JP4727347B2 - Sanitary napkin packaging - Google Patents
Sanitary napkin packaging Download PDFInfo
- Publication number
- JP4727347B2 JP4727347B2 JP2005238036A JP2005238036A JP4727347B2 JP 4727347 B2 JP4727347 B2 JP 4727347B2 JP 2005238036 A JP2005238036 A JP 2005238036A JP 2005238036 A JP2005238036 A JP 2005238036A JP 4727347 B2 JP4727347 B2 JP 4727347B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sanitary napkin
- thin
- thick
- folded
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
この発明は、生理用ナプキンが畳んだ状態で個袋に収納されている生理用ナプキン包装体に関する。 The present invention relates to a sanitary napkin package that is stored in an individual bag in a state in which the sanitary napkin is folded.
従来、生理用ナプキンが畳まれて個袋に収納されている生理用ナプキン包装体は、周知である。例えば、特開平10−14974号公報(特許文献1)には、この種の包装体であって、個袋を切り開くことができるように、個袋は生理用ナプキンの端部近傍の部位が切り裂き容易に形成されている。個袋の中の生理用ナプキンは、その長さが約三分の一となるように、透液性表面シートを内側にして折り畳まれている。また、特開2001−37804号公報(特許文献2)には、生理用ナプキンの個袋構造が開示されている。この生理用ナプキンでは、吸収層に幅方向へ延びる防漏溝が形成されており、生理用ナプキンとその包装材との折曲部は、少なくとも一つが防漏溝と重なるように形成されている。
特許文献1に記載された生理用ナプキン包装体では、生理用ナプキンを個袋から取り出すことが容易にはなるが、折り畳まれている生理用ナプキンは、それを取り出したときには、それまで折曲されていた部位に折り癖であるしわがついて、その部位が折曲されていなかった部位に比べて柔軟で折れ曲がり易い部位に変化しているということがある。そのような生理用ナプキンを肌に当てると、生理用ナプキンはしわを境にして前後に折れ曲がり、そのしわの近傍が肌に密着し難くて肌との間に隙間を作り、その隙間から経血が漏れやすくなるという傾向がある。この傾向は、生理用ナプキンにおける液吸収性芯材の厚さが厚くなるほど顕著になる。
In the sanitary napkin package described in
また、特許文献2に記載された生理用ナプキンは、折曲部が防漏溝を通ることによって、生理用ナプキンの折り込みが容易で、厚さのあるナプキンでも、表面が荒らされず肌触りがよく、折りしわが目立ちにくいというものである。しかし、そのような傾向は、折曲部のうちでも防漏溝を通っている部分に限られるのであって、折曲部が防漏溝から離れるにしたがって折りしわが顕著に現われて、特許文献1に記載の生理用ナプキンと同様な傾向を示すと考えられる。
Further, the sanitary napkin described in
そこで、この発明は、畳まれて個袋に収納された生理用ナプキンを取り出して着用する際に、生理用ナプキンがそれを畳むときに使用した折曲線の近傍においても肌によく密着するように従来技術に改良を施すことを課題にしている。 Therefore, when taking out and wearing the sanitary napkin that is folded and stored in the individual bag, the present invention ensures that the sanitary napkin adheres well to the skin even in the vicinity of the folding line used when the sanitary napkin is folded. The problem is to improve the prior art.
前記課題を解決するために、この発明が対象とするのは、透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に液吸収性の芯材が介在し、着用者の股部前方に位置させる前端部と、前記着用者の股部後方に位置させる後端部と、前記前端部と前記後端部とを結ぶ方向へ延びる長さ方向と、前記長さ方向に直交する幅方向とを有し、前記芯材を含む前記幅方向の中央部に少なくとも5mmの厚さを有する厚肉な部位が形成されている生理用ナプキンを、前記表面シートを内側にして、前記幅方向へ延びる互いに平行な複数条の折曲線において折り畳んで個袋に収納してある生理用ナプキン包装体である。 In order to solve the above-described problems, the present invention is directed to a liquid-absorbing core material interposed between a liquid-permeable top sheet and a liquid-impervious back sheet, in front of the wearer's crotch. A front end portion to be positioned; a rear end portion positioned behind the wearer's crotch; a length direction extending in a direction connecting the front end portion and the rear end portion; and a width direction orthogonal to the length direction; A sanitary napkin in which a thick portion having a thickness of at least 5 mm is formed at the center in the width direction including the core material, and extends in the width direction with the topsheet as an inside. It is a sanitary napkin package that is folded in a plurality of parallel folding lines and stored in an individual bag.
かかる生理用ナプキン包装体において、この発明が特徴とするところは、次のとおりである。前記生理用ナプキンは、前記厚肉な部位が前記生理用ナプキンの前記長さ方向における全長のうちの前記前端部寄り三分の二の範囲内に形成されており、前記長さ方向において前記厚肉な部位につながる前記後端部寄りには、厚さが4mmを越えることのない薄肉な部位が形成されていて、前記薄肉な部位が前記幅方向へ延びる折曲線に沿って前記前端部に向かって折曲されており、前記生理用ナプキンを前記長さ方向に伸展した状態においては、前記薄肉な部位に形成された前記折曲線とその前後20mmの距離とにおいて測定した前記後端部から前記前端部へ向かう方向の曲げ剛性が1N以下であり、かつ、前記折曲線と前記前後20mmの距離それぞれとにおける前記曲げ剛性の差が0.6N以下である。 In this sanitary napkin package, the present invention is characterized as follows. In the sanitary napkin, the thick portion is formed within a range of two thirds of the total length of the sanitary napkin in the length direction and close to the front end, and the thickness in the length direction is the thickness. Near the rear end connected to the thick part , a thin part having a thickness not exceeding 4 mm is formed, and the thin part is formed on the front end along a folding line extending in the width direction. towards being bent, in a state where the extension of the sanitary napkin wherein the length from the rear end portion measured in the thin wall said folding lines formed in the portion with the distance before and after 20mm The bending stiffness in the direction toward the front end is 1 N or less, and the difference in bending stiffness between the folding line and the distance of 20 mm in the front and rear is 0.6 N or less.
この発明の実施態様の一つでは、前記薄肉な部位に形成された前記折曲線において折曲された前記薄肉な部位が前記厚肉な部位に重なっている。
また、この発明の実施態様の一つでは、前記薄肉な部位に形成された前記折曲線において折曲されて互いに重なり合う前記薄肉な部位が前記厚肉な部位に重なり、前記前端部が前記表面シートを内側にして折曲されていて、互いに重なり合う前記薄肉な部位に重なることによって、前記生理用ナプキンが四つに折り畳まれている。
In one embodiment of the invention, the thin wall portion that is bent at the bent lines formed on the thin site overlaps the thick site.
In one embodiment of the present invention, the thin portion that is bent and overlapped with each other in the folding line formed in the thin portion overlaps the thick portion, and the front end portion is the top sheet. The sanitary napkin is folded in four by overlapping the thin portions that overlap each other.
この発明に係る生理用ナプキン包装体では、折り畳んで個袋に収納してある生理用ナプキンに厚肉な部位が形成されていても、厚肉な部位につながる後端部寄りの部位に厚さが4mmを越えることのない薄肉な部位が形成されていて、その薄肉な部位における折曲線に沿って折曲されており、折曲線とその前後20mmの距離とにおいて測定した曲げ剛性が1N以下であり、かつ、折曲線とその前後20mmの距離それぞれとにおける曲げ剛性の差が0.6N以下であることによって、包装体から取り出した生理用ナプキンは、それを肌に当てると後端部寄りにある薄肉な部位の全体が一様に湾曲して、肌に対してよく密着する。 In the sanitary napkin package according to the present invention, even if a thick portion is formed on the sanitary napkin that is folded and stored in the individual bag , the sanitary napkin package has a thickness near the rear end portion that leads to the thick portion. Is formed along a folding line at the thin part, and the bending rigidity measured at the folding line and a distance of 20 mm before and after the folding line is 1 N or less. The sanitary napkin taken out from the package is closer to the rear end when it is applied to the skin because the difference in bending stiffness between the folding line and the distance of 20 mm before and after the folding line is 0.6 N or less. The whole thin part is uniformly curved and adheres well to the skin.
畳まれた生理用ナプキンが薄肉な部位において折曲されている態様にあると、その薄肉な部位は、そこにしわが生じても、生理用ナプキンを着用するときには着用者の肌によく密着する。また、折曲されている薄肉な部位が厚肉な部位に重なっている態様のこの発明では、その薄肉な部位が折曲線の近傍でゆるやかな曲線を画きながら折曲されるので、生理用ナプキンには折曲部に沿ってのしわが生じ難くなる。 When the folded sanitary napkin is bent at a thin portion, the thin portion adheres well to the wearer's skin when the sanitary napkin is worn, even if wrinkles are generated there. Further, in this aspect of the invention in which the bent thin portion overlaps the thick portion, the thin portion is bent while drawing a gentle curve in the vicinity of the folding curve, so the sanitary napkin Wrinkles along the bent portion are less likely to occur.
添付の図面を参照してこの発明に係る生理用ナプキン包装体の詳細を説明すると、以下のとおりである。 The details of the sanitary napkin package according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1,2は、生理用ナプキン包装体1の斜視図と、図1のII−II線切断面を示す図である。包装体1は、袋状に閉じられた包装シート2と、包装シート2に被覆された生理用ナプキン3とを有する。包装シート2は、プラスチックフィルムや合成繊維製の不織布等によって形成されており、包装体1の側縁で重なり合っている部分4は、互いに溶着している。包装シート2はまた、生理用ナプキン3を取り出すための開口部6を有し、その開口部6が粘着テープ7によって一次的に閉じられている。粘着テープ7を剥離し、開口部6における包装シート2の端部2aをもって矢印A方向へ引張ると、包装シート2は溶着している部分4が剥がれて開口部6が開き、生理用ナプキン3を取り出すことができる。包装体1の内部では、生理用ナプキン3が三つに折って畳まれている。このように畳まれた生理用ナプキン3は、第1折曲部11と、第2折曲部12とを有する。
1 and 2 are a perspective view of the
図3,4,5において、図3は包装体1から取り出して伸展させた生理用ナプキン3の平面図であり、図4は図3のM−M線に一致しているIV−IV線切断面を示す図であり、図5は図3のV−V線切断面を示す図であり、これらの図において包装シート2の図示は省略されている。生理用ナプキン3は、着用者の股部前方に位置させる前端部3aと、股部後方に位置させる後端部3bと、これら両端部3a,3b間の中間部3cとを有し、前端部3aと後端部3bとを結ぶ方向に延びる長さ方向が双頭矢印Pで示され、長さ方向Pに直交する幅方向が双頭矢印Qで示されている。生理用ナプキン3はまた、透液性表面シート13と、不透液性裏面シート14と、これら両シート13,14間に介在する液吸収性の芯材16とを有する。表面シート13と裏面シート14とは、芯材16の周縁から延出して重なり合い、溶着または接着により互いに接合して、生理用ナプキン3の両サイドと両エンドとのそれぞれに、サイドフラップ17とエンドフラップ18とのそれぞれを形成している。サイドフラップ17のそれぞれには、防漏堤21が形成されている。防漏堤21は、長さ方向Pへ延びる不透液性の帯状シートによって形成されていて、図5に示されるように、外側縁部22が溶着または接着によりサイドフラップ17に接合する一方、内側縁部23が芯材16及び表面シート13の上方にあって表面シート13には接合しておらず、その表面シート13との間にポケット26を形成している。その内側縁部23には、長さ方向Pへ延びる弾性部材27が伸長状態で取り付けられており、生理用ナプキン3が長さ方向Pへ湾曲すると、その弾性部材27が収縮して、内側縁部23を表面シート13から離間するように起立させ、ポケット26を大きく開口させることができる。好ましい生理用ナプキン3では、サイドフラップ17が図5のように形成されていて、不透液性の裏面シート14と不透液性の防漏堤21の外側縁部22とが透液性表面シート13の外側で重なり合い、溶着または接着により互いに接合している。かような生理用ナプキン3の表面シート13は、不織布や開孔プラスチックフィルム等によって形成され、裏面シート14は、不織布やプラスチックフィルム、不織布とプラスチックフィルムとを積層した複合シート等によって形成される。芯材16は、粉砕パルプや吸水性ポリマー等の吸水性材料によって形成され、液拡散性や液透過性にすぐれたティッシュペーパーや不織布等のシート16aによってその吸水性材料が包まれている。裏面シート14の下面には、生理用ナプキン3をショーツに止着するための粘着剤14aが塗布されている。その粘着剤14aに対して、包装シート2の内面が剥離可能に止着している(図2参照)。
3, 4, and 5, FIG. 3 is a plan view of the
図3,4,5において、生理用ナプキン3の内面には、1〜7mmの幅を有する圧搾条溝31が形成されている。条溝31は、生理用ナプキン3を表面シート13から裏面シート14に向かって、表面シート13の上から芯材16を圧縮することによって、好ましくは加熱下に圧縮することによって形成されている。また、好ましい条溝31は、図3に示されるように底の深い部分32と、底の浅い部分33とが条溝31の長さ方向において交互に形成されている。深い部分32では、芯材16がその深い部分32に隣接する浅い部分33の芯材16よりも高密度になるように圧搾されている。また、これら両部分32,33は、条溝31の長さ方向と交差する方向へ延びていて、条溝31の両側壁につながっている。条溝31は、生理用ナプキン3の前端部3a寄りに、図において長さ方向Pの上方に向かって突出した曲線を画く第1前方突状部36と、前方突状部36よりも内側に形成された第2前方突状部37とを有する一方、後端部3b寄りに、長さ方向Pの下方に向かって突出した曲線を画く第1後方突状部38と第1後方突状部38よりも内側に形成された第2後方突状部39とを有する。これら突状部36〜39のそれぞれは、生理用ナプキン3の幅を二等分する中心線M−Mの両側それぞれにおいて、条溝31のうちで長さ方向Pへ延びる一対の直状部41を介してつながっている。かような第1前方突状部36と第1後方突状部38と直状部41とは、ほぼ長円形で中心線M−Mに関して対称な外側環状部42を形成し、第2前方突状部37と第2後方突状部39と直状部41とは、ほぼ長円形で中心線M−Mに関して対称な内側環状部43を形成している。
3, 4, and 5, a
内側環状部43の内側部位45は、着用者の膣口周辺に当接させる部位であって、この部位が膣口周辺に対して選択的によく密着するように、内側環状部43の外側部位46よりも芯材6に使用する粉砕パルプや吸水性ポリマー等の材料の目付を大きくすることによって外側部位46よりも厚く形成されており、生理用ナプキン3の幅方向Qの中央部が着用者の肌に向かって外側部位46よりも突出している(図5参照)。かような内側部位45は、生理用ナプキン3における厚肉な部位または中高な部位と呼ぶことができる部位である。この内側部位45、換言すると厚肉な部位45は、生理用ナプキン3の全長Lを三等分する後端部寄りの線S1と前端部寄りの線S2(図3参照)のうちの線S1よりも前方の範囲に形成されている。好ましい厚肉な部位45は、芯材6の目付が300〜700g/m2であって、少なくとも5mmの厚さ、より好ましくは少なくとも6.5mmの厚さを有するように形成されている。内側環状部43の外側部位46は、芯材6の目付が厚肉な部位45のそれよりも小さい部位であり、その部位46の中でも、長さ方向Pにおいて後端部3b寄りにあって、厚肉な部位45につながる部位は、その厚さが4mmを越えることがないように芯材6の目付が調整されている薄肉な部位51である。好ましい薄肉な部位51の芯材6は、その目付が100〜250g/m2の範囲にある。
The
図3,4において示されている線Nは、生理用ナプキン3の全長Lを二等分する中心線であり、線S1,S2は、全長Lを三等分する線であり、線B1,B2は生理用ナプキン3が図2の如く三つに畳まれていたときの折曲部位11,12の位置を示す線である。包装体1から取り出されたこれらの図の生理用ナプキン3は、薄肉な部位51における折曲線B1と折曲線B1の前後20mmずつの範囲において、後記する方法で測定した曲げ剛性が2N以下、より好ましくは1.5N以下、さらに好ましくは1N以下である。また剛性の差は1.2N以下、より好ましくは1N以下である。生理用ナプキン3が畳まれるときに折曲線B1で折り曲げられると、薄肉な部位51には、図3,4の如く、折り癖であるしわ55が生じるということがある。しかし、折曲線B1の近傍は剛性が低く、剛性差も小さいので、生理用ナプキン3を着用するときには、折曲線B1とその近傍とが一様に湾曲して、着用した生理用ナプキン3にその外側から強い力を加えなくても着用者の肌によく密着する。このように密着した生理用ナプキン3では、しわ55が殆ど消失しているか、または極めて浅いものになっているので、体液が折曲線B1に沿って流れ、生理用ナプキン3の側部から漏れるということがない。生理用ナプキン3はまた、それが図2の如く三つに折り重ねられる場合に、薄肉な部位51が厚肉な部位45に重ねられていると、厚肉な部位45の厚さが厚いほど、薄肉な部位51の折曲線B1の近傍、すなわち図2の折曲部11の近傍はゆるやかな曲線を画くように折曲されるので、折曲部11にはしわ55が生じ難いか、生じたとしても浅いものになって、体液の漏れを防ぐ効果が向上する。
3 and 4 is a center line that bisects the total length L of the
なお、生理用ナプキン3は、厚肉な部位45が折曲線B2において折曲されているから、包装体1から取り出したときに、その部位にしわが生じているということがある。しかし、生理用ショーツを使用してこの生理用ナプキン3を着用するときには、生理用ショーツによって生理用ナプキンにその外側から強い押圧力を作用させることができるので、生理用ナプキン3を容易に肌に密着させることができる。したがって、この厚肉な部位45に対しては、その部位の曲げ剛性を特に低くするという配慮が必ずしも必要ではない。
Incidentally, the
図6は、この発明の実施態様の一例を示す図2と同様な図である。この場合の生理用ナプキン包装体1では、生理用ナプキン3が四つに折り重ねられている。この包装体1でも、生理用ナプキン3は、剛性が低く、剛性差の小さい薄肉な部位51において折曲されている。
FIG. 6 is a view similar to FIG. 2 showing an example of the embodiment of the present invention. In the
図7は、生理用ナプキン3を例にとってこの発明に係る剛性測定方法を示す図である。生理用ナプキン3は、表面シート13が下になるように水平な支持台101に載せる。その生理用ナプキン3は、2kgのウエイト102を載せて支持台101に固定する。支持台と生理用ナプキン3との間にはTOYO ROSHI KAISHA製の80×180mmのろ紙(type ANANASHI)103を2枚挿入して、ろ紙の端部を80mmだけ支持台101から延出させ、支持台101から延出する部分の生理用ナプキン3を下から支える。生理用ナプキン3は、剛性測定部位3aを支持台101のエッジ101aに一致させておく。エッジ101aから水平方向への寸法aが20mmとなる点において、生理用ナプキン3にデジタルフォースゲージ(SHIMPO FGC−2)105のセンサー部106を当てる。センサー部106を20mm/minの速度で垂直に下降させ、エッジ101aからの垂直方向の寸法bが5mmになるまでの間の最大値を単位Nで求める。この測定方法において、重ね合わせた2枚のろ紙の剛性は0.53Nであったから、測定部位3aにおける曲げ剛性は、測定部位3aで測定された最大値から0.53Nを引いた値とした。なお、生理用ナプキン3が図3に示されるような防漏堤21を有する場合には、その防漏堤21が生理用ナプキン3の内面から起立する部分を切り取って測定する。また、生理用ナプキン3が芯材6の縁部から20mm以上延出するフラップ17や翼部(図示せず)を有する場合には、その延出する寸法が10〜15mmとなるようにフラップ17や翼部を切り取って測定する。
FIG. 7 is a diagram showing a stiffness measurement method according to the present invention, taking the
個袋から取り出された図2〜4の形状の生理用ナプキンであって、厚肉な部位の厚さが5〜7.5mmであり、薄肉な部位の厚さが4mm以下であるものについて、後端部寄りに形成された折曲線とその前後20mmの距離における剛性と剛性差とを測定する一方、生理用ショーツを使用してその生理用ナプキンを透明な人体模型に着用させ、生理用ナプキン後端部寄りに形成された折曲線とその近傍の部分の人体模型表面に対するフィット状況を観察した。また、比較例として、個袋から取り出された図2の形状を有する生理用ナプキンであって、生理用ナプキン後端部寄りに形成された折曲線とその前後20mmの距離において剛性が2Nを越えているか、剛性差が1.2Nを越えている生理用ナプキンについての人体模型表面に対するフィット状況を観察した。これらの観察結果は、表1のとおりであった。 About the sanitary napkin in the shape of FIGS. 2 to 4 taken out from the individual bag, the thickness of the thick part is 5 to 7.5 mm, and the thickness of the thin part is 4 mm or less. While measuring the bending curve formed near the rear end and the rigidity and the difference in rigidity at a distance of 20 mm before and after that, the sanitary napkin is worn on a transparent human body model using a sanitary short, and the sanitary napkin We observed the folding curve formed near the rear edge and the fitting condition of the vicinity of the body model surface. Further, as a comparative example, the sanitary napkin having the shape of FIG. 2 taken out from the individual bag has a rigidity exceeding 2N at a distance of 20 mm before and after the folding line formed near the rear end of the sanitary napkin. The fitting state of the sanitary napkin with a rigidity difference exceeding 1.2 N on the surface of the human body model was observed. These observation results are shown in Table 1.
この発明によれば、生理用ナプキンにおける後端部寄りの部分が肌によくフィットする生理用ナプキン包装体の製造が可能になる。 According to this invention, it becomes possible to manufacture a sanitary napkin package in which a portion near the rear end of the sanitary napkin fits well with the skin.
1 生理用ナプキン包装体
3 生理用ナプキン
3a 前端部
3b 後端部
13 表面シート
14 裏面シート
16 芯材
45 厚肉な部分
51 薄肉な部分
B1 折曲線
P 長さ方向
Q 幅方向
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記生理用ナプキンは、前記厚肉な部位が前記生理用ナプキンの前記長さ方向における全長のうちの前記前端部寄り三分の二の範囲内に形成されており、前記長さ方向において前記厚肉な部位につながる前記後端部寄りには、厚さが4mmを越えることのない薄肉な部位が形成されていて、前記薄肉な部位が前記幅方向へ延びる折曲線に沿って前記前端部に向かって折曲されており、前記生理用ナプキンを前記長さ方向に伸展した状態においては、前記薄肉な部位に形成された前記折曲線とその前後20mmの距離とにおいて測定した前記後端部から前記前端部へ向かう方向の曲げ剛性が1N以下であり、かつ、前記折曲線と前記前後20mmの距離それぞれとにおける前記曲げ剛性の差が0.6N以下であることを特徴とする前記包装体。 After a liquid-absorbing core material is interposed between the liquid-permeable top sheet and the liquid-impervious back sheet, the front end portion is positioned in front of the wearer's crotch portion, and the back portion of the wearer is positioned behind An end portion, a length direction extending in a direction connecting the front end portion and the rear end portion, and a width direction orthogonal to the length direction, and at least a central portion of the width direction including the core material A sanitary napkin in which a thick portion having a thickness of 5 mm is formed is folded in a plurality of parallel folding lines extending in the width direction with the surface sheet inside, and stored in a single bag. A sanitary napkin package,
In the sanitary napkin, the thick portion is formed within a range of two thirds of the total length of the sanitary napkin in the length direction and close to the front end, and the thickness in the length direction is the thickness. Near the rear end connected to the thick part , a thin part having a thickness not exceeding 4 mm is formed, and the thin part is formed on the front end along a folding line extending in the width direction. towards being bent, in a state where the extension of the sanitary napkin wherein the length from the rear end portion measured in the thin wall said folding lines formed in the portion with the distance before and after 20mm Bending rigidity in a direction toward the front end is 1 N or less, and a difference in bending rigidity between the folding line and each of the distances of 20 mm in the front and back is 0.6 N or less. body
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005238036A JP4727347B2 (en) | 2005-08-18 | 2005-08-18 | Sanitary napkin packaging |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005238036A JP4727347B2 (en) | 2005-08-18 | 2005-08-18 | Sanitary napkin packaging |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010246885A Division JP4727760B2 (en) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | Sanitary napkin packaging |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007050137A JP2007050137A (en) | 2007-03-01 |
JP4727347B2 true JP4727347B2 (en) | 2011-07-20 |
Family
ID=37914989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005238036A Active JP4727347B2 (en) | 2005-08-18 | 2005-08-18 | Sanitary napkin packaging |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4727347B2 (en) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4963906B2 (en) * | 2006-09-06 | 2012-06-27 | 花王株式会社 | Absorbent articles |
CA2678090C (en) | 2009-09-29 | 2011-05-10 | The Procter & Gamble Company | Absorbent products having improved packaging efficiency |
JP5341738B2 (en) * | 2009-12-15 | 2013-11-13 | 花王株式会社 | Absorbent articles |
WO2013191601A1 (en) * | 2012-06-20 | 2013-12-27 | Sca Hygiene Products Ab | Folded absorbent article |
JP6749349B2 (en) * | 2016-12-28 | 2020-09-02 | ユニ・チャーム株式会社 | Absorbent article |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52122598U (en) * | 1976-03-15 | 1977-09-17 | ||
JPH04131224U (en) * | 1991-05-28 | 1992-12-02 | 花王株式会社 | absorbent articles |
JPH1014974A (en) * | 1996-07-03 | 1998-01-20 | Uni Charm Corp | Sanitary napkin put in individual bag |
JP2001037804A (en) * | 1999-07-30 | 2001-02-13 | Kao Corp | Individually packing structure of absorbent article |
JP2003079663A (en) * | 2001-09-11 | 2003-03-18 | Yoshiko Noshita | Sanitary napkin |
JP2005007144A (en) * | 2003-05-29 | 2005-01-13 | Uni Charm Corp | Sanitary napkin |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52122598A (en) * | 1976-03-31 | 1977-10-14 | Unitika Ltd | Method of construcing culture ponds for fish and shellfishes |
-
2005
- 2005-08-18 JP JP2005238036A patent/JP4727347B2/en active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52122598U (en) * | 1976-03-15 | 1977-09-17 | ||
JPH04131224U (en) * | 1991-05-28 | 1992-12-02 | 花王株式会社 | absorbent articles |
JPH1014974A (en) * | 1996-07-03 | 1998-01-20 | Uni Charm Corp | Sanitary napkin put in individual bag |
JP2001037804A (en) * | 1999-07-30 | 2001-02-13 | Kao Corp | Individually packing structure of absorbent article |
JP2003079663A (en) * | 2001-09-11 | 2003-03-18 | Yoshiko Noshita | Sanitary napkin |
JP2005007144A (en) * | 2003-05-29 | 2005-01-13 | Uni Charm Corp | Sanitary napkin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007050137A (en) | 2007-03-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5164390B2 (en) | Absorbent articles | |
TWI508717B (en) | Dispose of items with disposable dessert | |
WO2017169392A1 (en) | Absorbent article | |
JP5433815B1 (en) | Urine pad for men | |
KR20060015517A (en) | Sanitary napkin | |
JP3626647B2 (en) | Disposable diapers | |
JP2005342203A (en) | Disposable diaper | |
JP4727347B2 (en) | Sanitary napkin packaging | |
JP6456137B2 (en) | Absorbent articles | |
CN107106352B (en) | Absorbent article | |
JP2010115368A (en) | Individual package of absorbent article | |
JP5558617B1 (en) | Absorbent pad | |
JP5565920B1 (en) | Packaging for men's urine pad | |
JP6115949B2 (en) | Absorbent articles | |
JP3871563B2 (en) | Absorbent articles | |
TW201737879A (en) | Absorbent article | |
JP4727760B2 (en) | Sanitary napkin packaging | |
JP6351354B2 (en) | Absorbent articles | |
KR102508042B1 (en) | Absorbent article | |
KR102508043B1 (en) | Absorbent article | |
JP2017209521A (en) | Absorbent article | |
CN111511325B (en) | Absorbent article | |
WO2018123684A1 (en) | Individual package of absorbent article | |
JP4963906B2 (en) | Absorbent articles | |
WO2014084087A1 (en) | Absorptive pad |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080710 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |