JP4854223B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ところで、カラー複写機、カラープリンター等においては、カラー現像装置によってブラック(Black)、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の各カラートナー画像を形成した後、中間転写ベルトに順次に中間転写して重ね合わせ、得られたカラートナー画像を被転写体の転写紙に転写装置によって転写し、定着手段で定着することによって、カラー画像が形成される。
このような問題を回避するために、ソレノイドやカムによって、画像形成時以外は、転写部材を画像担持体から離間させ、画像形成時にのみ転写部材を画像担持体に接するようにした画像形成装置が開発されている。
また、特許文献2には、転写ローラの軸方向における像担持体への当接圧の偏差を低減することを目的として開発された画像形成装置であって、前記転写ローラの回転軸を前記像担持体の回転軸と平行度を維持しながら前記転写ローラを像担持体に対して離接する方向に変位自在に支持する支持手段を設けた画像形成装置が開示されている。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、転写ローラを支持する支持部材の一端に駆動ギヤを設けた場合であっても、転写ニップ部の軸線方向における被転写体への押圧力を均等化し、転写濃度ムラ、転写像の変形等を防止して高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明において、前記支持部材を前記中間転写体又は像担持体に向けて付勢する付勢手段を設け、この付勢手段の付勢力を前記二次転写体又は転写体及びその他の回転体の回転により前記支持部材を前記中間転写体又は像担持体に向かって又はその反対方向に付勢する力よりも強くすることが好ましい。これによって、転写に十分な接触圧を得ることができ良好な転写画像を形成することができる。
本発明において、前記支持軸は、回転軸であり、かつ前記二次転写体又は転写体の駆動入力軸とすることができる。また、このとき、前記支持軸を、前記二次転写体又は転写体以外の回転体の駆動入力軸とすることもできる。支持軸を二次転写体若しくは転写体の駆動入力軸又はこれら以外の回転体の駆動入力軸とすることにより、モータ等の駆動入力手段の構造を簡素化してコストダウンを図ることができる。また、歯車列を小型化し、その動作をより簡単なものとして、例えば噛合いが外れることを確実に防止することができる。
複写機本体100には、潜像担持体としてイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーに対応した感光体ドラム40Y、40C、40M及び40Kが設けられている。各感光体ドラム40の周囲には帯電、現像、クリーニング等の電子写真プロセスを実行する各手段が配置され、これによって各画像形成ユニット18が形成されている。画像形成ユニット18は4つ並列されており、これによってタンデム型画像形成装置20が形成されている。
現像装置61を感光体ドラム40と共に一体に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在に形成してプロセスカートリッジとすることができる。このプロセスカートリッジは、この他に帯電手段、クリーニング手段を含んだものとすることもできる。
支持板25は支持軸24を中心として回転可能に構成されており、これによって中間転写体10と二次転写ローラ23とが接離可能になっている。二次転写装置22は二次転写ローラ23を中間転写ベルト10を介して支持ローラ16に押し当て、中間転写ベルト10上のトナー像を図示省略した転写紙に転写する。二次転写装置22に隣接するように定着装置28が設けられており、定着装置28は転写紙上の画像を定着する。定着装置28は、無端ベルトである定着ベルト26と、この定着ベルト26に押し当てられる加圧ローラ27とから主として構成されている。二次転写装置22及び定着装置28の下方には、転写紙を反転する反転装置が配置されている。反転装置は、転写紙の両面に画像を記録すべく転写紙を反転させる。
先ず、図1の原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、又は原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じる。この状態で、図示省略した起動スイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動した後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは直ちにスキャナ300が駆動し、第一走行体33および第二走行体34を走行させる。そして、第一走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光を受け、これを第二走行体34に向けて反射し、第二走行体34のミラーで反射光を更に反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入射させ、読み取りセンサ36で原稿内容を読み取る。
次に、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と二次転写装置22との間にシートを送り込み、二次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を転写する。
図2及び図3において、二次転写装置22はローラ支持部材としての支持板25と、この支持板25に、図示省略した軸受を介して支持された二次転写ローラ23及びファーブラシ11とから主として構成されている。ファーブラシ11はジャム時のトナーや紙間の地汚れトナー等に起因する転写材表面の汚れを防止するために、二次転写ローラ23に当接するように配置されたブラシ状のローラである。ファーブラシに代えてブレードを設けるようにしてもよい。
支持板25は支持軸24を中心として矢印H方向に揺動可能に構成されており、この揺動によって、二次転写ローラ23が中間転写体10に対して接離可能となっている。支持軸24は、それ自体回転可能な回転軸であり、装置本体に保持された図示省略したモータが回転すると、その端部に設けられたカップリング19を介して前記モータの駆動力が伝達されて回転する。
本実施形態において、中間転写体10への転写ローラ23の接離機構の回転中心である支持軸24は二次転写ローラ23及びファーブラシ11への回転駆動力の入力軸となっている。なお、支持軸24は支持板25に支持された二次転写ローラ23の中間転写体10への接離動作の回転中心であるために、その相対的位置は動くことがなく定位置を維持している。従って、歯車のピッチを合わせる等のために特殊な構成にする必要はない。
支持板25の二次転写ローラ23の軸線方向に沿った一端部には、図3に示したように歯車列(13a、13b、13c)が配置されており、この歯車列によって支持軸24の駆動力が転写ローラ23に伝達される。一方、支持板25の二次転写ローラ23の軸線方向に沿った他端部には歯車列(12a、12b、12c)が配置されており、この歯車列によって、支持軸24の駆動力がファーブラシ11に伝達される。歯車列13と歯車列12とは、歯車列を構成する各歯車の形状、大きさ、その配置位置等が相互に対称となるように調整されている。このように歯車列を対向配置させ、その位相を合致させることによって二次転写ローラ23の中間転写体10への転写圧の軸線方向のばらつきを防止している。
なお、本実施形態において、転写紙等の転写材を2つの回転体に挟み込んで搬送する場所では、搬送中の転写材が詰まってジャムが発生することがあるので、詰まった転写材を取り除く必要がある。
また、本実施例によれば、転写ローラ23の歯車列とファーブラシ11の歯車列の位相を合わせることにより、より均一な転写圧によってトナー画像の位置ずれを防止し、高品質の画像を形成することができる。
更に、本実施形態によれば、中間転写装置22の回転中心である支持軸24を転写ローラ23及びファーブラシ11への駆動力の入力軸としたことによって、二次転写ローラ23及びファーブラシ11を駆動する装置構成が簡便なものとなる。
7:接離カム
8:梃子
9:バネ部材
10:中間転写体
12a〜12c:歯車列
13a〜13c:歯車列
14〜16:支持ローラ
17:クリーニング装置
18:画像形成ユニット
19:カップリング
20:タンデム型画像形成装置
21:露光装置
22:二次転写装置
23:二次転写ローラ
24:支持軸
25:支持板
26:定着ベルト
27:加圧ローラ
28:定着装置
30:原稿台
32:コンタクトガラス
33:第一走行体
34:第二走行体
35:結像レンズ
36:読み取りセンサ
40:感光体ドラム
42:給紙ローラ
43:ペーパーバンク
44:給紙トレイ
45:分離ローラ
46:給紙路
47:搬送ローラ
48:給紙路
49:レジストローラ
50:給紙ローラ
51:手差しトレイ
52:分離ローラ
53:手差し給紙路
55:切換爪
56:排紙ローラ
57:排紙トレイ
61:現像装置
62:一次転写装置
100:複写機本体
200:給紙テーブル
300:スキャナ
400:原稿自動搬送装置
Claims (1)
- 静電潜像が形成される複数の像担持体と、
前記静電潜像を現像して可視像化する現像手段と、
この現像手段により形成された画像が順次転写、積層される中間転写ベルトと、
この中間転写ベルトに形成された画像を記録媒体に転写する二次転写手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記二次転写手段は、前記中間転写ベルトの画像担持面に接離可能に設けられた二次転写ローラと、この二次転写ローラに当接して配置されたファーブラシと、前記二次転写ローラ及び前記ファーブラシを支持する支持部材とを有し、
前記支持部材は、前記二次転写ローラを前記中間転写ベルトに対して離接させるように支持軸を中心として揺動可能に設けられ、
前記支持軸は回転軸であり、かつ前記二次転写ローラ及び前記ファーブラシの駆動入力軸であり、
前記支持部材の前記二次転写ローラの軸線方向に沿った一方端に前記二次転写体ローラ回転させる歯車列を設けると共に、他方端に前記ファーブラシを回転させる歯車列を設け、前記支持部材の両端に設けられた歯車列における位相を相互に合致させ、
前記支持部材を前記中間転写ベルトに向けて付勢する付勢手段を設け、この付勢手段は、前記支持部材の下方に配置された梃子と前記支持部材の端部との間に設けられたバネ部材であり、
前記付勢手段の付勢力を、前記二次転写ローラ及び前記ファーブラシの回転により前記支持部材を前記中間転写ベルトに向かって又はその反対方向へ付勢する力よりも強くし、
前記二次転写ローラの回転によって前記支持部材の前記一方端を前記中間転写ベルトに向かって又はこれと反対方向へ付勢する力と、前記ファーブラシの回転によって前記支持部材の前記他方端を前記中間転写ベルトに向かって又はこれと反対方向へ付勢する力とを均等化させた
ことを特徴とする画像形成装置。
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