JP4845747B2 - ヒューズ用めっき付き銅合金材料及びその製造方法 - Google Patents
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Description
これらのヒューズ材の固有抵抗が大きければ、過電流時に発生するジュール熱が大きく、このジュール熱でヒューズ材が溶断し、電気回路が保護される。このヒューズの溶断にかかる時間や溶断温度は、使用する材料によって異なる。
しかし、適度な強度及び導電率を有する銅合金において、これまで十分な溶断特性が得られていない。そこで、溶融温度を低下させ、かつ溶断にかかる時間を短くするために、ヒューズ用銅合金材料の表面に溶融Snめっきを施したり、ヒューズ部にSnチップをかしめることがなされている(特許文献6参照)。
上記めっき付き銅合金材料をヒューズとして利用するに際し、上記めっき付き銅合金材料のヒューズ部の表面にさらにSnめっきをしてSn層全体の厚さを増すか、ヒューズ部にSnチップをかしめて、ヒューズ溶断温度を低下させ、かつ溶断にかかる時間を短縮することができる。
また、上記ヒューズ用めっき付き銅合金材料は、前記銅合金基材の表面にNiめっき層を形成し、その上にSnめっき層を形成した後、リフロー処理又は加熱処理するか、Niめっき層の上に溶融Snめっきによるめっき層を形成することにより製造できる。この場合、生成するNi,Sn含有合金層中のNiはNiめっき層から供給され、その結果、Niめっき層が残留する場合と消滅する場合がある。Niめっき層が早期に消滅した場合、Ni,Sn含有合金層中のNiはさらに銅合金基材から供給される。
両方法において、Ni,Sn含有合金層は柱状結晶として成長する。
銅合金基材が引張強度400N/mm2以上及び導電率45%IACS以上であれば、ヒューズ部に要求される溶断特性の他に、端子部に要求される強度及び導電率をも満たし、ヒューズ端子用として好適に用いることができる。
図1に、本発明に係るヒューズ用めっき付き銅合金材料の断面の模式図を示す。(a)では、銅合金基材1の表面にNi層2が形成され、その上にNi,Sn含有合金層3が形成され、その上に最表層として純Sn層4が形成され、(b)では、銅合金基材1の表面にNi,Sn含有合金層3が形成され、その上に最表層として純Sn層4が形成されている。Ni,Sn含有合金層3は、Sn層に向かって成長した柱状結晶からなる。
しかし、Ni,Sn含有合金層は、その厚さが50μmを超えると、銅合金基材と純Sn層の間でバリア層として働き、銅合金基材中のCuと純Sn層中のSnの拡散を起こし難くし、銅合金基材の減肉を抑えてしまうため、厚さが50μm以下である必要がある。望ましくは30μm以下である。
なお、Ni,Sn含有合金層は、Ni−Sn合金、Ni−Cu−Sn合金又はその両者からなり、Ni−Sn合金は主として金属間化合物のNi3Sn4又は/及びNi3Snを含み、Ni−Cu−Sn合金は主として金属間化合物の(Cu,Ni)6Sn5を含む。
Ni層は、Ni,Sn含有合金層が形成されるときに残留したもので、存在することが必須ではないが、過電流発生時に発生するジュール熱により、Niを銅合金基材から拡散するCu及びSn層から拡散するSnと合金化させてNi,Sn含有合金層を成長させ、銅合金基材をすばやく減肉させる役割を有する。Ni層の厚さが10μmを越えると、過電流発生に伴う温度上昇により拡散しきれず、バリア層となってCuとSnの拡散を抑制し、Ni,Sn含有合金層の成長及び銅合金基材の減肉を抑制する。従って、Ni層の厚さは10μm以下とする。
Ni:0.1質量%未満であると、発熱時に形成される合金層がCu−Sn合金層となりやすく、過電流発生時の合金層成長が十分でない。すなわち素材減肉が促進し難いため、ヒューズ溶断特性に劣る。逆に1重量%を越えると、導電率を確保し難くなる。
Sn:0.1重量%未満であると、発熱時のSnの溶融に伴う溶断性向上効果がみられず、1重量%を越えると、導電率を確保し難くなる。
P:Pは昇華作用があるため発熱向上効果を有するが、0.01質量%未満であると、過電流発生時の発熱促進効果が小さく、溶断性に劣り、逆に0.2%を越えると、熱間加工において割れが発生しやすくなる。好ましくは0.01〜0.15質量%、さらに好ましくは0.03〜0.1質量%である。
一方、導電率は析出物の析出状態を示し、45%IACS未満では導電率が不足する。
なお、銅合金性ヒューズの板厚は一般に1mm以下であり、本発明に係る銅合金基材も溶断特性の面からは薄肉の方がよく、板厚1mm以下、さらに0.8mm以下が望ましい。
(1)銅合金基材の表面にSnめっき層を形成した後、リフロー処理又は加熱処理する。
(2)銅合金基材の表面に溶融Snめっきによるめっき層を形成する。
(3)銅合金基材の表面にNiめっき層を形成し、その上にSnめっき層を形成した後、リフロー処理又は加熱処理する。
(4)銅合金基材の表面にNiめっき層を形成し、その上に溶融Snめっきによるめっき層を形成する。
本発明の製造方法において、一般的に、Niめっき層の厚みが大きく、Niめっきがない場合は銅合金基材のNi含有量が高く、リフロー処理又は加熱処理の温度が高く処理時間が長く、あるいは溶融SnめっきのSn浴温度が高く処理時間が長いとき、Ni,Sn含有合金層のNi含有量が高く、又は/及びその厚みが大きくなる。また、めっき付き銅合金材のNi層及びSn層は、当初のNiめっき層又はSnめっき層が厚いほど厚く残留し、リフロー処理等による製造時のNi,Sn含有合金層の成長が大きいほど薄くなる。
一方、No.20はCu−0.1Fe−0.03P−0.2Sn−0.2Mg−0.4Zn(CDA.No.C19800)、No.23はCu−3.2Ni−0.7Si−0.3Zn(CDA.No.C64710)、No.24はCu−2.3Fe−0.03P−0.1Zn(CDA.No.C19400)であり、いずれも厚さ0.2mmの市販品を用いた(元素の前の数字は質量%)。
Niめっき及びSnめっきは表4の条件で行った。リフロー処理は240℃〜600℃×5〜30secで行い、加熱処理は80〜200℃で、溶融Snめっきは250℃で適当な時間処理することにより行った。
[導電率]導電率は、JISH0505に基づいて測定した。
[Snめっき層の厚さ]Snめっき層の厚さは、蛍光X線膜厚計(セイコー電子工業株式会社;型式SFT3200)を用いて測定した。
[Niめっき層の厚さ]Niめっき層の厚さは蛍光X線膜厚計(セイコー電子工業株式会社;型式SFT3200)を用いて測定した。
[純Sn層の厚さ]純Sn層の厚さは、次の手順で測定した。まず、蛍光X線膜厚計(セイコー電子工業株式会社;型式SFT3200)を用いてSn層全体(純Sn層とNi,Sn含有合金層)の厚さを測定する。その後、p−ニトロフェノール及び苛性ソーダを主成分とする剥離液に10分間浸漬し、純Sn層を剥離後、蛍光X線膜厚計を用いて、Ni,Sn含有合金層中のSn量を測定する。この測定値から求めた両者の層厚さの差から純Sn層の厚さを算出した。
[Ni,Sn含有合金層の合金種類の同定]合金の種類はX線回折実験により同定した。
[Ni層厚さ]リフロー処理、加熱処理又は溶融Snめっき後のNi層の厚さは、蛍光X線膜厚計(セイコー電子工業株式会社;型式SFT3200)を用いて測定した。
[溶断特性評価]各試料に対し、5V、19Aの定電圧条件下で溶断試験を行った。評価は切断に要する時間を測定し、溶断時間10sec未満を合格とした。
一方、No.8は、Snめっき層厚さが0.05μmと薄いため、リフロー処理後に純Sn層が残存せず、溶断特性が劣っている。No.9は、Niめっき層厚さが25μmと厚いため、加熱処理後に残存するNi層厚さが厚く、溶断時の素材減肉が抑制され、溶断特性が劣っている。No.10は、加熱処理後に形成されるNi,Sn含有合金層が厚く、溶断時の素材減肉が抑制され、溶断特性が劣っている。No.11はめっきを施していないため、本条件下では溶断が起こっていない。
2 Ni層
3 Ni,Sn含有合金層
4 純Sn層
Claims (9)
- Ni:0.1〜1質量%、Sn:0.1〜1質量%、P:0.01〜0.2質量%を含み、残部がCu及び不可避不純物からなり、導電率45%IACS以上とした銅合金素材の表面に、Ni−Sn合金、Ni−Cu−Sn合金、又はその両者からなるNi,Sn含有合金層が形成され、その上に最表層として純Sn層が形成され、前記Ni,Sn含有合金層は厚さが50μm以下、前記純Sn層は厚さが0.1μm以上であることを特徴とするヒューズ用めっき付き銅合金材料。
- Ni:0.1〜1質量%、Sn:0.1〜1質量%、P:0.01〜0.2質量%を含み、残部がCu及び不可避不純物からなり、導電率45%IACS以上とした銅合金素材の表面に、Ni層が形成され、その上にNi−Sn合金、Ni−Cu−Sn合金、又はその両者からなるNi,Sn含有合金層が形成され、その上に最表層として純Sn層が形成され、前記Ni層は厚さが10μm以下、前記Ni,Sn含有合金層は厚さが50μm以下、前記純Sn層は厚さが0.1μm以上であることを特徴とするヒューズ用めっき付き銅合金材料。
- 銅合金基材の引張強度が400N/mm2以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載されたヒューズ用めっき付き銅合金材料。
- 前記銅合金素材の表面にSnめっき層を形成した後、リフロー処理又は加熱処理することを特徴とする請求項1に記載されたヒューズ用めっき付き銅合金材料の製造方法。
- 前記銅合金素材の表面に溶融Snめっきを行うことを特徴とする請求項1に記載されたヒューズ用めっき付き銅合金材料の製造方法。
- 前記銅合金素材の表面にNiめっき層を形成し、その上にSnめっき層を形成した後、リフロー処理又は加熱処理することを特徴とする請求項1又は2に記載されたヒューズ用めっき付き銅合金材料の製造方法。
- 前記銅合金素材の表面にNiめっき層を形成した後、溶融Snめっきを行うことを特徴とする請求項1又は2に記載されたヒューズ用めっき付き銅合金材料の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載されたヒューズ用めっき付き銅合金材料の表面に、さらにSnめっき層が形成されたことを特徴とするヒューズ。
- 請求項1〜3のいずれかに記載されたヒューズ用めっき付き銅合金材料の表面に、さらにSnチップをかしめて取り付けたことを特徴とするヒューズ。
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