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JP5075399B2 - 医用画像表示装置及び医用画像診断装置 - Google Patents

医用画像表示装置及び医用画像診断装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の医用画像を組み合わせて表示することが可能な医用画像表示装置及び医用画像診断装置に関する。
一般に、臨床診断には形態的診断と機能的診断とがある。
臨床診断において重要なことは、疾病によってその組織や臓器が正常に機能しているか否かである。多くの疾病では、機能の異常が進行していくと組織の解剖学的な形態変化が生じる。X線診断装置やX線CT装置等はこのような形態的診断を行うための医用画像診断装置である。
また、放射性同位体又はその標識化合物が生体内の特定の組織や臓器に選択的に取り込まれる性質を利用し、その放射性同位体の崩壊によって放射されるγ線を体外から測定し、放射線の線量分布を画像化して診断する方法があり、核医学診断法と呼ばれている。核医学診断法は、特定の組織や臓器に標識物質が集積されるという原理そのものが、組織や臓器の生理学的な機能及び生化学的物質代謝機能と結び付いているため、形態学的診断のみならず、病変の初期段階の機能的診断が可能である。この核医学診断を行うための医用画像診断装置には、陽電子放出型CT(Positron Emission computed Tomography;PET)装置又は単光子放出型CT装置(Single Photon Emission Computed Tomography;SPECT)装置がある。
例えば、腫瘍の検査を例に取ると、X線CT装置等で得られる形態画像では腫瘍の形態変化を見ることができるのに対し、PET装置等で得られる機能画像では腫瘍の機能(活動の様子)を見ることができる。したがって、PET装置を用いると、X線CT装置では発見が困難な小さな腫瘍も発見することができる。
従来は、これらの医用画像診断装置から得られる形態画像と機能画像とをそれぞれ単独で診断に利用していたが、近年では、特許文献1や特許文献2のように、1回の撮影で形態画像と機能画像とを収集できるPET−CT装置も導入されてきている。つまり、PET装置は高感度である一方で得られる画像の分解能が低く、腫瘍の位置を正確に特定することが難しいため、高分解能の画像を提供できるX線CT装置とPET装置とを組み合わせ、両者の画像を重ね合わせることにより、高分解能な診断を実現可能としている。
特開2005−348841号公報 特開2006−68102号公報
ここで、PET−CT装置による腫瘍の診断を例にとった場合、その画像診断のワークフローは、
(1)PET画像とCT画像とを重ね合わせる
(2)PET画像を見て腫瘍の大まかな位置を特定する
(3)PET画像において特定した位置に対応するCT画像を見て腫瘍の詳細観察を行う
となる。ここで、(1)においてPET画像とCT画像とを重ね合わせた際には、重ね合わせ後の画像を所定の医用画像表示装置に表示させることが一般に行われている。そして、PET画像は(2)において腫瘍の大まかな位置を特定するために使用され、CT画像は(3)において腫瘍の詳細な観察をするために使用される。即ち、(2)においてはPET画像が、(3)においてはCT画像が関心の対象である。しかしながら、両画像が重ね合わせて表示されていると、両画像の位置の対比は分かりやすくなるが、個々の画像としてはかえって見づらいものとなる。そのため、医師等の操作者は状況に応じて重ね合わせの比率を変えたり、何れかの画像を非表示にしたりする等の医用画像を見やすくするための操作を行う必要が生じる。また、(3)においてCT画像の詳細観察をするためにPET画像を非表示とした場合には、PET画像を参照できなくなってしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、複数の医用画像を組み合わせた画像診断を効率良く行うことができる医用画像表示及び医用画像診断装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1による医用画像表示装置は、機能画像と形態画像を入力するための画像入力手段と、前記入力された機能画像と形態画像を位置合わせする位置合わせ手段と、前記位置合わせがなされた機能画像において関心領域の位置を指定するための関心領域指定手段と、前記指定された位置から前記機能画像における関心領域を抽出する関心領域抽出手段と、前記抽出された関心領域に相当する位置の形態画像を選択する選択手段と、前記選択された形態画像を表示するとともに、前記関心領域抽出手段で抽出された関心領域の境界を表すグラフィックを、前記形態画像における前記関心領域の境界に所定間隔で表示させる表示手段とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の請求項3による医用画像診断装置は、被検体を撮影して機能画像を収集する機能画像収集手段と、前記機能画像と同じ範囲を撮影して前記被検体に係る形態画像を収集する形態画像収集手段と、前記機能画像と前記形態画像を入力するための画像入力手段と、前記機能画像において関心領域の位置を指定するための関心領域指定手段と、前記指定された位置から前記機能画像における関心領域を抽出する関心領域抽出手段と、前記抽出された関心領域に相当する位置の形態画像を選択する選択手段と、 前記選択された形態画像を表示するとともに、前記関心領域抽出手段で抽出された関心領域の境界を表すグラフィックを、前記形態画像における前記関心領域の境界に所定間隔で表示させる表示手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、複数の医用画像を組み合わせた画像診断を効率良く行うことができる医用画像表示及び医用画像診断装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る医用画像表示装置の構成を示す図である。図1に示す医用画像表示装置は、制御部1と、入力部2と、画像入力部3と、データ記憶部4と、位置合わせ部5と、画像投影部6と、表示部7と、領域抽出部8と、中心計算部9とから構成されている。
制御部1は、本医用画像表示装置の各部の動作を制御する。また、制御部1は、後述する図2の処理において、第1の画像において抽出された関心領域の中心位置を通る第2の画像をデータ記憶部4から選択する選択手段としての機能も有する。
関心領域指定手段としての入力部2は、医師などの操作者からの指示を受け付けるための操作入力部である。入力部2は、例えばマウスやキーボードなどから構成されている。入力部2からの指示を受けて制御部1は、本医用画像表示装置の各部に所定の動作を行わせる。
画像入力部3は、本医用画像表示装置で使用される複数の医用画像データを入力させるためのインターフェースである。ここで、本実施形態においては画像入力部3を介して入力される医用画像データを第1の画像データ及び第2の画像データと記す。これら画像データのうち、第1の画像データは医師などの操作者が観察の対象とする関心領域を特定するための機能画像データであり、例えばPET画像データである。また、第2の画像データは第1の画像データによって特定された関心領域を詳細観察するための形態画像データであり、例えばCT画像データである。
なお、これら第1の画像データ及び第2の画像データは、PET装置とX線CT装置のような異なる複数の医用画像診断装置でそれぞれ収集された医用画像データであっても良いし、単一の医用画像診断装置で収集された医用画像データであっても良い。また、DVDROMのような記録媒体を介して入力される医用画像データやネットワークを介して本医用画像表示装置とは別のシステム(医用画像診断装置であっても良いし、画像サーバであっても良い)から入力される医用画像データを利用しても良い。
データ記憶部4は、画像入力部3を介して入力される第1の画像データ及び第2の画像等の各種データを記憶しておくための記憶部である。
位置合わせ手段としての位置合わせ部5は、データ記憶部4に記憶されている第1の画像データの座標系と第2の画像データの座標系とを一致させる位置合わせ処理を行う。なお、位置合わせ処理は、従来の手法で良く、例えば特開平8−131403号公報において開示されている手法を利用することができる。この位置合わせ処理により、例えば第1の画像データにおける空間上の1点(x1,y1,z1)と、この点と同じ座標値を示す第2の画像における空間上の1点(x1,y1,z1)とは被検体の同一位置を示すことになる。
画像投影部6は、データ記憶部に記憶されている第1の画像データ及び第2の画像データを2次元平面に投影する。ここで、投影の手法としては特に限定されるものではなく例えばデータ最大値投影(Maximum Intensity Projection)法や最小値投影(Minimum Intensity Projection)法等を用いることができる。
表示手段としての表示部7は、画像投影部6において生成された2次元投影画像データに基づいて第1の画像データ及び第2の画像データの2次元投影画像を表示すると共に、該2次元投影画像に重ね合わせる各種画像を表示する。
関心領域抽出手段としての領域抽出部8は、第1の画像データにおいて入力部2を介して操作者によって指定される点を含み、その周囲に広がるある条件を満たす領域を第1の画像データから抽出する。この領域抽出のアルゴリズムとしては、例えばRegion Growing法を利用することができる。
中心計算手段としての中心計算部9は、領域抽出部8によって抽出された領域の中心点を計算する。ここで、領域の中心点は、例えば
抽出された領域内でデータ要素(輝度値)が最大の点
抽出された領域の幾何学的な中心(幾何学的な重心)点
抽出された領域内に含まれる各データ要素に対して重み付け処理を行って(例えば画素値が高い部分が多い部分に重み付けする)求めた重心点
等が考えられる。
次に、図1の医用画像表示装置の動作について図2を参照して説明する。ここで、図2においては、操作者側の動作と本医用画像表示装置側の動作とをそれぞれ分けて説明する。
まず、ステップS1において、操作者は医用画像診断装置(例えば、PET装置)を動作させて第1の画像データを収集する。続いてステップS2において、操作者は医用画像診断装置(例えば、X線CT装置)を動作させて第2の画像データを収集する。
次に、ステップS3において、操作者は第1の画像データと第2の画像データを、画像入力部3を介して入力する。この操作は、医用画像診断装置によって収集された第1及び第2の画像データをDVDROM等の記録媒体に記録し、該記録媒体に記録した第1及び第2の画像データを、画像入力部3を介して本医用画像表示装置に読み込ませる操作や、ネットワーク経由で第1及び第2の画像データを本医用画像表示装置に転送する操作である。第1及び第2の画像データが画像入力部3を介して入力されると、これら第1及び第2の画像データはデータ記憶部4に記憶される。
次に、ステップS4において、医用画像表示装置の制御部1は、データ記憶部4に記憶されている第1の画像データと第2の画像データとを読み出して位置合わせ部5に入力する。位置合わせ部5は、第1の画像データと第2の画像データに対して位置合わせ処理を行い、これら位置合わせがなされた第1の画像データ及び第2の画像データをデータ記憶部4に記憶させる。
続いて、ステップS5において、制御部1は、データ記憶部4に記憶されている位置合わせがなされた第1の画像データを読み出して画像投影部6に入力する。画像投影部6は、第1の画像データを例えば最大値投影法によって2次元平面上に投影する。そして、この2次元投影された第1の画像データを表示部7に入力する。表示部7は、2次元投影された第1の画像を、操作者が視認できるように例えば図3のようにして表示する。ここで、図3の参照符号301は、操作者が診断の対象としている臓器(関心領域)を示している。また、参照符号302は、操作者が図3の画像上の点を指定するためのポインタである。
次に、ステップS6において、操作者は、図3のようにして表示された第1の画像上の関心領域301のうちの1点を、入力部2を介してポインタ302を移動させることにより指定する。この指定の様子を図4に示す。なお、図4は、関心領域301の周辺を拡大して示したものである。ここで、ステップS5において、表示部7に表示される画像が最大値投影画像であれば、操作者が指定した1点を通る視線方向上(図面手前から奥方向)にある輝度が最大の点が、操作者が指定した1点に対応する3次元空間内の1点となる。また、データ記憶部4に記憶されている位置合わせ後の第1の画像データを断面画像として表示部7に表示させた場合には、操作者が指定した1点がそのまま3次元空間内の1点となる。
次に、ステップS6の指定操作を受けて、ステップS7において領域抽出部8は関心領域301を抽出する。関心領域301の抽出では、ステップS6で指定された点の3次元座標データと位置合わせがなされた第1の画像データとを領域抽出部8の入力とし、指定された点に連結し、かつ所定の条件を満たす点(例えば指定された点と略同じ輝度の点)の集合が図5に示すような関心領域301として抽出される。
次に、ステップS8において、中心計算部9は、関心領域301の中心位置を計算する。関心領域301の中心位置の計算では、ステップS7で抽出された関心領域301の3次元座標データと位置合わせがなされた第1の画像データとを中心計算部9の入力として図6の参照符号303で示す関心領域301の中心位置が計算される。
次に、ステップS9において、画像投影部6は、直交3断面表示のための投影画像データを生成する。表示部7は、画像投影部6において生成された第1の画像の直交3断面の投影画像データに基づいて図7に示すような直交3断面画像を操作者が視認可能なように表示する。直交3断面画像の表示では、ステップS8で算出された関心領域301の中心位置303の座標データと第1の画像データとを入力とし、中心位置303を通る直交3軸に対する断面画像データが生成されて表示される。
次に、ステップS10において、操作者はステップS9において表示部7に表示された第1の画像の直交3断面画像を見て、ステップS8で計算された関心領域301の中心位置303(直交3断面の交点)が自分の意図するものでない場合に、第1の画像の直交3断面上で入力部2によって関心領域301の中心位置を調整する。図8にこの様子を示す。図8にようにして調整された中心位置304の座標データはデータ記憶部4に記憶される。
次に、ステップS11において、制御部は、ステップS10において確定された関心領域301の中心位置304を通る第2の画像データをデータ記憶部4から読み出して画像投影部6に入力する。画像投影部6は、入力された第2の画像データの直交3断面の投影画像データを生成する。画像投影部6において生成された第2の画像の直交3断面の投影画像データに基づいて図9に示すような直交3断面画像を操作者が視認可能なように表示する。
ここで、図9に示す第2の画像の直交3断面画像の関心領域401、402、403上にステップS7で抽出された関心領域301を示すグラフィックを重ね合わせて表示するようにしても良い。この関心領域301を示すための表示としては、図10に示すように第2の画像の直交3断面画像に単純に関心領域301の境界を示すグラフィック404、405、406を重ね合わせるようにすれば良い。ただし、この場合には、関心領域401、402、403の境界周辺がグラフィック404、405、406によって見づらくなるおそれがあるので、図11のように、例えば矢印のようなグラフィック407を、所定間隔で表示して関心領域401、402、403の境界とその周辺部が隠れないような形態で表示を行うことがより好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1の画像における関心領域の指定を簡単な操作で行うことができ、指定された関心領域と同じ位置の第2の画像を表示することが可能である。
また、第2の画像を表示する際には、第1の画像において得られた関心領域の情報(第1の領域における関心領域の位置情報)を第2の画像に重ね合わせることが可能である。この際、第1の画像の全てを第2の画像に重ね合わせず、第2の画像による観察に必要な関心領域の位置のみが分かるようなグラフィックを第2の画像に重ね合わせることにより、第2の画像の観察の邪魔とならず、必要な第1の画像の情報も知ることが可能である。
ここで、図2のステップS7〜ステップS8においてはステップS6で指定された位置を含んだ関心領域を抽出した後で抽出された関心領域の中心位置を計算しているが、これらの処理を省略し、ステップS6で指定された位置をそのまま関心領域の中心位置としてステップS9以後の処理を行うようにしても良い。
また、図2のステップS9〜ステップS10においては、第1の画像の直交3断面画像を表示し、直交3断面画像上で操作者が関心領域の中心位置を調整しているが、これらの処理を省略し、ステップS8において関心領域の中心位置が計算された時点でステップS11以後の処理を行うようにしても良い。この場合、操作者が第1の画像上で関心領域内の1点を指定すると、この1点を含む関心領域を抽出され、抽出された関心領域の中心位置が計算された後、直ちに関心領域の中心を通る第2の画像の直交3断面画像が表示部7に表示される。
さらに、図2のステップS9及びステップS11において表示する画像を関心領域の中心を通る直交3断面画像としているが、これに限るものではない。例えば、関心領域の中心を通る1方向の断面画像を表示させるようにしても良い。
また、第1の実施形態では、第1の画像の例としてPET画像を、第2の画像の例としてCT画像を挙げているが、これに限るものではない。即ち、第1の画像は関心領域の機能を観察できる画像であれば特に限定されるものではなく、例えばSPECT画像、MRI装置で得られる血流画像、超音波診断装置で得られる血流画像やドップラ画像等でも良い。また、第2の画像は関心領域の形態を観察できる画像であれば特に限定されるものではなく、例えばX線画像、MR画像、超音波画像等でも良い。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の手法を医用画像診断装置に適用した場合の例である。
図12は、第2の実施形態の医用画像診断装置の一例としてのPET−CT装置の全体の構成を示すブロック図である。図12に示すPET−CT装置500は、CT架台501と、PET架台502と、高電圧発生部503と、機構部504と、寝台505と、医用画像表示装置506と、寝台位置検出部507と、PET位置検出部508と、入力部509と、制御部510とから構成されている。なお、第2の実施形態におけるPET−CT装置500は、基本的な構成は従来周知の構成を適用できるが、医用画像表示装置506の内部構成は、図1で示した構成に順じた構成となっている。
第2の画像収集手段の一例としてのCT架台501は、被検体PのX線撮影を行う。このCT架台501は、CT開口部511と、X線管512と、X線検出器513と、データ収集部514とから構成されている。そして、X線管512と、X線検出器513と、データ収集部514とは、CT開口部511の外周に設けられた図示しない回転リングによって回転可能に保持されている。CT開口部511は、中央に天板551上の被検体Pが送り込まれるほぼ円筒状の開口部である。X線管512は、CT開口部511内に送り込まれた被検体PにX線を照射する。X線検出器513は、被検体Pを介してX線管512に対向して配置され、被検体Pを透過したX線を検出して電気信号に変換する。X線検出器513から出力される電気信号をデジタル化してCT画像処理部561に出力する。
第1の画像収集手段の一例としてのPET架台502は、被検体PのPET撮影を行う。このPET架台502は、PET開口部521と、ポジトロン検出器522と、信号処理部523とから構成されている。PET開口部521は、中央に天板551上の被検体Pが送り込まれるほぼ円筒状の開口部である。ポジトロン検出器522は、PET開口部521の外周にリング状に配列され、放射性医薬品を投与した被検体Pの体内から放出されるポジトロンを光信号に変換し、更に該光信号を電気信号に変換する。信号処理部523は、ポジトロン検出器522から出力される電気信号をデジタル化してPET画像処理部562に出力する。
高電圧発生部503は、高電圧発生器531と、X線制御部532とから構成されている。高電圧発生器531は、X線管512の陰極から発生する熱電子を加速するために、陽極と陰極の間に印加する高電圧を発生させる。X線制御部532は、制御部510からの指示信号に従い、高電圧発生器531における管電流、管電圧、照射時間等のX線照射条件の制御を行う。
機構部504は、CT架台チルト機構541と、天板移動機構542と、PET架台移動機構543と、寝台移動機構544と、架台・天板・寝台機構制御部545とから構成されている。CT架台チルト機構541は、CT架台501をチルトするための機構である。天板移動機構542は、天板551を上下及び天板551の長手方向に水平移動させるための機構である。PET架台移動機構543は、PET架台502を被検体Pの体軸方向に移動させるための機構である。寝台移動機構544は、CT架台501或いはPET架台502による撮影のために寝台505をCT架台501及びPET架台502の開口部方向に移動させるための機構である。架台・天板・寝台機構制御部545は、CT架台チルト機構541、天板移動機構542、PET架台移動機構543、及び寝台移動機構544の動作を制御する。
寝台505は、被検体Pを戴置するための天板551を支持すると共に、天板551を移動させる。
医用画像表示装置506は、CT架台501やPET架台502において収集されたデータを処理して画像表示を行う。この医用画像表示装置506は、CT架台501から送られてきたデータを処理してCT画像データを生成するCT画像処理部561と、PET架台502から送られてきたデータを処理してPET画像データを生成するPET画像処理部562と、CT画像処理部561からのCT画像及びPET画像処理部562からの画像を入力として図2で示したような、CT画像内の関心領域にPET画像において抽出された関心領域を示すグラフィックを重ねて表示する処理を行う画像表示部563とから構成されている。ここで、画像表示部563の構成は、図1に示す構成から制御部1及び入力部2を省略したものである。制御部1の処理は、図12の制御部510によって行われ、入力部2の機能は入力部509の機能と兼用される。
寝台位置検出部507は、被検体Pを所望の撮影位置に設定するために、寝台505の位置検出を行う。この寝台位置検出部507は、CT架台501による撮影を行う場合に、PET架台撮影位置からCT撮影位置へ移動する寝台505の位置を検出するためのCT撮影用寝台位置検出器571と、PET架台502による撮影を行う場合に、CT撮影位置からPET架台撮影位置へ移動する寝台505の位置を検出するためのPET撮影用寝台位置検出器572とから構成されている。
PET位置検出部508は、PET架台502による撮影で被検体Pを所望の撮影位置に設定する際のPET架台502の位置を検出する。このPET位置検出部508は、PET架台502による撮影の場合にPET架台502のPET架台待機位置からPET架台撮影位置へ移動するPET架台502の位置を検出するためのPET架台撮影位置検出器581と、CT架台501による撮影の場合にPET架台撮影位置からPET架台502のPET架台待機位置へ移動するPET架台502の位置を検出するためのPET架台待機位置検出器582とから構成されている。
入力部509は、図2で説明した各種の指定操作の他、CT架台501による撮影若しくはPET架台502による撮影の際の撮影条件、被検体情報、画像の表示条件などを入力するための操作入力部である。
制御部510は、図2で説明した処理を制御する他、PET−CT装置500の各ユニットを統括して制御する。
このようなPET−CT装置500においては、まず天板移動機構542によりPET架台502のPET開口部521内部に天板551が送られた後、PET撮影が行われ、PET撮影によって収集されたデータがPET画像処理部562に出力される。その後に、天板移動機構542によりCT架台501のCT開口部511内部に天板551が送られた後、CT撮影が行われ、CT撮影によって収集されたデータがCT画像処理部561に出力される。
PET画像処理部562、CT画像処理部561においてそれぞれ得られたPET画像、CT画像は画像表示部563内部の画像入力部3を介して入力される。以後の処理は、図2で説明したのと同様に行われる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態で説明した手法をPET−CT装置のような医用画像診断装置にも適用可能である。
ここで、PET−CT装置のように画像収集時に第1の画像データであるPET画像データと第2の画像データであるCT画像データとの位置合わせが機械的に行われるシステムである場合には、位置合わせ部5による位置合わせは必ずしも行わなくとも良い。
また、図12では、医用画像診断装置としてPET−CT装置を例に挙げているが、これに限るものではなく、SPECT−CT装置等でも良い。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る医用画像表示装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る医用画像表示装置の動作について説明するための図である。 第1の画像を2次元投影画像として表示する際の表示例を示す図である。 関心領域の指定について示す図である。 関心領域の抽出について示す図である。 中心計算部で計算される関心領域の中心位置について示す図である。 関心領域の中心を通る第1の画像の直交3断面画像の表示例を示す図である。 第1の画像の直交3断面画像における中心位置の調整について示す図である。 関心領域の中心を通る第2の画像の直交3断面画像の表示例を示す図である。 第2の画像の直交3断面画像に、関心領域の境界を重ね合わせ表示する際の第1の表示例を示す図である。 第2の画像の直交3断面画像に、関心領域の境界を重ね合わせ表示する際の第2の表示例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る医用画像診断装置の一例としてのPET−CT装置の全体の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,510…制御部、2,509…入力部、3…画像入力部、4…データ記憶部、5…位置合わせ部、6…画像投影部、7…表示部、8…領域抽出部、9…中心計算部、501…CT架台、502…PET架台、503…高電圧発生部、504…機構部、505…寝台、506…医用画像表示装置、507…寝台位置検出部、508…PET位置検出部

Claims (3)

  1. 機能画像と形態画像を入力するための画像入力手段と、
    前記入力された機能画像と形態画像を位置合わせする位置合わせ手段と、
    前記位置合わせがなされた機能画像において関心領域の位置を指定するための関心領域指定手段と、
    前記指定された位置から前記機能画像における関心領域を抽出する関心領域抽出手段と、
    前記抽出された関心領域に相当する位置の形態画像を選択する選択手段と、
    前記選択された形態画像を表示するとともに、前記関心領域抽出手段で抽出された関心領域の境界を表すグラフィックを、前記形態画像における前記関心領域の境界に所定間隔で表示させる表示手段と、
    を具備することを特徴とする医用画像表示装置。
  2. 前記関心領域指定手段によって指定された位置から前記関心領域の中心位置を計算する中心計算手段を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の医用画像表示装置。
  3. 被検体を撮影して機能画像を収集する機能画像収集手段と、
    前記機能画像と同じ範囲を撮影して前記被検体に係る形態画像を収集する形態画像収集手段と、
    前記機能画像と前記形態画像を入力するための画像入力手段と、
    前記機能画像において関心領域の位置を指定するための関心領域指定手段と、
    前記指定された位置から前記機能画像における関心領域を抽出する関心領域抽出手段と、
    前記抽出された関心領域に相当する位置の形態画像を選択する選択手段と、
    前記選択された形態画像を表示するとともに、前記関心領域抽出手段で抽出された関心領域の境界を表すグラフィックを、前記形態画像における前記関心領域の境界に所定間隔で表示させる表示手段と、
    を具備することを特徴とする医用画像診断装置。
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