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JP4724637B2 - 撮像装置、撮像システム、撮像方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像システム、撮像方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は撮像装置、撮像システム、撮像方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に、フレーム間予測符号化が破綻しそうな場合に、発生符号量を減少させるために用いて好適な技術に関する。
一般的にフレーム間予測符号化では、送信符号量をある一定のレートを超えないように符号量制御を行う。すなわち、出力バッファの残留量を逐次監視し、発生符号量が残留量を超えそうな時には、粗く量子化することによって符号量を減少させる制御を行う。ところが、動画撮影時には、手ぶれ等が原因で多くの符号量が必要となる場合が多い。このような時には粗く量子化するため、ブロックノイズ等が現れ、画質が大きく劣化してしまう。
そこで、従来から、AF評価値に対してスレッショルドの値を設定し、該設定されたスレッショルドに応じて符号化の精度を調節することにより圧縮符号化が破綻しないように制御する撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−219416号公報
しかしながら、特許文献1に記載のビデオカメラ装置では、圧縮符号化が破綻しないように制御するためのスレッショルドの値を設定することが難しかった。また、スレッショルドの値を設定する処理が必要となるので、発生符号量を減少させるための処理が複雑となるという問題点があった。さらに、スレッショルドの値を設定することに失敗すると、発生符号量を減少させるための処理が不安定であるという問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、圧縮符号化が破綻しそうな場合に、簡単にかつ安定して発生符号量を減少させることができるようにすることを目的としている。
本発明の撮像装置は、撮像光学系により結像された被写体像を光電変換して画像信号を出力する撮像手段と、前記画像信号を画像データに信号処理する信号処理手段と、前記信号処理手段によって信号処理された画像データに基づいて前記撮像光学系の合焦状態を示す評価値を取得する評価値取得手段と、前記評価値に応じて前記撮像光学系を移動させて焦点の調節をするよう制御する焦点調節手段と、前記信号処理手段によって信号処理された画像データを圧縮符号化する圧縮符号化手段とを備え、前記評価値取得手段は、前記圧縮符号化手段から出力される圧縮符号量情報に応じて、前記信号処理手段によって信号処理された画像データのRGB成分の比率を変更して前記評価値を取得することを特徴とする。
本発明の撮像システムは前記の撮像装置と、撮像光学系とを有することを特徴とする。
本発明の撮像方法は、撮像光学系により結像された被写体像を光電変換して得られた画像信号を画像データに信号処理する信号処理工程と、前記信号処理工程で信号処理された画像データに基づいて前記撮像光学系の合焦状態を示す評価値を取得する評価値取得工程と、前記評価値に応じて前記撮像光学系を移動させて焦点の調節をするよう制御する焦点調節工程と、前記信号処理工程によって信号処理された画像データを圧縮符号化する圧縮符号化工程とを備え、前記評価値取得工程では、前記圧縮符号化工程により出力される圧縮符号量情報に応じて、前記信号処理工程によって信号処理された画像データのRGB成分の比率を変更して前記評価値を取得することを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記の撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、前記のプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、圧縮符号化が破綻しそうな場合に、簡単にかつ安定して発生符号量を減少させることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の好適な実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の撮像装置の機能構成例を示すブロック図である。
図1において、1はレンズ(フォーカスレンズを含む)であり、2は絞りである。3は撮像素子であり、4はCDS回路及びA/D変換器を含むアナログフロントエンド部(AFEと図示する)である。
5はレンズ1、絞り2及び撮像素子3を駆動する駆動回路であり、6は撮像した画像データから輝度信号や色差信号を生成するカメラ信号処理回路である。7は画像データを記憶する画像メモリであり、8はカメラ信号処理回路6でカメラ信号処理された画像データをフレーム間予測符号化処理するフレーム間予測符号化処理回路である。
9はフレーム間予測符号化処理回路8から送られる符号量情報によりAF評価値を生成するAF評価値生成回路であり、11は撮像装置から取り外し可能な記録媒体である。このAF評価値とはレンズ1を含む撮像光学系の合焦状態を示すものである。10はフレーム間予測符号化処理された画像データを記録媒体11に記録する記録処理回路であり、12は撮像装置全体を制御するシステム制御部である。また、15はシステム制御部12と撮像装置内の各ブロックとの通信を行うバスである。
13はシステム制御部12で実行される制御方法を記載したプログラム、プログラムを実行する際に使用されるパラメータやテーブル等の制御データを記憶しておく不揮発性メモリ(ROM)である。14は不揮発性メモリ13に記憶されたプログラム及び制御データを転送して記憶しておき、システム制御部12が撮像装置を制御する際に使用する揮発性メモリ(RAM)である。
以下、前述のように構成された撮像装置での撮像動作について説明する。撮像動作に先立ち、撮像装置の電源投入時等のシステム制御部12の動作開始時において、不揮発性メモリ13から必要なプログラム、制御データおよび補正データを揮発性メモリ14に転送して記憶しておくものとする。また、これらのプログラムやデータは、システム制御部12が撮像装置を制御する際に使用するものとする。さらに、必要に応じて、追加のプログラムやデータを不揮発性メモリ13から揮発性メモリ14に転送したり、システム制御部12が直接不揮発性メモリ13内のデータを読み出して使用したりするものとする。
まず、システム制御部12から送られる制御信号により、絞り2とレンズ1とを駆動して、適切な明るさに設定された被写体像を撮像素子3上に結像させる。撮像素子3は、システム制御部12により制御される駆動パルスで駆動され、被写体像を光電変換により電気信号に変換してアナログ画像信号として出力する。
撮像素子3から出力されたアナログの画像信号は、システム制御部12により制御される動作パルスにより、AFE4内部のCDS回路でクロック同期性ノイズを除去し、AFE4内部のA/D変換器でデジタル画像信号に変換される。システム制御部12により制御されるカメラ信号処理回路6は、AFE4の出力であるデジタル画像信号から、輝度色差の画像データを生成する。
画像メモリ7は、信号処理中のデジタル画像信号を一時的に記憶したり、信号処理されたデジタル画像信号である画像データを記憶したりするために用いられる。フレーム間予測符号化処理回路8は、信号処理されたデジタル画像信号を圧縮符号化する。フレーム間予測符号化処理回路8によって符号化された画像データは、記録処理回路10において記録媒体11に適したデータ(例えば、階層構造を持つファイルシステムデータ)に変換されて記録媒体11に記録される。また、AF評価値生成回路9はフレーム間予測符号化処理回路8から出力される符号量情報に応じて、AF評価値の演算の仕方を変えるよう制御する。
システム制御部12は、バス15を介して、駆動回路5、カメラ信号処理回路6、フレーム間予測符号化処理回路8、AF評価値生成回路9及び記録処理回路10を制御する。各信号処理回路に必要な制御パラメータや、回路を制御するプログラム等の情報は、システム制御部12に接続された不揮発性メモリ13から読み出される。
次に、図2に、本実施形態におけるカメラ信号処理回路6の構成例を示す。なお、本実施形態では、原色フィルタがベイヤー状に配置された撮像素子を持つ単板撮像装置を例に説明する。
画素ごとに、撮像素子3の色フィルタに対応した色のデジタル画像データ(RAWと表記)がAFE4からカメラ信号処理回路6に入力される。このRAWデータの状態では、各画素位置に対して、RGBいずれかの色フィルタに対応した色の値しか持たない。そのため、同時化処理回路600では、入力されるRAWデータに対して、RGBの画素に分離した後、すべての画素位置でRGBの値を持つように補間演算を行う。
同時化処理回路600で生成されるRGBの画像信号は、YCマトリクス処理回路601において、例えば、以下の数1〜数3に示す演算によって、輝度信号YLと色差信号CR、CBとに変換される。
Figure 0004724637
Figure 0004724637
Figure 0004724637
輪郭補償回路602においては、AFE4から入力されるRAWデータから、Gの画素を分離した後、輝度の高周波成分YHを抽出する処理を行う。また、加算回路603においては、YLとYHとを合成し、Y'としてフレーム間予測符号化処理回路8へ出力する。
図3に、本実施形態におけるフレーム間予測符号化処理回路8の構成例を示す。
図3において、ブロック化回路800は、カメラ信号処理回路6で信号処理された画像データを8×8画素の入力ブロックに分割して、第1の加算器801に出力する。
第1の加算器801は、ブロック化回路800によって分割された入力ブロックと、フレームメモリ809より出力された予測値とを加算して、両者の差として差分画像を直交変換回路802に出力する。そして、直交変換回路802は、この差分画像を直交変換し、直交変換された変換係数を量子化回路803に出力する。
量子化回路803は、直交変換された変換係数をレート設定等で決まるテーブルによって量子化する。そして、量子化された変換係数を逆量子化回路806及びランレングス符号化回路804に出力する。ランレングス符号化回路804は、量子化回路803で量子化された変換係数をランレングス符号化して、多重化回路805に出力する。
多重化回路805は、ランレングス符号化回路804で符号化された結果と動きベクトル検出回路810で検出された動きベクトルとを多重化する。そして、多重化された信号がバッファ811に一時保存され、ある一定のレートで記録処理回路10へ出力される。
一方、逆量子化回路806は、量子化回路803で量子化された変換係数を逆量子化して直交変換係数に戻し、逆直交変換回路807に出力する。逆直交変換回路807は、逆量子化回路806で逆量子化した直交変換係数を逆直交変換し、逆直交変換によって得られた差分画像を第2の加算器808に出力する。
第2の加算器808は、フレームメモリ809から出力された予測値と逆直交変換回路807から出力された差分画像とを加算して、再生画素をフレームメモリ809に出力する。フレームメモリ809は、第2の加算器808から出力された再生画素値から再生画像を生成して保存し、その再生画像を次フレームの予測値として動きベクトル検出回路810に出力する。
動きベクトル検出回路810は、カメラ信号処理回路6で信号処理された画像データとフレームメモリ809から出力された再生画像とから動きベクトルを求め、多重化回路805及びフレームメモリ809へ出力する。また、符号量情報算出回路812は、バッファ811の占有量から換算した符号量情報をAF評価値生成回路9へ出力する。
ここで符号量情報とは、目標符号量に対して発生符号量がどのくらい多いか少ないかについての情報、または、このままだとフレーム間予測符号化が破綻してしまうかどうかという情報である。また、本実施形態では、符号量情報についてはバッファの占有量から換算するようにしているが、量子化する際の量子化係数から換算するなど、符号量の状態がわかればよい。
次に、本実施形態のAF評価値生成回路9の制御動作について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS400において、フレーム間予測符号化処理回路8内部の符号量情報算出回路812から符号量情報を読み出す。
ここで、図5に示すように、画像データの高周波成分と発生符号量とは、高周波成分が少ないと発生符号量も少なくなるという関係にある。すなわち、発生符号量を減らしたい場合には、画像データの高周波成分を減らせばよいということになる。ここで、レンズにはその光学特性によって軸上色収差が存在し、RGB成分単色で見た場合のベストピントのフォーカスレンズの位置は、図6に示すように、わずかにずれる。
一般的なAF動作では、Gの高周波成分のピーク位置が人の目にはベストピントとなることから、例えば、Rg:Gg:Bg=0.25:0.5:0.25のようにGの比率を高くしてAF評価値を生成している。また、輝度信号はGの比率が高いため、AF評価値がGの高周波成分のピーク位置に近ければ近いほど、映像信号に高周波成分が多くなり、発生符号量が増加する。
そこで、ステップS401において、図7(a)に示すように符号量に応じてRg、Gg、Bgのゲインを設定する。次に、ステップS402において、カメラ信号処理回路6内部の同時化処理回路600から、色成分信号RGBをそれぞれ読み出す。そして、ステップS403において、例えば、以下の数4に示す演算によって、輝度信号YAFを生成する。
Figure 0004724637
次に、ステップS404において、高周波成分を取り出し、ステップS405において、高周波成分を積算する。次に、ステップS406において、高周波成分の積算が完了したかどうかを判断する。この判断の結果、完了していなかったら、ステップS402へ戻る。一方、ステップS406の判断の結果、積算が完了であれば、ステップS407において、AF評価値として積算した値をシステム制御部12へ出力する。
以上、説明したように、符号量情報に応じてAF評価値制御の際のRGBゲインを変え、AF評価値のピーク位置をベストピークから安定してずらすことにより、入力画像をぼかし、発生符号量を減少させることができる。また、ずれる範囲は軸上色収差の範囲なので、ずらし過ぎて大きくぼやけることはない。なお、Rg、Gg、Bgは、AF評価値生成回路9内にテーブルとして持っていたり、演算したりしてもよい。また、具体的な数値はこれに限るものではなく、外部から制御できるものであってもよい。
(第2の実施形態)
次に、図7〜図10を参照しながら、本実施形態について説明する。
図8は本実施形態における撮像装置のブロック図である。また、図9に本実施形態におけるカメラ信号処理回路6のブロック図である。
本実施形態は、第1の実施形態と略同様であって、同一部材には同一番号を付しており、重複する構成の説明は省略する。第1の実施形態と異なっている点は、カメラ信号処理回路6に色相検出回路604が含まれている点である。色相検出回路604は、被写体の色相を検出し、色相に応じた制御信号COLをAF評価値生成回路9へ出力する。そして、制御信号COLとフレーム間予測符号化処理回路8内部の符号量情報算出回路812とを用いてAF評価値生成回路9の制御方法を変える。
図9において、色相検出回路604は、YCマトリクス処理回路601からの色差信号CB、CRを用いて、例えば以下の数5に示す演算によって被写体の色相θを算出する。
Figure 0004724637
また、色相θが以下のようなとき、制御信号COLを以下の数6に示すように出力する。
Figure 0004724637
また、πは円周率を表す。すなわち、制御信号COLが「1」の場合は被写体が比較的赤いものであることを示し、制御信号COLが「0」の場合は被写体が比較的青いものであることを示す。
次に、本実施形態におけるAF評価値生成回路9の制御動作について、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS900において、フレーム間予測符号化処理回路8内部の符号量情報算出回路812から、符号量情報を読み出す。
次に、ステップS901において、カメラ信号処理回路6内部の色相検出回路604から被写体の色相に応じた制御信号COLを読み出す。そして、読み出した制御信号COLが「0」であるか「1」であるかを判断する。この判断の結果、制御信号COLが「0」であったならば、ステップS902において、RGBゲインを図7(a)に示すようにRgの比率が高くなるように設定する。一方、ステップS901の判断の結果、制御信号COLが「1」であったならば、ステップS903において、RGBゲインを図7(b)に示すようにBgの比率が高くなるように設定する。
例えば、制御信号COLが「0」、すなわち、被写体が青いものであったならば、画像データは、Bの高周波成分を多く有する。ここで、AF評価値のBの比率を高めてしまうと、高周波成分を効率よく減少させることができないため、発生符号量を効率よく減少させることができない。そこで、RGBゲインのRgの比率を高くし、AF評価値のRの比率を高くすることによって、AF評価値のピークをRの方向へずらし、画像データの高周波成分を効率よく減少させる。これにより、発生符号量を効率よく減少させることができる。
次に、ステップS904において、カメラ信号処理回路6内部の同時化処理回路600から、色成分信号RGBをそれぞれ読み出す。そして、ステップS905において、例えば数4に示した演算によって、輝度信号YAFを生成する。
次に、ステップS906において、高周波成分を取り出し、ステップS907において、高周波成分を積算する。また、ステップS908において、高周波成分の積算が完了であるか否かを判断する。この判断の結果、積算が完了していなかったらステップS904へ戻る。一方、ステップS908の判断の結果、積算が完了であれば、ステップS909において、AF評価値として積算した値をシステム制御部12へ出力する。
以上、説明したように、本実施形態においては、色相検出回路604を用いて検出した色相から被写体が比較的青いか、比較的赤いかを判断するようにしたので、RGB比率を変えても発生符号量を効率よく減少できない状態を防ぐことができる。
(第3の実施形態)
次に、図11を参照しながら、本実施形態について説明する。
本実施形態は、第2の実施形態と略同様であって、同一部材には同一番号を付しており、重複する構成の説明は省略する。異なっている点は、カメラ信号処理回路6の色相検出回路604から、色相に応じた制御信号COLだけではなく、色相θも出力し、圧縮符号量情報、制御信号COL及び色相θに応じて、AF評価値生成回路9の評価値生成方法を変える点である。
図11に、本実施形態におけるAF評価値生成回路9の評価値生成方法のフローチャートを示す。
まず、ステップS1100において、フレーム間予測符号化処理回路8内部の符号量情報算出回路812から符号量情報を読み出す。
次に、ステップS1101において、カメラ信号処理回路6内部の色相検出回路604から、制御信号COLと色相θとから成る色相情報を読み出す。そして、読み出した制御信号COLが「0」であるか「1」であるかを判断する。この判断の結果、制御信号COLが「0」であったならば、ステップS1102へ進み、RGBゲインを図7(a)に示すようにRgの比率が高くなるように設定する。また、ステップS1101の判断の結果、制御信号COLが「1」であったならば、ステップS1103へ進み、RGBゲインを図7(b)に示すように、Bgの比率が高くなるように設定する。
次に、ステップS1104において、輝度信号の計算に必要な係数α、β、γを図12に示すようにそれぞれ設定する。例えば、被写体がマゼンタの場合は、赤と青の高周波成分を多く有する。この場合に発生符号量を減らすために、高周波成分が少ないGのピーク位置にAF評価値を合わせる。そこで、α=0、β=1、γ=0として、AF評価値内のGの比率を高めることによって、高周波成分が少ないGのピーク位置にAF評価値を合わせる。
次に、ステップS1105へ進み、カメラ信号処理回路6内部の同時化処理回路600から、色成分をそれぞれ読み出す。そして、ステップS1106において、例えば、以下の数7に示す演算によって、輝度信号YAFを生成する。
Figure 0004724637
次に、ステップS1107において、高周波成分を取り出し、ステップS1108において、高周波成分を積算する。次に、ステップS1109において、高周波成分の積算が完了したか否かを判断する。この判断の結果、完了していなかったならば、ステップS1105へ戻る。一方、ステップS1109の判断の結果、積算が完了であれば、ステップS1110において、AF評価値として積算した値をシステム制御部12へ出力する。
以上、説明したように、制御信号COLと色相θとを用いることにより、それぞれの色相に適したAF評価値を生成できるようになる。これにより効果的にAF評価値のピーク位置をベストピークから安定してずらすことができ、入力画像を効果的にぼかし、発生符号量を減少させることができる。
また、ずれる範囲は軸上色収差の範囲なので、ずらし過ぎて大きくぼやけることはない。なお、α、β、γは、AF評価値制御回路内にテーブルとして持っていたり、演算したりしてもよい。また、具体的な数値はこれに限るものではなく、外部から制御できるものであってもよい。
(第4の実施形態)
次に、図13〜図15を参照しながら、本実施形態について説明する。
図13は、本実施形態における撮像装置のブロック図である。また、図14は、本実施形態におけるカメラ信号処理回路6のブロック図である。
本実施形態は第3の実施形態と略同様であって、同一部材には同一番号を付しており、重複する構成の説明は省略する。異なっている点は、カメラ信号処理回路6に色抑圧回路605が含まれており、AF評価値生成回路9から評価値生成情報Tを入力する点である。
図14において、色抑圧回路605は、YCマトリクス処理回路601から色差信号CBと色差信号CR、AF評価値生成回路9からAF評価値生成情報、及び輪郭補償回路602から輝度信号の高周波成分YHを入力する。そして、これらを用いて、AF評価値のRGB比率を変えた際に、輝度のエッジ周辺に発生する色にじみを、システム制御部12から読み出したCRg、CBgを用いて、例えば、以下の数8及び数9に示す演算によって抑圧する。
Figure 0004724637
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本実施形態における色抑圧回路605の制御動作について図15に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS1400において、輪郭補償回路602から、輝度信号の高周波成分YHを読み出す。次に、ステップS1401において、着目画素が高輝度部周辺か否かを判断する。この判断の結果、高輝度部周辺であったならば、色抑圧処理を行うため、ステップS1402に進む。一方、ステップS1401の判断の結果、高輝度部周辺でなければ、ステップS1406へ進む。
ステップS1402において、AF評価値生成回路9からAF評価値生成情報を読み出す。次に、ステップS1403において、AF評価値生成情報からRGBゲイン設定情報を読み出し、RGBゲインの設定がどのようになっているかを判別する。ここで、RGBゲイン設定情報は、第2の実施形態の図7に示したように、色相から設定されたRGBゲイン比率をどのように設定するかという情報を指す。
この判別の結果、RGBゲイン設定がRgの比率が高くなるように設定されていた場合は、AF評価値のピークはRのピーク方向へずれるため、Bがぼけて入力され、高輝度部周辺ではBの色にじみが発生する。そこで、ステップS1404へ進み、CBの抑圧ゲインであるCBgを0に設定し、高輝度部周辺に発生するBの色にじみを抑圧するように設定する。
一方、ステップS1403の判別の結果、RGBゲイン設定がBgの比率が高くなるように設定されていた場合は、AF評価値のピークがBのピーク方向へずれるために、Rがぼけて入力され、高輝度部周辺ではRの色にじみが発生する。そこで、ステップS1405へ進み、CRの抑圧ゲインであるCRgを0に設定し、高輝度部周辺に発生するRの色にじみを抑圧するように設定する。ここで、CBg、CRgは0に設定したが、外部から抑圧を制御してもよい。
次に、ステップS1406において、設定されたCBg、CRgを用いて演算を行い、処理を終了する。本実施形態では、高輝度部周辺に発生する色にじみを抑圧した。一方、同時化処理回路600から入力された色成分信号RGBの高周波成分やYCマトリクス回路601から入力された色差信号CB、CRの高周波成分を抽出して、色の境界で発生する色にじみを抑圧するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、色抑圧回路605を用いることによって、AF評価値のRGB比率を変えた場合に高輝度部周辺に発生する色にじみを抑圧することができる。
(本発明に係る他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における撮像装置を構成する各手段、並びに撮像方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図4、10、11、15に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるカメラ信号処理回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるフレーム間予測符号化処理回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるAF評価値生成回路の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において、画像データの高周波成分と発生符号量との関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、高周波成分とフォーカスレンズの位置との関係を示す図である。 本発明の第1の実施形態において、発生符号量とRg、Gg、Bgのゲイン量との関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態における撮像装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるカメラ信号処理回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるAF評価値生成回路の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるAF評価地生成回路の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態において、色相とα、β、γとの関係を示す図である。 本発明の第4の実施形態における撮像装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるカメラ信号処理回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるAF評価値生成回路の処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 レンズ
2 絞り
3 撮像素子
4 AFE
5 駆動回路
6 カメラ信号処理回路
7 画像メモリ
8 フレーム間予測符号化処理回路
9 AF評価値生成回路
10 記録処理回路
11 記録媒体
12 システム制御部
13 不揮発性メモリ(ROM)
14 揮発性メモリ(RAM)
15 バス
600 同時化処理回路
601 YCマトリクス処理回路
602 輪郭補償回路
603 加算回路
604 色相検出回路
605 色抑圧回路
800 ブロック化回路
801 第1の加算器
802 直交変換回路
803 量子化回路
804 ランレングス符号化回路
805 多重化回路
806 逆量子化回路
807 逆直交変換回路
808 第2の加算器
809 フレームメモリ
810 動きベクトル検出回路
811 バッファ
812 符号量情報算出回路

Claims (8)

  1. 撮像光学系により結像された被写体像を光電変換して画像信号を出力する撮像手段と、
    前記画像信号を画像データに信号処理する信号処理手段と、
    前記信号処理手段によって信号処理された画像データに基づいて前記撮像光学系の合焦状態を示す評価値を取得する評価値取得手段と、
    前記評価値に応じて前記撮像光学系を移動させて焦点の調節をするよう制御する焦点調節手段と、
    前記信号処理手段によって信号処理された画像データを圧縮符号化する圧縮符号化手段とを備え、
    前記評価値取得手段は、前記圧縮符号化手段から出力される圧縮符号量情報に応じて、前記信号処理手段によって信号処理された画像データのRGB成分の比率を変更して前記評価値を取得することを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体の色情報を検出する色情報検出手段を有し、
    前記評価値取得手段は、前記色情報検出手段によって検出された色情報と前記圧縮符号量情報とに応じて、前記RGB成分の比率を変更して前記評価値を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記評価値取得手段は、前記圧縮符号化手段から出力される圧縮符号量情報に応じて、前記信号処理手段によって信号処理された画像データのRGB成分のうち、RまたはBの比率を高くして前記評価値を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記信号処理手段は、前記画像データの色信号を抑圧する色抑圧手段と、前記画像データの輝度の高周波成分を抽出する抽出手段とを有し、前記色抑圧手段は、前記評価値取得手段によって取得された評価値における情報と前記抽出手段によって抽出された輝度の高周波成分とに基づいて色信号を抑圧することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    撮像光学系とを有することを特徴とする撮像システム。
  6. 撮像光学系により結像された被写体像を光電変換して得られた画像信号を画像データに信号処理する信号処理工程と、
    前記信号処理工程で信号処理された画像データに基づいて前記撮像光学系の合焦状態を示す評価値を取得する評価値取得工程と、
    前記評価値に応じて前記撮像光学系を移動させて焦点の調節をするよう制御する焦点調節工程と、
    前記信号処理工程によって信号処理された画像データを圧縮符号化する圧縮符号化工程とを備え、
    前記評価値取得工程では、前記圧縮符号化工程により出力される圧縮符号量情報に応じて、前記信号処理工程によって信号処理された画像データのRGB成分の比率を変更して前記評価値を取得することを特徴とする撮像方法。
  7. 請求項6に記載の撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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