JP4960747B2 - 車両前照灯 - Google Patents
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- F21W—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
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- F21W2102/10—Arrangement or contour of the emitted light
- F21W2102/17—Arrangement or contour of the emitted light for regions other than high beam or low beam
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Description
即ち、図5において、車両前照灯1は、光源としてのバルブ2と、反射面3と、投影レンズ4と、遮光部材5と、から構成されている。
上記バルブ2は、その光軸Oが前方に向かってほぼ水平に配置され、ソケットにより固定保持され、給電されるようになっている。
ここで、上記バルブ2は、その発光部2aが光軸Oに沿って延びるように配置されることになる。
ここで、楕円系反射面は、回転楕円面,楕円柱だけでなく、楕円面を基本とした自由曲面を含むものである。
その際、前方に向かって照射される光は、その一部が遮光部材5により遮断される。また、この遮光部材5の上縁5aによりカットオフラインを形成されて、すれ違いビームとして前方に向かって照射されることになる。
上記遮光部材5の上縁5aを光照射方向前方に向かって照射することにより、カットオフラインCの上側にはまったく光が照射されない。このため、対向車に眩惑光を与えるようなことがない。
このオーバーヘッドサイン用配光パターンA2は、配光規格によって、その範囲及び照度が定められている。
このようなオーバーヘッドサイン用配光を含む配光規格は、以前は推奨規格であったが、新たな規格では必須となり、このような配光規格を満たさない車両前照灯が規格外として使用できなくなってしまう。
この場合、窓部5bが投影レンズ4の焦点から外れているので、オーバーヘッドサイン用配光がややぼけた状態で投影されることになる。これにより、この配光の周囲の明暗境界線が気になるようになことはない。
また、すれ違いビーム用配光パターンを形成しない反射面3の下側領域3aで反射した光を利用している。このため、すれ違いビーム用配光パターンが暗くなってしまうようなことはない。
従って、すれ違いビーム用配光パターンの上端に接するように、オーバーへっとサイン用配光パターンを設定することは不可能であった。
従って、投影レンズ4により集光される光によりオーバーヘッドサイン用配光が形成される。このため、必ずしもオーバーヘッドサイン用配光として最適な配光特性にはならなかった。
その際、この光が上記遮光部材によりカットオフが形成される。これにより、すれ違いビーム用の配光パターンが形成されることになる。
これにより、オーバーヘッドサイン用配光が形成されるので、例えば自動車の進行方向に関して水平線よりやや上側に位置する道路標識等に照射される。これにより、これらの道路標識等が明るく照明され、これらの道路標識等が確実に視認され得ることになる。
さらに、反射面で反射してすれ違いビームの配光パターンを形成する光の一部がカバーの孔を通過したとしても、投影レンズに入射することがない。このため、このような光が幻惑光となるようなことはない。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1において、車両前照灯10は、自動車のヘッドランプとして構成されており、光源としてのバルブ11と、上記バルブ11からの光を光照射方向前方に向かって反射する反射面12と、バルブ11または反射面12から前方に向かって進む光を集束する投影レンズ13と、上記バルブ11から投影レンズ13への光路中に配置された遮光部材14と、投影レンズ13を保持すると共に投影レンズ13と反射面12の間の領域を包囲するカバー15と、から構成されている。
ここで、上記バルブ11は、その発光部11aが光軸Oに沿って延びるように配置されている。
ここで、楕円系反射面は、回転楕円面,楕円柱だけでなく、楕円面を基本とした自由曲面を含むものである。
上記反射面12は、後述するカット部12aの領域を除いて、ほぼ全体がすれ違いビーム用配光パターンを与えるように形成されている。
これにより、遮光部材14の上縁14aが投影レンズ13により光照射方向前方に投影される。これにより、すれ違いビーム用の配光パターンにおけるカットオフラインが形成されるようになっている。
即ち、上記反射面12は、図2に示すように、その光照射方向前方に向かって右側の周縁領域に、そして好ましくは図1に示すように、光軸Oより下方の領域に、オーバーヘッドサイン用配光のための補助反射面を形成するカット部12aを備えている。
上記カット部12aは、反射した光をオーバーヘッドサイン用配光領域に、即ち水平方向やや上向き(例えば4度上向き)に、そして左右方向に関して広く(例えば10から20度の角度範囲で)集束させるようになっている。
その際、上記カット部12aは、反射光を上記カバー15の孔15aの中央付近で最小ビーム径とした後、拡散して光照射方向前方に向かって照射するようになっている。
バルブ11から出射した光の一部L1は、上記反射面12により反射し、その第二の焦点位置F2付近に向かって集束し、さらに投影レンズ13を介して集束しながら、光照射方向前方に向かって照射される。
その際、上記遮光部材14の上縁14aによりカットオフを形成されることにより、図4に示すように、すれ違いビーム用の配光パターンB1が形成されることになる。
この場合、上記反射面12のオーバーヘッドサイン用配光のためのカット部12aは、従来すれ違いビーム用配光パターンの形成には寄与しない光束を反射する。これにより、すれ違いビームの配光パターンB1を形成する光束が、このカット部12aの設置によって低減することがない。
従って、オーバーヘッドサイン用配光が所定の配光規格を満たすように形成され得ることになる。
従って、オーバーヘッドサイン用配光パターンの周縁の輝度変化が滑らかになり、明るい部分と暗い部分の境界が際だって、見にくくなるようなことがない。
11 バルブ(光源)
12 反射面
12a カット部
13 投影レンズ
14 遮光部材
15 カバー
15a 孔
Claims (5)
- 光源と、
光源からの光を光照射方向前方に向かって反射するように、第一の焦点位置が光源付近に位置し、且つ第二の焦点位置が光照射方向前方にほぼ水平に延びる光源の光軸上に位置するように配置された光照射方向前方に向かって凹状の楕円系反射面と、
上記反射面の前方にて、光源の光軸上にて、その光源側の焦点位置が上記反射面の第二の焦点位置付近に位置するように配置された凸状の投影レンズと、
上記反射面の第二の焦点位置付近に配置され、上縁がカットオフラインを画成するように形成された遮光部材と、
上記投影レンズを支持し且つ投影レンズ及び反射面の間の領域を包囲するカバーと、
を含んでいる、車両前照灯において、
上記反射面が、その面内の周縁付近に、光源からの光を上記投影レンズの外側から光照射方向前方に向かって反射するオーバーヘッドサイン用配光のための補助反射面を形成するカット部を有しており、
上記カバーが、前方に向けて開口するとともに上記反射面のカット部で反射した光を透過させ得る孔を備えている、
ことを特徴とする、車両前照灯。 - 上記カット部が、上記反射面の光軸から下方の領域に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の車両前照灯。
- 上記カット部が、光源からの光を集束させて、上記カバーの孔の中央付近で最小ビーム径となるように、反射することを特徴とする、請求項1または2に記載の車両前照灯。
- 上記カット部が、F8からF12程度のフォーカス値を有していることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の車両前照灯。
- 上記カット部が、水平線から上方4度付近にて横方向に長いオーバーヘッドサイン用配光パターンを形成することを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の車両前照灯。
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Family Applications (1)
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