが含まれる。なお、検査方法とは、正面及び側面などの撮影に対する患者の向きや、造影剤の有無などである。また、検査部位とは、検査の対象となっている頭部、頸部、胸部、腹部、骨盤部、脚部、及びこれらの一部が重複した頭頸部や胸腹部などである。さらに、会計情報には、例えば、診察費用、投薬費用、検査費用、及び保険適用の有無を表す情報などが含まれる。
画像サーバ20は、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication System for medical application)サーバである。この画像サーバ20には、モダリティ16からの医用画像22の他に、例えば、ネットワークやメディアなどを介して他の医療施設から送られてきた医用画像22などが保管される。画像サーバ20に保管された各医用画像22は、必要に応じて各診療科端末10や読影レポート作成端末12に読み出され、医師による読影や患者への説明などに用いられる。なお、医用画像22には、モダリティ16で撮影された検査画像の他に、例えば、イラストレーションによって描かれた解剖図などが含まれる。
レポートサーバ24は、読影レポート作成端末12によって電子データとして作成された読影レポート26を保管し、各診療科端末10からの要求に応じて保管した読影レポート26を要求元の診療科端末10に転送する。
図2は、診療科端末10の構成を概略的に示すブロック図である。診療科端末10は、周知のパーソナルコンピュータやワークステーションなどであり、診療科端末10の各部を統括的に制御するCPU30と、医用ネットワークシステム2に係る各種のプログラムなどを記憶するHDD31と、医用画像22や読影レポート26などを表示するためのモニタ32と、周知の入力デバイスであるマウス33及びキーボード34と、診療科端末10をLAN14に接続するための通信インタフェース(I/F)35とを備えている。また、これらの各部は、バス36によって互いに接続される。CPU30は、HDD31に記憶された各種のプログラムを読み出し、読み出したプログラムを逐次処理することによって、診療科端末10を制御する。
図3は、読影レポート作成端末12の構成を概略的に示すブロック図である。読影レポート作成端末12は、周知のパーソナルコンピュータやワークステーションなどであり、読影レポート作成端末12の各部を統括的に制御するCPU(関連付け情報作成手段)40と、医用ネットワークシステム2に係る各種のプログラムなどを記憶するHDD41と、種々の操作画面などを表示するためのメインモニタ42と、医用画像22を表示するための画像表示用モニタ43と、周知の入力デバイスであるマウス44及びキーボード45と、読影レポート26を作成するためのテンプレート50(図4参照)を作成するテンプレート作成部(テンプレート作成手段)46と、読影レポート作成端末12をLAN14に接続するための通信I/F47とを備えている。また、これらの各部は、バス48を介して互いに接続されている。CPU40は、HDD41に記憶された各種のプログラムを読み出し、読み出したプログラムを逐次処理することによって、読影レポート作成端末12を制御する。
読影レポート作成端末12は、2台のモニタ42、43を有する、いわゆるデュアルモニタ構成になっている。画像表示用モニタ43には、医用画像22を鮮明に表示できるように高精細なモニタが用いられる。読影医は、画像表示用モニタ43に医用画像22を表示して読影を行うとともに、メインモニタ42に表示された画面を介して読影レポート26の作成を行う。このように、2台のモニタ42、43を設け、医用画像22の読影と読影レポート26の作成とを、それぞれ別々の画面で行えるようにすることにより、検査部門6における読影業務の効率化を図ることができる。なお、読影レポート作成端末12に設けられるモニタの数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
テンプレート作成部46は、内部に記録したレイアウトデータ49を基に、図4に示すテンプレート50を作成する。テンプレート作成部46は、読影医から所定の検査依頼の読影開始が指示されたことに応じてテンプレート50を作成し、メインモニタ42に表示する。テンプレート50には、各種の情報を表示するための情報表示領域51と、所見を入力するための所見入力領域52とが設けられている。情報表示領域51には、患者情報を表示する患者情報表示ボックス53と検査情報を表示する検査情報表示ボックス54とが設けられている。また、所見入力領域52には、所見追加ボタン55、完了ボタン56、一覧表表示ボタン57が設けられている。
レイアウトデータ49は、これら各領域51、52、各表示ボックス53、54、及び各ボタン55、56、57のレイアウトを規定するものである。テンプレート作成部46は、レイアウトデータ49に各種の情報を追加することにより、テンプレート50を作成する。例えば、テンプレート作成部46は、レイアウトデータ49で規定された各表示ボックス53、54に、読影医が選択した検査依頼の検査に関する患者情報、検査情報を入力してテンプレート50を作成する。このように、患者情報や検査情報を入力することで、読影医が患者名や撮影項目などを入力する手間を省くことができる。
所見入力領域52は、第1テキストボックス60、第2テキストボックス61、第3テキストボックス62などのように複数のテキストボックス60、61、62が表示可能に構成されている。各テキストボックス60、61、62は、マウス44を操作し、所見追加ボタン55をクリックすることによって所見入力領域52に作成される。読影医は、テンプレート50をメインモニタ42に表示させた後、例えば、患部A、患部B、患部Cなどのように、医用画像22から読み取られた患部毎に各テキストボックス60、61、62を作成する。そして、キーボード45を介して各テキストボックス60、61、62に所見を記入することにより、読影レポート26を作成する。なお、図4では、3つのテキストボックス60、61、62を示しているが、テキストボックスの数は、1つ又は2つ、あるいは4つ以上でもよく、読み取られた患部の数などに応じて適宜作成される。
完了ボタン56は、読影レポート26の作成終了を指示するためのものである。読影医は、各テキストボックス60、61、62に所見を記入して読影レポート26を完成させた後、完了ボタン56をクリックして作成を終了する。CPU40は、完了ボタン56がクリックされたことに応じて、作成された読影レポート26をレポートサーバ24に送信し、レポートサーバ24に保管する。また、詳細は後述するが、一覧表表示ボタン57は、一覧表100(図10参照)の表示を指示するためのものである。読影医は、読影レポート26を作成するにあたって、必要に応じて一覧表表示ボタン57をクリックし、メインモニタ42に一覧表100を表示する。
図5は、テンプレート50を介して作成される読影レポート26の構成を概略的に示す説明図である。読影レポート26には、例えば、患者情報表示ボックス53に表示される患者情報70、検査情報表示ボックス54に表示される検査情報71、第1テキストボックス60の構成を表す第1テキストボックス情報72、第2テキストボックス61の構成を表す第2テキストボックス情報73、及び第3テキストボックス62の構成を表す第3テキストボックス情報74などが記録されている。第1テキストボックス情報72は、例えば、第1テキストボックス60を識別するための第1識別情報72aと、第1テキストボックス60に記入された所見の文字列を表す第1所見情報72bとで構成されている。なお、図5では省略しているが、他のテキストボックス情報73、74なども第1テキストボックス情報72と同様に構成される。また、読影レポート26に記録される情報は、上記に限るものではない。
ところで、病院などの医療施設では、病状の経過を観察するため、3ヶ月、6ヶ月、あるいは1年などの期間を空け、患者に対して検査を実施している。検査部門6では、再検査を行う場合、前回の検査で撮影された医用画像22との比較が行えるように、前回の検査とほぼ同じ条件で撮影を行い、所望の患部に対する位置や表示状態が前回の医用画像22と同じ状態の医用画像22を取得する。
テンプレート作成部46は、所定の検査依頼に対するテンプレート50の作成が指示されると、情報管理サーバ18にアクセスする。そして、その検査依頼に含まれる患者情報70や検査情報71を基に情報管理サーバ18を検索し、当該患者に対して同じ条件の検査が行われているか否かを確認することによって、その検査依頼が初回検査によるものであるか、再検査によるものであるかを判定する。
テンプレート作成部46は、検査依頼が初回検査によるものであると判定した場合、その検査依頼に含まれる患者情報70と検査情報71とをレイアウトデータ49に入力することにより、テンプレート50を作成する。これにより、各表示ボックス53、54に患者情報70、検査情報71が表示され、所見入力領域52が空欄の状態のテンプレート50がメインモニタ42に表示される。読影医は、初回検査による医用画像22の読影が依頼された場合、前述のように、各テキストボックス60、61、62の作成、及びこれらに対する所見の記入を行って、読影レポート26を作成する。
一方、テンプレート作成部46は、検査依頼が再検査によるものであると判定した場合、レポートサーバ24にアクセスし、その検査依頼の前回の検査で作成された読影レポート26(以下、前回レポート80と称す)をレポートサーバ24から読み出す。テンプレート作成部46は、前回レポート80を読み出すと、検査依頼に含まれる患者情報70と検査情報71とをレイアウトデータ49に入力するとともに、図6に示すように、前回レポート80に含まれる各テキストボックス情報72、73、74をレイアウトデータ49にコピーすることにより、テンプレート50を作成する。
これにより、各表示ボックス53、54に患者情報70、検査情報71が表示され、かつ所見入力領域52に前回レポート80で作成された各テキストボックス60、61、62が設けられた状態のテンプレート50がメインモニタ42に表示される。従って、この場合には、前回レポート80で各テキストボックス60、61、62に記入された所見を書き換えるだけで、簡便に読影レポート26の作成を行うことができる。
また、現在の医用画像22の読影によって新たな患部が読み取られることも考えられる。このような場合、読影医は、所見追加ボタン55をクリックしてテキストボックスを追加し、新たな患部に対する所見を記入する。さらに、手術によって患部を切除した場合や、薬剤の投与によって患部が治癒した場合などには、患部が読み取られなくなってしまうことも考えられる。このような場合、読影医は、前回レポート80で各テキストボックス60、61、62に記入された所見を消去する。なお、所見を消去した場合には、そのテキストボックス情報から所見情報が削除され、識別情報だけが含まれる状態でテキストボックス情報が読影レポート26に記録される。
例えば、初回検査の読影で患部Aと患部Bとが読み取られた場合には、図7に示すように、第1テキストボックス60と第2テキストボックス61とが作成され、それぞれに患部Aに対する所見と患部Bに対する所見とが記入されて読影レポート26が作成される。この読影レポート26を前回レポート80として1回目の経過観察の検査に対する読影レポート26が作成される場合には、前述のように、各テキストボックス情報72、73がコピーされ、第1テキストボックス60と第2テキストボックス61とが設けられたテンプレート50が作成される。1回目の経過観察の検査で患部Aと患部Cとが読み取られた場合には、第1テキストボックス60に記入された所見が書き換えられ、第2テキストボックス61に記入された所見が消去されるとともに、第3テキストボックス62が追加され、患部Cに対する所見が記入される。
そして、この1回目の経過観察で作成された読影レポート26を前回レポート80として2回目の経過観察の検査に対する読影レポート26が作成される場合には、各テキストボックス60、61、62が設けられたテンプレート50が作成される。この際、1回目の経過観察で所見が消去された第2テキストボックス61は、ボックスの枠のみが作成される。読影医は、後の経過観察において患部Bの再発を確認した際に、第2テキストボックス61に再び患部Bに対する所見を記入する。経過観察の検査では、このように読影レポート26の作成が行われる。なお、これ以降では、前回レポート80よりも前の経過観察の検査で作成された読影レポート26を過去レポート82と称す。
読影レポート作成端末12のCPU40は、テンプレート作成部46が前回レポート80に含まれる各テキストボックス情報72、73、74をレイアウトデータ49にコピーしてテンプレート50を作成した際に、前回レポート80の各テキストボックス情報72、73、74と、テンプレート50を介して新たに作成される現在の読影レポート26の各テキストボックス情報72、73、74とを関連付ける関連付け情報84を作成する。
関連付け情報84は、例えば、図8に示すように、前回レポート80の第1テキストボックス情報72に含まれる第1識別情報72aと、これをコピーして作成された現在の読影レポート26の第1テキストボックス情報72に含まれる第1識別情報72aとを同じ行に並べ、これを各テキストボックス情報72、73、74毎に作成した表形式のデータとして作成される。
このように、関連付け情報84を作成することにより、経過観察の検査が行われた際に、各回の同一の患部に対する所見を関連付けることができる。関連付け情報84は、例えば、読影レポート26の識別IDなどがメタデータとして記録されることにより、現在の読影レポート26と対応付けられる。また、作成された関連付け情報84は、読影レポート26とともに、レポートサーバ24に保管される。
図9は、レポートサーバ24の構成を概略的に示すブロック図である。レポートサーバ24は、レポートサーバ24の各部を統括的に制御するCPU90と、医用ネットワークシステム2に係る各種のプログラムなどを記憶するストレージユニット91と、一覧表100を作成する一覧表作成部(一覧表作成手段)92と、レポートサーバ24をLAN14に接続するための通信I/F93とを備えている。また、これらの各部は、バス94を介して互いに接続されている。CPU90は、ストレージユニット91に記憶された各種のプログラムを読み出し、読み出したプログラムを逐次処理することによって、レポートサーバ24を制御する。
ストレージユニット91には、読影レポート作成端末12で作成された各読影レポート26を保管するレポートデータベース(DB)95と、読影レポート作成端末12で作成された関連付け情報84を保管する関連付け情報DB96とが構築されている。ストレージユニット91は、例えば、複数のHDDを連装したディスクアレイである。なお、本例では、各種のプログラムや読影レポート26などを同じストレージユニット91に保管するようにしているが、これに限ることなく、例えば、それぞれを個別のストレージユニットに保管するようにしてもよい。
一覧表作成部92は、レポートDB95に保管された各読影レポート26、及び関連付け情報DB96に保管された各関連付け情報84を基に、図10に示す一覧表100を作成する。一覧表100は、経過観察における各患部の経時的な症状の変化を示すものであり、図10では、経過観察の各検査の検査実施日が各列に入力され、経過観察の各検査で読み取られた各患部が各行に入力されて構成されている。
一覧表100の作成は、読影レポート作成端末12のメインモニタ42に表示されるテンプレート50の一覧表表示ボタン57をクリックすることによって指示される。読影レポート作成端末12のCPU40は、一覧表表示ボタン57がクリックされたことに応じて、当該検査依頼の患者情報70や検査情報71などからなる一覧表作成要求をレポートサーバ24に送信する。レポートサーバ24のCPU90は、一覧表作成要求を受信すると、その一覧表作成要求を一覧表作成部92に入力し、一覧表100の作成を指示する。
一覧表作成部92は、一覧表100の作成が指示されると、情報管理サーバ18にアクセスし、一覧表作成要求に含まれる患者情報70や検査情報71を基に、当該検査依頼の経過観察に係わる各検査を確認する。各検査を確認した一覧表作成部92は、当該検査依頼の前回レポート80、及び過去レポート82をレポートDB95から読み出すとともに、各レポート80、82のそれぞれに対応する各関連付け情報84を関連付け情報DB96から読み出す。なお、経過観察の検査が2回以上行われている場合には、各検査に応じた複数の過去レポート82がレポートDB95から読み出される。また、当該検査依頼が初回検査である場合には、一覧表表示ボタン57をクリックできないようにしてもよいし、一覧表表示ボタン57がクリックされた後、警告を行うようにしてもよい。
一覧表作成部92は、各レポート80、82、及び各関連付け情報84を読み出すと、先ず、前回レポート80に含まれる各テキストボックス情報を参照し、経過観察の各検査によって読み取られた各患部を確認する。そして、一覧表作成部92は、確認した各患部と、各レポート80、82に含まれる検査実施日の情報とを基に、図11(a)に示すように、一覧表100のレイアウトを決定する。
一覧表作成部92は、一覧表100のレイアウトを決定すると、前回レポート80の各テキストボックス情報に含まれる所見情報を参照し、各患部に対する所見が記入されているか否かを判定する。一覧表作成部92は、所見が記入されている場合、対応する欄に所見が記入されていることを示すマークを入力する。一方、一覧表作成部92は、所見が記入されていない場合、対応する欄を空欄のままにする。また、一覧表作成部92は、所見に数値情報が含まれている場合(図4の第1テキストボックス60参照)、この数値情報を抽出し、抽出した数値情報を対応する欄に入力する。一覧表作成部92は、こうして、図11(b)に示すように、前回レポート80に対応する欄を完成させる。
前回レポート80に対応する欄を完成させた一覧表作成部92は、次に、1回前の検査の過去レポート82の各テキストボックス情報に含まれる所見情報を参照し、各患部に対する所見が記入されているか否かを判定する。そして、判定を行った一覧表作成部92は、関連付け情報84を基に、1回前の過去レポート82に記入された各患部が、前回レポート80に記入された各患部のどれに関連しているかを確認し、前述のように対応する欄にマークを入力する。一覧表作成部92は、こうして、図11(c)に示すように、1回前の検査の過去レポート82に対応する欄を完成させる。一覧表作成部92は、各回の検査の過去レポート82に対してこれを繰り返すことにより、図10に示すように一覧表100を完成させる。
一覧表作成部92は、一覧表100を完成させると、その一覧表100を読影レポート作成端末12に転送する。読影レポート作成端末12のCPU40は、一覧表100を受信すると、その一覧表100をテンプレート50とともにメインモニタ42に表示する。このように、一覧表100を表示すると、経過観察における各患部の経時的な症状の変化を読影医に一目で把握させることができる。
次に、図12に示すフローチャートを参照しながら、上記構成による医用ネットワークシステム2の作用について説明する。検査部門6に在籍する読影医は、読影レポート作成端末12を介して医用画像22の読影、及び読影レポート26の作成を行う。読影医は、読影レポート作成端末12のメインモニタ42に表示される選択画面(図示は省略)から特定の検査依頼を選択することにより、読影を開始する。
特定の検査依頼を選択して読影を開始すると、読影レポート作成端末12のCPU40が、テンプレート作成部46にテンプレート50の作成を指示する。テンプレート50の作成が指示されたテンプレート作成部46は、先ず、その検査依頼が初回検査によるものであるか、経過観察の再検査によるものであるかを判定する。
テンプレート作成部46は、検査依頼が初回検査によるものであると判定した場合、その検査依頼に含まれる患者情報70と検査情報71とをレイアウトデータ49に入力することにより、テンプレート50を作成する。テンプレート50を作成したテンプレート作成部46は、そのテンプレート50をメインモニタ42に表示する。読影医は、各テキストボックス60、61、62などの作成、及びこれらに対する所見の記入を行って、読影レポート26を作成する。
一方、テンプレート作成部46は、検査依頼が再検査によるものであると判定した場合、レポートサーバ24にアクセスし、その検査依頼の前回レポート80をレポートサーバ24から読み出す。テンプレート作成部46は、前回レポート80を読み出すと、検査依頼に含まれる患者情報70と検査情報71とをレイアウトデータ49に入力するとともに、前回レポート80に含まれる各テキストボックス情報72、73、74などをレイアウトデータ49にコピーすることにより、テンプレート50を作成する。テンプレート50を作成したテンプレート作成部46は、そのテンプレート50をメインモニタ42に表示する。
また、テンプレート作成部46が前回レポート80に含まれる各テキストボックス情報72、73、74などをレイアウトデータ49にコピーしてテンプレート50を作成すると、前回レポート80と現在の読影レポート26との各テキストボックス情報72、73、74などを関連付ける関連付け情報84がCPU40によって作成される。
読影医は、前回レポート80で各テキストボックス60、61、62に記入された所見の書き換えや消去、及び新たな所見の記入などを行って、読影レポート26を作成する。また、読影医は、読影レポート26を作成する際、必要に応じて一覧表表示ボタン57をクリックする。一覧表表示ボタン57をクリックすると、レポートサーバ24に一覧表100の作成が要求される。レポートサーバ24は、一覧表100の作成が要求されると、前述のように一覧表100を作成し、読影レポート作成端末12に転送する。読影レポート作成端末12のCPU40は、一覧表100を受信すると、その一覧表100をテンプレート50とともにメインモニタ42に表示する。
所見の記入などを行って読影レポート26を完成させた読影医は、完了ボタン56をクリックし、読影レポート26の作成を終了する。読影レポート26の作成を終了すると、作成された読影レポート26、及び関連付け情報84がレポートサーバ24に送信される。レポートサーバ24は、読影レポート26、及び関連付け情報84を受信すると、それぞれを各DB95、96に保管する。
上述のように、一覧表100を表示することで、経過観察における各患部の経時的な症状の変化を読影医に一目で把握させることができる。具体的には、図10の一覧表を参照することによって、患部Dが前回の検査で再発していることや、患部Eが前回の検査で初めて発症したことなどを、読影医に一目で認識させることができる。また、患部Cのように過去に発症していた病変も一目で認識させることもできる。さらには、患部Aのように、一覧表100に数値情報を入力するようにすれば、経過観察における腫瘍や動脈瘤などの大きさの変化を一目で認識させることもできる。
このように、各患部の経時的な症状の変化を読影医に即座に認識させることによって、現在の検査に対する読影レポート26の作成の効率化を図り、レポート作成を支援することができる。また、過去に発症した患部などを認識させることによって読影する観点の見落としを防ぐこともできる。
なお、上記実施形態では、一覧表100を参照することで、現在の検査に対する読影を行うに当たっての注目すべき観点を認識することができるが、読影レポート26を作成するためのテンプレート50を参照しただけで注目すべき観点を認識できるようにした方が、より好ましい。
このため、関連付け情報84に基づいて、図13に示すように、注目すべき患部のテキストボックスを強調表示したり、注目すべき患部のテキストボックスに対して注意を促すための忠告文102を表示したりするようにしてもよい。なお、図13では、前回の検査で初めて発症した患部Eのテキストボックスを強調表示しているが、強調表示を行うテキストボックスは、これに限るものではない。また、強調表示の方法は、図13に示すように、表示色を変えるものでもよいし、マークを表示するものなどでもよい。
また、忠告文102は、例えば、「2005年6月11日以降、10回目の所見です。」、「2005年9月15日以降、5回目の所見です。2007年3月12日に再発しました。」、「前回2007年6月8日に発症しました。」などのように、関連付け情報84から読み取れる再発などの各患部の状況を基に所定のフォーマット(定型文)を選択し、このフォーマットに検査実施日や回数の情報などを入力することによって構成すればよい。
なお、上記実施形態では、各テキストボックス情報72、73、74をレイアウトデータ49にコピーしてテンプレート50を作成した際に、関連付け情報84を作成し、各検査の同一の患部に対する所見を関連付けるようにしたが、これに限ることなく、例えば、読影レポート26に記入された自然文を解析することによって、同一の患部に対する所見を関連付けるようにしてもよい。また、自然文を解析して関連付けを行う際には、例えば、CT装置による検査とMRI装置による検査などのように、異なる種類の検査から読み取られた同一の患部に対する所見を関連付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、読影レポート26に記入するコメントとして画像から確認できる状況を示す所見を示したが、コメントは、これに限ることなく、例えば、所見から導かれる病状や印象などを示す診断結果や、今後の対応案などであってもよい。さらに、上記実施形態では、医用画像22から読み取られる特徴点として、患部を示したが、特徴点は、これに限ることなく、例えば、患部であるとは断定できない異常陰影などであってもよい。
また、上記実施形態では、読影レポート作成端末12で読影レポート26を作成する際に、一覧表100を表示する例を示したが、これに限ることなく、例えば、診療科端末10で依頼医が読影レポート26を参照する際に、一覧表100を表示するようにしてもよい。なお、この際には、現在の検査で読み取られた各患部の情報も一覧表100に含めることが好ましい。また、上記実施形態では、レポートサーバ24で一覧表100を作成するようにしたが、これに限ることなく、例えば、読影レポート作成端末12で一覧表100を作成するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、患者を被検体とする医用ネットワークシステム2に本発明を適用した例を示したが、本発明は、これに限ることなく、例えば、動物などを被検体として検査するシステムや、物品を被検体として非破壊検査を行うシステムなどに適用してもよい。また、上記実施形態では、1つの医療施設内で用いられるシステムに本発明を適用した例を示したが、本発明は、これに限ることなく、例えば、複数の医療施設をネットワークを介して接続することにより構築されるシステムに本発明を適用してもよい。また、上記実施形態では、医用画像22を撮影して読影を行う画像診断の検査を行って、読影レポート26を作成する例を示したが、本発明は、これに限ることなく、例えば、血液や尿などの生化学検査を行って、これらの検査結果を示すレポートを作成する際に適用してもよい。さらに、本発明は、プログラムの態様で構成されるものであってもよい。
医用ネットワークシステムの構成を概略的に示す説明図である。 診療科端末の構成を概略的に示すブロック図である。 読影レポート作成端末の構成を概略的に示すブロック図である。 テンプレートの一例を示す説明図である。 読影レポートの構成を概略的に示す説明図である。 テキストボックス情報をコピーしてテンプレートを作成する例を示す説明図である。 経過観察における読影レポートの作成手順の一例を示す説明図である。 関連付け情報の構成を概略的に示す説明図である。 レポートサーバの構成を概略的に示すブロック図である。 一覧表の一例を示す説明図である。 一覧表の作成手順の一例を示す説明図である。 読影レポートの作成手順を概略的に示すフローチャートである。 強調表示及び忠告文の表示を行ったテンプレートを示す説明図である。
符号の説明
2 医用ネットワークシステム(レポート作成支援システム)
12 読影レポート作成端末
22 医用画像
26 読影レポート
40 CPU(関連付け情報作成手段)
46 テンプレート作成部(テンプレート作成手段)
50 テンプレート
60 第1テキストボックス(記入欄)
61 第2テキストボックス(記入欄)
62 第3テキストボックス(記入欄)
80 前回レポート
82 過去レポート
84 関連付け情報
92 一覧表作成部(一覧表作成手段)
100 一覧表
102 忠告文

Claims (7)

  1. 医用画像を撮影して読影を行う画像診断の検査であり、同一の被検体に対して所定の期間を空けてほぼ同じ条件の検査が複数回実施された際に、過去の検査のそれぞれに対して作成された複数の過去レポートを基に、現在の検査に対する現在レポートの作成を支援するレポート作成支援システムにおいて、
    前記各過去レポートには、検査結果に関するコメントを記入する記入欄を患部毎に複数個設けることが可能であり、
    前記各過去レポートに記入された同一患部に関する所見を含むコメント同士を関連付けた関連付け情報を作成する関連付け情報作成手段と、
    前記関連付け情報を基に、前記各過去レポートのそれぞれに前記各患部に関するコメントが記入されているか否かを判定し、前記コメントが記入されていることを示すマーク時系列で表示する一覧表を作成する一覧表作成手段とを備えたことを特徴とするレポート作成支援システム。
  2. 前回の検査の前記過去レポートに記入された前記コメントを、前記記入欄ごとコピーすることにより、前記現在レポートを作成するためのテンプレートを作成するテンプレート作成手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のレポート作成支援システム。
  3. 前記関連付け情報作成手段は、前記各記入欄を識別することによって、同じ患部に関する、前回の検査の前記過去レポートに記入された前記コメントと前記現在レポートに記入された前記コメントとを関連付けることを特徴とする請求項2記載のレポート作成支援システム。
  4. 前記一覧表作成手段は、前記各レポートのそれぞれの前記コメントに数値情報が含まれている場合、その数値情報を抽出して、前記マークとともに対応する欄に記入することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のレポート作成支援システム。
  5. 前記テンプレート作成手段は、前回の検査で初めて発症した患部の前記コメントに対応する前記記入欄を強調表示する機能を有していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のレポート作成支援システム。
  6. 前記テンプレート作成手段は、再発した患部の前記コメントに対応する前記記入欄に対して注意を促すための忠告文を表示する機能を有していることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のレポート作成支援システム。
  7. 医用画像を撮影して読影を行う画像診断の検査に対してまとめられるレポートの作成を、コンピュータを利用して支援するレポート作成支援方法であり、同一の被検体に対して所定の期間を空けてほぼ同じ条件の検査が複数回実施された際に、過去の検査のそれぞれに対して作成された複数の過去レポートを基に、現在の検査に対する現在レポートの作成を支援するレポート作成支援方法において、
    前記各過去レポートには、検査結果に関するコメントを記入する記入欄を患部毎に複数個設けることが可能であり、
    記各過去レポートに記入された同一患部に関する所見を含むコメント同士を関連付けた関連付け情報を作成する関連付け情報作成ステップと、
    前記関連付け情報を基に、前記各過去レポートのそれぞれに前記各患部に関するコメントが記入されているか否かを判定し、前記コメントが記入されていることを示すマーク時系列で表示する一覧表を作成する一覧表作成ステップとを前記コンピュータに実行させるレポート作成支援方法。
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