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JP5046889B2 - 記録装置 - Google Patents

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JP5046889B2
JP5046889B2 JP2007308589A JP2007308589A JP5046889B2 JP 5046889 B2 JP5046889 B2 JP 5046889B2 JP 2007308589 A JP2007308589 A JP 2007308589A JP 2007308589 A JP2007308589 A JP 2007308589A JP 5046889 B2 JP5046889 B2 JP 5046889B2
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Description

本発明は、被記録媒体に記録を行う記録装置に関する。
記録装置には、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を有するものや、コンピュータやワードプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーションの出力機器として用いられるものがある。これらは、画像情報に基づいて記録用紙やプラスチック薄板等の被記録材(被記録媒体)に画像を記録していく構成を有している。このような記録装置は、記録方式によってインクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式等に分けることができる。
その中でも特にインクジェット方式は、記録画像の高画質化と低ランニングコストを実現することができるため、近年においては、広く一般家庭に普及してきている。これに伴い、記録装置の小型化や軽量化に加えて操作性やメンテナンス性の向上が求められている。ヘッドカートリッジおよびインクタンクが装置本体から着脱可能なカートリッジタイプとなっているシリアルスキャン方式を用いたインクジェット方式の記録装置は、メンテナンス性に優れるため、一般家庭向きの低価格の汎用プリンタに広く用いられている。
特許文献1には、ヘッドカートリッジおよびインクタンクがキャリッジに着脱自在に搭載されるシリアルスキャンタイプのインクジェット方式の記録装置が開示されている。キャリッジには、ヘッドカートリッジの着脱時に操作されるレバーが備えられている。この従来技術による記録装置では、ヘッドカートリッジをキャリッジに装着してから、レバーを一方向に操作することにより、ヘッドカートリッジがキャリッジに固定され、その後インクタンクがキャリッジに装着される。
特開2004−90343号公報
上記の従来技術においては、キャリッジにヘッドカートリッジを挿入し、着脱用の操作レバーでヘッドカートリッジを固定したあとに、インクタンクをキャリッジに装着する必要がある。しかしながら、この構成では、ユーザーはヘッドカートリッジを固定しないまま、インクタンクをキャリッジに装着してしまうことも考えられ、この誤った操作手順により正しい装着がされない可能性がある。
そこで本発明は、ユーザーがキャリッジにヘッドカートリッジおよびインクタンクを誤った手順で装着することを防止できる記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の記録装置は、インクを収容するインクタンクと、該インクタンクが着脱可能であって前記インクタンクから供給されたインクを吐出するヘッドカートリッジと、該ヘッドカートリッジ着脱可能なキャリッジと、を備える記録装置において、前記ヘッドカートリッジを前記キャリッジに固定しかつ前記インクタンクの前記ヘッドカートリッジへの装着動作を許可する第1の位置と、前記装着動作を妨げる第2の位置とに移動可能な固定手段を備え、該固定手段が前記第2の位置に配置されているときには前記固定手段の一部が前記インクタンクの前記ヘッドカートリッジへの装着経路内にあるように構成されている。
本発明によれば、ユーザーがキャリッジにヘッドカートリッジおよびインクタンクを誤った手順で装着することを防止できる記録装置を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る記録装置の斜視図、図2,3はこの記録装置の機構部の斜視図、図4はこの記録装置の側断面図である。
本実施形態の記録装置1は、給紙部2と、搬送部3と、排紙部4と、キャリッジ部5と、回復装置部6と、ヘッドカートリッジ7と、Uターン・自動両面搬送部8と、外装部9と、を有している。そこで、図1〜4を参照してこれらの概略を項目に分けて順次述べる。
(A)給紙部
給紙部2は記録シート(不図示)を積載する圧板21、記録シートを給紙する給紙ローラ28、記録シートを分離する分離ローラ241、記録シートを積載位置に戻す為の戻しレバー22、などを有している。これらは、ベース20に取り付けられている。
積載された記録シートを保持する為の給紙トレイ26が、ベース20または外装に取り付けられている。給紙トレイ26は多段式で収納できるようになっているが、使用時は引出して用いる。
給紙ローラ28は円弧状の断面を持つ棒状に形成されている。用紙基準寄りに1つの給紙ローラゴムが設けられており、これによって記録シートが給紙される。給紙ローラ28は、給紙部2に設けられた回復装置部6と共用のモータ(以下、「APモータ」という。)273から駆動伝達ギア(不図示)および遊星ギア(不図示)により伝達された駆動力によって回転させられる。
圧板21には可動サイドガイド23が移動可能に設けられて、記録シートの積載位置を規制している。圧板21はベース20に支持された回転軸を中心に回転することができ、圧板バネ212により給紙ローラ28に付勢される。給紙ローラ28と対向する圧板21の部位には、積載されている最終近くの記録シートの重送を防止する摩擦係数の大きい材質からなる分離シート213が設けられている。圧板21は圧板カム(不図示)によって、給紙ローラ28に、当接、離間できるように構成されている。
記録シートを一枚ずつ分離するための分離ローラ241は、分離ローラホルダ24に取り付けられている。分離ローラホルダ24は、ベース20に設置されており、ベース20に支持される回転軸を中心に回転することができ、分離ローラバネ(不図示)により給紙ローラ28に付勢されている。分離ローラ241には、クラッチバネ(不図示)が取り付けられており、所定以上の負荷がかかると、分離ローラ241が取り付けられた部分が、回転できる構成になっている。分離ローラ241は分離ローラリリースシャフト244とコントロールカム(不図示)とによって、給紙ローラ28に、当接、離間できるように構成されている。これらの圧板21、戻しレバー22、分離ローラ241の位置はASFセンサ29によって検知されている。
また、記録シートを積載位置に戻す為の戻しレバー22は、回転することができるようにベース20に取り付けられ、解除方向に戻しレバーバネ(不図示)で付勢されている。記録シートを戻す時は、コントロールカムによって回転させるように構成されている。
待機状態では、圧板28は圧板カムでリリースされ、分離ローラ241はコントロールカムでリリースされている。このとき、戻しレバー22は記録シートを積載位置まで戻すとともに、積載された記録シートが給紙ローラ28へ送り込まれないように積載口を塞ぐ位置に配置されるようになっている。
給紙部2が作動を開始すると、まずモータの駆動力によって分離ローラ241が給紙ローラ28に当接し、次に戻しレバー22がリリースされて圧板21が給紙ローラ28に当接して、この状態で記録シートの給紙が開始される。記録シートは、ベース20に設けられた分離部(不図示)により送られる枚数が規制され、所定枚数の記録シートのみが給紙ローラ28と分離ローラ241とから構成されるニップ部に送られる。送り込まれた所定枚数の記録シートはこのニップ部で分離され、一番上の1枚の記録シートのみが給紙ローラ28によって搬送される。
記録シートが後述の搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対まで到達すると、圧板21は圧板カムによってリリースされ、分離ローラ28はコントロールカムによってリリースされる。戻しレバー22は、コントロールカムによって記録シートの積載位置に戻り、給紙ローラ28と分離ローラ241とから構成されるニップ部で分離された記録シートは積載位置まで戻される。
(B)搬送部
搬送部3は、板金の成型品からなるシャーシ11に取り付けられている。搬送部3は、記録シートを搬送する搬送ローラ36、記録シートを検知するPEセンサ(不図示)、などを有している。搬送ローラ36は、表面にセラミックスの微小粒をコーティングした金属軸であり、両軸の金属部分を軸受38で支持されることにより、シャーシ11に取り付けられている。搬送ローラ36には、軸受38と搬送ローラ36との間に搬送ローラテンションバネ(不図示)が設けられており、この搬送ローラテンションバネが搬送ローラ36を付勢することにより搬送ローラ36に所定の負荷を与えている。搬送ローラ36は、負荷を与えられることにより、回転時に安定した搬送をすることができる。
搬送ローラ36には、従動する複数のピンチローラ37が当接して配置されている。ピンチローラ37は、ピンチローラホルダ30に保持され、ピンチローラバネ31によって搬送ローラ36に付勢されることにより搬送ローラ36との間に記録シートを挟み込めるようになっている。ピンチローラホルダ30の回転軸はシャーシ11に形成された軸受に支持されており、記録シートの搬送時には、その回転軸を中心にピンチローラホルダ30が記録シートの搬送にあわせて回転する。給紙部2から記録シートが搬送されてくる搬送部3の入口には、記録シートをガイドするペーパーガイドフラッパ33およびプラテン34が設けられている。ペーパーガイドフラッパ33は、シャーシ11に当接するように配置され、搬送ローラ36に嵌合され、回転軸が搬送ローラ36の軸受部を摺動することにより回転軸を中心に回転することができる。また、ピンチローラホルダ30には、記録シートの先端および後端の検出をPEセンサに伝えるPEセンサレバー321が設けられている。
上記構成において、搬送部3に送られた記録シートはピンチローラホルダ30およびペーパーガイドフラッパ33に案内されて、搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対に送られる。このときPEセンサは、PEセンサレバー321に搬送されてきた記録シートの先端を検知して、これにより記録シートの記録位置が決定される。プラテン34上には、搬送される記録シートとヘッドカートリッジ7との位置を調整しているリブが形成されている。記録シートは、搬送モータ35の駆動力により搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対が回転することで、プラテン34上のリブを基準面として搬送される。また、このリブは記録シートの波打ちを抑制することができるように形成されている。
搬送ローラ36は、DCモータからなる搬送モータ35の回転力が搬送ローラ36の軸上に設けたプーリ(不図示)にタイミングベルト(不図示)を通じて伝達されることにより駆動する。また、搬送ローラ36の回転軸上には、搬送ローラ36による搬送量を検出する為の150〜300lpiのピッチでマーキングを形成したコードホイール(不図示)が設けられている。また、コードホイールにより検出した搬送量を読み取るエンコーダセンサ(不図示)がシャーシ11のコードホイールに隣接する位置に取り付けられている。
また、搬送ローラ36の記録シート搬送方向の下流側には、画像情報に基づいて記録シートに画像を形成するヘッドカートリッジ7が装着される。ヘッドカートリッジ7は、交換可能な各色のインクを供給するインクタンクを各別に搭載することができるインクジェット記録ヘッドを備えている。このヘッドカートリッジ7は、インク流路(不図示)内に充填されたインクにヒータ(不図示)等により熱を与えることが可能となっている。そして、この熱によりインクは膜沸騰し、この膜沸騰による気泡の成長または収縮によって生じる圧力変化によってヘッドカートリッジ7のノズル(不図示)からインクが吐出されて記録シート上に画像が形成される。
(C)キャリッジ部
キャリッジ部5は、ヘッドカートリッジ7が取り付けられるキャリッジ50などを有している。キャリッジ50は、記録シートの搬送方向に直交する方向にキャリッジ部5を往復走査させるためのガイドシャフト52と、キャリッジ50の後端を保持してヘッドカートリッジ7と記録シートとの隙間を維持するガイドレール111とによって支持されている。ガイドシャフト52はシャーシ11に取り付けられており、ガイドレール111はシャーシ11と一体に形成されている。
また、キャリッジ50はシャーシ11に取り付けられたキャリッジモータ54の駆動力により、アイドラプーリ542によって張設、支持されたタイミングベルト541を介して駆動される。タイミングベルト542は、キャリッジ50にゴム等からなるキャリッジダンパ(不図示)を介して結合されている。このキャリッジダンパは、キャリッジモータ54等によって生ずる振動を減衰させ、その振動によって記録シート上の記録画像に生じうる画像ムラ等を低減させている。
キャリッジ50の位置を検出する為に150〜300lpiのピッチでマーキングが形成されたコードストリップ561がタイミングベルト541と平行に設けられている。さらに、そのマーキングを読み取るエンコーダセンサ(不図示)が、キャリッジ50に搭載されたキャリッジ基板(不図示)に設けられている。このキャリッジ基板には、ヘッドカートリッジ7と電気的な接続を行う為のコンタクト(不図示)が設けられている。また、キャリッジ50には、キャリッジ基板からヘッドカートリッジ7に信号を伝えるためのフレキシブル基板(不図示)が備えられている。
また、ガイドシャフト52の両端には偏心カム521が設けられており、キャリッジモータ54の駆動力がギア列(不図示)を介して偏心カム521まで伝達されることによって、偏心カム521はガイドシャフト52を上下に昇降させることができる。このガイドシャフト52の昇降に伴って、ガイドシャフト52に支持されるキャリッジ50は昇降させられるため、厚みの異なる記録シートに対してもキャリッジ50を最適な高さに配置させることができる。
さらに、キャリッジ50には、ヘッドカートリッジ7からの吐出インクの記録シート上での着弾ズレを自動で補正する為の自動レジ調整センサ(不図示)が取り付けられている。自動レジ調整センサは反射型の光センサであり、発光素子より発生された光が、記録シート上の所定の記録パターンで反射された反射光を受光することにより、最適なレジ調整値を求めることができる。
上記構成において、記録シートに画像形成する時は、記録シートを画像形成する行位置(記録シートの搬送方向の位置)に搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対によって搬送させる。それとともに、キャリッジ50をキャリッジモータ54により画像形成する列位置(記録シートの搬送方向に垂直な位置)に移動させる。これにより、ヘッドカートリッジ7を記録シートの画像形成位置に対向させる。この状態で、キャリッジ基板からの信号によりヘッドカートリッジ7が記録シートに向けてインクを吐出して画像が形成される。
(D)排紙部
排紙部4は、2本の排紙ローラ40,41、排紙ローラ40,41に所定圧で当接、従動して回転できるように構成された拍車42、搬送ローラの駆動力を排紙ローラ40,41に伝達する為のギア列(不図示)、などを有している。
排紙ローラ40,41はプラテン34に取り付けられている。排紙ローラ40は、記録シート搬送方向で排紙ローラ41より上流側に取り付けられており、排紙ローラ40の金属軸には複数のゴム部(不図示)が備えられている。排紙ローラ40は、搬送ローラ36の駆動力がアイドラギアを介して伝達されることによって駆動する。また、排紙ローラ41の樹脂の軸はエラストマーの弾性体(不図示)を複数有している。排紙ローラ41は、排紙ローラ40の駆動力がアイドラギアを介して伝達されることによって駆動する。
拍車42は、ステンレス鋼の薄板で周囲に凸形状を複数設けたものと樹脂部とを一体成形されることにより形成され、拍車ホルダ43に取り付けられている。拍車42は、棒状に形成されたコイルバネである拍車バネ(不図示)を介して、拍車ホルダ43へ取り付けられている。拍車42には、主に記録シートの搬送力を生み出す第1の役割のものと、主に記録シートに記録が行われる時の浮き上がりを抑える第2の役割のものとがある。第1の役割の拍車42は、排紙ローラ40のゴム部、排紙ローラ41の弾性体部に対応する位置に配置されており、第2の役割の拍車42は、排紙ローラ40のゴム部、排紙ローラ41の弾性体部がない位置に配置されている。拍車42は、拍車バネによって排紙ローラ40,41等に押圧されている。
以上の構成によって、キャリッジ部5で画像形成された記録シートは、排紙ローラ41と拍車42とのニップに挟まれて搬送され、排紙トレイ46に排出される。排紙トレイ46は、フロントカバー95に収納できる構成になっており、使用時は引き出して用いる。排紙トレイ46は先端へ向けて高くなるとともに、両側端縁が高くなるように形成されている。これにより、排出トレイ46の排出された記録シートの積載性が向上し、また排出トレイ46に排出された記録シートの記録面の擦れを防止できる。
(E)Uターン・自動両面搬送部
Uターン・自動両面搬送部8は、記録装置1の前面に配置され、記録シートが収納されるカセット81を有している。カセット81は、記録シートを分離給紙する為に、積載した記録シートを給紙ローラ821に当接させる圧板822を備えている。カセット81以外には、Uターン・自動両面搬送部8は、記録シートを給紙する給紙ローラ821、記録シートを分離する分離ローラ831、記録シートを積載位置に戻す為の戻しレバー824、圧板822への加圧・制御手段(不図示)、などを有している。これらは本体のUTベース84に取り付けられている。
カセット81は、通常のサイズと収縮させた小さいサイズとの2段階のサイズで使用することができ、記録シートのサイズによって使い分けられる。小サイズの記録シートを使用する場合や、カセット81を使用しない場合には、カセット81は収縮させて本体外装部9に収納することができる。
給紙ローラ821は、円弧状の断面を持つ棒状に形成されている。用紙基準寄りに1つの給紙ローラゴムが設けられており、これによってシート材を給紙する。給紙ローラ821への駆動力は、Uターン・自動両面搬送部8に設けられたUターン・自動両面搬送用モータ(不図示)から駆動伝達ギア(不図示)、遊星ギア(不図示)、等によって伝達される。
圧板822は、記録シートの圧板822への積載位置を規制する可動サイドガイド827を有している。圧板822は、カセット81に支持される回転軸を中心に回転することができ、UTベース84に取り付けられている圧板バネ(不図示)などからなる加圧・制御手段(不図示)により、給紙ローラ821に付勢されている。給紙ローラ821と対向する圧板822の部位には、積載されている最終近くの記録シートの重送を防止する摩擦係数の大きい材質からなる分離シート(不図示)が設けられている。圧板822は、圧板カムによって給紙ローラ821に当接、離間できるように構成されている。
さらに、UTベース84には、記録シートを一枚ずつ分離するための分離ローラ831を備えた分離ローラホルダ(不図示)が設けられている。分離ローラホルダは、分離ベース(不図示)に支持された回転軸を中心に回転することができ、分離ローラバネ(不図示)により給紙ローラ821に付勢されている。分離ローラ831には、クラッチバネ(不図示)が取り付けられており、所定以上の負荷がかかると分離ローラ831が取り付けられた部分が負荷のかかっている方向に回転できる構成になっている。分離ローラ831は、分離ローラリリースシャフト(不図示)とコントロールカム(不図示)とによって、給紙ローラ821に当接、離間できるように構成されている。これらの圧板822、戻しレバー824、分離ローラ831の位置はUTセンサ(不図示)によって検知されている。
また、記録シートを積載位置に戻す操作をする為の戻しレバー824は、UTベース84に回転できるように取り付けられ、戻しレバーバネ(不図示)によって解除方向に付勢されている。記録シートを積載位置まで戻す時は、戻しレバー824は、コントロールカムによって回転されるように構成されている。
待機状態では、圧板822は圧板カムによってリリースされ、分離ローラ831はコントロールカムによってリリースされている。このとき、戻しレバー824は、記録シートを積載位置まで戻すとともに、積載された記録シートが給紙ローラ821へ送り込まれないように積載口を塞ぐ位置に配置されるようになっている。
Uターン・自動両面搬送部が作動を開始すると、Uターン・自動両面搬送用モータが駆動することによって、まず分離ローラ831が給紙ローラ821に当接し、戻しレバー824がリリースされて圧板822が給紙ローラ821に当接する。この状態で、記録シートの給紙が開始される。積載された記録シートは、分離部(不図示)によって送られる枚数が規制され、所定枚数の記録シートのみが給紙ローラ821と分離ローラ831とから構成されるニップ部に送られる。これらの所定枚数の記録シートは、このニップ部で分離され、一番上の1枚の記録シートのみが給紙ローラ821によって搬送される。
分離および搬送された記録シートが、後述の第1のUターン中間ローラ86と後述の第2のUターンピンチローラ861とのローラ対まで到達すると、圧板822は圧板カムによってリリースされ、分離ローラ831はコントロールカムによってリリースされる。戻しレバー824はコントロールカムによって記録シートの積載位置に戻り、給紙ローラ821と分離ローラ831とから構成されるニップ部で分離された記録シートは積載位置まで戻される。
記録シートの搬送方向の給紙部分より下流側には、給紙・搬送されたシート材を搬送する為の、第1のUターン中間ローラ86および第2のUターン中間ローラ87の2本の搬送ローラが設けられている。これらは、金属軸の芯金の4〜6箇所にゴム硬度40〜80度のEPDMを取り付けたものである。このゴム部に対応した位置に、記録シートを挟持するための第1のUターンピンチローラ861および第2のUターンピンチローラ871がばね軸に支持されることにより取り付けられている。これらはそれぞれ第1のUターン中間ローラ86および第2のUターン中間ローラ87に付勢している。また、記録シートの搬送パスは、その内側をインナーガイド881により形成され、その外側をアウターガイド882により形成されている。
前述の給紙部2とUターン・自動両面搬送部8とにおける給紙パスの記録シートの連結部は、フラッパー883で形成され、その連結部において各搬送パスから合流する記録シートがスムーズに搬送されるように構成されている。記録シートが、前述の搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対まで送られ、記録シートの先端が搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対のニップに当接する際に、自動レジ調整センサが作動して最適なレジ調整値が求められる。画像の記録が施された記録シートは、前述の搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対を搬送され、このローラ対の間を通り抜ける。
第1の面に続いてその裏面である第2の面にも記録する自動両面記録の際は、記録シートの後端が再び搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対に送り込まれて、このローラ対を逆転駆動させることにより記録シートが逆向きに搬送される。搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対に再び記録シートの後端が送り込まれる際に、記録シートが送り込まれる位置においてピンチローラ37は昇降機構884によって上昇しており、搬送ローラ36とピンチローラ37との間には隙間があいている。これにより記録シートはこのローラ対へスムーズに送り込まれるようになっている。
搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対に送り込まれた記録シートは、このローラ対の間を通り抜け、再びUターン・自動両面搬送部8の搬送パスに入る。Uターン・自動両面搬送部8では、記録シートは両面ローラ891とピンチローラ892とのローラ対に挟持され、これによってガイド(不図示)に案内されて搬送される。
そして、記録シートは、給紙および搬送された記録シートを反転させて搬送する為の、第1のUターン中間ローラ86および第2のUターン中間ローラ87の2本の搬送ローラへ送り込まれる。これらのローラを通り抜けた記録シートは反転しており、その記録シートは搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対まで送られる。その後、記録シートの裏面への画像の記録が行われる。両面に画像の記録が施された記録シートは、前述の搬送ローラ36とピンチローラ37とのローラ対を搬送され、このローラ対の間を通り抜ける。
(F)回復装置部
回復装置部6は、ヘッドカートリッジ7の回復を行うポンプ60、ヘッドカートリッジ7の乾燥を抑えるためのキャップ61、ヘッドカートリッジ7のノズル周辺のフェース面をワイピングするブレード62、などを有している。
回復装置部6は、主に、前述のAPモータ273から駆動力が伝達されることにより駆動する。ポンプ60は、APモータ273が一方の方向に回転することによって作動する。回復装置部6には、ワンウェイクラッチ(不図示)が設けられており、APモータ273が別のもう一方の方向に回転することによってブレード62の動作と、キャップ61の昇降動作と、弁(不図示)の開閉とが行われるように駆動力の伝達および制御が行われる。ワンウェイクラッチによって開閉する弁の選択が行われることで、必要に応じて全色のインクの一括吸引と色別のインクの個別吸引とが可能となっている。
ポンプ60は、2本のチューブ(不図示)をポンプコロ(不図示)でしごくことで負圧を発生させるように構成されており、キャップ61とポンプ60とは、途中弁66などを介して連通している。ポンプ60は、キャップ61をヘッドカートリッジ7に密着させた状態で作動すると、ヘッドカートリッジ7から不要なインク等を吸引する。キャップ61には、吸引後のヘッドカートリッジ7のフェース面に残るインクの量を削減する為に、キャップ吸収体(不図示)が設けられている。キャップ吸収体により吸収されて残ったインクがキャップ61に固着しないように、ポンプ60は、キャップ61が開いた状態で、キャップ61に付着したインクを吸引して取り除いている。ポンプ60により吸引されたインクは、後述の下ケース99に設けられた廃インク吸収体(不図示)に吸収されて保持される。
ブレード62の動作、キャップ61の昇降動作、などの一連の動作は、軸上に複数のカムを備えたメインカム(不図示)で制御される。ブレード62やキャップ61などに備えられたカムやアームが、メインカムに作用されることにより所定の動作が行われる。メインカムの位置は、フォトインタラプタ等の位置検出センサ(不図示)で検出することができるようになっている。ブレード62は、キャップ61の降時に、キャリッジ5の走査方向に直交する方向へ移動し、ヘッドカートリッジ7のフェース面をワイピングする。ブレード62は、ヘッドカートリッジ7のノズル近傍をワイピングするものと、フェース面全体をワイピングするものとが複数設けられている。ブレード62が一番奥に移動した際に、ブレードクリーナ(不図示)へ当接することにより、ブレード62自身へ付着したインクなどが除去される。
(G)外装部
外装部9は、下ケース99、上ケース98、アクセスカバー97、コネクタカバー(不図示)、フロントカバー95、サイドカバー(不図示)、などを有している。前述までの各ユニットはシャーシ11に組み込まれて記録装置1の機構部分を構成しており、外装部9はその機構部分の周囲を覆うように設けられている。
フロントカバー95は、不使用時に排紙口を塞ぐように収納することができる排紙トレイ46を有している。フロントカバー95の開閉の状態はセンサにより検出できるようになっている。
上ケース98には、アクセスカバー97が回動可能に設けられている。上ケース98の上面には開口が形成されており、その開口を通してインクタンク71およびヘッドカートリッジ7を交換することができるようになっている。上ケース98は、アクセスカバー97の開閉を検知する為のドアスイッチレバー(不図示)、LEDの光を伝達・表示するLEDガイド(不図示)、基板のスイッチに作用するキースイッチ983、などを有している。さらに、上ケース98には、不使用時に回動することにより収納できる給紙トレイ26が取り付けられている。給紙トレイ26は収納時には給紙部2のカバーにもなるように構成されている。
また、上ケース98と下ケース99とは、弾性を有した嵌合爪で取り付けられている。その間のコネクタ部分が設けられている部分は、コネクタカバー(不図示)により覆われている。サイドカバー(不図示)は、上ケース98と下ケース99とを左右の横方向から覆うように取り付けられている。
次に、本実施形態の記録装置1におけるキャリッジ部5の詳細について説明する。
図5A,図9,図10,図12,図13は本実施形態に係る記録装置のキャリッジ部の斜視図、図5Bはそのキャリッジ部の上面図、図6および図11はそのキャリッジ部の側断面図である。図7A,図7B,図7Cは本実施形態に係る記録装置のヘッドカートリッジの斜視図である。図8は本実施形態に係る記録装置のインクタンクの斜視図である。
なお説明の便宜上、図1に記載のように主走査方向をX方向、副走査方向をY方向、鉛直方向をZ方向とする。
キャリッジ部5は、図10に示すように、キャリッジ50と、キャリッジカバー53と、キャリッジ50にヘッドカートリッジ7を着脱する固定手段としてのヘッドセットレバー(レバー部材)51と、を有している。またキャリッジ50は、図6に示すように、スイングカバー531を有している。スイングカバー531は、第1の電気的コンタクト部であるヘッドカートリッジ7のコンタクト面703(図7C参照)と電気的な接続を行うための第2の電気的コンタクト部であるキャリッジ50のコンタクト921を備えている。
図5Aに示すように、キャリッジカバー53には、ヘッドカートリッジ7をキャリッジ50に装着する際にヘッドカートリッジ7を案内するガイド溝5301、5302と、インクタンク71を固定するための係合穴5303とが形成されている。また図5Bに示すようにキャリッジ50はヘッドカートリッジ7の位置決めをするための突き当て面を備えている。具体的には、キャリッジ50は、X方向の突き当て面501a,501bと、Y方向の突き当て面501c,501dと、Z方向の突き当て面501e,501fと、X軸およびZ軸回りの突き当て面501g,501hと、を備えている。
図6および図11に示すように、ヘッドセットレバー51は回動軸51aを中心として回動することによりにより移動可能なように構成されており、回動軸51aの伸延方向の両端部には、偏心カム515,516が備えられている。さらに、図5Aに示すようにヘッドセットレバー51はヘッドカートリッジ7をキャリッジ50に押圧する押圧部を有しており、その押圧部は2つのヘッド押圧ばね513,514で構成されている。
図6および図11に示すように、スイングカバー531が、ヘッドカートリッジ7がキャリッジ50に装着されたときにヘッドカートリッジ7の背面に対向する位置に配置されている。スイングカバー531は、その上部にヘッドセットレバー51の回動軸51aに平行な回動軸531aを有し、回動軸531aを中心に回動可能に設けられている。スイングカバー531は、押圧手段(不図示)により、回動軸51aを中心として、図6の時計回り方向にトルクが加えられることにより、コンタクト921がコンタクト面703へ向かう方向に押圧されるように構成されている。スイングカバー531のコンタクト921の面上の両端部には、ヘッドセットレバー51の偏心カム515,516に対応する位置に、突起531d,531eが形成されている。
図7Aに示すように、ヘッドカートリッジ7はヘッドカートリッジ7のキャリッジ50への挿入をガイドするガイド軸7011,7012を有している。また、ヘッドカートリッジ7はその上部にヘッドセットレバー51により固定されるためのカム面7i,7jを有している。
ヘッドカートリッジ7は、X方向の突き当て面7a,7bと、Y方向の突き当て面7c,7dと、Z方向の突き当て面7e,7fと、X軸およびZ軸回りの突き当て面7g,7hと、を備えている。
また、図7Cに示すコンタクト面703はノズル70の近傍に設けられたヒーターボード(不図示)に接続されている。キャリッジ50にヘッドカートリッジ7が装着されている状態において、スイングカバー531のコンタクト921は押圧手段によりコンタクト面703に押し当てられている。これにより、コンタクト面703はコンタクト921を介してキャリッジ基板と電気的に接続され、電気信号の送受信が行われるように構成されている。
図8に示すように、インクタンク71にはインクの収容空間の上部を覆って封止する上カバー711が備えられており、この上カバー711には大気連通口71aが形成されている。また、インクタンク71の一端側の面71cには、図7Aに示すヘッドカートリッジ7の抜け止め穴702に係合可能な抜け止め爪71bが形成されている。一方、インクタンク71の他端側の面には、弾性変形可能なラッチレバー71eが一体的に形成されている。そのラッチレバー71eには、図5Bに示すキャリッジカバーの係合穴5303と係合可能なラッチ爪71fが形成されている。これらにより、インクタンク71はヘッドカートリッジ7に固定される。
次に本実施形態の記録装置1におけるヘッドカートリッジ7のキャリッジ50への装着動作について説明する。
なお説明の便宜上、ヘッドセットレバー51がヘッドカートリッジ7を固定している状態におけるヘッドセットレバー51の位置を「第1の位置」とする。また、ヘッドセットレバー51が開放されておりキャリッジ50に対するヘッドカートリッジ7の着脱を可能にするヘッドセットレバー51の位置を「第2の位置」とする。
図5Aは、ヘッドセットレバー51が第2の位置にある状態のキャリッジ部5を示している。ヘッドセットレバー51に設けられたヘッドカートリッジ7を案内するガイド溝511,512とキャリッジカバー53のガイド溝5301,5302は、この状態において開放されている。
まず、図7Aに示すヘッドカートリッジ7のガイド軸7011,7012を、ヘッドセットレバー51のガイド溝511,512とキャリッジカバー53のガイド溝5301,5302とに沿わせて略鉛直にキャリッジ50へ挿入する。図9はこの状態を示している。
その後、ヘッドセットレバー51を上方に回動させ、ヘッドセットレバー51をヘッドカートリッジ7の上面に接するように第1の位置に配置させることにより、ヘッドカートリッジ7のキャリッジ50への装着が完了する。図10はこの状態を示している。
このとき、図7Aに示すヘッドカートリッジ7のカム面7i,7jに、図5Aに示すヘッドセットレバー51のヘッド押圧ばね513,514が当接することにより、ヘッドカートリッジ7はZ方向に押圧されている。これにより、ヘッドカートリッジ7の突き当て面7e,7fがキャリッジ50の突き当て面501e,501fに当接することによりZ方向に位置決めされている。また、X方向にはヘッドカートリッジ7の突き当て面7a,7bがキャリッジ50の突き当て面501a,501bに当接することにより位置決めされている。Y方向にはヘッドカートリッジ7の突き当て面7c,7dがキャリッジ50の突き当て面501c,501dに当接することにより位置決めされている。X軸およびZ軸回りは、ヘッドカートリッジ7の突き当て面7g,7hはキャリッジ50の突き当て面501g,501hに当接することにより位置決めされている。
図6は、ヘッドカートリッジ7がキャリッジ50に挿入されているが、ヘッドセットレバー51が第2の位置に配置されておりヘッドカートリッジ7がヘッドセットレバー51で固定されていない状態を示している。この状態では、ヘッドセットレバー51の偏心カム515,516はスイングカバー531の突起531d,531eに当接している。このときコンタクト921は、スイングカバー531の突起531d,531eが偏心カム515,516によってヘッドカートリッジ7と反対方向に押し戻されることにより、コンタクト面703から離間している。
ヘッドセットレバー51の偏心カム515,516の回動軸51aに垂直な断面は、ヘッドセットレバー51を上方に回動させるに従い、コンタクト面703へ向かう方向の回動軸51aからの径が小さくなるように形成されている。よって、ヘッドセットレバー51を上方に回動させるとその回動に連動して、スイングカバー531は押圧手段により突起531d,531eを偏心カム515,516に当接させながら移動する。すなわち、ヘッドセットレバー51のコンタクト921は、偏心カム515,516の径が小さくなった分だけコンタクト面703へ向かう方向に移動する。その後、スイングカバー531と偏心カム515,516は離間する。このとき、コンタクト921が押圧手段によりコンタクト面703に押し当てられている。
コンタクト921は電気伝導性のある複数の弾性体により構成されており、押圧されて弾性変形をすることにより、その弾性回復力によってコンタクト面703に対して付勢される。スイングカバー531の押圧手段の押圧力はコンタクト921の付勢力より大きくされており、コンタクト921とコンタクト面703との接触が保たれた上で、コンタクト921の付勢力によりコンタクト921とコンタクト面703との導通が確保される。図11はこの状態を示している。
次に本実施形態の記録装置におけるインクタンク71のヘッドカートリッジ7への装着動作について説明する。
図10は、キャリッジ50にヘッドカートリッジ7を挿入し、ヘッドセットレバー51が第1の位置に配置されている状態を示している。このとき、ヘッドカートリッジ7がヘッドセットレバー51で固定され、ヘッドカートリッジ7の装着操作が完了している。この状態で、インクタンク71はヘッドカートリッジ7に装着される。
ヘッドカートリッジ7にインクタンク71を装着する際には、まずヘッドカートリッジ7側の抜け止め穴702に、図8に示すインクタンク71に形成された抜け止め爪71bを係合させる。それから、図5Bに示すキャリッジカバーの係合穴5303に、インクタンク71のラッチレバー71eのラッチ爪71fを係合させる。以上により、インクタンク71がヘッドカートリッジ7に固定され、装着が完了する。図13はこの状態を示している。同様にして、所定の数のインクタンクが装着される。
以上のように、キャリッジ50にヘッドカートリッジ7およびインクタンク71を装着する操作手順が正しい場合には、これらをキャリッジ50に装着することができる。
図9は、ヘッドカートリッジ7がキャリッジ50に挿入されているが、ヘッドセットレバー51が第1の位置以外の位置に配置されておりヘッドカートリッジ7がヘッドセットレバー51で固定されていない状態を示している。この状態において、インクタンク71をヘッドカートリッジ7に装着しようとしても、図12に示すように、ヘッドセットレバー51がインクタンク71をヘッドカートリッジ7に挿入するための装着経路の一部を塞いでインクタンク71の挿入を妨げる。そのため、インクタンク71をヘッドカートリッジ7に装着することができない。
以上のように、本実施形態に係る記録装置によれば、キャリッジ50にヘッドカートリッジ7をヘッドセットレバー51で固定していない状態では、ヘッドセットレバー51が妨げとなってインクタンク71を装着することができない。よって、ユーザーがキャリッジ50にヘッドカートリッジ7およびインクタンク71を装着する操作手順を誤ることを防止することができる。
さらに、図11に示すように、ヘッドカートリッジ7がヘッドセットレバー51を第1の位置に配置させることにより正しく固定されている状態でのみ、コンタクト921とコンタクト面703とが導通する。このとき、キャリッジ50とヘッドカートリッジ7とが電気的に接続されている。一方、図6に示すように、ヘッドセットレバー51が第1の位置以外に配置されておりヘッドカートリッジ7がヘッドセットレバー51で固定されていない状態においては、コンタクト921とコンタクト面703とは導通していない。このとき、キャリッジ50とヘッドカートリッジ7とが電気的に接続されていない。すなわち、ヘッドカートリッジ7が正しく固定されていない場合には、キャリッジ50とヘッドカートリッジ7との電気信号の送受信がされず、この状態でインクタンク71がヘッドカートリッジ7に装着されてもヘッドカートリッジ7の記録ヘッドは動作しない。そのため、ユーザーはヘッドカートリッジ7の固定が正しく行われていないことに気づくので、あらためて正しい操作手順でヘッドカートリッジ7およびインクタンク71を装着することができる。
次に本実施形態の記録装置1におけるインクタンク71のヘッドカートリッジ7からの取り外し動作について説明する。
図13のようにインクタンク71がキャリッジ50に装着されている状態からインクタンク71を取り外すためには、まず、図8に示すラッチレバー71eを押して、そのラッチ爪71fとキャリッジカバーの係合穴5303との係合を解除する。その後、ラッチレバー71eを押し上げることにより、ヘッドカートリッジ7からインクタンク71が取り外される。同様にして、ヘッドカートリッジ7から所定の数のインクタンクが取り外される。
次に本実施形態の記録装置1におけるヘッドカートリッジ7のキャリッジ50からの取り外し動作について説明する。
図10に示すように、インクタンク71が装着されていない状態において、キャリッジ50からヘッドカートリッジ7を取り外すためには、まず第1の位置にあるヘッドセットレバー51を下方に回動させて第2の位置まで移動させる。このとき、図5Bに示すヘッドセットレバー51のガイド溝511,512およびキャリッジカバーのガイド溝5301,5302が、図7Aに示すヘッドカートリッジ7のガイド軸7011,7012を通せる開口幅になる。図9はこの状態を示している。この状態において、ヘッドカートリッジ7は、上方に引き上げることにより取り外される。
ヘッドセットレバー51の第2の位置は、ヘッドセットレバー51が最下方まで回動させられた位置であることが望ましいが、ヘッドセットレバー51が回動過程にある場合であってもインクタンク71を取り外すことができる位置であればよい。
ヘッドセットレバー51が第1の位置から第2の位置への移動経路の途中にある場合は、このガイド溝511,512,5301,5302はガイド軸7011,7012の幅より開口が狭く、キャリッジ50からヘッドカートリッジ7を取り外すことはできない。
図13は、インクタンク71がヘッドカートリッジ7に装着された状態を示している。この状態では、第1の位置にあるヘッドセットレバー51を押し下げる操作経路内にインクタンク71があり、インクタンク71がヘッドセットレバー51の回動を妨げる。このように、インクタンク71が装着されている状態では、ヘッドセットレバー51をヘッドカートリッジ7が取り外し可能となる第2の位置まで操作することができないため、キャリッジ50からヘッドカートリッジ7を取り外すことはできない。
また、図11に示すように、ヘッドカートリッジ7を第1の位置から第2の位置に回動させる回動過程において、まずヘッドセットレバー51の偏心カム515,516がスイングカバー531の突起531d,531eに当接する。ヘッドセットレバー51をさらに下方に回動させるとその回動に連動して、スイングカバー531は押圧手段により突起531d,531eを偏心カム515,516に当接させながら移動する。すなわち、ヘッドセットレバー51のコンタクト921は、偏心カム515,516の径が大きくなった分だけコンタクト面703から遠ざかる方向に移動するため、コンタクト921はコンタクト面703から離間する。図6はこの状態を示している。
以上のように、本実施形態の記録装置によれば、コンタクト921はヘッドカートリッジ7を取り外す度にコンタクト面703から離間する位置に戻される。よって、ユーザーがキャリッジ50にヘッドカートリッジ7とインクタンク71を装着する操作をする度に、前述のようにその操作手順を誤ることを防止することができる。
(他の実施形態)
なお、以上説明した実施形態において図示した構成は単なる一例であり、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、キャリッジにヘッドカートリッジが固定されていない状態で、キャリッジにインクタンクを装着することを阻止する手段は、ヘッドカートリッジをキャリッジに固定するレバーを用いた構成のみに限らず、その阻止する効果が発揮できる構成であればよい。
本発明の第1の実施形態に係る記録装置の斜視図である。 図1に示した記録装置の機構部の斜視図である。 図1等に示した記録装置の機構部の斜視図である。 図1等に示した記録装置の側断面図である。 図1等に示した記録装置のキャリッジ部の斜視図である。 図1等に示した記録装置のキャリッジ部の上面図である。 図1等に示した記録装置のキャリッジ部の側断面図である。 図1等に示した記録装置のインクカートリッジの斜視図である。 図1等に示した記録装置のインクカートリッジの斜視図である。 図1等に示した記録装置のインクカートリッジの斜視図である。 図1等に示した記録装置のインクタンクの斜視図である。 図1等に示した記録装置のキャリッジ部の斜視図である。 図1等に示した記録装置のキャリッジ部の斜視図である。 図1等に示した記録装置のキャリッジ部の側断面図である。 図1等に示した記録装置のキャリッジ部の斜視図である。 図1等に示した記録装置のキャリッジ部の斜視図である。
符号の説明
1 記録装置
2 給紙部
3 搬送部
4 排紙部
5 キャリッジ部
6 回復装置部
7 ヘッドカートリッジ
8 Uターン・自動両面搬送部
9 外装部
50 キャリッジ
51 ヘッドセットレバー
51a 回動軸
515,516 偏心カム
53 キャリッジカバー
531 スイングカバー
531a 回動軸
531d,531e 突起
54 キャリッジモータ
703 コンタクト面
71 インクタンク
921 コンタクト

Claims (5)

  1. インクを収容するインクタンクと、該インクタンクが着脱可能であって前記インクタンクから供給されたインクを吐出するヘッドカートリッジと、該ヘッドカートリッジ着脱可能なキャリッジと、を備える記録装置において、
    前記ヘッドカートリッジを前記キャリッジに固定しかつ前記インクタンクの前記ヘッドカートリッジへの装着動作を許可する第1の位置と、前記装着動作を妨げる第2の位置とに移動可能な固定手段を備え、該固定手段が前記第2の位置に配置されているときには前記固定手段の一部が前記インクタンクの前記ヘッドカートリッジへの装着経路内にあることを特徴とする記録装置。
  2. 前記ヘッドカートリッジが前記キャリッジに固定され、かつ前記インクタンクが前記ヘッドカートリッジに装着されている場合は、前記インクタンクの一部が前記固定手段の前記第1の位置から前記第2の位置への移動経路内にあることにより、前記固定手段の移動が妨げられることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  3. 前記ヘッドカートリッジには第1の電気的コンタクト部が設けられ、前記キャリッジには前記第1の電気的コンタクト部に電気的に接続される第2の電気的コンタクト部が設けられており、
    前記ヘッドカートリッジが前記キャリッジに搭載された状態において、前記固定手段が前記第1の位置に配置されているときには前記第1の電気的コンタクト部と前記第2の電気的コンタクト部とが電気的に接続され、前記固定手段が前記第2の位置に配置されているときには前記第1の電気的コンタクト部と前記第2の電気的コンタクト部との電気的な接続は解除されるように構成されている、請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 前記第2の電気的コンタクト部は、前記固定手段が前記第1の位置に配置されているときには前記第1の電気的コンタクト部に当接して電気的に接続される位置に配置され、前記固定手段が前記第1の位置から前記第2の位置へ移動するのに連動して前記第1の電気的コンタクト部から離間するように構成されている、請求項に記載の記録装置。
  5. 前記固定手段は、回動軸を中心として前記第1の位置と前記第2の位置との間を回動可能であり、かつ前記ヘッドカートリッジを前記キャリッジに押圧する押圧部を備えたレバー部材で構成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の記録装置。
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