JP4709270B2 - ムービングベッド式揮発性有機物質連続濃縮システム及び連続濃縮方法 - Google Patents
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Description
このような従来の濃縮装置は、円筒形ローターに吸着剤が入っており、吸着、脱着、冷却領域に区分されている。
一つのローターが回転することによって、常温で吸着領域に吸着された部分が脱着領域に移動しながら高温の空気によって脱着され、連続的な回転によって冷却領域で常温の空気を通過させて冷却させ、再び吸着領域に回転されるなど、連続的なローターの回転によって吸着及び脱着が繰り返されている。
しかし、一つのローターに対して吸着、脱着及び冷却が行われるため、脱着及び冷却区間の領域と区分なしに同一な厚さになっていて、脱着と冷却領域に比べ吸着領域の厚さが厚くなっていない。
従って、脱着及び冷却領域に比べ吸着領域の厚さが厚くなく、また単一のローターだけを通過するため、吸着性能が低下され、また脱着区間では吸着された大半の揮発性有機物質が脱着されなければならないため、十分な脱着時間を確保するためにローターの回転速度を遅くしなければならないため、全体のサイクル周期が遅延されるという問題があり、このような情況によって吸着ローターの大きさが全体的に大きくなって、装置設置費用及び運営費用が増加するなどの問題点がある。
特に、吸着ヘッドラインと脱着―冷却ヘッドラインとの間にモジュールチャンバーおよびゲートを具備して、各チャンバーの相互間でモジュールが移動される過程中に揮発性有機物質、キャリアガス及び冷却空気などが他の区域のチャンバーに漏れないようにして、揮発性有機物質に対する吸着過程が連続して遂行されるムービングヘッド式揮発性有機物質連続濃縮システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、揮発性有機物質を吸着過程及び脱着過程を経て濃縮するように具備される揮発性有機物質連続濃縮装置において、
揮発性有機物質を吸着するモジュールが内在されるムービングベッドチャンバー(B)を具備し、
前記ムービングベッドチャンバー(B)の一側に、揮発性有機物質が供給されて前記モジュールに吸着させるようにする吸着ベッドライン(25)を具備し、
前記ムービングベッドチャンバー(B)の他側に、モジュールに吸着された揮発性有機物質を脱着させる脱着過程と、脱着過程を経たモジュールを冷却させる冷却過程とを進行する脱着-冷却ベッドライン(26)を具備し、
前記ムービングベッドチャンバー(B)の吸着ベッドライン(25)が、揮発性有機物質をモジュールに吸着させる吸着過程を進行する吸着チャンバーからなり、
前記脱着-冷却ベッドライン(26)が、脱着過程を進行させる脱着チャンバー(2’)と、冷却過程を進行させる冷却チャンバー(1’)とからなり、
前記吸着チャンバーと脱着チャンバー(2’)との間に、吸着チャンバーから移動したモジュールを脱着チャンバーに移動するまで位置させるモジュールチャンバー(8’)を具備し、
前記冷却チャンバー(1’)と吸着チャンバーの間に、冷却チャンバーから移動したモジュールを吸着チャンバーに移動するまで位置させるモジュールチャンバー(9’)を具備し、
前記ムービングベッドチャンバー(B)の吸着ベッドライン(25)とモジュールチャンバー(8’)との間にゲート(10)を具備し、
前記モジュールチャンバー(8’)と脱着チャンバー(2’)との間にゲート(11)を具備し、
前記脱着チャンバー(2’)と冷却チャンバー(1’)との間にゲート(14、15)を具備し、
前記冷却チャンバー(1’)とモジュールチャンバー(9’)との間にゲート(12)を具備し、
前記モジュールチャンバー(9’)と吸着ベッドライン(25)との間にゲート(13)を具備していることにより、前述した目的を達成するものである。
特に、各チャンバーおよびゲートを前述したように具備することにより、各チャンバーの相互間で飽和状態に至ったモジュールが移動される過程中に揮発性有機物質、キャリアガス及び冷却空気などが他の区域のチャンバーに漏れないという効果がある。
ここで、本発明の好ましい実施例では、多数の吸着チャンバーを構成し、各吸着チャンバー内でモジュールによって揮発性有機物質を吸着させると共に、アクチュエーター(19)によってモジュールを移動するように構成しているのが特徴である。 従って、モジュールによって揮発性有機物質の吸着過程が行われると同時に、連続してモジュールを移動できるので、その他の工程を循環サイクルにして連続作動が可能となっている。
さらに、図面の実施例のように、四角形形状に形成することもできる。
もちろん、その他の多様な形態の平面形状を有するように形成することもできる。
より好ましくは、平面図の形状が四角形状に形成される場合は、揮発性有機物質を含む気体の流れが容易で、脱臭過程及び冷却過程がより容易に進行される。
このために、鉤の形態にして作動されることもでき、吸着板または磁力を利用して作動させるように構成することもできるなど、多様な方法で作動させるように構成することができる。
このようなモジュール(22)は本発明のムービングベッドチャンバー(B)に適用されるように最適化したもので、図2のように、前記モジュールの内部に揮発性有機物質を吸着する吸着剤(24)が内在し、前記モジュールは、内部に内在する吸着剤(24)を包むフレーム(23)が外体をなすように構成されるのが好ましい。
特に、前記フレーム(23)は、揮発性有機物質を供給して排出する側方向に開放され、前記ムービングベッドチャンバー(B)に対して前記吸着ベッドライン(25)の側方向に塞がるように形成されるもので、モジュール(22)が吸着チャンバー(3’)からモジュールチャンバー(8’)及び脱着チャンバー(2’)に移動中、ムービングベッドチャンバー(B)に対して吸着ベッドライン(25)の側方向が塞がっているため、吸着ベッドライン(25)に供給される揮発性有機物質が漏れなくなる。
また、このようなモジュール(22)は、ムービングベッドチャンバー(B)の各チャンバー内部の形状に対応する形状に形成するが、四角い箱体形状にモジュール(22)のフレーム(23)を形成するように具備することもできる。
つまり、図1、図9及び図10のように、揮発性有機物質が吸着過程及び脱着過程を経て濃縮する揮発性有機物質連続濃縮方法を単位モジュールの移動経路にしてみると、まず、揮発性有機物質が吸着される吸着ベッドライン(25)及び吸着された揮発性有機物質が脱着される脱着-冷却ベッドライン(26)とでなるチャンバー内に、揮発性有機物質を吸着するモジュールを位置させる吸着準備段階(S01)が遂行される。
また、本発明による連続濃縮システム(A)の各部材が作動されるように設置された状態で各部材のセンサー値が入力され、正常作動準備可否が判別される。
この時のムービングベッドチャンバー(B)は、図3のように、吸着ベッドライン(25)の各吸着チャンバー(3’、4’、5’、6’、7’)内に複数のモジュール(3、4、5、6、7)が内在された状態で吸着作動をする。
つまり、本発明の連続濃縮装置(A)は、揮発性有機物質の含まれたガスの高度濃縮が可能なことが特徴で、排出される高濃度の揮発性有機物質の含まれたガスは、揮発性有機物質の脱着のための熱風発生エネルギー源、有機溶剤を回収するための原料、燃料電池を駆動するための改質機での水素生産のための原料、ガスエンジンを駆動するための原料などに多様に使用されることができる。
このような各ベッドラインには多数のモジュール(22)が位置し、これらのモジュール(22)は、フレーム(23)の内部に吸着剤(24)を具備し、移動が可能に構成されている。
移動手段としては、エアーシリンダー、油圧シリンダー、サーボモーターなどのアクチュエーターで構成されることができる。
このような移動手段であるアクチュエーターの駆動は、PLC(Programmable controller)によって制御されて作動するように構成されることができる。
このように揮発性有機物質の含まれたガスがモジュール(3)ないしモジュール(7)を通過しながら、各モジュール(22)に揮発性有機物質が吸着される。
このように、脱着された揮発性有機物質は高濃度のガスで排出され、火災危険性を避けるために、キャリアガスとして非活性ガスを使用することもできる。
そして、脱着過程を経たモジュール(22)は、冷却モードで運転される冷却チャンバー(1’)に移動され、冷却チャンバー(1’)に位置するモジュール(1)を冷却送風機(33)によって冷却する。
つまり、図3ないし図6のように、各モジュール(22)は、吸着過程、脱着過程、冷却過程に循環される連続濃縮サイクルを繰り返すように構成されている。
このように、モジュール(3)の吸着剤が飽和状態に到達して吸着性能を消失した時、モジュールの移動が始まる。
このように、単一モジュール(22)にすると、吸着剤の長さが短くて圧力損失が少なく発生し、脱着過程で小風量の高温脱着空気を送って濃縮比を高めることができる。
そして、吸着ベッドライン(25)で揮発性有機物質が流入される入口側のチャンバー(3’)にあるモジュール(3)が移動することによって、全体モジュールが順次的に移動するが、PLC制御によって迅速に行われるので、運転中モジュール(22)の移動時間が占める比率が大変低く、結局、吸着性能が向上する。
また、脱着過程及び冷却過程のモジュールも、各々単一のチャンバー及び単一のモジュールにする実施例を示しているが、これに限定されるものではなく、複数のチャンバーまたは複数のモジュールに構成することもできる。
ここで、高度濃縮が行われるので、前述したように火災の危険性があって、キャリアガスに非活性ガスを使用するのが好ましい。
熱源供給管(47)によって熱源が供給される熱交換器(46)で加熱されたキャリアガスである窒素が、脱着送風機(32)を介して脱着チャンバー(2’)にあるモジュール(2)に供給される。
従って、脱着されて濃縮された揮発性有機物質の含まれたガスは、バッファタンク(40)を経て凝縮機(41)に送られる。
以後、冷却塔(42)から供給される冷水を利用する凝縮機(41)で冷却されて凝縮された揮発性有機物質の含まれたガスが、有機溶剤回収タンク(43)に回収され、非凝縮ガスである窒素は、熱交換器(46)に送られて加熱され再循環される。
この時、運転中若干の損失が発生したら、窒素タンク(45)から補充する。
入力されたスケジュールによってモジュールが移動して、脱着モードにあったモジュール(2)は冷却モードであるチャンバー(1’)に移動する。
モジュールが移動する前に、熱い脱着空気のライン上にある三方バルブ(35)がバッファタンク(40)に方向転換され、この時バルブ(49)が開き、バルブ(48)が閉まることになり、冷却空気三方バルブ(36)は外部への排気状態に転換される。
移動が終わると、三方バルブ(35、36)が元の正常位置に転換され、バルブ(48)は開きバルブ(49)は閉まる。
モジュールの移動時に濃縮された揮発性有機物質の含まれたガスの流れが瞬間的に停止するが、凝縮機(41)を稼動するのに全く支障を来たさない。
モジュールの移動時にも揮発性有機物質の含まれたガスが正常的に送風機(30)を介して供給され、吸着ライン出口(31)に排出されてシステムが正常的に運転される。
つまり、熱風によって濃縮されて脱着された揮発性有機物質の含まれたガスは、バッファタンク(40)を経てバーナー(51)によって燃焼室(50)で燃焼され、生成された熱い燃焼排ガスは、熱交換器(46)で熱を伝達して外部に排出される。
ここで脱着されたガスは揮発性有機物質の濃度が高いので、自体燃焼が可能である。
そして、バッファタンク(40)は、モジュール移動時脱着された揮発性有機物質の供給量変化が激しいので、これを緩和させる役割をする。
脱着モードにあったモジュール(2)が冷却モードの冷却チャンバー(1’)に移動するとき、ゲート(14、15)が開かなければならないので、熱い脱着空気ライン上にある三方バルブ(35)が外部排気に転換され、バルブ(48)は閉まる。
この時、燃焼室(50)へのガス供給が一時的に中断されるので、バルブ(48)が閉まる期間中は、エルピージーバルブ(53)を作動させ、エルピージータンク(52)のガスを燃焼室(50)に供給し、燃焼用空気ファン(54)を稼動させ、モジュール(22)の移動が終わるとバルブ(48)を開き、エルピージー供給を徐々に中断させるように構成することができる。
モジュール移動時も揮発性有機物質を含んだガスが正常的に送風機(30)を介して供給されて吸着ライン出口(31)に排出され、システムが正常的に運転される。
つまり、吸着ベッドライン(25)の揮発性有機物質が入ってくる入口に位置したモジュールの吸着剤が活性的領域を脱する時点にモジュールの移動が始まるが、その一実施例の順序は図3ないし図6のとおりである。
ムービングベッド式揮発性有機物質連続濃縮装置(A)は、モジュール(3)からモジュール(7)の位置する吸着チャンバー(3’、4’、5’、6’、7’)で構成された吸着ベッドライン(25);モジュール(2)とモジュール(1)の位置する脱着チャンバー(2’)及び冷却チャンバー(1’)とで構成された脱着-冷却ベッドライン(26)などから構成されている。
つまり、吸着ベッドライン(25)の5つのチャンバー(3’、4’、5’、6’、7’)にはモジュール(3、4、5、6、7)が満たされている。
吸着ベッドライン(25)の入口側チャンバー(3’)に位置したモジュール(3)が吸着過程によって飽和状態になると、脱着過程のためにゲート(10、12)が開く。
吸着チャンバー(3’)に位置していたモジュール(3)は、モジュールチャンバー(8’)に移動することになり、モジュール(1)は、モジュールチャンバー(9’)に移動した後、ゲート(10、12)が再度閉まり、図4のような状態になる。
また、モジュール(22)の形状が、図2のように横にフレームによって塞がっており、真ん中に吸着剤が位置しており、唯一、送風機(30)側の方向から吸着ライン出口(31)側の方向にのみガスが流れることができ、よってモジュール(22)のフレーム(23)によって吸着ベッドライン(25)から脱着-冷却ベッドライン(26)にガスが流れないように遮断される。
従って、モジュールの移動時も、処理すべき揮発性有機物質を含んだガスは連続的に吸着チャンバー(3’)に入り、吸着チャンバー(7’)を介して排出されるので、吸着ベッドライン(25)で、モジュール(3)が吸着チャンバー(3’)から除去された状態でも、モジュール(4、5、6、7)によって揮発性有機物質に対する吸着作用が継続される。
この過程で、熱い脱着用空気と冷却用空気が脱着-冷却ベッドライン(26)の空いた空間でお互い出会う可能性があるので、これを防止するために、前述したようにモジュール(2)移動期間中、脱着用空気が三方バルブ(35)によって外部に方向が転換されるように構成することができる。
この過程で、ゲート(10、12)が閉まっているので、吸着ベッドライン(25)に供給される揮発性有機物質は脱着-冷却ベッドライン(26)に入ることができない。
つまり、各チャンバーに位置する各モジュールは、アクチュエーターによって移動することができる。
このようなアクチュエーターは、サーボモーターなどのモーターを介して作動させることができ、また、油圧シリンダーまたは空圧シリンダーによって作動させるように構成することもできる。
特にアクチュエーターが通常の油圧シリンダーまたは空圧シリンダーで構成される場合の作動例をみると、吸着チャンバー(3’)のモジュール(3)と冷却チャンバー(1’)のモジュール(1)の移動を始めるためにゲート(10、12)が開く。
以後、アクチュエーター(16)によってモジュール(3)がモジュールチャンバー(8’)に移動され、アクチュエーター(18)によってモジュール(1)がモジュールチャンバー(9’)に移動することになる。
そして、ゲート(10、12)が閉まると、図4のような状態になる。
以後、ゲート(11、13)が閉まり、結果は図6のとおりになる。
B ・・・ ムービングベッドチャンバー
1、2、3、4、5、6、7、22 ・・・ モジュール
1’ ・・・ 冷却チャンバー
2’ ・・・ 脱着チャンバー
3’、4’、5’、6’、7’ ・・・ 吸着チャンバー
8’、9’ ・・・ モジュールチャンバー
10、11、12、13、14、15 ・・・ ゲート
16、17、18、19、20、21 ・・・ アクチュエーター
23 ・・・ フレーム
24 ・・・ 吸着剤
25 ・・・ 吸着ベッドライン
26 ・・・ 脱着-冷却ベッドライン
30 ・・・ 送風機
31 ・・・ 吸着ライン出口
32 ・・・ 脱着送風機
33 ・・・ 冷却送風機
34 ・・・ 冷却排出口
35、36 ・・・ 三方バルブ
40 ・・・ バッファタンク
41 ・・・ 凝縮器
42 ・・・ 冷却塔
43 ・・・ 有機溶剤回収タンク
45 ・・・ 窒素タンク
46 ・・・ 熱交換器
47 ・・・ 熱源供給管
48、49 ・・・ バルブ
50 ・・・ 燃焼室
51 ・・・ バーナー
52 ・・・ エルピージータンク
53 ・・・ エルピージーバルブ
54 ・・・ 燃焼用空気ファン
Claims (3)
- 揮発性有機物質を吸着過程及び脱着過程を経て濃縮するように具備される揮発性有機物質連続濃縮装置において、
揮発性有機物質を吸着するモジュールが内在されるムービングベッドチャンバー(B)を具備し、
前記ムービングベッドチャンバー(B)が、一側に、揮発性有機物質が供給されて前記モジュールに吸着させるようにする吸着ベッドライン(25)を具備し、
前記ムービングベッドチャンバー(B)の他側に、モジュールに吸着された揮発性有機物質を脱着させる脱着過程と、脱着過程を経たモジュールを冷却させる冷却過程とを進行する脱着-冷却ベッドライン(26)を具備し、
前記ムービングベッドチャンバー(B)の吸着ベッドライン(25)が、揮発性有機物質をモジュールに吸着させる吸着過程を進行する吸着チャンバーからなり、
前記脱着-冷却ベッドライン(26)が、脱着過程を進行させる脱着チャンバー(2’)と、冷却過程を進行させる冷却チャンバー(1’)とからなり、
前記吸着チャンバーと脱着チャンバー(2’)との間に、吸着チャンバーから移動したモジュールを脱着チャンバーに移動するまで位置させるモジュールチャンバー(8’)を具備し、
前記冷却チャンバー(1’)と吸着チャンバーの間に、冷却チャンバーから移動したモジュールを吸着チャンバーに移動するまで位置させるモジュールチャンバー(9’)を具備し、
前記ムービングベッドチャンバー(B)の吸着ベッドライン(25)とモジュールチャンバー(8’)との間にゲート(10)を具備し、
前記モジュールチャンバー(8’)と脱着チャンバー(2’)との間にゲート(11)を具備し、
前記脱着チャンバー(2’)と冷却チャンバー(1’)との間にゲート(14、15)を具備し、
前記冷却チャンバー(1’)とモジュールチャンバー(9’)との間にゲート(12)を具備し、
前記モジュールチャンバー(9’)と吸着ベッドライン(25)との間にゲート(13)を具備していることを特徴とするムービングベッド式揮発性有機物質連続濃縮システム。 - 前記ムービングベッドチャンバー(B)の吸着ベッドライン(25)及び前記脱着-冷却ベッドライン(26)を循環しながら移動する前記モジュールによって揮発性有機物質の吸着過程と脱着過程が連続されるように構成し、
前記吸着ベッドライン(25)に揮発性有機物質を供給する送風機(30)が具備され、
前記モジュール内に吸着された揮発性有機物質を脱着するために、前記脱着-冷却ベッドライン(26)にキャリアガスを供給する脱着送風機(32)が具備され、
前記脱着-冷却ベッドライン(26)で、キャリアガスに濃縮されて脱着される脱着ガスを凝縮器(41)に送り、冷却塔(42)に循環される冷媒によって揮発性有機物質を有機溶剤に凝縮して有機溶剤回収タンク(43)に回収し、
前記凝縮器(41)内のキャリアガスを再循環させて熱交換器(46)に供給して加熱した後、再び前記脱着送風機(32)によって循環させていることを特徴とする請求項1に記載のムービングベッド式揮発性有機物質連続濃縮システム。 - 前記ムービングベッドチャンバー(B)の吸着ベッドライン(25)及び前記脱着-冷却ベッドライン(26)を循環しながら移動する前記モジュールによって揮発性有機物質の吸着過程と脱着過程が連続されるように構成し、
前記吸着ベッドライン(25)に揮発性有機物質を供給する送風機(30)が具備され、
前記モジュール内に吸着された揮発性有機物質を脱着するために、前記脱着-冷却ベッドライン(26)にキャリアガスを供給する脱着送風機(32)が具備され、
前記脱着-冷却ベッドライン(26)で、キャリアガスに濃縮されて脱着される脱着ガスを、バッファタンク(40)を経て燃焼室(50)のガスバーナー(51)で燃焼させた後、高温の燃焼排ガスで熱交換器(46)で脱着用キャリアガスを加熱し、
前記脱着-冷却ベッドライン(26)の冷却チャンバー(1’)内のモジュールを冷却する冷却送風機(33)から冷却空気を供給し、冷却後、冷却空気を熱交換器(46)で加熱して脱着用熱風に利用し、
前記モジュールの移動で脱着ガスの供給が中断される期間中、前記燃焼室(50)にエルピージータンク(52)内のエルピージーガスを供給して、燃焼作用が連続されるようにすることを特徴とする請求項1に記載のムービングベッド式揮発性有機物質連続濃縮システム。
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