JP5044316B2 - 塗装用フラッシュオフ装置 - Google Patents
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Description
冷凍回路の蒸発器を空気冷却器として原空気を冷却減湿することで前記調整用空気を生成する減湿運転モードと、
被塗物に晒した後の排気空気を吸熱源とし、かつ、原空気を放熱源とする前記冷凍回路の運転で原空気を加熱して前記調整用空気を生成する加熱運転モードとの切り換えを可能にしてもよい。
原空気の状態に応じて前記減湿運転モードと前記加熱運転モードを切り換える切換制御手段を設けてもよい。
前記減湿運転モードにおいて、前記冷凍回路の蒸発器で冷却減湿した減湿空気を前記冷凍回路の発生凝縮熱で再熱して前記調整用空気を生成する構成にしてもよい。
前記減湿運転モードにおいて、前記冷凍回路の凝縮器を空気加熱器として前記減湿空気を再熱する構成にしてもよい。
前記加熱運転モードにおいて、前記冷凍回路の蒸発器を熱回収用の空気熱交換器として排気空気の保有熱を吸熱する構成にしてもよい。
そこで、本発明の第1特徴構成は、塗装用フラッシュオフ装置に係り、その特徴は、
塗装を施した後の被塗物を低湿の調整用空気に晒して塗膜の固形分率を調整する塗装用フラッシュオフ装置であって、
冷凍回路の蒸発器を空気冷却器として原空気を冷却減湿することで前記調整用空気を生成する減湿運転モードと、
被塗物に晒した後の排気空気を吸熱源とし、かつ、原空気を放熱源とする前記冷凍回路の運転で原空気を加熱して前記調整用空気を生成する加熱運転モードとの切り換えを可能にし、
前記減湿運転モードでは、前記冷凍回路の運転において前記冷凍回路の凝縮器を空気加熱器として、この空気加熱器により前記空気冷却器で冷却減湿した空気を再熱することで、前記調整用空気を生成し、
前記加熱運転モードでは、前記冷凍回路の運転において前記冷凍回路の蒸発器を熱回収用の熱交換器として、この熱回収用の熱交換器により前記排気空気の保有熱を吸熱するとともに、
前記冷凍回路の凝縮器を空気加熱器として、この空気加熱器により原空気を加熱することで、前記調整用空気を生成する構成にし、
前記冷凍回路における冷媒経路の切り換えにより運転モードを前記減湿運転モードと前記加熱運転モードとに切り換える構成にしてある点にある。
つまり、この第1特徴構成によれば、減湿運転モードでは、冷凍回路の蒸発器を空気冷却器としてその蒸発器で直接に原空気を冷却減湿するから、前述の従来装置に比べ原空気の冷却温度を大きく低下させて減湿効率を効果的に高めることができるとともに、冷凍回路の凝縮器を空気加熱器としてその凝縮器で直接に冷却減湿後の空気を再熱するから、例えば、冷凍回路の凝縮器との間で循環させる循環温水との熱交換で冷却減湿空気を再熱する構成を採る場合に比べ、装置構成を簡略化した状態で冷却減湿空気を効率的に再熱することができる。
また、加熱運転モードでは、熱回収用の空気熱交換器により排気空気の保有熱を吸熱回収し、この排気空気からの回収熱を活用して原空気を空気加熱器より加熱することで調整用空気を生成することができる。
そして、冷凍回路の蒸発器を熱回収用の空気熱交換器としてその蒸発器で直接に排気空気の保有熱を吸熱回収するから、排気空気から効率的に吸熱することができるとともに、冷凍回路の凝縮器を空気加熱器としてその凝縮器で直接に原空気を加熱するから、原空気を効率的に加熱することができる。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
原空気の状態に応じて前記減湿運転モードと前記加熱運転モードとを切り換える切換制御手段を設けてある点にある。
本発明の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成の実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記加熱運転モードでは、前記空気加熱器により加熱した空気と被塗物に晒した後の空気の一部とを混合して、この混合空気を前記空気加熱器とは別の混合加熱部における空気加熱器により加熱することで、前記調整用空気を生成する構成にしてある点にある。
本発明の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれかの実施に好適な構成であり、その特徴は、
前記減湿運転モードでは、前記空気加熱器により再熱した空気と被塗物に晒した後の空気の一部とを混合して、この混合空気を前記空気加熱器とは別の混合加熱部における空気加熱器により加熱することで、前記調整用空気を生成する構成にしてある点にある。
次に別実施形態を列記する。
前述の実施形態では、前記冷凍回路17が、前記加熱運転モードにおいて第1空気熱交換器19を凝縮器Cとし、第3空気熱交換器23を蒸発器Eとする構成を例に示したが、例えば、加熱運転モードにおいて第2空気熱交換器20を凝縮器Cとし、第3空気熱交換器23を蒸発器Eとする構成であってもよい。
3 塗装用フラッシュオフ装置
17 冷凍回路
SA 調整用空気
OA 原空気
EA 排気空気
OA´ 減湿空気
19 減湿運転モードでの空気冷却器、加熱運転モードでの空気加熱器
20 減湿運転モードでの空気加熱器
23 熱回収用の熱交換器
E 蒸発器
C 凝縮器
v1〜v3、27、29 切換制御手段
15 混合加熱部
21 混合加熱部における空気加熱器
Claims (4)
- 塗装を施した後の被塗物を低湿の調整用空気に晒して塗膜の固形分率を調整する塗装用フラッシュオフ装置であって、
冷凍回路の蒸発器を空気冷却器として原空気を冷却減湿することで前記調整用空気を生成する減湿運転モードと、
被塗物に晒した後の排気空気を吸熱源とし、かつ、原空気を放熱源とする前記冷凍回路の運転で原空気を加熱して前記調整用空気を生成する加熱運転モードとの切り換えを可能にし、
前記減湿運転モードでは、前記冷凍回路の運転において前記冷凍回路の凝縮器を空気加熱器として、この空気加熱器により前記空気冷却器で冷却減湿した空気を再熱することで、前記調整用空気を生成し、
前記加熱運転モードでは、前記冷凍回路の運転において前記冷凍回路の蒸発器を熱回収用の熱交換器として、この熱回収用の熱交換器により前記排気空気の保有熱を吸熱するとともに、
前記冷凍回路の凝縮器を空気加熱器として、この空気加熱器により原空気を加熱することで、前記調整用空気を生成する構成にし、
前記冷凍回路における冷媒経路の切り換えにより運転モードを前記減湿運転モードと前記加熱運転モードとに切り換える構成にしてある塗装用フラッシュオフ装置。 - 原空気の状態に応じて前記減湿運転モードと前記加熱運転モードとを切り換える切換制御手段を設けてある請求項1記載の塗装用フラッシュオフ装置。
- 前記加熱運転モードでは、前記空気加熱器により加熱した空気と被塗物に晒した後の空気の一部とを混合して、この混合空気を前記空気加熱器とは別の混合加熱部における空気加熱器により加熱することで、前記調整用空気を生成する構成にしてある請求項1又は2記載の塗装用フラッシュオフ装置。
- 前記減湿運転モードでは、前記空気加熱器により再熱した空気と被塗物に晒した後の空気の一部とを混合して、この混合空気を前記空気加熱器とは別の混合加熱部における空気加熱器により加熱することで、前記調整用空気を生成する構成にしてある請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗装用フラッシュオフ装置。
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