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JP4891662B2 - マンモグラフィ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トモシンセシス撮影を可能とするマンモグラフィ装置に関する。
デジタル検出器を用いたマンモグラフィ装置の従来の技術では、診断画像発生のためのX線撮影を行う前に、予備的なX線撮影(プリ撮影)を行う必要がある。この予備的な撮影はX線撮影に関するX線発生条件を決めるために必要である。予備的なX線撮影は診断画像発生には用いないのが一般的であるが、予備的なX線撮影によって得られた画像データをその後の撮影によって得られた画像データに加算する技術がある(特許文献1を参照)。
マンモグラフィ装置において断層画像データを得る手法として、トモシンセシス撮影法がある。トモシンセシス撮影法はデジタル検出器を用い、X線管球を被検体に対し相対的に移動させながら複数回X線撮影を行う撮影法である。従来のトモシンセシス撮影法は、まず予備的なX線撮影を行い、その結果に基づいて、本撮影(メイン撮影)のX線発生条件を決定する。次に、得られた投影画像の画素値に基づいて決定されたX線発生条件で複数回X線撮影を行い、これを断層画像データ発生に用いる。
特開平7−153592号公報
本発明の目的は、被検体の被曝線量の低減を実現するトモシンセシス撮影を行うマンモグラフィ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、第1局面において、X線を発生するX線管球と、前記X線管球に印加するための高電圧を発生する高電圧発生部と、被検体の乳房を透過した透過X線を検出するX線検出部と、前記X線管球と前記X線検出部とを移動可能に支持する支持機構と、前記高電圧発生部と前記検出部と前記支持機構とを制御してX線撮影を繰り返す撮影制御部と、前記繰り返されるX線撮影のうち1回目のX線撮影による前記X線検出部の出力に基づいて2回目のX線撮影におけるX線発生条件を決定し、前記1回目のX線撮影による前記X線検出部の出力に基づいて前記2回目のX線撮影のX線発生条件とは相違する3回目以降の各X線撮影におけるX線発生条件を決定する条件決定部と、前記繰り返されるX線撮影により収集される前記X線検出部の出力に基づいて前記被検体の乳房に関する断層画像データを発生する画像発生部とを具備する。
本発明の第2局面において、X線を発生するX線管球と、前記X線管球に印加するための高電圧を発生する高電圧発生部と、被検体の乳房を透過した透過X線を検出するX線検出部と、前記X線管球と前記X線検出部とを移動可能に支持する支持機構と、前記高電圧発生部と前記検出部と前記支持機構とを制御してX線撮影を繰り返す撮影制御部と、前記繰り返されるX線撮影のうち1回目のX線撮影による前記X線検出部の出力に基づいて2回目以降の各X線撮影におけるX線発生条件を決定する条件決定部と、前記1回目と前記2回目以降の各X線撮影による前記X線検出部の出力とに応じたゲインで前記一回目のX線撮影により生じた投影画像にゲイン処理をする画像処理部と、前記2回目以降のX線撮影により収集される複数の投影画像と前記ゲイン処理を受けた1回目の投影画像とに基づいて、前記被検体の乳房に関する断層画像データを発生する結像処理部と画像発生部とを具備する。
本発明によれば、被検体の被曝線量の低減を実現するトモシンセシス撮影を行うことが可能となる。
(第1の実施形態)
以下図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係わるマンモグラフィ装置の構成を示している。マンモグラフィ装置はX線撮影台1を有している。X線撮影台1は、図2に示すように、フレーム22とフレーム23を有している。フレーム22、23は支柱19に水平に取り付けられた軸部20に接続されている。フレーム22、23は軸部20の軸心を回転中心軸Rとして個別に回転可能なように支柱19により支持される。この回転方向をβ方向とする。
フレーム23の端にはX線管装置24が装備されている。X線管装置24はX線管球2を収容する。X線管球2は高電圧発生部3から高電圧の印加とフィラメント電流の供給とを受けてX線を発生する。
フレーム22の端にはX線管球2に対向する向きにX線検出部5が装備されている。X線検出部5は、入射X線を直接的に電気信号に変換する直接変換形又は入射X線を蛍光体で光に変換しその光を電気信号に変換する間接変換形の複数の半導体検出素子を有する。複数の半導体検出素子は2次元格子状に配列される。X線入射に伴って複数の半導体検出素子で発生した信号電荷はデータ収集部6を介してデジタル信号として読み出される。X線検出部5はイメージインテンシファイアと光学的カメラとの組み合わせで代替可能である。
図2に示すように、フレーム22の端にはX線検出部5とともに下側圧迫板17が取り付けられている。下側圧迫板17の背面にX線検出部5が配置される。上側圧迫板18は下側圧迫板17に対向し、下側圧迫板17と接近/離反する方向に移動可能にフレーム22に取り付けられている。ここで、回転中心軸RをZ軸とし、Y軸を焦点fと検出部5の有効面の中心とを結ぶ線(撮影軸)に規定し、X軸をYZ平面に垂直に規定する。なお、XYZ座標系はZ軸を中心とした回転座標系を構成する。下側圧迫板17と上側圧迫板18間距離を矢印α方向とする。下側圧迫板17は、フレーム22に矢印α方向に関して移動可能に支持された上側圧迫板18とともに、被検体の乳房をスラブ状に圧迫するために設けられている。
本実施形態に係わるマンモグラフィ装置は、X線撮影台1とともに、システム制御部7、撮影制御部8、操作部9、画像記憶部10、画像発生部11、条件決定部12、画像処理部13、結像処理部14、表示部15を備えている。
トモシンセシス撮影はX線管球2の位置を順次変えて撮影を行うことによって断層画像データを得る撮影法である。このトモシンセシス撮影を行うために、システム制御部7はマンモグラフィ装置全体を制御する。撮影制御部8は、トモシンセシス撮影を行うための所定の手順に従って支持機構4制御し、X線発生条件(X線継続時間、管電流、管電圧)に基づいて高電圧発生部3制御することでX線管球2からX線を発生させ、データ収集部6を制御することでデジタル信号を得る。このように、撮影制御部8が繰り返し支持機構4とX線発生部3とデータ収集部6とを制御することでトモシンセシス撮影が可能となる。画像記憶部10はX線撮影によって得られた複数の投影画像を記憶する。画像処理部13は画像記憶部10に記憶されている画像に任意の画像処理をする。この画像処理された画像は画像記憶部10に記憶される。結像処理部14はX線撮影で得られた複数の投影画像を結像する。なお、結像処理に使用する投影画像は画像処理部13によって画像処理された画像であってもよい。ここで、結像して得られた画像のデータを断層画像データと称する。画像記憶部10はこの断層画像データを記憶する。画像発生部11は結像処理部14によって得られた所望の断層画像データを表示部15に発生させる。操作部9はX線撮影台1のフレーム22、23や上側圧迫板18などの移動に関する操作や、表示部15に表示された画像上の操作を行う。条件決定部12はX線発生条件を決めるための入力値を受け、X線発生条件を決定する。
まず、X線管球2の移動の手順を説明する
X線撮影は、X線管球2の位置と条件決定部12が決定したX線発生条件(X線継続時間、管電圧、管電流)とに基づいて、撮影制御部8が高電圧発生部3、支持機構4、データ収集部6を制御することによって行われる。1回目のX線撮影はその後の2回目以降のX線発生条件((b)(c))を決めるために行う。そのため、1回目のX線撮影を予備撮影又はプリ撮影と呼ぶものとし、その後の2回目以降のX線撮影を本撮影又はメイン撮影と呼ぶものとする。
図3に示すように、撮影制御部8は所定の手順に従って支持機構4を制御し、X線管球2を適当な初期位置(X1)に移動させる。その移動した位置(X1)で1回目の撮影(予備撮影)を行う。2回目のX線撮影(1回目の本撮影)は、撮影制御部8の制御のもとで予備撮影と同じ位置(X1)で行われる。3回目のX線撮影(2回目の本撮影)は、撮影制御部8が支持機構4を制御し、X線管球2をX1からβ方向に関し一定間隔γで移動させる。その移動した位置(X2)で3回目のX線撮影(2回目の本撮影)が行われる。同様に4回目、5回目、…n回目のX線撮影もX線管球2をβ方向に関し順次一定間隔γで移動させることにより行われる。X線発生時は、撮影制御部8は支持機構4を制御し、X線管球2を停止させる。
撮影制御部8は、条件決定部12で決定された各X線発生条件に基づいたX線を発生するように高電圧発生部3を制御する。X線管球2で発生されたX線はX線検出部5の半導体検出素子に信号電荷を発生させる。撮影制御部8はデータ収集部6を制御し、X線検出部5にある半導体検出素子に発生した信号電荷をデジタル信号として読み出させる。
次に、X線発生条件の決定方法を説明する。
条件決定部12は、予備又は本撮影各々のX線発生条件を決定する。予備撮影(1回目のX線撮影)のX線発生条件(a)は、操作者がフレーム22によって取り付けられた下側圧迫板17と上側圧迫板18とで圧迫された被検体の乳房の乳房圧迫厚に基づいて決定される。一例として具体的な手順をあげると、まず、操作者が下側圧迫板17と上側圧迫板18とで被検体の乳房を圧迫する。次に、ロータリーエンコーダ等の位置センサの出力に基づいて下側圧迫板17の上面と上側圧迫板18の下面との間の距離(乳房圧迫厚)を測る。条件決定部12には、乳房圧迫厚と予備撮影のX線発生条件(予備撮影のX線継続時間と管電流と管電圧)と予備撮影で得られた投影画像の画素値とX線撮影番号を示すコードとを入力とし、X線発生条件(X線継続時間、管電流、管電圧)を出力とする、入出力の対応関係を示すテーブルが記憶されている。X線発生条件(a)を決定する場合、条件決定部8は、乳房圧迫厚と予備撮影であることを示すコードとから、X線発生条件(a)を決定する。図4は各X線撮影で得られる投影画像の画素値とX線撮影番号、X線管球位置との関係を示す図であるが、図4に示すように、予備撮影のX線発生条件(a)は、被検体の乳房の内部構造がある程度認識できる程度でよく、例えば予備撮影によって得られる投影画像の画像中心の画素値(I1)が所望の画素値(Ip)の略1/2となるX線発生条件である。
条件決定部12は、予備撮影の結果に基づいて、1回目の本撮影(2回目のX線撮影)のX線発生条件(b)と2回目以降の本撮影(3回目以降のX線撮影)の各撮影のX線発生条件(c)とを決定する。
2回目のX線発生条件(b)を決める手順を示す。まず、予備撮影後、システム制御部7の制御のもと画像記憶部10に記憶されている予備撮影で得た不鮮明な投影画像が表示部15に表示される。次に、操作者が操作部9を介して投影画像上に関心領域(ROI)を設定する。通常、関心領域は乳腺の位置に設定される。そして、条件決定部12は、前記関心領域内の画素値の平均値(I1)と予備撮影のX線発生条件(a)と1回目の本撮影であることを示すコードとから、1回目の本撮影のX線発生条件(b)を決定する。なお、画素値の平均値(I1)は画素値の中央値や最大値等であってもよい。1回目の本撮影のX線発生条件(b)は、所望の画素値(Ip)と前記関心領域内の画素値(I1)との差が1回目の本撮影で得られるようなX線発生条件である。つまり、図4に示すように、予備撮影で得られた投影画像の画素値(I1)と1回目の本撮影で得られる投影画像の画素値(I2)との加算値が所望の画素値(Ip)に等価又は近似するように、1回目の本撮影のX線発生条件(b)を決定する。
2回目以降の本撮影のX線発生条件(c)を決定する場合、条件決定部12は、前記関心領域内の画素値(I1)と予備撮影のX線発生条件(a)と2回目以降の本撮影であることを示すコードとから、2回目以降の本撮影のX線発生条件(c)を決定する。2回目以降の本撮影のX線発生条件(c)は、前記関心領域において、所望の画素値(Ip)が1回のX線撮影で得られるようなX線発生条件である。つまり、図4に示すように、2回目以降の本撮影で得られる投影画像の画素値(I3)は所望の画素値(Ip)に等価又は近似するように、2回目以降の本撮影のX線発生条件(c)を決定する。
次に、画像処理の手順について説明する。
画像処理部13は、予備撮影で得られた投影画像と1回目の本撮影で得られた投影画像とを合成し、一枚の投影画像を発生させる。この合成して得た投影画像は画像記憶部10に記憶される。
結像処理部14は、画像処理部11によって予備撮影で得られた投影画像の画素値(I1)と1回目の本撮影で得られた投影画像の画素値(I2)とを合成して得た投影画像と、2回目以降の本撮影によって得た複数の投影画像とを結像し、断層画像データを得る。この結像して得られた断層画像データは画像記憶部10に記憶される。結像処理部14によって得られた断層画像データは画像発生部11によって表示部15に表示される。
かくして第1の実施形態によれば、被検体の被曝線量の低減を実現するトモシンセシス撮影を行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係わるマンモグラフィ装置の構成(図1)とX線撮影台の主要部の構成(図2)は第1の実施形態と同様なので説明は省略する。第1の実施形態と異なるのはX線管球2の移動の手順とX線発生条件の決定方法と画像処理の手順なので、以下その三点のみを説明する。
まず、X線管球2の移動の手順を説明する。
第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に、1回目のX線撮影はその後に行われる2回目以降のX線撮影のX線発生条件(e)を決めるために行う。そのため、1回目のX線撮影は予備撮影又はプリ撮影と呼ぶことにし、その後の2回目以降のX線撮影は本撮影又はメイン撮影と呼ぶことにする。
図3に示すように、撮影制御部8は所定の手順に従って支持機構4を制御し、X線管球2を初期位置(X1)に移動させる。その移動した位置(X1)で1回目の撮影(予備撮影)を行う。2回目のX線撮影(1回目の本撮影)のために、撮影制御部8は支持機構4を制御し、X線管球2をX1からβ方向に関し一定間隔γで移動させる。その移動した位置(X2)で2回目の撮影(1回目の本撮影)が行われる。同様に3回目、4回目、…n回目のX線撮影を、撮影制御部8は支持機構4を制御し、X線管球2をβ方向に関し順次一定間隔γで移動させて行う。X線発生時は、撮影制御部8は支持機構4を制御し、X線管球2を停止させる。
第2の実施形態における撮影制御部8の高電圧発生部3とデータ収集部6との制御の仕方は第1の実施形態と同様なので説明は省略する。
次に、X線発生条件の決定方法を説明する。
図5は第2の実施形態における投影画像の画素値とX線撮影番号、X線管球位置との関係を示す図であり、図5に示すように、第2の実施形態における条件決定部12は、二種類のX線発生条件を決定する。一つ目は予備撮影のX線発生条件(d)で、二つ目が本撮影のX線発生条件(e)である。第2の実施形態における予備撮影も第1の実施形態と同様に、その後に行われる2回目以降のX線撮影のX線発生条件を決めるために行う。そのため、予備撮影のX線発生条件(d)は第1の実施形態のX線発生条件(a)と等しい。従って、予備撮影のX線発生条件(d)の決定の手順は省略する。本撮影のX線発生条件(e)は1回の撮影で所望の画素値(Ip)を得ることができるようなX線発生条件である。そのため、本撮影のX線発生条件(e)は第1の実施形態のX線発生条件(c)と同様である。従って、本撮影のX線発生条件(e)の決定の手順も省略する。
次に、画像処理の手順について説明する。
画像処理部13は、予備撮影を本撮影と同じ線量で撮影したように見せるため、予備撮影で得られた投影画像にゲインをかける。このゲイン処理を受けた投影画像は画像記憶部10に記憶される。
結像処理部14は、画像処理部13によってゲイン処理をかけた投影画像と本撮影で得られた複数の投影画像とを結像し、断層画像データを得る。この結像して得られた断層画像データは画像記憶部10に記憶される。結像処理部14によって得られた断層画像は画像発生部11によって表示部15に表示される。
かくして第2の実施形態によれば、被検体の被曝線量の低減を実現するトモシンセシス撮影を行うことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係わるマンモグラフィ装置の構成を示す図。 図1のマンモグラフィ装置のX線撮影台の主要部構造を示す斜視図。 本実施形態において、トモシンセシス撮影時のX線管球の動きを示す図。 第1の実施形態における投影画像の画素値とX線撮影番号、X線管球位置との関係を示す図。 第2の実施形態における投影画像の画素値とX線撮影番号、X線管球位置との関係を示す図。
符号の説明
1…X線撮影台、2…X線管球、3…高電圧発生部、4…支持機構、5…X線検出部、6…データ収集部、7…システム制御部、8…撮影制御部、9…操作部、10…画像記憶部、11…画像発生部、12…条件決定部、13…画像処理部、14…結像処理部、15…表示部。

Claims (11)

  1. X線を発生するX線管球と、
    前記X線管球に印加するための高電圧を発生する高電圧発生部と、
    被検体の乳房を透過した透過X線を検出するX線検出部と、
    前記X線管球と前記X線検出部とを移動可能に支持する支持機構と、
    前記高電圧発生部と前記X線検出部と前記支持機構とを制御してX線撮影を繰り返す撮影制御部と、
    前記繰り返されるX線撮影のうち1回目のX線撮影のX線発生条件を前記被検体の圧迫された乳房の乳房圧迫厚に基づいて決定するとともに、前記1回目のX線撮影による前記X線検出部の出力に基づいて2回目のX線撮影におけるX線発生条件を決定し、前記1回目のX線撮影による前記X線検出部の出力に基づいて前記2回目のX線撮影のX線発生条件とは相違する3回目以降の各X線撮影におけるX線発生条件を決定する条件決定部と、
    前記繰り返されるX線撮影により収集される前記X線検出部の出力に基づいて前記被検体の乳房に関する断層画像データを発生する画像発生部とを具備するマンモグラフィ装置。
  2. 前記条件決定部は、
    前記1回目のX線撮影による投影画像上の関心領域内の画素値と所望の画素値とに基づいて前記3回目以降のX線発生条件を決定することを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置
  3. 前記条件決定部は、
    前記3回目以降のX線撮影による投影画像の画素値が前記所望の画素値と等価又は近似するように、前記1回目のX線撮影による投影画像上の前記関心領域内の画素値に基づいて、前記3回目以降のX線発生条件を決定することを特徴とする請求項2記載のマンモグラフィ装置
  4. 前記条件決定部は、
    前記所望の評価値と前記1回目のX線撮影による投影画像上の前記関心領域内の画素値との差に基づいて前記2回目のX線発生条件を決定することを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置
  5. 前記条件決定部は、
    前記1回目のX線撮影による投影画像上の前記関心領域内の画素値と前記2回目のX線撮影による投影画像の画素値との加算値が、前記所望の画素値と等価又は近似するように、前記1回目のX線撮影による投影画像上の前記関心領域内の画素値に基づいて、前記2回目のX線発生条件を決定することを特徴とする請求項4記載のマンモグラフィ装置
  6. 前記撮影制御部は、
    前記1回目のX線撮影と前記2回目のX線撮影とを同位置で行い、前記3回目以降のX線撮影は順次位置を変えて行うように支持機構を制御することを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置
  7. 前記マンモグラフィ装置は、
    前記1回目のX線撮影で得られた投影画像の画素値と前記2回目のX線撮影で得られた投影画像の画素値とを加算する画像処理部と、
    前記加算して得られた投影画像と前記3回目以降のX線撮影で得られた複数の投影画像とに基づいて前記被検体の乳房に関する断層画像データを発生する結像処理部と画像発生部とを具備することを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置。
  8. X線を発生するX線管球と、
    前記X線管球に印加するための高電圧を発生する高電圧発生部と、
    被検体の乳房を透過した透過X線を検出するX線検出部と、
    前記X線管球と前記X線検出部とを移動可能に支持する支持機構と、
    前記高電圧発生部と前記X線検出部と前記支持機構とを制御してX線撮影を繰り返す撮影制御部と、
    前記繰り返されるX線撮影のうち1回目のX線撮影のX線発生条件を前記被検体の圧迫された乳房の乳房圧迫厚に基づいて決定するとともに、前記1回目のX線撮影による前記X線検出部の出力に基づいて2回目以降の各X線撮影におけるX線発生条件を決定する条件決定部と、
    前記1回目と前記2回目以降の各X線撮影による前記X線検出部の出力に応じたゲインで前記1回目のX線撮影により生じた投影画像にゲイン処理をする前記画像処理部と、
    前記2回目以降のX線撮影により収集される複数の投影画像と前記ゲイン処理を受けた1回目の投影画像とに基づいて、前記被検体の乳房に関する断層画像データを発生する結像処理部と画像発生部とを具備するマンモグラフィ装置。
  9. 前記条件決定部は、
    前記1回目のX線撮影による投影画像上の前記関心領域内の画素値と所望の画素値とに基づいて前記2回目以降のX線発生条件を決定することを特徴とする請求項8記載のマンモグラフィ装置
  10. 前記条件決定部は、
    前記2回目以降のX線撮影による投影画像の画素値が前記所望の画素値と等価又は近似するように、前記1回目のX線撮影による投影画像上の前記関心領域内の画素値に基づいて、前記2回目以降のX線発生条件を決定することを特徴とする請求項9記載のマンモグラフィ装置
  11. 前記撮影制御部は、
    前記1回目のX線撮影及び、前記2回目以降のX線撮影を順次位置を変えて行うように支持機構を制御することを特徴とする請求項8記載のマンモグラフィ装置
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