JP4775145B2 - 同期モータ制御装置 - Google Patents
同期モータ制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4775145B2 JP4775145B2 JP2006184724A JP2006184724A JP4775145B2 JP 4775145 B2 JP4775145 B2 JP 4775145B2 JP 2006184724 A JP2006184724 A JP 2006184724A JP 2006184724 A JP2006184724 A JP 2006184724A JP 4775145 B2 JP4775145 B2 JP 4775145B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- command value
- axis current
- synchronous motor
- voltage
- current command
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 title claims description 59
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 104
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 48
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 23
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 230000004044 response Effects 0.000 description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 7
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
(全体説明)
図1は、第1実施形態のモータ制御装置のブロック回路図である。このモータ制御装置は車両に搭載された同期モータの制御に用いられる。1は同期モータ制御装置、2は車両に搭載された埋め込み磁石型の三相同期モータ、3はモータ回転位置検出装置、4は直流電源、5はU相電流センサ、6はW相電流センサである。
次に、この実施形態の特徴をなす第1d軸電流補正部18について更に詳しく説明する。
第2実施形態を図2に示すブロック回路図を参照して説明する。図2は、図1に示す第1実施形態において、トルク推定部20とq軸電流補正部21と減算器22と加算器23とを追加した点が異なっているため、これら変更部分だけを以下に説明する。
第3実施形態を図3に示すブロック回路図を参照して説明する。図3は、図2に示す第2実施形態において、変調率算出部24、変調率制限部25、第2d軸電流補正部26及び加算器27を追加した点が異なっているため、これら変更部分だけを以下に説明する。なお、これら変調率算出部24、変調率制限部25、第2d軸電流補正部26は本発明で言う第2d軸電流補正部を構成している。
上記した第3実施形態の制御動作を図4に示すフローチャートを参照して更に具体的に説明する。
なお、図4では変調率をステップS102及びS104にて算出したが、算出タイミングはこれに限定されず自由である。
第4実施形態を図5、図6に示すフローチャートを参照して以下に説明する。図5はトルク指令値Tsに基づいて電圧指令値を算出する通常のモータ制御ルーチンであり、図6は電源電圧低下率及びトルク指令値Tsの増加率に基づいてこのモータ制御ルーチン(図5)の演算周期を変更するモータ制御周期(電圧指令値算出周期)変更のためのルーチンである。
なお、ステップS304〜S308の代わりに、算出した電源電圧低下率及びトルク指令値増加率のうち大きな方に負相関を有して演算周期T1を変更してもよい。すなわち、直前の所定期間における電源電圧Vbの低下率、及び、直前の所定期間におけるトルク指令値Tsの増加率に応じて上記演算周期T1の長さを設定してもよい。
第5実施形態を図5、図7に示すフローチャートを参照して以下に説明する。図5については既述したので説明を省略する。図7はたとえば第1実施形態で説明したd軸電流指令値Id’などの電流指令値の補正ルーチンであり、この実施形態では図5のモータ制御ルーチンに定期的に割り込んで実行される割り込みルーチンとされる。なお、この実施形態では、図7に示す電流指令値補正ルーチンの実行周期T2は演算周期T2にて実行される。演算周期T2は演算周期T1の約20%に設定されるが、後述の電源電圧低下率又はトルク指令値増加率が大きい場合に演算周期T2を更に短縮し、電源電圧低下率又はトルク指令値増加率が小さい場合に演算周期T2を更に延長することも可能である。
上記実施形態では、ステップS406〜S408にて第1d軸電流補正量ΔId’だけを補正したが、これらのステップにて第2実施形態又は第3実施形態にて説明した第2d軸電流補正量ΔId”の加算や、q軸電流指令値Iq’へのq軸電流補正量ΔIqの加算を行ってもよい。
2 三相同期モータ
3 モータ回転位置検出装置
4 直流電源
5 相電流センサ
6 相電流センサ
11 電流指令部
12 電流制御部
13 相変換部
14 信号発生部
15 電流検出部
16 相変換部
17 三相インバータ
18 第1d軸電流補正部
19 加算器
20 トルク推定部
21 q軸電流補正部
22 減算器
23 加算器
23’ 加算器
24 変調率算出部
25 変調率制限部
26 第2d軸電流補正部
27 加算器
Claims (12)
- 電流ベクトル指令値を構成するq軸電流指令値Iq’及びd軸電流指令値Id’をトルク指令値Tsに基づいて算出する電流指令値算出部と、
前記d軸電流指令値Id’及びq軸電流指令値Iq’に基づいて車両用の同期モータへ印加すべき電圧としての電圧指令値を算出する電圧指令値算出部と、
直流の電源電圧が印加されるとともに前記電圧指令値に相当する相電圧を形成して前記同期モータに印加するインバータと、
を備える同期モータ制御装置において、
所定のサンプリング期間内における前記電源電圧の低下量に正相関を有する大きさの第1d軸電流補正量ΔId’を算出するとともに、前記第1d軸電流補正量ΔId’を前記d軸電流指令値Id’に負方向へ実質的に加算する補正を行う第1d軸電流補正部を有し、
前記電圧指令値算出部は、前記q軸電流指令値Iq’と、前記補正されたd軸電流指令値Id’とに基づいて前記電圧指令値を算出することを特徴とする同期モータ制御装置。 - 請求項1記載の同期モータ制御装置において、
前記第1d軸電流補正部は、
前記電源電圧の低下量ΔVに所定定数kを掛けた大きさの前記第1d軸電流補正量ΔId’を算出して前記d軸電流指令値Id’に加算することにより、前記d軸電流指令値Id’を補正する同期モータ制御装置。 - 請求項1記載の同期モータ制御装置において、
前記補正されたd軸電流指令値Id’と前記q軸電流指令値Iq’とに基づいて前記補正されたd軸電流指令値Id’及び前記q軸電流指令値Iq’に対応するトルクであるトルク推定値Tdを算出するトルク推定部と、
前記トルク指令値Tsと前記トルク推定値Tdとの間の偏差に基づいて前記偏差を低減する向きへ前記q軸電流指令値Iq’を補正するq軸電流補正部を有する同期モータ制御装置。 - 請求項1乃至3のいずれか記載の同期モータ制御装置において、
前記電圧指令値が前記インバータの出力可能最大電圧を上回ったかどうかを判定するとともに、上回った場合に前記電圧指令値及び前記電源電圧に基づいて第2d軸電流補正量ΔId”を算出し、前記第2d軸電流補正量ΔId”を前記d軸電流指令値Id’に負方向へ実質的に加算する補正を行う第2d軸電流補正部を有する同期モータ制御装置。 - 請求項1乃至4のいずれか記載の同期モータ制御装置において、
前記電流指令値算出部は、
前記トルク指令値Tsを実現する最小振幅の前記電流ベクトル指令値を構成する前記q軸電流指令値Iq’及び前記d軸電流指令値Id’を算出する同期モータ制御装置。 - 請求項1乃至5のいずれか記載の同期モータ制御装置において、
前記q軸電流補正部は、
前記補正されたd軸電流指令値Id’と前記q軸電流検出値Iqとトルクとの間の予め記憶する関係に前記補正されたd軸電流指令値Id’と前記q軸電流検出値Iqとを代入して前記トルク推定値Tdを求める同期モータ制御装置。 - 請求項4記載の同期モータ制御装置において、
前記第2d軸電流補正部は、
変調率を計算するとともに、予め1より大きく設定された所定の変調率しきい値を前記変調率が上回る場合に、前記第2d軸電流補正量ΔId”を前記d軸電流指令値Id’に追加する同期モータ制御装置。 - 請求項1乃至7のいずれか記載の同期モータ制御装置において、
前記所定のサンプリング期間は、前記電圧指令値の算出周期よりも長く、かつ、前記d軸電流が流れる回路の時定数よりも短く設定される同期モータ制御装置。 - 請求項8記載の同期モータ制御装置において、
前記所定のサンプリング期間内における電源電圧の低下量は、前記所定のサンプリング期間内における変調率の変化量とされる同期モータ制御装置。 - 請求項8又は9記載の同期モータ制御装置において、
前記所定のサンプリング期間は、前記電圧指令値の算出周期のn(nは1以上20以下の整数)倍に設定される同期モータ制御装置。 - 電流ベクトル指令値を構成するq軸電流指令値Iq’及びd軸電流指令値Id’をトルク指令値Tsに基づいて算出する電流指令値算出部と、
前記d軸電流指令値Id’及びq軸電流指令値Iq’に基づいて車両用の同期モータへ印加すべき電圧としての電圧指令値を算出する電圧指令値算出部と、
直流の電源電圧が印加されるとともに前記電圧指令値に相当する相電圧を形成して前記同期モータに印加するインバータと、
を備える同期モータ制御装置において、
直前の所定期間における前記電源電圧の低下率又は前記トルク指令値Tsの増加率を実質的に算出するとともに、算出したこれらの率の少なくとも一方が大きい場合にそれが小さい場合よりも前記電流指令値算出部及び電圧指令値算出部の算出周期を短縮する算出周期変更部を有することを特徴とする同期モータ制御装置。 - 電流ベクトル指令値を構成するq軸電流指令値Iq’及びd軸電流指令値Id’をトルク指令値Tsに基づいて算出する電流指令値算出部と、
前記d軸電流指令値Id’及びq軸電流指令値Iq’に基づいて車両用の同期モータへ印加すべき電圧としての電圧指令値を算出する電圧指令値算出部と、
直流の電源電圧が印加されるとともに前記電圧指令値に相当する相電圧を形成して前記同期モータに印加するインバータと、
を備える同期モータ制御装置において、
直前の所定期間における前記電源電圧の低下率又は前記トルク指令値Tsの増加率を実質的に算出するとともに、算出したこれら率の少なくとも一方に正相関を有してトルク増大方向に電流ベクトルを補正する電流指令値補正部を有し、
前記電流指令値補正部の演算周期は、前記電流指令値算出部及び電圧指令値算出部の算出周期よりも短く設定されていることを特徴とする同期モータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184724A JP4775145B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 同期モータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006184724A JP4775145B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 同期モータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008017577A JP2008017577A (ja) | 2008-01-24 |
JP4775145B2 true JP4775145B2 (ja) | 2011-09-21 |
Family
ID=39074076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006184724A Expired - Fee Related JP4775145B2 (ja) | 2006-07-04 | 2006-07-04 | 同期モータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4775145B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009261041A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Hitachi Ltd | 同期モータおよび同期モータの制御方法 |
JP5751455B2 (ja) | 2013-03-04 | 2015-07-22 | 株式会社デンソー | 回転電機制御装置 |
JP6391438B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2018-09-19 | スマック株式会社 | モータ制御装置 |
KR102639853B1 (ko) * | 2021-10-07 | 2024-02-22 | 한국자동차연구원 | 모터 제어 방법 및 그 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3396440B2 (ja) * | 1999-02-08 | 2003-04-14 | 株式会社日立製作所 | 同期電動機の制御装置 |
JP4042278B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2008-02-06 | 株式会社明電舎 | 同期電動機の制御方式 |
JP2005083683A (ja) * | 2003-09-10 | 2005-03-31 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | 冷蔵庫及びその運転制御方法 |
-
2006
- 2006-07-04 JP JP2006184724A patent/JP4775145B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008017577A (ja) | 2008-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5550672B2 (ja) | モータ制御装置 | |
US7728541B2 (en) | Electric motor drive control method and apparatus | |
JP5549384B2 (ja) | 電動機の制御装置および電動機制御システム | |
JP4715576B2 (ja) | 電動駆動制御装置及び電動駆動制御方法 | |
JP2007159368A (ja) | モータ駆動システムの制御装置 | |
JP2003199389A (ja) | モータの制御装置及びその制御方法 | |
JP3674741B2 (ja) | 永久磁石同期電動機の制御装置 | |
JP4462207B2 (ja) | 電動駆動制御装置及び電動駆動制御方法 | |
JPH1127997A (ja) | モータの制御装置及び制御方法 | |
JP2006129632A (ja) | 電動機駆動装置 | |
JP2001197769A (ja) | 同期モータの脱調を判定する装置および方法 | |
JP5136839B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP6396869B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP2006141095A (ja) | 永久磁石型同期モータを駆動制御する装置 | |
WO2018139298A1 (ja) | 交流電動機の制御装置 | |
JP2005210814A (ja) | モータ制御装置 | |
JP4775145B2 (ja) | 同期モータ制御装置 | |
JP4522273B2 (ja) | モータ制御装置及びこれを有するモータ駆動システム | |
JP2010268599A (ja) | 永久磁石モータの制御装置 | |
JP7385538B2 (ja) | 電力変換装置、温度推定方法及びプログラム | |
JP2019050684A (ja) | パワーステアリング装置の制御装置 | |
JP3920213B2 (ja) | 電動駆動制御装置、電動駆動制御方法及びそのプログラム | |
JP7529463B2 (ja) | 電力変換装置、電力変換方法及びプログラム | |
JP6493135B2 (ja) | 車載用電動圧縮機 | |
JP6354523B2 (ja) | 電動機の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080820 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110531 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110613 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4775145 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |