JP4710457B2 - デュアルバンドアンテナ、及び、その構成方法 - Google Patents
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Description
この公知発明のアンテナは、デュアルバンドの片方の電波にλ/4で共振するアンテナ素子と、他方の電波にλ/4で共振するアンテナ素子とを形成し、それぞれのアンテナ素子の開放端を励振器の特定2箇所に静電容量結合するものであって、この公知発明が出願された当時においては画期的な先端技術としてアンテナ産業の発達に寄与した功績が多大であった。
無線LAN用のアンテナ仕様として電子機器メーカーからアンテナ技術界に対する要望を整理すると、
(a)一層の小型化。例えば長さ35ミリメートル以下、高さ6ミリメートル以下。
(b)無線LANに使用するため、2.4GHzと、5GHzとのデュアル特性。
(c)5GHz近傍における広い同調周波数帯域。
(d)基板材料による誘電体損失の防止。
(e)設置場所の制約解消(換言すれば、超薄型化)。
さらに、アンテナメーカーの立場から、(f)製造コストが低廉であること、および、(g)製品の性能修正(ないし性能調節)を簡単に行ない得ることが望ましい。
α)2.4GHzと、5GHzとのデュアル特性を有し、
β)5GHz付近で広い同調周波数帯域を有し、
γ)超小形薄形であって、
δ)誘電体損失を防止すること(基板を使用しないこと)も可能であり、
ε)製造コストが低廉で、
ζ)製品の性能修正を簡単に行ない得る、
新規な構成のデュアルバンドアンテナを提供しようとするものである。
ただし、この直交座標軸X−Zは、地球を基準とするものではなく、アンテナの使用状態を限定しない。
図5(A)は、公知の逆F形アンテナの模式図である。
グランド1から+Z方向に立ち上がり部2aが延出し、その先端から+X方向に水平部2bが伸びている。
立ち上がり部2aの接地点Eはインピーダンスがゼロであり、水平部2bの先端はインピーダンス無限大である。両者の中間のインピーダンス50Ωの箇所に給電点Sが設定されている。
次に、上記電波の第3高調波を共振させると、1点鎖線3fで示したように、周波数3fの定在波が形成される。
これは、周波数の比が1対3のデユアルバンドアンテナであって、本発明が目的としている1対2のデユアルバンド特性は得られない。(注)無線LANに使用される2.4GHzと5GHzとの周波数比は、約1対2である。
図5(A)に1点鎖線で示した3fの定在波(電流値)がゼロの箇所は、すなわち電圧値最大の箇所である。この部分にローディングを付与すると高調波の周波数が減少する。すなわち、3fから2fに近づく。
このようにして、図5(B)に示した改良逆F形アンテナのように、周波数fと2fとに共振(同調)させることができる。
上記の改良に伴って、基本波fが若干変化するが、設計的に修正可能である。
前記のローディングを付与するとは、線状アンテナであれば局部的に径を太くし、短冊状アンテナであれば局部的に幅を広くし、又は、局部的にグランド1に対して静電容量を持たせることをいう。
そこで本発明者らは、この改良形アンテナについて、更に改良すべく鋭意工夫研究を続けた。
本発明を完成させる研究経過の途中における「試案の変形逆F形アンテナ」を図5(C)に示す。
(B)において給電点Sから+X方向に伸びていた線条アンテナ素子が、(C)においては不等辺コの字形に折り曲げられている。
上記の折り曲げは、ローディング部の両端部で為されている。その結果、(B)図において水平であったローディング部2cが、(C)図では垂直ローディング部4cになっている。
前記不等辺コの字形の+X方向の端部を点線4eのように−Z方向に折り下げて、その先端をグランド1に対向させて静電容量を持たせると、X軸方向の長さがいっそう短縮される。
しかしながら、電気的な作動がほとんど変化していないので、5GHz付近における同調周波数帯域が狭い。
上記逆L形無給電素子5は、周波数2f(具体的には5GHz)の電波に対してλ/4で共振するアンテナエレメントであって、 その一端をグランド1に接地するとともに、
接地部と反対側の開放端が、前記の垂直ローディング部4cに対して電磁界結合Cされている。
上記垂直ローディング部は、定在波の電圧値が最大の箇所であったことを御想起願う。
この(D)図の構成によれば、周波数2f(具体的には5GHz)の電波に対して、逆L形無給電素子5が広い周波数帯域で同調する。
前記逆L形無給電素子5は、必ずしも逆L字形に限定されない。要するに、「デュアル同調性能の内で、高い側の周波数の電波に対してλ/4で共振するアンテナエレメント」であればよい。従って、これをメアンダー形の無給電素子で構成するなどの応用例が考えられる。
直交座標X−Zを想定するとともに、それぞれの座標軸に+−の方向を設定し、
グランド1から+Z方向に延出する立ち上がり部4aと、
上記立ち上がり部4aの先端に連結されて+X方向に伸びる短水平部4bと、
上記短水平部4bに接続されて+Z方向に伸びる垂直ローディング部4cと、
上記垂直ローディング部4cに接続されて−X方向に伸びる長水平部4dと、
を具備しており、
かつ、一端をグランド1に接地され、周波数約2fで共振する無給電素子5の他端(開放端)が、前記の垂直ローディング部4cに対向離間して電磁界結合されていることを特徴とする。
ただし、前記の座標軸X,Zや、該座標軸の+,−、並びに「水平」,「垂直」の語句は、説明を分かり易くするために用いた便宜上のものであって、地球を基準とする姿勢を限定するものではない。
前記のグランド1、立ち上がり部4a、短水平部4b、垂直ローディング部4c、長水平部4d、及び無給電素子5が、金属板から打ち抜いて一体に形成された板金製の部材であって、
グランド1を支持することによって、これに連結された立ち上がり部4a、短水平部4b、垂直ローディング部4c、長水平部4d、及び無給電素子5が、固体の誘電体を介在させることなく自立し得ることを特徴とする。
前記の一体に形成された板金製の連結部材に、同軸ケーブル6が接続されて1個のアッセンブリ部品を構成していることを特徴とする。
前記の周波数約2fで共振する無給電素子(5)が、X軸方向の辺とZ軸方向の辺とから成るL字形の部材であることを特徴とする。
前記長水平部4dの−X方向の端が、−Z方向に屈曲して折り下げ部4eを形成し、その−Z方向端がグランド1に対向していることを特徴とする。
前記無給電素子5と垂直ローディング部4)との電磁界結合部が、臨界結合しており、又は、臨界結合状態よりも若干密に結合していることを特徴とする。
逆F形アンテナを改良して、GHz帯の電波を送受信するデュアルバンドアンテナを構成する方法において、
イ.デュアルバンドの低い方の周波数をfとし、高い方の周波数を約2fとして、
ロ.直交座標X−Zを想定するとともに、座標軸の方向に+−を設定し、
ハ.グランド1から+Z方向に延出する立ち上がり部2aと、該立ち上がり部の先端から+X方向に伸びる水平部2bと、該水平部2bの途中に設定された給電点Sを設けたF形アンテナを母体とし、
ニ.上記水平部2bを不等辺コの字形に折り曲げることにより、立ち上がり部4aの先端に連結されて−X方向に伸びる短水平部4bと、上記短水平部4bの先端に連結された垂直部4cと、該垂直部4cの先端から+X方向に伸びる長水平部4dとを構成するとともに、
ホ.前記垂直部4cにローディングを付与して垂直ローディング部4cとし、
ヘ.かつ、一端をグランド1に接地された、「周波数約2fの電波に対して共振する無給電素子5」の開放端を「前記長水平部4dと逆L形無給電素子5との接続部」近傍に対向させて電磁界結合せしめることにより、
α.低い方の周波数fの電波を送受信するときは、不等辺コの字形に折り曲げた逆F形アンテナ部分を、λ/4逆F形アンテナとして作用せしめ、
β.高い方の周波数約2fの電波を送受信するときは、前記無給電素子(5)をλ/4アンテナとして作用せしめることを特徴とする。
しかも、従来技術に係るアンテナ(例えば逆F形アンテナ)に比して著しく小型に構成することができる。
すなわち、請求項1の発明に係るデュアルバンドアンテナは、基板上の導通パターンとして製作することもでき、板金加工によって製作することもでき、いずれの場合も小型、広帯域の優れた効果を奏する。しかし、基板の導通パターンとして製作する場合、誘電体損失を軽減するには高価な材質の基板(例えばテフロン(登録商標)基板など)を用いなければならない。
この点、本請求項2の発明を併用すると、基板を用いないので誘電体損失を生じる虞れが無い。
これにより無線機器メーカーは、専門工場で製作された高品質のアンテナアッセンブリの供給を受けて、これを迅速容易に組み込むことができる。
このようにして、アンテナ産業の分業性が確立され、IT産業の総合的な発達に寄与するところ多大である。
すなわち、請求項1における無給電素子は、周波数約2fの電波に対してλ/4で共振することが必要条件であって、真っすぐな線条アンテナ素子として構成することもでき、ソレノイド形に構成することもでき、メアンダー形に構成することもできる。しかし、本請求項4を適用して逆L字形に構成すると、線条アンテナ素子よりも小型であり、ソレノイド素子よりも薄型であり、メアンダー素子よりも自立性(板金構成した場合の剛性)が大きくて、実用的価値が高い。
その上、従来技術に係るアンテナ装置よりも著しく小型軽量に構成することができる。
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図である。
(A)、(B)、(C)の各図それぞれに異なる座標軸を付記してあることに御留意を願う。
このアンテナ装置は、任意所望の姿勢で使用に供することができるものであって、本質的に上下,左右の区別は無い。しかし、説明の便宜上、図面に付記したように直交3軸X,Y,Zを想定する。
なお、説明の便宜上、X軸とZ軸とに+−の方向性を指定する。Y軸については、特に方向性を指定する必要が無い。
上記座標軸は、後掲の図2、図3にも共通している。ただし、X軸、Z軸の+−を逆転させて構成しても本発明の技術的範囲から逃避することはできない。(注)これらの図1〜図3を、前掲の図5に比較すると、座標軸は同じであるが、アンテナエレメントの形状は左右反対(鏡像対称)になっている。
全体的にL形鋼に類似した形状(ただし、遥かに小さい)をしている。
符号1を付して示したのはグランドであって、無線機器のグランド板に接続し易いように取り付け孔1aが穿たれている。
(B正面図)に表されているように、グランド1から+Z方向に数種類のアンテナ素子が一体に連設されている。
グランド1から+Z方向に立ち上がり部4aが延出している。
上記立ち上がり部4aの先端(図において上端)から、+Z方向に短水平部4bが伸びている。
該短水平部の先端(図において右端)から+Z方向に、幅広の垂直ローディング部4cが連設されている。
上記垂直ローディング部の先端(図において上端)から−X方向に長水平部4dが伸びており、その先端が下方に屈曲して折り下げ部4eを形成している。
この実施形態に係るデュアルバンドアンテナのVSWR(電圧定在波比)を図4に示した。
2.4GHzと5GHzとに明白なデュアルバンド特性が現れており、かつ、5GHz付近において広帯域性が認められる。
このように、5GHz付近で広い同調周波数帯域が得られた理由は、スタガー理論によると次の通りである。
すなわち、変形逆Fアンテナとλ/4アンテナ素子(逆L形無給電素子5)との、二つの共振状態が合成(静電容量結合)されて広帯域の同調特性が現出されたものと考えられる。
一般に、二つの同調回路を容量結合させ、又は誘導結合させたとき、結合が疎であると単峰性の同調特性を示し、結合が密であると双峰性の同調特性を示す。そして両者の中間の状態では、峰の頂上が平らになって、いわば高原性の同調特性を示す。この状態は臨界結合と呼ばれる。
本発明のデュアルバンドアンテナにおいては、逆L形無給電素子5と垂直ローディング部4cとを、臨界状態ならしめ、又は臨界状態よりも若干密に結合させておくことが望ましい。
臨界状態を超えて結合を密にすると、同調曲線の頂上の平らな部分が垂れ下がる形になって双峰性の同調曲線に近づくとともに、同調周波数帯域はいっそう広くなる。
本発明の請求項6において『臨界状態よりも密に結合する』とは、際限無く密ならしめる意ではなく、『同調曲線の垂れ下がり部分が送受信に耐え得る範囲内で密に結合する』
ことをいう。
大量生産されたアンテナ装置の特性を高精度で微妙に調節することは、従来技術の逆F形アンテナでは極めて困難であったが、本発明においては迅速かつ容易に行なうことができる。
読図の便を図って変形した事項は、主として次の通りである。
イ.実形よりも板厚を拡大し、ロ.実形よりもZ方向の寸法を拡大し、かつ、
ハ.グランド1と立ち上がり部4aとの折り曲げ部、及び、グランド1と逆L形無給電素子5との折り曲げ部に丸みを付してある。
さらに、板金製の部材であるから、先に述べた結合の粗密を調節し易い。また、板金製であるから、工業的生産に適し、均一品質の製品を大量に製作できる。
その上、グランド1が板金製であるから、取付け相手の機器に対して、容易にかつ強固に装着することができる。
図示を省略したが、前記同軸ケーブル6の多端には同軸ソケットが接続してあり、図外の高周波回路の出力端に対して迅速容易に接続することができる。
本図3のように1個のアッセンブリ部品として構成すると、市場流通性を生じて、アンテナ産業の分業化を支援し、総合的にIT産業の発達に寄与する。
1a…取り付け孔
2a…立ち上がり部
2b…水平部
2c…ローディング部
3…高周波回路
4a…立ち上がり部
4b…短水平部
4c…垂直ローディング部
4d…長水平部
4e…折り下げ部
5…逆L形無給電素子
6…同軸ケーブル
C…電磁界結合
E…接地
H…グランドを除いた機械的な長さ寸法
L…グランドを除いた機械的な高さ寸法
S…給電点
X…アンテナ素子の長さ方向の座標軸
Y…アンテナ素子の厚み方向の座標軸
Z…アンテナ素子の高さ方向の座標軸
Claims (7)
- GHz帯における周波数fの電波と、周波数約2fの電波とを送受信するデュアルバンドアンテナにおいて、
直交座標X−Zを想定するとともに、それぞれの座標軸に+−の方向を設定し、
グランド(1)から+Z方向に延出する立ち上がり部(4a)と、
上記立ち上がり部(4a)の先端に連結されて+X方向に伸びる短水平部(4b)と、
上記短水平部(4b)に接続されて+Z方向に伸びる垂直ローディング部(4c)と、
上記垂直ローディング部(4c)に接続されて−X方向に伸びる長水平部(4d)と、
を具備しており、
かつ、一端をグランド(1)に接地されて、周波数約2fで共振する無給電素子(5)の開放端が、前記垂直ローディング部(4c)に対向して電磁界結合されていることを特徴とする、デュアルバンドアンテナ。 - 前記のグランド(1)、立ち上がり部(4a)、短水平部(4b)、垂直ローディング部(4c)、長水平部(4d)、及び無給電素子(5)が、金属板から打ち抜いて形成されており、
グランド(1)を支持することによって、これに連結された立ち上がり部(4a)、短水平部(4b)、垂直ローディング部(4c)、長水平部(4d)、及び無給電素子(5)が、固体の誘電体を介在させることなく自立し得ることを特徴とする、請求項1に記載したデュアルバンドアンテナ。 - 前記の一体に形成された板金製の連結部材に、同軸ケーブル(6)が接続されて1個のアッセンブリ部品を構成していることを特徴とする、請求項2に記載したデュアルバンドアンテナ。
- 前記の周波数約2fで共振する無給電素子(5)が、X軸方向の辺とZ軸方向の辺とから成るL字形の部材であることを特徴とする、請求項1ないし請求項3の何れかに記載したデュアルバンドアンテナ。
- 前記長水平部(4d)の−X方向の端が、−Z方向に屈曲して折り下げ部(4e)を形成し、その−Z方向端がグランド(1)に対向していることを特徴とする、請求項1ないし請求項4の何れかに記載したデュアルバンドアンテナ。
- 前記無給電素子(5)と垂直ローディング部(4c)との電磁界結合部が、臨界結合しており、又は、臨界結合状態よりも密に結合していることを特徴とする、請求項1ないし請求項5の何れかに記載したデュアルバンドアンテナ。
- 逆F形アンテナを改良して、GHz帯の電波を送受信するデュアルバンドアンテナを構成する方法において、
イ.デュアルバンドの低い方の周波数をfとし、高い方の周波数を約2fとして、
ロ.直交座標X−Zを想定するとともに、座標軸の方向に+−を設定し、
ハ.グランド(1)から+Z方向に延出する立ち上がり部(2a)と、該立ち上がり部の先端から+X方向に伸びる水平部(2b)と、該水平部(2b)の途中に設定された給電点(S)を設けたF形アンテナを母体とし、
ニ.上記水平部(2b)を不等辺コの字形に折り曲げて、立ち上がり部(4a)の先端に連結されて−X方向に伸びる短水平部(4b)と、該短水平部(4b)の先端に連結された垂直部(4c)と、該垂直部(4c)の先端から+X方向に伸びる長水平部(4d)とを構成するとともに、
ホ.前記の垂直部(4c)に電気的ローディングを付与して垂直ローディング部(4c)とし、
ヘ.かつ、一端をグランド(1)に接地された、「周波数約2fの電波に対して共振する無給電素子(5)」の開放端を「前記長水平部(4d)と逆L形無給電素子(5)との接続部」近傍に対向させて電磁界結合せしめることにより、
α.デュアルの内で低い方の周波数fの電波を送受信するときは、不等辺コの字形に折り曲げた逆F形アンテナ部分を、λ/4逆F形アンテナとして同調作用せしめ、
β.デュアルの内で高い方の周波数約2fの電波を送受信するときは、前記の無給電素子(5)をλ/4アンテナとして同調作用せしめることを特徴とする、デュアルバンドアンテナの構成方法。
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