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JP5013315B2 - 照明光源装置、液晶表示装置、およびプロジェクタ - Google Patents

照明光源装置、液晶表示装置、およびプロジェクタ Download PDF

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本発明は、照明光源装置、液晶表示装置、およびプロジェクタに関し、特に液晶表示装置のバックライトやMEMSを利用したプロジェクタの照明光源に好適な照明光源装置に関するものである。
従来、液晶表示パネルを照明するバックライトに、近赤外線反射フィルタやバンドパスフィルタを利用し、斜入射成分を反射するように構成された液晶表示装置が開示されている(特許文献1を参照)。また、従来、一次元MEMS(メムス:Micro-Electro Mechanical Systems)とレーザ光源とを利用したプロジェクタが開示されている(特許文献2を参照)。
米国特許公開2007/014127号公報 特開2004−20590号公報
液晶表示装置用のバックライトでは、光の利用効率を高めているが、光の出射角を厳密に制御しようと企図するものではない。ちなみに、近年の発光ダイオード(LED)の発展に伴い、白色冷陰極管に代えてRGB3色のLEDを光源に用いて色特性を向上させた液晶表示装置が開発されている。
プロジェクタでは、レーザ光源からの光をシリンドリカルレンズによりライン状に集光して一次元MEMSを照明している。この場合、レーザ光に大きな異方性がなければ、照明光束は一次元MEMSの長手方向には狭い角度で照射され、短手方向には広い角度で照射される。例えば500画素程度の一次元MEMSを考えると、一次元MEMSの縦横比は1:500程度になり、照明光の入射角の比も500:1程度になる。
一次元MEMSでは、使用光および不使用光の出射方向を変化させ、不使用光を遮ることにより画像を形成する。したがって、一次元MEMSの短手方向について入射光束の角度は狭い方が望ましい。これに対し、シリンドリカルレンズを利用する従来技術では、光源の発光分布が特殊なものでない限り、上述したように一次元MEMSの短手方向について広い角度で照明することになるため、非効率的な照明になってしまう。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、所望形状の出射面から出射角の制限された照明光を供給することのできる照明光源装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1形態では、所定面から光を出射する照明光源装置において、
準単色光を供給する光源と、
前記光源から供給された光を伝播させる導光板とを備え、
前記導光板の前記所定面に対応する出射面には、出射角の制限作用を有する誘電体多層膜が形成されており、
前記誘電体多層膜は、ファブリ−ペロ型の膜構成を有し、前記出射角の大きさに応じて透過波長域が異なり、
前記誘電体多層膜中のスペーサーは、低屈折率の膜物質からなり、
前記スペーサーの使用光に対する屈折率は、前記出射角に対する前記透過波長域の変化の依存性を決定する要因であり、当該屈折率は1.5よりも小さいことを特徴とする照明光源装置を提供する。
本発明の第2形態では、第1形態の照明光源装置と、該照明光源装置により照明される液晶表示パネルとを備えていることを特徴とする液晶表示装置を提供する。
本発明の第3形態では、第1形態の照明光源装置と、該照明光源装置により照明されるMEMSとを備えていることを特徴とするプロジェクタを提供する。
本発明の照明光源装置では、光源から供給された準単色光を伝播させる導光板の出射面に、バンドパス作用を有する誘電体多層膜を形成している。その結果、本発明の照明光源装置では、バンドパス作用を有する誘電体多層膜の出射角による膜特性の波長シフトの作用により、所望形状の出射面から出射角の制限された照明光を供給することができる。
以下、具体的な実施形態の説明に先立って、本発明の原理を説明する。本発明の照明光源装置では、導光板の出射面にバンドパス作用を有する誘電体多層膜が形成(コート)され、出射面以外の領域(端面または背面)から準単色光を入射させる。バンドパス作用を有する誘電体多層膜は、次の式(1)に示すような出射角による膜特性の波長シフトを起こす。
Figure 0005013315
式(1)において、θは誘電体多層膜から空気中への光の出射角であり、λθは出射角θでの波長であり、λ0は垂直入射での波長であり、N*は誘電体多層膜の実効屈折率である。また、空気中への出射角θと、導光板中での誘電体多層膜への入射角θ’との関係は、導光板の屈折率をnとするとき、次の式(2)で表される。
sinθ=n×sinθ’ (2)
式(1)を参照すると、出射角θが大きくなるほど、透過波長域が短波長側にシフトすることがわかる。このため、導光板に準単色光を入射させると、誘電体多層膜への入射光のうち所定の角度以上の出射角になる光は誘電体多層膜によって反射され、導光板から出射することができない。換言すると、所定の角度よりも小さい出射角になる光のみ出射することができ、誘電体多層膜で反射された光は所定の角度よりも小さい出射角になるまで導光板の内部で反射・散乱を繰り返す。
その結果、出射面での光量分布が比較的均一になり、しかも所定の角度以下の出射角の光のみが出射面から出射される。出射面の形状は導光板の形状に依存するので、例えば一次元MEMSに対応した細長い形状も可能である。このように、本発明の照明光源装置では、バンドパス作用を有する誘電体多層膜の出射角による膜特性の波長シフトの作用により、所望形状の出射面から出射角の制限された照明光を供給することができる。
式(1)を参照すると、実効屈折率N*が小さい方が、波長シフトの角度依存性は大きくなることがわかる。したがって、出射角θの制御を高精度に行うには、実効屈折率N*が小さい方が好ましい。一般に、バンドパス作用を有する誘電体多層膜の膜構成は、(HL)nHLLH(LH)n、または(HL)nHH(LH)nである。ここで、Hは高屈折率の膜物質を、Lは低屈折率の膜物質を表している。光の波長をλとし、膜物質の屈折率をnとし、膜の物理的な厚さをhとするとき、膜の光学的な厚さn×hはλ/4である。
(HL)nHLLH(LH)nにおいて、(HL)nHおよびH(LH)nは反射膜であり、LLはスペーサーである。(HL)nHH(LH)nにおいて、(HL)nおよび(LH)nは反射膜であり、HHはスペーサーである。すなわち、バンドパス作用を有する誘電体多層膜として、反射膜−スペーサー−反射膜の膜構成を有するファブリ−ペロ型の誘電体多層膜を用いることができる。なお、スペーサーはLLやHHに限定されることなく、LLLL、HHHHなどλ/2の整数倍の光学的な厚さを有するものであれば良い。
式(1)における実効屈折率N*は膜物質の構成などに依存するが、反射膜−スペーサー−反射膜の膜構成を有するファブリ−ペロ型の誘電体多層膜では、実効屈折率N*は特にスペーサーの屈折率に大きく影響される。したがって、スペーサーに低屈折率の膜物質Lを用いる方が、波長シフトの角度依存性を大きくすることができ、ひいては出射角θの高精度な制御に有利である。具体的には、スペーサーの使用光に対する屈折率は1.5よりも小さいことが好ましい。ちなみに、スペーサーとして使用可能なMgF2の屈折率は約1.38であり、SiO2の屈折率は約1.46である。
バンドパス作用を有する誘電体多層膜の膜構成は、例えば(HL)nHLLH(LH)nに限られることなく、(HL)nHLLH(LH)nと(HL)nHLLH(LH)nとの間に低屈折率の膜物質Lを挟んで繰り返したマルチスタックにすれば、誘電体多層膜の透過特性を矩形状にすることができる。また、誘電体多層膜の膜厚や最外層の膜を工夫することにより透過特性を最適化することも可能である。この場合も、スペーサーの屈折率が波長シフトの角度依存性に及ぼす影響が大きい。さらに、スペーサーの膜厚を工夫することにより、複数の波長に対して透過帯域を得ることができる。
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態にかかる照明光源装置の構成を概略的に示す図である。第1実施形態では、MEMSを利用したプロジェクタの照明光源に対して本発明を適用している。第1実施形態の照明光源装置は、準単色光を供給する光源1と、光源1から供給された光を伝播させる導光板(例えばプレート状の光伝播部材)2とを備えている。
光源1として、例えば波長が532nmの光を出射するレーザ光源を用いることができる。必要な光量に応じて複数の光源を備える場合もあるが、以下、説明を簡単にするために、単一の光源を備える場合について考える。光源1からの光が導光板2の端面(側面)2aに入射するように、光源1は導光板2の端面2aに近接して配置されている。導光板2の出射面(光が出射される面)2bには、図2に示すような波長特性のバンドパス作用を有する誘電体多層膜3が形成されている。誘電体多層膜3の実効屈折率N*は、例えば1.6である。
導光板2の端面2aのうち、光の入射領域以外の領域には、反射膜(不図示)が形成されている。また、端面2a以外の他の端面(図2では他の3つの端面のうち、端面2aと対向する1つの端面だけが図示されている)2cにも、反射膜(不図示)が形成されている。導光板2の出射面2bと対向する背面2dは散乱面とされており、散乱面に反射膜(不図示)が形成されている。これにより、導光板2の背面2dは、反射作用および散乱作用を有する。なお、端面2aの入射領域以外の領域および端面2cに、反射作用および散乱作用を持たせることもできる。後述するように、反射膜の反射率が高い程、また光の透過領域が小さい程、光の利用効率は高くなる。
誘電体多層膜3の透過率の波長特性を示す図2において、縦軸は光の透過率であり、横軸は光の波長である。また、実線21は光源1からの光の波長である532nmを、破線22は垂直出射(出射角0度)の立ち下がり波長である535.2nmを、参照符号23は垂直出射の透過率特性を、参照符号24は10度出射(出射角10度)の透過率特性を示している。式(1)によれば、実効屈折率N*が1.6で且つ垂直出射の立ち下がり波長が535.2nmのとき、10度出射の立ち下がり波長は532nmへ波長シフトする。
したがって、光源1から導光板2の端面2aに入射した光は、導光板2の内部を伝播して、例えば背面2dで反射散乱され、出射面2bに入射する。このとき、出射面2bへの光の入射角θ’に応じて、ひいては誘電体多層膜3から出射されることになる光の出射角θに応じて、誘電体多層膜3の透過率特性が異なる。具体的には、図2に示すように、垂直出射の場合には、波長が532nmの光に対する誘電体多層膜3の透過率は十分に高い。したがって、出射面2bに垂直入射した光は、誘電体多層膜3を透過し、導光板2から出射角θ=0度で出射される。
一方、10度出射の場合には、波長が532nmの光に対する誘電体多層膜3の透過率は垂直出射の場合に比して著しく減少する。したがって、誘電体多層膜3からの出射角θが10度を超えるような入射角θ’で出射面2bへ入射した光は、誘電体多層膜3を透過することなく反射され、背面2dに再び入射して反射散乱される。背面2dで反射散乱された光は、出射面2bに直接入射、あるいは端面2aの入射領域以外の領域または端面2cで反射された後に出射面2bに入射する。
このとき、出射角θが10度以下になるような光は誘電体多層膜3を透過して導光板2から出射されるが、出射角θが10度を超えるような光は誘電体多層膜3で反射されて背面2dへ戻される。こうして、背面2dでの反射散乱と出射面2bへの入射とを繰り返しながら、出射角θが10度以下の光だけが誘電体多層膜3を透過して導光板2から出射される。このように、誘電体多層膜3は、図3に示すような出射角依存の透過率特性、すなわち透過率の出射角特性を有することになる。
以上のように、第1実施形態の照明光源装置では、導光板2の出射面2bにコートされた誘電体多層膜3の作用により、例えば10度以下の出射角になる光のみが導光板2の出射面2bから出射され、それ以外の光は10度以下の出射角になるまで導光板2の内部で反射および散乱を繰り返す。その結果、導光板2の出射面2bでの光量分布が比較的均一になり、しかも10度以下の出射角の光のみが導光板2から制限的に出射される。
出射面2bの形状は導光板2の形状に依存するので、例えば出射面2bに対向して一次元MEMSが配置される場合には、一次元MEMSに対応した細長い形状の出射面2bを実現することも可能である。このように、第1実施形態の照明光源装置では、バンドパス作用を有する誘電体多層膜3の出射角による膜特性の波長シフトの作用により、所望形状の出射面2bから出射角の制限された照明光を供給することができる。特に、一次元MEMSを照明する場合には、その短手方向について狭い角度で照明することになるので、従来技術に比して効率的な照明を実現することができる。
なお、上述の第1実施形態では、光源1を導光板2の端面2aに近接させて配置し、光源1からの光を導光板2の端面2aに直接入射させている。しかしながら、これに限定されることなく、例えば図4に示すように、光源1と導光板2の端面2aとの間の光路中に集光レンズ4を配置する変形例も可能である。図4の変形例では、光源1からの光を集光レンズ4により集光して、導光板2の端面2aにおける入射領域を小さくすることができるので、光の利用効率を向上させることができる。
また、上述の第1実施形態では、光源1からの光を導光板2の端面(出射面2bに隣接する側面)2aに入射させるエッジライト方式を採用している。しかしながら、これに限定されることなく、例えば図5に示すように、光源1からの光を導光板2の背面2dから入射させる変形例も可能である。図5の変形例では、例えば4つの端面2a,2cに反射膜を形成し、背面2dの入射領域以外の領域を散乱面として反射膜を形成することになる。また、図5の変形例において、光源1と導光板2の背面2dとの間の光路中に集光レンズを配置することもできる。なお、端面2a,2cに反射作用および散乱作用を持たせることもできる。
図6は、本発明の第2実施形態にかかる照明光源装置の構成を概略的に示す図である。第2実施形態では、液晶表示装置のバックライトに対して本発明を適用している。第2実施形態の照明光源装置は、準単色光を供給する光源11と、光源11から供給された光を伝播させる導光板12とを備えている。光源11として、例えば波長幅が半値全幅で20nm程度のRGB3色のLEDを用いることができる。
必要な光量に応じて複数の光源を備える場合や、RGBそれぞれ個別の光源を備える場合もあるが、以下、説明を簡単にするために、単一の光源を備える場合について考える。光源11からの光が導光板12の端面12aに入射するように、光源11は導光板12の端面12aに近接して配置されている。必要に応じて、光源11と導光板12との間の光路中に集光レンズを付設することもできる。導光板12の出射面12bには、図7に示すような波長特性のトリプルバンドパス作用を有する誘電体多層膜13が形成されている。
誘電体多層膜13の実効屈折率N*は、例えば1.6である。導光板12の端面12aのうち、光の入射領域以外の領域には、反射膜(不図示)が形成されている。また、端面12a以外の他の端面12cにも、反射膜(不図示)が形成されている。導光板12の出射面12bに対向する背面12dは散乱面とされており、散乱面に反射膜(不図示)が形成されている。なお、端面12aの入射領域以外の領域および端面12cに、反射作用および散乱作用を持たせることもできる。
図7において、縦軸は光の透過率または光の強度であり、横軸は光の波長である。参照符号71はB(Blue:青)の光に対する透過率特性を、参照符号72はG(Green:緑)の光に対する透過率特性を、参照符号73はR(Red:赤)の光に対する透過率特性を示している。また、参照符号81はLED11から出射されるBの光の波長分布を、参照符号82はLED11から出射されるGの光の波長分布を、参照符号83はLED11から出射されるRの光の波長分布を示している。
図7に示すように、誘電体多層膜13の各波長B,G,Rの光に対する透過波長帯域は、LED11が出射する各波長光の波長幅の半値全幅である20nm程度に設定されている。式(1)によれば、誘電体多層膜13の実効屈折率N*が1.6の場合、20nmの波長シフトが起こるのは出射角θが25度程度になるときである。したがって、誘電体多層膜13からの出射角θが例えば25度を超えるような入射角θ’で出射面12bへ入射した光は、誘電体多層膜13を透過することなく反射され、背面12dに再び入射して反射散乱される。
背面12dで反射散乱された光は、出射面12bに直接入射、あるいは端面12aの入射領域以外の領域または端面12cで反射された後に出射面12bに入射する。このとき、出射角θが25度以下になるような光は誘電体多層膜13を透過して導光板12から出射されるが、出射角θが25度を超えるような光は誘電体多層膜13で反射されて背面12dへ戻される。こうして、背面12dでの反射散乱と出射面12bへの入射とを繰り返しながら、出射角θが25度以下の光だけが誘電体多層膜13を透過して導光板12から出射される。
このように、第2実施形態の照明光源装置では、導光板12の出射面12bにコートされた誘電体多層膜13の作用により、例えば25度以下の出射角になる光のみが導光板12の出射面12bから出射され、それ以外の光は25度以下の出射角になるまで導光板12の内部で反射および散乱を繰り返す。その結果、導光板12の出射面12bでの光量分布が比較的均一になり、しかも25度以下の出射角の光のみが導光板12から制限的に出射される。
なお、第2実施形態では、図7に示すように、LED11から出射される光の波長分布が裾をひいた形状を有するので、誘電体多層膜13の透過率の出射角特性も裾をひいた形状になるが、中心波長の近傍の光に限れば、出射光の角度分布が制限されることになる。LED11から出射される光の波長幅をさらに狭くすれば、出射角をさらに狭い角度範囲内に制限することも可能である。
本発明の第1実施形態にかかる照明光源装置の構成を概略的に示す図である。 第1実施形態における誘電体多層膜の透過率の波長特性を示す図である。 第1実施形態における誘電体多層膜の透過率の出射角特性を示す図である。 第1実施形態の第1変形例にかかる照明光源装置の構成を概略的に示す図である。 第1実施形態の第2変形例にかかる照明光源装置の構成を概略的に示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる照明光源装置の構成を概略的に示す図である。 第2実施形態における誘電体多層膜の透過率の波長特性および光源からの光の波長分布を示す図である。
符号の説明
1,11 光源
2,12 導光板
2a,12a 入射端面
2b,12b 出射面
2d,12d 背面
3,13 バンドパス作用を有する誘電体多層膜
4 集光レンズ

Claims (8)

  1. 所定面から光を出射する照明光源装置において、
    準単色光を供給する光源と、
    前記光源から供給された光を伝播させる導光板とを備え、
    前記導光板の前記所定面に対応する出射面には、出射角の制限作用を有する誘電体多層膜が形成されており、
    前記誘電体多層膜は、ファブリ−ペロ型の膜構成を有し、前記出射角の大きさに応じて透過波長域が異なり、
    前記誘電体多層膜中のスペーサーは、低屈折率の膜物質からなり、
    前記スペーサーの使用光に対する屈折率は、前記出射角に対する前記透過波長域の変化の依存性を決定する要因であり、当該屈折率は1.5よりも小さいことを特徴とする照明光源装置。
  2. 前記導光板の外側面のうち、前記光源からの光が入射する入射領域と前記出射面とを除く他の領域には、反射膜が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明光源装置。
  3. 前記導光板の前記出射面に対向する背面には、反射作用および散乱作用を有するように散乱面に反射膜が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の照明光源装置。
  4. 前記光源からの光が前記出射面と隣接する端面から入射するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明光源装置。
  5. 前記光源からの光が前記出射面と対向する背面から入射するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明光源装置。
  6. 前記光源と前記導光板との間の光路中に配置された集光レンズを備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の照明光源装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明光源装置と、該照明光源装置により照明される液晶表示パネルとを備えていることを特徴とする液晶表示装置
  8. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明光源装置と、該照明光源装置により照明されるMEMSとを備えていることを特徴とするプロジェクタ
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