JP4958936B2 - 空気調和システム診断装置 - Google Patents
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Description
空気調和システムの障害には、冷媒管の故障又は不適当な冷媒量による冷凍サイクルの障害、又は、ビット誤りにより空気調和機システムが正しく制御されなくなる等のネットワークの障害等が考えられる。このような障害発生時にはその障害要因及び障害箇所を速やかに特定し、修繕等の対応をとることが求められるため、その障害要因及び障害箇所を自動的に判別することのできる装置が求められる。
このような障害要因及び障害箇所を判定する方法を大別すると、冷凍サイクルの障害については
(1)冷媒温度センサー又は冷媒圧力センサー等の測定値をネットワークを介して取得し異常値を検出する方法。
また、ネットワークの障害については
(2)伝送路を流れる電気信号の波形データをサンプリング取得して異常波形を検出する方法。
が考えられる。
また、複数の空気調和機をイーサネット(登録商標)等の汎用ネットワークを介して集中管理機器に通信接続した空気調和システムが提案されており(例えば、特許文献3又は特許文献4参照)、さらに、この汎用ネットワークに対する診断装置も提案されている(例えば、特許文献5参照)。
したがって、従来の故障診断及び監視においては、冷凍サイクルの故障診断及び監視装置と、汎用ネットワークの故障診断及び監視装置を別個に用意する必要があり、空気調和システムに対する保守作業の効率化を妨げるという問題もあった。
また、上記(2)のようなネットワークの障害を判定する方法によれば、過去の異常波形データと、その異常要因の調査結果との関連性を蓄積したノウハウ又はデータベース等を用いることによって、電文異常の物理的な要因を特定することができる。しかし、その異常波形は人間の目には一見して判断し難いという問題があり、また、異常波形のサンプリングデータは膨大な量となるため(例えば1、MHzでサンプリングする)、常時波形データを取得し続けるということも困難であるという問題もあった。
また、解析作業を自動で実施するため、冷凍サイクル、通信プロトコル及び伝送理論等に関する専門的な知識及び経験がなくても、システム障害の障害要因及び障害箇所の特定を容易に実施し対処することができる。
(空気調和システム診断装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システム診断装置の構成を示すブロック図である。
空気調和システム診断装置100の構成は、下記の(1)〜(4)の構成によって構成される。
(1)伝送路200を流れる電文を取得して解析する構成
(2)(1)の結果に基づき冷凍サイクルを解析し、その結果に基づいて波形解析条件を生成する構成
(3)(2)の波形解析条件及び(1)の結果に基づき伝送路200を流れる電文の波形データを取得して解析する構成
(4)(1)、(2)及び(3)の解析結果を関係付けて記憶する構成
上記の(1)〜(4)の構成は、さらに下記に示す構成要素によって構成される。
伝送路200を流れるパケットを取得する電文入力手段101、そのパケットを解析する電文解析手段102、及び、その解析結果を冷媒系統毎に振り分ける冷媒系統判定手段103から構成される。電文入力手段101は、パケットを取得した時刻を表す電文取得時刻をパケットに添付する電文取得時刻記録手段1011を有する。また、電文解析手段102は、パケットのプロトコル及び送信元アドレス等を導出するための電文解析ルール1021を有する。そして、冷媒系統判定手段103は、パケットのアドレスと冷媒系統を対応付ける冷媒系統判定テーブル1031を有する。
なお、伝送路200は本発明の「汎用ネットワーク」に、そして、パケットは本発明の「電文」に相当するものである。
電文解析手段102によって解析された電文情報1101bに基づいて冷凍サイクルを解析する冷凍サイクル解析手段104、及び、その冷凍サイクルの解析結果に基づいて後述する波形解析条件1052を生成する波形解析条件生成手段105から構成される。冷凍サイクル解析手段104は、各冷媒系統における冷凍サイクルの異常を判定するための冷凍サイクル解析ルール1041を有する。また、波形解析条件生成手段105は、波形解析条件1052を生成するための波形解析条件生成ルール1051を有する。
電文解析手段102によって解析された電文情報1101bが波形解析条件1052を満たすか否かを判定するトリガー出力手段106、伝送路200から電文の波形データを取得する波形入力手段107、その波形データを解析する波形解析手段108及びその波形データの解析結果と同期する電文解析手段102によって解析された電文情報1101bを検索する同期判定手段109から構成される。波形入力手段107は、波形データを取得した時刻を表す波形取得時刻を波形データに添付する波形取得時刻記録手段1071を有する。また、波形解析手段108は、波形データについてその波形の異常度合い及び異常要因等の情報を導出するための波形解析ルール1081を有する。そして、同期判定手段109は、波形データの解析結果と同期する電文解析手段102によって解析された電文情報1101bを検索するための同期判定ルール1091を有する。
冷媒系統情報記憶手段110から構成される。冷媒系統情報記憶手段110は、冷媒系統情報1101を1つ以上記憶する。
なお、冷媒系統情報記憶手段110は、本発明の「記憶手段」に相当するものである。
また、電文解析ルール1021、冷媒系統判定テーブル1031、冷凍サイクル解析ルール1041、波形解析条件生成ルール1051、波形解析ルール1081、又は、同期判定ルール1091は、ソフトウェア上に構成されたロジックで実現される構成としてもよく、又は、これと等価な回路デバイス等によって実現される構成としてもよい。
そして、冷媒系統情報記憶手段110は、RAM(Random Access Memory)又はHDD(Hard Disk Drive)のような、書込み可能な記憶装置によって構成されるものとすればよい。このとき、同一の記憶装置上に論理区画を分けて構成してもよいし、同一の記憶装置上にファイルを分けて各情報を格納するように構成してもよい。
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システム診断装置が実施する処理の概略を示す図である。
空気調和システム診断装置100の動作は、以下のステップS1〜ステップS3に大別される。以下、図2におけるこのステップS1〜ステップS3を参照しながら、本実施の形態に係る空気調和システム診断装置100の動作の概略を説明する。
電文入力手段101は、伝送路200に流れるパケットを取得する。次に、電文解析手段102は、そのパケットを解析し、そのパケットの解析結果を冷媒系統判定手段103及びトリガー出力手段106に通知する。そして、冷媒系統判定手段103は、パケットの解析結果を冷媒系統毎に振り分けて、冷媒系統情報記憶手段110に記憶させる。
(S2)冷凍サイクル解析ステップ
冷凍サイクル解析手段104は、冷媒系統情報記憶手段110に記憶されたパケットの解析結果に基づいて冷凍サイクルを解析し、その冷凍サイクルの解析結果を冷媒系統情報記憶手段110に記憶させる。そして、波形解析条件生成手段105は、その冷凍サイクルの解析結果に基づいて後述する波形解析条件1052を生成する。
(S3)波形データ解析ステップ
トリガー出力手段106は、電文解析手段102から受信したパケットの解析結果及び波形解析条件1052に基づいてトリガーを生成し、波形入力手段107に出力する。次に、波形入力手段107は、このトリガーを受信すると、後述するプリトリガー機能によってバッファ内に蓄積された波形データを読み出して、その波形データを波形解析手段108に通知する。次に、波形解析手段108は、受信した波形データの特徴を解析し、その波形データの解析結果を同期判定手段109に通知する。そして、同期判定手段109は、受信した波形データの解析結果と同期するパケットの解析結果を検索し、そのパケットの解析結果に対応付けて波形データの解析結果を冷媒系統情報記憶手段110に記憶させる。
図3は本発明の実施の形態1に係る空気調和システムのステップS1における動作の詳細を示すフローチャートであり、図4は冷媒系統判定テーブル1031を用いて、電文情報1101bを冷媒系統毎に振り分けて記憶する機能について説明する図である。
電文入力手段101は、空気調和システムが有している有線又は無線の伝送路200に接続するためのインターフェースを備え、そのインターフェースを介して伝送路200に接続されている複数の空気調和機が送受信するパケットを逐次取得する。
電文入力手段101は、電文取得時刻記録手段1011に対し、取得したパケットにそのパケットを取得した時刻を表す電文取得時刻を取得させ、その電文取得時刻をパケットに添付し、電文取得時刻が添付されたパケットを電文解析手段102に通知する。
なお、この電文取得時刻は絶対時刻であってもよく、又は、パケットの取得開始からの相対時刻であってもよい。このとき、この電文取得時刻の時刻単位は、例えば、1ミリ秒程度とする。
電文解析手段102は、電文入力手段101から受信した電文取得時刻が添付されたパケットについて、逐次、電文解析ルール1021に基づいて、そのパケットのプロトコル、送信元アドレス、送信先アドレス、コマンド、チェックサムエラーの有無及びデータ等の情報(以下、パケット詳細情報という)を導出し、このパケット詳細情報と電文取得時刻が添付されたパケットとを合わせて電文情報1101bを生成する。
電文解析手段102は、この電文情報1101bを冷媒系統判定手段103及びトリガー出力手段106に通知する。
冷媒系統判定手段103は、電文解析手段102から受信した電文情報1101bに、逐次、冷媒系統判定テーブル1031を用いて冷媒系統ID1101aを添付する。ここで、冷媒系統判定テーブル1031とは、各空気調和機がいずれの冷媒系統に属しているかを電文情報1101bに基づいて判定するための、アドレスと冷媒系統ID1101aとの組をレコードとして記憶しているテーブルである。例えば、図4で示されるように、電文情報1101bは送信元アドレス及び冷媒管接続先アドレス群を含有し、冷媒系統判定手段103は冷媒系統判定テーブル1031から電文解析手段102から受信した電文情報1101bが含む送信元アドレス又は冷媒管接続先アドレス群と組になっている冷媒系統ID1101aを取得し電文情報1101bに添付する。
このとき、受信した電文情報1101bが含む送信元アドレス及び冷媒管接続先アドレス群の一部が冷媒系統判定テーブル1031に記憶されていない場合は、冷媒系統判定手段103は、既に記憶されているアドレスに対応する冷媒系統ID1101aを、その記憶されていない送信元アドレス又は冷媒管接続先アドレス群のそれぞれと組合わせて新たなレコードとして冷媒系統判定テーブル1031に記憶する。また、受信した電文情報1101bが含む送信元アドレス及び冷媒管接続先アドレス群の全てが冷媒系統判定テーブル1031に記憶されていない場合は、冷媒系統判定手段103は、新たな冷媒系統ID1101aを生成し、その記憶されていない送信元アドレス又は冷媒管接続先アドレス群のそれぞれと組合わせて新たなレコードとして冷媒系統判定テーブル1031に記憶する。
なお、冷媒系統ID1101aは、通し番号であってもよく、又は、その冷媒系統に属している室外機のアドレスであってもよい。後者の場合は、電文情報1101bは、空気調和機の機種を特定できる情報を含んでいるものとする。
冷媒系統判定手段103は、冷媒系統ID1101aが添付された電文情報1101bを、冷媒系統情報記憶手段110に通知する。
冷媒系統情報記憶手段110は、冷媒系統ID1101a毎に電文情報1101bを冷媒系統情報1101として記憶する。そして、冷媒系統情報記憶手段110は、冷媒系統判定手段103から冷媒系統ID1101aが添付された電文情報1101bが通知される度に、受信した冷媒系統ID1101aに対応する冷媒系統情報1101に電文情報1101bを追加して記憶する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システムのステップS2における動作の詳細を示すフローチャートであり、図6は、電文情報1101bとの類似度を導出するための正常テンプレート及び異常テンプレートの例を示す図である。
冷凍サイクル解析手段104は、冷媒系統情報記憶手段110が記憶している冷媒系統ID1101a及びそれに対応する電文情報1101bを、逐次読み出して取得する。
冷凍サイクル解析手段104は、取得した電文情報1101bについて、逐次、冷凍サイクル解析ルール1041に基づいて、冷媒量過不足又は冷媒制御弁の故障等を含む冷凍サイクル状態情報1101cを導出する。
ここで、冷凍サイクル解析ルール1041とは、ある冷媒系統に対応する空気調和機における冷凍サイクルの異常を判定するためのルールである。例えば、取得した電文情報1101bが、パケット詳細情報として冷媒温度センサー値又は冷媒圧力センサー値を含有し、冷凍サイクル解析ルール1041が異常閾値を有し、その冷媒温度センサー値又は冷媒圧力センサー値がその異常閾値を超えた場合に冷凍サイクル状態情報1101cを「異常あり」としてもよい。
例えば、上記の類似度について下記の方法によって導出する。冷凍サイクル解析手段104は、上記の正常テンプレートとして、図6で示されるような、正常テンプレート10411、10412及び異常テンプレート10413、10414等を有しているものとする。各テンプレートは、正常テンプレートであるか異常テンプレートであるかを示すテンプレート種別、判定対象となるパケットの位置を示すパケット位置、判定の基準となる基準値、及び、判定に該当した場合に加算される重みによって構成される。このとき、冷凍サイクル解析手段104は、取得した電文情報1101bに含有されるパケット群から、各テンプレートが有するパケット位置に該当するパケットを抽出し、その値が、各テンプレートが有する基準値と同一であるか、基準値で示される範囲に含まれるか、基準値以上であるか、又は、基準値以下であるか等の判定を実施する。そして、その判定条件を満たす場合で、かつ、そのテンプレートのテンプレート種別が正常テンプレートである場合は、正常テンプレートに係る類似度としてその重みの値を加算していく。また、テンプレート種別が異常テンプレートである場合は、異常テンプレートに係る類似度としてその重みの値を加算していく。そして、得られた正常テンプレートに係る類似度及び異常テンプレートに係る類似度に基づいて、冷凍サイクル状態情報1101cについて判定する。例えば、異常テンプレートに係る類似度が所定の閾値以上、又は、異常テンプレートに係る類似度が正常テンプレートに係る類似度よりも大きい等であれば、冷凍サイクル状態情報1101cを「異常あり」と判定する。なお、上記に示した各テンプレートは例示であり、各テンプレートの構成及び各テンプレートに基づく類似度の導出方法は、上記で示したものに限定されるものではない。
冷凍サイクル解析手段104は、冷媒系統ID1101a及び冷凍サイクル状態情報1101cを冷媒系統情報記憶手段110に通知する。
冷媒系統情報記憶手段110は、冷媒系統情報1101に対して受信した冷媒系統ID1101a毎に冷凍サイクル状態情報1101cを記憶する。そして、冷媒系統情報記憶手段110は、冷凍サイクル解析手段104から冷媒系統ID1101a及び冷凍サイクル状態情報1101cを受信する度に、受信した冷媒系統ID1101aに対応する冷媒系統情報1101に冷凍サイクル状態情報1101cを追加して記憶する。
さらに、冷凍サイクル解析手段104は、冷凍サイクル状態情報1101cを波形解析条件生成手段105に通知する。
波形解析条件生成手段105は、逐次、波形解析条件生成ルール1051に基づいて、冷凍サイクル解析手段104から受信した冷凍サイクル状態情報1101cから波形解析条件1052を生成する。
ここで、波形解析条件1052とは、波形データを解析する電文を特定するための条件である。その内容は、例えば、「チェックサムエラーが有る」でもよく、「送信元アドレスが指定された値である」等でもよく、又は、上記の条件の論理積や論理和でもよい。
また、波形解析条件生成ルール1051の内容は、例えば、「冷媒過多と判定した冷媒系統に属するアドレスを指定値として、「送信元アドレス又は送信先アドレスが指定された値である」波形解析条件1052、を生成する」でもよく、「冷媒圧力が異常値と判定した冷媒系統に属するアドレスを指定値として、「送信元アドレス又は送信先アドレスが指定された値である」かつ「チェックサムエラーが有る」波形解析条件1052、を生成する」等でもよく、又は、上記の条件の論理積や論理和でもよい。波形解析条件生成ルール1051の内容をこのように設定することで、冷凍サイクルの解析結果と後述する波形データの解析結果とを対応付けることができ、空気調和システム障害要因が冷凍サイクルの異常によるものかネットワークの異常によるものかを具体的に特定することができる。さらに、冷凍サイクル解析手段104は、冷凍サイクル状態情報1101cに前述の電文取得時刻を添付しておき、波形解析条件生成手段105が、異常、又は、著しい冷凍サイクル状態の変化等の特定の冷凍サイクル状態情報1101cが頻発している時間帯をその電文取得時刻より抽出し、波形解析条件生成ルール1051を、「特定の冷凍サイクル状態情報1101cが頻発している時間帯について、対応する冷媒系統に属するアドレスを指定値として、「送信元アドレスが指定された値である」波形解析条件1052、を生成する」又は「特定の冷凍サイクル状態情報1101cが頻発している時間帯について、「その時間帯に属する電文取得時刻を有する電文情報1101bである」波形解析条件1052、を生成する」としてもよい。
波形解析条件生成ルール1051の内容をこのように設定することで、空調スケジューリングの不具合、又は、システム外からの定期的な通信ノイズ等、時間帯に依存する空気調和システムの障害要因を容易に特定することができる。
波形解析条件生成手段105は、生成した波形解析条件1052をトリガー出力手段106に通知する。
図7は、波形入力手段107が備えるプリトリガー機能を説明する図である。
プリトリガー機能とは、波形入力手段107において波形データの取得開始の合図であるトリガー出力手段106からのトリガーを受信する前に、あらかじめ所定容量を有するバッファに過去の波形データを伝送路200から取得して蓄積しておき、トリガー出力手段106からトリガーを受信すると、バッファから蓄積した過去の波形データを遡って取得する機能のことである。波形データに異常が生じた場合、その異常はパケットの異常となって現れるため、図2におけるステップS3で説明したように、トリガー出力手段106がその異常に基づいてトリガーを発する。このとき、波形入力手段107が、このトリガーを受信後、伝送路200から波形データの取得を開始するとしたとき、図6で示されるように、波形データの取得を開始した時点で波形異常が解消していた場合には、その時点から波形データを取得しても異常な波形データは得られず、障害要因の解析を実施することができない。
図8は本発明の実施の形態1に係る空気調和システムのステップS3における動作の詳細を示すフローチャートであり、図9は波形データの異常度合いの数値化について説明する図である。
トリガー出力手段106は、電文解析手段102から電文情報1101bを受信する。
トリガー出力手段106は、受信した電文情報1101bが、波形解析条件生成手段105から受信した波形解析条件1052を満たすか否かを判定する。この判定の結果、波形解析条件1052を満たす場合はステップS303へ進む。一方、満たさない場合は処理を終了する。
トリガー出力手段106は、トリガーを生成し、波形入力手段107に出力する。
波形入力手段107は、伝送路200に接続するためのインターフェースを備え、そのインターフェースを介して、前述のプリトリガー機能によって伝送路200に接続されている複数の空気調和機が送受信する電文の波形データを、例えば、1MHzのサンプリング周波数で逐次取得し、プリトリガー機能用のバッファに格納する。そして、波形入力手段107は、トリガー出力手段106からトリガーを受信すると、プリトリガー機能用のバッファに蓄積された波形データを取得する。なお、バッファに格納した全ての波形データを取得した後は、伝送路200から直接波形データを取得する。
なお、上記においては、プリトリガー機能を使用する場合を説明したが、これに限られるものではなく、波形入力手段107は、トリガー出力手段106からトリガーを受信した場合、伝送路200から直接波形データを取得する構成としてもよい。また、プリトリガー機能を使用するか否か選択できる構成としてもよい。
波形入力手段107は、波形取得時刻記録手段1071に対し、取得した波形データにその波形データを取得した時刻を表す波形取得時刻を取得させ、その波形取得時刻を波形データに添付し、波形取得時刻が添付された波形データを波形解析手段108に通知する。
なお、この波形取得時刻は絶対時刻であってもよく、又は、波形データの取得開始からの相対時刻であってもよい。このとき、この波形取得時刻の時刻単位は、例えば、1ミリ秒程度とする。
波形解析手段108は、波形入力手段107から受信した波形データについて、逐次、波形解析ルール1081に基づいて、その波形データの異常度合い、又は、異常要因等の情報(以下、波形データ詳細情報という)を導出し、この波形データ詳細情報と波形取得時刻が添付された波形データとを合わせて波形情報1101dを生成し、この波形情報1101dを同期判定手段109に通知する。
ここで、波形解析ルール1081とは、図8で示されるように、例えば、波形データの信号レベル、Droop、又は、Ringing等の伝送する波形データを特徴付けるパラメーター毎に、その波形データの異常度合いを数値化するためのルールである。
同期判定手段109は、同期判定ルール1091に基づいて、冷媒系統情報記憶手段110に記憶されている電文情報1101bのうち、受信した波形情報1101dに同期する電文情報1101bを検索し、同期した電文情報1101bに波形情報1101dを添付し、その波形情報1101dが添付された電文情報1101bを冷媒系統情報記憶手段110に通知する。
ここで、同期判定ルール1091における同期判定の内容は、例えば、以下の(1)〜(4)のようにすることができる。
(1)電文取得時刻と波形取得時刻との差分が閾値以下である場合に、両者が同期しているとみなす。この判定基準によれば、簡易に同期判定を実施することができるため、演算負荷が少なくてすむ。
(2)電文情報1101bが含有するパケットをアナログ変換した波形と、波形情報1101dが含有する波形データとの一致度が所定の閾値以上である場合に、両者が同期しているとみなす。この一致度の演算は、誤差の2乗平均による方法等、任意の演算手法を用いればよい。この判定基準によれば、(1)よりも厳密に一致判定を実施することができ、解析の精度が増す。
(3)波形情報1101dが含有する波形データをパケット化した信号と電文情報1101bが含有するパケットとの一致度が所定の閾値以上である場合に、両者が同期しているとみなす。この判定基準の場合も、(1)よりも厳密に一致判定を実施することができ、解析の精度が増す。
(4)上述した(1)〜(3)の条件の論理積又は論理和によって同期判定を実施する。
冷媒系統情報記憶手段110は、同期判定手段109から波形情報1101dが添付された電文情報1101bを受信する度に、受信した電文情報1101bに対応する冷媒系統情報1101に波形情報1101dを追加して記憶する。このように、電文情報1101bと波形情報1101dとを対応付けることで、発生したネットワークにおける通信異常を容易に把握し、その障害要因を速やかに特定することができる。
また、ディスプレイ等の出力手段は、必要に応じて空気調和システム診断装置100の本体筐体外面等に設ければよい。また、これに限らず、波形情報1101d、それに同期する電文情報1101b、及び、その電文情報1101bが属する冷媒系統についての冷凍サイクル状態情報1101cを、コンピュータ等に出力し、コンピュータ等上の画面で解析結果を閲覧するようにしてもよい。
以上の構成及び動作のように、冷媒系統毎の冷凍サイクル解析の結果と、その系統における波形データの解析結果とを対応付けて画面表示等することによって、冷凍サイクルの故障又は障害であるのか、ネットワークの障害であるのか、そのシステムの障害要因及び障害箇所を共に推定することができ、速やかに修繕等の対応をとることができ、障害を早期に解決することができる。
また、解析作業を自動で実施するため、冷凍サイクル、通信プロトコル及び伝送理論等に関する専門的な知識及び経験がなくても、システム障害の障害要因及び障害箇所の特定を容易に実施し対処することができる。
さらには、パケットの解析結果に応じてトリガーを出力し、その後から波形データの取得を開始するので、冷媒系統情報記憶手段110の容量を節約でき、このとき、パケットの取得と波形データの取得の間の時間差による異常波形データの取り込み漏れの可能性については、波形入力手段107におけるプリトリガー機能によって解決される。
本実施の形態においては、実施の形態1における構成及び動作について相違する点を中心に説明する。
実施の形態1においては、電文解析ルール1021及び波形解析条件1052は固定的に構成するものとしたが、ユーザーがこれらを設定するように構成することもできる。ただし、ユーザーが個別の通信プロトコル等の設定を実施するのは煩雑であるので、次のように構成することが好ましい。
解析対象のプロトコルの選択肢を予め空気調和システム診断装置100内のいずれかの記憶手段に記憶させておき、ユーザーに対してその選択用の画面を提供して、解析したいプロトコルを選択させる。解析対象のプロトコルの候補としては、例えば、TCP/IPのような基本的なプロトコルから、SMTP若しくはHTTPのようなアプリケーション層のプロトコル、又は、設備機器管理ネットワークであればBACnet若しくはLONといった専用のプロトコル等が挙げられる。
以上のように、解析対象のプロトコルを予め指定しておくことによって、チェックサムエラーがあるか、又は、パケットのいずれの部分が送信元アドレスであるか等が容易に判別でき、パケットの解析がしやすくなる。
波形解析条件1052として、実施の形態1で説明した「チェックサムエラーが有る」や「送信元アドレスが指定された値である」といった選択肢をあらかじめ空気調和システム診断装置100内のいずれかの記憶手段に記憶させておき、ユーザーに対して選択用の画面を提供して、波形解析条件1052を選択させる。
以上のように、波形解析条件を予め指定しておくことによって、ユーザーが選択した波形解析条件1052を満たす電文情報1101bを抽出することができるので、障害要因及び障害箇所の有無の切り分けがしやすくなる。
Claims (23)
- 冷凍サイクルを内蔵する複数の空気調和機が汎用ネットワークによって接続されて構成される空気調和システムにおいて前記汎用ネットワークに流れる電文を取り込む電文入力手段と、
該電文入力手段が取り込んだ前記電文の内容を解析する電文解析手段と、
該電文解析手段が解析した前記電文の内容(以下、電文情報という)に基づいて前記冷凍サイクルの状態を解析し、その解析結果である冷凍サイクル状態情報を生成する冷凍サイクル解析手段と、
前記汎用ネットワークから波形データを取り込む波形入力手段と、
該波形入力手段が取り込んだ前記波形データが異常であるか否か解析し、その解析結果である波形情報を生成する波形解析手段と、
前記電文情報、前記冷凍サイクル状態情報及び前記波形情報を記憶する記憶手段と、
前記電文情報と前記冷凍サイクル状態情報との対応関係を判定する冷媒系統判定手段と、
前記記憶手段から前記電文情報を受信し、前記波形解析手段から前記波形情報を受信する同期判定手段と、
を備え、
該同期判定手段は、前記電文情報と前記波形情報との対応関係を判定し、
前記記憶手段は、前記冷媒系統判定手段によって対応付けられた前記電文情報及び前記冷凍サイクル状態情報を組として記憶し、前記同期判定手段によって対応付けられた前記電文情報及び前記波形情報を組として記憶し、
前記冷凍サイクル状態情報及び前記波形情報は、前記電文情報を介して対応付けられる
ことを特徴とする空気調和システム診断装置。 - 前記電文解析手段は、前記電文情報の少なくとも一部として、前記電文の送信元又は送信先である前記空気調和機を特定するための情報(以下、空気調和機データという)を導出し、
前記冷媒系統判定手段は、
前記空気調和機データ、及び、前記空気調和機が属する冷媒系統を示すID(以下、冷媒系統IDという)が対応付けられたレコードを保持する冷媒系統判定テーブルを有し、
該冷媒系統判定テーブルにおいて、前記導出した空気調和機データに対応する前記冷媒系統IDが存在する場合、該冷媒系統IDを抽出し、
該冷媒系統IDによって、前記電文情報と前記冷凍サイクル状態情報とを対応付ける
ことを特徴とする請求項1記載の空気調和システム診断装置。 - 前記冷媒系統判定手段は、前記冷媒系統判定テーブルにおいて、前記導出した空気調和機データの一部に対応する前記冷媒系統IDが存在しない場合、前記導出した空気調和機データのうち、対応する前記冷媒系統IDが存在するものにおけるその冷媒系統IDと、対応する前記冷媒系統IDが存在しない前記導出した空気調和機データのぞれぞれとが対応付けられたレコードを新たに生成し、該レコードを前記冷媒系統判定テーブルに追加する
ことを特徴とする請求項2記載の空気調和システム診断装置。 - 前記冷媒系統判定手段は、前記冷媒系統判定テーブルにおいて、前記導出した空気調和機データのうち全てにおいて対応する前記冷媒系統IDが存在しない場合、新たな前記冷媒系統IDを生成し、その新たな前記冷媒系統IDと、対応する前記冷媒系統IDが存在しない前記導出した空気調和機データのそれぞれとが対応付けられたレコードを新たに生成し、該レコードを前記冷媒系統判定テーブルに追加する
ことを特徴とする請求項2記載の空気調和システム診断装置。 - 前記冷媒系統IDは、冷媒系統に属する前記空気調和機における室外機のアドレスである
ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記電文情報は、前記空気調和システムに設置されているセンサーの測定値を含み、
前記冷凍サイクル解析手段は、前記測定値が所定の異常閾値を超えた場合に、前記冷凍サイクルを異常とする前記冷凍サイクル状態情報を生成する
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記冷凍サイクル解析手段は、
前記電文情報についての正常テンプレート及び異常テンプレートを有し、
前記正常テンプレート及び前記異常テンプレートと前記電文情報の一部又は全部との類似度を導出し、
前記異常テンプレートとの前記類似度が所定の閾値を超えた場合に、前記冷凍サイクルを異常とする前記冷凍サイクル状態情報を生成する
ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記電文入力手段は、取り込んだ前記電文に、該電文を取り込んだ時刻である電文取得時刻を添付し、
前記電文解析手段は、前記電文情報に前記電文取得時刻を含め、
前記冷凍サイクル解析手段は、所定の判定時間幅に含まれる前記電文取得時刻を有する前記電文情報に基づいて前記冷凍サイクルの状態を解析し、その解析結果である冷凍サイクル状態情報を生成する
ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記電文解析手段から前記電文情報を受信し、該電文情報が所定の条件(以下、波形解析条件という)を満たす場合にトリガーを前記波形入力手段に出力するトリガー出力手段を備え、
前記波形入力手段は、前記トリガーを受信した時に、前記汎用ネットワークから前記波形データの取り込みを開始する
ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記電文解析手段から前記電文情報を受信し、該電文情報が所定の条件(以下、波形解析条件という)を満たす場合にトリガーを前記波形入力手段に出力するトリガー出力手段を備え、
前記波形入力手段は、
前記波形データを一時的に記憶するバッファを備え、
前記トリガー出力手段から前記トリガーを受信する前に、前記汎用ネットワークから前記波形データを取り込んで前記バッファに記憶し、
前記トリガー出力手段から前記トリガーを受信した時に、前記バッファから前記波形データを取得する
ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記波形入力手段は、前記バッファに記憶されている前記波形データを全て取得した後、前記汎用ネットワークから前記波形データを取り込む
ことを特徴とする請求項10記載の空気調和システム診断装置。 - 複数の前記波形解析条件を備え、
前記波形解析条件は、選択可能である
ことを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記冷凍サイクル状態情報に基づいて前記波形解析条件を生成する波形解析条件生成手段を備え、
該波形解析条件生成手段は、前記波形解析条件を前記トリガー出力手段に通知する
ことを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記波形解析条件生成手段は、前記冷凍サイクル状態情報から異常があると判明した冷媒系統に属するアドレスを送信元として有する前記電文情報である、という前記波形解析条件を生成する
ことを特徴とする請求項13記載の空気調和システム診断装置。 - 前記波形解析条件生成手段は、前記冷凍サイクル状態情報から異常があると判明した冷媒系統に属するアドレスを送信先として有する前記電文情報である、という前記波形解析条件を生成する
ことを特徴とする請求項13記載の空気調和システム診断装置。 - 前記冷凍サイクル解析手段は、前記冷凍サイクルに異常が発生する頻度の高い時間帯を抽出して該時間帯を前記冷凍サイクル状態情報に含め、
前記波形解析条件生成手段は、前記電文解析手段によって前記時間帯に取り込まれた前記電文に基づいて求められた前記電文情報である、という前記波形解析条件を生成する
ことを特徴とする請求項13記載の空気調和システム診断装置。 - 前記冷凍サイクル解析手段は、前記冷凍サイクルの状態が著しく変化する頻度の高い時間帯を抽出して該時間帯を前記冷凍サイクル状態情報に含め、
前記波形解析条件生成手段は、前記電文解析手段によって前記時間帯に取り込まれた前記電文に基づいて求められた前記電文情報である、という前記波形解析条件を生成する
ことを特徴とする請求項13記載の空気調和システム診断装置。 - 前記波形解析条件生成手段は、前記電文にチェックサムエラーが発生している前記電文情報である、という前記波形解析条件を生成する
ことを特徴とする請求項13記載の空気調和システム診断装置。 - 前記波形解析手段は、前記波形データの異常を表すパラメーター毎にその異常の度合いを数値化する
ことを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記電文情報が、前記電文取得時刻を含んでいる場合において、
前記波形入力手段は、取り込んだ前記波形データに、該波形データを取り込んだ時刻である波形取得時刻を添付し、
前記波形解析手段は、前記波形情報に前記波形取得時刻を含め、
前記同期判定手段は、前記電文情報に含まれている前記電文取得時刻と前記波形情報に含まれている前記波形取得時刻との差分が所定の閾値以内である場合、前記電文情報及び前記波形情報が対応していると判定する
ことを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記電文解析手段は、前記電文情報を生成する場合、該電文情報に前記電文を含め、
前記波形解析手段は、前記波形情報を生成する場合、該波形情報に前記波形データを含め、
前記同期判定手段は、
前記電文情報に含まれている前記電文を前記波形データに変換し、
その変換した前記波形データと、前記波形情報に含まれている前記波形データとの一致度を所定の演算式に基づいて導出し、
前記一致度が所定の閾値以内である場合、双方が同一であると判定し、前記電文情報及び前記波形情報が対応していると判定する
ことを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記電文解析手段は、前記電文情報を生成する場合、該電文情報に前記電文を含め、
前記波形解析手段は、前記波形情報を生成する場合、該波形情報に前記波形データを含め、
前記同期判定手段は、
前記波形情報に含まれている前記波形データを前記電文に変換し、
その変換した前記電文と、前記電文情報に含まれている前記電文との一致度を所定の演算式に基づいて導出し、
前記一致度が所定の閾値以内である場合、双方が同一であると判定し、前記電文情報及び前記波形情報が対応していると判定する
ことを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。 - 前記電文解析手段が前記電文の内容を解析する際、解析対象とする該電文が属するプロトコルを選択可能とする
ことを特徴とする請求項1〜請求項22のいずれかに記載の空気調和システム診断装置。
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