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JP4812932B2 - カテーテル及びバルーンカテーテル - Google Patents

カテーテル及びバルーンカテーテル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカテーテルチューブ(またはガイドワイヤー用チューブ)に装着されるX線不透過の金属マーカーの取付形態及び金属マーカーの形態の改良に関し、例えば脳カテーテル、マイクロカテーテル等のカテーテルやあるいは経皮的冠状動脈血管形成術(PTCA)等に使用するバルーンカテーテルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
生体内へのカテーテルの挿入長の確認やカテーテル先端部の位置確認のため、例えば図9に示すようにX線不透過の金属マーカー63がカテーテルチューブ64に装着されて使用されている。これらの金属マーカー63は、白金、タングステン、イリジウム等の金属材料より構成され、長さが0.5から2.0mmで薄肉で管状の形態に形成されているため、柔軟性に乏しく、例えば図10に示すようにガイドワイヤーGWに通しながら屈曲した血管に挿入した場合、ガイドワイヤーGWにつかえて血管の屈曲部を速やかに通過できないという課題が指摘されていた。
また前記金属マーカー63は、カテーテルチューブ64に固定する際に、例えば図11(カテーテルチューブ64の断面図)に示すように瞬間接着剤S等によって、接着したり、あるいは図12(カテーテルチューブ64Aの断面図)に示すようスウェ−ジングマシンにより、カテーテルチューブ64Aをスウェ−ジングして凹部65を形成し、凹部65に金属マーカー63を固定している。
しかしながら、接着剤等による固定では、金属マーカー63とカテーテルチューブ64の間に、段差ができ、カテーテルの血管通過性を損なうことがある。
またスウェ−ジングによる固定では、金属マーカー63とカテーテルチューブ64Aの段差はなくなるが、カテーテルチューブ64Aの肉厚が凹部65で薄くなるので、カテーテルチューブ64Aの強度低下やスウェ−ジング加工時のピンホール等の発生が懸念されていた。
そこで本発明者らは以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の発明に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】
[1]本発明は、可とう性を有するカテーテルチューブ(4)と、金属マーカー(11)と、第1固定チューブ(12.1)及び第2固定チューブ(12.2)とを有し、
前記カテーテルチューブ(4)、前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、それぞれ管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有し、
前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、それぞれの側部方向の内径は、前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周に装着できる大きさを有し、
前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)を、前記カテーテルチューブ(4)の外周に装着し、
前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ(12.1)を装着し、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ(12.2)を装着し、
前記第1固定チューブ(12.1)は、第2端部から第1端部、すなわち前記カテーテルチューブ(4)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)を有し、
前記第2固定チューブ(12.2)は、第1端部から第2端部、すなわち、前記カテーテルチューブ(4)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)を有し、
前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に装着する以前においても、
管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有する形状を保持し、
側部方向の内径は、前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周に装着できる大きさの形状を保持し、かつ前記カテーテルチューブ(4)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)の形状及び前記カテーテルチューブ(4)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)の形状を保持し、
さらに前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に装着する途中の段階、及び装着後の段階においても、前記装着する以前の前記形状を保持しているものであり、
前記金属マーカー(11)の前記第1端部と前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部と前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、カテーテル(1)を提供する。
[2]本発明は、[1]に記載のカテーテル(1)の前記管状の金属マーカー(11)に代えて、コイル状のマーカー(13)を有し、
前記コイル状のマーカー(13)は、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有し、
前記コイル状のマーカー(13)は、金属線をコイル状に加工したものであり、
前記コイル状のマーカー(13)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)を、前記カテーテルチューブ(4)の外周に装着し、
前記コイル状のマーカー(13)の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ(12.1)を装着し、及び前記コイル状のマーカー(13)の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ(12.2)を装着し、
前記第1固定チューブ(12.1)は、第2端部から第1端部、すなわち前記カテーテルチューブ(4)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)を有し、
前記第2固定チューブ(12.2)は、第1端部から第2端部、すなわち、前記カテーテルチューブ(4)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)を有し、
前記コイル状のマーカー(13)の前記第1端部と前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周面、及び前記コイル状のマーカー(13)の前記第2端部と前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、カテーテル(1a)を提供する。
[3]本発明は、可とう性を有するガイドワイヤー用チューブ(4A、14)と、金属マーカー(11)と、第1固定チューブ(12.1)及び第2固定チューブ(12.2)とを有し、
前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)、前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、それぞれ管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有し、
前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、それぞれの側部方向の内径は、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周に装着できる大きさを有し、
前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)を、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の外周に装着し、
前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ(12.1)を装着し、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ(12.2)を装着し、
前記第1固定チューブ(12.1)は、第2端部から第1端部、すなわち前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)を有し、
前記第2固定チューブ(12.2)は、第1端部から第2端部、すなわち、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)を有し、
前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に装着する以前においても、
管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有する形状を保持し、
側部方向の内径は、前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周に装着できる大きさの形状を保持し、かつ前記カテーテルチューブ(4)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)の形状及び前記カテーテルチューブ(4)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)の形状を保持し、
さらに前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に装着する途中の段階、及び装着後の段階においても、前記装着する以前の前記形状を保持しているものであり、
前記金属マーカー(11)の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、バルーンカテーテル(1A、1B、1C)を提供する。
[4]本発明は、シャフト(2)とバルーン(5)とを有し、前記シャフト(2)と前記バルーン(5)は、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
前記長手方向の前方から後方に向けて、前記バルーン(5)、前記シャフト(2)の順に配置し、
前記シャフト(2)と前記バルーン(5)は、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
前記シャフト(2)は、可とう性の前方部(2F)と、剛性の基端部(2B)とを有し、
前記前方部(2F)と前記基端部(2B)は、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
前記前方部(2F)と前記基端部(2B)とは、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
前記前方部(2F)の近位端に、前記基端部(2B)の遠位端を装着し、
前記前方部(2F)の遠位端に、前記バルーン(5)の近位端を装着し、
前記シャフト(2)の前方部(2F)の内腔に、可とう性を有するガイドワイヤー用チューブ(4A)を配置し、当該ガイドワイヤー用チューブ(4A)は、内腔にガイドワイヤールーメン(6)を有し、
当該ガイドワイヤールーメン(6)は、先端開口部(9F)と、後端開口部(9B)とを有し、
前記先端開口部(9F)は、前記バルーン(5)の内腔を経て前記バルーン(5)の遠位端に配置され、
前記後端開口部(9B)は、前記前方部(2F)の内腔を経て当該前方部(2F)の側部に配置され、
前記前方部(2F)の内壁面と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A)の外壁面との間に形成される流体ルーメン(7)内に、補強体(3)を配置し、
当該補強体(3)は、長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
前記ガイドワイヤー用チューブ(4A)に、前記[3]に記載の前記金属マーカー(1
1)と、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)とを装着し、
前記金属マーカー(11)の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、バルーンカテーテル(1A、1B)を提供する。
[5]本発明は、シャフト(12A)とバルーン(15)とを有し、前記シャフト(12A)と前記バルーン(15)は、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
前記長手方向の前方から後方に向けて、前記バルーン(15)、前記シャフト(12A)の順に配置し、
前記シャフト(12A)と前記バルーン(15)は、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
前記シャフト(12A)は、長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
前記シャフト(12A)の内腔に、可とう性を有するガイドワイヤー用チューブ(14)を配置し、当該ガイドワイヤー用チューブ(14)は、内腔にガイドワイヤールーメン(16)を有し、
当該ガイドワイヤールーメン(16)は、先端開口部(19F)と、後端開口部(19B)とを有し、
前記先端開口部(19F)は、前記バルーン(15)の内腔を経て前記バルーン(15)の遠位端に配置され、
前記後端開口部(19B)は、前記シャフト(12A)の内腔を経て、当該シャフト(12A)の近位端に装着されたコネクタ(18)の近位端に配置され、
前記ガイドワイヤー用チューブ(14)に、前記[3]に記載の前記金属マーカー(1
1)と、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)とを装着し、
前記金属マーカー(11)の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(14)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(14)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、バルーンカテーテル(1C)を提供する。
[6]本発明は、前記管状の金属マーカー(11)に代えて、コイル状のマーカー(13)を装着した[3]から[5]のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル(1A、1B、1C)を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のカテーテル1の概略図で、図2は図1のA―A断面図である。本発明のカテーテル1は、カテーテルチューブ4の外周に金属マーカー11を装着するとともに、該金属マーカー11の両側に外周がテーパーに形成された一対の第1固定チューブ12.1と第2固定チューブ12.2とを装着し、前記金属マーカー11と前記第1固定チューブ12.1と第2固定チューブ12.2との間に、段差が生じないように形成している。
さらに詳述すれば、本発明のカテーテル1は、カテーテルチューブ4と、金属マーカー11と、第1固定チューブ12.1及び第2固定チューブ12.2とを有する。
前記カテーテルチューブ4、前記金属マーカー11、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2は、それぞれ管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有する。
金属マーカー11、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2は、それぞれの側部方向の内径は、前記カテーテルチューブ4の側部方向の外周に装着できる大きさを有する。
前記金属マーカー11、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2を、前記カテーテルチューブ4の外周に装着している。
前記金属マーカー11の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ12.1を装着し、及び前記金属マーカー11の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ12.2を装着している。
前記第1固定チューブ12.1は、第2端部から第1端部、すなわち前記カテーテルチューブ4の第1端部に向けて下るテーパー部12.1Tを有し、前記第2固定チューブ12.2は、第1端部から第2端部、すなわち、前記カテーテルチューブ4の第2端部に向けて下るテーパー部12.2Tを有している。
前記金属マーカー11の前記第1端部と前記カテーテルチューブ4の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー11の前記第2端部と前記カテーテルチューブ4の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成している。
本発明で「金属マーカー11」とは、白金、タングステン、イリジウム等の金属材料より構成され、長さが0.5から3.0mmで薄肉で管状の形態のものやコイル状の形態も含む。本発明で、「固定チューブ12」とは、管状で、その外周は、金属マーカー11側の端部からこれと反対側のカテーテルチューブ4の外周方向へ向けて、なだらかなテーパーに形成されている。このため金属マーカー11とこれの両側に配置された固定チューブ12の間並びに固定チューブ12とカテーテルチューブ4の間には、段差がなく、血管への通過性を損なうことがない。
さらに補足すれば、第1固定チューブ12.1及び第2固定チューブ12.2は、金属マーカー11の第1端部の近傍及び金属マーカー1の第2端部の近傍に装着する以前においても、管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有する形状を保持している。
側部方向の内径は、カテーテルチューブ4の側部方向の外周に装着できる大きさの形状を保持し、かつ前記カテーテルチューブ4の第1端部に向けて下るテーパー部12.1Tの形状及びカテーテルチューブ4の第2端部に向けて下るテーパー部12.2Tの形状を保持している。
さらに金属マーカー11の第1端部の近傍及び金属マーカー11の第2端部の近傍に装着する途中の段階、及び装着後の段階においても、前記装着する以前の前記形状を保持している。
【0005】
図3は図1のカテーテルのその他の実施例を示す拡大図で、図4は図3の使用状態図である。
本発明のカテーテル1aではカテーテルチューブ4の外周にコイル状のマーカー13を装着している。
すなわちコイル状のマーカー13は、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有している。
コイル状のマーカー13は、金属線をコイル状に加工したものであり、コイル状のマーカー13、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2を、前記カテーテルチューブ4の外周に装着している。
コイル状のマーカー13の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ12.1を装着し、及び前記コイル状のマーカー13の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ12.2を装着している。
前記第1固定チューブ12.1は、第2端部から第1端部、すなわち前記カテーテルチューブ4の第1端部に向けて下るテーパー部12.1Tを有し、前記第2固定チューブ12.2は、第1端部から第2端部、すなわち、前記カテーテルチューブ4の第2端部に向けて下るテーパー部12.2Tを有している。
前記コイル状のマーカー13の前記第1端部と前記カテーテルチューブ4の側部方向の外周面、及び前記コイル状のマーカー13の前記第2端部と前記カテーテルチューブ4の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成している。
本発明で「コイル状のマーカー13」とは、線径10μmから300μmの例えば白金、タングステン、イリジウム等の金属材料からなる線径10μmから300μmの金属線をコイル状に加工したもので、コイルの形状は、カテーテルチューブ4の外径に合わせて加工することができる。本発明のカテーテル1aは、図4に示すように、コイル状のマーカー13自体が柔軟に屈曲することで、ガイドワイヤーGWに通しながら血管の屈曲部にカテーテルチューブ4を挿入しても、コイル状のマーカー13が容易に変形するので、血管の屈曲部に止まることなく、速やかに通過することができる。
以上説明したカテーテル1、1aの金属マーカー11(コイル状のマーカ13を含む)を装着したカテーテルチューブ4は、以下に説明するバルーンカテーテル1A、1B、1Cのガイドワイヤー用チューブ4Aに、置き換えて使用することができる。すなわちガイドワイヤー用チューブ4Aの外周に前記金属マーカー11(コイル状のマーカー13も含む)と前記固定チューブ12を装着する。
前記金属マーカー11(コイル状のマーカー13)と固定チューブ12のカテーテルチューブ4、ガイドワイヤー用チューブ4Aへの装着位置は、カテーテルチューブ4、ガイドワイヤー用チューブ4Aの外周であれば、同チューブ4、4Aの中間、先端、後端のいずれの位置でも良い。後述するバルーンカテーテル1A、1B、1Cのガイドワイヤー用チューブ4A、14へ装着する場合は、バルーン5(15)内もしくはその先端または前方部2F(シャフト12Aの前方部)内のいずれの位置でも良い。
【0006】
図5〜図6は本発明のバルーンカテーテル(1A、1B)の一例を示す概略図(断面図)、図7は本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略図、図8は図7のB付近の断面図である。
バルーンカテーテル(1A、1B、1C)は、ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)と、金属マーカー11と、第1固定チューブ12.1及び第2固定チューブ12.2とを有している。
前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)、前記金属マーカー11、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2は、それぞれ管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有している。
前記金属マーカー11、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2は、それぞれの側部方向の内径は、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周に装着できる大きさを有している。
前記金属マーカー11、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2を、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の外周に装着している。
前記金属マーカー11の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ12.1を装着し、及び前記金属マーカー11の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ12.2を装着している。
前記第1固定チューブ12.1は、第2端部から第1端部、すなわち前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の第1端部に向けて下るテーパー部12.1Tを有し、前記第2固定チューブ12.2は、第1端部から第2端部、すなわち、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の第2端部に向けて下るテーパー部12.2Tを有している。
前記金属マーカー11の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー11の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成している。
図5はいわゆるラピッドエクスチェンジタイプといわれる本発明のバルーンカテーテル1Aの一例を示す概略図(断面図、なお、コネクタ8付近の断面図は前方部2F付近の断面図より縮小化して記載されている)である。本発明のバルーンカテーテル1Aはシャフト2の先端にバルーン5を装着し、シャフト2は少なくとも可とう性の前方部2F(合成樹脂管ともいう)と少なくとも剛性の基端部2B(シャフトパイプまたは金属管ともいう)より構成されている。
さらに詳述すれば、シャフト2とバルーン5とを有し、前記シャフト2と前記バルーン5は、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有する。
前記長手方向の前方から後方に向けて、前記バルーン5、前記シャフト2の順に配置し、前記シャフト2と前記バルーン5は、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有する。
前記シャフト2は、可とう性の前方部2Fと、剛性の基端部2Bとを有し、前記前方部2Fと前記基端部2Bは、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有する。
前記前方部2Fと前記基端部2Bとは、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、前記前方部2Fの近位端に、前記基端部2Bの遠位端を装着し、前記前方部2Fの遠位端に、前記バルーン5の近位端を装着している。
前記シャフト2の前方部2Fの内腔に、ガイドワイヤー用チューブ4Aを配置し、当該ガイドワイヤー用チューブ4Aは、内腔にガイドワイヤールーメン6を有し、当該ガイドワイヤールーメン6は、先端開口部9Fと、後端開口部9Bとを有する。
前記先端開口部9Fは、前記バルーン5の内腔を経て前記バルーン5の遠位端に配置され、前記後端開口部9Bは、前記前方部2Fの内腔を経て当該前方部2Fの側部に配置されている。
前記前方部2Fの内壁面と前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの外壁面との間に形成される流体ルーメン7内に、補強体3を配置している。
当該補強体3は、長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有する。
前記ガイドワイヤー用チューブ4Aに、前記金属マーカー11と、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2とを装着している。
前記金属マーカー11の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部方向の外周面、及び前記金属マーカー11の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成している。
さらに前記剛性の基端部2Bの先端に細径部2Sが形成されている。細径部2Sは、さらに詳述すると、例えば図5に示すように、前記剛性の基端部2Bの先端にスリット2SLを形成しかつテーパー状の第一の細径部2S1(基端部2Bより細径に形成されている)を介して第二の細径部2S2(第一の細径部2S1より細径に形成されている)を一体成形ないし接続することにより形成される。前記剛性の基端部2Bは、例えば金属製シャフトパイプを延伸し(シャフトパイプの先端内径を補強体3の基端部3Bの外径と実質的に同一となるまで延伸する)、さらにシャフトパイプの径を細くし、さらに造影剤が注入できる程度のスリット2SLを形成することにより製造する。
【0007】
またシャフト2内に先端と後端にそれぞれ開口部9F、9Bを形成しかつガイドワイヤールーメン6を有するガイドワイヤー用チューブ4Aを前記前方部2Fの側面からバルーン5内を経てバルーン5の先端に至るまで配置している。さらに前記前方部2F内及びガイドワイヤー用チューブ4A外周の間に形成される流体ルーメン7内に補強体3の前方部3Fを配置する(シャフト2への開口部9Bの形成位置により前方部3Fと中間部3Mも配置されることがある)とともに前記補強体3の基端部3Bを前記基端部2Bの細径部に直接接着することなく固定している。さらに詳述すれば前記剛性の基端部2Bの先端にスリット2SLを形成した第一の細径部2S1に連続して形成される第二の細径部2S2に、前記補強体3の基端部3Bを直接接着することなく固定している。
【0008】
本発明の図5に記載のバルーンカテーテル1で前記「固定」とは前記補強体3の基端部3Bを前記細径部(第二の細径部2S2)に直接溶接等により接着しないで、単に圧入等により挿着またはこれらと実質的に同等の固定手段を意味する。本発明で、細径部2Sとは、前記図5に示した第一の細径部2S1(基端部2Bより細径に形成されている)と第二の細径部2S2(第一の細径部2S1より細径に形成されている)の形態に限定されず、要するに前記補強体3の基端部3Bを直接溶接等により接着しないで、単に圧入等により挿着またはこれらと実質的に同等の固定手段により固定できる形態であれば何でも良い。
また本発明で補強体3の前方部3Fは前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部(外壁面)及び前方部2Fの側部(内壁面)の間に固定される。本発明の図5に記載のバルーンカテーテル1Aで、前記「固定」とは、図5のように補強体3の前方部3Fの側部をガイドワイヤー用チューブ4Aの側部(外壁面)及び/又は前方部2Fの側部(内壁面)に直接又はこれらの間に、溶着または接着剤等により固定すること、もしくはこれらの間に圧入して固定すること(挟持すること)を意味する。
【0009】
本発明に使用される補強体3としては、例えば図5に示すように基端部3Bから先端部3F方向へ向けて先細りテーパー状に形成されたコアワイヤーが使用されるが、これらのコアワイヤーと実質的に同様の機能を果たすものであれば、何でも使用することができる。
【0010】
本発明で前記可とう性の前方部2Fの構成材料は、例えばポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエチレン、ポリイミド、PET等の合成樹脂を使用することができる。
本発明で前記剛性の基端部2Bの構成材料は、例えばステンレス、Ni−Ti、Cu−Mn−Al系合金等の金属を使用することができる。前記可とう性の前方部2Fと剛性の基端部2Bは、例えば接着剤、ヒートシール等の手段により接続することができる。
また剛性の基端部2Bの後方部はコネクタ8前方の管状体8a内に配置され、管状体8aの内周と剛性の基端部2Bの外周の間に接着剤10を充填することにより固定されている。あるいは剛性の基端部2Bの後方部とコネクタ8はインサート成形により固定することができる。コネクタ8後方の管状体8bの後端にはバルーンの拡張用流体を導入するための開口部8Bが形成されている。
【0011】
本発明の図5に記載のバルーンカテーテル1Aは前記補強体3の基端部3Bをシャフト2の前記基端部2Bをシャフト2の前記基端部2Bの細径部2Sに直接接着することなく固定するので、剛性の基端部2Bに溶接不可能な補強体3でも容易に固定することができる。
また造影剤をシャフト2の基端部2Bのスリット2SLから流入させることができるので、バルーン5を膨張させたり、萎ませるまでの時間を容易に調整することができる。
補強体3を後からシャフト2の基端部2B(シャフトパイプ)に接続できるため、前記補強体3の前方部3Fを、シャフト2の前方部2F(合成樹脂管)のガイドワイヤー用チューブの開口部9Bの前後付近の間に固定することができる。
シャフト2の基端部2B(シャフトパイプ)からのプッシャビリティとトラッカビリティが、単に基端部2B(シャフトパイプ)から前方部2F(合成樹脂管)に伝達されるだけでなく、補強体3からも前方部2F(合成樹脂管)に伝達されるので、バルーン5の挿入を容易に行うことができる。
【0012】
また本発明のラピッドエクスチェンジタイプのバルーンカテーテルは図5に記載した形態のバルーンカテーテル1Aの他に、図6(特願2000−216873号の図2に記載)に記載した形態のバルーンカテーテル1Bも含む。
バルーンカテーテル1Bも図5のバルーンカテーテル1Aと同様に、ガイドワイヤー用チューブ4Aを有し、当該ガイドワイヤー用チューブ4Aに、前記金属マーカー11と、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2とを装着している。
前記金属マーカー11の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部方向の外周面、及び前記金属マーカー11の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成している。
すなわち、図5のバルーンカテーテル1Aと異なる点として、バルーンカテーテル1Bは前方部2Fの基端部から途中に至るまで基端部2Bが延設され、前記前方部2F内に補強体3が配置されている。補強体3の基端部は基端部2Bの前方内壁面内にヒートシールまたは接着剤等により接続されている。また補強体3の基端部を前記基端部2Bの前方内壁面内に直接接着することなく、該補強体3の前方部と略中腹部の側部を前記ガイドワイヤー用チューブ4Aの側部(外壁面)及び前方部2Fの側部(内壁面)にヒートシールまたは接着剤等により接着しても良い。補強体3は基端部から先端部方向へ向けて先細りテーパー状に形成されたコアワイヤーが使用されるが、これらのコアワイヤーと実質的に同様の機能を果たすものであれば、何でも使用することができる。
本発明で「ガイドワイヤー用チューブ4A」とは、ガイドワイヤーGWを通すチューブを全て含み、本発明で前記「ガイドワイヤー用チューブ4A」を有する「バルーンカテーテル」とは、図5、図6に示したいわゆるラピッドエクスチェンジタイプといわれるバルーンカテーテル1A、1Bの他に、図7(図8は図7のB付近の断面図)に記載のいわゆるオーバーザワイヤータイプといわれるバルーンカテーテル1C(特願2000−216873号の図3ないし図4に記載)も含む。
すなわちバルーンカテーテル1Cは、ガイドワイヤー用チューブ14をバルーン15の先端からバルーン15内、可とう性のシャフト12A内を経てコネクタ18後端の開口部18Bに至るまで配置し、ガイドワイヤーを開口部19Fから挿入しシャフト12内を経て開口部19Bから排出するように形成されている。シャフト12内にはコネクタ18側部の開口部18Sとバルーン15内に連通する流体ルーメン17が形成されている。
さらに詳述すれば、バルーンカテーテル1Cは、シャフト12Aとバルーン15とを有し、前記シャフト12Aと前記バルーン15は、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有する。
前記長手方向の前方から後方に向けて、前記バルーン15、前記シャフト12Aの順に配置し、前記シャフト12Aと前記バルーン15は、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有する。
前記シャフト12Aは、長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有する。
前記シャフト12Aの内腔に、ガイドワイヤー用チューブ14を配置し、当該ガイドワイヤー用チューブ14は、内腔にガイドワイヤールーメン16を有する。
当該ガイドワイヤールーメン16は、先端開口部19Fと、後端開口部19Bとを有する。
前記先端開口部19Fは、前記バルーン15の内腔を経て前記バルーン15の遠位端に配置され、前記後端開口部19Bは、前記シャフト12Aの内腔を経て、当該シャフト12Aの近位端(後端)に装着されたコネクタ18の近位端に配置される。
前記ガイドワイヤー用チューブ14に、前記金属マーカー11と、前記第1固定チューブ12.1及び前記第2固定チューブ12.2とを装着している。
前記金属マーカー11の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ14の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー11の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ14の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成している。
【0013】
【発明の作用効果】
本発明のカテーテル1、1a及びバルーンカテーテル1A、1B、1Cは、
〈1〉カテーテルチューブ4ガイドワイヤー用チューブ4A、14の肉厚を薄くすることなくかつ、管状の金属マーカー11(コイル状のマーカー13)とカテーテルチューブ4ガイドワイヤー用チューブ4A、14)との間の段差をなくすことができる、さらに詳述すれば管状の金属マーカー11(コイル状のマーカー13)の第1端部(第2端部)とカテーテルチューブ4(ガイドワイヤー用チューブ4A、14)の側部方向の外周面との間の段差をなくすことができるため、カテーテルチューブ4ガイドワイヤー用チューブ4A、14の強度を低下させることがない。
〈2〉血管通過性もスエージング加工のものと同じ効果を維持できる。
〈3〉さらに(管状の金属マーカー11にかえて)コイル状のマーカー13を採用することにより、コイル状のマーカー13自体が柔軟に屈曲することで、ガイドワイヤーGWに通しながら血管の屈曲部にカテーテルチューブ4ガイドワイヤー用チューブ4A、14を挿入しても、コイル状のマーカー13が容易に変形するので、血管の屈曲部に止まることなく、速やかに通過することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカテーテルの概略図
【図2】図1のA―A断面図
【図3】図1のカテーテルのその他の実施例を示す拡大図
【図4】図3の使用状態図
【図5】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略図(断面図)
【図6】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略図(断面図)
【図7】本発明のバルーンカテーテルの一例を示す概略図
【図8】図7のB付近の断面図
【図9】従来のガイドワイヤー用チューブの拡大図
【図10】図9の使用状態図
【図11】従来のカテーテルチューブの断面図
【図12】従来のカテーテルチューブの断面図
【符号の説明】
1、1a カテーテル
1A バルーンカテーテル
1B バルーンカテーテル
1C バルーンカテーテル
2、12A シャフト
2F 前方部
2B 基端部
2S 細径部
2S1 第一の細径部
2S2 第二の細径部
2SL スリット
3 補強体
3F 前方部
3M 中間部
3B 基端部
4 カテーテルチューブ
4A、14 ガイドワイヤー用チューブ
5、15 バルーン
6、16 ガイドワイヤールーメン
7、17 流体ルーメン
8、18 コネクタ
8B、18B、18S、19B 開口部(コネクタ)
8a、8b 管状体
9F、9B、19F 開口部(ガイドワイヤー用チューブ)
10 接着剤
11 金属マーカー
12.1 第1固定チューブ
12.2 第2固定チューブ
12.1T テーパー部(第2端部側から第1端部側に向けて下る)
12.2T テーパー部(第1端部側から第2端部側に向けて下る)
13 コイル状のマーカー

Claims (6)

  1. 可とう性を有するカテーテルチューブ(4)と、金属マーカー(11)と、第1固定チューブ(12.1)及び第2固定チューブ(12.2)とを有し、
    前記カテーテルチューブ(4)、前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、それぞれ管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有し、
    前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、それぞれの側部方向の内径は、前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周に装着できる大きさを有し、
    前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)を、前記カテーテルチューブ(4)の外周に装着し、
    前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ(12.1)を装着し、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ(12.2)を装着し、
    前記第1固定チューブ(12.1)は、第2端部から第1端部、すなわち前記カテーテルチューブ(4)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)を有し、
    前記第2固定チューブ(12.2)は、第1端部から第2端部、すなわち、前記カテーテルチューブ(4)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)を有し、
    前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に装着する以前においても、
    管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有する形状を保持し、
    側部方向の内径は、前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周に装着できる大きさの形状を保持し、かつ前記カテーテルチューブ(4)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)の形状及び前記カテーテルチューブ(4)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)の形状を保持し、
    さらに前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に装着する途中の段階、及び装着後の段階においても、前記装着する以前の前記形状を保持しているものであり、
    前記金属マーカー(11)の前記第1端部と前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部と前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、ことを特徴とするカテーテル(1)。
  2. 請求項1に記載のカテーテル(1)の前記管状の金属マーカー(11)に代えて、コイル状のマーカー(13)を有し、
    前記コイル状のマーカー(13)は、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有し、
    前記コイル状のマーカー(13)は、金属線をコイル状に加工したものであり、
    前記コイル状のマーカー(13)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)を、前記カテーテルチューブ(4)の外周に装着し、
    前記コイル状のマーカー(13)の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ(12.1)を装着し、及び前記コイル状のマーカー(13)の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ(12.2)を装着し、
    前記第1固定チューブ(12.1)は、第2端部から第1端部、すなわち前記カテーテルチューブ(4)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)を有し、
    前記第2固定チューブ(12.2)は、第1端部から第2端部、すなわち、前記カテーテルチューブ(4)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)を有し、
    前記コイル状のマーカー(13)の前記第1端部と前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周面、及び前記コイル状のマーカー(13)の前記第2端部と前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、ことを特徴とするカテーテル(1a)。
  3. 可とう性を有するガイドワイヤー用チューブ(4A、14)と、金属マーカー(11)と、第1固定チューブ(12.1)及び第2固定チューブ(12.2)とを有し、
    前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)、前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、それぞれ管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有し、
    前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、それぞれの側部方向の内径は、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周に装着できる大きさを有し、
    前記金属マーカー(11)、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)を、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の外周に装着し、
    前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍に第1固定チューブ(12.1)を装着し、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に第2固定チューブ(12.2)を装着し、
    前記第1固定チューブ(12.1)は、第2端部から第1端部、すなわち前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)を有し、
    前記第2固定チューブ(12.2)は、第1端部から第2端部、すなわち、前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)を有し、
    前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)は、前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に装着する以前においても、
    管状で、長さ方向と、当該長さ方向に略垂直に交差する側部方向と、前記長さ方向に第1端部と第2端部とを有する形状を保持し、
    側部方向の内径は、前記カテーテルチューブ(4)の側部方向の外周に装着できる大きさの形状を保持し、かつ前記カテーテルチューブ(4)の第1端部に向けて下るテーパー部(12.1T)の形状及び前記カテーテルチューブ(4)の第2端部に向けて下るテーパー部(12.2T)の形状を保持し、
    さらに前記金属マーカー(11)の前記第1端部の近傍及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部の近傍に装着する途中の段階、及び装着後の段階においても、前記装着する以前の前記形状を保持しているものであり、
    前記金属マーカー(11)の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A、14)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、ことを特徴とするバルーンカテーテル(1A、1B、1C)。
  4. シャフト(2)とバルーン(5)とを有し、前記シャフト(2)と前記バルーン(5)は、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
    前記長手方向の前方から後方に向けて、前記バルーン(5)、前記シャフト(2)の順に配置し、
    前記シャフト(2)と前記バルーン(5)は、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
    前記シャフト(2)は、可とう性の前方部(2F)と、剛性の基端部(2B)とを有し、
    前記前方部(2F)と前記基端部(2B)は、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
    前記前方部(2F)と前記基端部(2B)とは、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
    前記前方部(2F)の近位端に、前記基端部(2B)の遠位端を装着し、
    前記前方部(2F)の遠位端に、前記バルーン(5)の近位端を装着し、
    前記シャフト(2)の前方部(2F)の内腔に、可とう性を有するガイドワイヤー用チューブ(4A)を配置し、当該ガイドワイヤー用チューブ(4A)は、内腔にガイドワイヤールーメン(6)を有し、
    当該ガイドワイヤールーメン(6)は、先端開口部(9F)と、後端開口部(9B)とを有し、
    前記先端開口部(9F)は、前記バルーン(5)の内腔を経て前記バルーン(5)の遠位端に配置され、
    前記後端開口部(9B)は、前記前方部(2F)の内腔を経て当該前方部(2F)の側部に配置され、
    前記前方部(2F)の内壁面と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A)の外壁面との間に形成される流体ルーメン(7)内に、補強体(3)を配置し、
    当該補強体(3)は、長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
    前記ガイドワイヤー用チューブ(4A)に、前記請求項3に記載の前記金属マーカー(11)と、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)とを装着し、
    前記金属マーカー(11)の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(4A)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、ことを特徴とするバルーンカテーテル(1A、1B)。
  5. シャフト(12A)とバルーン(15)とを有し、前記シャフト(12A)と前記バルーン(15)は、それぞれ長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
    前記長手方向の前方から後方に向けて、前記バルーン(15)、前記シャフト(12A)の順に配置し、
    前記シャフト(12A)と前記バルーン(15)は、それぞれ前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
    前記シャフト(12A)は、長手方向と、当該長手方向と略垂直に交わる側部方向とを有し、
    前記長手方向の前方側に遠位端を有し、かつ前記長手方向の後方側に近位端を有し、
    前記シャフト(12A)の内腔に、可とう性を有するガイドワイヤー用チューブ(14)を配置し、当該ガイドワイヤー用チューブ(14)は、内腔にガイドワイヤールーメン(16)を有し、
    当該ガイドワイヤールーメン(16)は、先端開口部(19F)と、後端開口部(19B)とを有し、
    前記先端開口部(19F)は、前記バルーン(15)の内腔を経て前記バルーン(15)の遠位端に配置され、
    前記後端開口部(19B)は、前記シャフト(12A)の内腔を経て、当該シャフト(12A)の近位端に装着されたコネクタ(18)の近位端に配置され、
    前記ガイドワイヤー用チューブ(14)に、前記請求項3に記載の前記金属マーカー(11)と、前記第1固定チューブ(12.1)及び前記第2固定チューブ(12.2)とを装着し、
    前記金属マーカー(11)の前記第1端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(14)の側部方向の外周面、及び前記金属マーカー(11)の前記第2端部と前記ガイドワイヤー用チューブ(14)の側部方向の外周面との間に、段差が生じないように形成した、ことを特徴とするバルーンカテーテル(1C)。
  6. 前記管状の金属マーカー(11)に代えて、コイル状のマーカー(13)を装着したことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル(1A、1B、1C)。
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