JP4853850B2 - 情報埋込み用筆記ペン装置及び埋込み情報読取システム - Google Patents
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Description
これらの文字種に異なった情報を与えることで文字と関連した情報読み取りを可能ならしめる方式を提供する。
(式1)
// 初期化
for n = 1…N (Nは検出されたガイドインクの総数)
for l=1…L (ここでLはリンクの総数)
G[n][l]=0; (Gは探索過程において途中までの累積コストを格納するワークエリア。すなわちG[n][l]には、n回のステップで第lリンクに到達するための最小コストが格納される。)
end;
end;
for l=1…L
G[1][l]=リンク l のコスト;
end;
// 漸化式計算(ダイナミックプログラミングの考え方に基づく)
// 図5(c) 参照
for n = 2 … N
for l=1…L
G[n][l] = リンク l のコスト + min_p (G[n-1][p] + Q(l,p));
// ここで、pはリンクlと節点(ガイドインク)を共有するリンク。
//
// Q(l,p)は、リンクlとpを連続させることに対するコスト。
// リンクlと p がほぼ同じ長さあれば低コスト、など。オプション。
B[n][l]= 上の漸化式で最小値を与えたp;
end;
end;
// 終了処理
// Link[1], Link[2], …., Link[N]が最小コストリンク。
// すなわち、最小コスト経路を表す。
Link[N] = min_l G[N][l] を与えるリンク l ;
for n=N … 2
l = BP[n][l];
Link[n-1]=l;
end;
同図では、C→0、M→1としている。ガイドインクは、Nビットのデータインク列(ここではN=4)の区切りとして噴射される、1〜3個の組からなり,それが1個→2個→3個→1個→2個・・・のように繰り返す。
上述のようにガイドインクの役割はストロークの筆記方向の表現である。すなわち,ガイドインクが1個→2個→3個となる方向は正しく,逆に3個→2個→1個となる方向は間違っていると判断できる。
(1)交差直進戦略の限界(図13(a)):偶数次数のノードでは中央のエッジを選択するという戦略(図12(a))が、正しくない場合がある。
(2)部分的な筆記方向の不定性(図13(b)):SDラインの自己ループの筆記方向決定戦略(図12(b))が正しくない場合がある。
(3)全体的な筆記方向の不定性(図13(c)):始・終端を逆に間違っても筆順復元は可能であるが、全く逆の筆記方向が求まる。
PD−ラインについても、特殊な状況では、誤った結果を出力する可能性がある。最近、幾つかの改良が提案されているが、パターン「―」の例が端的に示すように、筆順復元問題の本質的な曖昧性を解消することはできない。
本実験では、実際の紙の上の手書きパターンおよび情報インクではなく、タブレットを介して得られたオンラインパターンを元のデータとする。このオンラインパターンを画像化したものを、筆順復元アルゴリズムのテストデータとして利用した。元々オンラインパターンなので、筆順復元の正解データは既知とできる。
実験資料として、6名の筆記者による英語アルファベットの大・小文字全52文字種のデータ、計312パターンを利用した。上述のように筆記にはタブレットを用いた。大きさは文字種によって様々であるが、平均的には250×250画素程度であった。シミュレーション実験ということで、すべての情報インク位置を既知とした。具体的には、オンラインパターンの筆点に沿ってn画素間隔で1ドットのデータインクもしくはガイドインクが埋め込まれていると想定した。データインク,ガイドインクの埋め込みフォーマットは2.4.2の通りである。このときのデータ埋め込み量は、ストロークを構成する画素の数をNとすると、(12N)/(18n)bitである。例えば、N=750、n=10の場合、50bitの埋め込みが可能である。
(1)2重書き部および交差部:筆記2回分の情報インクが混在するため、データを読み誤る。
(2)筆順復元の失敗:誤って逆の筆記方向が復元されると、その部分のデータを読み誤る。
第1の要因は不可避である。一方、第2の要因は筆順復元の精度を向上させることで、小さくできる。なお実際問題においては以上に加え、画像中のドット検出ミスも失敗要因になる。
2 ペン先端
3 色インク
4 情報インク
5 線状
6 スポット跡
7 補色ライト
8 判読カメラ
21 データインク
22 ガイドインク
61 ブラックインク
62 情報インク供出口
63 情報インク
64 情報インク用ノズル
65 ペン先端部
Claims (5)
- ペン型筆記具の先端に、筆記時に色インクを供出するペン先と、筆記時に第1のノズルからガイドインクを一定間隔または定められたパターンで噴霧させると共に、筆記時であって、この第1のノズルからガイドインクが噴霧されていない間に、第2のノズルからデータインクを埋め込むべき情報に応じて噴霧させたり噴霧させないようにするインク噴霧装置とを備えたことを特徴とする情報埋込み用筆記ペン装置。
- 前記ガイドインクとデータインクがブラックライトの照射によって可視化できる透明なインクであることを特徴とする請求項1に記載の情報埋込み用筆記ペン装置。
- 前記ガイドインクとデータインクが色インクとは異なる色のインクであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報埋込み用筆記ペン装置。
- 前記インク噴霧装置の第2のノズルが複数存在し、ブラックライトの照射によって異なる色に可視化できる透明なインクからなる複数のデータインクを各ノズルから噴出させるものであることを特徴とする請求項2に記載の情報埋込み用筆記ペン装置。
- 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報埋込み用筆記ペン装置に基づき、前記ガイドインクとデータインクとによって埋め込まれた情報を、データ読み取り手段によって読み取ることを特徴とする埋込み情報読取システム。
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JP2006036780A JP4853850B2 (ja) | 2005-09-21 | 2006-02-14 | 情報埋込み用筆記ペン装置及び埋込み情報読取システム |
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Publications (2)
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Family Applications (1)
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2006
- 2006-02-14 JP JP2006036780A patent/JP4853850B2/ja not_active Expired - Fee Related
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