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JP4876829B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

本発明はファクシミリ装置に関する。特に、ファクシミリ送信を制限する機能を搭載しているファクシミリ装置に関する。
機密情報が無断でファクシミリ送信されることを防止するために、ファクシミリ送信を制限する機能を搭載しているファクシミリ装置が開発されており、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1のファクシミリ装置では、予めユーザのサイン等を特徴値情報として登録しておく。ユーザがファクシミリ送信する場合、ユーザは、キー入力部を操作し、ファクシミリ装置に原稿の読み取りを指示をする。ファクシミリ装置が読み取った原稿には、特定の位置にユーザのサイン等が記載されている。ファクシミリ装置は、読み取った原稿に記載されているサイン等と対応する特徴値情報がファクシミリ装置に登録されているか否かを判定する。判定がNGの場合、即ち、サイン等と特徴値情報が対応していない場合には、ファクシミリ装置は、ユーザにサインがNGであることを通知し、原稿の読み取り待機状態となる。判定がOKの場合、即ち、サイン等と特徴値情報が対応している場合には、ファクシミリ装置は指定された送信先にファクシミリデータを送信する。
特開平8−125822号公報
特許文献1のファクシミリ装置では、原稿に記載したサイン等と、ファクシミリ装置に登録されている特徴値情報の対応の可否でファクシミリ送信するか否かを判定している。つまり、特許文献1のファクシミリ装置では、ファクシミリ装置に登録されている特徴値情報との対応関係のみでファクシミリ送信を制限している。そのため、たとえば、過去に正規に送信済みの原稿に記載されたサイン等を、悪意のある者が切り取って、別の不正に送信しようとする原稿に貼り付けることによって、その原稿がサイン済みの正規の原稿であるとファクシミリ装置で判断され、ファクシミリ送信できるという問題があった。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、悪意の者が原稿に記載されたサインを悪用して、送信すべきでない原稿をファクシミリ送信することを防止することができる技術を提供することを目的とする。
本発明のファクシミリ装置は、端末装置とネットワークを介して接続されるファクシミリ装置であって、ユーザからの原稿の読取指示を受け付ける操作手段と、原稿を読み取る原稿読取手段と、その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、個人特定符号と送信元特定情報とを対応付けた個人特定情報を記憶する記憶手段と、前記原稿読取手段で読み取った原稿の所定の位置に形成されている個人特定符号を識別する個人特定符号識別手段と、前記端末装置から送信許可情報の送信元を特定する送信元特定情報を含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、前記送信許可受信手段が前記送信許可情報を受信してから所定の時間が経過するまでに、前記操作手段によって前記読取指示が受け付けられる場合に、前記記憶手段に対応付けて記憶されている個人特定情報を元に、前記個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号と前記送信許可受信手段が受信した送信元特定情報とを比較する比較手段と、その比較手段による比較結果により、前記送信手段による前記ファクシミリデータの送信を制御する送信制御手段と、を備え、前記送信制御手段は、前記送信許可受信手段が送信許可情報を受信してから所定の時間が経過するまでに、前記操作手段によって前記原稿の読取指示が受け付けられない場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させないことを特徴とする。
本明細書で開示される第1のファクシミリ装置は、原稿を読み取る原稿読取手段と、その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、個人特定符号と送信元特定情報とを対応付けた個人特定情報を記憶する記憶手段と、原稿読取手段で読み取った原稿の所定の位置に形成されている個人特定符号を識別する個人特定符号識別手段と、送信許可情報の送信元を特定する送信元特定情報を含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、記憶手段に対応付けて記憶されている個人特定情報を元に、個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号と送信許可受信手段が受信した送信元特定情報を比較する比較手段と、その比較手段による比較結果により送信手段によるファクシミリデータの送信を制御する送信制御手段を備えることを特徴とする。
このファクシミリ装置では、ファクシミリデータを送信する際、原稿の所定の位置に形成されている個人特定符号(例えば、サインまたは印影等)を識別ないし抽出する。
その他に、原稿に個人特定符号を記載した承認者は、ファクシミリ装置に接続されている自分のPC等の端末から、送信元を特定する送信元特定情報を含む送信許可情報をファクシミリ装置に送信する。
ファクシミリ装置は、記憶手段に対応付けて記憶されている個人特定符号及び送信元特定情報と、個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号と送信許可受信手段が受信した送信元特定情報を比較する。その比較結果によりファクシミリデータの送信を制御する。ファクシミリ装置の比較手段は、個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号と、送信許可受信手段が受信した送信元特定情報が、記憶手段に記憶されている個人特定情報で対応して記憶されているかどうかを比較する。この比較手段では、個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号に対応して記憶手段に記憶されている個人特定情報の送信元特定情報と、送信許可情報に含まれている送信元特定情報が一致するか否かを比較する場合や、送信許可情報に含まれている送信元特定情報に対応して記憶手段に記憶されている個人特定情報の個人特定符号と、個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号が一致するか否かを比較する場合などが含まれる。
これにより、たとえ送信許可を受けていない者が原稿を送信しようとしても、その個人特定符号で特定される承認者からファクシミリ装置に送信許可情報が送信されていなければ、ファクシミリ送信することを禁止することができる。許可されていない者がサイン等を偽造したとしても、それだけではファクシミリ送信することができない。これにより、許可されていない者が、送信すべきでない原稿をファクシミリ送信することを防止することができる。
第1のファクシミリ装置の比較手段は、個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号に対応付けて記憶されている送信元特定情報を特定し、その送信元特定情報と、送信許可受信手段が受信した送信元特定情報が一致するか否かを比較することが好ましい。そして、送信制御手段は、比較手段により送信元特定情報が一致する場合にのみ、送信手段によりファクシミリデータを送信させることが好ましい。
この構成によれば、個人特定符号で特定される承認者がファクシミリ装置に送信許可情報を送信しない限りファクシミリ送信することができない。これにより、承認者から承認されていない者が、送信すべきでない原稿をファクシミリ送信することを防止することができる。
また、第1のファクシミリ装置は、送信許可受信手段により受信した送信許可情報の受信回数を、その送信許可情報に含まれている送信元特定情報ごとに記憶する許可回数記憶手段と、送信手段によってファクシミリデータを送信した原稿に形成された個人特定符号に対応する送信許可情報の受信回数を、送信許可受信手段による送信許可情報の受信、および、送信手段によるファクシミリデータの送信に基づいて更新する許可回数更新手段を備えており、送信制御手段は、許可回数更新手段で更新された許可回数だけ、送信手段による送信を許可することが好ましい。
この構成では、送信許可情報の受信とファクシミリデータの送信に基づいて送信許可回数を更新する。これにより、送信許可情報の送信回数とファクシミリ送信回数を同数とすることができる。そのため、ファクシミリ送信する者は、送信許可情報を使い回すことができなくなる。これにより、承認者から承認されていない者が、送信すべきでない原稿をファクシミリ送信することを防止することができる。
本発明のファクシミリ装置は、端末装置とネットワークを介して接続されるファクシミリ装置であって、ユーザからの原稿の読取指示を受け付ける操作手段と、原稿を読み取る原稿読取手段と、その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、前記原稿読取手段で読み取った原稿の所定の位置に形成されている個人特定符号を識別する個人特定符号識別手段と、前記端末装置から個人特定符号をあらわす個人特定符号データを含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、前記個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号により特定される個人特定符号データと、前記送信許可受信手段が受信した個人特定符号データが一致するか否かを判別する判別手段と、その判別手段で、前記個人特定符号データが一致していると判別された場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させる送信制御手段と、を備え、前記送信制御手段は、前記送信許可受信手段が送信許可情報を受信してから所定の時間が経過するまでに、前記操作手段によって前記原稿の読取指示が受け付けられない場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させないことを特徴とする。
本明細書で開示される他の技術では、個人特定符号をファクシミリ装置に記憶させなくてもよい。すなわち、第2のファクシミリ装置は、原稿を読み取る原稿読取手段と、その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、原稿読取手段で読み取った原稿の所定の位置に形成されている個人特定符号を識別する個人特定符号識別手段と、個人特定符号をあらわす個人特定符号データを含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号により特定される個人特定符号データと、送信許可受信手段が受信した個人特定符号データが一致するか否かを判別する判別手段と、その判別手段で、個人特定符号データが一致していると判別された場合に、送信手段によりファクシミリデータを送信させる送信制御手段を備えることを特徴とする。
このファクシミリ装置では、ファクシミリデータを送信する際には、ファクシミリ装置に送信許可情報を送信することができる承認者に原稿の所定の位置に個人特定符号を付与してもらう。それとは別に、承認者は、ファクシミリ装置に個人特定符号データを含む送信許可情報を送信する。ファクシミリ装置は、原稿から読み取った個人特定符号によって特定される個人特定符号データと、送信許可情報に含まれている個人特定符号データが一致するか判別する。判別の結果、一致する場合に、ファクシミリデータを送信先に送信する。そのため、ファクシミリ送信をする人は、送信許可情報が無い限りファクシミリ送信することができない。これにより、承認者から承認されていない者が送信すべきでない原稿をファクシミリ送信することを防止することができる。
本発明のファクシミリ装置は、端末装置とネットワークを介して接続されるファクシミリ装置であって、ユーザからの原稿の読取指示を受け付ける操作手段と、原稿を読み取る原稿読取手段と、その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、前記端末装置から認証情報を含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、認証情報を入力可能な入力手段と、前記送信許可受信手段で受信した送信許可情報に含まれる認証情報と、前記入力手段で入力された認証情報が一致するか否かを判別する判別手段と、その判別手段で、前記認証情報が一致すると判別された場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させる送信制御手段と、を備え、前記送信制御手段は、前記送信許可受信手段が送信許可情報を受信してから所定の時間が経過するまでに、前記操作手段によって前記原稿の読取指示が受け付けられない場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させないことを特徴とする。
上述した第1及び第2のファクシミリ装置では、個人特定符号を用いてファクシミリ送信を制限している。本明細書で開示されるファクシミリ装置は、個人特定符号を用いないでファクシミリ送信を制限することができる。すなわち、本明細書で開示される第3のファクシミリ装置は、原稿を読み取る原稿読取手段と、その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、認証情報を含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、認証情報を入力可能な入力手段と、送信許可受信手段で受信した送信許可情報に含まれる認証情報と、入力手段で入力された認証情報が一致するか否かを判別する判別手段と、その判別手段で、認証情報が一致すると判別された場合に、送信手段によりファクシミリデータを送信させる送信制御手段を備えることを特徴とする。
このファクシミリ装置では、ファクシミリデータを送信する際に、ファクシミリ装置に送信許可情報を送信することができる承認者に送信許可情報を送信してもらう。送信許可情報には認証情報が含まれている。ここで、認証情報は、例えば、ユーザ毎に割り当てられているID番号とすることができる。ユーザがファクシミリ装置に認証情報を入力すると、ファクシミリ装置は、送信許可情報の認証情報と入力された認証情報が一致するかを判別し、一致する場合のみ、ファクシミリ送信する。そのため、ファクシミリ送信をする人は、承認者の許可が無ければファクシミリ送信することができない。これにより、承認者から承認されていない者が送信すべきでない原稿をファクシミリ送信することを防止することができる。ユーザとは、実際にファクシミリ装置を操作する人のことであり、承認者がファクシミリ装置を操作する場合、承認者もユーザに含まれ、承認者の意を受けて承認者のためにファクシミリ装置を操作する人もユーザに含まれる。
下記の実施例に記載の技術の主要な特徴について列記する。
(形態1) 本実施例は、ファクシミリ機能を有するとともに、スキャナ機能、プリンタ機能を有する複合機に関する。
(形態2) 送信許可情報は、複合機に接続されている特定の端末から送信される。
(形態3) 個人特定符号は、送信許可情報を送信する端末を使用する承認者のサイン又は印影である。
(形態4) 送信元特定情報は、送信許可情報を送信する承認者ごとに割り当てられた承認者ID番号情報である。
(形態5) ファクシミリ装置は、送信許可情報を受信してから所定の時間経過してもファクシミリ送信操作がない場合、その送信許可情報を消去する。
(形態6) ファクシミリ装置は、送信許可情報に含まれている認証情報と異なる認証情報が所定回数入力されると、その送信許可情報を消去する。
(第1実施例)
(複合機の全体構成)
図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、本実施例の複合機10の構成を示す構成ブロック図である。
複合機10は、操作装置12と表示装置14と入出力ポート16とモデム17と制御装置18と記憶装置20と印刷装置22とスキャナ装置24等を備えている。
操作装置12は複数のキーで構成されている。操作装置12は、ユーザが操作しやすい位置(例えば、複合機10の上面)に配置されている。ユーザはキーを操作することで、複合機10に原稿の読み取りや原稿の複写等様々な作業指示をすることができる。
表示装置14は、例えば液晶ディスプレイ等公知の表示装置で構成されている。表示装置14は、ユーザが視認しやすい位置(例えば、操作装置12に隣接した位置)に配置されている。表示装置14は制御装置18から様々な情報を受信し、その情報を表示する。
入出力ポート16は、LANポート等公知の入出力ポートで構成されている。入出力ポート16には後に詳述する端末50が接続されている。これにより、複合機10は端末50からデータを受信することができる。また、モデム17は公衆回線30に接続されている。これにより、複合機10は、モデム17に内蔵されたNCUにより公衆回線30を介して外部の受信機40にファクシミリデータ等を送信することができる。
制御装置18は、CPU等によって構成されている。制御装置18は、複合機10が実行する各処理を統括的に制御する。
記憶装置20は、ROM、RAM、EEPROM等により構成されている。記憶装置20は、制御装置18が各処理を実行するためのプログラムを記憶している。また、記憶装置20は、図2に示すように、端末50の端末ID番号情報と個人特定符号情報(サイン又は印影をデータ化した情報)を対応付けて記憶している。
印刷装置22は、インクジェット方式やレーザ方式等の公知の印刷機能で構成されている。印刷装置22は、端末50から送信された印刷データに対応する描画や文字を印刷用紙に印刷することができる。これにより、複合機10の印刷機能が実現される。また、印刷装置22は、後述するスキャナ装置24によって得られた画像データを印刷用紙に印刷することができる。これにより、複合機10のコピー機能が実現される。
スキャナ装置24は、CCD(Charge Coupled Device)又はCIS(Contact Image Sensor)を有する。スキャナ装置24は、原稿をスキャンして画像データを生成する。
複合機10は、スキャナ装置24で生成した画像データをファクシミリデータに変換し、入出力ポート16と公衆回線30を介して外部の受信機40にファクシミリデータを送信する。これにより、複合機10のファクシミリ機能が実現される。
(端末50の全体構成)
図3に示すように、端末50は、操作装置52と表示装置54と制御装置56と記憶装置58と入出力ポート60を備えている。
操作装置52は、キーボードやマウス等により構成されている。端末50の使用者は操作装置52を操作することで端末50に様々な情報を入力することができる。
表示装置54は、液晶ディスプレイ等により構成されている。表示装置54は、制御装置56から指示された様々な情報を表示する。
制御装置56は、CPU等により構成されている。制御装置56は、端末50が実行する各処理を統括的に制御する。
記憶装置58は、ROM、RAM、ハードディスク等により構成されている。記憶装置58は、制御装置56が各処理を実行するためのプログラムを記憶している。
入出力ポート60には、LAN回線が接続されている。端末50は、LAN回線を介して複合機10や他の端末等に接続されている。
(複合機10のファクシミリ機能の初期設定)
複合機10のファクシミリ機能を使用するに当たっての初期設定を図4を参照して説明する。図4は、初期設定の手順を示すフローチャートである。
まず、制御装置18は、オペレータが操作する操作装置12からの指示を受けて、スキャナ装置24によって、特定の人(以下では、承認者という)のサイン又は印影(以下、サインという)が記載されている原稿を読み取らせる(ステップS10)。次に、読み取られたサインに対応する承認者のID番号を入力する(ステップS12)。承認者のID番号は、承認者が操作装置12を操作して入力する。サインに対応する承認者ID番号が入力されると、制御装置18は、記憶装置20に、図2の模式図に示すように、サインデータを承認者ID番号情報と対応付けて記憶させる(ステップS14)。全ての承認者のサインと承認者ID番号が登録されるまでステップS10〜ステップS14の作業を繰り返される(ステップS16)。これにより、複合機10の記憶装置20には、承認者のサインデータと承認者ID番号情報が対応付けて記憶される。なお、本処理は初期設定のときだけにかかわらず、適宜承認者のサインと承認者ID番号とを追加して、または上書きして更新登録することができる。
(複合機10のファクシミリ送信処理)
複合機10がファクシミリ送信する場合の制御装置18の処理を図5のフローチャートを参照して説明する。
制御装置18は、初期状態では複合機10のファクシミリ機能を停止している(ステップS20)。制御装置18は、承認者が端末50から送信した承認者ID番号とユーザID番号が記載されている送信許可情報を受信する(ステップS22)と、複合機10のファクシミリ機能を稼動させる(ステップS24)。これにより、ユーザは、操作装置12のキーを操作することで複合機10をファクシミリ装置として操作することができる。制御装置18は、受信した送信許可情報を記憶装置20の送信許可情報テーブルに記憶させる(ステップS26)。送信許可情報テーブルは、図6に示すように、承認者ID番号、ユーザID番号、残り許可回数とがそれぞれ対応付けられている。この送信許可情報テーブルに、すでに、ステップS22で受信した承認者ID番号とユーザID番号と同じID番号のセルが存在する場合は、残り許可回数を「1」増加する。ステップS22で受信した承認者ID番号とユーザID番号との両者が一致するセルが存在しない場合は、新たにセルを追加し、残り許可回数を「1」とする。
ファクシミリ機能が稼動すると、制御装置18は、操作装置12から原稿読取指示されるまで待機する(ステップS28)。制御装置18は、送信許可情報を受信してから所定の時間経過しても原稿読取指示が無い場合(ステップS30でNO)、ステップS50に進み、送信許可情報を消去する。このとき、制御装置18は、表示装置14に時間切れであることを表示させる。
送信許可情報を受信してから所定の時間内に原稿読取指示される(ステップS30でYES)と、制御装置18は、スキャナ装置24によって原稿を読み取らせ、画像データを生成する(ステップS32)。制御装置18は、生成された画像データから承認者のサインデータを読み取る(すなわち抽出する)(ステップS34)。制御装置18は、画像データから読み取ったサインデータに対応する承認者ID番号と送信許可情報に含まれている承認者ID番号が一致するか判定する(ステップS36)。承認者ID番号が一致していない場合(ステップS36でNG)、ステップS50に進み、制御装置18は送信許可情報を消去する。このとき、制御装置18は、表示装置14にサインデータが不可であることを表示させる。
承認者ID番号が一致している場合(ステップS36でOK)、制御装置18は、表示装置14にユーザID番号を入力するよう表示する(ステップS38)。制御装置18は、ユーザID番号が所定の時間内に操作装置12から入力されない場合(ステップS40でNO)、ステップS50に進み、制御装置18は、送信許可情報を消去する。このとき、制御装置18は、表示装置14に時間切れであることを表示させる。ユーザID番号が所定の時間に入力される(ステップS40でYES)と、制御装置18は、入力されたユーザID番号が送信許可情報に含まれているユーザID番号と一致するかを判定する(ステップS42)。ユーザID番号が間違って入力される(ステップS42でNG)と、ステップS46に進む。ステップS46では、制御装置18は、ユーザID番号の入力間違いが2回以内であるかを確認する。2回以内である場合(ステップS46でYes)、ステップS38に戻って、制御装置18は、再度表示装置14にユーザID番号を入力するよう表示させる。ID番号の入力間違いが3回以上の場合(ステップS46でNo)、ステップS50に進み、制御装置18は、送信許可情報を消去する。
ユーザID番号が正しく入力されると(ステップS42でOK)、制御装置18は、ユーザに送信先番号を入力するよう表示装置14に表示させる(ステップS44)。送信先番号が入力されると、制御装置18は、ファクシミリデータを所定の送信先に送信する(ステップS48)。制御装置18は、ファクシミリデータの送信が終了すると、そのデータ送信に対応する送信許可情報を消去する(ステップS50)。ファクシミリデータを送信すると、制御装置18は、表示装置14にデータを送信したことを表示する。また、制御装置18は、記憶装置20に送信許可情報があるか確認する(ステップS52)。記憶装置20に送信許可情報がある場合(ステップS52でYES)、ステップS26に戻って、ステップS50にて更新された送信許可情報にしたがってステップS26の送信許可情報テーブルの記憶内容を更新する。記憶装置20に送信許可情報が無い場合(ステップS52でNO)、ファクシミリ機能を停止して(ステップS54)処理を終了する。ステップS50にて送信許可情報を消去するとは、具体的には、送信許可情報テーブルにおける該当セルの残り許可回数を「1」減らす処理を行う。そして、ステップS52では、すべてのセルの残り許可回数が「0」である場合に、ステップS54へ移行する。
第1実施例の複合機10では、ファクシミリ送信するユーザは、承認者にサイン又は捺印してもらい、承認者に送信許可情報を複合機10に送信してもらわなければならない。したがって、承認者から許可されていないユーザはファクシミリ送信することができない。
また、送信許可情報を受信してから所定の時間経過しても原稿の読み取り指示が無い場合、制御装置18は記憶装置20に記憶されている送信許可情報を消去する。これにより、送信許可情報が記憶装置20に記憶されたまま放置され、承認を受けていない人が放置された送信許可情報を利用してファクシミリ送信しないようにすることができる。
また、原稿を読み取ってから所定の時間経過してもユーザID番号の入力が無い場合、又はユーザID番号が所定回数間違って入力された場合、制御装置18は記憶装置20に記憶されている送信許可情報を消去する。これにより、ユーザID番号を知らない人がユーザID番号を適当に入力することで、送信許可情報を利用してファクシミリ送信することを防止することができる。
また、送信許可情報にはユーザID番号情報が含まれていなくてもよい。かかる場合、複合機10の制御装置18は、送信許可情報に含まれている個人特定符号データと原稿から識別した個人特定符号データの一致を判別することで、ファクシミリデータの送信を制御することができる(図5のステップS36でOKのあと、S44へ移行する)。また、複合機10は、送信許可情報を複数記憶している場合、送信許可情報に含まれている端末ID番号情報ごとに分けて、送信許可情報の受信回数を記憶している。送信許可情報が消去されると、その送信許可情報の送信元と対応付けて記憶されている送信許可情報の受信回数を1つ減らし、送信許可情報を受信されると、送信許可情報の送信元と対応付けて記憶されている送信許可情報の受信回数を受信した数だけ増やす。このように送信許可情報を管理することで、承認者が送信許可した回数だけファクシミリデータを送信することができる。また、ステップS36では、承認者ID番号が一致するかを判断しているが、送信許可情報に含まれる承認者ID番号と、図2の対応表とから、送信許可情報に含まれる承認者ID番号に対応するサインデータを読み出し、この読み出されたサインデータと、ステップS32で読み取ったサインデータと、が一致するかを判断してもよい。また、図6の送信許可情報テーブルにおける承認者ID番号が、対応するサインデータであってもよい。
(第2実施例)
第2実施例の複合機100は、図1に示す第1実施例の複合機10と同一の構成を備えているため、詳細な説明は省略し、各装置は複合機10と同一の符号を用いる。
複合機100の記憶装置20には、図2に示す端末ID番号とサインデータを対応付けて記憶されていない。つまり、図4のフローチャートに示す初期設定が不要となる。
(複合機100のファクシミリ送信処理)
複合機100がファクシミリ送信する場合の制御装置18の処理を図7のフローチャートを参照して説明する。
複合機100は、初期状態ではファクシミリ機能は停止している(ステップS100)。制御装置18は、承認者が端末50から送信したサインデータが含まれている送信許可情報を受信する(ステップS102)と、複合機10のファクシミリ機能を稼動させる(ステップS104)。これにより、ユーザは、操作装置12のキーを操作することでファクシミリ機能として操作することが可能となる。制御装置18は、受信した送信許可情報を記憶装置20に記憶させる(ステップS106)。ファクシミリ機能が稼動すると、制御装置18は、操作装置12から原稿読取操作されるまで複合機10を待機させる(ステップS108)。
制御装置18は、送信許可信号を受信してから所定の時間経過しても原稿読取指示が無い場合(ステップS110でNO)、ステップS122に進み、送信許可情報を消去する。このとき、制御装置18は、表示装置14に時間切れであることを表示させる。送信許可信号を受信してから所定の時間内に原稿読取指示される(ステップS108でYES)と、制御装置18は、スキャナ装置24に原稿を読み取らせ、画像データを生成させる(ステップS112)。制御装置18は、生成された画像データから承認者のサインデータを読み取る(ステップS114)。制御装置18は、記憶装置20に記憶されている送信許可情報に含まれているサインデータと、画像データから読み取ったサインデータを照合する(ステップS116)。サインデータが一致していない場合(ステップS116でNG)、ステップS122に進み、制御装置18は送信許可情報を消去する。このとき、制御装置18は、表示装置14にサインが不可であることを表示させる。サインデータが対応している場合(ステップS116でOK)、制御装置18は、ユーザに送信先番号を入力するよう表示装置14に表示させる(ステップS118)。
送信先番号が入力されると、制御装置18は、ファクシミリデータを所定の送信先に送信する(ステップS120)。ファクシミリデータを送信すると、制御装置18は、表示装置14にデータを送信したことを表示する。制御装置18は、送信が終了すると、そのファクシミリ送信に対応する送信許可情報を消去する(ステップS122)。ファクシミリデータを送信すると、制御装置18は、記憶装置20に送信許可情報があるか確認する(ステップS124)。記憶装置20に送信許可信号がある場合(ステップS124でYES)、ステップS106に戻って、ステップS122で更新された送信許可情報にしたがって、新たな送信許可情報を記憶する。そして、制御装置18は、複合機100を原稿読取待機状態とする。記憶装置20に送信許可信号が無い場合(ステップS124でNO)、表示装置14に送信完了と表示させ、ファクシミリ機能を停止して(ステップS126)処理を終了する。
第2実施例の複合機100では、承認者がユーザの原稿にサイン又は捺印し、送信許可情報を端末から送信しなければユーザはデータを送信することができない。したがって、たとえユーザが承認者のサインを悪用したとしても、データを送信することができない。これにより、承認者から許可されていないユーザがデータを送信することを防止することができる。
第2実施例では、承認者が端末から送信する送信許可情報にサインデータが添付されているため、複合機100に予めサインを登録しておく必要がない。したがって、初期設定の手間が省ける。
また、第2実施例では、第1実施例のように、送信許可情報にユーザID番号やパスワードを記載し、ユーザが複合機100に入力しなくてもよい。
(変形例)
上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
承認者又はユーザは、原稿の所定の場所に原稿番号を記入する。承認者は、送信許可情報に原稿番号情報を記載し、複合機に送信する。複合機の制御装置は、原稿を画像データ化したデータから原稿番号データを読み取り、原稿番号が対応している送信許可情報を用いて、サインデータの照合等の処理を行う。この構成では、読み取られた原稿と送信許可情報とが1対1の関係であるため、送信許可情報が複数記憶されている場合、制御装置は、記憶装置に記憶されている送信許可情報の中から原稿と対応する送信許可情報を使用することができる。
承認者は、送信許可情報にデータ送信先を記載するようにしてもよい。複合機の制御装置は、送信許可情報のデータ送信先に記入されている送信先にデータを送信する。これにより、ユーザは複合機に送信先を入力する手間が省ける。また、データ送信先を承認者が入力することで、ユーザが勝手に送信先を決めることができなくなる。また、ユーザと承認者が送信先を確認するため、誤送信を防止することができる。
また、送信許可情報には、ユーザID番号以外に、送信許可情報ごとに変えることのできるパスワードを記載してもよい。複合機の制御装置は、送信許可情報に記載されているパスワードと、ユーザが複合機の操作装置から入力するパスワードが一致するかを判定する。これにより、許可されていない者が承認者の許可なくデータを送信することがより難しくなる。
なお、承認者が端末50から送信する送信許可情報は、パケットデータで送信するのであってもよいし、複合機にメール送受信機能を備えていれば、電子メールにて送信するのであってもよい。電子メールで送信する場合であって、送信許可情報にサインデータが含まれる場合は、サインデータに関しては、イメージデータを電子メールに添付して送信すればよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記の実施例では複合機を用いて説明したが、本発明は、ファクシミリ装置単体で構成されているものにも好適に用いることができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
複合機の構成を示す構成ブロック図。 第1実施例の複合機の記憶装置に記憶されているサイン又は印影と端末ID番号の対応データを示す概念図。 複合機に接続されている端末の構成を示す構成ブロック図。 第1実施例の複合機の初期設定の手順を示すフローチャート。 第1実施例の複合機の制御装置の処理手順を示すフローチャート。 第1実施例の複合機に記憶されている送信許可情報テーブル。 第2実施例の複合機の処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
10:複合機
12:操作装置
14:表示装置
16:入出力ポート
17:モデム
18:制御装置
20:記憶装置
22:印刷装置
24:スキャナ装置
30:公衆回線
40:受信機
50:端末

Claims (7)

  1. 端末装置とネットワークを介して接続されるファクシミリ装置であって、
    ユーザからの原稿の読取指示を受け付ける操作手段と
    原稿を読み取る原稿読取手段と、
    その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、
    個人特定符号と送信元特定情報とを対応付けた個人特定情報を記憶する記憶手段と、
    前記原稿読取手段で読み取った原稿の所定の位置に形成されている個人特定符号を識別する個人特定符号識別手段と、
    前記端末装置から送信許可情報の送信元を特定する送信元特定情報を含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、
    前記送信許可受信手段が前記送信許可情報を受信してから所定の時間が経過するまでに、前記操作手段によって前記読取指示が受け付けられる場合に、前記記憶手段に対応付けて記憶されている個人特定情報を元に、前記個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号と前記送信許可受信手段が受信した送信元特定情報とを比較する比較手段と、
    その比較手段による比較結果により、前記送信手段による前記ファクシミリデータの送信を制御する送信制御手段と、
    を備え
    前記送信制御手段は、前記送信許可受信手段が送信許可情報を受信してから所定の時間が経過するまでに、前記操作手段によって前記原稿の読取指示が受け付けられない場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させないことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記比較手段は、前記個人特定符号識別手段が識別した前記個人特定符号に対応付けて記憶されている送信元特定情報を特定し、その送信元特定情報と、前記送信許可受信手段が受信した送信元特定情報が一致するか否かを比較し、
    前記送信制御手段は、前記比較手段により送信元特定情報が一致する場合にのみ、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記送信許可受信手段により受信した送信許可情報の受信回数を、その送信許可情報に含まれている送信元特定情報ごとに記憶する許可回数記憶手段と、
    前記送信手段によってファクシミリデータを送信した原稿に形成された個人特定符号に対応する送信元特定情報の受信回数を、前記送信許可受信手段による送信許可情報の受信、および、前記送信手段によりファクシミリデータの送信に基づいて更新する許可回数更新手段と、を備え、
    前記送信制御手段は、前記許可回数更新手段で更新された許可回数だけ、前記送信手段による送信を許可することを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 端末装置とネットワークを介して接続されるファクシミリ装置であって、
    ユーザからの原稿の読取指示を受け付ける操作手段と
    原稿を読み取る原稿読取手段と、
    その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、
    前記原稿読取手段で読み取った原稿の所定の位置に形成されている個人特定符号を識別する個人特定符号識別手段と、
    前記端末装置から個人特定符号をあらわす個人特定符号データを含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、
    前記個人特定符号識別手段が識別した個人特定符号により特定される個人特定符号データと、前記送信許可受信手段が受信した個人特定符号データが一致するか否かを判別する判別手段と、
    その判別手段で、前記個人特定符号データが一致していると判別された場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させる送信制御手段と、
    を備え
    前記送信制御手段は、前記送信許可受信手段が送信許可情報を受信してから所定の時間が経過するまでに、前記操作手段によって前記原稿の読取指示が受け付けられない場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させないことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 端末装置とネットワークを介して接続されるファクシミリ装置であって、
    ユーザからの原稿の読取指示を受け付ける操作手段と
    原稿を読み取る原稿読取手段と、
    その原稿読取手段で読み取った原稿をあらわすファクシミリデータを所定の送信先へ送信する送信手段と、
    前記端末装置から認証情報を含む送信許可情報を受信する送信許可受信手段と、
    認証情報を入力可能な入力手段と、
    前記送信許可受信手段で受信した送信許可情報に含まれる認証情報と、前記入力手段で入力された認証情報が一致するか否かを判別する判別手段と、
    その判別手段で、前記認証情報が一致すると判別された場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させる送信制御手段と、
    を備え
    前記送信制御手段は、前記送信許可受信手段が送信許可情報を受信してから所定の時間が経過するまでに、前記操作手段によって前記原稿の読取指示が受け付けられない場合に、前記送信手段により前記ファクシミリデータを送信させないことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 認証情報は、ユーザ毎に割り当てられているID番号であることを特徴とする請求項5に記載のファクシミリ装置。
  7. 前記送信許可受信手段は、前記端末装置から、前記ファクシミリデータの送信先を示す送信先情報を受信し、
    前記送信制御手段は、前記送信手段により前記送信先情報で示される送信先に、前記ファクシミリデータを送信させることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のファクシミリ装置。
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