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JP4917666B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、内部ネットワークの端末装置とインターネット等の外部ネットワーク上のホームページ等の情報資源を提供するサーバ装置等との間の通信の中継制御を行う技術に関する。
ネットワーク技術の発展によって、情報のやりとりが非常に簡便に、且つ効率良く行うことが可能になっている。例えば、会議に使用する資料を電子メールに添付して参加者に前もって送付したりすることが、手間も煩わしさもなく行うことが可能になっている。ただ、このようにネットワーク技術が発達し、情報のやりとりが容易に行われるようになった反面、重要な機密情報が簡単に外部に流出してしまう、また、外部からコンピュータウィルス等の有害情報が流入してしまうという危険性の度合いも増してきている。
そこで、企業等では、業務とは直接関係ない情報を提供しているサーバへのアクセスを禁止する等の対策を講じている。例えば、特定のURLに対するアクセスを禁止する通信制御であるURLフィルタリングを行うコンピュータ機器を導入し、アクセスが許可されないURLに対するリクエストを当該URLが示す情報資源を提供する外部サーバに転送しないことで、当該URLが示す情報資源にアクセスできないようにしている。
URLフィルタリングを行う場合には、アクセスを許可するURLのリストであるホワイトリストや、アクセスを禁止するURLのリストであるブラックリストを作成し、それらに対する制御を、つまりは、ホワイトリストに登録されているURLに対するリクエストはその通信を中継し、ブラックリストに登録されているURLに対するリクエストは、その通信を中継しないといった制御を行うことになる。
例えば、特許文献1には、URLフィルタリングに関し、ホワイトリストの登録編集を行うことを容易にする発明が開示されている。この発明によれば管理者がURLフィルタ設定を行うことを容易にしている。また、URLフィルタリングによる通信制御では、全てのユーザの要求を満たすルールを作成するのは困難であるので、例えば、URLフィルタリングルールに関係なく、例えば予め指定されたパスワードを入力させることでフィルタリングを解除し、ブラックリストに登録されているURLに対しても接続を許可する等の機能を有しているURLフィルタリングアプリケーション等もある。また、アクセス先のURLだけでなく、そのURLで特定されるウェブサーバに対して送信されるデータに特定のキーワードが含まれる、ウェブサーバから受信するデータに特定のファイル種別のファイルが含まれる等の条件をさらに設定し、その条件に従って通信の許可/拒否を判断するアプリケーションなどもある。
特開2009−277156号公報
従来のURLフィルタリングで、特定のカテゴリに属するウェブサーバから、特定のファイル種別(例えば画像データ)のファイルを取得することを禁止するようなURLのフィルタリングルールを作成した場合に次のような問題が考えられる。ユーザ指定のURLだけでなく、複数のURLアクセスからページ全体が構成されるサイトでは、画像や動画などのファイル取得先が別URLで指定されている場合があり、そのような場合、ファイル取得先URLがユーザ指定URLと異なるカテゴリに属しており、ユーザ指定URLが属するカテゴリで取得が禁止されている拡張子が、ファイル取得先URLが属するカテゴリで禁止されていないとその拡張子をもつファイルをダウンロードできてしまうという問題である。
例えば、ポータルサイトに表示される.gifファイルの表示は禁止したいという意図で「宛先URLがポータルサイトのカテゴリに属し、ファイル拡張子が.gifであれば該ファイルを取得するためのHTTPリクエストを中継しない」というルールが設定された場合、http://example.co.jp/.../example.gif(example.co.jpはポータルサイトに属さない)というファイル取得のためのリンク先にリクエストが送信されると、リクエストが中継され.gifファイルがダウンロードできる。その結果、ポータルサイトでも.gifファイルが表示されてしまうといった具合である。
そこで、本発明は、各種のデータの取得元のURLである参照元URLと、データの取得先のURLである宛先URLとを用いて、通信データの中継制御を行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
発明の情報処理装置は、端末装置からウェブサーバに対して送信されるデータ取得要求の通信データの中継制御を行う情報処理装置であって、前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLと、前記データ取得要求を行う先である宛先URLとを用いた前記通信データの中継制御を行うための情報であって、少なくとも、前記参照元URLまたは参照元URLから特定される情報と、前記宛先URLまたは宛先URLから特定される情報とを含む中継条件を前記条件に設定可能な、少なくとも1つの中継制御ルールを記憶する第1の記憶手段と、前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される通信データを取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得した通信データから、前記参照元URLを取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段で取得した通信データから、前記宛先URLを取得する第3の取得手段と、前記第2の取得手段で取得した参照元URLと前記第3の取得手段で取得した宛先URLとの組み合せを用いて、前記通信データが前記中継制御ルールに設定されている条件に合致しているかを判断する判断手段と、前記判断手段で前記条件に合致していると判断した場合に、前記中継制御ルールに設定されている動作情報に従って、前記通信データの中継可否を決定する決定手段と、前記決定手段で中継可能と決定した場合に、前記通信データを前記ウェブサーバに対して中継する中継手段と、備えることを特徴とする。
発明の情報処理方法は、端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLと、前記データ取得要求を行う先である宛先URLとを用いた前記通信データの中継制御を行うための情報であって、少なくとも、前記参照元URLまたは参照元URLから特定される情報と、前記宛先URLまたは宛先URLから特定される情報とを含む中継条件を前記条件に設定可能な、少なくとも1つの中継制御ルールを記憶する記憶装置を備え、端末装置からウェブサーバに対して送信される通信データの中継制御を行う情報処理装置によって行われる情報処理方法であって、第1の取得手段が、前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される通信データを取得する第1の取得工程と、第2の取得手段が、前記第1の取得工程で取得した通信データから、前記参照元URLを取得する取得する第2の取得工程と、第3の取得手段が、前記第1の取得手段で取得した通信データから、前記宛先URLを取得する第3の取得工程と、判断手段が、前記第2の取得工程で取得した参照元URLと前記第3の取得工程で取得した宛先URLとの組み合せを用いて、前記通信データが前記中継制御ルールに設定されている条件に合致しているかを判断する判断工程と、決定手段が、前記判断工程で前記条件に合致していると判断した場合に、前記中継制御ルールに設定されている動作情報に従って、前記通信データの中継可否を決定する決定工程と、中継手段が、前記決定工程で中継可能と決定した場合に、前記通信データを前記ウェブサーバに対して中継する中継工程と、を含むことを特徴とする。
発明のコンピュータプログラムは、端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLと、前記データ取得要求を行う先である宛先URLとを用いた前記通信データの中継制御を行うための情報であって、少なくとも、前記参照元URLまたは参照元URLから特定される情報と、前記宛先URLまたは宛先URLから特定される情報とを含む中継条件を前記条件に設定可能な、少なくとも1つの中継制御ルールを記憶する記憶装置を備えるコンピュータを、端末装置からウェブサーバに対して送信される通信データの中継制御を行う情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、端末装置からウェブサーバに対して送信されるデータ取得要求の通信データの中継制御を行う情報処理装置であって、前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLと、前記データ取得要求を行う先である宛先URLとに基づいた前記通信データの中継制御を行うための中継条件を前記条件に設定可能な、少なくとも1つの中継制御ルールを記憶する第1の記憶手段と、前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される通信データを取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得した通信データから、前記参照元URLを取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段で取得した通信データから、前記宛先URLを取得する第3の取得手段と、前記第2の取得手段で取得した参照元URLと前記第3の取得手段で取得した宛先URLとの組み合せを用いて、前記通信データが前記中継制御ルールに設定されている条件に合致しているかを判断する判断手段と、前記判断手段で前記条件に合致していると判断した場合に、前記中継制御ルールに設定されている動作情報に従って、前記通信データの中継可否を決定する決定手段と、前記決定手段で中継可能と決定した場合に、前記通信データを前記ウェブサーバに対して中継する中継手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、通信データの宛先だけでなく、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLの参照元URLの情報も用いてデータの中継制御を行うことが可能となる。よって、複数のURLアクセスにより1つのページを作成するよう構成されているウェブページであっても、その複数のURLアクセスを行う際には大元となるURLが参照元URLに設定されるので、ページ作成の大本となるURLに応じたデータ通信制御を行うことが可能となる。
本発明の情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図1のプロキシサーバ101として適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図1のプロキシサーバ101の機能構成の一例を示す図である。 プロキシサーバ101により行われる処理の概要を示すフローチャートである。 図4のステップS402の中継制御ルール設定処理の詳細を示すフローチャートである。 図4のステップS404のHTTPリクエストの通信制御処理の詳細を示すフローチャートである。 図6のステップS602、S603のURLカテゴリ判定処理の詳細を示すフローチャートである。 図6のステップS604のリクエスト詳細情報取得処理の詳細を示すフローチャートである。 図6のステップS605の中継制御ルール適用処理の詳細を示すフローチャートである。 図9のステップS903の中継制御ルール照合処理の詳細を示すフローチャートである。 図10のステップS1002のURL条件検査処理の詳細を示すフローチャートである。 図10のステップS1005のカテゴリ条件検査処理の詳細を示すフローチャートである。 図12のステップS1202、S1209のカテゴリ条件判定処理の詳細を示すフローチャートである。 中継制御ルール設定画面の一例を示す図である。 中継制御ルール詳細設定画面の一例を示す図である。 クライアントPC102からウェブサーバ105に対して送信されるHTTPリクエストデータのリクエストヘッダーの構成を示す図である。 中継制御ルールDB(データベース)の構成の一例を示す図である。 URLカテゴリDB(データベース)の構成の一例を示す図である。 ファイル形式管理DB(データベース)の構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示す如く本実施形態に係る情報処理システムは、プロキシサーバ101、クライアントPC102−1乃至102−3(以後、まとめて「クライアントPC102」とする)、LAN103、広域ネットワーク104、ウェブサーバ105−1乃至105−3(以後、まとめて「ウェブサーバ105」とする)を備えている。以下、本発明の情報処理システムを構成する各装置について説明する。
プロキシサーバ101は、本発明の情報処理装置として機能する装置であり、クライアントPC102とウェブサーバ105との間のデータ通信を中継する。また、プロキシサーバ101は、クライアントPC102からウェブサーバ105に対して送信されるデータの中継を許可する(中継する)/拒否する(中継しない)、ウェブサーバ105からクライアントPC102に対して送信されたデータの中継を許可する/拒否するといった中継制御ルールに従って、データの通信制御を行う機能や、当該中継制御ルールの登録、修正、削除等を行うために用いられる各種の設定ページの提供するウェブサーバ機能を有している。
クライアントPC102は、ウェブサーバ105が提供する各種のサービス(ホームページの閲覧等)を利用するユーザが使用する端末装置である。LAN103は、プロキシサーバ101、クライアントPC102を相互にデータ通信可能に接続するネットワークである。
ウェブサーバ105は、各種のウェブサービスを提供するサービス事業者により設置されるサーバ装置である。ここで提供されるサービスとしては、例えばホームページの閲覧サービスや、商品の販売サービス、航空券やホテル等の予約サービス等があるが、これに限定されない。プロキシサーバ101とウェブサーバ105は、インターネット等の広域ネットワーク104を介して、相互にデータ通信可能に接続されている。以上が本発明の情報処理システム構成の一例の説明である。
次に図2を参照して、図1のプロキシサーバ101に適用可能な情報処理装置のハードウェアの構成の一例を説明する。
図中、CPU201は、システムバス204に接続される後述の各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、プロキシサーバ101に後述する各種の処理を実行させるために必要な各種プログラムやデータ等が記憶されている。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM202にロードして、プログラムを実行することで後述する各種処理を実現するものである。また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボードやポインティングデバイス等で構成される入力装置209からの入力を制御する。ビデオコントローラ(VC)206は、ディスプレイ装置210等の表示装置への表示を制御する。ディスプレイ装置210は、例えばCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等で構成される。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。以上が、プロキシサーバ101に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の説明であるが、後述する各種の処理を実行可能であれば、必ずしも図2に記載のハードウェア構成を有していなくとも構わないことは言うまでもない。
次に、図3を参照して、図1のプロキシサーバ101の機能構成の一例について説明する。図3に示すように、プロキシサーバ101は、中継制御ルール設定部301、URLカテゴリ判定部302、リクエスト詳細情報取得部303、通信中継制御部304、通信許可/不許可応答送信部305を備えている。
中継制御ルール設定部301は、HTTPデータを中継する/中継しないという中継制御に用いられる中継制御ルールの追加、修正、削除等の更新処理を行う機能部である。URLカテゴリ判定部302は、URLカテゴリDB312に登録されているカテゴリ情報とURLの対応表を用いて、HTTPデータの送信先や参照先として設定されているURLが属するカテゴリの判定処理を行う機能部である。
リクエスト詳細情報取得部303は、取得したHTTPデータから、ウェブサーバ105に対して送信される情報やファイル等を取得する機能部である。通信中継制御部304は、取得したHTTPデータに中継制御ルールを適用することにより、当該HTTPデータの通信制御(中継する/中継しない)を行う機能部である。通信許可/不許可応答送信部305は、通信中継制御部304の処理結果をクライアントPC102に対して送信する機能部である。通信許可/不許可応答送信部305は、HTTPデータを中継した場合には、当該HTTPデータ(HTTPリクエスト)に応答してウェブサーバ105がクライアントPC102に対して送信したHTTPデータ(HTTPレスポンス)を、中継しなかった場合には、通信しなかった旨のHTTPレスポンスをクライアントPC102に対して送信する。
また、プロキシサーバ101は、HTTPデータの中継制御に用いる中継制御ルールを記録した中継制御ルールDB311、URLのカテゴリを記憶するURLカテゴリDB312、ファイル形式とその拡張子の対応関係や、ファイル形式を特定するためのシグネチャを記憶するファイル形式管理DB313を備えている。それらのデータ構成については、図17から図19を参照して説明する。以上が、図1のプロキシサーバ101の機能構成の説明である。
図17から図19を参照して、図1のプロキシサーバ101の外部メモリ211に記憶されている、中継制御ルールDB311、URLカテゴリDB312、及びファイル形式管理DB313のデータ構成について説明する。
図17は、図3に示す中継制御ルールDB311の構成の一例を示す図である。図17に示す通り、中継制御ルールDB311には、データ項目としてルールID1701、適用順1702、ルール名1703、URL検査1704、宛先URL1705、参照元URL1706、検査条件1707、カテゴリ検査1708、宛先カテゴリ1709、参照元カテゴリ1710、検査条件1711、ファイル形式1712、サイズ1713、サイズ条件1714、ファイルと拡張子1715、キーワード1716、動作1717が設定されている。つまり、端末装置からウェブサーバに対して送信される通信データのうち中継制御対象の通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLに基づいた前記通信データの中継制御を行うための参照元条件を前記条件に設定可能である。更に、前記中継制御ルールには前記通信データに設定された、前記通信データにおけるデータ取得要求先である宛先URLに基づいて前記通信データの中継制御を行う際に用いる宛先条件と、前記宛先URL及び参照元URLを分類可能なカテゴリ情報、さらに、添付ファイル条件、サイズ条件、キーワード条件が設定可能である。
ルールID1701には、中継制御ルールを一意に識別するための識別情報が登録される。適用順1702には、HTTPデータの中継制御を行う際に、当該中継制御ルールを適用する優先順位情報が登録される。ルール名1703には、中継制御ルール名として入力された情報が登録される。
URL検査1704には、URLを条件とした中継制御を行うか、それとも行わないかを示す情報が登録される。図17では、「○」はURLを条件とした中継制御を行うこと、「×」は行わないことを意味している。宛先URL1705には、宛先URLの条件が登録されている。プロキシサーバ101のCPU201は、この宛先URL1705に登録されているURLが宛先(リクエストURL)として設定されているHTTPデータを、本条件に合致すると判断する。参照元URL1706には、参照元URLの条件が登録される。プロキシサーバ101のCPU201は、この参照元URL1706に登録されているURLが参照元(Referer)に設定されているHTTPデータを本条件に合致すると判断する。
ここで、図16を参照して、HTTPリクエストのデータ構成について説明する。図16に示すようにHTTPデータのリクエスト行1601、1602には、メソッド、宛先となるURL情報(リクエストURL)、HTTPのバージョン情報が設定される。本発明では、このリクエスト行1601、1602に設定されているURL情報を宛先URLとして中継制御ルールと照合する。
また、Referer1603には、このHTTPデータの送信の元となったURL情報が設定される。本発明では、このReferer1603に設定されているURL情報を参照元URL情報として中継制御ルールと照合する。以上が、図16の説明である。
図17の説明に戻る。検査条件1707には宛先URL1705と参照元URL1706の結合条件が登録される。プロキシサーバ101のCPU201は、検査条件1707に「AND」が登録されている場合には、中継制御対象となるHTTPデータが、宛先URL1705、参照元URL1706の両方の条件に合致している場合に、URL検査条件を満たすと判断する。また、プロキシサーバ101にCPU201は、検査条件1707に「OR」が登録されている場合には、中継制御対象となるHTTPデータが、宛先URL1705、参照元URL1706の少なくともいずれか一方の条件に合致している場合に、URL検査条件を満たすと判断する。
カテゴリ検査1708には、URLが属するカテゴリを条件とした中継制御を行うか、それとも行わないかを示す情報が登録される。図17では、「○」はカテゴリを条件とした中継制御を行うこと、「×」は行わないことを意味している。宛先カテゴリ1709には、宛先となるURLが属するカテゴリの条件が登録されている。カテゴリ条件には宛先となるURLが属するカテゴリとともにそのURLから取得できるファイル拡張子の条件も登録できる。プロキシサーバ101のCPU201は、この宛先カテゴリ1709に登録されているカテゴリに属するURLが宛先(リクエストURL)として設定されているHTTPデータを、本条件に合致すると判断する。ファイル拡張子も登録されている場合には、プロキシサーバ101のCPU201は、宛先URLが登録されているカテゴリに属し、かつ宛先URLから取得できるファイル拡張子が登録されているファイル拡張子と一致するようなHTTPデータを、本条件に合致すると判断する。参照元カテゴリ1710には、参照元カテゴリの条件が登録される。宛先カテゴリ1709と同様に、参照元カテゴリとともにその参照元(Referer)から取得できるファイル拡張子の条件も登録できる。プロキシサーバ101のCPU201は、この参照元カテゴリに登録されているカテゴリに属するURLが参照元(Referer)に設定されているHTTPデータを、本条件に合致すると判断する。ファイル拡張子も登録されている場合には、プロキシサーバ101のCPU201は、参照元URLが登録されているカテゴリに属し、かつ参照元URLから取得できるファイル拡張子が、登録されているファイル拡張子と一致するようなHTTPデータが本条件に合致すると判断する。
検査条件1711には宛先カテゴリ1709と参照元カテゴリ1710の結合条件が登録される。検査条件1711に「AND」が登録されている場合には、プロキシサーバ101のCPU201は、中継制御対象となるHTTPデータが、宛先カテゴリ1709、参照元カテゴリ1710の両方の条件に合致している場合に、カテゴリ検査条件を満たすと判断する。「OR」が登録されている場合には、中継制御対象となるHTTPデータが、宛先カテゴリ1709、参照元カテゴリ1710の少なくともいずれか一方の条件に合致している場合に、カテゴリ検査条件を満たすと判断する。
ファイル形式1712には、HTTPデータに含まれるファイル(添付ファイル)のファイル形式が登録される。サイズ1713には、添付ファイルのサイズの閾値条件が登録される。サイズ条件1714には、ファイルのサイズ条件(以上、以下等)が登録される。ファイルと拡張子1715は、添付ファイルのファイル形式と拡張子とが合致する/しないの条件が登録される。
キーワード1716には、HTTPデータに含まれる、キーワードの条件が登録される。そして動作1717には、当該中継制御ルールに合致したHTTPデータに対して行う処理が登録される。動作1717に「許可」が登録されている場合には、プロキシサーバ101のCPU201は、当該中継制御ルールに合致したHTTPデータをウェブサーバ105に対して中継する。また、「不許可」が登録されている場合には、プロキシサーバ101のCPU201は、その中継制御ルールに合致したHTTPデータをウェブサーバに中継しないという通信制御を通信中継制御部304は行うことになる。以上が、図3の中継制御ルールDB311の構成の説明である。
図18は、図3に示すURLカテゴリDB312の構成の一例を示す図である。図18に示す通り、URLカテゴリDB312には、データ項目として大カテゴリ1801、小カテゴリ1802、URL1803が設定されている。
大カテゴリ1801には、URLの大カテゴリデータが登録される。小カテゴリ1802には、大カテゴリをさらに細分化したカテゴリである小カテゴリデータが登録される。URLには、そのカテゴリに属するURL情報が登録される。なお、1つのURLデータが複数のカテゴリに属していても勿論構わない。以上が図18のURLカテゴリDB312の構成の説明である。
図19は、図3に示すファイル形式管理DB313の構成の一例を示す図である。図19に示すように、ファイル形式管理DB313には、ファイル形式−拡張子対応テーブル1900とファイル形式−シグネチャ対応テーブル1910とが記憶されている。
ファイル形式−拡張子対応テーブル1900には、ファイル形式識別子1901と拡張子1902の対応関係が、ファイル形式−シグネチャ対応テーブル1910には、ファイル形式識別子1911とシグネチャ1912の対応関係が記録されている。以上が図19のファイル形式管理DB313の構成の説明である。
次に、図4を参照してプロキシサーバ101によって行われる処理の概要について説明する。図4に示す処理をCPU201に実行させるためのプログラムは外部メモリ211に記憶されており、必要時応じて当該プログラムをRAM202にロードし、当該プログラムの制御に従って、CPU201は本処理を行うことになる。
CPU201は、中継制御ルール設定要求を受け付けた場合に(ステップS401でYES)、中継制御ルール設定処理を行う(ステップS402)。この中継制御ルール設定処理の詳細は、図5を参照して後述する。また、CPU201は、クライアントPC102からウェブサーバ105に対して送信されたHTTPデータ(HTTPリクエスト)を受信すると(ステップS403でYES)、HTTPリクエストの通信制御処理を行う。この処理の詳細については、図6を参照して後述する。そして、上記の処理をHTTPリクエストの通信制御終了指示を受け付ける(ステップS405でYESと判断する)まで行うことになる。以上が、プロキシサーバ101が行う処理の概要の説明である。
次に、図5を参照して、図4のステップS402の中継制御ルール設定処理の詳細について説明する。この処理は、プロキシサーバ101のCPU201を中継制御ルール設定部301として機能させるためのプログラムの制御に従って行われる処理である。
CPU201は、クライアントPC102から中継制御ルールの設定要求を受け付けると、図14に示す中継制御ルール設定画面1400をクライアントPC102の表示装置に表示部に表示させるための中継制御ルール設定画面情報をクライアントPC102に対して送信する(ステップS501)。クライアントPC102はプロキシサーバ101から中継制御ルール設定画面情報を受信すると、中継制御ルール設定画面1400を表示部に表示する。
図14は、中継制御ルール設定画面1400の構成の一例を示す図である。図14に示すように、中継制御ルール設定画面1400には、ID1401、ルール名1402、動作1403が設定されており、さらに、操作ボタン表示部1404には、各中継制御ルールデータの更新、削除、移動、を行うための更新ボタン1405、削除ボタン1406、移動ボタン1407、追加ボタンが設定されている。さらに新たな中継制御ルールを追加するための追加ボタン1408が設定されている。
ID1401は、中継制御ルールのIDを表示するための表示部である。このID1401に表示されるデータは、図17の中継制御ルールDB311のID1701に登録されている。ルール名1402は、中継制御ルールのルール名を表示するための表示部である。このルール名1402に表示されるデータは、図17の中継制御ルールDB311のルール名1703に登録されている。動作1403は、当該中継制御ルールに合致したデータに対してプロキシサーバ101が行う処理を表示する表示部である。この動作1403に表示されるデータは、図17の中継制御ルールDB311の動作1717に登録されている。
更新ボタン1405は、プロキシサーバ101に対して、当該中継制御データの詳細設定要求を行うために用いられるコントロールである。削除ボタン1406は、プロキシサーバ101に対して、当該中継制御データの削除要求を行うために用いられるコントロールである。
移動ボタン1407は、プロキシサーバ101に対して中継制御データの優先順位の変更要求を行うために用いられるコントロールである。追加ボタン1408は、新規の中継制御ルールの登録のために、プロキシサーバ101に対して中継制御ルールの詳細設定要求を行うためのコントロールである。以上が、図14に示す中継制御ルール設定画面1400の構成の説明である。
そして、中継制御ルール設定画面送信情報の送信後、中継制御ルール設定画面1400中の更新ボタン1405、追加ボタン1408の押下指示を受け付けることによりクライアントPC102より送られる、中継制御ルール設定要求を受け付けたと判断した場合には(ステップS502でYES)、図15に示す中継制御ルール詳細設定画面1500をクライアントPC102の表示部に表示させるための中継制御ルール詳細設定画面情報をクライアントPC102に対して送信する(ステップS503)。
図15は、プロキシサーバ101より中継制御ルール詳細設定画面情報を受信したクライアントPC102の表示部に表示される中継制御ルール詳細設定画面1500の構成の一例を示す図である。
図15に示すように、中継制御ルール詳細設定画面1500には、ルールID表示部1501、ルール名入力欄1502、URL条件設定チェックボックス1503、宛先設定チェックボックス1504、宛先URL入力欄1505、参照元設定チェックボックス1506、参照元URL入力欄1507、URL検査条件指定部1508、カテゴリ条件設定チェックボックス1509、宛先設定チェックボックス1510、宛先カテゴリ指定部1511、参照元設定チェックボックス1512、参照元カテゴリ指定部1513、カテゴリ検査条件指定部1514、ファイル形式指定部1515、サイズ閾値入力欄1516、サイズ条件指定部1517、ファイルタイプ拡張子一致条件指定部1518、キーワード入力欄1519、動作指定部1520が設定されている。
ルールID表示部1501は、中継制御ルールを一意に識別するための識別情報を表示する表示部である。このルールID表示部1501に表示される情報が、中継制御ルールDB1700のルールID1701に登録される。ルール名入力欄1502は、中継制御ルールのルール名を入力するための入力欄である。このルール名入力欄1502に入力された情報が、中継制御ルールDB1700のルール名1703に登録される。
URL条件設定チェックボックス1503は、URL条件を設定するために用いられるチェックボックスである。URL条件設定チェックボックス1503にチェックがされると、後述する宛先設定チェックボックス1504、参照元設定チェックボックス1506が有効になる。尚、このURL条件設定チェックボックス1503にチェックが入れられた場合には、中継制御ルールDB1700のURL検査1704に「○」が、入れられなかった場合には「×」が登録される。
宛先設定チェックボックス1504は、宛先URL条件を入力する際に用いられるチェックボックスである。宛先設定チェックボックス1504がチェックされると、宛先URL入力欄1505が有効になり、URL情報の入力が可能となる。宛先URL入力欄1505は宛先URL条件を入力する入力部である。宛先URL入力欄1505に入力された情報が、中継制御ルールDB1700の宛先URL1705に登録される。
参照元設定チェックボックス1506は、参照元URL条件を入力する際に用いられるチェックボックスである。参照元設定チェックボックス1506がチェックされると、参照元URL入力欄1507が有効になり、URL情報の入力が可能となる。参照元URL入力欄1507は参照元URL条件を入力する入力部である。参照元URL入力欄1507に入力された情報が、中継制御ルールDB1700の参照元URL1706に登録される。
URL検査条件指定部1508は、宛先設定チェックボックス1504と参照元設定チェックボックス1506の双方にチェックが入れられた場合に有効となる。ここでは、宛先URL条件と、参照元URL条件の結合条件の指定を受け付ける。ここで「AND」が指定された場合には、宛先URL条件、参照元URL条件の両方に合致した場合にURL条件に合致すると判断される中継制御ルールが、「OR」が指定された場合には、宛先URL条件、参照元URL条件の少なくとも何れか一方に合致した場合にURL条件に合致すると判断される中継制御ルールが作成されることになる。このURL検査条件指定部1508の指定情報は、中継制御ルールDB1700の検査条件1707に登録される。
カテゴリ条件設定チェックボックス1509は、カテゴリ条件を設定するために用いられるチェックボックスである。カテゴリ条件設定チェックボックス1509にチェックがされると、後述する宛先カテゴリ設定チェックボックス1510、参照元設定チェックボックス1512が有効になる。尚、このカテゴリ条件設定チェックボックス1509にチェックが入れられた場合には、中継制御ルールDB1700のカテゴリ検査1708に「○」が、入れられなかった場合には「×」が登録される。
宛先カテゴリ設定チェックボックス1510は、宛先カテゴリ条件を指定する際に用いられるチェックボックスである。宛先カテゴリ設定チェックボックス1510がチェックされると、宛先カテゴリ指定部1511が有効になり、カテゴリ指定の入力が可能となる。宛先カテゴリ指定部1511は宛先カテゴリ条件を指定する指定部である。宛先カテゴリ条件には、カテゴリとともにファイル拡張子も指定可能である。ファイル拡張子も指定された場合は、宛先URLが指定されたカテゴリに属し、かつ宛先URLから取得できるファイル拡張子が指定されたファイル拡張子に一致した場合に本条件に合致したと判断される。宛先カテゴリ指定部1511で指定されたカテゴリ情報が、中継制御ルールDB1700の宛先カテゴリ1709に登録される。
参照元設定チェックボックス1512は、参照元カテゴリ条件を指定する際に用いられるチェックボックスである。参照元設定チェックボックス1512がチェックされると、参照元カテゴリ指定部1513が有効になり、カテゴリ指定の入力が可能となる。参照元カテゴリ指定部1513は参照元カテゴリ条件を指定する指定部である。参照元カテゴリ条件には、カテゴリとともにファイル拡張子も指定可能である。ファイル拡張子も指定された場合は、参照元URLが指定されたカテゴリに属し、かつ参照元URLから取得できるファイル拡張子が指定されたファイル拡張子に一致した場合に本条件に合致したと判断される。参照元カテゴリ指定部1513で指定されたカテゴリ情報が、中継制御ルールDB1700の参照元カテゴリ1710に登録される。
カテゴリ検査条件指定部1514は、宛先設定チェックボックス1510と参照元設定チェックボックス1512の双方にチェックが入れられた場合に有効となる。ここでは、宛先カテゴリ条件と、参照元カテゴリ条件の結合条件の指定を受け付ける。ここで「AND」が指定された場合には、宛先カテゴリ条件、参照元カテゴリ条件の両方に合致した場合にカテゴリ条件に合致すると判断される中継制御ルールが、「OR」が指定されると、宛先カテゴリ条件、参照元カテゴリ条件の少なくとも何れか一方に合致した場合にカテゴリ条件に合致すると判断される中継制御ルールが作成されることになる。このカテゴリ検査条件指定部1514の指定情報は、中継制御ルールDB1700の検査条件1711に登録される。
ファイル形式指定部1515は、HTTPデータに含まれるファイルのファイル形式を指定する指定部である。ここで指定されたファイル形式を有するファイルが添付されているHTTPデータがこの条件に合致すると判断される。このファイル形式指定部1515で指定された指定情報が、中継制御ルールDB1700のファイル形式1712に登録される。サイズ閾値入力欄1516は、添付ファイルのサイズの閾値を入力する入力欄、サイズ条件指定部1517は、サイズの条件(閾値以上、閾値以下)を指定する指定部である。サイズ閾値入力欄1516に入力された情報が中継制御ルールDB1700のサイズ1713に、サイズ条件指定部1517での指定情報がサイズ条件1714に登録される。
ファイルタイプ拡張子一致条件指定部1518は、添付されているファイルのファイル形式と、拡張子との一致条件を指定する指定部である。ファイルタイプ拡張子一致条件指定部1518で指定された指定情報が中継制御ルールDB1700のファイル形式と拡張子1715に登録される。
キーワード入力欄1519は、キーワード条件を入力するための入力欄である。例えば、「社外秘」、「グループ外秘」、「機密」のいずれかを含むHTTPデータを通信制御の対象とする中継制御ルールを作成する場合には、区切り子「|」を用いて、「社外秘|グループ外秘|機密」と入力すれば良い。尚、入力ルールはこの方法に限らない。このキーワード入力欄1519に入力された情報が、中継制御ルールDB1700のキーワード1716に登録される。
動作指定部1520は、この中継制御ルール詳細設定画面1500に対する入力情報により作成される中継制御ルールに合致したHTTPデータに対してプロキシサーバ101が行う動作を指定する指定部である。「許可」が指定された場合には、当該HTTPデータをウェブサーバ105に対して中継する処理を、「不許可」が指定された場合には、当該HTTPデータをウェブサーバ105に中継せず、クライアントPC102に通信を停止した旨の通知を行う処理をプロキシサーバ101のCPU201が行うことになる。この動作指定部1520での指定情報が中継制御ルールDB1700の動作1717に登録される。以上が、中継制御ルール詳細設定画面1500の構成の説明である。
図5の説明に戻る。プロキシサーバ101のCPU201は、中継制御ルール設定画面1400中の移動ボタン1407の押下指示を受け付けることにより、クライアントPC102より送られる、中継制御ルール移動要求を受け付けたと判断した場合には(ステップS504でYES)、不図示の中継制御ルール移動画面をクライアントPC102の表示部に表示させるための中継制御ルール移動画面情報をクライアントPC102に対して送信する(ステップS505)。クライアントPC102は、この中継制御ルール移動画面に対してユーザから優先順位変更の更新要求を受け付けた後に、プロキシサーバ101に対して優先順位変更のための更新情報を送信することになる。
プロキシサーバ101は、クライアントPC102から中継制御ルールの更新情報を受信すると(ステップS506でYES)、受信した更新情報に従って、中継制御ルールDB311を更新する(ステップS507)。その後、更新された中継制御ルールDB311に従って中継制御ルール設定画面情報を再生成し、クライアントPC102に対して送信する。以上の処理を、設定処理終了指示をクライアントPC102から受け付けた(ステップS509でYES)と判断するまで行うことになる。以上が図4のステップS402の中継制御ルール設定処理の詳細である。
次に、図6を参照して、図4のステップS404のHTTPリクエストの通信制御処理について説明する。
プロキシサーバ101のCPU201は、クライアントPC102から送信されたHTTPリクエストデータを取得する(ステップS601)。すなわち、端末装置からウェブサーバに対して送信される通信データを取得する(第1の取得手段に相当)。そして、取得したHTTPリクエストデータの宛先URLのカテゴリ判定処理を行う(ステップS602)。その後、同HTTPリクエストデータ中の参照元URLのカテゴリ判定処理を行う(ステップS603)。このカテゴリ判定処理の詳細について図7を参照して説明する。
図7は、図6のステップS602、S603のカテゴリ判定処理の詳細を示すフローチャートである。この処理はCPU201をURLカテゴリ判定部302として機能させるためのプログラムの制御に従って行われることになる。
CPU201は、検査対象となるURL、即ち、宛先URLの場合には図16に示すリクエスト行1601、1602に含まれるリクエストURL、参照元URLの場合にはReferer1603に設定されたURLがURLカテゴリDB312に登録されているかを検索する(ステップS701)。すなわち、取得した通信データから参照元URLを取得する(第2の取得手段に相当)。そして、取得した参照元URLを検索する。検索の結果、検索対象となるURLがURLカテゴリDB312のURL1803に登録されているレコードがあった場合には(ステップS702でYES)、それぞれのレコードのカテゴリ情報(大カテゴリ1801、小カテゴリ1802)を当該URLのカテゴリとして決定する(ステップS703)。以上が図7に示す、図6のステップS602、S603のカテゴリ判定処理の詳細な説明である。
図6の説明に戻る。ステップS603の処理終了後、リクエストの詳細情報取得処理を行う(ステップS604)。この処理の詳細を、図8を参照して説明する。
図8は、図6のステップS604のリクエストの詳細情報取得処理の詳細について説明する。この処理は、CPU201をリクエスト詳細情報取得部303として機能させるためのプログラムの制御に従って行われる処理である。
まず、CPU201は、ステップS601で取得したHTTPリクエストデータにデータファイルが添付されているかを判断する(ステップS801)。データファイルが添付されていると判断した場合には(ステップS801でYES)、CPU201は、データファイルのファイル形式を取得する(ステップS802)。その後、CPU201は、データファイルの拡張子(ステップS803)及びデータファイルのサイズを取得する(ステップS804)。そしてステップS802で取得したファイル形式がテキストデータを含むファイル形式である場合には(ステップS805でYES)、CPU201は、データファイルからテキスト情報を取得する(ステップS806)。
ステップS801でNO、ステップS805でNOと判断した場合、ステップS806の処理が終了後、CPU201は処理をステップS807に進め、添付ファイル以外のフィールドから、ウェブサーバ105に対して送信されるテキスト情報を取得する。そしてこの処理で取得した各種の情報に従って、当該HTTPリクエストデータの中継制御処理をプロキシサーバ101は行うことになる。以上が図6のステップS604のリクエスト情報取得処理の詳細な説明である。
図6の説明に戻る。ステップS604のリクエスト詳細情報取得処理終了後、CPU201は処理をステップS605に進め、中継制御ルール適用処理を行う。この処理の詳細を、図9を参照して説明する。
図9は、図6のステップS605の中継制御ルール適用処理の詳細を示すフローチャートである。この処理は、CPU201を通信中継制御部304として機能させるためのプログラムの制御に従って行われる。この処理では、HTTPリクエストデータに対して、中継制御ルールDB311に登録されている中継制御ルールを優先順位に従って適用する処理を行う。
まず、CPU201は、HTTPデータに対して適用していない(未適用の)中継制御ルールが中継制御ルールDB311にあるかを判断する(ステップS901)。そして、未適用の中継制御ルールがあると判断した場合には(ステップS901でYES)、優先順位に従って、次にHTTPデータに適用する中継制御ルールを取得する(ステップS902)。その後、ステップS903に処理を進め、中継制御ルール照合処理を行うことになる。この中継制御ルール照合処理の詳細について図10を参照して説明する。
図10は、図9のステップS903の中継制御ルール照合処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、CPU201は、ステップS902で取得した中継制御ルールにURL条件が設定されているかを判断する(ステップS1001)。この判断処理は当該中継制御ルールのURL検査1704に登録されている値に従って判断することになる。CPU201は、URL条件が設定されていると判断した場合には(ステップS1001でYES)、処理をステップS1002に、設定されていない場合には(ステップS1001でNO)、処理をステップS1004に進める。
ステップS1002では、CPU201は、HTTPデータに設定されているURLが、当該中継制御ルールのURL条件に合致しているかの判定処理を行う。この処理の詳細について、図11を参照して説明する。
図11は、図10のステップS1002のURL条件検査処理の詳細を示すフローチャートである。まず、CPU201は、ステップS902で取得した中継制御ルールに宛先URL1705が登録されているかを判断する(ステップS1101)。登録されていると判断した場合には(ステップS1101でYES)、処理をステップS1102に、登録されていないと判断した場合には(ステップS1101でNO)、処理をステップS1105に進める。
CPU201は、ステップS1102において、検査対象のHTTPデータのリクエストURLが、宛先URL1705に設定されているURLに合致するかを判断する。すなわち、前記通信データと照合する前記中継制御ルールに前記宛先条件が設定されている場合に、前記通信データから取得した宛先URLが前記宛先条件に合致するかを判断する(判断手段に相当)。合致すると判断した場合には(ステップS1102でYES)、処理をステップS1103に、合致しないと判断した場合には(ステップS1102でNO)、処理をステップS1106に進める。
CPU201は、ステップS1103において、中継制御ルールの検査条件1707がANDであるかを判定する。ANDであると判断した場合には(ステップS1103でYES)、処理をステップS1104に、ANDではないと判断した場合には(ステップS1103でNO)、処理をステップS1109に進める。
CPU201は、ステップS1104において、図9のステップS902で取得した中継制御ルールに参照元URL1706が登録されているかを判断する。CPU201は、登録されていると判断した場合には(ステップS1104でYES)、処理をステップS1108に、NOと判断した場合には(ステップS1104でNO)、処理をステップS1109に進める。
CPU201は、ステップS1105において、ステップS902で取得した中継制御ルールに参照元URL1706が登録されているかを判断する。CPU201は、登録されていると判断した場合には(ステップS1105でYES)、処理をステップS1108に、NOと判断した場合には(ステップS1105でNO)、処理をステップS1110に進める。
CPU201は、ステップS1106において、中継制御ルールの検査条件1707がANDであるかを判定する。ANDであると判断した場合には(ステップS1106でYES)、処理をステップS1110に、ANDではないと判断した場合には(ステップS1106でNO)、処理をステップS1107に進める。
CPU201は、ステップS1107において、ステップS902で取得した中継制御ルールに参照元URL1706が登録されているかを判断する。CPU201は、登録されていると判断した場合には(ステップS1107でYES)、処理をステップS1108に、NOと判断した場合には(ステップS1107でNO)、処理をステップS1110に進める。
CPU201は、ステップS1108において、検査対象のHTTPデータの参照元URLが、参照元URL1706に設定されているURLに合致するかを判断する。CPU201は、合致すると判断した場合には(ステップS1108でYES)、処理をステップS1109に、合致しないと判断した場合には(ステップS1108でNO)、処理をステップS1110に進める。
CPU201は、上記のステップS1101からS1108の処理を行った結果、処理がステップS1109に進められた場合にはURL条件に合致すると判断する。一方、処理がステップS1110に進められた場合にはURL条件に合致しないと判断する。以上が図10のステップS1002のURL条件判定処理の詳細である。
図10の説明に戻る。CPU201は、ステップS1002のURL条件検査処理で、URL条件に合致すると判断した場合には(ステップS1003でYES)、処理をステップS1004に進める。一方、URL条件に合致しないと判断した場合には(ステップS1003でNO)、処理をステップS1016に進める。
ステップS1001でNO、ステップS1003でYESと判断した場合には、CPU201は、ステップS902で取得した中継制御ルールにカテゴリ条件が設定されているかを判断する(ステップS1004)。CPU201は、当該中継制御ルールのカテゴリ検査1708に登録されている値に従って判断することになる。CPU201は、カテゴリ条件が設定されていると判断した場合には(ステップS1004でYES)、処理をステップS1005に、設定されていない場合には(ステップS1004でNO)、処理をステップS1007に進める。
ステップS1005では、CPU201は、HTTPデータに設定されているURLが属するカテゴリが、当該中継制御ルールのURL条件に合致しているかの判定処理を行う。この処理の詳細について、図12を参照して説明する。
図12は、図10のステップS1005のカテゴリ条件検査処理の詳細を示すフローチャートである。まず、CPU201は、ステップS902で取得した中継制御ルールに宛先カテゴリ1709が登録されているかを判断する(ステップS1201)。CPU201は、登録されていると判断した場合には(ステップS1201でYES)、処理をステップS1202に、登録されていないと判断した場合には(ステップS1201でNO)、処理をステップS1206に進める。
CPU201は、ステップS1202において、カテゴリ判定処理(宛先)を行う。この処理の詳細について、図13を参照して説明する。
図13は、図12のステップS1202、S1209のカテゴリ条件判定処理の詳細を示すフローチャートである。
まず、CPU201は、中継制御ルールに登録されているカテゴリ条件を取得する(ステップS1301)。宛先のカテゴリ条件判定を行う場合には宛先カテゴリ1709、参照元のカテゴリ判定を行う場合には参照元カテゴリ1710を取得する。
そして、ステップS1302では、宛先のカテゴリ条件の判定の場合には図6のステップS602のURLカテゴリ判定処理(宛先)で、参照元カテゴリの判定の場合にはステップS603のURLカテゴリ判定処理(参照元)で決定した全てのカテゴリ(図7のステップS703で決定)について検査処理が終了したかを判断する。
ステップS1302で、検査対象のURLが属する全てのカテゴリに対して検査が終了していないと判断した場合には(ステップS1302でNO)、未検査のカテゴリを取得する(ステップS1303)。その後、ステップS1303で取得した未検査のカテゴリに対して、中継制御ルールに登録されている全てのカテゴリ条件の照合処理が終了したかを判断する(ステップS1304)。
全てのカテゴリ条件の照合処理が終了していないと判断した場合には、CPU201は、未照合のカテゴリを取得する(ステップS1305)。そして、ステップS1303で取得したカテゴリがステップS1305で取得したカテゴリと一致するかを判断する(ステップS1306)。
URLの属するカテゴリが中継制御ルールに設定されたカテゴリと一致すると判断した場合には(ステップS1306でYES)、処理をステップS1307に進め、当該カテゴリに拡張子条件が指定されているかを判断する。そして、拡張子条件が指定されていると判断した場合には(ステップS1307でYES)、処理をステップS1308に、指定されていないと判断した場合には(ステップS1307でNO)、処理をステップS1309に進める。
ステップS1308では、CPU201は、拡張子が一致するかを判断する。拡張子が一致していると判断した場合には処理をステップS1309に処理を進める。
ステップS1306、S1308でNOと判断した場合には、CPU201は処理をステップS1304に進め、未照合のカテゴリがあるかを再度判断する。未照合のカテゴリがあると判断した場合には、CPU201は、ステップS1305以降の処理を行う。一方、ステップS1304で全てのカテゴリ条件に登録されている全てのカテゴリの照合が終了したと判断した場合には(ステップS1304でYES)、CPU201は処理をステップS1302に進め、再度URLが属する全てのカテゴリの検査処理が終了したかを判断する。ステップS1302の判断処理で全てのカテゴリの検査が終了していないと判断した場合には(ステップS1303でNO)、CPU201はステップS1303以降の処理を行う。一方、ステップS1302で全てのカテゴリの検査が終了したと判断した場合には(ステップS1302でYES)、処理をステップS1310に進める。
CPU201は、ステップS1301からステップS1308の処理の結果、ステップS1309に処理を進めた場合には、HTTPデータのURLのカテゴリが中継制御ルールのカテゴリ条件に合致すると判断する。一方、ステップS1310に処理を進めた場合には、CPU201は、カテゴリ条件に合致しないと判断する。以上が図12のステップS1202、S1209のカテゴリ条件判定処理の詳細である。
図12の説明に戻る。CPU201が、ステップS1202の処理によって、宛先カテゴリ条件に合致したと判断した場合には(ステップS1203でYES)、処理をステップS1204に進める。一方、宛先カテゴリ条件に合致しないと判断した場合には(ステップS1203でNO)、処理をステップS1207に進める。
CPU201は、ステップS1204において、中継制御ルールの検査条件1711がANDであるかを判定する。ANDであると判断した場合には(ステップS1204でYES)、処理をステップS1205に、ANDではないと判断した場合には(ステップS1204でNO)、処理をステップS1211に進める。
CPU201は、ステップS1205において、ステップS902で取得した中継制御ルールに参照元カテゴリ1710が登録されているかを判断する。CPU201は、登録されていると判断した場合には(ステップS1205でYES)、処理をステップS1209に、NOと判断した場合には(ステップS1205でNO)、処理をステップS1211に進める。
CPU201は、ステップS1206において、ステップS902で取得した中継制御ルールに参照元カテゴリ1710が登録されているかを判断する。CPU201は、登録されていると判断した場合には(ステップS1206でYES)、処理をステップS1209に、登録されていないと判断した場合には(ステップS1206でNO)、処理をステップS1212に進める。
CPU201は、ステップS1207において、中継制御ルールの検査条件1711がANDであるかを判定する。CPU201は、ANDであると判断した場合には(ステップS1207でYES)、処理をステップS1212に、ANDではないと判断した場合には(ステップS1106でNO)、処理をステップS1208に進める。
CPU201は、ステップS1208において、ステップS902で取得した中継制御ルールに参照元カテゴリ1710が登録されているかを判断する。CPU201は、登録されていると判断した場合には(ステップS1208でYES)、処理をステップS1209に、NOと判断した場合には(ステップS1208でNO)、処理をステップS1212に進める。
CPU201は、ステップS1209において、検査対象のHTTPデータの参照元URLに設定されているURLが属するカテゴリが、参照元カテゴリ1710に設定されているカテゴリに合致するかを判断する。この処理は、ステップS1202の処理と略同様の処理であるため、詳細な説明は割愛する。
CPU201が、ステップS1209の処理によって、参照元カテゴリ条件に合致したと判断した場合には(ステップS1210でYES)、処理をステップS1211に進める。一方、参照元カテゴリ条件に合致しないと判断した場合には(ステップS1210でNO)、処理をステップS1212に進める。
CPU201は、上記のステップS1201からS1210の処理を行った結果、処理がステップS1211に進められた場合にはカテゴリ条件に合致すると判断する。一方、処理がステップS1212に進められた場合にはカテゴリ条件に合致しないと判断する。以上が図10のステップS1005のカテゴリ条件判定処理の詳細である。
図10の説明に戻る。CPU201は、ステップS1005のカテゴリ条件検査処理で、カテゴリ条件に合致すると判断した場合には(ステップS1006でYES)、処理をステップS1007に進める。一方、カテゴリ条件に合致しないと判断した場合には(ステップS1006でNO)、処理をステップS1016に進める。
ステップS1004でNO、ステップS1006でYESと判断した場合には、CPU201は、図9のステップS902で取得した中継制御ルールにファイル形式条件が設定されているかを判断する(ステップS1007)。CPU201は、当該中継制御ルールのファイル形式1712にファイル形式が登録されているかで判断することになる。CPU201は、ファイル形式条件が設定されていると判断した場合には(ステップS1007でYES)、処理をステップS1008に、設定されてないと判断した場合には(ステップS1007でNO)、処理をステップS1009に進める。
ステップS1008では、CPU201は、HTTPリクエストデータが、当該中継制御ルールに設定されているファイル形式条件に合致するかを判断する。図8のステップS802で取得したいずれかのファイル形式が、中継制御ルールのファイル形式1712に含まれる場合には、CPU201は、ファイル形式に合致すると判断して(ステップS1008でYES)、処理をステップS1009に進める。一方、図8のステップS802で取得したファイル形式がファイル形式1712に含まれない場合には、CPU201は、ファイル形式に合致しないと判断して(ステップS1008でNO)、処理をステップS1016に進める。
ステップS1007でNO、ステップS1008でYESと判断した場合には、CPU201は、ステップS902で取得した中継制御ルールにサイズ及びサイズ条件が設定されているかを判断する(ステップS1009)。CPU201は、当該中継制御ルールのサイズ1713及びサイズ条件1714に登録されている値に従って判断することになる。CPU201は、サイズ及びサイズ条件が設定されていると判断した場合には(ステップS1009でYES)、処理をステップS1010に、設定されていないと判断した場合には、処理をステップS1011に進める。
CPU201は、図8のステップS804で取得したデータファイルのサイズが、サイズ1713及びサイズ条件1714に合致するかを判断する(ステップS1010)。合致すると判断した場合には(ステップS1010でYES)、処理をステップS1011に、合致しないと判断した場合には(ステップS1010でNO)、処理をステップS1016に処理を進める。
ステップS1009でNO、ステップS1010でYESと判断した場合には、CPU201は、ステップS902で取得した中継制御ルールにファイル形式と拡張子の一致条件が設定されているかを判断する(ステップS1011)。設定されていると判断した場合には(ステップS1011でYES)、図8のステップS802で取得したファイル形式とステップS803で取得した拡張子の関係が正しいかを判定するために、ファイル形式管理DB313のファイル形式−拡張子対応テーブル1900とファイル形式−シグネチャ対応テーブル1910とに従って、ファイル形式と拡張子が一致している/していない、の判定を行う。そして、その判定結果からファイル形式と拡張子の一致条件に合致しているかを判断する。合致すると判断した場合には(ステップS1012でYES)、処理をステップS1013に、合致しないと判断した場合には(ステップS1012でNO)、処理をステップS1016に進める。
ステップS1011でNO、ステップS1012でYESと判断した場合には、CPU201は、ステップS902で取得した中継制御ルールにキーワード条件が設定されているかを判断する(ステップS1013)。CPU201は、当該中継制御ルールにキーワード1716に情報が登録されているか否かでこの判断を行う。キーワード条件が設定されていると判断した場合には(ステップS1013でYES)、処理をステップS1014に、設定されていないと判断した場合には(ステップS1013でNO)、処理をステップS1015に進める。
ステップS1014でCPU201は、図8のステップS806、S807で取得したテキスト情報が、キーワード条件に合致するかを判断する(ステップS1014)。合致すると判断した場合には(ステップS1014でYES)、処理をステップS1015に、合致しないと判断した場合には(ステップS1014でNO)、処理をステップS1016に処理を進める。
ステップS1001からS1014の処理を行った結果、処理をステップS1015に進めた場合には、CPU201は、HTTPデータが中継制御ルールに合致すると判断する。つまり、通信データが前記中継制御ルールに設定されている条件に合致しているかを判断する(判断手段に相当)。以上が図9のステップS903の中継制御ルール照合処理の説明である。
図9の説明に戻る。ステップS903の中継制御ルール適用処理で、HTTPリクエストが中継制御ルールに合致したと判断した場合には(ステップS904でYES)、処理をステップS905に進めて、当該中継制御ルールの動作1717に設定された処理を実行すると判定する。
一方、ステップS904でNOと判断した場合には、CPU201は、処理をステップS901に進め、未適用の中継制御ルールがまだ残っているかを判断する。まだ残っていると判断した場合には(ステップS901でYES)、ステップS902以降の処理を行う。一方、全ての中継制御ルールの適用処理が終了したと判断した場合には(ステップS901でNO)、処理をステップS906に進め、デフォルト動作として設定されている動作を実行すると判定する。以上が、図6のステップS605の中継制御ルール適用処理の説明である。
図6の説明に戻る。図6のステップS605で設定された動作が、通信の許可であるかをステップS606でCPU201は判断する。通信を許可する動作である場合には(ステップ606でYES)、CPU201は、ステップS601で取得したHTTPリクエストをリクエストURLで示されるウェブサーバ105に対して中継(送信)する(ステップS607)。そして、その後、ステップS607で中継したHTTPリクエストデータに対する応答のHTTPレスポンスデータをウェブサーバ105から受信すると(ステップS608でYES)、CPU201は、その応答(HTTPレスポンスデータ)をクライアントPC102に対して中継する。つまり、当該中継制御ルールに設定されている動作情報に従って、前記通信データの中継可否を決定する(決定手段に相当)。そして、中継可と決定した場合に、通信データを前記ウェブサーバに対して中継する(中継手段に相当)。
ステップS606の判断処理で通信を不許可とする動作を行うと判断した場合には(ステップS606でNO)、処理をステップS610に進め、不許可応答をクライアントPC102に対して送信する。以上が、図4のステップS404のHTTPデータの通信制御処理の詳細な説明である。
以上説明した通り、本発明では、各種のデータの取得元のURLである参照元URLと、データの取得先のURLである宛先URLとを用いて、通信データの中継制御を行うことが可能となる。よって、複数のURLアクセスにより1つのページを作成するよう構成されているウェブページであっても、例えば参照元と参照先の組み合わせによって、ウェブページ上に表示する画像データに関して、表示を許可するコンテンツと、表示を許可しないコンテンツとを選別することが出来る。
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
101 プロキシサーバ
102−1、102−2、102−3 クライアントPC
103 LAN(Local Area Network)
104 広域ネットワーク
105−1、105−2、105−3 ウェブサーバ
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力装置
210 ディスプレイ装置210
211 外部メモリ

Claims (7)

  1. 端末装置からウェブサーバに対して送信されるデータ取得要求の通信データの中継制御を行う情報処理装置であって、
    前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLと、前記データ取得要求を行う先である宛先URLとを用いた前記通信データの中継制御を行うための情報であって、少なくとも、前記参照元URLまたは参照元URLから特定される情報と、前記宛先URLまたは宛先URLから特定される情報とを含む中継条件を前記条件に設定可能な、少なくとも1つの中継制御ルールを記憶する第1の記憶手段と、
    前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される通信データを取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段で取得した通信データから、参照元URLを取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段で取得した通信データから、宛先URLを取得する第3の取得手段と、
    前記第2の取得手段で取得した参照元URLと前記第3の取得手段で取得した宛先URLとの組み合せを用いて、前記通信データが前記中継制御ルールに設定されている条件に合致しているかを判断する判断手段と、
    前記判断手段で前記条件に合致していると判断した場合に、前記中継制御ルールに設定されている動作情報に従って、前記通信データの中継可否を決定する決定手段と、
    前記決定手段で中継可能と決定した場合に、前記通信データを前記ウェブサーバに対して中継する中継手段と、
    備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記参照元URLを分類したカテゴリ情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の取得手段で取得した参照元URLを用いて、前記参照元URLの属するカテゴリを前記第2の記憶手段より特定するカテゴリ特定手段と、
    をさらに備え、
    前記中継制御ルールには、前記中継条件として、前記第2の記憶手段で記憶されているカテゴリを設定可能であり、
    前記判断手段は、前記中継条件に参照元URLのカテゴリが設定されている場合に前記通信データから取得した参照元URLが前記中継条件に設定されているカテゴリに属しているかを判断することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第3の取得手段で取得した前記宛先URLより取得するファイルのファイル形式を特定するファイル形式特定手段をさらに備え、
    前記中継制御ルールには、前記中継条件として、前記ファイル形式を設定可能であり、
    前記判断手段は、前記中継条件にファイル形式が設定されている場合に前記通信データから取得した宛先URLから取得するファイルのファイル形式が、前記中継条件に設定されているファイル形式と一致するかを判断することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記中継制御ルールには、当該中継制御ルールを適用する優先順位が設定されており、
    前記判断手段は、前記優先順位に従って順に中継制御ルールと前記通信データとを照合し、照合の結果、当該中継制御ルールに前記通信データが合致するかを判断することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記中継制御ルールには、さらに、サイズ条件、キーワード条件が設定可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLと、前記データ取得要求を行う先である宛先URLとを用いた前記通信データの中継制御を行うための情報であって、少なくとも、前記参照元URLまたは参照元URLから特定される情報と、前記宛先URLまたは宛先URLから特定される情報とを含む中継条件を前記条件に設定可能な、少なくとも1つの中継制御ルールを記憶する記憶装置を備え、端末装置からウェブサーバに対して送信される通信データの中継制御を行う情報処理装置によって行われる情報処理方法であって、
    第1の取得手段が、前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される通信データを取得する第1の取得工程と、
    第2の取得手段が、前記第1の取得工程で取得した通信データから、前記参照元URLを取得する取得する第2の取得工程と、
    第3の取得手段が、前記第1の取得手段で取得した通信データから、前記宛先URLを取得する第3の取得工程と、
    判断手段が、前記第2の取得工程で取得した参照元URLと前記第3の取得工程で取得した宛先URLとの組み合せを用いて、前記通信データが前記中継制御ルールに設定されている条件に合致しているかを判断する判断工程と、
    決定手段が、前記判断工程で前記条件に合致していると判断した場合に、前記中継制御ルールに設定されている動作情報に従って、前記通信データの中継可否を決定する決定工程と、
    中継手段が、前記決定工程で中継可能と決定した場合に、前記通信データを前記ウェブサーバに対して中継する中継工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLと、前記データ取得要求を行う先である宛先URLとを用いた前記通信データの中継制御を行うための情報であって、少なくとも、前記参照元URLまたは参照元URLから特定される情報と、前記宛先URLまたは宛先URLから特定される情報とを含む中継条件を前記条件に設定可能な、少なくとも1つの中継制御ルールを記憶する記憶装置を備えるコンピュータを、端末装置からウェブサーバに対して送信される通信データの中継制御を行う情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    端末装置からウェブサーバに対して送信されるデータ取得要求の通信データの中継制御を行う情報処理装置であって、
    前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される前記通信データのうち、中継制御の対象となる通信データを特定するための条件及び当該条件に合致した通信データの中継の可否を決定するための動作情報が設定された中継制御ルールであって、前記通信データより取得する、データ取得要求を行う元のウェブページのURLである参照元URLと、前記データ取得要求を行う先である宛先URLとに基づいた前記通信データの中継制御を行うための中継条件を前記条件に設定可能な、少なくとも1つの中継制御ルールを記憶する第1の記憶手段と、
    前記端末装置から前記ウェブサーバに対して送信される通信データを取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段で取得した通信データから、前記参照元URLを取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段で取得した通信データから、前記宛先URLを取得する第3の取得手段と、
    前記第2の取得手段で取得した参照元URLと前記第3の取得手段で取得した宛先URLとの組み合せを用いて、前記通信データが前記中継制御ルールに設定されている条件に合致しているかを判断する判断手段と、
    前記判断手段で前記条件に合致していると判断した場合に、前記中継制御ルールに設定されている動作情報に従って、前記通信データの中継可否を決定する決定手段と、
    前記決定手段で中継可能と決定した場合に、前記通信データを前記ウェブサーバに対して中継する中継手段として機能させること
    を特徴とする情報処理プログラム。
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