JP5018124B2 - 電力伝送システム、電力伝送装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
(式)
インダクタンスの総和L=L1+L2+2M
L1:電力供給側コイルのインダクタンス
L2:電力受給側コイルのインダクタンス
M:相互インダクタンス
面状空芯コイル32a,32bの内径の孔を介して、第2の平面状空芯コイル32bの重ね合わせ面とは逆側の非伝送面側より取り出されて、第2の平面状空芯コイル32bの内周端に接続されることができる(図5−図7参照)。
(1)コイルの厚みを薄くできることができる。図8に示すように、第1の平面状空芯コイル32aの引き出しを第1,第2の平面状空芯コイル32a,32b間で行った場合には、各コイルの厚み、そして、引き出し線の厚みにより、コイル1つの厚みの4倍となる。しかし、このように第1の平面状空芯コイル32aを第1,第2の平面状空芯コイルの内径の孔を介して引き出すことにより、図7に示すようにコイルの厚さの3倍の厚みで済む。
(2)コイル間がより密着し、相互インダクタンスを高めることができる。
(3)コイルの間に引き出し線があるとテープが張り難いが、コイル間に引き出し線がないためテープが貼りやすく加工性が高まる。
(4)コイル間に引き出し線があると、こすれることにより線のショートが起き易くなる。コイル間に引き出し線がないと線のショートが起き難く、信頼性が向上する。
(5)コイル間に引き出し線があると一部分のみが膨らみ部分的に負荷が生じ、コイルが変形することがある。コイル間に引き出し線がないと、コイルが平らに置け部分的な負荷も無いためコイルが安定的に形状を保持できる。
次に、図10〜図15を用いて、コイルユニットの製造方法について説明する。
本実施の形態は、電力伝送や信号伝送を行うすべての電子機器に適用可能であり、たとえば、腕時計、電動歯ブラシ、電動ひげ剃り、コードレス電話、パーソナルハンディフォン、モバイルパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)、電動自転車などの二次電池を備える被充電機器と充電機器とに適用可能である。
14a 穴部、14b 補強部、16 保護カバー、22 第2コイルユニット、
30 平面状コイル、40 スペーサ部材、50 シールド付き磁性部材、
52 磁性部材、54 磁束漏れ防止部材、60 絶縁性両面接着テープ、
70 放熱板、80 回路基板、82a 位置決め用の穴部、82b 実装部品、
84 両面接着テープ、86 温度検出素子、90 組み付け冶具、90a 凹部、
90b 位置決め用の突起部
Claims (15)
- 電力供給側コイルから電力受給側コイルに電力伝送する電力伝送システムにおいて、
前記電力供給側コイルは、外径が実質的に等しい第1,第2の平面状空芯コイルを積層して配設され、かつ、前記第1,第2の平面状空芯コイルの内周端同士を接続して、前記第1,第2の平面状空芯コイルを直列接続して形成され、
前記電力供給側コイルと前記電力受給側コイルの外径が実質的に等しくされ、
前記第1,第2の平面状空芯コイルのうち伝送面側に位置する前記第1の平面状空芯コイルの内周端は、前記第1,第2の平面状空芯コイルの空芯部の孔を介して、前記第2の平面状空芯コイルの重ね合わせ面とは逆側の非伝送面側より取り出されて、前記第2の平面状空芯コイルの内周端に接続されることを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項1において、
前記電力供給側コイルは、
前記第1の平面状コイルの外周端に接続された第1の端子と、
前記第2の平面状コイルの外周端に接続された第2の端子と、
前記第1,第2の平面状コイルの各々の内周端に接続された第3の端子と、
を含むことを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項1または2において、
前記第1,第2の平面状空芯コイルの内径がそれぞれ実質的に等しく、実質的に内外径が一致するように積層されていることを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記第1,第2の平面状空芯コイルの下方に設けられた磁性部材と、
前記磁性部材の下方に設けられた磁束漏れ防止部材と、
前記磁束漏れ防止部材の下方に設けられた放熱板と、
を有し、
前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とを電気的に絶縁したことを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項4において、
前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とは両面接着テープにより絶縁されていることを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項4または5において、
前記放熱板が搭載され、かつ、前記第1,第2の平面状空芯コイルに接続される導電パターンが形成された印刷回路基板をさらに有することを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項6において、
前記印刷回路基板上であって、前記放熱板が搭載される面に少なくとも一つの実装部品が実装され、
前記第1の平面状空芯コイルの上面位置は、前記少なくとも一つの実装部品中の最大高さよりも高く設定されることを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項7において、
前記少なくとも一つの実装部品のうち、最大高さを有する部品は、前記第1または第2の平面状空芯コイルに接続されるコンデンサ部品であることを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項6乃至8のいずれかにおいて、
前記印刷回路基板の前記放熱板が搭載される面とは異なる面に、前記放熱板の温度を検出する温度検出素子が搭載されていることを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項6乃至8のいずれかにおいて、
前記印刷回路基板の前記放熱板が搭載される面とは異なる面に、前記放熱板の温度に基づいて前記第1,第2の平面状空芯コイルへの電力供給を遮断する素子が搭載されていることを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項6乃至10のいずれかにおいて、
前記印刷回路基板に、前記放熱板、前記磁束漏れ防止部材、前記磁性部材及び前記第1,第2の平面状空芯コイルを収容する組み付け治具に案内される位置決め部が設けられていることを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項4乃至11のいずれかにおいて、
前記磁束漏れ防止部材と前記放熱板とは平面サイズが実質的に同一であり、前記放熱部材は前記磁束漏れ防止部材よりも厚いことを特徴とする電力伝送システム。 - 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
前記第1,第2の平面状空芯コイルの周囲にはスペーサ部材が配置され、
前記スペーサ部材は、前記第1,第2の平面状空芯コイルを収容する孔部を含み、前記第1,第2の平面状空芯コイルの上面と前記スペーサ部材の上面とが実質的に面一であることを特徴とする電力伝送システム。 - 電力供給側コイルから電力受給側コイルに電力伝送する電力伝送装置において、
前記電力供給側コイルは、外径が実質的に等しい第1,第2の平面状空芯コイルを積層して配設され、かつ、前記第1,第2の平面状空芯コイルの内周端同士を接続して、前記第1,第2の平面状空芯コイルを直列接続して形成され、
前記電力供給側コイルの外径と前記電力受給側コイルの外径が実質的に等しくされ、
前記第1,第2の平面状空芯コイルのうち伝送面側に位置する前記第1の平面状空芯コイルの内周端は、前記第1,第2の平面状空芯コイルの空芯部の孔を介して、前記第2の平面状空芯コイルの重ね合わせ面とは逆側の非伝送面側より取り出されて、前記第2の平面状空芯コイルの内周端に接続されることを特徴とする電力伝送装置。 - 請求項14記載の電力伝送装置を含む電子機器。
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