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JP5035116B2 - プレス成形装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物を成形品に成形するプレス成形装置に関する。
従来から、被加工物を成形品に成形するプレス成形装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8、図9に示すように、上記従来のプレス成形装置を構成する成形型90は、被加工物95を支承する支承刃921と、支承刃921に支承された被加工物95を加工する主可動刃931とを有する。
上記プレス成形装置を用いて被加工物95をプレス成形するに当たっては、主可動刃931を下降させる(図8における矢印W参照)。そして、主可動刃931が被加工物95と当接する前にパッド932が被加工物95の上面に当接して被加工物95を固定する。次いで、さらに下降してきた主可動刃931と支承刃921との間において被加工物95をプレス成形する。
特許第3816319号公報
ところが、上記従来のプレス成形装置には、以下のような問題がある。すなわち、上記成形型90においては、前述したとおり、主可動刃931が下降し、主可動刃931と支承刃921との間において被加工物95をプレス成形する。ここで、主可動刃931が上死点にある場合において主可動刃931の下端から支承刃921の上端までの距離である開口高さhは、少なくとも成形品の高さ以上必要である。なぜならば、この開口高さhが、被加工物95を次の工程に移動させるために必要な搬送隙となるからである。
そのため、開口高さhを十分に確保できない場合には、被加工物95を次の工程に搬送することができなくなってしまうおそれがある。
逆にいうと、高さの高い成形品を得ようとすると開口高さhを大きくする必要があるが、開口高さhを大きくするとその分ストロークが大きくなり、成形過程におけるサイクルタイムが長くなってしまう。
また、複数の異なる種類の成形型90を同期させて駆動させるプレス順送型に上記プレス成形装置が用いられる場合において、開口高さhを確保すべく大きい幅のストロークに変更するためには、成形型90だけでなく、装置自体を変更する必要がある。そして、この場合には多大な設備投資がかかってしまう。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、可動型のストローク幅を大きくすることなく、また、サイクルタイムを長くすることなく、主可動刃と支承刃との間の開口高さを大きくすることができるプレス成形装置を提供しようとするものである。
本発明は、被加工物を成形品に成形する際に用いるプレス成形装置であって、
上記被加工物を支承する支承刃と、該支承刃に支承された上記被加工物を加工する主可動刃と、該主可動刃を保持するとともに上下動する可動型に固定されるカムドライバと、上記支承刃を上下動させる受動カムとを有し、
上記カムドライバは、下降時に上記受動カムに形成された第一カム摺動部と摺動することにより上記受動カムを略水平方向へ移動させるドライバ摺動部と、該ドライバ摺動部の上端部からさらに上方に向かって延設されたドライバ平坦部とを有し、
上記受動カムは、進退時に上記支承刃に形成された支承摺動部と摺動することにより上記支承刃を昇降させる第二カム摺動部と、上記ドライバ平坦部と摺動するカム平坦部とを有し、かつ、上記受動カムを上記カムドライバの下降に伴う移動方向と反対方向へ付勢する付勢手段を備え、
上記主可動刃が上死点にあるときの上記主可動刃の下端と上記支承刃の上端との間の上下方向の距離である開口高さが、上記主可動刃と上記支承刃とによって成形された上記被加工物の高さ以上であることを特徴とするプレス成形装置にある(請求項1)。
本発明の作用効果をプレス成形装置の動作とともに説明する。
本発明において、上記カムドライバは、上記主可動刃を保持するとともに上下動する可動型に固定されている。また、上記カムドライバは、上記第一カム摺動部と摺動することにより上記受動カムを略水平方向に移動させるドライバ摺動部を有する。さらに、上記受動カムは、上記支承摺動部と摺動することにより上記支承刃を昇降させる第二カム摺動部を有する。
かかる構成により、可動型のストローク幅を大きくすることなく、また、サイクルタイムを長くすることなく、主可動刃と支承刃との間の開口高さを大きくすることができるプレス成形装置を得ることができる。
すなわち、可動型を下降させると、可動型とともにカムドライバが下降する。そして、カムドライバが下降することにより、受動カムの第一カム摺動部とカムドライバのドライバ摺動部とが摺動する。これにより、受動カムを略水平方向に移動させることができる。またこれにより、支承刃の支承摺動部とカムドライバの第二カム摺動部とが摺動して、支承刃を上昇させることができる。
一方、可動型がさらに下降すると、カムドライバとともに下降する主可動刃が被加工物と当接する。
そしてその後、主可動刃と支承刃との間におけるプレス成形により、被加工物を成形する。
本発明においてはさらにその後、可動型を上昇させてカムドライバ及び主可動刃を上昇させる。そして、支承摺動部と第二カム摺動部とを摺動させつつ受動カムを付勢手段の付勢力によって動かす。これにより、支承刃を下降させて主可動刃の下端と支承刃の上端との間に隙間を形成することができる。そして、この隙間から被加工物を脱型することができる。
すなわち、主可動刃と支承刃とを閉じた状態から主可動刃を上昇させるだけでなく、支承刃を下降させるため、主可動刃の上方への移動量を大きくしなくても、支承刃を下降させることにより主可動刃の下端と支承刃の上端との開口高さを大きくすることができる。そのため、ストローク幅を大きくすることなく、主可動刃と支承刃との間の開口高さを大きくすることができるプレス成形装置を得ることができる。
また、上記のように可動型のストローク幅を大きくする必要がないため、被加工物を成形するためのサイクルタイムが長くなることもない。
逆に言うと、開口高さを小さくすることなく可動型のストローク幅を小さくするとともにサイクルタイムを短くすることができる。すなわち、上記のように支承刃が上下動する分だけ主可動刃すなわち可動型の上下動を低減することができる。これにより、開口高さを小さくすることなくプレス成形装置のストローク幅を小さくすることができ、また、サイクルタイムを短くすることができる。
以上のとおり、本発明によれば、可動型のストローク幅を大きくすることなく、また、サイクルタイムを長くすることなく、主可動刃と支承刃との間の開口高さを大きくすることができるプレス成形装置を提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記プレス成形装置は、例えば自動車のボディー等に用いられる鋼板等をプレス成形するために用いることができる。
また、上記付勢手段として、例えば、ばねなどの種々の弾性体、あるいは圧縮ガスや油圧等を用いることができる。
また、上記可動型において、上記主可動刃と上記カムドライバとを一つの部材によって一体的に形成することができるし、これらを別々に作製した後に一体化することもできる。
また、本発明のプレス成形装置は、一般的な単動型の装置に用いることができるほか、いわゆる順送工程によって成形品を成形する装置にも用いることができる。この順送工程とは、複数の成形工程に対応した複数の異なる種類の成形型を有するとともに一回のストロークによって上記のすべての成形型を同期させて駆動させるプレス成形装置を用いて、複数の被加工物を同時にプレス成形し、順次、次工程の成形型へ移動させる工程をいう。
本発明のプレス成形装置に係る実施例について、図1〜図7を用いて説明する。
本例のプレス成形装置1は、図1に示すように、被加工物50を成形品(図6(e)、図7における符号5参照)に成形する際に用いるものである。
また、プレス成形装置1は、図1〜図5に示すように、被加工物50を支承する支承刃21と、該支承刃21に支承された被加工物50を加工する主可動刃31と、該主可動刃31を保持するとともに上下動する可動型30に固定されるカムドライバ32と、支承刃21を上下動させる受動カム33を有する。
カムドライバ32は、下降時に受動カム33に形成された第一カム摺動部331と摺動することにより受動カム33を略水平方向に移動させるドライバ摺動部321を有する。
受動カム33は、支承刃21に形成された支承摺動部212と摺動することにより支承刃21を昇降させる第二カム摺動部332を有する。
また、受動カム33は、該受動カム33をカムドライバ32の下降に伴う移動方向(図2における矢印Y参照)と反対方向(図2における矢印Z参照)へ付勢する付勢手段330を有する。
以下、詳細に説明する。
なお、以下では説明の便宜上、図1における紙面上側を上方、紙面左側を左方という。
また、受動カム33において、前進とは、図1における紙面右方へ移動することをいい、後退とは図1における紙面左方へ移動することをいう。
本例のプレス成形装置1は、例えば自動車のボディー等に用いられる鋼板等を、いわゆる順送工程によってプレス成形する際に用いることができる。
また、プレス成形装置1は、図7に示すように、複数の異なる種類の成形型10(10a〜10e)を有し、一回のストロークによって上記のすべての成形型10を同時に駆動させて複数の工程における被加工物50を同時にプレス成形することができるものである。
本例のように上記順送工程によって被加工物50をプレス成形する場合には、以下のような利点がある。すなわち、例えば、成形品5となるまでに10工程経る必要のある被加工物50が100個あったとする。
ここで、一回のストロークによって、ある一工程のプレス成形を行う、いわゆるタンデム方式による成形工程を採用した場合には、成形型10の型数は工程数分必要であるため、ストロークの回数は合計で1000回(=100×10回)必要である。
これに対して、上記順送工程によれば、すべての被加工物50が成形品5となるまでのストローク回数は、上記の例でいえば、109回で足りる。
したがって、順送工程に本例のプレス成形装置1を用いれば、工数を大幅に低減することができ、ひいてはサイクルタイムを大幅に低減することができる。
被加工物50は、後述するように、種々の形状の成形型10を用いた工程を経て、最終製品である成形品5に成形される。
本例のプレス成形装置1は、図7に示すように、5つの成形型10、すなわち、後述する端切工程、曲げ工程、成形工程、穴抜工程、分離工程においてそれぞれ用いる成形型10a、10b、10c、10d、10eを並設してなる。
このうち、成形型10c、10d、10eは、上述した本発明の特徴的部分である構成を有している。したがって、図7に示すように、成形型10c、10d、10eは、支承刃21を上下動させるための受動カム33を備えている。なお、図示は省略したが、これらはカムドライバ32も有する。
以下では、これらを代表して、成形工程における成形型10cの構成について詳細に説明する。
図1に示すように、支承刃21は、被加工物50を下方から支承するために配設されており、その下方に配される固定型39に形成された土台部390に固定されている。
また、可動型30は、カムドライバ32と主可動刃31とを保持している。
そして、主可動刃31は、可動型30に設けられた土台部300において被加工物50に対向して配設されている。
また、主可動刃31は、土台部300に対して弾性体310でつながれたパッド311をその内側に有している。
カムドライバ32は、可動型30の土台部300から下方に向かって形成された柱状のドライバ支持部324を有する。
また、カムドライバ32は、主可動刃31側の表面の下端において、上方に向かうにつれて主可動刃31側へと傾斜したドライバ摺動部321と、該ドライバ摺動部321の上端部からさらに鉛直上方に向かって延設されたドライバ平坦部323とを有する。
受動カム33は、プレス成形装置1において、支承刃21の下側に配されている。
また、受動カム33は、上側の表面において、右方へ向かうにつれて下方へと傾斜した一対の第二カム摺動部332と、該一対の第二カム摺動部332の左方において隣接するとともに左右方向に形成された一対のカム当接面334と、右方へ向かうにつれて上方へと向かうカム斜面部336と、左側の第二カム摺動部332の右端部とカム斜面部336の左端部との間において左右方向に形成されたカム平面部337とを有する。
また、受動カム33は、カム斜面部336と右側のカム当接面334と右側の第二カム摺動部332とにより形成されるとともに上方に向かって突出した凸部335を有している。
さらに、受動カム33は、図1〜図3に示すように、付勢手段330によって左方に向かって付勢されている。
なお、付勢手段330として、例えば、ばね部材の弾性体、あるいは圧縮ガスや油圧等を用いることができる。
支承刃21は、下面において一対の第二カム摺動部332と摺動する一対の支承摺動部212と、該支承摺動部212の右方において隣接するとともに受動カム33が最も前進した状態(図3、図5参照)において一対のカム当接面334と当接する一対の支承当接面214と、左側の支承当接面214の右端部から右方へ向かうにつれて上方へと向かう支承斜面部216と、右側の支承摺動部212の左端部と支承斜面部216の右端部との間に左右方向に形成された支承平面部217とを有する。
また、支承刃21は、支承斜面部216と支承平面部217と右側の支承摺動部212とにより形成されるとともに上方に向かって窪んだ凹部215を有している。
次に、本例のプレス成形装置1の動作の一例について、図6(a)〜(e)、図7を用いて説明する。
被加工物50は、前述したように順送工程によって成形品5に成形される。すなわち、以下の端切工程、曲げ工程、成形工程、穴抜工程、分離工程に被加工物50を順次送り込むことにより成形品5を得る。
被加工物50は、まず、図6(a)、図7に示すように、ロール500を伸ばして、それを最初の端切工程において成形型10aによって所定の長さを有する被加工物50aに切断する。このとき、各被加工物50aの搬送方向における両端には、隣り合う被加工物50同士を部分的につないで被加工物50を一体的に次の工程に搬送するための送り桟が形成されている。すなわち、端切工程では、上記送り桟を残すように被加工物50を切断する。
次いで、曲げ工程において、被加工物50aは図6(b)、図7に示すような曲げ工程用の成形型10bにてプレス成形されて、最終的な成形品5の略半分の高さの被加工物50bに成形される。
次いで、成形工程において、被加工物50bは図6(c)、図7に示すような成形型10cにてプレス成形されて、図6(b)、図7に示す被加工物50bよりも側面部の開きの小さい被加工物50cに成形される。この被加工物50cは、最終的な成形品5の高さと同じ高さを有する。
次いで、穴抜工程において、被加工物50cは図6(d)、図7に示すような成形型10dにてプレス成形されて、その上面に貫通孔51を有する被加工物50dとなる。
次いで、分離工程において、被加工物50dは図6(e)、図7に示すような成形型10eにて、両端に形成された上記送り桟と被加工物50dとを切り離して、成形品5を形成する。
以上のような手順にて被加工物50が成形品5に成形される。
以下では、上記工程のうち特に、図6(c)に示す成形型10にてプレス成形する場合について詳細に説明する。
図6(b)、図7に示される曲げ工程によるプレス成形が終了すると、被加工物50bは、図6(c)に示される成形工程における成形型10の支承刃21に配置するために次の工程へと搬送される。そして、被加工物50bは、図6(c)、図7に示される支承刃21に支承される。
次いで、図1、図4に示すように、カムドライバ32を下方へ移動させる(図1、図4における矢印X参照)。
次いで、図2に示すように、ドライバ摺動部321と第一カム摺動部331とが摺動して、受動カム33がカムドライバ32に押される。これにより、受動カム33が、前進、すなわち図2における矢印Yの方へと移動する。
次いで、カムドライバ32をさらに下方へ移動させながら(図2における矢印X参照)、図3、図5に示すように、ドライバ平坦部323とカム平坦部333とを摺動させる。
すなわちこのとき、受動カム33は、図1の紙面における左右方向に移動せずに静止している。
また、受動カム33の上面に形成された一対のカム当接面334は、支承刃21の下面に形成された一対の支承当接面214と当接している。
さらにこのとき、支承刃21は、図1、図4における状態よりもカム平面部337からカム当接面334までの距離(図5における符号d参照)だけ上昇している。具体的には、距離dは、例えば、20mmとすることができる。つまり、支承刃21は、受動カム33に対してのみならず、固定型39に対しても20mm上昇している。
そして、カムドライバ32のさらなる下降により、図3、図5に示すように、パッド311が被加工物50の上面と当接した後、カムドライバ32とともに移動する主可動刃31が被加工物50と当接する。
次いで、主可動刃31と支承刃21との間において、被加工物50をプレス成形する。
なお、この時点でカムドライバ32は最下方まで移動しており、図3、図5に示すように、ドライバ平坦部323とカム平坦部333とが当接した状態でカムドライバ32が停止している。
すなわち、カムドライバ32は、この時点で下死点に達しており、それ以上、下方へと移動することがない。
次に、被加工物50をプレス成形装置1から離型すべく、可動型30を上方に引き上げる。このとき、主可動刃31とカムドライバ32とが可動型30に従って上昇し、ドライバ平坦部323とカム平坦部333とが摺動する。
さらに可動型30が上昇すると、付勢手段330によって左方に付勢される受動カム33が、第一カム摺動部331をドライバ摺動部321に摺動させつつ後退する。これにより、主可動刃31が上昇するとともに支承刃21が下降するため、両者の間に十分な大きさの開口高さHが形成される。
次いで、図1、図2、図5に示すように、主可動刃31と支承刃21との間を通過させて、次の工程における成形型10の支承刃21へと被加工物50を搬送する。
以上の手順により、図6(c)に示す成形工程が終了する。
以下に、本例の作用効果について説明する。
本例において、カムドライバ32は、主可動刃31を保持するとともに上下動する可動型30に固定されている。また、カムドライバ32は、下降時に第一カム摺動部331と摺動することにより受動カム33を略水平方向へ移動させるドライバ摺動部321を有する。さらに、受動カム33は、進退時に支承摺動部212と摺動することにより支承刃21を昇降させる第二カム摺動部332を有する。
かかる構成により、可動型30のストローク幅を大きくすることなく、また、サイクルタイムを長くすることなく主可動刃31と支承刃21との間の開口高さ(図4における符号H参照)を大きくすることができるプレス成形装置1を得ることができる。
すなわち、主可動刃31と支承刃21とを閉じた状態から主可動刃31を上昇させるだけでなく支承刃21を下降させるため、主可動刃31の上方への移動量を大きくしなくても、支承刃21を下降させることにより主可動刃31の下端と支承刃21の上端との開口高さHを大きくすることができる。そのため、ストローク幅を大きくすることなく主可動刃31と支承刃21との間の開口高さHを大きくすることができるプレス成形装置を得ることができる。
また上記のように可動型のストローク幅を大きくする必要がないため、被加工物を成形するためのサイクルタイムが長くなることもない。
以上のとおり、本例によれば、可動型のストローク幅を大きくすることなく、また、サイクルタイムを長くすることなく、主可動刃と支承刃との間の開口高さを大きくすることができるプレス成形装置を提供することができる。
実施例における、プレス成形する前の状態を示すプレス成形装置の説明図。 実施例における、主可動刃が支承刃へと近づいている状態を示すプレス成形装置の説明図。 実施例における、プレス成形している状態を示すプレス成形装置の説明図。 実施例における、プレス成形をする前の状態を示す説明図。 実施例における、プレス成形した後の状態を示す説明図。 実施例における、(a)ロールを切断している状態を示す説明図、(b)被加工物をプレス成形した状態を示す説明図、(c)被加工物をさらにプレス成形した状態を示す説明図、(d)被加工物の上面に貫通孔を設けた状態を示す説明図、(e)被加工物を成形品に分離する状態を示す説明図。 実施例における、プレス成形装置の説明図。 従来例における、プレス成形する前の状態を示す説明図。 従来例における、プレス成形した後の状態を示す説明図。
符号の説明
1 プレス成形装置
21 支承刃
212 支承摺動部
30 可動型
31 主可動刃
32 カムドライバ
321 ドライバ摺動部
33 受動カム
330 付勢手段
331 第一カム摺動部
332 第二カム摺動部
4 カム機構
50 被加工物

Claims (1)

  1. 被加工物を成形品に成形する際に用いるプレス成形装置であって、
    上記被加工物を支承する支承刃と、該支承刃に支承された上記被加工物を加工する主可動刃と、該主可動刃を保持するとともに上下動する可動型に固定されるカムドライバと、上記支承刃を上下動させる受動カムとを有し、
    上記カムドライバは、下降時に上記受動カムに形成された第一カム摺動部と摺動することにより上記受動カムを略水平方向へ移動させるドライバ摺動部と、該ドライバ摺動部の上端部からさらに上方に向かって延設されたドライバ平坦部とを有し、
    上記受動カムは、進退時に上記支承刃に形成された支承摺動部と摺動することにより上記支承刃を昇降させる第二カム摺動部と、上記ドライバ平坦部と摺動するカム平坦部とを有し、かつ、上記受動カムを上記カムドライバの下降に伴う移動方向と反対方向へ付勢する付勢手段を備え、
    上記主可動刃が上死点にあるときの上記主可動刃の下端と上記支承刃の上端との間の上下方向の距離である開口高さが、上記主可動刃と上記支承刃とによって成形された上記被加工物の高さ以上であることを特徴とするプレス成形装置。
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