JP4981165B2

JP4981165B2 - 二重収納扉付き冷蔵庫

Info

Publication number: JP4981165B2
Application number: JP2010284487A
Authority: JP
Inventors: 義和青木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-12-21
Filing date: 2010-12-21
Publication date: 2012-07-18
Anticipated expiration: 2030-12-21
Also published as: JP2011069612A

Description

本発明は、二重収納扉付き冷蔵庫に関する。

従来、冷蔵庫、冷凍庫の冷気を漏れにくくするために、二枚の扉を設け、内側の扉に収納庫をつけた構成は公知である（特許文献１参照）。さらに、冷蔵庫の断熱扉に物品収納棚部を設け、断熱扉の裏側に、前面開口を略全体的にカバーする大きさの内扉を設け、この内扉の前面に小物収納棚部を設けた構成は公知である（特許文献２参照）。

特開平６−６６４７３号公報特開２００４−２１１９７７号公報

図６は、従来の通常の冷蔵庫の扉５０の収納棚部５１を示す斜視図である。このような収納棚部５１であると、収納棚部５１の奥側に収納した収納物品５２は、手前側に収納した収納物品５３が邪魔となり、取り出しにくく、また、収納棚部５１の収納物品５２、５３を取り出す際に、扉５０を開いてしまうので、冷気が逃げやすくなるという問題を生じる。

冷気が逃げやすくなるという問題を解決するために上記のとおり、特許文献１及び特許文献２に示すように、二重に扉を設ける構成は公知であるが、特許文献２記載の発明では内扉の外面に小物収納棚部を設けた構成は示されているが、あくまでも冷気が逃げやすくなるという問題を解決することを主目的とし、物品の収納量増やすことを目的とするものではないから、物品の収納量を十分増やすことはできない。

本件発明は、上記従来の問題を解決することを目的とするものであり、特に、扉の収納部に収納された物品の量を多くし、かつ取り出し易く、しかも冷気の逃げにくくする構造の冷蔵庫を実現することを課題とするものである。

本発明は上記課題を解決するために、扉が外扉と内扉の二重扉から成る二重収納扉付き冷蔵庫であって、外扉は、扉本体と冷蔵庫の内側に向けて張り出した複数段の収納棚を有し、外扉の収納棚は、囲い枠と棚板とを備えており、内扉は、矩形の扉枠と冷蔵庫の内側に向けて張り出した複数段の収納棚を有し、内扉の収納棚は、扉枠に取り付けられた支持部材と支持部材の先端に設けられた収納用受部とを有し、収納用受部は、囲い枠と底板とから成り、外扉の収納棚と内扉の収納棚は、互いに異なる高さの位置に設けられており、外扉及び内扉を閉じた状態において、外扉の収納棚は、内扉の扉枠内から冷蔵庫の内側に入り込み、外扉の収納棚の囲い枠の後面は、内扉の収納用受部の囲い枠の前面より前方の位置になるように構成されていることを特徴とする二重収納扉付き冷蔵庫を提供する。

内扉の収納棚の支持部材は左右の支持枠から成り、左右の支持枠は矩形の扉枠の左右の枠に取り付けられている構成としてもよい。

内扉の複数段の収納棚のうち最下段の収納棚の支持部材は、底板から成る構成としてもよい。

外扉の下面には、扉の前面側に向けて深くなる傾斜状の切欠き面が形成されており、該傾斜状の切欠き面に外扉の手掛け用の凹部が形成されており、該傾斜状の切欠き面の位置に対応した後方であって内扉の下面には、内扉の手掛け用の凹部が形成されている構成としてもよい。

本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫によれば、次のような効果が生じる。
（１）外扉を開いただけで、外扉及び内扉に収納されている物品を一覧できるとともに、外扉に収納された物品はもちろんのこと、内扉を開かなくても、内扉に収納されている物品を取り出すことができる。

（２）外扉の収納棚及び内扉の収納棚を段違いとし、しかも共に冷蔵庫の内部に向けて設けたので、外扉の収納棚と内扉の収納棚が互いに干渉（当接したり、ぶつかったりする）することなく、また、外扉の収納物品と内扉の収納物品が干渉（当接したり、ぶつかったりする）することなく、物品の収納量を多くすることができ、しかも、外扉の収納棚及び内扉の間の間隔を大きくする必要がなく、デッドスペースが少なくなる。

（３）外扉の収納棚又は内扉の収納棚から物品を取り出す際に、外扉を開くだけで内扉は開かなくてよいから、冷気が逃げにくくなる。

本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫の実施例の扉の斜視図である。本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫の実施例の外扉及び内扉をそれぞれ示す斜視図である。本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫の実施例のヒンジ部を説明する図であり、（ａ）はヒンジ部の斜視図であり、（ｂ）はヒンジ部の側面図である。（ａ）は、外扉及び内扉の関係的な構成を説明するための側面図であり、（ｂ）は、本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫の実施例の外扉及び内扉を前方斜め下方から見た斜視図である。本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫の実施例の使用状態であって、外扉を開いた状態を示す斜視図である。従来の冷蔵庫の扉の構成を説明するための斜視図である。

本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫を実施するための形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。

本明細書及び特許請求の範囲の記載では、説明の都合上、冷蔵庫の前後方向については、扉側が前側又は前面側とし冷蔵庫の背壁側が後側又は後面側とする。また、冷蔵庫の外側及び内側方向については、扉側が外側又は外面側とし冷蔵庫の背壁側が内側又は内面側とする。

本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫は、扉は、左右両開き扉（観音扉）であっても、片開き扉のいずれでも良いが、扉が外扉と内扉の二重扉から成り、外扉及び内扉はそれぞれ、冷蔵庫の内側に向けて張り出した収納棚を備えている。

本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫の実施例を、図１〜５において説明する。この実施例では、図１に示すように、左右に開閉する両開きの左右の扉（観音扉）２を備えた二重収納扉付き冷蔵庫１を例に挙げて説明する。左右の扉２は、それぞれ外扉３と内扉４との二重扉から構成されている。外扉３と内扉４について、それぞれ図２において説明する。

外扉３は、扉本体５と複数段の収納棚６を備えている。この実施例では、３段の収納棚６が設けられている。複数段の収納棚６は、扉本体５の内側に、冷蔵庫の内側に向けて張り出すように水平に設けられている。

３段の収納棚６のいずれも、囲い枠９と棚板１０とから構成されている。そして、収納棚６の横幅は、後記する内扉４の扉枠７の左右の枠８の間の間隔より狭く形成されており、外扉３を閉じると、内扉４の扉枠７を通して、冷蔵庫の内側に向けて入り込むように構成されている。

外扉３の周枠１１の後面（内面）には、パッキン材１２が取り付けられている。このパッキン材１２は、後記する内扉４の扉枠７の前面（外面）に当接し、冷気が内扉４と外扉３の隙間から外部に漏れ出ることを防止する。

内扉４は、矩形の扉枠７と、複数段の冷蔵庫の内側方向に水平に張り出すように設けられた収納棚１３を備えている。この実施例では、４段の収納棚１３が設けられている。収納棚１３は、その基部が扉枠７に取り付けられた水平の支持部材（底板１６、支持枠２７）と、支持部材の先端側（内端側）に形成された収納用受部（収納用受部１７、２８）とから構成される。

この実施例では、複数段の収納棚１３のうち最下段の収納棚１４と２段目以上の収納棚１５は、いずれも支持部材と収納用受部とから構成されるが、若干、互いに異なる構造である。

最下段の収納棚１４は、冷蔵庫の内側に向かって張り出す水平の支持部材である底板１６と、収納用受部１７とから一体に形成されている。底板１６は、その基部は扉枠７に固定されている。収納用受部１７は囲い枠１８と底板とから成り、底板１６の先端部に形成されている。収納用受部１７の底板は、底板１６が担っており、その上に囲い枠１８が形成され、瓶、缶、紙パック等を載置し、収納可能である。

内扉４の扉枠７の後面（内面）には、パッキン材１９が取り付けられている。このパッキン材１９は、冷蔵庫本体２０の前面２１と当接し、冷蔵庫本体２０の前面２１と内扉４の扉枠７の隙間から冷気が外部に漏れ出ることを防止する。

外扉３の最下段の収納棚２５と内扉４の最下段の収納棚１４の関係的な構成及び配置は、次のとおりである。外扉３と内扉４が共に閉じられると、外扉３の最下段の収納棚２５は、内扉４の扉枠７内を通して冷蔵庫の内側方向に入り込む。

その際、図４（ａ）に示すように、内扉４の最下段の収納棚１４の底板１６の上であって収納用受部１７の前方のスペースに、外扉３の最下段の収納棚２５が収まるように構成、且つ配置されている。そのために、収納棚２５は収納棚１４の底板１６より上方に配置され、収納棚２５の囲い枠９の後面（内面。冷蔵室側の面）は、収納棚１４の収納受部１７の囲い枠１８の前面（外面。外扉側の面）より前方の位置になるように構成されている。

このように、外扉３の最下段の収納棚２５と内扉４の最下段の収納棚１４の関係的な構成及び配置とすることで、外扉３と内扉４が共に閉じられる際に、外扉３の最下段の収納棚２５と内扉４の最下段の収納棚１４が、互いに干渉する（当接したり、ぶつかる）ことなく閉じられることができる。

内扉４の複数段の収納棚１３のうち２段目以上の収納棚１５は、それぞれ冷蔵庫の内側に向けて、水平な支持部材である左右の支持枠２７と、収納用受部２８とから一体に形成されている。左右の支持枠２７の基部は、矩形の扉枠７の左右の枠８に取り付けられている。

収納用受部２８は、左右の支持枠２７の先端部に形成されているものであり、囲い枠２９と底板３０とから構成されており、瓶、缶、紙パック等を載置し、収納可能である。囲い枠２９は、左右支持枠２７の延長部と、左右の支持枠２７の間を橋絡する前枠３１とから形成されている。

外扉３の２段目以上の収納棚２６と内扉４の２段目以上の収納棚１５の関係的な構成及び配置は次のとおりである。外扉３の２段目以上の収納棚２６と内扉４の２段目以上の収納棚１５は、互いに同じ高さとならないように、高さ方向にずれて（段違いに）設けられている。

そして、外扉３と内扉４が共に閉じられると、外扉３の２段目以上の収納棚２６は内扉４の扉枠７内を通って冷蔵庫の内側に入り込むが、その際、図４（ａ）に示すように、外扉３の２段目以上の収納棚２６の囲い枠９の後面（内面。冷蔵室側の面）が、内扉４の２段目以上の収納棚１５の囲い枠２９の前枠３１の前面（外面。外扉側の面）より前方に位置するように構成され、配置されている。

このように、外扉３の２段目以上の収納棚２６と内扉４の２段目以上の収納棚１５の関係的な構成及び配置をすることで、外扉３と内扉４が共に閉じられる際に、外扉３の２段目以上の収納棚２６と内扉４の２段目以上の収納棚１５が、互いに干渉する（当接したり、ぶつかったりする）ことなく閉じられることができる。

また、上記関係的な構成及び配置にすることで、外扉３の２段目以上の収納棚２６と内扉４の２段目以上の収納棚１５にそれぞれ収納される収納物品４８（図５参照）が、互いに異なるスペースに収納されるので、互いに当接したり、干渉したりすることなく収納でき、外扉３と内扉４で形成される収納スペースをフルに利用でき、物品の収納量を増加することができる。

図３（ａ）、（ｂ）に示すように、内扉４はヒンジ部材３５で外扉３に回転可能取り付けられており、また、外扉３はヒンジ部材３７で冷蔵庫本体２０に回転可能に取り付けられている。

具体的には、内扉４のヒンジ部材３５の基端部３６及び外扉３のヒンジ部材３７の基端部３８は、同じ支軸３９によって、外扉３の上面に回転可能に取り付けられている。内扉４のヒンジ部材３５の先端部４０及び外扉３のヒンジ部材３７の先端部４１は、それぞれ内扉４及び冷蔵庫本体２０の上面に固定されている。

図３（ａ）、（ｂ）では、外扉３、内扉４及び冷蔵庫本体２０の上面におけるヒンジ部材３５、３７による、回転可能な取付構造を示すが、外扉３、内扉４及び冷蔵庫本体２０の下面においても、同様にヒンジ部材により、回転可能な取付構造が設けられている。

図４（ｂ）は、外扉３及び内扉４の前方斜め下方から見た図であり、外扉３及び内扉４をそれぞれ開くための手掛け部を示す図である。外扉３の下面のコーナー部に、前面側に向けて深くなるように傾斜状の切欠き面４５が形成されている。

さらに、この傾斜状の切欠き面４５に手掛け用の凹部４６が形成されている。また、内扉４の下面において、外扉３の傾斜状の切欠き面４５に対応する位置に、手掛け用の凹部４７が形成されている。

なお、冷蔵庫の外扉３及び内扉４を閉じた際に、外扉３、内扉４及び冷蔵庫本体２０がそれぞれ互いに着脱可能なように構成されている。例えば、特に図示はしないが、外扉３の周枠１１と内扉４の扉枠７が互いに着脱できるように、永久磁石が外扉３のパッキン材１２内に設けられており、また、内扉４の扉枠７と冷蔵庫本体２０の周枠が互いに着脱できるように、永久磁石が内扉４のパッキン材１９内に設けられている。

また、特に図示はしないが、左右の内扉４の一方の扉枠７の開放端側の内面に回転板がヒンジ等で回転可能に取り付けられ、左右の内扉４を閉じた際に、左右の内扉の間の隙間を回転板が閉じるように構成されている。これにより、左右の内扉と閉じた際に左右の内扉の間の隙間から冷気が逃げることを防止できる。

（作用）
以上の構成から成る実施例の二重収納扉付き冷蔵庫１の作用を説明する。使用者が冷蔵庫の外扉３を開ける時は、図４（ｂ）に示す外扉３の手掛け用凹部４６に手を掛けて前方に引けばよい。左右の外扉３を開くと、図５に示すように、外扉３の収納棚６及び内扉４の収納棚１３に収納されている収納物品（瓶、缶、紙パック等）４８が一覧可能である。

このように外扉３を開いた状態で、使用者は、外扉３の収納棚６に収納されている収納物品４８だけでなく、内扉４の収納棚１３に収納されている収納物品４８も簡単に取り出すことが可能となる。

また、図５に示す状態では、内扉４が閉じた状態であり、内扉４の収納棚１３に収納物品４８がある場合には、それらの収納物品４８が障壁となって、冷蔵庫内の冷気が外部に流出しにくくなる。

ところで、前記したとおり、外扉３の収納棚６と内扉４の収納棚１３との関係的構成を、
（１）外扉３の最下段の収納棚２５は、内扉４の最下段の収納棚１４の底板１６の上方であって、収納用受部１７の前方のスペースに収まるように構成且つ配置されており、
（２）外扉３の２段目以上の収納棚２６と内扉４の２段目以上の収納棚１５は、互いに同じ高さとならないように、それぞれ高さ方向にずれて（段違いになるように）設けられ、
（３）外扉３の２段目以上の収納棚２６の囲い枠９の後面（内面。冷蔵室側の面）が、内扉４の２段目以上の収納棚１５の囲い枠２９の前枠３１の前面（外面。外扉側の面）より前方に位置するように、構成且つ配置されている。

従って、外扉３の収納棚６と内扉４の収納棚１３が、互いに干渉（当接したり、ぶつかる）ことなく開閉することができる。そして、外扉３の収納棚６と内扉４の収納棚１３にそれぞれ収納される収納物品４８が、互いに異なるスペースに収納されるので、互いに当接したり、干渉したりすることなく収納でき、外扉３と内扉４に形成される収納スペースをフルに利用でき、物品の収納量を増加することができる。

図５に示す状態から、冷蔵庫の内部の収納室（冷蔵室）にさらにアクセスするために内扉４を開ける時には、内扉４の手掛け用の凹部４７に手を掛けて前方に引くと、図１に示すように、内扉４を開けることができる。外扉３及び内扉４が共に閉じた状態から外扉３と内扉４を同時に開ける時には、内扉４の手掛け用凹部４７に手を掛けて前方に引くと、外扉３と内扉４を同時に開けることができる。

外扉３の下面に傾斜状の切欠き面４５が形成されているので、使用者は外側から外扉３の手掛け用の凹部４６に手を掛ける際はもちろんのこと、特に、使用者にとって奥側に位置する内扉４の手掛け用の凹部４７に手を掛ける際にも、外扉３の前面と下面がなす角部に手が当たることないので、手を掛け易くなる。

以上、本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫を実施するための形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。

本発明に係る二重収納扉付き冷蔵庫は上記のような構成であるから、冷蔵庫、冷凍庫付き冷蔵庫、その他各種の冷蔵庫等に適用可能である。

１二重収納扉付き冷蔵庫
２左右の扉
３外扉
４内扉
５外扉の扉本体
６外扉の収納棚
７内扉の扉枠
８内扉の扉枠の左右の枠
９外扉の収納棚の囲い枠
１０外扉の収納棚の棚板
１１外扉の周枠
１２外扉のパッキン材
１３内扉の収納棚
１４内扉の最下段の収納棚
１５内扉の２段目以上の収納棚
１６内扉の最下段の収納棚の底板
１７内扉の最下段の収納棚の収納用受部
１８内扉の最下段の収納棚の囲い枠
１９内扉のパッキン材
２０冷蔵庫本体
２１冷蔵庫本体の前面
２５外扉の最下段の収納棚
２６外扉の２段目以上の収納棚
２７内扉の２段目以上の収納棚の左右の支持枠
２８内扉の２段目以上の収納棚の収納用受部
２９内扉の２段目以上の収納棚の収納用受部の囲い枠
３０内扉の２段目以上の収納棚の収納用受部の底板
３１内扉の２段目以上の収納棚の収納用受部の囲い枠の前枠
３５内扉のヒンジ部材
３６内扉のヒンジ部材の基端部
３７外扉のヒンジ部材
３８外扉のヒンジ部材の基端部
３９外扉及び内扉の支軸
４０内扉のヒンジ部材の先端部
４１外扉のヒンジ部材の先端部
４５外扉の傾斜状の切欠き面
４６外扉の手掛け用の凹部
４７内扉の手掛け用の凹部
４８収納物品
５０従来例の冷蔵庫の扉
５１収納棚部
５２奥側に収納した収納物品
５３手前側に収納した収納物品

Claims

扉が外扉と内扉の二重扉から成る二重収納扉付き冷蔵庫であって、
外扉は、扉本体と冷蔵庫の内側に向けて張り出した複数段の収納棚を有し、外扉の収納棚は、囲い枠と棚板とを備えており、
内扉は、矩形の扉枠と冷蔵庫の内側に向けて張り出した複数段の収納棚を有し、内扉の収納棚は、扉枠に取り付けられた支持部材と支持部材の先端に設けられた収納用受部とを有し、収納用受部は、囲い枠と底板とから成り、
外扉の収納棚と内扉の収納棚は、互いに異なる高さの位置に設けられており、
外扉及び内扉を閉じた状態において、外扉の収納棚は、内扉の扉枠内から冷蔵庫の内側に入り込み、外扉の収納棚の囲い枠の後面は、内扉の収納用受部の囲い枠の前面より前方の位置になるように構成されていることを特徴とする二重収納扉付き冷蔵庫。
内扉の収納棚の支持部材は左右の支持枠から成り、左右の支持枠は矩形の扉枠の左右の枠に取り付けられていることを特徴とする請求項１記載の二重収納扉付き冷蔵庫。
内扉の複数段の収納棚のうち最下段の収納棚の支持部材は、底板から成ることを特徴とする請求項１記載の二重収納扉付き冷蔵庫。
外扉の下面には、扉の前面側に向けて深くなる傾斜状の切欠き面が形成されており、該傾斜状の切欠き面に外扉の手掛け用の凹部が形成されており、該傾斜状の切欠き面の位置に対応した後方であって内扉の下面には、内扉の手掛け用の凹部が形成されていることを特徴とする請求項１、２又は３記載の二重収納扉付き冷蔵庫。