JP4830648B2 - 電子写真用トナー及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
即ち、本発明は、
<1> 下記一般式(1)で表される化合物、下記一般式(2)で表される化合物、及び赤外線吸収剤を含有し、前記一般式(1)で表される化合物及び前記一般式(2)で表される化合物の合計含有量が、トナー全量に対し0.2〜8質量%であり、前記一般式(1)で表される化合物と前記一般式(2)で表される化合物との質量比(一般式(1)で表される化合物:一般式(2)で表される化合物)が、99:1〜50:50であることを特徴とする電子写真用トナーである。
(一般式(1)中、R1、R2、R3及びR4は、アルキル基を表し、X−は、モリブデン酸アニオンを表す。一般式(2)中、R5 +及びR6 +は、それぞれ独立に水素イオン、又はアンモニウムイオンを表し、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13及びR14は、水素原子を表す。)
一般式(1)中、R1、R2、R3及びR4は、それぞれ独立に水素原子、アルキル基又は芳香族基を表し、X−は、モリブデン酸アニオン、タングステン酸アニオンを表す。一般式(2)中、R5 +及びR6 +は、それぞれ独立に水素イオン、アンモニウムイオン、イモニウムイオン又はホスホニウムイオンを表し、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13及びR14は、それぞれ独立に水素原子又はアルキル基を表す。
また、ソフトセグメントで置換された脂肪族ジオール類としては、例えばn―ドデセニルエチレングリコールやn−ドデセニルトリエチレングリコールを挙げることができる。
ここで、ビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物としては、下記一般式(6)で表される化合物が好ましく挙げられる。
また、ポリエステル中の残モノマー、2量体、3量体を低減する方法としては、(1)これらの反応促進剤増量、(2)作製したポリエステルのアルコール洗浄が挙げられる。エタノール、メタノール、イソルロピルアルコール等のアルコールは、高分子量のポリエステルは溶かさないが、モノマーや2量体を溶解するため、アルコール洗浄により大幅に2量体を低減できる。
更に、ポリエステルに追加してスチレンとアクリルまたはメタクリル共重合体、ポリ塩化ビニル、フェノール樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリ酢酸ビニール、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン、ポリアミド樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、ポリビニルブチラール、テルペン樹脂、クマロンインデン樹脂、石油系樹脂、ポリエーテルポリオール樹脂等などを併用することができる。
また、本発明のトナーは、ブラックトナーにおいては、その着色剤として、例えば、カーボンブラック、活性炭、チタンブラック、磁性粉、Mn含有の非磁性粉などを用いることができる。さらに、イエロー、マゼンタ、シアン、レッド、グリーン、ブルー顔料を混合した顔料ブラックトナーでもよい。
粉砕法を利用する場合には、例えば以下のように本発明のトナーを作製することができる。まず、上述の着色剤および結着樹脂に、必要に応じて離型剤組成物、帯電制御剤、赤外線吸収剤などの成分を混合した後、ニーダー、押し出し機などを用いて上記材料を溶融混練する。この後、得られた溶融混錬物を粗粉砕した後、ジェットミル等で微粉砕し、風力分級機により、目的とする粒径のトナー粒子を得る。さらに、必要に応じてこのトナー粒子にシリカ等の外添剤を添加して、本発明のトナーを得ることができる。
また、重合法を利用する場合には、主に懸濁重合法あるいは乳化重合凝集法が利用できる。
その後、リン酸三カルシウム、ポリビニルアルコール等の懸濁安定剤、界面活性剤が入った水相中に、前記モノマ組成物を投入し、ローターステータ式乳化機、高圧式乳化機、超音波式乳化機などを用いてエマルションを作製した後、加熱によりモノマーの重合を行い、粒子を得る。重合終了後、得られた粒子の洗浄、乾燥を行い、必要に応じて外添剤を添加して本発明のトナーを得ることができる。
その後、上述の色剤および(必要に応じて赤外線吸収剤)に加えて、さらに必要に応じて、帯電制御剤、離型剤組成物などの粉末を樹脂粒子が分散したサスペンション中に添加し、サスペンションのpH、攪拌強度、温度などを調整することにより樹脂粒子と、着色剤粉末および赤外線吸収剤粉末などをヘテロ凝集させてヘテロ凝集体を得る。さらに、反応系を樹脂粒子のガラス転移温度以上に加熱して、ヘテロ凝集体を融着させトナー粒子を得る。その後、このトナー粒子の洗浄、乾燥を行い、必要に応じて外添剤を添加して本発明のトナーを得ることができる。
前記ポリエステル樹脂を用いる乳化凝集法によるトナーの作製は、ポリエステル樹脂を乳化し乳化粒子(液滴)を形成する乳化工程と、該乳化粒子(液滴)の凝集体を形成する凝集工程と、該凝集体を該ポリエステル樹脂の融点以上の温度で融合させ熱合一させる合一工程とを有する。または、前記凝集工程と合一工程の替わりに、該ポリエステル樹脂の融点以上の温度で凝集させることにより凝集と合一とを同時に行う、いわゆる会合工程としても構わない。
また、乳化粒子の安定化や水系媒体の増粘のため、分散剤を使用することもできる。以下、かかる乳化粒子の分散液のことを、「樹脂粒子分散液」という場合がある。
好ましい無機金属塩を具体的に挙げると、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、塩化バリウム、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムなどの金属塩、及び、ポリ塩化アルミニウム、ポリ水酸化アルミニウム、多硫化カルシウム等の無機金属塩重合体などである。その中でも特に、アルミニウム塩及びその重合体が好適である。
上記外添剤は、さらに必要に応じ所望の添加剤とともに、ヘンシェルミキサー等の混合機により充分混合し、外添させることができる。
上記二成分現像剤に使用し得るキャリアとしては、特に制限はなく、公知のキャリアを用いることができる。例えば芯材表面に樹脂被覆層を有する樹脂コートキャリアを挙げることができる。またマトリックス樹脂に導電材料などが分散された樹脂分散型キャリアであってもよい。
キャリアの本体(芯材)となる磁性粒子の材質としては、フェライト、マグネタイト、鉄粉等を用いることができるが、特にマンガンフェライトは磁力が高く、ほぼ真球形であるため長寿命化の観点から有利である。さらに好ましくは、下記式(I)で示されるマンガンフェライトであるこが好ましい。
(MnO)x(Fe2O3)y ……(I)
式中のx,yはmol比を示しかつ条件x+y=100、x=10〜45を満足する。
MnOのmol比xが10(mol%)未満であると、フェライト化反応後の安定性が悪くなる場合があり、ストレス等により抵抗が変化して、現像性が劣る場合がある。また。xが45mol%を越えると、形状が悪くなり、現像器内でのストレス等によりトナーがキャリア表面に付着して、フィルミングによる抵抗変化を招き易くなる場合がある。
本発明の画像形成装置は、少なくともシアントナー、マゼンタトナー及びイエロートナーの3色のカラートナーを含むトナーを用い、フルカラーのトナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像を光定着により前記記録媒体に定着させる定着手段とを有するフルカラー画像を形成する画像形成装置であって、前記トナーとして、少なくとも結着樹脂、前記一般式(1)で表される化合物、前記一般式(2)で表される化合物、及び赤外線吸収剤を含有するトナーを用い、プロセス速度が1000mm/s以上であることを特徴とする。ここで、プロセス速度とは、用紙等の記録媒体が画像を形成する時の記録媒体の移動速度を意味する。より具体的には例えば長さが20mmの用紙を連続して出力する場合、1秒間に50枚以上出力することを意味する。
式(7):S=((1/2)×C×V2)/(u×L)×(n×f)
一度に発光するランプ本数:n(本)
点灯周波数:f(Hz)
入力電圧:V(V)
コンデンサ容量:C(F)
プロセス搬送速度:u(cm/s)
フラッシュランプの有効発光幅(通常は最大用紙幅、cm):L(cm)
エネルギ密度:S(J/cm2)
ここで、複数回トナーに対しフラッシュ発光を行う場合、前記フラッシュランプの発光エネルギーは、発光1回ごとの前記単位面積に与える発光エネルギーの総和量を指すこととする。
さらに、フラッシュランプの1本の1回の発光による発光エネルギーは0.1〜2.5J/cm2の範囲であることが好ましく、0.4〜2J/cm2の範囲であることより好ましい。
図1に示す画像形成装置10は、ロール状に巻かれた記録媒体Pを紙送りローラ28によって送るようにし、このように送られる記録媒体Pの片面側上に、この記録媒体1の送り方向上流側から下流側に向けて、並列して4つの画像形成ユニット12(ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C))が設けられ、さらに、当該画像形成ユニット12の下流側に定着器26が設けられている。
(粒度測定方法)
本発明における粒径(「粒度」ともいう。)について述べる。
本発明において測定する粒子直径が2μm以上の場合、測定装置としてはマルチサイザーII型(ベックマン−コールター社製)を用い、電解液はISOTON−II(ベックマン−コールター社製)を使用した。
測定法としては、分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5%水溶液2ml中に測定試料を2mg加える。これを前記電解液100ml中に添加した。
また本発明におけるトナーの粒径は、測定された粒度分布を分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、粒度の小さいほうから体積累積分布を描き、累積50%となる累積体積粒径をD50vと定義し、これを体積平均粒径とした。
N,N−ジメチル−N,N−ジテトラデシルアンモニウムクロライド9.5部をメタノール95部に溶解・攪拌させ、この中にモリブデン酸アンモニウム四水塩9.2部と水60部からなる水溶液を滴下し、50℃2時間攪拌した。析出した白色沈殿を濾過し、得られた白色物を十分水洗したのち乾燥させ、白色結晶である下記構造の化合物A−1を10部得た。
N,N−ジメチル−N,N−ジヘキサデシルアンモニウムクロライド10.6部をメタノール100部に溶解・攪拌させ、この中にモリブデン酸アンモニウム四水塩9.2部と水60部からなる水溶液を滴下し、50℃2時間攪拌した。析出した白色沈殿を濾過し、得られた白色物を十分水洗したのち乾燥させ、白色結晶である下記構造の化合物A−2を10部得た。
2,2'−ジチオ安息香酸30.6部を600部のエタノール中に入れ攪拌し、これに25%濃度テトラメチルアンモニウム−ヒドロキシド水溶液36.5部を70〜75℃で滴下した。析出した白色沈殿を濾過し、120℃の雰囲気化で乾燥・粉砕し、白色粉末の化合物B−1(2,2'−ジチオジ安息香酸−モノテトラメチルアンモニウム塩)を37.8部得た。
2,2'−ジチオ安息香酸30.6部を600部のエタノール中に入れ攪拌し、これに25%濃度テトラメチルアンモニウム−ヒドロキシド水溶液72.9部を70〜75℃で滴下した。析出した白色沈殿を濾過し、120℃の雰囲気化で乾燥・粉砕し、白色粉末の化合物B−2(2,2'−ジチオジ安息香酸−ジテトラメチルアンモニウム塩)を45.2部得た。
2,2'−ジチオ安息香酸30.6部を600部のエタノール中に入れ攪拌し、これに40%濃度テトラエチルアンモニウム−ヒドロキシド水溶液36.8部を70〜75℃で滴下した。析出した白色沈殿を濾過し、120℃の雰囲気化で乾燥・粉砕し、白色粉末の化合物B−3(2,2'−ジチオジ安息香酸−モノテトラエチルアンモニウム塩)を43.3部得た。
2,2'−ジチオ安息香酸30.6部を600部のエタノール中に入れ攪拌し、これに40%濃度テトラエチルアンモニウム−ヒドロキシド水溶液73.6部を70〜75℃で滴下した。析出した白色沈殿を濾過し、120℃の雰囲気化で乾燥・粉砕し、白色粉末の化合物B−4(2,2‘−ジチオジ安息香酸−ジテトラエチルアンモニウム塩)を56.3部得た。
2,2'−ジチオ安息香酸30.6部を600部のエタノール中に入れ攪拌し、これに20%濃度テトラプロピルアンモニウム−ヒドロキシド水溶液101.7部を70〜75℃で滴下した。析出した白色沈殿を濾過し、120℃の雰囲気化で乾燥・粉砕し、白色粉末の化合物B−5(2,2'−ジチオジ安息香酸−モノテトラプロピルアンモニウム塩)を56.3部得た。
2,2'−ジチオ安息香酸30.6部を600部のエタノール中に入れ攪拌し、これに40%濃度テトラブチルアンモニウム−ヒドロキシド水溶液65部を70〜75℃で滴下した。析出した白色沈殿を濾過し、120℃の雰囲気化で乾燥・粉砕し、白色粉末の化合物B−6(2,2'−ジチオジ安息香酸−ジテトラブチルアンモニウム塩)を54.3部得た。
化合物A−1及び化合物B−1を、トナー全体を100部としたとき、化合物A−1と化合物B−1の合計量が1部で、(化合物A−1):(化合物B−1)が質量比で99:1となるように用い、トナーを作製した。
詳しくは、クロロホルム不溶分を5質量%含有したポリエステル樹脂84部(花王 FN119 )、マゼンタ顔料(商品名ECR186Y 大日精化)8部、ポリプロピレン(NP105 三井化学)5部、(化合物A−1+化合物B−1) 1部、赤外線吸収剤としてジイモニウム(商品名IRG023、日本化薬)2部からなるトナー組成物をヘンシェルミキサーに投入し、予備混合を行った後、エクストルーダーにより混練し、ついでハンマーミルにて粗粉砕し、ジェットミルにて微粉砕して気流分級機にて分級を行い、体積平均粒径が5.5μmのマゼンタの着色微粒子を得た。次いで疎水性シリカ微粒子(H2000/4 クラリアントジャパン)を1部添加し、ヘンシェルミキサーで外添処理を行い、マゼンタトナーを得た。
実施例1において、化合物A−1およびB−1を、トナー全体を100部としたとき、化合物A−1と化合物B−1の合計量が1部で、(化合物A−1):(化合物B−1)が質量比で75:25となるように用いたこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、実施例2の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1およびB−1を、トナー全体を100部としたとき、化合物A−1と化合物B−1の合計量が1部で、(化合物A−1):(化合物B−1)が質量比で60:40となるように用いたこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、実施例3の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1およびB−1を、トナー全体を100部としたとき、化合物A−1と化合物B−1の合計量が1部で、(化合物A−1):(化合物B−1)が質量比で50:50となるように用いたこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、実施例4の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1およびB−1を、トナー全体を100部としたとき、化合物A−1と化合物B−1の合計量が0.4部で、(化合物A−1):(化合物B−1)が質量比で75:25となるように用いたこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、実施例5の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1およびB−1を、トナー全体を100部としたとき、化合物A−1と化合物B−1の合計量が4部で、(化合物A−1):(化合物B−1)が質量比で75:25となるように用いたこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、実施例6の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1を同量の化合物A−2に、化合物B−1を同量の化合物B−2に変更したこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、実施例7の2成分現像剤を作製した。
実施例7において、化合物B−2を同量の化合物B−3に変更したこと以外実施例7と同様にして、トナーを作製し、実施例8の2成分現像剤を作製した。
実施例7において、化合物B−2を同量の化合物B−4に変更したこと以外実施例7と同様にして、トナーを作製し、実施例9の2成分現像剤を作製した。
実施例7において、化合物B−2を同量の化合物B−5に変更したこと以外実施例7と同様にして、トナーを作製し、実施例10の2成分現像剤を作製した。
実施例7において、化合物B−2を同量の化合物B−6に変更したこと以外実施例7と同様にして、トナーを作製し、実施例11の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1およびB−1を、トナー全体を100部としたとき、化合物A−1と化合物B−1の合計量が0.2部で、(化合物A−1):(化合物B−1)が質量比で75:25となるように用いたこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、実施例12の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1およびB−1を、トナー全体を100部としたとき、化合物A−1と化合物B−1の合計量が8部で、(化合物A−1):(化合物B−1)が質量比で75:25となるように用いたこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、実施例13の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物B−1を用いず、化合物A−1の使用量を、トナー全体を100部としたとき1部となる量に変更したこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、比較例1の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1を用いず、化合物B−1の使用量を、トナー全体を100部としたとき1部となる量に変更したこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、比較例2の2成分現像剤を作製した。
実施例1において、化合物A−1およびB−1を、ボロントロンN−04(オリエント化学工業(株)製、樹脂酸変性アジン化合物)及びボロントロンS−32(オリエント化学工業(株)製、含金属アゾ化合物)に代え、トナー全体を100部としたとき、ボロントロンN−04とボロントロンS−32の合計量が3部で、(ボロントロンN−04):(ボロントロンS−32)が質量比で5:1となるように用いたこと以外実施例1と同様にして、トナーを作製し、比較例3の2成分現像剤を作製した。
実施例1〜13、比較例1〜3で得られた各現像剤を用い、細線及び小ドット、背景部かぶり、経時画質の評価を22℃55%RH環境下で行った。評価装置としては、光定着器として700〜1500nmの波長範囲に高い発光強度を有するキセノンフラッシュランプを8本搭載した富士ゼロックス社製DocuPrint 1100CF改造機(プロセス速度:約1400mm/s)を用いた。また、フラッシュの発光の方法は単位面積当たりの発光を2回行うディレイ発光方式とした。ディレイ発光としては同じ光エネルギーを発するランプを4本づつ、同じ印刷面に対し2回照射し、ディレイ時間を0.5msecとした。その結果を表1及び2に示す。
上記条件で各現像剤を用いて画像を形成し、下記基準で細線及び小ドットを評価した。
◎:細線およびドットパターンで、かすれ等が無い画質レベル。
○:細線およびドットパターンで、一部細く(小さく)なっているが、切れ・ドット欠け 等が無い画質レベル。
△:細線およびドットパターンで、線細りや一部ドット欠けが見られるが、ぎりぎり許容 できる画質レベル。
×:細線およびドットパターンで、線の切れ・ドット欠けがあり、画質欠陥となるレベル 。
上記条件で各現像剤を用いて画像を形成し、下記基準で背景部かぶりを評価した。
◎:かぶりが全くないレベル。
○:若干かぶりがみられるが、肉眼では判断できないレベル。
△:うっすらとかぶりがみられるが、画質として問題ないレベル。
×:全面にかぶりがみられ、一見で画質欠陥とわかるレベル。
上記条件で各現像剤を用いて40万枚の画像を形成し、下記基準で経時画質を評価した。
◎:細線及び小ドットもかぶりも全く遜色ないレベル。
○:細線及び小ドットとかぶりの何れかが上記○レベルであるが、画質として問題ないレ ベル。
△:細線及び小ドットとかぶりの何れかが上記△レベルであるが、画質としてぎりぎり許 容できるレベル。
×:細線及び小ドットとかぶりの何れかが上記×レベルであり、画質欠陥となるレベル。
12 画像形成ユニット
14 感光体
16 帯電器
18 露光手段
20 現像器
22 クリーナ
24 転写器
26 定着器
28 紙送りローラ
P 記録媒体
Claims (3)
- 下記一般式(1)で表される化合物、下記一般式(2)で表される化合物、及び赤外線吸収剤を含有し、前記一般式(1)で表される化合物及び前記一般式(2)で表される化合物の合計含有量が、トナー全量に対し0.2〜8質量%であり、前記一般式(1)で表される化合物と前記一般式(2)で表される化合物との質量比(一般式(1)で表される化合物:一般式(2)で表される化合物)が、99:1〜50:50であることを特徴とする電子写真用トナー。
(一般式(1)中、R1、R2、R3及びR4は、アルキル基を表し、X−は、モリブデン酸アニオンを表す。一般式(2)中、R5 +及びR6 +は、それぞれ独立に水素イオン、又はアンモニウムイオンを表し、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13及びR14は、水素原子を表す。) - 前記一般式(1)で表される化合物及び一般式(2)で表される化合物の合計含有量が、トナー全量に対し0.3〜5質量%であり、前記一般式(1)で表される化合物と前記一般式(2)で表される化合物との質量比(一般式(1)で表される化合物:一般式(2)で表される化合物)が、99:1〜60:40であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真用トナー。
- 少なくともシアントナー、マゼンタトナー及びイエロートナーの3色のカラートナーを含むトナーを用い、フルカラーのトナー像を形成するトナー像形成手段と、該トナー像を光定着により記録媒体に定着させる定着手段とを有するフルカラー画像を形成する画像形成装置であって、
前記トナーとして、少なくとも結着樹脂、下記一般式(1)で表される化合物、下記一般式(2)で表される化合物、及び赤外線吸収剤を含有し、前記一般式(1)で表される化合物及び前記一般式(2)で表される化合物の合計含有量が、トナー全量に対し0.2〜8質量%であり、前記一般式(1)で表される化合物と前記一般式(2)で表される化合物との質量比(一般式(1)で表される化合物:一般式(2)で表される化合物)が、99:1〜50:50であるトナーを用い、プロセス速度が1000mm/s以上であることを特徴とする画像形成装置。
(一般式(1)中、R1、R2、R3及びR4は、アルキル基を表し、X−は、モリブデン酸アニオンを表す。一般式(2)中、R5 +及びR6 +は、それぞれ独立に水素イオン、又はアンモニウムイオンを表し、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13及びR14は、水素原子を表す。)
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