JP5169329B2 - 平面アンテナ - Google Patents
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Description
第1の絶縁基板と、
第1の絶縁基板の一方の面側にT字型整合回路付きダイポールアンテナと、
第1の絶縁基板の他方の面側に第1のループ回路とを備え、
前記第1の絶縁基板の一方の面から見たときの、前記ダイポールアンテナの投影像の整合回路部分と前記第1のループ回路の投影像とが交差しており、
前記第1の絶縁基板の第1のループ回路が存在する他方の面側に、さらに第2のループ回路を備え、
前記第1のループ回路に第2のループ回路が接触しており、
前記第1の絶縁基板のダイポールアンテナが存在する一方の面側から見たときの、前記ダイポールアンテナの投影像の両端部分と第2のループ回路の投影像とが重なっている平面アンテナである。
[評価方法]
1.ICタグの通信距離
サンプルはICチップを実装したICタグの状態とし、950MHzにおいて通信距離の測定を行う。
測定器としては、オムロン株式会社製リーダライタ(形式:V750-BA50CO4-JP)とオムロン社製アンテナ(型式:V750-HS01CA-JP)を用いた。3m法電波暗室内で、アンテナを床より90cmの位置に固定、ICタグを同高さで正対する様に位置し、リーダライタに対しICタグの距離を前後させることで測定を行い、リーダライタとICタグとの通信をエラーなく読み取り出来る距離を通信距離とした。
サンプルをミクロトームにて厚み方向に切断し、この断面を1万倍のSEMを用いて観察し、各部材の厚みを測定した。測定は、各項目に対し1サンプルで行い、1サンプルあたり1視野5点の測定を行い、平均値を本発明における各部材の厚みとした。
厚さ0.075mmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製、ルミラーS10)の一方の面に、電子ビーム(EB)蒸着法を用いて、厚さ0.001mmのアルミニウム層を形成し金属化フィルムとした。得られた金属化フィルムを湿式エッチングにて、図3において、a=53mm、b=21mm、c=47mm、d=7mmとなるようにエッチングを行い、第1のループ回路を形成した。第1の絶縁基板にT字型整合回路付ダイポールアンテナを形成したAlien社製UHFタグ(ALN-9540 - Squiggle)を用意した。2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの第1のループ回路を形成した面と、UHFタグのダイポールアンテナが形成されていない面とが向かい合うようにし、ダイポールアンテナの投影像の整合回路部と第1のループ回路の投影像とが交差するように貼り付けた。次いで、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの第1のループ回路が形成されていない面に厚さ1.0mm電波吸収体(NECトーキン株式会社製バスタレイド 型式:EFR)を貼り付けた。この2軸延伸ポリエチレンテレフタレートと電波吸収体との積層体を第2の絶縁基板とした。このようにして平面アンテナを使用したICタグとした。
厚さ0.075mmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製、ルミラーS10)の一方の面に、電子ビーム(EB)蒸着法を用いて、厚さ0.001mmのアルミニウム層を形成し金属化フィルムとした。得られた金属化フィルムを湿式エッチングにて、図6において、第1のループ回路は参考例1と同様、第2のループ回路は、e=53mm、f=96mm、g=47mm、h=31mmとなるようにエッチングを行い、第1及び第2のループ回路を形成した。第1の絶縁基板にT字型整合回路付ダイポールアンテナを形成したAlien社製UHFタグ(ALN-9540-Squiggle)を用意した。2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの第1,2のループ回路を形成した面と、UHFタグのダイポールアンテナが形成されていない面とが向かい合うようにし、ダイポールアンテナの投影像の整合回路部と第1のループ回路の投影像とが交差するように貼り付けた。その際、ダイポールアンテナの投影像の両端部分が、第2のループアンテナの投影像の両端部分に、完全に隠れるように貼り付けた。その後、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの第1,2のループ回路が形成されていない面に厚さ1.0mm電波吸収体(NECトーキン株式会社製バスタレイド 型式:EFR)を貼り付けた。この2軸延伸ポリエチレンテレフタレートと電波吸収体との積層体を第2の絶縁基板とした。このようにして本発明の平面アンテナを使用したICタグとした。
Alien社製UHFタグ(ALN-9540-Squiggle)を、金属箔に貼り付け、通信距離を測定したところ、通信しなかった。
Alien社製UHFタグ(ALN-9540-Squiggle)を、厚さ1.0mm電波吸収体(NECトーキン株式会社製バスタレイド 型式:EFR)の一方の面に貼り付け、電波吸収体の他方の面に金属箔を張り付けて通信距離を測定したところ、通信しなかった。
2 第1の絶縁基板
3 T字型整合回路
4 第1のループ回路
5 第2のループ回路
6 第2の絶縁基板
Claims (5)
- 第1の絶縁基板と、
第1の絶縁基板の一方の面側にT字型整合回路付きダイポールアンテナと、
第1の絶縁基板の他方の面側に第1のループ回路とを備え、
前記第1の絶縁基板の一方の面側から見たときの、前記ダイポールアンテナの投影像の整合回路部分と前記第1のループ回路の投影像とが交差しており、
前記第1の絶縁基板の第1のループ回路が存在する他方の面側に、さらに第2のループ回路を備え、
前記第1のループ回路に第2のループ回路が接触しており、
前記第1の絶縁基板のダイポールアンテナが存在する一方の面側から見たときの、前記ダイポールアンテナの投影像の両端部分と第2のループ回路の投影像とが重なっている平面アンテナ。 - 前記第1のループ回路が、方形または円形である請求項1に記載の平面アンテナ。
- 前記第2のループ回路が、方形または円形である請求項1または2に記載の平面アンテナ。
- 前記第1の絶縁基板の第1のループ回路が存在する他方の面側に、さらに第2の絶縁基板が積層された請求項1から3のいずれかに記載の平面アンテナ。
- 前記第2の絶縁基板が電波吸収体を含んでいる請求項4に記載の平面アンテナ。
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