JP4972941B2 - 車両用シート装置 - Google Patents
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Description
すなわち、図18に示すように、シートクッション100c、シートバック100bを有する運転席シート100と、シートクッション101c、シートバック101bを有する助手席シート101とを車幅方向に離間配設して第1列目シートを構成し、この第1列目シートの後方において、シートクッション102c、シートバック102bを有する右側のリヤシート102と、シートクッション103c、シートバック103bを有する左側のリヤシート103とを車幅方向に離間配設して第2列目シートを構成し、この第2列目シートのさらに後方において、シートクッション104c、シートバック104bを有する右側のリヤシート104と、シートクッション105c、シートバック105bを有する左側のリヤシート105とを車幅方向に並設して第3列目シートを構成している。
上述の一対のシートは、第2列目のシートに設定してもよい。
上記構成によれば、補助シートバック部材の格納時には、該補助シートバック部材がシートバックの車室内側面に形成された凹状の格納部にその背もたれ面を車幅方向に向けて格納されるので、該補助シートバック部材を車幅方向においてコンパクトに、かつ見栄えよく格納することができる。
さらに、上記格納部は、補助シートバック部材を格納した時、該補助シートバック部材の車室内側面と、シートバックの車室内側面とがフラットになるように凹設形成されたものであり、補助シートバック部材の格納時に、その車室内側面と、シートバックの車室内側面とがフラットになるので、該補助シートバック部材の格納時におけるシートのコンパクト化(特に、車幅方向のコンパクト化)と、見栄えの向上との両立を図ることができる。また、凹設により格納部を形成することができるので、該格納部を簡単に構成することができる。
上記構成によれば、一対のシートのそれぞれのシートバックに補助シートバック部材を設けたので、これら補助シートバック部材の厚さ、および長さの双方共にコンパクトと成すことができ、特に、補助シートバック部材の長さは従来構造の1/2と成すことができる。
上記構成によれば、左右一対のシートのシートクッション同士およびシートバック同士が連続し、広い座面と広い背もたれ面とを有するモードが確保できる。
上記構成によれば、補助シートバック部材の格納時で、かつ一対のシートを互に当接させた時、一対のシートの各シートバックの格納部の下部における背もたれ面が互に当接してフラットになるので、見栄えの向上を図ることができる。
上記構成によれば、格納部の下部が上述の補強部材で補強されるので、該格納部の下部の変形を防止することができる。
上記構成によれば、当接させた一対のシートを、折畳んだ後列シートに当接する位置まで後退させると、前後方向のスペースが大きいリムジンモードを確保することができる。
図面は車両用シート装置を示し、図1、図2において、この車両用シート装置は、シートクッション1c、シートバック1b、ヘッドレスト1hおよびアームレスト1aを有する運転席シート1(所謂ドライバーズシート)と、同様に、シートクッション2c、シートバック2b、ヘッドレスト2hおよびアームレスト2aを有する助手席シート2(所謂パッセンジャーズシート)とを車幅方向に離間配設(並設)して第1列目シート(フロントシート)を構成している。
また、上述の第2列目シートのさらに後方には、ベンチシートタイプのシートクッション5cと、右側対左側で6:4となるように分割されたシートバック5bと、複数のヘッドレスト5hとを備えたリヤシート5を配設して、第3列目シートを構成している。
換言すれば、格納凹部3e,4eの車幅方向の凹設深さは、補助シートバック部材14,14の肉厚とほぼ同等に設定したものである。
また、クッション本体18の前部には一対のヒンジ部材22,22を介してクッション座部19が開閉可能に連結されている。
また補助シートバック部材14は、枠部材33(棒部材またはパイプ部材)と板部材34とから成る支持フレーム35で支持されており、上述の板部材34には、その軽量化を図る目的で複数の開口部36(例えば丸孔)が形成されている。
また上述のガイド孔48,49の形成範囲は補助シートバック部材14をその補助シートバック使用状態とアームレスト状態との間に回動可能な範囲であるならば、90度の開角に限定されるものではない。
図9、図10で示したヒンジ構造に代えて、図11、図12に示すヒンジ構造を採用してもよい。
また、シートバックフレーム31側の固定ブラケット32には、その車幅方向内側面から車幅方向内方に延びる切欠き円筒55を溶接固定すると共に、アームレストシャフト53先端のネジ部53aを貫通させる孔部32aを形成している。
換言すれば、格納凹部3eの下部3gはその上側部に対して車幅方向内方へ出っ張った構造となっている。
このため、シートバック3bの格納凹部3eの下部3gには、該下部3gを補強する補強部材64を設け、該下部3gの変形を防止すべく構成している。
すなわち、この補強部材64は、図16に示すように、上側において前後方向に延びる上片64aと、この上片64aの前端から車幅方向内方に延びる上側の前片64bと、この前片64bの内端から下方に向けて直線状に延びる側片64cと、この側片64cの下端から車幅方向外方に延びる下側の前片64dと、この前片64dの外端から後方に向けて延びる下片64eとを、一本のパイプ部材または棒部材から図示の如く屈曲形成したものである。
この図16に示す構造に代えて、図17に示す構造を採用してもよい。
また、図13において65は図9〜図12で示したヒンジ構造の要部を覆うカバー部材である。
この構成によれば、補助シートバック部材14の格納時には、該補助シートバック部材14はシートバックの車室内側方に形成された格納凹部(3eまたは/および4e)に格納されるので、該補助シートバック部材14を車幅方向においてコンパクトに、かつ見栄えよく格納することができる。
この構成によれば、一対のリヤシート3,4のそれぞれのシートバック3b,4bに補助シートバック部材14,14を設けたので、これら補助シートバック部材14,14の厚さ、および長さの双方共にコンパクトと成すことができ、特に、補助シートバック部材14の長さは従来構造の1/2と成すことができる。
この構成によれば、格納凹部3e,4eを簡単に構成することができるのは勿論、補助シートバック部材14,14の格納時に、その車室内側面14bと、シートバック3b,4bの車室内側面Xとがフラットになるので、該補助シートバック部材14,14の格納時におけるシート3,4のコンパクト化(特に、車幅方向のコンパクト化)と、見栄えの向上との両立を図ることができる。
この構成によれば、シートアレンジに影響がない状態で、補助シートクッション部材17を格納することができる。
この構成によれば、一対のリヤシート3,4間にウオークスルー通路23が形成されるので、ウオークスルーができ、利便性を確保することができる。
この構成によれば、左右一対のリヤシート3、4のシートクッション3c,4c同士およびシートバック3b,4b同士が連続し、図6で示したような、広い座面と広い背もたれ面とを有するモードが確保できる。
この構成によれば、補助シートバック部材14,14の格納時において一対のリヤシート3,4の各シートバック3b,4bの格納凹部3e,4eの下部3g,4gにおける背もたれ面が互に当接してフラットになるので、見栄えの向上を図ることができる。
この構成によれば、格納凹部3e,4eの下部3g,4gが上述の補強部材64で補強されるので、該格納凹部3e,4eの下部3g,4gの変形を防止することができる。
この構成によれば、当接させた一対のリヤシート3,4を、折畳んだ後列シート5に当接する位置まで後退させると、前後方向のスペースが大きいリムジンモードを確保することができる。
この発明の一対のシートは、実施例の第2列目のリヤシート3,4に対応し、
以下同様に、
後列シートは、第3列目のリヤシート5に対応し、
格納部は、格納凹部3eまたは/および4eに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
また第2列目のシート3,4におけるシートバック3b,4b両側のサイドサポート部は、これらシートバック3b,4bの背もたれ面とほぼ面一状に成してもよい。さらに、前後スライドレール7,8,10,11をフロアパネル6に埋め込み、これらの各シートストライドレールとフロアパネル6上面との段差をなくしてもよい。
3b,4b…シートバック
3c,4c…シートクッション
3e,4e…格納凹部(格納部)
3g,4g…下部
5…リヤシート(後列シート)
14…補助シートバック部材
14b…背もたれ面
15…補助シートバック
17…補助シートクッション部材
17c…座面
23…ウオークスルー通路
64…補強部材
Claims (6)
- シートクッションとシートバックとをそれぞれ具備し、車幅方向にそれぞれ離間して設けられた一対のシートを配設した車両用シート装置であって、
上記一対のシートの少なくとも一方のシートバックの車室内側方には、補助シートバック部材が設けられ、
上記補助シートバック部材が上記シートバックと連続した背もたれ面を形成して補助シートバックを形成する補助シートバック使用状態と、
上記シートバックの車室内側面に形成された凹状の格納部に該補助シートバック部材がその背もたれ面を車幅方向に向けて格納される補助シートバック格納状態とを選択可能に構成され、
上記格納部は、補助シートバック部材を格納した時、該補助シートバック部材の車室内側面と、シートバックの車室内側面とがフラットになるように凹設形成され、
上記一対のシートは、該一対のシートのそれぞれのシートクッションの間に連続した座面を形成して配置される格納可能な補助シートクッション部材を備え、
上記一対のシートは、上記補助シートバック部材と上記補助シートクッション部材とが格納されて、
該一対のシートの間にウオークスルー通路を形成可能に構成された
車両用シート装置。 - 上記一対のシートのそれぞれのシートバックの車室内側方には一対の補助シートバック部材が設けられ、
上記2つの補助シートバック部材が協同して背もたれ面を形成する
請求項1記載の車両用シート装置。 - 上記一対のシートは、車幅方向に移動可能に構成され、
上記補助シートバック部材と上記補助シートクッション部材とが格納されて、それぞれのシートのシートクッションとシートバックとが連続した座面と、連続した背もたれ面とを形成可能に構成された
請求項1または2記載の車両用シート装置。 - 上記補助シートバック部材の格納時に、一対のシートのそれぞれのシートバックの格納部下部の背もたれ面が互に当接してフラットになるように構成された
請求項3記載の車両用シート装置。 - 上記シートバックの格納部の下部には、該下部を補強する補強部材が設けられた
請求項1〜4の何れか1に記載の車両用シート装置。 - 上記一対のシートの後方には後列シートが設けられ、
該後列シートは前後方向に折畳み可能に形成され、
上記一対のシートを車幅方向内方に移動して当接させ、当接させた一対のシートが、折畳まれた後列シートに当接する位置まで後退可能に構成された
請求項3記載の車両用シート装置。
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