JP5168031B2 - 液体吐出装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
液体吐出装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5168031B2 JP5168031B2 JP2008223961A JP2008223961A JP5168031B2 JP 5168031 B2 JP5168031 B2 JP 5168031B2 JP 2008223961 A JP2008223961 A JP 2008223961A JP 2008223961 A JP2008223961 A JP 2008223961A JP 5168031 B2 JP5168031 B2 JP 5168031B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- air
- head
- head tank
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
そして、本発明における前記空気排出管は、前記シール液の液面よりも高い位置に拡張部を有すること、前記シール液との連通部近傍に収縮部を有すること、前記空気排出容器中のシール液が前記ヘッドタンク中に流入することを防ぐ逆止弁を備えること、前記空気排出容器中のシール液が前記ヘッドタンク中に流入することを防ぐ逆止弁を備えること、又は前記空気排出管の前記一端が前記空気排出容器中のシール液の液面よりも上方に配置されることを特徴とする前記液体吐出装置である。
本発明の一実施形態を、図1〜3を参照しながら説明する。図1は、本発明の画像形成装置の概略構成図であり、本発明の液体吐出装置を搭載している。図1(a)は正面図、図1(b)は画像形成部の側面図、図1(c)は平面図である。この画像形成装置は、液体としてインクを用いるインクジェットプリンタの一例である。このインクジェットプリンタは、左右の側板123L、123Rに横架したガイド部材であるガイドロッド122とガイドレールとでキャリッジ120を主走査方向(ガイドロッド長手方向)に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータとタイミングベルトによってガイドロッド122の長手方向(主走査方向)に走査することができる。このキャリッジ120には、例えば、イエロー(Y)、シアン(c)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する記録ヘッド1を、複数のインク吐出口を主走査方向と交叉する方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
図4、5を参照して、本発明の画像形成装置に適用可能な別の液体吐出装置の実施形態について説明する。図4に示す液体吐出装置のヘッドタンク80は、先の実施形態の図1〜3において示した液体吐出装置のヘッドタンク101から、圧力センサ104、ばね108、フィラー106を除去し、小型軽量化したものである。また、インクカートリッジ81は、上部に大気開放口79が設けられている。図2に示したヘッドタンク101においては、一部の壁面をフィルム部材107で形成して容積が可変な構造とし、ばね108で容積を拡充するように付勢して負圧を得たが、本実施形態では図4に示すように、大気開放されたインクカートリッジ81とヘッドタンク80とを液体供給チューブ16で連結し、インクカートリッジ81内の液面と記録ヘッド1のノズル面の水頭差hで負圧を得るようにしている。
図6、7を参照にして、本プリンタに適用可能な別の液体吐出装置について説明する。図6に示す液体吐出装置のヘッドタンク80は、図4に示した実施形態の液体吐出装置と同様の構成であるが、ヘッドタンク80には、液体供給チューブ16を介してバッファータンク70が接続されている。バッファータンク70には大気開放弁51とインクの液位を管理するインク液位検知センサ74が設けられ、バッファータンク70の内部にフィルタ75によってろ過されたインクがインクカートリッジ76からポンプ78により供給される。
本発明の画像形成装置の実施形態を、図8〜18を参照しながら説明する。図8は、搬送される最大の紙幅に対応した長さを有する液体吐出ヘッドとしてのヘッドアレイユニット100(100K,100C,100M,100Y)が異なる4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のインクごとに4つ設けられたラインプリンタを示す。4つのヘッドアレイユニット100はヘッドフレーム36に固定されており、図示しないヘッド昇降機構により4ヘッド同時に上下に移動可能な構成となっている。
4 :発熱体
5 :ノズル
6 :液室
8 :用紙
12 :排気ポート
13 :液体供給ポート
16 :液体供給チューブ
20 :ヘッド固定部材
21 :液体供給路
22 :液体供給口
30 :紙搬送ベルト
31 :ベルト搬送ローラ
32 :テンションローラ
33 :帯電ローラ
35 :維持ユニット
38 :給紙トレイ
39 :排紙トレイ
40 :キャップ
41 :ワイパブレード
44 :廃液タンク
51 :大気開放弁
52 :排気弁
60 :排気タンク(空気排出容器)
61 :シール液貯留部
62 :排気部
62a :多孔質体
63 :シール液
64 :収縮部
65 :拡張部
66 :チューブ接続部
67 :管路
68 :封止部材
69 :封止部材
70 :バッファータンク
71 :インク室
73 :大気開放口
74,74a,74b :液位検知センサ
75 :フィルタ
76 :インクカートリッジ
77 :カートリッジホルダ
78 :ポンプ
79 :大気開放口
80 :ヘッドタンク
81 :インクカートリッジ
82 :空気層
83 :キャップ
84 :ポンプ
85 :逆止弁
86 :アンブレラ弁
87 :連通孔
88 :ポンプ
100,100K,100C,100M,100Y :ヘッドアレイユニット
101 :ヘッドタンク
103,103a,103b :空気量検知センサ
104 :圧力センサ
106 :フィラー
107 :フィルム部材
108 :ばね
109 :フィルタ
110 :インク供給ポート
111 :排気ポート
112 :排気チューブ
120 :キャリッジ
122 :ガイドロッド
123 :側板
125 :搬送ローラ
126 :押さえコロ
128 :用紙ガイド部
Claims (14)
- ノズルを有し、前記ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体を収容し、下部が前記液体吐出ヘッドに連通しているヘッドタンクと、
前記ヘッドタンクに前記液体を給送する給送手段とを備えた液体吐出装置であって、
前記ヘッドタンク中の空気を、貯留するシール液を介して大気中に排出する空気排出容器と、
一端が前記ヘッドタンク上部の空気層に開口し、他端が前記空気排出容器中のシール液中に開口し、前記シール液の液面よりも高い位置に拡張部を有する空気排出管と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルを有し、前記ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体を収容し、下部が前記液体吐出ヘッドに連通しているヘッドタンクと、
前記ヘッドタンクに前記液体を給送する給送手段とを備えた液体吐出装置であって、
前記ヘッドタンク中の空気を、貯留するシール液を介して大気中に排出する空気排出容器と、
一端が前記ヘッドタンク上部の空気層に開口し、他端が前記空気排出容器中のシール液中に開口し、前記シール液との連通部近傍に収縮部を有する空気排出管と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルを有し、前記ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体を収容し、下部が前記液体吐出ヘッドに連通しているヘッドタンクと、
前記ヘッドタンクに前記液体を給送する給送手段とを備えた液体吐出装置であって、
前記ヘッドタンク中の空気を、貯留するシール液を介して大気中に排出する空気排出容器と、
一端が前記ヘッドタンク上部の空気層に開口し、他端が前記空気排出容器中のシール液中に開口し、前記空気排出容器中のシール液が前記ヘッドタンク中に流入することを防ぐ逆止弁を備える空気排出管と、
を備えることを特徴とする液体吐出装置。 - ノズルを有し、前記ノズルから液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体を収容し、下部が前記液体吐出ヘッドに連通しているヘッドタンクと、
前記ヘッドタンクに前記液体を給送する給送手段とを備えた液体吐出装置であって、
前記ヘッドタンク中の空気を、貯留するシール液を介して大気中に排出する空気排出容器と、
一端が前記ヘッドタンク上部の空気層に開口し、他端が前記空気排出容器中のシール液中に開口する空気排出管とを備え、
前記空気排出管の前記一端は、前記空気排出容器中のシール液の液面よりも上方に配置されることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記空気排出容器の上部は、大気中に開放されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記空気排出容器の上部は、多孔質体を介して大気中に開放されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記シール液は、前記液体よりも粘度又は密度が大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記シール液は、不揮発性又は低揮発性液体であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記ヘッドタンクは、少なくとも一部の面が可とう性フィルムで形成され、前記ヘッドタンクの容積を増加させる方向に前記可とう性フィルムを付勢する弾性部材を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記給送手段は、大気開放自在なバッファータンクに接続されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記空気排出管の他端は、前記空気排出容器の底部に開口してシール液に連通していることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記空気排出管は、前記空気排出容器中のシール液が前記ヘッドタンク中に流入することを防ぐ逆流防止手段を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 前記ヘッドタンクは、前記液体の液位を検知する液位検知手段を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の液体吐出装置。
- 請求項1〜13のいずれか一項に記載の液体吐出装置を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008223961A JP5168031B2 (ja) | 2008-09-01 | 2008-09-01 | 液体吐出装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008223961A JP5168031B2 (ja) | 2008-09-01 | 2008-09-01 | 液体吐出装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010058294A JP2010058294A (ja) | 2010-03-18 |
JP5168031B2 true JP5168031B2 (ja) | 2013-03-21 |
Family
ID=42185671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008223961A Expired - Fee Related JP5168031B2 (ja) | 2008-09-01 | 2008-09-01 | 液体吐出装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5168031B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140141411A (ko) * | 2013-05-31 | 2014-12-10 | 세메스 주식회사 | 약액 토출 장치 및 이를 포함하는 기판 처리 장치 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5686335B2 (ja) | 2009-08-25 | 2015-03-18 | 国立大学法人広島大学 | 筋萎縮性側索硬化症の診断マーカー、及び、方法、並びに、筋萎縮性側索硬化症を発症するモデル動物、及び、モデル細胞 |
JP5798327B2 (ja) * | 2011-01-31 | 2015-10-21 | 株式会社Screenホールディングス | 流動性材料付着装置 |
JP5764991B2 (ja) | 2011-03-16 | 2015-08-19 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP6932899B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2021-09-08 | ブラザー工業株式会社 | タンク |
JP6390730B2 (ja) * | 2017-02-23 | 2018-09-19 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
AT521717B1 (de) * | 2018-10-01 | 2021-04-15 | Sirona Dental Systems Gmbh | Vorrichtung für eine Anlage zum schichtweisen Aufbau eines Körpers |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4384067B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2009-12-16 | キヤノン株式会社 | 液体吐出装置および液体処理方法 |
JP4882243B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2012-02-22 | ブラザー工業株式会社 | 液体供給装置及び液体噴射装置 |
JP2007230188A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Canon Inc | インクタンクおよび記録装置 |
-
2008
- 2008-09-01 JP JP2008223961A patent/JP5168031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140141411A (ko) * | 2013-05-31 | 2014-12-10 | 세메스 주식회사 | 약액 토출 장치 및 이를 포함하는 기판 처리 장치 |
KR101584362B1 (ko) * | 2013-05-31 | 2016-01-19 | 세메스 주식회사 | 약액 토출 장치 및 이를 포함하는 기판 처리 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010058294A (ja) | 2010-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5163286B2 (ja) | 液体吐出装置及び画像投射装置 | |
JP4841349B2 (ja) | 液体吐出ヘッドユニット、画像形成装置 | |
JP5257139B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5168031B2 (ja) | 液体吐出装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP4885879B2 (ja) | 流体滴下排出 | |
EP2221181B1 (en) | Waste phase change ink recycling | |
JP5015200B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6280742B2 (ja) | 液体循環装置、液体吐出記録装置、および液体循環方法 | |
US8366257B2 (en) | Inkjet recording apparatus | |
JP5073596B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5995184B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6191295B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6255964B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5764991B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5516258B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4984649B2 (ja) | インクジェットプリンタ及びインクジェットプリンタにおける気泡除去方法 | |
JP2021062523A (ja) | 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法 | |
JP2008183746A (ja) | 液体供給装置と画像形成装置 | |
JP2015024594A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2012196816A (ja) | 液体噴射装置 | |
US20090079785A1 (en) | Fluid ejecting apparatus and ejecting head maintenance method | |
JP2015199238A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5344298B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008200914A (ja) | インクジェット記録装置およびインク供給方法 | |
JP5262043B2 (ja) | 液滴噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110613 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121210 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5168031 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160111 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |