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JP4948611B2 - 口結び補助機能付き水球充填装置 - Google Patents

口結び補助機能付き水球充填装置 Download PDF

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JP4948611B2
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Description

本発明は、風船に水を充填して水球を形成すると共に、水球の口結びを行なえるよう構成された口結び補助機能付き水球充填装置に関する。
暑い夏の季節に、水球投げは多くの人にとって、非常に面白くて、暑さを凌げる遊びだと思われる。さらに複数の人がグループで参加する団体ゲームでは、水球投げを取り入れて、ゲームの内容を豊富にすることも行なわれている。
水球投げを行なう前の準備作業としては、先ず水を風船に充填して、風船の開口端を結ぶこと。しかしながら、水が風船に充填されてから生じる水圧や重さによって、水の充填や口結びの作業を手作業で行なうことが難しく、水球の準備作業を効率良く行なえることが要望されている。
また、風船の口結び作業を補助する補助技術としては、例えば、以下に挙げるような特許文献がある。
〔1〕1996年10月29日に公開された米国特許US5568950(特許文献1)には、人の指部位に装着され、風船に水を充填した後に当該水球の開口端を結ぶのに用いられるためのU形の断面形状を有する口結び部が当該被装着指より突出するように構成された風船の口結び補助具が開示されている。
〔2〕1999年3月16日に公開された米国特許US5882051(特許文献2)には、リング状部材からなり、当該リング状部材の外周片側に所定間隔で突出する一つの突起部が二つあり、当該一対の突起部により、風船に水を充填した後に当該水球の開口端の口結びが行われるように構成された手持式風船の口結び補助具が開示されている。
〔3〕2000年7月4日に公開された米国特許US6082785(特許文献3)には、長柄状に形成された長柄状本体を有し、当該長柄状本体の一側端部に開口溝があり、風船に水を充填した後に当該水球の風船の開口端を当該開口溝に巻き付けて口結びが行われるように構成された風船の口結び補助具が開示されている。
〔4〕2005年6月7日に公開される米国特許US6902212(特許文献4)には、人の指に装着されるリング体及び当該指に嵌められたリング体の外周片側に突出する一対の円柱状突起が設けられ、当該一対の円柱状突起に、風船に水を充填した後に当該水球の開口端を巻き付けて口結びが行えるように構成された風船の口結び補助具が開示されている。
米国特許第5568950号 米国特許第5882051号 米国特許第6082785号 米国特許第6902212号
しかしながら、上述した特許文献1〜4に開示された風船の口結び補助具は、上述のような水球の口結び作業を効率良く行えるように構成されているが、風船に水を充填する水充填装置による水充填作業とはうまく連携されないため、水球を製造する際の水充填作業に手間取ることがあるという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した口結び補助機能付き水球充填装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、内部に中空部が形成された中空本体と、
前記中空部の一端に連通された第一端部内に設けられ、給水管または給水装置または管路接続器の何れかが接続される給水側接続部と、
前記中空部の他端に連通された第二端部に突出して設けられ、先端に風船の開口端が嵌合される風船嵌合管と、
該風船嵌合管の基端に設けられ、前記中空部を介して前記給水側接続部に連通される通水口と、
前記風船嵌合管の先端に嵌合された風船に水を吐出するように設けられた吐出口と、
前記中空本体の外周側壁より外側に突出して設けられ、前記風船嵌合管の前記吐出口から水が充填された水球の開口端を結ぶための口結び補助用突出部と、を備え、
該口結び補助用突出部は、縦断面形状が凹形状に形成され、当該凹形状の底縁部の両側に一対の側縁部が形成されることを特徴とする。
(2)本発明は、前記給水側接続部の内周には、前記給水管または給水装置または管路接続器の何れかが螺合される雌ねじが設けられていることを特徴とする。
(3)本発明の前記口結び補助用突出部は、前記中空本体の外周側壁の複数箇所より半径方向に突出するように設けられことを特徴とする。
(4)本発明の前記口結び補助用突出部は、前記中空本体の外周側壁の2箇所又は3箇所より半径方向に突出するように設けられ、周方向の挟み角が120度となるよう設けられたことを特徴とする。
(5)本発明の前記風船嵌合管は、前記中空本体の第二端部と一体に突出するように構成されることを特徴とする。
(6)本発明は、前記風船嵌合管の上端部に形成された球状体と、
前記中空本体の第一端部の内部に設けられ、前記球状体の下部を回動可能に支持する下部球状支持部と、
前記下部球状支持部の中央に設けられ、前記中空部に連通する貫通口と、
前記球状体の上部に設けられ、当該球状体を上方から押圧して保持する保持部材と、
前記保持部材に設けられ、前記給水側接続部と前記風船嵌合管との間を連通する通水用孔と、
前記保持部材の下端に設けられ、前記球状体の上部に当接する上部球状支持部と、
前記上部球状支持部と前記球状体の上部との間をシールするシール部材と、
を備え、
前記風船嵌合管の下端部は、前記貫通口を貫通されて下方に揺動可能に突出されたことを特徴とする。
(7)本発明の前記保持部材の上端には、工具が係合される工具用係合部が設けられ、
前記中空本体と前記保持部材とは、前記中空本体の第一端部の内周に設けられた雌ねじと、前記保持部材の外周に設けられた雄ねじとの螺合により締結され、前記保持部材の工具用係合部に前記工具が係合されて回動されることにより位置決めされることを特徴とする。
(8)本発明は、前記給水側接続部が内周に設けられ、前記中空本体の第一端部に接続される回転リングと、
前記回転リングの底部に設けられ、段差形状となる小径段差部と、
前記中空本体の第一端部の外周に設けられ、前記回転リングの小径段差部を支持すると共に、前記小径段差部を位置決めする環状鍔部と、
前記保持部材の上端外周に設けられ、前記回転リングの小径段差部を内側から保持する保持用鍔部と、
を備え、
前記回転リングは、前記小径段差部が前記保持用鍔部と前記環状鍔部との間で回転可能に保持されることを特徴とする。
(9)本発明は、前記給水側接続部に接続されるクランプ式管路接続器を有し、
前記クランプ式管路接続器は、
既有物の上面に当接する当接部を有する固定部と、該固定部に移動可能に設けられ、前記当接部に対向するように配された可動部と、を有するクランプホルダと、
前記クランプホルダの上部に固定された接続管路と、
該接続管路に設けられ、既有導水管路が接続される管路接続部と、
前記接続管路に設けられ、前記中空本体の給水側接続部と接続される充填装置本体接続部と、
該充填装置本体接続部に設けられ、給水を制御する制御弁と、を備えたことを特徴とする。
(10)本発明の前記接続管路は、前記中空本体の給水側接続部が接続される横置き充填装置本体接続部と、縦置き充填装置本体接続部とを有することを特徴とする。
(11)本発明の前記接続管路の上部には、未充填の風船を収納する収納ケースが設けられ、
該収納ケースは、前記接続管路の上部より突出する係止ポールに係止される係止孔が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、風船嵌合管に風船の開口端を嵌合させて当該風船に水を充填して水球を製造すると共に、当該水球の開口端を口結び補助用突出部に巻き付けて容易に結ぶことができる。従って、水球の水充填作業と水球の口結び作業とを連続して効率良く行なうことが可能になり、水球の下準備を順調に行うことができる。
また、本発明によれば、風船嵌合管を回動可能に支持する構成とすることで、水の充填作業を行なう際に風船の装着方向や装着角度を適宜調整することが可能になり、水充填作業の操作を行なう際に無理な姿勢をとらずに行える。
また、本発明によれば、水球充填装置をクランプホルダにより屋外の机用板、椅子用板、手すりなど既有物に安定的に固定することができるので、水球を製造する際の水充填作業及び水球の口結び作業を何処でも効率良く行なうことが可能になる。
また、本発明によれば、水球充填装置に収納ケースが設けられるため、未充填の風船を収納ケースに載置することで、水球の製造作業行なう際に未使用の風船の補充がスムーズに行えると共に、複数の水球を連続して効率良く行える。
本発明による口結び補助機能付き水球充填装置の一実施例を示す斜視図である。 図1に示す水球充填装置により風船に水を充填する様子を示す縦断面図である。 水充填後の水球の開口端を口結び補助用突出部に巻き付けた状態を示す斜視図である。 二つの口結び補助用突出部が形成された構成を示す平面図である。 三つの口結び補助用突出部が形成された構成を示す平面図である。 水球充填装置の変形例1を示す分解斜視図である。 変形例1の風船嵌合管の回動範囲を示す縦断面図である。 水球充填装置の変形例2を示す分解斜視図である。 水球充填装置の変形例3を示す分解斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明による口結び補助機能付き水球充填装置の一実施例を示す斜視図である。図2は図1に示す水球充填装置により風船に水を充填する様子を示す縦断面図である。図1及び図2に示されるように、口結び補助機能付き水球充填装置Aは、中空本体10と、給水側接続部20と、風船嵌合管30と、口結び補助用突出部40とを有する。
中空本体10は、内部に中空部10aが形成され、当該中空部10aに連通されるように上端、下端に形成された第一端部11、第二端部12を有する。また、中空本体10の外周に形成された外周側壁13には、口結び補助用突出部40が少なくとも一つ外側に向けて半径方向に突出するように設けられている。
また、中空本体10の上端側に形成された第一端部11内には、給水側接続部20が開口するように設けられている。また、給水側接続部20の内周には、水道の給水栓05などからなる給水装置の吐出口が接続される雌ねじ15が形成されている。尚、給水側接続部20には、給水装置以外にも、例えば、給水管または管路接続器等に接続されるように構成しても良い。
風船嵌合管30は、中空本体10の下端側に形成された第二端部12と一体に設けられ、第二端部12の垂下方向に突出して設けられている。また、風船嵌合管30は、上側基端には中空部10aを介して給水側接続部20に連通される通水口31が開口し、下側先端には吐出口32が開口している。
口結び補助用突出部40は、少なくとも一つが中空本体10の外周側壁13より半径方向に延在するように突出して設けられている。また、口結び補助用突出部40は、縦断面形状がU字状の凹形状に形成され、凹形状には、U字状の底縁部41と、底縁部41の両側を囲むように起立し、且つ先端側に傾斜する一対の側縁部42とが形成されている。
図2に示されるように、水球充填装置Aにおいて、給水側接続部20の雌ねじ15に給水栓05の吐出口の外周に形成された雄ねじが螺入されている。
未充填の風船50に水を充填する際は、先ず、未充填の風船50の開口端51を風船嵌合管30の先端外周に嵌合させるように取り付ける。次に給水栓05のハンドルHを回して給水栓05を開弁させると、水道からの水Wが当該水球充填装置Aの給水側接続部20及び中空部10a、風船嵌合管30の通水口31、吐出口32を経て、当該風船50の内部に充填される。そして、風船50が給水された水Wの圧力により所定の大きさ(水球として使用可能な大きさ)に膨らむと、給水栓05のハンドルHを閉止方向に回して水Wの充填を終了する。
図3は水充填後の水球の開口端を口結び補助用突出部に巻き付けた状態を示す斜視図である。図3に示されるように、水Wが充填された水球50Aは、開口部51が風船嵌合管30の吐出口32から外されて口結び補助用突出部40に巻き付けられる。口結び補助用突出部40は、縦断面形状がU字状に形成されているので、操作者は開口部51を上方から下方に巻き付けた後、凹形状とされた底縁部41に沿って開口端51を手前側に引き出すように操作する。
ここで、口結びの操作方法について詳しく説明する。先ず、当該水球50Aの開口端51を口結び補助用突出部40の一対の側縁部42の上方を跨ぐ方向(矢印L1方向)に巻き付ける。続いて、開口端51を口結び補助用突出部40の底縁部41の下側に沿って曲がる方向(矢印L2方向)に引き出す。それから、開口端51を口結び補助用突出部40の底縁部41と一対の側縁部42との間に形成されている凹空間に通す。その後、開口端51を手前へと引っ張り出す方向(矢印L3方向)に引き出す。これで、水球50Aの開口端51の口結び操作が完了する。
この後、口結び補助用突出部40に巻き付けられた開口端51を一対の側縁部42に沿ってその傾斜方向にスライドさせると、開口端51が巻き付け部分の中を挿通された状態で口結び補助用突出部40の先端側に引き出されると共に、開口端51の閉止が完了する。
このように、開口端51の口結びの操作は、風船50への水充填操作が終了した後、口結び補助用突出部40に巻き付けることで連続して行なわれるため、水球50Aの製造が効率良く短時間で行える。
図4は二つの口結び補助用突出部が形成された構成を示す平面図である。図4に示されるように、口結び補助用突出部40は、中空本体10の外周側壁13の2箇所(2方向)に設けられている。各口結び補助用突出部40の周方向の間隔は、挟み角Xが120度に設定されている。従って、風船50に水Wを充填した後、口結び操作を2箇所の口結び補助用突出部40で行なうことが可能であり、例えば、一方の口結び補助用突出部40に水球50Aを口結び操作した状態で保持しながら、次の水球50Aの口結び操作を他方の口結び補助用突出部40で行なうことが可能になる。
図5は三つの口結び補助用突出部が形成された構成を示す平面図である。図5に示されるように、口結び補助用突出部40は、中空本体10の外周側壁13の3箇所(3方向)に設けられている。各口結び補助用突出部40の周方向の間隔は、挟み角Xが120度に設定されている。従って、風船50に水Wを充填した後、口結び操作を3箇所の口結び補助用突出部40で行なうことが可能であり、例えば、一方の口結び補助用突出部40に水球50Aを口結び操作した状態で保持しながら、次の水球50Aの口結び操作を他方の口結び補助用突出部40で行なうことが可能になるので、合計3個の水球50を各口結び補助用突出部40に締結させることも可能になる。
図6は水球充填装置の変形例1を示す分解斜視図である。図7は変形例1の風船嵌合管の回動範囲を示す縦断面図である。
図6及び図7に示されるように、変形例1では、風船嵌合管30Bが中空本体10の底部において、図7図の矢印L4方向に揺動可能に保持されている。風船嵌合管30Bは、上端に球状体33が設けられ、下端に吐出口32が設けられている。また、球状体33の上端中央には、通水口31Bが開口している。尚、風船嵌合管30Bは、球状体33が上下方向から回動可能に保持されるため、自在継手のようにどの方向にも傾斜させることが可能になる。
中空本体10の中空部10aの第一端部11側の内部には、球状体33を支持する球面凹部からなる下部球状支持部14が形成されており、下部球状支持部14の中央には貫通口140が開口している。風船嵌合管30Bは、先端部分が貫通口140を遊嵌状態で貫通されており、貫通口140の内周縁部に当接するまでどの方向にも傾斜させることができる。
また、中空本体10の中空部10aには、球状体33の上部に当接して風船嵌合管30Bを位置決めするように保持する保持部材60が螺入されている。保持部材60は、下端に球状体33の上部に当接する上部球状支持部62を有する。
さらに、保持部材60は、給水側接続部20の内周に形成された雌ねじ15に螺入される雄ねじ64が設けられている。そして、保持部材60の上端には、中空本体10の上端面に当接する保持用鍔部66が半径方向に突出している。
従って、保持部材60の雄ねじ64を中空本体10の雌ねじ15に螺入させる際は、保持用鍔部66が中空本体10の上端面に当接することで上部球状支持部62が球状体33の上部に当接する位置を位置決めされる。また、保持部材60は、中央には、軸線に沿うように延在形成されて給水側接続部20と風船嵌合管30との間を連通する通水用孔61が設けられている。
さらに、保持部材60は、上部球状支持部62の中心部分に球状体33の外周面に密着して液密にシールするシール部材(Oリング)63が装着されている。このシール部材63は、保持部材60の通水用孔61と通水口31Bとの間に介在して風船嵌合管30の外側に水が流出することを防止する。
また、保持部材60の上部には、工具(例えば、六角レンチ)が係合される工具用係合部65(例えば、六角形凹溝)が設けられている。そのため、保持部材60を中空本体10の雌ねじ15に螺入させる際は、工具用係合部65に工具を係合させて保持部材60を軸回りに回動させることで、容易に組み付けることができる。
本変形例1の風船嵌合管30Bは、球状体33が上下方向から回動可能に保持されているので、水球製造時には、操作しやすい角度に揺動させることができ、風船50に水Wを充填する際の作業性が向上して水球の製造を効率良く行える。
さらに、保持部材60は、円筒形状に形成された回転リング70を回転可能に保持するように半径方向に突出する保持用鍔部66を有する。
回転リング70の上端内周には、雌ねじ15Bを有する給水側接続部20Bが設けられている。さらに、回転リング70の下端底部には、内側に延在して環状の段差形状に形成される小径段差部71が設けられている。また、回転リング70は、小径段差部71の下面が中空本体10の第一端部11外周に突出する環状鍔部16に当接するように載置される。
また、保持部材60を中空本体10の雌ねじ15に螺入させると共に、保持用鍔部66が回転リング70の小径段差部71を上方から保持するように当接する。これにより、回転リング70は、小径段差部71の上下面が環状鍔部16と保持用鍔部66とにより回転可能に保持されると共に、上方への抜けが防止される。
変形例1において、回転リング70の給水側接続部20Bは、給水栓05の吐出口が螺入される。従って、回転リング70をねじ込み方向に回転させることで、水球充填装置Aを簡単且つ短時間で給水栓05に取り付けることができる。そして、水球製造時には、風船嵌合管30Bを任意の方向に傾けた状態で、風船50の開口端51を風船嵌合管30Bの吐出口32に嵌合させることが可能になる。この後は、前述した説明と同様に、給水栓05のハンドルHを開弁方向に回して風船50に水Wを充填する。そして、水球50Aへの水充填が完了した時点で給水栓05を閉弁させて充填を終了し、水球50Aの開口部51を風船嵌合管30の吐出口32から外して口結び補助用突出部40に巻き付けて閉止する。
よって、変形例1の場合も前述した実施例の場合と同様に、風船50への水充填操作が終了した後、開口端51を口結び補助用突出部40に巻き付けることで開口端51の口結びの操作を連続して行なえるため、水球50Aの製造が効率良く短時間で行える。
図8は水球充填装置の変形例2を示す分解斜視図である。図8に示されるように、変形例2では、水球充填装置Aにクランプ式管路接続器80が取り付けられている。
クランプ式管路接続器80は、クランプホルダ81と、接続管路82とを有する。クランプホルダ81は、固定部811と、可動部812と、操作部813とを有する。クランプホルダ81は、側面からみると空間814を形成するコ字状に形成されている。空間814の上側に配された固定部811の当接部811Aは、机用板、椅子用板、手すりなどの既有物06の上部に当接し、空間814の下側に配された可動部812は、机用板、椅子用板、手すりなどの既有物06の下部に当接するように設けられている。
操作部813は、固定部811の支持部811Bに螺入される高さ調整用ねじ813aを有しており、当該高さ調整用ねじ813aの端部に可動部812が設けられている。従って、可動部812は、操作部813の回動操作によって昇降して当接部811Aとの間の高さ方向の間隔を調整される。
水球充填装置Aと共にクランプ式管路接続器80を固定する際は、既有物06の上部に固定部811の当接部811Aを当接させ、可動部812が既有物06の下部に当接するように操作部813を回動操作して可動部812によるクランプ力によってクランプホルダ81を当該既有物06に固定する。
尚、クランプホルダ81の構成としては、上記構成に限るものではなく、例えば、操作部813をホルダ正面に設けて可動部812を前後方向に移動させることでレバー部材を回動させて既有物06をクランプさせる構成としても良い。
接続管路82は、クランプホルダ81の固定部811上に一体的に結合されている。
また、接続管路82は、固定部811上で左右方向に延在する第1管路82Aと、第1管路82Aの中間部より前方に向けて延在する第2管路82Bとを有する。第1管路82Aは、左側端部に水道管または水道管に接続されたホース等からなる既有導水管路07が接続される管路接続部821が設けられている。従って、管路接続部821は、既有導水管路07が接続されることで、水が導入される。
また、第1管路82Aの右側端部には、横置きの充填装置本体接続部822Aが設けられている。充填装置本体接続部822Aは、水球充填装置Aの中空本体10に設けられた給水側接続部20が螺入される。また、充填装置本体接続部822Aは給水を制御するための制御弁823Aが設けられている。
充填装置本体接続部822Aに接続される水球充填装置Aは、風船嵌合管30を右側方に突出させる向きで取り付けられることになり、風船50を右方向から装着可能となる。
第2管路82Bの手前側の前端部は、下方に向くように曲げられており、その先端には縦置きの充填装置本体接続部822Bが設けられている。充填装置本体接続部822Bは、水球充填装置Aの中空本体10に設けられた給水側接続部20が螺入される。また、充填装置本体接続部822Bは給水を制御するための制御弁823Bが設けられている。
充填装置本体接続部822Bに接続される水球充填装置Aは、風船嵌合管30を下方に突出させる向きで取り付けられることになり、風船50を下方向から装着可能となる。
このように、接続管路82は、操作者の好みにあわせて水球製造の作業がやりやすい方向を右側と手前下側の異なる方向の何れか一方に選択的に水球充填装置Aを取り付けることが可能であり、あるいは水球製造効率を高めるために両方に2台の水球充填装置Aを取り付けることも可能である。
尚、図8においては、水球充填装置Aの風船嵌合管30が中空本体10と一体に設けられた構成を示しているが、図7に示されるように風船嵌合管30Bを中空本体10に対して揺動可能に設ける構成としても良い。
図9は水球充填装置の変形例3を示す分解斜視図である。図9に示されるように、変形例3では、上記変形例2に記載された接続管路82の上方に、未充填の風船50を収納する風船収納ケース90が設けられている。
風船収納ケース90は、長方形状の箱状に形成された収納部92と、収納部92を開閉する蓋94とを有する。収納部92の底部及び蓋94には、複数の係止孔91が設けられている。また、接続管路82の上部には、係止孔91に嵌合して係止される係止ポール824が上方に向けて起立している。
従って、変形例3では、接続管路82の上部に未充填の風船50を収納する風船収納ケース90が係止ポール824によって係止されて固定されるため、水球を製造する際に風船収納ケース90の収納部92に載置された風船50を取出しやすくなり、水球50Aを連続して製造する際に風船50を探す手間が不要となり、その分水球50Aの製造を効率良く行なうことが可能になる。
尚、図9では、水球充填装置Aを省略してあるが、接続管路82に接続される水球充填装置Aとしては、図1に示されるように風船嵌合管30が中空本体10と一体に設けられた構成としても良いし、図7に示されるように風船嵌合管30Bを中空本体10に対して揺動可能に設ける構成としても良い。
また、上記各実施例、変形例は、本発明の口結び補助機能付き水球充填装置の好適な一例であり、特許請求の範囲は、これら実施例、変形例の構造に制限されない。
A 水球充填装置
W 水
05 給水栓
06 既有物
07 導水管路
10 中空本体
10a 中空部
11 第一端部
12 第二端部
13 外周側壁
14 下部球状支持部
140 貫通口
15 雌ねじ
16 環状鍔部
20 給水側接続部
30、30B 風船嵌合管
31、31B 通水口
32 吐出口
40 口結び補助用突出部
41 底縁部
42 側縁部
50 風船
50A 水球
51 開口端
60 保持部材
61 通水用孔
62 上部球状支持部
63 シール部材
64 雄ねじ
65 工具用係合部
66 保持用鍔部
70 回転リング
71 小径段差部
80 クランプ式管路接続器
81 クランプホルダ
811 固定部
812 可動部
813 操作部
814 空間
82 接続管路
82A 第1管路
82B 第2管路
821 管路接続部
822A、822B 充填装置本体接続部
823A、823B 制御弁
824 係止ポール
90 風船収納ケース
91 係止孔

Claims (11)

  1. 内部に中空部が形成された中空本体と、
    前記中空部の一端に連通された第一端部内に設けられ、給水管または給水装置または管路接続器の何れかが接続される給水側接続部と、
    前記中空部の他端に連通された第二端部に突出して設けられ、先端に風船の開口端が嵌合される風船嵌合管と、
    該風船嵌合管の基端に設けられ、前記中空部を介して前記給水側接続部に連通される通水口と、
    前記風船嵌合管の先端に嵌合された風船に水を吐出するように設けられた吐出口と、
    前記中空本体の外周側壁より外側に突出して設けられ、前記風船嵌合管の前記吐出口から水が充填された水球の開口端を結ぶための口結び補助用突出部と、を備え、
    該口結び補助用突出部は、縦断面形状が凹形状に形成され、当該凹形状の底縁部の両側に一対の側縁部が形成されることを特徴とする口結び補助機能付き水球充填装置。
  2. 前記給水側接続部の内周には、前記給水管または給水装置または管路接続器の何れかが螺合される雌ねじが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  3. 前記口結び補助用突出部は、前記中空本体の外周側壁の複数箇所より半径方向に突出するように設けられことを特徴とする請求項1又は2に記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  4. 前記口結び補助用突出部は、前記中空本体の外周側壁の2箇所又は3箇所より半径方向に突出するように設けられ、周方向の挟み角が120度となるよう設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  5. 前記風船嵌合管は、前記中空本体の第二端部と一体に突出するように構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  6. 前記風船嵌合管の上端部に形成された球状体と、
    前記中空本体の第一端部の内部に設けられ、前記球状体の下部を回動可能に支持する下部球状支持部と、
    前記下部球状支持部の中央に設けられ、前記中空部に連通する貫通口と、
    前記球状体の上部に設けられ、当該球状体を上方から押圧して保持する保持部材と、
    前記保持部材に設けられ、前記給水側接続部と前記風船嵌合管との間を連通する通水用孔と、
    前記保持部材の下端に設けられ、前記球状体の上部に当接する上部球状支持部と、
    前記上部球状支持部と前記球状体の上部との間をシールするシール部材と、
    を備え、
    前記風船嵌合管の下端部は、前記貫通口を貫通されて下方に揺動可能に突出されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  7. 前記保持部材の上端には、工具が係合される工具用係合部が設けられ、
    前記中空本体と前記保持部材とは、前記中空本体の第一端部の内周に設けられた雌ねじと、前記保持部材の外周に設けられた雄ねじとの螺合により締結され、前記保持部材の工具用係合部に前記工具が係合されて回動されることにより位置決めされることを特徴とする請求項6に記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  8. 前記給水側接続部が内周に設けられ、前記中空本体の第一端部に接続される回転リングと、
    前記回転リングの底部に設けられ、段差形状となる小径段差部と、
    前記中空本体の第一端部の外周に設けられ、前記回転リングの小径段差部を支持すると共に、前記小径段差部を位置決めする環状鍔部と、
    前記保持部材の上端外周に設けられ、前記回転リングの小径段差部を内側から保持する保持用鍔部と、
    を備え、
    前記回転リングは、前記小径段差部が前記保持用鍔部と前記環状鍔部との間で回転可能に保持されることを特徴とする請求項6又は7に記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  9. 前記給水側接続部に接続されるクランプ式管路接続器を有し、
    前記クランプ式管路接続器は、
    既有物の上面に当接する当接部を有する固定部と、該固定部に移動可能に設けられ、前記当接部に対向するように配された可動部と、を有するクランプホルダと、
    前記クランプホルダの上部に固定された接続管路と、
    該接続管路に設けられ、既有導水管路が接続される管路接続部と、
    前記接続管路に設けられ、前記中空本体の給水側接続部と接続される充填装置本体接続部と、
    該充填装置本体接続部に設けられ、給水を制御する制御弁と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  10. 前記接続管路は、前記中空本体の給水側接続部が接続される横置き充填装置本体接続部と、縦置き充填装置本体接続部とを有することを特徴とする請求項9に記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
  11. 前記接続管路の上部には、未充填の風船を収納する収納ケースが設けられ、
    該収納ケースは、前記接続管路の上部より突出する係止ポールに係止される係止孔が設けられていることを特徴とする請求項9又は10に記載の口結び補助機能付き水球充填装置。
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