JP4894002B2 - 移動体検知装置及び移動体検知システム - Google Patents
移動体検知装置及び移動体検知システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4894002B2 JP4894002B2 JP2007062645A JP2007062645A JP4894002B2 JP 4894002 B2 JP4894002 B2 JP 4894002B2 JP 2007062645 A JP2007062645 A JP 2007062645A JP 2007062645 A JP2007062645 A JP 2007062645A JP 4894002 B2 JP4894002 B2 JP 4894002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- standard deviation
- bed
- area
- detected
- body detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims description 45
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims description 51
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 24
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 7
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 2
- 230000036962 time dependent Effects 0.000 claims 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
しかし、ベッド脇やベッド上にマットを設置するマットセンサでは誤検知が多く、被検知者の睡眠に影響を及ぼしたり、介護者にとってもセンサに触れないようにするのなどの注意が必要である。クリップを付ける方法も、被検知者に負担を掛けるため、被検知者が取り外してしまう可能性がある。
しかしながら、この焦電センサを用いて検知を行う場合、ノイズを廃して被検知者から発する赤外線だけでその体動を判断するのは必ずしも容易ではなく誤認の可能性がある。
しかし、この離床検知装置では、病院のベッドのように複数の患者や介護者が出入りする場所では、ベッド内にいる患者とベッド付近にいる人の動きを区別できずに誤検知したり、起き上がりやベッドに腰掛けている場合なども離床と検知する可能性がある。
請求項2の発明は、請求項1に記載された移動体検知装置において、前記撮像画像の監視領域を複数の領域に分割する手段は、ベッド領域とベッド外領域に分割し、前記被検知体の動作は被検知者の離床であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された移動体検知装置と、撮像カメラと、前記移動体検知装置で異常を検知したときに警報を発生する警報手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、被検知体の動作を分割した領域毎の階調の変化により検知し、その際、とくに検知のためのパラメータとして各領域毎の階調の標準偏差の経時的な変化量の標準偏差(ここでは、時間的標準偏差という)を採用した。また、時間的標準偏差を閾値を基準に各領域毎に2値化したパターンを形成し、このパターンの時間的変化で被検知体の動作を判断する。これにより被検知体の連続する小さな継続的な動きには左右されることがなく、監視領域における被検知体の大きな断続的な動きが発生したときのみ、これを確実に検知する。
図1は、本発明の移動体検知システムの1実施形態の構成を概略的に示すブロック図である。
本離床検知システムは、図示のように移動体検知装置1と、監視カメラ2と、メモリ4と、警報発報部5とからなっている。
移動体検知装置1は、監視カメラで撮像した画像を処理する画像処理部3と、上記システム全体を制御する制御部6とからなっている。
メモリ4は、監視カメラ2で撮像した画像を保存しておく画像メモリである。
警報発報部5は、被検知者が例えば離床したときに、制御部6の指示により可視又は可聴の警報を発生させる。
制御部6は、CPU61、RAM62、ROM63からなるマイクロコンピュータからなり、監視カメラ2に撮像の指示をしたり、画像処理部3に監視カメラ2で撮像した画像の処理を指示するなど、本離床検知システム全体の制御を行う。
ROM63には、本離床検知システムを実行するためのプログラムなどが格納されており、RAM62にはCPU61の処理に必要なデータを一時的に格納したり、或いは後述する各標準偏差値毎の変化量の標準偏差の閾値や、被検知体の移動や動きに伴う前記標準偏差値の変化量の標準偏差が所定の閾値を越えるか否で2値化して各領域毎にパターンを形成し、そのパターンの時系列的な変動と、被検知体の実際の動作とを関連付けたテーブルを格納しておく。
本実施形態では、まず監視領域を設定されたベッド領域とベッド外領域にしたがって、撮影画像から各領域の画素当たりの明るさを示す輝度値を検知する。
ここで、各領域の輝度の分散、及び分散値の時間的変化は以下の式1ないし4により求める。
例えば、ベッド領域内において絶えず動きがあると、その領域の標準偏差σは、図2Aの曲線Aに示すように絶えず変化し大きくなる。
しかし、この変化を上記時間的標準偏差σtでみると、その動きが継続的なものであれば、ベッド領域内の動きが継続しても、それ以上に大きい変化が生じない場合は、同図2Aの曲線Bで示すようにやがて一定値に収束していく。
なお、ベッド領域が明るい安定した状態から真っ暗な状態に変化する(例えば消灯がこれに当たる)照明変化では、当該領域における輝度が一様に変化するため、その輝度の標準偏差σは大きくならない。
図3は、監視領域を説明するための図であり、図3Aはベッドと監視カメラの取り付け位置の関係を示す側面図であり、図3Bは監視領域を説明するための平面図である。
即ち、ベッドに臥床する人の頭上に監視カメラが設置されており、このカメラは、その撮像範囲にベッドを含むその周りの領域が入るように、レンズが斜め下方に向けられている。図3Bに示すように、撮像領域としてベッド領域とベッド外領域とが設定されており、ここではベッドの一方は壁に接している。
即ちベッド領域の時間的標準偏差σt1が閾値(TH)よりも大きく、かつベッド外領域の時間的標準偏差σt2が閾値(TH)よりも小さい場合、即ち、その二値化したパターンがσt1=1、σt2=0であれば、被検知者の動きはベッド領域内に止まることが明らかであるから、その直前の時間的標準偏差のパターンが、例えばベッド領域の時間的標準偏差σt1が閾値(TH)よりも小さく、かつベッド外領域の時間的標準偏差σt2が閾値(TH)よりも小さい場合であれば、即ちその二値化したパターンがσt1=0、σt2=0であれば、制御部6のCPU61は、例えば、RAM62内に格納された対照テーブルを参照して、被検知者はベッドで就寝の状態又は横臥している状態から、起床や寝返り等の変化が起きたと判断する。この状態は図中では、状態1から2の変化である。
Claims (3)
- 監視カメラの撮像画像の監視領域を複数の領域に分割する手段と、分割領域内の階調値を抽出する手段と、抽出した階調値の標準偏差値を求める手段と、取得した各標準偏差値毎の時間的変化量の標準偏差値を取得する手段と、得られた前記時間的変化量の標準偏差値に基づき当該領域における被検知体の動作を検知する手段、とを有する移動体検知装置であって、
前記被検知体の動作を検知する手段は、前記時間的変化量の標準偏差値と所定の閾値とを比較し、前記時間的変化量の標準偏差値を前記閾値で2値化したパターンを作成し、前記パターンの経時的変化に基づき被検知体の動作を検知することを特徴とする移動体検知装置。 - 請求項1に記載された移動体検知装置において、
前記撮像画像の監視領域を複数の領域に分割する手段は、ベッド領域とベッド外領域に分割し、前記被検知体の動作は被検知者の離床であることを特徴とする移動体検知装置。 - 請求項1又は2に記載された移動体検知装置と、撮像カメラと、前記移動体検知装置で異常を検知したときに警報を発生する警報手段を有することを特徴とする移動体検知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007062645A JP4894002B2 (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | 移動体検知装置及び移動体検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007062645A JP4894002B2 (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | 移動体検知装置及び移動体検知システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008224396A JP2008224396A (ja) | 2008-09-25 |
JP4894002B2 true JP4894002B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=39843206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007062645A Active JP4894002B2 (ja) | 2007-03-12 | 2007-03-12 | 移動体検知装置及び移動体検知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4894002B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5799219B2 (ja) | 2011-03-17 | 2015-10-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 物体検出装置 |
JP2015139550A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | シャープ株式会社 | 離床判定装置および離床判定方法 |
JP6303779B2 (ja) * | 2014-04-30 | 2018-04-04 | 富士通株式会社 | 見守り装置、プログラム及び見守り方法 |
JP6361394B2 (ja) * | 2014-09-16 | 2018-07-25 | 沖電気工業株式会社 | 状態判定装置及びプログラム |
TWI668665B (zh) * | 2017-11-15 | 2019-08-11 | 合盈光電科技股份有限公司 | Health care monitoring system |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4590745B2 (ja) * | 2001-01-31 | 2010-12-01 | パナソニック電工株式会社 | 画像処理装置 |
JP4189229B2 (ja) * | 2003-02-05 | 2008-12-03 | 住友大阪セメント株式会社 | 動き検出装置 |
JP2006136666A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Asahi Kasei Corp | 体動認識装置、体動認識方法、及び、プログラム |
-
2007
- 2007-03-12 JP JP2007062645A patent/JP4894002B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008224396A (ja) | 2008-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3941227B2 (ja) | 異常監視装置 | |
EP3170125B1 (en) | Occupancy detection | |
JP6137425B2 (ja) | 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム | |
JP6150207B2 (ja) | 監視システム | |
JP2019020993A (ja) | 見守り支援システム及びその制御方法 | |
US11116423B2 (en) | Patient monitoring system and method | |
JP4894002B2 (ja) | 移動体検知装置及び移動体検知システム | |
JP6822328B2 (ja) | 見守り支援システム及びその制御方法 | |
US10410062B2 (en) | Systems and methods for occupancy monitoring | |
JP2752335B2 (ja) | 病室内患者監視装置 | |
KR101712191B1 (ko) | 환자 낙상예방 모니터링 장치 | |
JPH1199140A (ja) | 就寝状態異常検知装置 | |
JP7120238B2 (ja) | 発報制御システム、検知ユニット、ケアサポートシステムおよび発報制御方法 | |
CN113366529A (zh) | 护理记录装置、护理记录系统、护理记录程序及护理记录方法 | |
WO2018047795A1 (ja) | 見守りシステム、見守り装置、見守り方法、および見守りプログラム | |
US20190012546A1 (en) | Occupancy detection | |
JP6822326B2 (ja) | 見守り支援システム及びその制御方法 | |
US20190318600A1 (en) | Monitoring assistance system, control method thereof, and program | |
JP2007072964A (ja) | 離床予測自動感知通報方法と同自動感知通報システム | |
JP6870514B2 (ja) | 見守り支援システム及びその制御方法 | |
JP2017018455A (ja) | 状態検出装置及び状態検出方法 | |
JP6729512B2 (ja) | 見守り支援システム及びその制御方法 | |
JP6635074B2 (ja) | 見守り支援システム及びその制御方法 | |
JP2023051147A (ja) | ナースコールシステム、および状態判断システム | |
JP2023149583A (ja) | 動作状態表示システム、及び、ナースコールシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110912 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111125 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111208 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4894002 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150106 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |