JP5083715B2 - 三次元位置姿勢計測方法および装置 - Google Patents
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Description
この目的を達成するために、例えば特許文献1〜3が既に提案されている。
2次元見え方モデルと画像の照合は、例えば、画像上で特徴部(例えば画像上の円中心)を抽出し、複数の特徴部を結んだ多角形の各頂点の角度差の総和が最小になる特徴部の組合せを決定する。
対象物を撮影して画像を取得する画像撮影ステップと、
前記画像から、前記モデルデータに対応する画像上の特徴データを抽出する特徴抽出ステップと、
前記モデルデータと画像上の特徴データとの幾何学的一致度を評価する一致度評価ステップと、
モデルデータと画像上の特徴データが一致するように、モデルデータを3次元的に回転、移動させ、その回転量と移動量の6自由度データを取得する座標変換ステップと、
前記6自由度データにより対象物の三次元位置姿勢を決定する位置姿勢決定ステップとを有し、
同一の画像上に複数の特徴データが存在する場合において、
前記特徴抽出ステップの後に、モデルデータと画像上の複数の特徴データとの組み合わせを作成する特徴対応作成ステップを有し、
前記一致度評価ステップにおいて、前記組み合わせについて幾何学的一致度を評価し、
次いで、前記組み合わせのうち幾何学的一致度が高いものをグループ化するグループ化ステップを有し、
前記座標変換ステップにおいて、前記グループごとに、6自由度データを取得する、ことを特徴とする三次元位置姿勢計測方法が提供される。
前記画像から対象物の三次元位置姿勢を決定する演算装置とを備え、
該演算装置は、前記画像から、前記モデルデータに対応する画像上の特徴データを抽出する特徴抽出ステップと、
前記モデルデータと画像上の特徴データとの幾何学的一致度を評価する一致度評価ステップと、
モデルデータと画像上の特徴データが一致するように、モデルデータを3次元的に回転、移動させ、その回転量と移動量の6自由度データを取得する座標変換ステップと、
前記6自由度データにより対象物の三次元位置姿勢を決定する位置姿勢決定ステップとを有し、
同一の画像上に複数の特徴データが存在する場合において、
前記特徴抽出ステップの後に、モデルデータと画像上の複数の特徴データとの組み合わせを作成する特徴対応作成ステップを有し、
前記一致度評価ステップにおいて、前記組み合わせについて幾何学的一致度を評価し、
次いで、前記組み合わせのうち幾何学的一致度が高いものをグループ化するグループ化ステップを有し、
前記座標変換ステップにおいて、前記グループごとに、6自由度データを取得する、ことを特徴とする三次元位置姿勢計測装置が提供される。
この図において、本発明の三次元位置姿勢計測装置10は、検出する対象物1を撮影して画像2を取得する撮像装置12と、画像2から対象物1の三次元位置姿勢を決定する演算装置14とを備える。
特徴抽出ステップS3では、画像2から、物体計測処理部16により、モデルデータ5に対応する画像上の特徴データ6を抽出する。
一致度評価ステップS5では、モデルデータ5と画像上の特徴データ6との幾何学的一致度を評価する。
座標変換ステップS7では、モデルデータ5が幾何学的一致度の高い画像上の特徴データ6の位置に移動するように座標変換式を算出する。
位置姿勢決定ステップS8では、座標変換式により対象物1の三次元位置姿勢を決定する。
1.カメラキャリブレーション(カメラ内部パラメータ算出)を行う。
2.カメラ座標系とハンド座標系のキャリブレーションを行う
3.対象物1のモデルデータ5をモデルデータベース部17から読み込む。モデルデータ5がない場合は別途新規に作成する。
4.ある位置にロボット3のハンド4を移動させ、画像2を撮影する。このときのロボット座標におけるハンド位置姿勢は記録しておく。
5.対象物1の三次元位置姿勢計測を演算装置14により行い、カメラ座標における対象物1の位置姿勢を得る。
6.ロボット座標におけるハンド位置姿勢と、カメラ座標における対象物1の位置姿勢から、ロボット座標における対象物1の位置姿勢を算出する。
7.ロボット3は、上記の結果に基づき、対象物1の把持といったアクションを起こす。
この図を用いて、最初に、同一の画像上に単一の特徴データが存在する場合を説明する。
このモデルデータ5は、少なくとも1つの円を含む3つ以上の特徴データから構成される。また、これらは同一平面上に位置するものとする。
一致度評価ステップS5では、モデルデータ5と画像上の特徴データ6との幾何学的一致度を評価する。
幾何学的一致度評価値xは数1の式(1)で定義する。
この場合、(A)(B)とも、幾何学的一致度評価値xは数1の式(2)で定義する。
図5は、この場合のモデルデータ5の例であり、3つの円m1,m2,m3からなる。
図6は、この場合の画像上の特徴データ6の例であり、s1〜s9の9つの楕円からなる。
図7は、この組み合わせの例であり、モデルデータ5が3つの円m1,m2,m3、特徴データ6がs1〜s9の9つの楕円である場合に、その組み合わせは、c1(m1,s1),c2(m1,s2),c3(m1,s3),…,c27(m3,s9)の27通りとなる。
図8は、前記組み合わせ(27通り)について、幾何学的一致度の一覧を示す図である。xijで示す幾何学的一致度評価値xは、それぞれ式(1)(2)により正の値となる。
図9(A)は、グループ化ステップS6により、図6の複数の特徴データ6から3つのグループを検出した状態を示している。3つのグループの幾何学的一致度xは、a,b,cの順で高いものとする。
図9(B)に示すように、異なるグループに画像上同一の特徴データ6が含まれる場合には、幾何学的一致度xが低いグループの当該特徴を除去して、グループの再評価を行う。
この図において、一致度評価ステップS5は、S51〜S58の各ステップからなる。
この一致度評価ステップS5では、モデルデータ5と画像上の複数の特徴データ6に対して、モデルデータ5の特徴データ群のうち2つの特徴データCiと、画像上の特徴データ群のうち2つの特徴データCjの組み合わせの幾何学的一致度評価値xijを算出する。
幾何学的一致度評価値xijは、物体検出に必要な全ての組み合わせで算出する。
この図において、グループ化ステップS6は、S61〜S69の各ステップからなる。
このグループ化ステップS6では、モデルデータ5と、画像上の特徴データ6の対応Ciを抽出し、グループに最初の1個目として追加する。この対応Ciに対して幾何学的一致度が高い別の対応Cjをグループに追加する。その後、グループに含まれるいずれの対応に対しても幾何学的一致度が高い新たな対応があれば、その対応を順にグループに追加していくことで、全体的に幾何学的一致度が高いグループを得る。画面上に物体が複数あれば複数のグループが生成される。
5 モデルデータ、6 画像上の特徴データ、
10 三次元位置姿勢計測装置、14 演算装置(コンピュータ)、
15 ロボット制御部、16 物体計測処理部、
17 モデルデータベース部
Claims (4)
- 検出する対象物のモデルデータを予め記憶するモデル入力ステップと、
対象物を撮影して画像を取得する画像撮影ステップと、
前記画像から、前記モデルデータに対応する画像上の特徴データを抽出する特徴抽出ステップと、
前記モデルデータと画像上の特徴データとの幾何学的一致度を評価する一致度評価ステップと、
モデルデータと画像上の特徴データが一致するように、モデルデータを3次元的に回転、移動させ、その回転量と移動量の6自由度データを取得する座標変換ステップと、
前記6自由度データにより対象物の三次元位置姿勢を決定する位置姿勢決定ステップとを有し、
同一の画像上に複数の特徴データが存在する場合において、
前記特徴抽出ステップの後に、モデルデータと画像上の複数の特徴データとの組み合わせを作成する特徴対応作成ステップを有し、
前記一致度評価ステップにおいて、前記組み合わせについて幾何学的一致度を評価し、
次いで、前記組み合わせのうち幾何学的一致度が高いものをグループ化するグループ化ステップを有し、
前記座標変換ステップにおいて、前記グループごとに、6自由度データを取得する、ことを特徴とする三次元位置姿勢計測方法。 - 前記モデルデータは、少なくとも1つの円を含む3つ以上の特徴データから構成され、これらは同一平面上に位置する、ことを特徴とする請求項1に記載の三次元位置姿勢計測方法。
- 前記グループ化ステップにおいて、グループを幾何学的一致度が高い順に並び替え、複数のグループに画像上同一の特徴データが含まれる場合、幾何学的一致度が低いグループの当該特徴を除去して、グループの再評価を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の三次元位置姿勢計測方法。
- 検出する対象物を撮影して画像を取得する撮像装置と、
前記画像から対象物の三次元位置姿勢を決定する演算装置とを備え、
該演算装置は、前記画像から、前記モデルデータに対応する画像上の特徴データを抽出する特徴抽出ステップと、
前記モデルデータと画像上の特徴データとの幾何学的一致度を評価する一致度評価ステップと、
モデルデータと画像上の特徴データが一致するように、モデルデータを3次元的に回転、移動させ、その回転量と移動量の6自由度データを取得する座標変換ステップと、
前記6自由度データにより対象物の三次元位置姿勢を決定する位置姿勢決定ステップとを有し、
同一の画像上に複数の特徴データが存在する場合において、
前記特徴抽出ステップの後に、モデルデータと画像上の複数の特徴データとの組み合わせを作成する特徴対応作成ステップを有し、
前記一致度評価ステップにおいて、前記組み合わせについて幾何学的一致度を評価し、
次いで、前記組み合わせのうち幾何学的一致度が高いものをグループ化するグループ化ステップを有し、
前記座標変換ステップにおいて、前記グループごとに、6自由度データを取得する、ことを特徴とする三次元位置姿勢計測装置。
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