JP5165410B2 - 冷却庫 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、冷凍装置と冷却器とを循環接続する冷媒管のうち冷却庫本体から機械室にわたる背面側に突出した冷媒管に結露するのを防止するところにある。
(1)前記カバーの底部側には、前記背面側に突出配管された冷媒管からの結露水を受ける露受け皿が設けられている。仮に背面側に突出配管された冷媒管に結露が生じてそれが滴下した場合、その結露水はカバーの底部に設けられた露受け皿で受けられ、この露受け皿にも、凝縮器を冷却したのちの排熱が当たることで加熱され、溜められた結露水は蒸発して霧散する。
(4)前記露受け皿は、前記カバーの裏面側に張り出して形成されている。結露水の貯留量を増すことができる。
(5)前記機械室の背面の排気口には格子状等のガードが張られており、このガードには、前記露受け皿の張出部の進入を許容する切除部が設けられている。露受け皿の裏面側への張出端は、ガードの切除部を通って機械室内に進入することが許容される。
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図9に基づいて説明する。この実施形態では、急速冷却庫に適用した場合を例示している。
本実施形態の急速冷却庫は、図1に示すように、機械室11の上面に冷却庫本体10(以下、単に本体10という)が載置され、機械室11の底面に配された脚12によって支持されている。
本体10は前面が開口された縦長の断熱箱体からなり、同本体10の前面開口部13には、断熱扉14(図2)が、正面から見た左側縁を中心として揺動開閉可能に装着されている。本体10の内部すなわち庫内では、図2及び図3に示すように、正面から見た右側の6割程度の領域が、食品の収納室15とされ、残りの左側の領域が、冷却ユニット20の設置室16となっている。
このような冷却ユニット20が庫内の左側の設置室16に設置され、より詳細には、庫内の高さ方向並びに奥行方向のほぼ中央部において、冷却器カバー23の背面(収納室15とは反対側の面)と庫内の左側壁10Lとの間に所定の間隔を開けた形態で設置されている。
トレイ受け25はステンレス鋼線等の線材を素材として形成され、大まかには、縦長の長方形をなす枠体26を有し、両縦枠の間に載置棒27が一定のピッチで複数段(図示12段)にわたって差し渡されているとともに、枠体26の四隅の位置に、縦長の環形をなす取付部28が形成されている。
図5に示すように、下方室38D内には主に冷凍装置40が設置されており、前面開口に臨んで空冷式の凝縮器41が、その直後に凝縮器ファン41Aが設置され、さらにその後方に圧縮機42が設置されている。
また上方室38Uの前面開口には、操作パネル58が着脱可能に装着されている。操作パネル58の表面には、詳しくは図示しないが、各種操作ボタン等が配備された操作部と、表示部とが設けられており、操作ボタンの操作により、運転モードの設定や、庫内温度の設定等が行われ、それらが表示部で表示されるようになっている。
一方、本体10の背面における配管カバー60の装着面70には、図6に示すように、上記したねじ63の挿通孔64の配置と対応し、3個ずつのねじ孔71が左右2列に並んで形成されている。
配管カバー60の底面には、露受け皿68が装着されている。露受け皿68は、配管カバー60の底部内に嵌る方形の皿状に形成されている。ただし、露受け皿68は、その奥行寸法が、配管カバー60の側面板60Bの奥行寸法と比べて5割程度大きく採られている。
また冷却運転中は、凝縮器ファン41Aが併せて駆動されることで、図8の矢線に示すように、下方室38Dの前面パネル44の吸気口45から外気が吸引されて凝縮器41を通過する間に同凝縮器41が冷却され、熱交換後の排熱が排気口47から背面側に排気される。
一方、上記したように、冷却運転中には、凝縮器41を冷却した後の排熱が機械室11の背面側に吹き出されるから、その排熱が配管カバー60の通気孔66を通して内部に進入して、突出配管された冷媒管50Aに当てられ、また一部が、配管カバー60の裏面開口の下部から入り込んで同じく冷媒管50Aに当てられることによって、同冷媒管50Aが昇温され、周囲温度との差が小さくなることにより結露することが防止される。
特に、露受け皿68を裏側に張り出した構造としたから、蒸発面積を大きく採った上で、結露水の貯留量を増すことができる。また、露受け皿68の張出部68Aが、機械室11(上方室38U)の背面部に進入した構造であるから、排熱が露受け皿68に当てられることに加えて、溜められた結露水にも当たりやすくなり、蒸発を促進することができる。
以上の結果、当該急速凍結庫の設置位置に結露水が滴下することが防止され、清浄に保つことが可能となる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)配管カバーの底部に設けられた露受け皿は、裏面側に張り出していない構造であってもよい。
(2)また、配管カバーの底部に露受け皿を設けていないものであってもよく、そのようなものも本発明に含まれる。
(3)上記実施形態では、機械室が上下に仕切られている場合を例示したが、機械室は仕切られていないものであってもよい。
(5)冷却器と冷却ファンとはユニット化されておらず、収納室の側方に冷却器室を設けてその中に個別に組み付けられるようになっていてもよい。
(6)本発明は上記実施形態に例示した急速冷却庫に限らず、冷却器が内部に配された冷却庫本体と、冷凍装置が装備された機械室とが隣接して設けられ、冷凍装置と冷却器とが冷媒管により循環接続されるに当たり、特に冷却器に対して出し入れされる冷媒管が冷却庫本体から機械室にわたる背面側に突出した形態で配管された構造の冷却庫全般に広く適用することができる。
Claims (3)
- 被冷却物の収納室と、冷却器並びに冷却ファンとが内部に設けられた冷却庫本体と、
この冷却庫本体に隣接して設けられ凝縮器を含む冷凍装置が設置された機械室とが備えられ、
前記冷凍装置と前記冷却器とが冷媒管により循環接続され、かつこの冷媒管のうち前記冷却器に対して出し入れされる冷媒管が前記冷却庫本体から前記機械室にわたる背面側に突出した形態で配管され、
前記冷凍装置と前記冷却ファンとの運転により、前記冷却器と熱交換して生成された冷気が前記収納室に循環供給されるとともに、前記冷凍装置の運転時に前記凝縮器に付設された凝縮器ファンが併せて駆動されることにより、前記凝縮器の冷却に供する外気が前記機械室を前面側から背面側に貫通して流通するようになっており、
前記冷却庫本体から前記機械室にわたる背面側に突出して配管された冷媒管を覆うカバーが設けられ、かつこのカバーの周面には複数の通気孔が形成されており、
当該冷却庫は、前記冷却庫本体の下面側に前記機械室が配された構造になり、前記機械室の前面に外気の吸気口が、背面に排気口がそれぞれ形成されているとともに、前記冷却器に出し入れされる冷媒管は、前記冷却庫本体の背面壁に設けられた貫通孔を貫通して背面側に突出したのち下向きに屈曲され、その下端部が手前側に屈曲されて前記排気口の上部位置から前記機械室内に導入配管されており、前記カバーは、前記背面側に突出配管された縦向きの冷媒管を覆うべく裏面開口の縦長の箱形に形成され、同カバーの側面のほぼ全面にわたって複数の前記通気孔が形成される一方、その箱形の上部が覆われており、
前記カバーは、前記貫通孔の上方位置から設けられており、
前記カバーの底部に露受け皿が設けられていることを特徴とする冷却庫。 - 前記露受け皿は、前記カバーの裏面側に張り出して形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却庫。
- 前記機械室の背面の排気口には格子状等のガードが張られており、このガードには、前記露受け皿の張出部の進入を許容する切除部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の冷却庫。
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