JP4879584B2 - 円筒体の形状測定方法 - Google Patents
円筒体の形状測定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4879584B2 JP4879584B2 JP2005378903A JP2005378903A JP4879584B2 JP 4879584 B2 JP4879584 B2 JP 4879584B2 JP 2005378903 A JP2005378903 A JP 2005378903A JP 2005378903 A JP2005378903 A JP 2005378903A JP 4879584 B2 JP4879584 B2 JP 4879584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- displacement
- pair
- displacement amount
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Description
前記一対の基準部の位置を固定した状態で、前記円筒体と前記一対の基準部との当接部分が前記円筒体の内周面上で周方向にずれていくように前記円筒体を回転させ、
前記円筒体の外側から前記一対の基準部に対峙する位置において、前記円筒体の回転に伴う前記円筒体の外周面の半径方向の変位量を、変位検出器によって検出するとともに、
前記円筒体が前記一対の基準部に当接する位置に存在しないときに、前記一対の基準部を回転させながらその回転に伴う変位量を前記変位検出器によって検出し、
この一対の基準部の変位量に基づいて、検出される前記円筒体の変位量を補正することを特徴とする円筒体の形状測定方法。
こうして検出される前記一対の基準部には対峙しない位置における前記円筒体の変位量についても、一対の基準部の変位量に基づいて補正する前項1に記載の円筒体の形状測定方法。
前記一対の基準部の変位量検出では、回転する基準部の各時点における最外径部を基準部の位置として検出する前項1〜4のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。
前項1〜11のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法により、円筒体の形状を測定し、
この測定結果に基づいて、前記円筒体の形状が予め設定された所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、
この検査結果において前記円筒体の形状が前記所定の許容範囲内にある場合には、その円筒体を完成品と判定することを特徴とする円筒体の製造方法。
前記一対の基準部との当接部分が前記円筒体の内周面上で周方向にずれていくように前記円筒体を回転させる回転駆動手段と、
前記円筒体の外側から前記一対の基準部に対峙する位置において、前記円筒体の回転に伴う前記円筒体の外周面の半径方向の変位量を検出する一方、前記一対の基準部に当接する位置に円筒体が存在しないときに、前記一対の基準部を回転させながらその回転に伴う変位量を検出する変位検出器と、
前記一対の基準部の変位量に基づいて、検出される前記円筒体の変位量を補正する補正手段と、を備えたことを特徴とする円筒体の形状測定装置。
前項14に記載の円筒体の形状測定装置と、
前記変位検出器によって検出された前記変位量に基づいて、前記円筒体の形状が予め設定された所定の許容範囲内にあるか否かを検査し、前記円筒体の形状が前記所定の許容範囲内にある場合には、その円筒体を完成品と判定する合否判定手段と、
を備えたことを特徴とする円筒体の製造システム。
本発明の第1実施形態について、模式的な説明図を参照しながら説明する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、円筒体の外周面の変位量(回転フレ)を検出するとともに、外周面の表面状態も同時に検出するものである。
次に、本発明の第3実施形態について、図面を参照しながら説明する。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記に限定されず、以下のように構成してもよい。
20 基準ローラ(基準部)
30 変位検出器
40 支持ローラ
50 円筒体搬送装置
60 コントローラ(制御手段)
90 円筒体(ワーク)
91 外周面
92 内周面
Claims (13)
- 円筒体の両側端部近傍の内周面に一対の基準ローラを当接させ、
前記一対の基準ローラの位置を固定した状態で、前記円筒体と前記一対の基準ローラとの当接部分が前記円筒体の内周面上で周方向にずれていくように前記円筒体を回転させ、
前記円筒体の外側から前記一対の基準ローラに対峙する位置において、前記円筒体の回転に伴う前記円筒体の外周面の半径方向の変位量を、変位検出器によって検出するとともに、
前記一対の基準ローラの位置を基準として、前記一対の基準ローラが前記円筒体の内周面と当接した状態で、前記変位検出器によって検出された前記円筒体の外周面の位置から、前記円筒体の肉厚を計測し、
前記円筒体が前記一対の基準ローラに当接する位置に存在しないときに、前記一対の基準ローラを回転させながらその回転に伴う変位量を前記変位検出器によって検出し、この一対の基準ローラの変位量の検出において、前記一対の基準ローラの位置とは、前記円筒体がセットされていれば、前記円筒体の内周面と当接する部位の高さ位置であり、
前記一対の基準ローラの変位量に基づいて、検出される前記円筒体の変位量を補正するものとし、
前記円筒体の変位量の補正は、前記一対の基準ローラの変位量から算出された補正量を、前記円筒体の変位量から、各回転位相毎に減算することによって行われることを特徴とする円筒体の形状測定方法。 - 前記円筒体の内周面と前記一対の基準ローラとが当接する2つの当接部分を通る仮想的な直線に対し、前記円筒体の外側から対峙する位置であって、前記一対の基準ローラには対峙しない位置においても、前記円筒体の回転に伴う前記円筒体の外周面の半径方向の変位量の検出を行い、
こうして検出される前記一対の基準ローラには対峙しない位置における前記円筒体の変位量についても、一対の基準ローラの変位量に基づいて補正する請求項1に記載の円筒体の形状測定方法。 - 前記一対の基準ローラには対峙しない位置における前記円筒体の変位量の補正は、各基準ローラの変位量と、各基準ローラとの距離に基づいて行う請求項2に記載の円筒体の形状測定方法。
- 前記円筒体の変位量の補正は、前記円筒体の回転位相と前記一対の基準ローラの回転位相とを対応させて行う請求項1〜3のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。
- 前記変位検出器は、所定の検出幅を有し、
前記一対の基準ローラの変位量検出では、回転する基準ローラの各時点における最外径部を基準ローラの位置として検出する請求項1〜4のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。 - 前記一対の基準ローラの変位量検出は、段取り替え直後に行う請求項1〜5のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。
- 前記一対の基準ローラの位置検出は、円筒体の変位量検出における異常な結果の頻度に応じて行う請求項1〜6のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。
- 前記一対の基準ローラの変位量検出は、円筒体の変位量検出と同じ動作を、円筒体を投入しないで行う請求項1〜7のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。
- 前記変位検出器として、光透過型検出器を用いるものとし、
前記光透過型検出器は、光照射部と受光部とが一組となって前記円筒体を挟み込むように配置され、前記光照射部から照射された光のうち前記円筒体によって遮られず透過した光を前記受光部によって検出することによって、前記円筒体の外周面の表面位置を検出するようになっている請求項1〜8のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。 - 前記変位検出器として、接触型変位計を用いるものとし、
前記接触型変位計は、前記円筒体の外周面に接触する接触子を有し、この接触子の動きから変位を検出するようになっている請求項1〜8のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。 - 前記円筒体は感光ドラム用基体であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法。
- 円筒体を成形し、
請求項1〜11のいずれかに記載の円筒体の形状測定方法により、円筒体の形状を測定し、
この測定結果に基づいて、前記円筒体の形状が予め設定された所定の許容範囲内にあるか否かを判定し、
この検査結果において前記円筒体の形状が前記所定の許容範囲内にある場合には、その円筒体を完成品と判定することを特徴とする円筒体の製造方法。 - 請求項12に記載の円筒体の製造方法によって製造された感光ドラム用基体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005378903A JP4879584B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 円筒体の形状測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005378903A JP4879584B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 円筒体の形状測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007178343A JP2007178343A (ja) | 2007-07-12 |
JP4879584B2 true JP4879584B2 (ja) | 2012-02-22 |
Family
ID=38303668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005378903A Expired - Fee Related JP4879584B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | 円筒体の形状測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4879584B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5155082B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2013-02-27 | 昭和電工株式会社 | 円筒体の表面検査装置 |
JP6866753B2 (ja) * | 2017-04-25 | 2021-04-28 | 日本電気硝子株式会社 | 形状計測方法及び形状計測装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4363830B2 (ja) * | 2002-09-12 | 2009-11-11 | 昭和電工株式会社 | 管体の形状測定方法、同装置、管体の検査方法、同装置、管体の製造方法および同システム |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005378903A patent/JP4879584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007178343A (ja) | 2007-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4363830B2 (ja) | 管体の形状測定方法、同装置、管体の検査方法、同装置、管体の製造方法および同システム | |
JP2005271081A (ja) | 金属性線材(棒材)の加工システム | |
JP4847717B2 (ja) | 円筒体の表面検査方法および同装置 | |
JP4879584B2 (ja) | 円筒体の形状測定方法 | |
JP4943704B2 (ja) | 円筒体検査装置および同方法 | |
JP2007040855A (ja) | 表面検査方法および同装置 | |
JP4694914B2 (ja) | 表面検査方法および同装置 | |
JP2002162364A (ja) | ロール起因欠陥の判定方法および装置 | |
JP4382512B2 (ja) | 管体の形状測定方法および同装置 | |
JP4933096B2 (ja) | 円筒体の形状測定方法 | |
JP4452476B2 (ja) | 管体の形状測定方法および同装置 | |
JP4431422B2 (ja) | 管体の形状測定方法および同装置 | |
JP2006266910A (ja) | 円筒形状の測定方法及び測定装置 | |
JP3583468B2 (ja) | 軸芯ずれ測定装置 | |
JP2006272365A (ja) | Uoe鋼管の管端矯正設備および管端矯正方法 | |
JP3349923B2 (ja) | 円筒形ワークの外形検査・矯正設備 | |
JP5348275B2 (ja) | スラブの研削方法及び研削装置 | |
JP7392446B2 (ja) | ワーク矯正方法およびワーク矯正装置 | |
JPH08141643A (ja) | 大径管の形状矯正方法及び大径管の寸法・形状測定装置 | |
JP2004219344A (ja) | 管体の形状測定方法、同装置、管体の検査方法、同装置、管体の製造方法および同システム | |
JP4464736B2 (ja) | 管体の引抜き加工方法および同システム | |
JP4490749B2 (ja) | 管体の形状測定装置および同方法 | |
JP5485861B2 (ja) | 円筒体の検査装置 | |
JP5155082B2 (ja) | 円筒体の表面検査装置 | |
JP5123482B2 (ja) | 円筒体検査装置および同装置の設備状態評価方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110510 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110708 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110809 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111005 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4879584 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209 Year of fee payment: 3 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
S802 | Written request for registration of partial abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |